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IBM Integration Bus V9 第1章 ハイライト 2 内容 IBM Integration Bus(IIB)製品概要 IIB V9.0 ハイライト コンポーネント名の変更 ワークロード・マネージメント Web UIによる管理機能の強化 グローバル・キャッシュ機能の拡張 ビジネス・ルール .NETサポートの拡張 BPMとの連携 サービス・ディスカバリー XMLデータ分析 サポート・プラットフォームとマイグレーション IIBのエディション

IBM Integration Bus V9public.dhe.ibm.com/software/dw/jp/websphere/esb/ib9_ws/...IBM Integration Bus V9 第1章ハイライト 2 内容 IBM Integration Bus(IIB)製品概要 IIB V9.0

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  • IBM Integration Bus V9

    第1章 ハイライト

    2

    内容

    IBM Integration Bus(IIB)製品概要IIB V9.0 ハイライト

    コンポーネント名の変更

    ワークロード・マネージメント

    Web UIによる管理機能の強化グローバル・キャッシュ機能の拡張

    ビジネス・ルール

    .NETサポートの拡張BPMとの連携サービス・ディスカバリー

    XMLデータ分析サポート・プラットフォームとマイグレーション

    IIBのエディション

  • 3

    IBM Integration Bus(IIB)製品概要

    4

    IBM Integration Bus製品情報

    製品発表

    2013/04/23

    プログラム・ライセンスが別途必要なものDecisionService ノードの利用 :IBM Decision Server または IBM Decision Server Rules Edition for Integration Bus のライセンスが必要

    出荷

    ダウンロード : 2013/06/28 (z/OS版は除く)メディア・パック : 2013/07/05

    ライセンス

    mqsimodeコマンドで段階的な稼動モードの移行が可能(z/OS版は除く)

    発表レター:JP13-0158 IBM Integration Bus V9.0 は、統合ソリューション内でのインテリジェントな処理や運用管理を可能にする主要な機能拡張を提供します

    http://www-01.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?htmlfid=760/JAJPJP13-0158&infotype=AN&subtype=CA&appname=wwwsearch

    分散プラットフォームの稼動モード 説明

    developer 開発者用。性能が1メッセージ/秒に限定される。無料

    Express 1実行グループ、機能制限あり

    Standard 1実行グループ、機能制限なし

    scale 複数実行グループ、機能制限あり。WESBライセンスから乗り換え可。

    Advanced フルライセンスAdapter 2実行グループ、アダプターのみ利用可能

    NEW!NEW!

  • 5

    IBM Integration Bus: 製品の位置づけ

    IBMによる戦略的なインテグレーション・テクノロジー.NETやJava, ホスト、ERP等、異種混合環境における統合を完全にサポートする、単一のソリューションDataPower はIBMの統合ゲートウェイとして位置付けられ、今後も進化を続けます

    Edge

    IntegrationGateway

    (DataPower)

    WebSphere Message Brokerユーザーにとっては単純なバージョンアップWMBの技術基盤に対して、ESBのユースケースを取り込みながら積極的に機能強化ポリシー基づくワークロード管理, BPM統合, ビジネス・ルールや.NET関連の機能の追加

    WebSphere Enterprise Service Busのユースケースをカバーする方向に進化WESB の機能は徐々に IBM Integration Busに追加WESBの開発物をIIB上で稼働させるための変換ツールを提供WESB は市場に残り、サポートは継続

    Integration Bus

    6

    普遍的なインテグレーション・バックボーンの実現に向けて

    IBM Integration Bus

    WESB

    Message

    BrokerWAS

    3. WESBのマップをインポート

    4. WESBのデータをインポート

    WebSphere Message Broker はWESBの全てのユースケースに対応する方向に進化WebSphere ESBをご利用いただいているお客様はスムーズな適用パスが提供されます

    WESB Transfer Licenseにより、WESBとほぼ同等の機能を持つ”scale mode”でIBM Integration Busを利用可能変換ツールはWESBの既存開発物を3つ漸進的なフェーズでIntegration Busに変換します

    2. WESBのフローをインポート

    Q2 2013

    ユースケースを取り込み

    可視性を提供

    Service Mapping

    1. WESB Transfer Licenseによりscaleモードの

    IIB/WMBへの乗り換えが可能に

    Q4 2012

  • 7

    IBM Integration Bus(IIB)

