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1 GTINの運用基準 2006年8月 - - お菓子ねっと運営委員会 お菓子ねっと運営委員会 2007年3月迄に 卸売業様の対応が必要 (GTIN説明資料)

GTINの運用基準 - ::: JCWA ::: 全国菓子卸商業組合連合会 GTINの運用基準 2006年8月 e-お菓子ねっと運営委員会 1 2007年3月迄に 卸売業様の対応が必要

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GTINの運用基準

2006年8月

ee--お菓子ねっと運営委員会お菓子ねっと運営委員会1

2007年3月迄に

卸売業様の対応が必要

(GTIN説明資料)

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- 目 次 -

はじめに (目次) 2 4-2 食品業界のGTIN運用 12

1 GTINとは 3 4-3 業界のGTIN移行スケジュール 13

2 GTINの利用方法 3 5-1 卸売業様のGTIN対応 14

3-1 GTINによる大きな影響 4 5-2 商品コードの紐付けの一例 15

3-2 国際標準の付番ルール 5 5-3 卸売業でのコード変換方法 16

3-3 JANアイテム一致型の具体例 6 5-4 内箱(ボール)の単品JANが内箱ITFに変更 17

3-4 JANアイテム不一致型の具体例 7 5-5 卸商品マスターに追加が必要な項目 18

3-5 一致型と不一致型比較 8 6 e-お菓子ねっとのGTIN対応 19

3-6 一致型と不一致型の付番例 9 7-1 Q&A集(1) 20

3-7 内箱の単品JANをITF表記に変更 10 7-2 Q&A集(2) 21

3-8 荷合せ品のバーコード表記の徹底 10 8 お問合せ先 22

4-1 菓子業界のGTIN運用 11

- はじめに -

今回のGTIN説明は2007年3月の開始に当たって、メーカ/卸売業がスムーズに対応が

可能となるように、具体的な方策をまとめたものです。

<はじめに>

今回のGTIN資料は2007年3月のGTINの本格開始に当たって、メーカ/卸売業がスムーズに対応が可能となるように、具体的な

方策をまとめたものです。

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1. GTIN (Global Trade Item Number) とは

商品コードを全て14桁に包括して表す国際標準のコード体系

T1 T2 T3 T4 T5 T6 T7 T8 T9 T10 T11 T12 T13 T14

ITF-14桁 N N N N N N N N N N N N N C

JAN-13桁 0 N N N N N N N N N N N N C

JAN-8桁 0 0 0 0 0 0 N N N N N N N C

2. GTIN の利用方法

① 国際標準の商品識別コードとして,14桁に統一して

② JANシンボル(バーコード)は13桁/8桁と変わらないが、GTIN上は14桁で表記する

アメリカ:UPC12桁 ヨーロッパ:EAN13/8桁 日本:JAN 13/8桁

アメリカ/ヨーロッパ:ITF14桁 日本:ITF16桁/ITF14桁

企業間データ取引(EDI)や商品マスター管理等で利用する

① JAN : 消費者購入単位コード(POSで利用)

② ITF : 物流識別商品コード(入出庫検品で利用)

UPC-12桁 0 0 N N N N N N N N N N N C

1.GTINとは、Global Trade Item Numberの略であり、

JAN/ITFを14桁で表記した国際標準の商品コードです。

2.GTINの利用は、主に、EDIや商品マスター管理での

統一的な商品コードとして利用します。

※ JANはGTINコード上は14桁になりますが

JANシンボル(バーコード)は現行通り変わりません。

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3-1. GTIN による大きな影響

② ITFコード(集合包装用商品コード)の14桁への切り替え

③ ITFコード(集合包装用商品コード)の2つの表記方法の容認

① 国際標準による商品アイテムコードの設定基準の徹底 (JAN/ITF)

④ 集合包装(ボール、ケース)への単品商品JANコード(シンボル)の印刷廃止

ITF16桁 ITF14桁

一致型 不一致型または システム対応

単品JAN 内箱ITF

新ルール現ルール

JANアイテム JANアイテム

単品JAN表記は

ルール違反

3-1. GTIN による大きな影響

① 国際標準による商品アイテムコードの設定基準の徹底 (JAN/ITF)

