G l o ca l 県費奨学生配置センター機関紙 “ グローカル6 March 2016 ink globally, Act locally. 奈良県 平成 27 年度 奈良県立医科大学卒業式、謝恩会報告 県費奨学生新たな飛躍 卒業生からひとこと 4 「奈良県医療政策部 医師・看護師確保対策室 医師対策係」にお聞きしました 5 奈良県医師確保修学研修資金貸与条例の改正について 6 ようこそ奈良県総合医療センターへ 7 News & Information

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Glocal県費奨学生配置センター機関紙 “グローカル”

6

March2016�ink globally, Act locally.

奈良県

平成 27 年度 奈良県立医科大学卒業式、謝恩会報告

県費奨学生新たな飛躍卒業生からひとこと4 「奈良県医療政策部 医師・看護師確保対策室 医師対策係」にお聞きしました5 奈良県医師確保修学研修資金貸与条例の改正について6 ようこそ奈良県総合医療センターへ7 News & Information

特 集

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県費奨学生の皆さん、ご卒業おめでと

うございます。また卒業される皆さんを

支えてこられたご家族の皆様にも心か

らお喜び申し上げます。前日の雨も上が

り晴天に恵まれ卒業式を迎えられたこ

とを、県費奨学生配置センター職員一同

大変うれしく思います。引き続き当セン

ターは、奈良県緊急医師確保修学資金及

び医師確保修学研修資金の貸与者の適

切な配置を行うとともに、キャリア形成

支援を行います。皆さんには、地域に愛

着を持った、奈良県の医療を支える担い

手としてご活躍されることを期待して

います。

平成28年3月15日、平成27年度奈良県

立医科大学卒業式が奈良県立医科大学

大講堂にて挙行され、県費奨学生13名を

含めた医学科・看護学科の計187名

が卒業されました。同日19時からは、医

学科の謝恩会も大阪市内のホテルにて

盛大に開催されました。写真で当日の様

子を紹介します。

平成27年度卒業生から医師としての心構え等をひとこと

■ 平成27年度卒業生内訳: 奈良県立医科大学13名、滋賀医科大学1名、近畿大学1名

■ 平成28年度より上記県費奨学生医師が勤務する初期臨床研修病院 ・奈良県立医科大学附属病院10名 ・奈良県西和医療センター 1名 ・市立奈良病院 2名 ・土庫病院 1名 ・大阪府内の病院 1名

特集Special Feature

平成27年度

奈良県立医科大学卒業式、謝恩会報告

県費奨学生新たな飛躍

2平成27年度奈良県立医科大学医学科卒業記念謝恩会(大阪市内のホテル) 3平成27年度奈良県立医科大学卒業記念謝恩会での細井学長の挨拶 4卒業式当日の大学正門前(奈良県立医科大学) 5卒業式終了後の大講堂前(奈良県立医科大学) 6平成 27年度奈良県立医科大学医学科卒業記念謝恩会(大阪市内のホテル) 7平成27年度奈良県立医科大学卒業式(奈良県立医科大学大講堂)

1平成27年度奈良県立医科大学医学科卒業記念謝恩会(大阪市内のホテル)

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7

奥田 宏純 さん初心を忘れることなく、親身になって患者さんに寄り添い、地域に根差した医療を頑張っていきたいと思います。

佐和 明裕 さん自分が患者として受診した際に、どのような気持ちで来院するのかを忘れないように仕事をしたいと思います。

千﨑 聡士 さん一生懸命頑張ります。

池田 衣里 さんこの春から、医師として新たな一歩を踏み出します。初心を忘れることなく、日々精進していきたいと思います。

垣脇 文香 さん患者さんと真摯に向き合い、経験を積みたいと思います。

寺田 桜子 さんいつまでも真心のあるお節介者であり続けようと思います。

前花 知果 さん患者さんの話をきちんと聞くことのできる医師になりたいと思います。

福井 陽介 さん深く考えること、すぐに動けること、どちらもできるように研鑽を積んで参ります。

菊川 翔馬 さん1人でも多くの患者さんの心に寄り添えるように精進します!

住田 真理子 さん小さなことにも手を抜かず、全力で取り組んでいきたいです。

大山 有紗 さん患者さんに寄り添える研修医になれるよう、これからも頑張ります!

