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High Performance TOC Analyzersmulti N/C シリーズ全有機体炭素分析装置　TOC 計

that increases analysis speed and qualitysignificantly

multi N/C シリーズ1 台の multi N/C で TOC、NPOC、POC、TC、TIC、TN 測定を迅速かつ容易に行うことができます。国内規格や国際規格に準拠しています。

multi N/C シリーズ – 特長 ■ ビ ームフォーカス NDIR 検出器

放射光密度が高く、高感度、高精度

■ VITA フローマネージメントシステム 安定した測定を長期間保証

■ Easy Cal １つの標準から簡単に検量線作成

■ 高出力長寿命 UV リアクター 湿式酸化方式で確かな性能

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multi N/C Series High performance TOC analyzers

multi N/C 2100S環境分析に対してコンパクトで万能

multi N/C 3100全ての TOC アプリケーションに対応するオールラウンダー

multi N/C UV HS複雑なマトリックスでも高感度測定

multi N/C 2100S duo | multi N/C 3100 duo完全自動の液体、固体 TOC 測定

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multi N/C シリーズはモジュールの汎用性により、環境分野の表層水や排水から半導体や発電所の超純水の測定に至るまで、それぞれの アプリケーションに対応できます。様々な液体自動化オプション、窒素検出器、固体モジュールを接続することも可能です。土壌、底質、廃棄物等の固体中の TOC 測定用自動化オプションも同じ装置に接続することができます。

multi N/C は、大変使いやすく、様々な分野で信頼性の高い測定を行うことができる分析装置です。直観的なユーザーガイダンスと堅牢な設計で、ルーチン測定にも最適です。高品質な素材と耐用性の高い部品で耐久性にも優れています。消耗部品の数も少なく、交換も簡単です。耐久性の高いパーツは、メンテナンスサイクルも長く交換も簡単なので、作業コストとダウンタイムを最小限に抑えます。

TC、TOC、TIC、NPOC、NPOC plus、POC、TNb – クリックで測定法を簡単選択TOC : 全炭素 (TC) と無機体炭素 (TIC) をそれぞれ測定します。差引した結果が TOC (TOC = TC - TIC) です。この方法では、揮発性と不揮発性の成分を検出できます。特に排水などの TOC 濃度が高くTIC 濃度の低いサンプル中の TOC 測定に用います。

NPOC : TIC をサンプルから除去します。サンプルを酸性化し、発生した CO2 をパージで追い出します。TOC を直接測定でき、フローインジェクションタイプの multi N/C モデルは、次のサンプルのパラレルパージで測定時間を短縮できます。 差引法と比較して時間を約 50% 短縮できます。 また、自動 TIC コントロールで NPOC 測定での TIC 除去の確認測定を行うこともできます。

NPOC plus モードは差引法との巧妙な組み合わせにより、飲料水、井戸水、地下水などの炭酸塩マトリックスの多いサンプルでも正確な TOC 検出と高いサンプルスループットを実現します。

POC : 水試料中の揮発成分のみ測定したい場合には、 POC メソッドで迅速に必要な結果のみ得ることができます。

TN の測定は 2 つの高感度検出器から選択できます。化学発光検出器 (CLD) または電気化学検出器 (ChD) で有機および無機窒素化合物を確実に測定することができます。 TN 測定は、1 回の注入で TOC 測定と同時に測定できます。触媒や燃焼管を交換する必要はなく、時間とランニングコストを削減できます。

医薬品アプリケーション用の TOC / TN 計は別途カタログがあり、multi N/C pharma シリーズの詳細が記載されています。

multi N/C シリーズ – 比類ない TOC 計multi N/C シリーズはアプリケーションに合わせた装置を提案します。　　　高品質と使いやすさにより時間とコストを削減します。

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ビームフォーカス NDIR 検出器高品質の光学系と最新の検出技術で比類ない性能の検出システムです。

アナリティクイエナの TOC 計は、革新技術と高品質な光学系と光学系部品の耐久性が特長です。multi N/C シリーズの中核は、検出効率が良く長寿命のビームフォーカスNDIR 検出器です。弊社は、NDIR 検出器に 対して、10 年の長期保証を全顧客に提供している唯一のメーカーです。

高エネルギー高エネルギー光源からの放射光は、光学系によりマイクロ検出器に集光します。放射光の集光により、従来の検出器の何倍も高い放射光密度を得ることができます。エネルギー効率はほぼ 100% です。腐食による反射のロスもありません。そのため、広範囲にわたり高感度で精確な測定結果を得ることができます。