現行のJAN/ITFの設定基準は、国際標準に遵守されていない

場合がありますが、新しい設定基準の徹底を行ってください。

② ITFコード(集合包装用商品コード)の14桁への切り替え

ITF16桁はGTINで表記出来ませんので利用中止となります

2010年3月までに、ITF14桁に変更して下さい。

③ ITFコード(集合包装用商品コード)の2つの表記方法の容認

2007年3月から、ITFの付番、単品JANとITFのアイテム部分が

一致型と不一致型のITFの流通が開始されます。卸・小売業での入出荷

検品システムのシステム対応等の影響が出てきます。

④ 集合包装(ボール、ケース)への単品商品JANコード(シンボル)の印刷

長年、内箱(ボール)に単品のJANシンボル表記が行われてきましたが、

GTINの原則から外れている為、ケースのITF14桁化と併せて、

ボールには、ボール用ITF表記に変えます。

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3-2. 国際標準の付番ルール

① 商品の基本的な要素が異なる場合 (JANを変更する条件 )

商品名、商品ブランド名、商品銘柄・等級が異なる場合。

商品のタイプと種類(希望小売価格、味、原材料、サイズ、販売単位)が異なる場合。

商品の正味量 (重量、容量など)が異なる場合。

セット商品で価格または中身の商品組み合わせが異なる場合。

ボーナスパック、コンビネーションパック、季節商品、ヴィンテージ・ワインetc

③ 再利用までの期間 ( ITFも含みます )

ブランドオーナーによって終売とされた日付より最低48ヶ月(4年)経過するまで

別の商品には使用しない

再利用する場合は流通在庫がなくなっていることを確認の上使用する

② 商品の荷姿が異なる場合 ( ITFを変更する条件 )

集合包装に入っている単品の入り数が異なる場合。(外箱/内箱)

小分け包装単位の小分け包装形態が異なる場合。

集合包装の荷姿・包装の種類が異なる場合。(「バンド掛け」、「半裁品」含む)

新ルールでは軽微な商品変更等の場合、GTINを変更しないのが原則ですが、物流上、ブランドオーナーが変更した方が得策と判断した場合は変更も可能です。

3-2. 国際標準の付番ルール

① JANを変更する条件

商品の特質、価格、内容表示が変更となった場合に変えます。

ボーナスパック、ヴィンテージワイン等商品を差別化する場合。

② ITFを変更する条件

集合包装に入っている単品入数変更、荷姿・包装の種類が異なる場合。

軽微な商品変更等の場合GTINを変更しないのが原則です。

ブランドオーナーが得策と判断した場合は変更も可能です。

③ 再利用までの期間 ( ITFも含む )終売日より最低48ヶ月(4年)経過するまで、別の商品には使用しない。再利用する場合は流通在庫がなくなっていることを確認する。

※ GTINの大原則

① JAN:消費者購入単位にはJAN(単品・ボール・ケースあり)

② ITF:集合包装用GTIN(ボールも集合包装)

③ 同一包装形態には1つのGTIN

消費者にボール売り、ケース売りする場合は、単品JAN不一致型とし

ボールITF=ボールJAN,ケースITF=ケースJANとなる

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単品JAN 49+11223+01123+CD

基本品:1を使用する

ケースITF 1+49+11223+01123+CD

入り数違い品(2~7)またはボール(8)を使用する

ケースITF 2+49+11223+01123+CD

ボールITF 8+49+11223+01123+CD

(ボール形態が2つある時は7を使用する)

