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webページの作成
1. webページの記述
webページは,HTML(Hyper Text Markup Language)を使って記述します.HTML
は,テキストファイルです.したがって,メモ帳などを使って入力することができます.H
TMLは,タグをテキストの中に埋め込んでいくことによって,webページを記述します.
しかし,このタグは,非常に多くの種類とオプションがあり,初心者にとって決してわか
りやすいとは言えません.webページを記述する方法は,大きく2つあります.一つは,
メモ帳などのテキストエディタを使ってタグを入力する方法です.もう一つは,webペ
ージを記述するための専用のエディタを使う方法です.
教育システムのMS-WORD には,文章をHTML形式に変換できる機能がありま
す.これを使えば,MS-WORDで作成した文章は自動的にHTML形式に変換できます.
ただし,MS-WORDのすべての機能が HTML に変換できるわけではありません.
授業では,MS-WORDを使ってwebページを作成し,WWWサーバへ登録する
までの手段を学びます.
(注意)
MS-WORDで作成したwebページは,インターネットエクスプローラで表示する
場合,ほぼ忠実に再現できます.しかし,他のブラウザで表示する場合は,忠実に表
示されないことがあります.
HTMLの機能
HTMLへ自動
的に変換
(一部の機能)
MS-WORDの機能
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2. MS-WORDを使ったwebページの作成手順
(注意)
WWWサーバへwebページを登録することは,テレビの世界に例えると,放送局を所
有し運営することに相当します.他人にとって有益な情報を提供できるよう,注意する
ようにしましょう.
教育システムのWWWサーバ
web.term.usmc.dendai.ac.jp
②WWWサーバへ登録
フォルダ名 public_html
ファイル名 index.htm
① webページの作成
MS-WORDを使って各
自のwebページを以下のフ
ォルダに作成する.
フォルダ名 public_html
ファイル名 index.htm パソコン
パソコン
パソコン
③ブラウザによる閲覧
他の人がブラウザを使って表示できるようになる.
パソコン
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3. パソコン側のフォルダの作成
教育システムにwebページを登録するためのフォルダの名前は,public_htmlに
なります.さらに,トップページを示すファイル名は,index.htmです.これらの名前
は,webページを登録するサーバによって異なります.
webページの作成はパソコン上で行い,できあがったものをWWWサーバへ登録
します.WWWへの登録作業が容易になるように,あらかじめHドライブにフォルダを
作成しておきます.
(1) 「スタート」「コンピュータ」の順にクリックします.
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(2) 「H:」を右クリックし,「新規作成」「フォルダ」の順にクリックします.
(3) フォルダの名前は,public_htmlです.キーボードの入力モードを半角英数に切
り替えた後,入力してください.
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4. webページの作成
(1) [スタート],[すべてのプログラム],[Microsoft Office 2013],[Word 2013]の順
にクリックし,[白紙の文書]をクリックします.
(2) 文字を使った,短い文章のwebページを作成してみましょう.
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5. webページの保存
(1) [ファイル][名前を付けて保存][コンピュータ][H:]の順にクリックします.
(2) Hドライブをダブルクリックした後,[public_html]をクリックし,ファイルの種類は
[Web ページ]を選択します.
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(3) ファイル名は,半角英数字で[index]と入力し,[保存]をクリックします.
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6. WWWサーバへの登録
完成したwebページは,WWWサーバへ登録することによって,他の人から見える
ようになります.webページの登録は,FFFTPを使います.
(1) [スタート][すべてのプログラム][FFFTP][FFFTP]の順にクリックします.
(2) ホスト一覧で[web]をクリックし,[接続]をクリックします.
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(3) 総合メディアセンターの共通パスワードを入力し,「OK」をクリックします.
(4) しばらくすると,FFFTPのウインドウが表示されます.左側がパソコン側,右側が
WWWサーバ側になります.左側のHドライブをクリックします.
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(5) webページを格納してある,public_htmlをドラッグ&ドロップし,WWWサーバ
へ登録します.
(6) 転送が完了すると,右側のウインドウにフォルダpublic_htmlが表示されます.
以上で,転送が完了です.FFFTPを終了します.
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(注意)
WWWサーバへの転送は,パソコン上のwebページの更新毎に行う必要がありま
す.2回目以降の転送では,WWWサーバ上にフォルダが存在するため,以下の表
示が出ます.「以降全て」をクリックしてください.
7. webページの閲覧
登録したwebページは,ブラウザ(インターネットエクスプローラ)で閲覧できます.
ブラウザのアドレス欄に http://web.term.usmc.dendai.ac.jp/~13ne999/のように入力し,
Enterキーを押します.先ほど登録したwebページが表示されます.学籍番号
(13ne999)の部分を変更すれば,他の人のwebページを閲覧できます.
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以後,WWWサーバへ転送した後は,ブラウザの「 新の情報に更新」ボタンを押
してください.
8. 補足
(1) リンクの設定
東京電機大学へリンクを設定してみましょう.webページの適当な場所に,「東京
電機大学」の文字を入力します.この文字をマウスでドラッグした後,[ハイパーリンク]
をクリックします.
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ハイパーリンクの挿入が表示されたら,アドレスの欄にhttp://www.dendai.
ac.jp/と半角で入力します. 後に「OK」をクリックすると,リンクが設定できます.
文字が青くなり下線がつきます.この文字にマウスが移動すると,指の形に変わり
ます.リンクは文字だけでなく,画像などにも設定できます.
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(2) 画像の表示
webページで使用する画像は,あらかじめ,Hドライブに作成したpublic_htmlに
入れておく必要があります.webページで表示可能な画像は,jpg(ジェイペグ),gif
(ジフ),png(ピング)の形式になります.「挿入」「画像」の順にクリックします.
Hドライブのpublic_htmlのフォルダの中から,組み込みたい図を選び,「挿入」を
クリックします.
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図が組み込まれます.
(3) 背景の表示
[デザイン][ページの色][塗りつぶし効果]の順にクリックします.好みの組み合わ
せを選びます.
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(4) 連絡先の表示
後に,ホームページに関する問い合わせを行えるようにしておく必要があります.
一般的には,ホームページ作成者のメールのアドレスを記述します.リンクの設定と
同様に,メールのアドレスの文字列を選択し,[挿入],[ハイパーリンク]の順にクリッ
クします.
ハイパーリンクの挿入が表示されたら,[電子メールアドレス]をクリックし,アドレス
の欄に [email protected] と半角で入力します. 後に「OK」をクリックすると,
リンクが設定できます.
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WWW サーバへ転送し,ブラウザで仕上がりを確認します.