耐腐食性ビームフォーカス NDIR 検出器は腐食しない素材が使われています。さらに、光源と検出器はカプセル化され保護されています。このため、高マトリックスのサンプルを測定する場合でも、検出器の動作は安定しています。

最新テクノロジー ビームフォーカス NDIR 検出器 では、従来の検出器で故障や不具合の原因となった可動部品を使用していません。 その代わりに、電子パルス光源と高品質マイクロ検出器を搭載しています。高い安定性を保証し、メンテナンスと測定のコストも削減できます。

ビームフォーカス NDIR 検出器 – 特長 ■ 高感度と精確性に優れた結果を提供 ■ 非腐食性 ■ 可動部品不使用 ■ 10 年間の長期保証 * ■ 広い測定範囲 : 0 - 30,000 mg/L の TOC を無希釈

　で測定可能

パルス点灯光源マイクロ検出器

光学系

検出器構造図

* 弊社の保証条件による: www.analytik-jena.com

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VITA フローマネージメントシステムVITA フローマネージメントシステムは従来の TOC 計の限界を超えました。

システム内の水分の蒸発と酸化プロセスにより、避けることができないガス流量の変動を精確に検出して補正します。VITA 技術により得られた測定ピークは、ガス流量に左右されないので TOC システムはより精密、高感度で安定したシステムになりました。VITA フローマネージメントシステムは、測定の安全性だけでなく、信頼できる測定結果も保証します。高性能ガスボックスは、電子コントロールと数秒に１回行われる流量調整で、安定したガス流量を保証します。また、ガスリークも常時自動モニターします。モニター結果は、セルフチェックシステム (SCS) に転送されます。もし問題が発生した場合、 警告メッセージを表示します。同時に装置を停止して、誤測定を回避します。

精度と感度の向上VITA 技術では、サンプル注入によるキャリアガス流量の変動を補正するため、高温の TOC 計に大容量のサンプルを速やかに注入することが可能です。この優れた技術により、低濃度域での測定結果の精度と感度が向上しました。

卓越した安定性塩類などのシステム内への残留によるシステムの状態の変化は、キャリアガス流量だけでなく、NDIR の信号にも影響を及ぼします。VITA 技術はガス流量の変化に対応し、特にマトリックスの多いサンプルを長期間測定した場合の測定結果の安定性を向上しました。VITA フローマネージメントシステムにより、触媒の長寿命化と常に安定した結果を提供します。

VITA フローマネージメントシステム – 特長

■ 大容量試料の注入 : 感度の向上 ■ キャリアガス変動の補正で精度を改善 ■ 常時ガスリークをモニター ■ 長期間の安定性で最小限の較正

VITA フローマネージメントシステムの原理図

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1 mg/L

Easy Cal 簡単・自動作成で長期間安定した検量線により、信頼できるサンプル測定を保証します。

検量線作成を簡単にVITA システムにより、1 つの標準溶液を使用し、異なる注入量での検量線作成が可能です。この方法は、広範囲の多点検量線の作成、微量濃度の検量線作成のどちらにも適しています。得られる検量線はガス流量の影響がなく、検量線は長期間安定です。測定者は適切な濃度の標準溶液を 1 つ準備するだけです。後は Easy Cal が行います。

微量濃度域の検量線作成 低濃度の TOC の標準溶液は、非常に不安定です。さらに、使用する水の TOC ブランク値が低濃度の標準溶液の調製をさらに難しくします。Easy Cal ならこれらの問題とは無縁です : 高濃度の標準溶液が、検量線用の標準溶液です。注入量を少なくすることで、低濃度の検量線ポイントの測定を行います。もちろん標準溶液の調製に使用した水のブランク値の補正も自動で行います。

検量線の自動選択Easy Cal により作成したいくつかの検量線を一つのメソッドにリンクすることができます。サンプル測定時に、サンプル濃度に適した検量線が自動選択されます。非常に簡単です。

検量線の長期間安定性

パラメーター 値

残差標準偏差 12.49 AU

SD値 15.55 µg/L

CV値 0.69%

決定係数 0.99996

相関係数 0.99998

検出限界 45.3 µg/L

確認限界 90.7 µg/L

定量限界 196 µg/L

Easy Cal メソッドは標準溶液の作成のエラーがないため、メソッド妥当性試験に適しています。

1つの標準溶液からの多点検量線

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サンプル分解が重要正しい測定結果を得るには、有機炭素、無機炭素、窒素化合物の完全分解が必要です。