※ 直接、消費者にボール販売・ケース販売する場合はボールJAN・ケースJANが

必要となるが、この場合は不一致型の採用となる、

3-3. 集合包装用コード(ITF)一致型の具体例

メリット

JANコードが内包されているためITFコードから単純に単品JANコードを求められる

デメリット

PI(ITFコード上1桁目)が不足する可能性がある

消費者にボール販売・ケース販売をおこなう場合は、不一致型で行う

*ケースJAN:ケースで消費者に販売する場合、単品JANとは違うコードが必要

ケースで消費者に販売しない場合は不要です。

3-3 集合包装用コード(ITF)一致型の具体例

① ITFコードに単品のJANのアイテムコードが内包されている為、

変換マスターがなくてもJANコードが求められるのが最大のメリット。

② パッケージ・インジケータが1桁しかない為、ITF付番に苦労する。

③ 消費者に、直接、ケース販売・ボール販売する場合は、ケースJAN・

ボールJANを付番する為、不一致型を採用しないといけない。

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単品JAN 49+11223+01123+CD

基本品

ケースITF 0+49+11223+01124+CD

ケースJAN 49+11223+01124+CD

入り数違い品またはボール

ケースITF 0+49+11223+01125+CD

ケースJAN 49+11223+01125+CD

ボールITF 0+49+11223+01126+CD

ボールJAN 49+11223+01126+CD

3-4. 集合包装コード(ITF)不一致型具体例

メリット

ケース販売をおこなう場合、荷姿に対するGTINは1つになる

ITFの付番が容易である(全て別アイテムとなる)

デメリット

単品JANを利用した検品システムなどはITFから単品JANをもとめる仕組みを

つくらなければならない。

*ケースJAN:ケースで消費者に販売する場合、単品JANとは違うコードが必要

ケースで消費者に販売しない場合不要です。

一致

一致

不一致

一致

3-4 集合包装用コード(ITF)不一致型の具体例

① 単品JANは、ケースITFから判別出来なくなり、常に、紐付け変換

を行わないと認識出来ない。

② ケース販売する時は、ケースITFとケースJANのGTINは一緒

となり、ITFを変える場合はJANも変える必要がある。

③ ITFのパッケージ・インジケータは常に“0”である。

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3-5. 一致型と不一致型

単品(バラ)

内箱(ボール)

外箱(ケース)

【 JANアイテム一致型 】

JAN : 4911223011239

ITF : 84911223011237

ITF : 14911223011236

ITF : 74911223011238

【 JANアイテム不一致型 】

JAN : 4911223011239

ITF : 04911223022235

ITF : 04911223033231

JAN : 4911223022235

JAN : 4911223033231

① 単品JANと集合包装ITFは一致② ケースITFが変わってもボールITFは変えない③ ボール形態が2つの場合は8と7を推奨④ 変更が多い場合はITFの付番が厳しい

① 単品JANと集合包装ITFは不一致

② 同一包装単位のJANとITFは一致

(ケースITFが変わる時はケースJANも変わる)

③ ITFをなるべく変えないのが得策

3-5. 一致型と不一致型

① 一致型と不一致型の比較を表にしてみました。

②一致型と不一致型の採用は、企業の内外の事情・商品特性等により、

ブランドオーナーの判断となります。

③同一商品において、14桁から16桁への付番の戻り、

一致型・不一致型の混在での利用は出来ません。

④消費者にケース販売・ボール販売する場合はケースJAN・ボールJAN

が必要となりますが、同一包装形態では同一GTINでなければならない

ので必然的に、単品JANと不一致型のITF・JANを使用して下さい。

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単品JAN 491122301123C 491122301123C 491122301123C 491122301123CボールITF 0491122301124C 0491122301124C 0491122301124C 0491122301134CボールJAN 491122301124C 491122301124C 491122301124C 491122301134CボールITF 0491122301125C 0491122301125C 0491122301125C 0491122301135CボールJAN 491122301125C 491122301125C 491122301125C 491122301135CケースITF 0491122301126C 0491122301128C 0491122301131C 0491122301136CケースJAN 491122301126C 491122301128C 491122301131C 491122301136CケースITF 0491122301127C 0491122301129C 0491122301132C 0491122301137CケースJAN 491122301127C 491122301129C 491122301132C 491122301137C

3-6. 一致型と不一致型の付番例

【 JANアイテム一致型 】

【 JANアイテム不一致型 】

変更偏移 2007/04発売 2008/04変更 2009/04変更 2010/04変更

(ボール入数違いがある場合)

変更偏移 2007/04発売 2008/04変更 2009/04変更 2010/04変更

単品JAN 491122301123C 491122301123C 491122301123C 491122301123CボールITF 8491122301123C 8491122301123C 8491122301123C 8491122301123CケースITF 1491122301123C 2491122301123C 3491122301123C 4491122301123C