    業界をリードするアプリケーション統合ミドルウェア:ユニバーサル・コネクティビティ

    WebSphere MQと共に、既存/ 新規のアプリケーション統合を実現するSOAにおけるAdvanced ESB を構築する為のミドルウェアに位置づけられる

    様々なプロトコルや幅広いフォーマットに対応し、豊富なメディエーション処理を実現

    サポートするプロトコルMQ、JMS、HTTP(S)、Webサービス(SOAP)、REST、ファイル、TCP/IP、EIS(SAP、Siebel・・・)

    幅広いデータフォーマットに対応XML、ユーザ定義(Cヘッダー形式、COBOL COPY句)、バイナリー、タグ/区切り文字形式(CSV)、業界標準(SWIFT、EDI、HL7・・)、IDOC

    豊富なメディエーション処理

    ルーティング、フィルター、変換、配布、組み立て、分解、順序付け、関連付け、集約など

    開発の容易性

    GUIによる簡単な開発、またはスクリプト/プログラムによる柔軟な開発が可能管理機能の充実と高いパフォーマンス

    GUI、コマンドによる管理、管理用プログラムも作成可能C++ベースの実行環境で高速なトランザクション処理が可能

    幅広いプラットフォームのサポート

    分散系からホストまで Routes and Transforms messages FROM anywhere, TO anywhere

    8

    IBM Integration Busの歩み

    ’99 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13

    V2.0ノードを組み合わせたフロー開発

    V2.0.1各種ノードの提供ESQLのサポートDBアクセスPub/Sub、XMLメッセージ

    V2.0.2コントロールセンターの日本語化

    MQSeries Integrator (MQSI)WebSphere

    MQIntegrator

    (WMQI)

    WebSphereBusiness

    Integration Message Broker

    (WBIMB)

    WebSphereMessage Broker

    (IIB)

    V1.0 ルールエンジン

    V2.1TDSメッセージESQLの拡張デバッガーの提供

    V5ツールキット(Eclipseベース)デプロイの変更Webサービスサポート高速Pub/Sub

    V6JavaノードWebサービス強化パーサー拡張タイマーノードESQL機能拡張

    Windows NTAIX

    SUN SolarisHP-UX

    Windows NTAIX

    SUN SolarisHP-UX追加 Linux for IntelLinux for z/OS

    追加

    V6.1Webサービス強化ファイル機能コレクター・ノードWSRRとの連携SOAPノードEIS接続(SAP、Siebel etc.)

    Advanced ESBEAI / HUB

    2002.1 2003.6 2005.10 2007.11

    V7シンプルな構成パターンの提供インパクト分析MBXによる管理の統合マルチインスタンスQmgr

    への対応ブローカーSCA ノードMQ Pub-sub の統合

    2009.11

    V1.1 終了AS/400

    HOST

    UNIX/PC

    V1.1 V2.1 V5.0 V6.0 V6.1 V7.0V1.0 V2.0 V2.0.1 V2.0.2V2.1 V5.0 V6.0 V6.1 V7.0

    V8.0V8.0

    2011.12

    V8.NETサポートの追加Express Edition追加フロー作成API提供DFDLサポートブラウザによる管理Record & Replay

    IBM Integration Bus V9.0

    ダウンロード開始 : 2013/6/28 メディア出荷開始 : 2013/7/5

    V9.0V9.0

    2013.7

    IBMIntegrationBus

    V9BRMSの統合ポリシーベースの負荷管理機能BPMとの連携強化

  • 9

    IIB V9.0 ハイライト

    10

    製品名の変更に伴い、用語の一部が変更となった

    ツールキットの表記が変更となっているので注意が必要

    当ワークショップ資料では基本的にWebSphere Message Brokerの用語を使用

    WebSphere Message Brokerからの用語の変更

    IBM Integration Bus の用語 WebSphere Message Broker の用語IBM Integration Toolkit WebSphere Message Broker ToolkitIBM Integration Explorer WebSphere Message Broker ExplorerIBM Integration Administration for WebSphere

    Application ServerWebSphere Message Broker Administration for

    WebSphere Application ServerIBM Integration Web ユーザー・インターフェース WebSphere Message Broker Web ユーザー・インターフェース