信頼できるサンプル分解TOC 測定には、2 つの分解方法があります : 高温燃焼触媒酸化法と湿式紫外線酸化法です。

高温燃焼触媒酸化 (950℃ )最高温度 950℃の燃焼で、安定なC-C の多重結合や C-O 、 C-N 結合などを分解することができます。触媒でさらに分解を促進して難分解性化合物も速やかに完全分解することができます。

実績のある TOC 燃焼炉の技術 : 10 年間の長期保証 *高温による燃焼は、微粒子を含むサンプルを完全酸化し同時 TN 測定も可能としました。このファーネス技術は、数十年使用されており、その実績から 10 年の長期保証を提供します *。燃焼管は塩水マトリックスへの耐性が高くなり ( メンテナンスサイクルの延長） また TN の測定への最適化と共に、高価な触媒の使用を最小限にすることができ、オペレーションコストを削減しました。

高出力 UV リアクター : 3 年間保証 *湿式紫外線酸化方式の TOC 計は、酸化試薬と紫外線によりサンプル中の溶存有機化合物を酸化分解します。multi N/C シリーズでは、高出力で長寿命の UVリアクターを使用しています。254 nm と 185 nm の 2 波 長 の高出力の紫外線を使用しているため、迅速に完全にサンプルを酸化します。 UV リアクターは堅牢で長寿命の UV光源を使用しています。そのため、アナリティクイエナの UV 光源は 3 年保証です。

高出力, 長寿命の UV リアクター

燃焼管

* 弊社の保証条件による: www.analytik-jena.com

特長 ■ 実績のあるファーネス技術の

　10 年長期保証 * ■ 高出力 UVリアクター内の UV

　ランプの 3 年保証 *

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精確性と信頼性 オートプロテクションとセルフチェックシステムにより、パーフェクトな測定結果を提供します。

セルフチェックシステム (SCS) で精確・安全な測定セルフチェックシステムは、装置の安全と測定の品質に重要なすべてのパラメーターを制御します。装置とソフトウェアの機能の両方を常に監視しているため、測定を安全に円滑に行うことができます。ガス流量、温度、圧力、システムの密閉性、検出器の状態、ベースラインの安定性など測定に重要なパラメーターを常に監視し、最適な状態に保ちます。

オートプロテクション 効果的な測定ガスの乾燥やクリーニングとその監視によりシステムの不調や故障を回避します。測定ガスは、化学的な乾燥剤を使用せずに乾燥します。また、追加のエアロゾルと水分トラップにより残留している湿気が、システム内に入り込むことを効果的に防ぎます。ハロゲントラップでは、測定ガスから腐食性物質を除去します。装置に異常が発生したとき、圧力モニターにより装置が自動停止します。マトリックスの多いサンプルや高塩濃度サンプルでも消耗が少なく、効率的な測定が可能です。オートプロテクションは multi N/C システムを安全に保護し、最適な状態を維持します。

特長 ■ 最低限のメンテナンスと最大の安全性 ■ 終夜測定に最適 ■ メンテナンス間隔のモニター ■ ガスリークによる誤測定の回避 ■ ガス流量の変動による影響がない

セルフチェックシステムによるモニター

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multi N/C duo - 固体用自動TOC 計

フレキシブルでパワフルオートサンプラーによりサンプル処理能力が向上します。選択可能な注入　技術が、正しいサンプル処理と適切なサンプルの導入を保証します。

液体サンプラーの高いサンプル処理能力様々なオートサンプラーにより、TOC測定を自動化することができます。自動化のレベルとサンプル量に合わせてサンプラーを選択することができます。サンプル数が少なくてもマニュアル測定をする必要はありません。サンプル数の少ない小型サンプラーもご用意しています。

サンプル数の多いラボ向けには、最大 146 サンプルの多検体サンプラーがあります。撹拌機能、自動酸化、サンプルパージなどの機能により、サンプル測定準備と注入が容易で、多様なサンプルに対応します。パラレルパージ機能でサンプル測定をさらに迅速化することも可能です。

選択可能な注入技術 multi N/C シリー ズ は 直 接 注 入とフローインジェクションのどちらも選択可能です。

直接注入 マイクロシリンジを使用した直接注入技術を使用すると、サンプルは直接炉に到達します。粒子があっても問題ありません。効果的なシリンジ洗浄によりサンプルのキャリーオーバーを防ぎます。このメソッドはサンプルが少量しかない場合の測定にも理想的です。