※ 直接、消費者にボール/ケース販売する場合は、不一致型の採用となる

3-6. 一致型と不一致型の付番例

一般的な付番例を表にしてみました、参考にして下さい。

10

10

3-8. バンド掛・半製品・荷合せ品のバーコード表記の徹底

30入

30入

30入

1ケース分「30入」を表すITFはケース単位で表記

GTINは相手先取引単位

3-7.内箱の単品JANをITF表記に変更

ボール用ITF単品JAN ITF規格 0.35倍変更

内箱で消費者に販売する時内箱JANを別表記

ボール用JANJAN規格 0.8倍

JAN : 4911223011239ITF : 84911223011237

JAN : 4911223022235

新商品より適用

「90入」で取引する場合は別のGTINを設定する

ボール用ITF ITF : 04911223022235変更

3-7.内箱の単品JANをITF表記に変更

ボールへの「単品JAN」表記をやめて、「ボールITF」表記に変更

します。「ボールITF」は「0.35倍」で表示するとPOSのスキャナでもスムーズに読み取ることが可能です。

消費者にボール販売する場合は、単品JAN不一致型の「ボール用ITF」

と「ボール用JAN」を別表記して下さい。

3-8. バンド掛・半製品・荷合せ品のバーコード表記の徹底

物流効率を上げるためにバンド掛け・荷合せ品のITFは、原則として

1ケースのGTINに対応したITFを表記します。

EDI上のGTINはあくまでも取引単位のGTINを利用して下さい。

※シュリンク包装の場合

①ケース包装の場合は、ケース用ITFシールを貼付して下さい。

②ボール包装の場合は、ボール用ITFシール貼付が原則ですが、

費用増となる為、ボール用ITFシール貼付を行わない場合は

単品JANが見えるように包装して下さい。

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11

491122301123+9

② 内箱(ボール) <ITF規格:0.35倍>

4-1. 菓子業界のGTIN運用

【 ITF:16桁→14桁、 JANアイテム一致型(推奨)、 ボール:JAN→ITF 】

8+491122301123+5

③ 外箱(ケース) <ITF規格:0.65~1.0倍>

1+491122301123+6

7+491122301123+8

: :

① 消費者購入単位(単品/内箱/ケース) <JAN>

ボールITF14桁化

2007年3月から

(P1=8:推奨)

2007年3月から

(P1=1~7)

ケースITF14桁化

< 現行通り >

単品JAN

(13桁/8桁)

4-1. 菓子業界のGTIN運用

①菓子業界では、移行時の大幅な混乱を避ける為に、GTINの運用を

限定した運用で当面は望みたいと考えています。

②内箱(ボール)の単品JAN表記からボールITF表記に変更しても、

パッケージ・インジケータ<8>という制限した一致型での表記変更を行って、

卸売業・小売業への最低限の影響に押し止めるつもりです。

③外箱(ケース)ITFの14桁化に関しても、消費者へのケース販売

が少ない現状も踏まえて、一致型での移行を推奨しています。

④消費者にケース販売・ボール販売する場合はケースJAN・ボールJANが

必要となりますが、同一包装形態では同一GTINでなければならないの

で必然的に、単品JANと不一致型のITF・JANを使用して下さい。

※当面の方法として、一致型の推奨を掲げましたが、全面的に不一致型の

採用を制限するではなく、将来的には、業界動向を見ながら、不一致型

を含めた標準対応に持っていければ良いと考えています。

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12

単品JAN 491122301123+9 ケースJAN 491122301126+0

② 内箱(ボール) <ITF規格:0.35~1.0倍>

4-2. 食品業界のGTIN運用

【 ITF:16桁→14桁、 JANアイテム一致型/不一致型(併用) 】

一致型 n+491122301123+c 不一致型 0+491122300001+1

③ 外箱(ケース) <ITF規格:0.65~1.0倍>

一致型 m+491122301123+c 不一致型 0+491122300002+8

一致型 n+491122301123+c 不一致型 0+491122300003+5

① 消費者購入単位 (単品/内箱/ケース) <JAN>

: : : :