    統合ノード ブローカー

    統合ブローカー (略してブローカー) ブローカー統合サーバー 実行グループ

    統合サービス サービス

    Integration Bus コンポーネント ブローカー・コンポーネント統合 API メッセージ・ブローカー API統合 Java™ API Message Broker Java API

    「統合開発」パースペクティブ 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ

    「統合ノード」ビュー 「ブローカー」ビュー

    統合プロジェクト メッセージ・ブローカー・プロジェクト

  • 11

    IBM Integration Bus V9.0ハイライト

    ワークロード・マネージメント

    Web UIによる管理機能の強化グローバル・キャッシュ拡張

    ビジネス・ルール

    .NET サポートの拡張 BPMとの連携サービス・ディスカバリー

    XMLデータ分析 その他

    WAS管理コンソールからの管理GUIマッピングの機能強化Web関連機能の拡張ODBC設定の検証機能

    ワークロード・マネージメント

    Web UIによる管理機能の強化グローバル・キャッシュ拡張

    ビジネス・ルール

    .NET サポートの拡張 BPMとの連携サービス・ディスカバリー

    XMLデータ分析 その他

    WAS管理コンソールからの管理GUIマッピングの機能強化Web関連機能の拡張ODBC設定の検証機能

    集約ノードの機能強化

    CICSノードのトランザクション・サポートCICSノードのアクティビティー・ログ・サポート実行グループのユーザー指定(z/OS)

    12

    ワークロード・マネージメント

    ワークロード・マネージメント機能の提供

    最大処理レートの制御

    メッセージ処理件数が指定のレート内に収まるように制御することが可能

    メッセージフローに対して最大レート(メッセージ処理件数/秒)を設定

    通知処理リクエスト入力件数が閾値を超過/収束した場合に通知することが可能MQ Pub/Subの仕組みを利用し通知メッセージをパブリッシュ

    無応答フローに対するアクション

    メッセージ処理時間が指定のタイムアウト時間を超過した場合のアクションを指定可能–実行グループの再起動(GA版時点)、もしくは、アクションなし

    処理時間超過を通知可能

    ワークロード・マネージメント・ポリシーにて動的に設定を変更可能

    ブローカーブローカー ワークロード・マネージメント機能

    メッセージフローA

    メッセージフローB最⾼速度

    処理が閾値内に収まるように制御

    処理が閾値内に収まるように制御

    入力リクエスト数が閾値を超えると通知

    入力リクエスト数が閾値を超えると通知

    メッセージフローCタイムアウト時にアクションを実施(再起動)

    タイムアウト時にアクションを実施(再起動)

    処理リクエスト

    再起動

  • 13

    Web UIによる管理機能の強化

    Webブラウザからブローカーの管理が可能MQ Explorer やWASの管理コンソールの機能を補完ノードのプロパティーの確認

    メッセージ・フローの起動・停止

    多様なブラウザをサポート: IE10, Firefox, Safari…データの再投入、ポリシー設定、モニタリングにも利用可能

    REST/JSON APIを内部で利用

    V9.0の機能強化ポイントメッセージフロー統計(スナップショット統計)の表示が可能

    リアルタイムでフローの各種指標を参照可能

    – メッセージ処理のスループット、平均CPU時間など統計情報をグラフで表示

    メッセージフロー・レベル/ノード・レベルで統計情報の比較が可能

    メッセージフロー統計の開始/停止が可能

    ワークロード・マネージメント・ポリシーの設定が可能

    ポリシーの作成、編集、削除、メッセージフローへの適用

    ブローカーブローカー

    実行グループ

    メッセージフロー

    メッセージフロー

    HTTP(S)

    ブラウザ

    WebユーザI/F Server

    14

    グローバル・キャッシュ拡張

    IIBは複数ブローカー間でデータを共有する機構を提供メディエーションの応答時間の短縮とアプリケーションの負荷を劇的に低減

    複数ブローカー間での要求・応答の相関付けや複数要求の集約に利用可能

    WebSphere Extreme Scaleの技術を利用

    外部キャッシュのサポートリモートのeXtreme Scale とDataPower XC10アプライアンスにブローカーからアクセス可能に追加ライブラリー無しでエンタープライズ・キャッシング・ソリューションを利用可能