フローインジェクション フローインジェクションは、サンプル量を頻繁に変更する場合や低い検出限界を求めているときに最適な選択です。高度な洗浄技術により、注入システムの効果的な洗浄を保証します。NPOC モードの ″パラレルパージ・測定” の原理により、非常に高いサンプルスループットを達成できます。

完全自動の固体 TOC 測定液体、固体両方のサンプルをハードウェア上の変更やダウンタイムなしに1 つの分析装置で測定できます。たった 数 回 の マウス のクリックで、multi N/C duo システムはどちらにおいても完全自動サンプル測定を組み合わせる非常に便利な方法を提供します。

TOC 固体測定では、最大 3 g までのサンプルを入れた最大 48 個の大型のセラミックボートを自動的に燃焼炉に移すことができます。セラミック高温燃焼管（HTC) 内の最高 1300℃の無触媒燃焼は、土壌、 底質、 廃棄物、 灰、スラグ、固体燃料、バイオマス分析などの様々な TC / TOC 固体アプリケーションに対する高信頼ソリューションを提供します。

これらの固体オプションは、multi N/C 2100S や multi N/C 3100 本 体 ユニットとそれぞれの液体オートサンプラーの特長と組み合わせることにより、multi N/C duo システムを構築することができます。

146サンプルまで搭載可能なAS Vario 直接注入

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multi N/C 3100multi N/C 2100S

すべての環境分析に理想的ナノ粒子であろうと懸濁物であろうと、TOC / TN 測定の様々な注入法により柔軟性を提供します。

multi N/C 2100S – 省スペース設計効果的に使用できる少量サンプルにより、環境分析に適している省スペース設計の TOC / TN 計は、学術分野での測定にも利用されています。multi N/C 2100S は、オイルや粒子を含むサンプルでも問題なく注入できます。オートサンプラーとセプタムフリーの注入技術は、TOC 計をコンパクトで堅牢なルーチン分析装置に変えました。

multi N/C 3100 – 様々なサンプルに対応高純度の水から排水まで全く問題なく、multi N/C 3100 はあらゆるサンプルに対応します。これは、高温燃焼触媒酸化と、微粒子サンプルのための高い洗浄能力を備えたフローインジェクションにより可能になりました。高性能なサンプル導入ユニットにより、サンプル量を変えても導入量は非常に正確です。multi N/C 3100 は NPOCモードで迅速に測定が行えるため、サンプル数の多い測定に適しています。

multi N/C 2100S の特長 ■ セプタムフリーの直接注入技術 ■ 少量サンプルに最適 ■ 粒子処理機能と効果的な洗浄 ■ オートサンプラーを一体化できる省スペース設計

multi N/C 3100 の特長 ■ 粒子を含むサンプルのための高い洗浄能力 ■ 堅牢なセラミックインジェクターバルブ ■ 高感度 ■ パラレルパージ機能による高いサンプル処理能力

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multi N/C UV HS

オフラインのプロセスモニターに最適 塩が含まれるサンプルも高感度に測定します。

multi N/C UV HS – TOC 測定を簡単にエネルギー分野のボイラー水の測定、半導体工業でのふっ酸を含む超純水、飲料水の処理工程水、電気めっき工場でのめっき浴のモニターなど、これらすべてのアプリケーションに対して、湿式紫外線酸化方式は、 高感度の測定とマトリックス耐性を提供します。メンテナンスの頻度も低く抑えられます。

multi N/C UV HS は、サンプルの酸化に酸化試薬（ペルオキソ二硫酸）と高出力の UV 光源を使用します。従来の UVリアクターを搭載した TOC 計とは異なり、multi N/C UV HS は、254 nm と 185 nm の 2 波長を使用しています。この高出力の UV ランプは、安定性の高い炭素化合物でさえも完全に酸化します。フローインジェクション方式により、最大 20 mL の大容量のサンプル導入量による高感度測定と、精度の高い可変サンプル導入を達成しました。試薬の自動パージで効果的にブランクの値を落とすことができるため、最小のシステムブランク値を保証します。