4-2. 食品業界のGTIN運用

①食品業界では、当初より、不一致型の全面適用を掲げ、大手34社に

関しては、2008年4月迄にGTINの移行完了を表明しております。

② EDIに関しても、GTINの積極的な採用を行い、プライベート・コード

の廃止を目指しております。

③ あくまでも、食品業界がGTINの標準対応です。

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13

4-3. 業界のGTIN移行スケジュール

200604 200703 200804 200904 201003 201104

ITF14桁・ボールITF・新付番ルール

ITF16桁・ボールJAN

新運用開始 ITF14桁・アイテム不一致型ITF・新付番ルール

200604 200703 200804 200904 201003 201104

2007年3月

大手34社移行完了

2007年3月

新運用開始菓子

食品

新品ITF14全品適用09年10月

アイテム一致型推奨

アイテム一致型/不一致型採用

ITF16桁中止

4-3.業界のGTIN移行スケジュール

<菓子業界>

①菓子業界の移行スケジュールは、メーカよりも卸・小売業の入出庫検品

システムのGTIN対応が優先されます。(2007年3月迄)

②メーカ側は、2007年3月から状況を見ながら、1~2年程度の期間で

商品毎に切り替えていく予定です。

③2009年10月以降の新商品に関しては全品ITF14桁となります。

<食品業界>

①食品業界も、メーカよりも卸・小売業の入出庫検品システムのGTIN

対応が優先されます。(2007年3月迄)

②メーカ側は、2007年3月から積極的に、GTIN対応を行い、

大手34社は2008年4月迄に全商品に切替え完了の予定です。

③菓子業界よりも、早期にGTIN移行完了となっている予定です。

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5-1. 卸売業様でのGTIN対応

出荷案内JANコード

本部

拠点/店舗

「集合包装用商品コード」の単品JANコードとの紐付け

物流センター

入荷実績JANコード

EDI

不一致型「集合包装用商品コード」には単品のJANコード(アイテムコード部分)が含まれてないため現行の仕組みでは商品コードによる検品ができない

スキャン検品

・入出荷検品で集合包装用商品コードを使用している場合

納 品

14

システム対応

が必要!

5-1. 卸売業様でのGTIN対応

これから、卸売業様の入出荷検品システムの影響度を中心に説明させて

頂きます。

簡単に言いますと、不一致型のGTINに対して、入出荷検品システムの

ITFから単品JANへの紐付けが必要となる場合があります。

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5-2. 商品コードの紐付けの一例

集合包装①GTIN:0491234500001c

商品名:GSワイン12本入

②GTIN:0491234500002c商品名:GSワイン24本入

単品GTIN:0491234511111c商品名:GSワイン720ml

0491234511111cGSワイン 720ml流通酒造

240491234511111cGSワイン 24本入り流通酒造0491234500002c

入数GTIN 単品商品名ブランド名GTIN 集合包装

120491234511111cGSワイン 12本入り流通酒造0491234500001c

商品コードの紐付け 商品マスタの一例

・・・ 15

JAN単品表記がなくなる

5-2. 商品コードの紐付けの一例

上の図は、単品・内箱・外箱を絵で表現したものです。

16

16

5-3. 卸売業でのコード変換方法

ITF読み取り

ITF認識JAN自動変換(スキャナ機能)

商品コード

変換マスタ

マスタ変換(ITF→JAN)

マスタ変換(仮JAN→JAN)

単品JAN 認識

JAN読み取り

ITFコードJANコードPVコード

ITF読み取り化

一致型はマスタ不要

単品JAN 認識

PVコード 変換JAN/ITF→PVコードへの変換はマスター必要

スキャナ

不一致型は単品JANへのマスタ変換が必要

ITF 1491111133333C

仮JAN 491111133333C

単品JAN 491111122222C

PVコード 変換

5-3. 卸売業でのコード変換方法

1. スキャナの読み取り方法

① 1つのスキャナで、ITF16桁/14桁とJAN13桁/8桁が読み込めるのかを確認願います。

2.ITF読み取り方法

① ITFコードを読み取り、そのままITFと認識して、単品JANまたはPVコードに変換する場合は、不一致型に対応して、ITF→JANへのマスターによる変換が必要となります。