    SSLチャネルによるWXSとの接続をサポートキャッシュとの通信をSSLによりセキュアに行うことが可能に

    キャッシュの有効期限オプション

    キャッシュの残存期間を指定可能に

    キャッシュで利用されるメモリ使用量の増大を抑制

    マルチインスタンス・ブローカーのサポート障害時に自動的にテイクオーバー先でコンテナサーバーが起動しキャッシュが共有される

  • 15

    ビジネス・ルール

    フロー中のデータにビジネス上の洞察を活かす機能を提供

    インテリジェントな意思決定; ビジネス・ルールに基づき特定の要求に対するアクションを実行バスはフロー内でルールを実行し、ビジネス・レベルのルーティング等のアクションを実行

    Decision Service ノードが追加にフローを流れるデータからビジネス・ルールへの入力を設定

    ビルトインのルールエンジンを呼び出しビジネス・ロジックを実行

    後続のノードでルールからの出力を活用フローのデータにビジネス・オブジェクトがマップされる

    ルールはIntegration toolkitで直接作成可能ルール編集がツールキットから可能

    パッケージングとデプロイは他の開発物とともに自動的に実行

    構成可能サービス・ポリシーによりビジネス・ルールの変更動的に適用される

    外部のODM decision serverを参照することも可能BRMSのユースケースでは外部ODMの完全な機能を利用可能

    組込みのルール・エンジンは高速に動作

    フローと同じプロセス上でルールが稼働

    ルール更新通知によりルールの一貫性を保証

    ルールのガバナンスが必要なケースでは外部のODM Decision Centerが利用可能

    ビジネス・ルール機能の利用にあたってはIBM Decision Server または IBM Decision Server Rules Edition for Integration Busライセンスが別途必要ビジネス・ルール機能の利用にあたってはIBM Decision Server または IBM Decision Server Rules Edition for Integration Busライセンスが別途必要

    16

    .NETサポートの拡張

    .NETInput ノードの提供ユーザーが任意のデータ受信処理を.NETコードで実装可能CLR(Common Language Runtime)準拠の言語で実装

    –C#、Visual Basic、F#、C++/CLI、など

    .NETやCOM(Component Object Model)インターフェースでアクセス可能なリソースからデータを受信できるWebSphere MQ、MSMQ、ファイル、データベースなど

    Microsoft Visual Studio との連携ツールキットから.NETInputノードのダブルクリックでVisual Studio を起動可能

    Microsoft Visual Studio用の.NETコードのテンプレートを提供A polling-based .NETInput node An event-driven .NETInput node

    Windows版でのみサポートWMB V8から、.NETComputeノードを提供フローの途中で.NETコードによるメディエーション処理の実装が可能

  • 17

    BPMとの連携

    IIBとIBM Business Process Manager (BPM) と連携BPMからIIBへのWebサービス呼び出しの連携開発が可能BPMからIIBの統合サービス(SOAP/HTTPのWebサービス)を呼び出す連携BPMの開発ツールProcess DesignerとIIBのツールキット間で、開発構成物の交換が可能Process DesignerとIIBツールキット間で構成物を交換するときには、BPMのエクスポート・ファイル(.twx)を使用

    Webサービス呼び出しに制約があるBPMとの連携開発が容易

    ProcessDesigner

    IIBツールキット

    BPM

    IIB

    Process Server

    IIB

    開発 ランタイム

    .twx

    .twxWebサービスの入力、出力パラメータ定義をエクスポート

    プロセスをデプロイ

    WebサービスSOAP/HTTP呼び出しWebサービスの実装(オペ

    レーション名やエンドポイント情報)定義をエクスポート

    フロー(統合サービス)をデプロイ

    18

    サービス・ディスカバリー

    DBやMQに接続して構成情報を取得し、DBやMQへの操作のサービス定義を作成するサービス・エディターを提供

    サービス定義の目的DBやMQへの操作をサービスとして捉えて、論理的なインターフェースや物理的な接続情報を共通の形式(WSDL)で記述して、開発者間で交換したり、カタログ化できるようにする

    DBサービスIIBとDBテーブル間で行われる操作をサービスとして捉えてそのインターフェースを定義したものテーブルに格納されているビジネス・オブジェクトへのCRUD操作をサービスのオペレーションとして定義これまでComputeノードで直接SQL文を記述していたものを、オペレーションを実装したESQLのプロシージャー呼び出しで実装が可能