超純水の測定には、酸化試薬を使用しない UV ランプだけの酸化測定を行うことができます。この測定法はこの装置の利点でもあります。なぜなら、酸化試薬のブランク値によって、ブランク値が高くなり微量域の測定に影響を及ぼすためです。 multi N/C UV HS ではこの問題はありません。 酸化試薬の使用はソフトウェアで選択でき、高出力の UVランプは低濃度のサンプルには十分な酸化エネルギーがあります。

multi N/C UV HSの特徴 ■ 高出力、長寿命UVリアクターによる湿式紫外線酸化 ■ パラレルパージ・測定による処理能力が高いフロー

インジェクション ■ ppbレベルの高感度と精度 ■ 高マトリックスでもTOC測定可能

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固体 TOC 自動測定 ‒ multi N/C duo シリーズ 固体中の TOC 測定は環境モニタリング、廃棄物リサイクル、農業の分野において重要です。

廃棄物のリサイクルや処理の分野では、法規制により元のサンプルの全有機体炭素 (TOC) 濃度を測定する必要があります。TOC パラメーターは土壌、肥料、底質、スラッジのようなマトリックスにおける環境モニタリングや農業分野、 原料や最終製品の管理（例えば石灰石、 石膏、 セメント）に対する建設資材試験でも非常に重要です。固体 TOC は多くの場合、直接法や差し引き法により EN 13137 や EN 15936 に従って測定します。

ダブルファーネス技術この独自のファーネス技術により、異なる燃焼管（垂直 /水平）を使用することにより 1 つの同じ炉で水系測定と固体測定を組み合わせることが可能です。固体測定では最高 950℃の触媒によるサンプル分解を行います。ダブルファーネス技術はサンプル処理能力を求めない固体測定において、コンパクトで省スペースの代替法であり、最高の検出感度を提供します。

HT 1300 ファーネスモジュールによる固体測定HT1300 固体モジュールを使用すると、固体サンプルは最高 1300℃の酸素雰囲気で触媒を使用せずに酸化できます。 セラミックボートによるサンプルの導入は簡単です。オープンガスロックにより、サンプル導入の際に開閉が必要なサンプルボートの問題が解消されました。これは完全にメンテナンスフリーで、汚染や摩耗はありません。耐性のある高温セラミックス（HTC 技術 ) の使用により、燃焼管の耐用年数は非常に長くなり、固体燃料、例えば石炭や再生可能原料のようなサンプル中の TC の定量のようなアプリケーションにも対応できます。最大 3g までの大容量サンプルにより、1 度の測定で信頼できる結果を得ることができます。不均一サンプルも簡単に測定できます。これにより、サンプル前処理と繰り返し測定回数を大幅に減らすことができます。

固体中の TIC 測定のために、別置きの酸分解のための TIC固体モジュールがあります。

ダブルファーネス技術 - T- オーブン搭載の柔軟な固体 TOC ソリューション

最高 1300℃の手動および自動の触媒フリー燃焼のための高温セラミックス（HTC 技術）

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multi N/C duo - 完全自動の TC / TOC 固体測定multi N/C 2100S duo および multi N/C 3100 duo システムは液体、固体両方のサンプルに対し、処理能力の高い高度な自動化を実現しています。

HT1300 や完全自動固体サンプラーとの組み合わせにより、自動で最大 48 サンプルまでのサンプルボートを燃焼プロセスへと移すことができます。内蔵のボートセンサーにより、エラーが発生することなく自動測定が行えます。保持位置と導入速度を設定することにより、一連のサンプルに対し、マトリックスに最適化して測定を行うことができます。これにより、特別な温度プログラムを必要とするマトリックスでも簡単に自動で処理することができます。

multi N/C duo システムの主な利点は、特に堅牢性と触媒フリー燃焼技術、固体測定の幅広いアプリケーション、液体操作と固体操作の迅速で容易な切り替えで、これは搭載のバルブ技術によりマウスの数回のクリックだけで可能です。

multi N/C duoシステムの特性 ■ 費用対効果が高い – 高度な自動化により最大48の固体サンプルが4時間で測定完了

■ 時間の節約 – ソフトウェアにより固体から液体モードの切り替え : ハードウェアの変更は不要

■ 堅牢なセラミック技術 - 部品の摩耗が最小 ■ サンプル量が多い - 均一性の低いマトリックスに最適

さらなる固体パラメーターの追加TC / TOC とは別に、さらなる固体パラメーターが必要な場合、multi EA 4000 は固体測定で先進的な自動化ソリューションを提供します。TIC 自動モジュールを利用することで、TIC 測定と TOC 測定差し引き法が簡単に自動で行えます。さらに、熱分解機能により、VGB 法による元素炭素 (EC）や生分解有機炭素 (BOC) の測定も行えます。全硫黄 (TS）や全塩素 (TCl) などの他のパラメーターもモジュールにより拡張でき、例えば灰、スラグ、可燃物、RDF ( 廃棄物由来燃料）、建設資材などの幅広いアプリケーションに対応します。

multi N/C 2100S duo multi N/C 3100 duo

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multi N/C シリーズ:

1) 仕様

multi N/C 2100S multi N/C 3100 multi N/C UV HS multi N/C

2100S duo

multi N/C

3100 duo

高温触媒酸化

950 °C 〇 〇 - 〇 〇

紫外線酸化 (254 nm, 185 nm) - - 〇 - -

フローインジェクション - 〇 〇 - 〇

直接注入 〇 - - 〇 -

測定範囲 [mg/L]TC/TOC/NPOC/TIC 0-30,000 0-30,000 0-10,000 0-30,000 0-30,000

測定範囲 TNb mg/L (ChD) 0-100 0-10,000* - 0-100 0-10,000*

測定範囲 TNb mg/L (CLD) 0-200 0-20,000* - 0-200 0-20,000*

HT 1300 固体モジュール 〇 〇 〇 〇 〇

ダブルファーネス固体モジュール 〇 - - - -

自動HT 1300 (最大48固体サンプル)- - - 〇 〇

測定範囲 [mg] abs. solid TC/TOC 0 - 500 0 - 500 0 - 500 0 - 500 0 - 500

セルフチェックシステム 〇 〇 〇 〇 〇

VITA/Easy Cal 〇 〇 〇 〇 〇

2) アプリケーション

環境水:

- 飲料水/地下水

- 表層水

- 浸出水・溶出水

- 排水 (一般, 工場)

- 海水

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇** 〇 〇

〇 〇 〇** 〇 〇

〇 〇 - 〇 〇

〇 〇 〇*** 〇 〇

プロセス分析:

- 冷却水・ボイラー水

- 超純水 (半導体工場)

- 電気めっき浴***

- 酸・アルカリ溶液***

- 〇 〇 - 〇

- 〇 〇 - 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

土壌、底質、汚泥、フィルターダスト、などの中の固体TOC

〇 〇 〇 〇 〇

* AS vario / AS vario ERによる自動外部希釈により最大1:100の希釈が可能** DOCのみ*** 希釈が必要

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仕様・設置条件

装置設置条件

モデル multi N/C 2100S / 2100S duo multi N/C 3100 / 3100 duo multi N/C UV HS

ガス 酸素99.995％以上　または　合成空気（CO2 < 1 ppm、HC < 0.5 ppm） 窒素　99.999%以上　または　アルゴン99.996%以上

電源 230 V AC,　50/60 Hz 100 ～ 240V AC, 50/60Hz

電気消費量 最大　500 VA, 　平均　400 VA 最大　200 VA, 　平均　150 VA

設置場所 温度：　+10 ～ +35℃　　湿度　5 ～ 90％

設置面積 ( H × W × D ) 550 × 513 × 464 mm

重量 約 30 kg

オートサンプラー仕様・設置条件

モデル AS 10e AS 21hp AS Vario / ER* AS 60 EPA

サンプル数 10 21 146/100/72/52/2047（希釈用ラック）** 60 64

容量 (ｍL) 50 5012/20/40/100/100

50 9 40

洗浄機能 − ○* −

自動酸化 − ○ ○ ○

サイズ ( H × W × D ) 350 × 250 × 310 mm 350 × 250 × 310 mm 400 × 350 × 470 mm 500 × 500 × 380 mm 550 × 500 × 540 mm

重量 4.5 kg 4.5 kg 15 kg 9 kg 15 kg

* ER: 洗浄ポート付　multi N/C 3100, UV HSに対応　ラック72/100/146/47** multi N/C 3100のみ対応

モデル ダブルファーネスモジュール HT 1300

電源 230 V AC, 50/60 Hz 230 V AC, 50/60 Hz

電気消費量 --- 最大 1000 VA, 平均 700 VA

設置面積 ( H × W × D ) 80 × 300 × 80 mm 460 × 490 × 500 mm

重量 約 3 kg 約 22 kg

固体モジュール仕様・設置条件

FPG 48

230 V AC, 50/60 Hz

30 VA

460 × 500 × 550 mm

約 25 kg

HT1300用サンプラー仕様・設置条件

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