② ITFコードを読み取り、スキャナの機能でJAN変換している場合は、不一致型の場合は、仮JAN→単品JANへのマスターによる変換が必要となります。

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17

5-4. 内箱(ボール)の単品JANが内箱ITFに変更

ボール用ITF 単品JANスキャナ

ITF規格 0.35倍

変換

PIを無視して、JAN算出

内箱で消費者に販売する場合は内箱JANを別表記

一致型

不一致型 変換マスタ経由で、JAN認識 変換マスタ

ボールITF→単品JANへの変換

変換JAN→単品JANへの変換

ITF 0491111133333C単品JAN 491111122222C

仮JAN 491111133333C

単品JAN 491111122222CITF 8 491111122222C

5-4. 内箱(ボール)の単品JANが内箱ITFに変更

※ 内箱(ボール)のバーコードが単品JAN表記からボールITF表記に変更となる為の対応です。

1.1つのスキャナで、ITFとJAN両方が読み込めるかを確認願います。

2. ITF読み取り方法

① ITFコードを読み取り、そのままITFと認識して、単品JANまたはPVコードに変換する場合は、不一致型への対応はITF→JANへのマスターによる変換が必要です。一致型の場合は問題ありません。

② ITFコードを読み取り、スキャナの機能でJAN変換している場合は、不一致型の場合は、仮JAN→単品JANへのマスターによる変換が必要です。当面は一致型の採用を推奨しているので問題は出ないと思いますが、今後は根本的な対応が期待されます。

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5-5. 卸商品マスターに追加が必要な項目(理想型)

項 目 名 桁数 項 目 内 容 使 用 例 入数 規格

メーカPVコード 15桁 メーカコード+PVコード 4912345+02356 8 X 6

卸用PVコード(単品) 15桁 卸PVコード (単品) 02356+0 1

卸用PVコード(内箱) 15桁 卸PVコード (内箱) 02356+1 6

卸用PVコード(ケース) 15桁 卸PVコード (ケース) 02356+2 48

単品JANコード 13桁 最小消費者購入単位 4912345+02356+4 1 0.8

内箱ITFコード 14桁 標準内箱用ITFコード 8+4912345+02356+4 6 0.35

内箱JANコード 13桁 内箱販売用JANコード 4912345+02359+9 6 0.8

外箱ITFコード 14桁 標準外箱用ITFコード 1+4912345+02356+5 48 1.0

外箱JANコード 13桁 外箱販売用ITFコード 4912345+02369+9 48 1.0

※ GTIN(ITF/JAN)から、社内管理コードにいかに紐付けを行うかが鍵となる

※ メーカ→卸売業間、卸売業→小売業間の出荷検品・入庫検品時に利用する

場合の運用ルールを決めないと混乱を招く恐れがある。

5-5. 卸商品マスターに追加が必要な項目(理想型)

① 上記の表は、卸売業として上記のマスターを管理すればどんな変換

対応にも耐えられると思い掲示しましたが、個々の企業により管理

方法が異なると思われますので参考に留めて下さい。

② 結果的には、GTIN(ITF/JAN)から、社内管理コードにいかに紐付けを

行うかが鍵となります。

③ メーカ→卸売業間、卸売業→小売業間の出荷検品・入庫検品時に

利用する場合の運用ルールを決めないと双方に無用な混乱を招く

恐れがあります。

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6. e-お菓子ねっとのGTIN対応

商品コード識別区分

GTINコード体系

ITFコード(一致型) P M M M M M M M I I I I I C

ITFコード(不一致型) 0 M M M M M M M I I I I I C

JANコード(標準) 0 M M M M M M M I I I I I C

JANコード(短縮 ) 0 0 0 0 0 0 M M M M M M I C

0 : 統一商品コード

1 : ITFコード(14桁)

2 : ITFコード(16桁)

3 : JANコード(13桁)

4 : JANコード(8桁)

6 : GTINコード(14桁)

(メーカコード7桁の場合)