    MQサービスMQのキュー経由で実装されているサービスのインターフェースを定義したもの要求や応答のメッセージ定義や要求や応答のキュー名、キューマネージャー名のエンドポイント情報を含むこのサービスを使用するときにMQInputやMQOutputのノードが作成される

    統合レジストリー作成したMQサービスをブローカーの統合レジストリーに登録して、他の開発者がMQサービス定義を自分のワークスペースにインポートして利用が可能

    DB

    サービスエディター

    WSDL

    テーブル情報の取得

    キュー情報の取得

    WSDL

    MQサービス DBサービスQMgr

    DBやMQへの操作をサービスとして定義

    統合レジストリー

    登録

  • 19

    XMLデータ分析

    大規模で複雑なデータ・モデルから簡潔なモデルを作成するための機能

    実データで使用されているフィールドを元に、必要なフィールドを選択してモデル化する

    業界標準モデルから、社内標準モデルへ抜粋するケースなど

    XMLデータを分析しモデル化するための機能を提供既存XMLデータから、より扱いやすいスキーマまたはリレーショナル・モデルを生成することが可能XMLデータ構造の解析ツールを提供解析ツールにより生成されたモデルから、新規に作成するモデル(ターゲット・モデル)を定義

    XMLデータをターゲット・モデルの形式にマッピングするフローを生成可能

    XMLファイル データ分析モデル エレメントの精査 ターゲット・モデル データ分析ツール

    スキーマ・ファイル

    ターゲット・モデルのスキーマ

    20

    その他の機能強化

    WAS管理コンソールからの管理機能IIB運用操作の一部がWAS管理コンソールより可能に

    GUIマッピングの機能強化GDMよりストアド・プロシージャーが呼び出し可能に

    Web関連機能の拡張URLに国際化ドメイン名の利用が可能に

    ODBC設定の検証機能ブローカー起動時にODBC設定の検証が自動的に行われるようになった

    集約ノードの機能強化

    より細やかなタイムアウト時間設定が可能に

    CICSトランザクション・サポートCICSトランザクションをブローカーの制御で行えるようになった

    実行グループのユーザー指定(z/OS)指定したユーザーで実行グループが起動できるようになった

  • 21

    プラットフォーム・サポートとマイグレーション

    22

    プラットフォーム・サポート

    幅広いオペレーティングシステムとハードウェアのサポート

    AIX、Windows、z/OS、HP-UX(Itanium)、Solaris (x86-64、 SPARC) 、Linux for System x、Linux for System p、Linux for System z

    32bit/64bitサポートプラットフォーム別32bit / 64bit ブローカー実行グループのサポート

    プラットフォーム ブローカーおよび実行グループ

    AIX 64-bit

    HP-Itanium 64-bit

    Linux on POWER 64-bit

    Linux on x86 32-bit

    Linux on x86-64 32-bit/64-bit

    Linux on System z 64-bit

    Solaris on SPARC 64-bit

    Solaris on x86-64 64-bit

    Windows 32-bit 32-bit

    Windows 64-bit 32-bit/64-bit

    z/OS 64-bit

  • 23

    プラットフォーム・サポート

    業界標準のデータベースのサポート

    DB2、Oracle、Sybase、SQL Server、Informix、solidDBV7.0よりブローカーが稼動するためのブローカー・データベースは不要になった

    MQ V7.5 が前提IIB製品に同梱(z/OS版除く。z/OSはMQ V7.1が前提)

    仮想化された環境のサポート

    プライベート・クラウドの仮想化環境に配布可能なIIBの構成イメージを提供IBM Integration Bus Hypervisor Edition で提供(Red Hat Linux、AIX)

    24

    WMBからのマイグレーション

    WMB V6.1、V7.0、V8.0からIIB V9.0へのマイグレーションをサポート

    ブローカー移行のためのコマンドを提供

    mqsimigratecomponentsコマンドでブローカーデータベース(V6.1からの移行)、キュー、レジストリ情報(V6.1/V7.0/V8.0からの移行)などを移行既存の32bit実行グループは64bitに移行される(V6.1からの移行)

    WBIMB V5

    WMB V6.0

    WMB V6.1

    WMB V7

    ※直接移行できないバージョンは、一旦V6.1/V7.0に移行後、IIB V9に移行

    WMB V8

    移行元バージョン 説明

    WMB V6.1WMB V6.1.0.3以降WMB with Rules and Formatter Extention V6.1.0.3以降

    WMB V7.0WMB V7.0.0.5以降WMB with Rules and Formatter Extention V7.0.0.5以降

    WMB V8.0 特定のFPは不要

    IBM Integration BusV9

    ※Windows/Linux (x86) (任意のバージョン) から Windows/Linux (x86-64) へのマイグレーションは不可

  • 25

    WebSphere ESBからのマイグレーション

    WebSphere ESBのメディエーションをIIBのフローに変換する機能が追加V9では、まだ制限事項が多く単純なメディエーションのみの変換機能にとどまるWebサービス・バインディング、基本的なプリミティブ、XML変換マップなどが変換可能変換できない部分は、手動で変換する必要がある

    変換結果を表示する“WESB変換エディター”で結果やToDo項目を確認できる変換結果の状態が .conversionファイルに記録される

    26

    WebSphere ESBからのマイグレーション

    変換概要

    変換はWebSphere Integration Developer (WID)、IBM Integration Developer (IID)からメディエーションの構成物をファイルにエクスポートして、これをIIBツールキットでインポートして行う

    手順

    WID、IID上での事前準備プロジェクト間の循環参照がある場合は、解消しておく

    XMLマップは、XSLT2.0をターゲットに生成しておく(IID 7.5, IID 8の場合)WID、IIDから、メディエーションモジュールと依存関係にあるライブラリーのプロジェクトをプロジェクト交換ファイルとしてエクスポートする

    IIBツールキットから、プロジェクト交換ファイルをインポートする変換ツールを起動する(インポート時に自動起動も可能)結果を“WESB変換エディター”で確認するToDo項目を手動で修正して変換を完了させる

  • 27

    IIBのエディション

    28

    IBM Integration BusのEdition比較

    Advanced ExpressStandard

    WebSphere MQ

    IBM Integration Bus

    • あらゆる連携要件に対応し、パワフルでスケーラブル、統合されたESB基盤

    実行グループ

    WebSphere MQ

    IBM Integration Bus

    実行グループ

    • 同一事業部内等、局所的な利用を想定した汎用ESB

    • .シンプルな連携要件に特化した安価なエントリーモデル

    ・実行グループ数(プロセス数)が1に限定

    ・利用できるノードが限定されており、機能が制限される

    - 一部のプロトコルが利用できない

    - 複雑な変換機能には向かない

    以下の二つのモードから選択し、利用可能

    (Standardモード) 実行グループ数(プロセス数)が1に制限される代わりに機能は全て使える

    (Scaleモード) 実行グループ数(プロセス数)に制限が無い代わりに機能が制限される

    WebSphere ESB Transfer LicenseではScaleモードのみ利用可能

    ・制限なし

    WebSphere MQ

    IBM Integration Bus

    実行グループ 実行グループ

    実行グループ実行グループ

    トレードアップ・ライセンス

  • 29

    IBM Integration Bus V9.0 Developer Edition

    無償でダウンロード可能な開発者向けのIIB V9.0MQ, Toolkit等、IIBの開発と単体テストに必要なコンポーネントをワンストップで入手可能利用可能なノード、利用期間、実行グループ数の制限無し

    スループットが秒間1件に制限製品サポートは提供されない

    http://www-03.ibm.com/software/products/us/en/integration-bus/

    30

    付録

  • 31

    ブローカー

    インテグレーション・ツールキット、インテグレーション・エクスプローラー

    前提ハードウェア

    OS サーバー

    Windows 前提OSが稼働するx86,AMD64,EM64T 互換のPC ハードウェア

    Linux for System x( 32bit, 64bit )

    OS ハードウェア

    AIX 前提OSが稼働するハードウェア

    HP-UX Itanium 前提OSが稼働するハードウェア

    Solaris SPARC 前提OSが稼働するハードウェア

    Solaris x86-64 前提OSが稼働するハードウェア

    Windows 前提OSが稼働するハードウェア

    Linux for System x( 32bit, 64bit )

    前提OSが稼働するハードウェア

    Linux for System p 前提OSが稼働するハードウェア

    Linux for System z(64bit )

    前提OSが稼働するハードウェア

    z/OS 前提OSが稼働するハードウェア

    32

    前提OSレベル

    ブローカー

    OS 前提レベル

    AIX AIX 6.1 TL6 SP10 The minimum supported level of xlC/xlC++ runtime libraries is V12.1.