変更データ種

発注/入庫予定/受領/直送/店出し/返品通知データ

EDIの運用開始は 卸・メーカの双方の合意のもとに行って下さい

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統一伝票共通コード欄上段 :GTIN上8桁

下段 :GTIN下6桁

ケース/ボール発注時

単品(袋)発注時

発注/納品単位で

6. e-お菓子ねっとのGTIN対応※ e-お菓子ねっとのGTIN対応は、EDIを中心にデータ項目の追加を中心に行います。

① 商品コード識別区分

6:GTINコード(14桁)を追加します。

② GTINコード体系

GTINコード体系の通り、JANもITFも14桁で指定します。

③ GTINコードの利用方法

発注単位/納品単位に則したGTINを使用する

(ケース/ボール発注:ITF利用、単品(袋)発注:JAN利用)

④ 変更データ種

発注/入庫予定等を優先的に対応する

⑤ 実際の運用開始は、卸・メーカ双方の合意のもとに行なわないと

無用なトラブルが発生することとなります。

⑥ e-お菓子ねっとパッケージの適用時期につきましては、富士通FIPよりご案内いたします。

20

7-1. Q&A集(1)

JANバーコードは現行のまま(13/8桁) です。 「GTIN上は14桁に合わせます」

JANバーコードを14桁に変更にするのか

新付番ルールに準拠していない商品はどうするのか

新商品または企画変更品から適用して下さい。(2007年3月から)

2007年3月以前にITF14桁が利用できないか

現在でも、JANアイテム一致型で利用することが出来ます。

2010年3月から、ITF16桁は使えなくなるのか

メーカからのITF16桁での出荷は出来なくなります。流通済在庫も出来るだけ早期になくして下さい。

20

EDI上のGTINコードの利用は?(発注単位で分けないといけないのか)

GTINは、EDI取引上の標準商品識別コードです。e-お菓子ねっとでは包装単位(ケース/ボール/バラ)の数量で発注が出来ますが、原則、取引単位のGTINを利用して下さい。(ケース/ボール発注:ITF,単品(袋)発注:JAN)

【Q:質問事項】 【 A:回答内容】

7-1. Q&A集(1)

上記を参照願います。

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7-2. Q&A集(2) 【Q:質問事項】 【 A:回答内容】

今のスキャナで、ITF14もITF16も読めるのか

よほど古いスキャナでない限り、読めるはずです。但し、スキャナの設定変更が必要な場合があります。

何故、菓子業界は、JANアイテム一致型を推奨するのか

卸・小売業のほとんどの企業でITFからJANを認識しており、不一致型だと変換対応等大きな混乱が予想されるからです。 当面の対応です。

何故、ボールは単品JAN表記では駄目なのか

ボールは集合包装であり、ルール上、ITF表記が基本である 。ただし、ボールで消費者に販売する場合はボール用JANを別表記します。

JAN8桁でも、ITF14桁のインディケータは1桁なのか

JAN8桁の場合でもインディケータは1桁のみです。「インディケータ1桁」+「00000」+「JAN8桁上7桁」+「C/D」

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菓子業界では、JANアイテム不一致型で行っていけないのか

卸・小売業の確認をとって下さい。将来的には不一致型の採用もありえます。

7-2. Q&A集(2)

上記を参照願います。

22

22 完

参考:(財)流通システム開発センターのホームページ(http://www.dsri.jp)

e-お菓子ねっとホームページ(www.eokashi.net)

2007年3月のGTINへの移行開始に向けて

お問合せ: e-お菓子ねっとホームページのお問合せサイト「全日本菓子協会([email protected])へメールして下さい。

ご質問・ご意見をお待ちしております。

GTIN資料: e-お菓子ねっとホームページの資料室サイト「普及説明会資料:GTIN資料」を参照して下さい。

8. お問合せ先

8. お問合せ先

① Q&Aは、なるべくe-お菓子ねっとホームページの「お問合せ」欄の

メールでお願い致します。

「社名、氏名、所属・役職、返信メール宛先、電話番号・FAX番号」

② メールの内容をみて、「返信メール」または「電話・FAX」を専門委員

から,ご返事させて頂きます。

③ 資料は、「資料室」の「普及説明会資料:GTIN資料」を参照して下さい。