    AIX 7.1 The minimum supported level of xlC/xlC++ runtime libraries is V12.1

    HP-UX HP-UX 11i v3 IA64 and future OS fix packs Patches PHCO_38048, PHSS_42980 and PHSS_41496 are required.

    Solaris SPARC Solaris 10 SPARC and future OS fix packsSolaris 11 SPARC and future OS fix packs

    Solaris x86-64 Solaris 10 x86-64 and future OS fix packsSolaris 12 x86-64 and future OS fix packs

    Windows Windows 7 Enterprise x86-32/ x86-64Windows 7 Professional x86-32/ x86-64Windows 7 Ultimate x86-32 / x86-64Windows 8 BasicWindows 8 ProfessionalWindows 8 EnterpriseWindows Server 2008 R2 Enterprise Edition x86-64 and future OS fix packsWindows Server 2008 R2 Standard Edition x86-64 and future OS fix packsWindows Server 2008 Standard Edition x86-32 / x86-64Windows 2012 Standard Edition

  • 33

    前提OSレベル

    ブローカー

    OS 前提レベル

    Linux for System x( 32bit, 64bit )

    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 5 Advanced Platform x86-32 and future OS fix packsRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 5 Advanced Platform x86-64 and future OS fix packsRed Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 6 x86-32 and future OS fix packsRed Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 6 x86-64 and future OS fix packsSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 x86-32 and future OS fix packsSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 x86-64 and future OS fix packsUbuntu 12.04 LTS x86-32 and future OS fix packs (テスト環境のみサポート)Ubuntu 12.04 LTS x86-64 and future OS fix packs (テスト環境のみサポート)

    Linux for System p Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 5 Advanced Platform POWER System and future OS fix packs

    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 6 POWER System and future OS fix packsSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 POWER System and future OS fix packs

    Linux for System z( 64bit )

    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 5Advanced Platform System z and future OS fix packs

    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 6 System z and future OS fix packsSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 System z and future OS fix packs

    z/OS z/OS 1.12 System z and future OS fix packs

    34

    前提OSレベル

    メッセージ・ブローカー・ツールキット、メッセージ・ブローカー・エクスプローラー

    OS 前提レベル

    Windows Windows 7 Enterprise x86-32/ x86-64Windows 7 Professional x86-32/ x86-64Windows 7 Ultimate x86-32 / x86-64Windows 8 BasicWindows 8 ProfessionalWindows 8 EnterpriseWindows Server 2008 R2 Enterprise Edition x86-64 and future OS fix packsWindows Server 2008 R2 Standard Edition x86-64 and future OS fix packsWindows Server 2008 Standard Edition x86-32 / x86-64Windows 2012 Standard Edition

    Linux for System x( 32bit, 64bit )

    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 5 Advanced Platform x86-32 and future OS fix packsRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Update 5 Advanced Platform x86-64 and future OS fix packsRed Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 6 x86-32 and future OS fix packsRed Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 6 x86-64 and future OS fix packsSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 x86-32 and future OS fix packsSUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 x86-64 and future OS fix packsUbuntu 12.04 LTS x86-32 and future OS fix packsUbuntu 12.04 LTS x86-64 and future OS fix packs

  • 35

    前提ソフトウェア

    ブローカー

    multiplatform版

    z/OS版

    メッセージ・ブローカー・ツールキット

    メッセージ・ブローカー・エクスプローラー

    最新情報は、以下のURLで確認http://www-01.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/

    ソフトウェア バージョン

    WebSphere MQ WebSphere MQ V7.5.0.1

    ソフトウェア バージョン

    WebSphere MQ WebSphere MQ V7.1 (APAR PM68517 RSU1211)

    Java Runtime Environment IBM Runtime Environment, Java Technology Edition7.0.4(64 bit)

    ソフトウェア バージョン

    Installation Manager IBM Installation Manager 1.6.2

    ソフトウェア バージョン

    WebSphere MQ Explorer WebSphere MQ Explorer with IBM WebSphere MQ V7.5