廣田 あずさ さん無事卒業できたことを嬉しく思います。これからは奈良県の医療に少しでも役に立てるように、まずは研修医として日々精進していきたいです。

宮田 麻世 さん今までたくさんの人にいただいた恩を忘れずに、これから少しずつたくさんの人に返していきたいと思います。

清水 宏紀 さん故郷の奈良で医療にたずさわれることを大変うれしく思います。よろしくお願い致します。

大﨑 徹 さん患者さんに安心してもらえるような医師を目指します。

五十音順

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レジナビフェア

地域医療WS

へき地医療研修

奈良県緊急医師確保修学資金と奈良県医師確保修学研修資金の貸与を所管している

「奈良県医療政策部 医師・看護師確保対策室 医師対策係」にお聞きしました

奈良県医師確保修学研修資金貸与条例の改正について

ー奈良県医療政策部 医師・看護師確保対策室 医師対策係メンバー紹介ー左から3番目 松山 室長   (趣味・特技)出された食事をおいしく完食 〃 2番目 楠田 室長補佐 (ひとこと)安心して暮らせる地域づくりを目指しましょう 〃 5番目 尾本 係長   (趣味・特技)料理・酒・ランニング 〃 1番目 小西 主査   (ひとこと)奈良の医療が充実しますように 〃 4番目 瓜生 主査   (ひとこと)ワークショップでお会いしましょう! 〃 6番目 大井 主任主事 (趣味・特技)料理・スキー・ロードバイク(山岳派) 〃 7番目 津田 主事   (趣味・特技)バドミントン・ロードバイク(平坦派)

Q 医師・看護師確保対策室のお仕事について教えてください。

A 医師・看護師確保対策室は、県内における医師の確保及び偏在解消、看護師の確保に取り組むため、H21年度に発足しました。医師対策係・看護師対策係の2つの係で就職フェア、修学資金の貸与、自治医科大学の入学試験、准看護師試験、免許関連事務など、幅広い業務を行っています。医師対策係では、医師を目指す高校生、医学生、研修医や奈良県での勤務を希望する医師それぞれを対象に、多面的な取り組みを行っています。

1. 改正の概要(1) 臨床研修病院の指定と、研修期間の扱いの変更 平成28年度の新規募集より、初期臨床研修病院は奈良県内に限定され、研修期間は債務免除に必要な従事期間に算入されることとなります。

2. 改正の適用対象 平成28年度以降に新たに制度の利用を開始する方が対象となります。ただし、平成28年より前から制度を利用されている方のうち、平成29年以降に初期臨床研修を開始する方は、改正後の条例の適用を受けることができます。

(2) 臨床研修資金、専門研修資金の廃止 平成28年度より、研修医が対象の「臨床研修資金」「専門研修資金」の貸与は廃止します。

今回の条例改正や、その他修学資金制度についてのご質問は、随時下記までお問合せください。【問い合わせ先】〒630-8123奈良市登大路町30番地 奈良県医療政策部医師・看護師確保対策室

TEL:0742-27-8644/ FAX:0742-27-7811

Q 奨学生におすすめの県のイベント等があれば教えてください。

A 医師・看護師確保対策室では、夏休みを利用したへき地診療所の宿泊型体験研修「夏季へき地医療研修」、地域医療について診療所の医師や市町村職員と一緒に考える「地域医療ワークショップ」を開催しています。総合診療や地域医療に興味のある方におすすめのイベントです。医療以外にも奈良公園・平城宮跡でのイベントや地産地消のフードフェス等楽しい催しがたくさんありますので、奈良の魅力を味わい尽くしてください。

Q 県費奨学生との関わりについて教えてください。

A 医師対策係では、修学資金の貸与及び貸与に関わる事務を行っています。最初の貸与申請に始まり、毎年の貸与や各種変更手続など、大学を卒業してから指定従事医療機関での勤務を終えられるまでの間、長期間に渡り関わりがあります。また、メンター実習の報告会や県のイベント等で、参加者の奨学生と顔を合わせることもあります。

改正後…初期臨床研修について、研修先を奈良県内に限定し、当該研修期間は債務免除に必要な従事期間に算入する。

※改正前・改正後どちらの制度を利用するかについて、今すぐに決める必要はありません。臨床研修病院のマッチングが決まった後、研修開始報告の際に合わせて申告していただきます。

改正前…初期臨床研修について、研修先の指定はなく、当該研修期間は債務免除に必要な従事期間には算入しない。

貸与期間(大学) 従事期間臨床研修

貸与期間の1.5倍研修先は指定なし

貸与期間(大学) 臨床研修 従事期間

研修先は奈良県内貸与期間の1.5倍

(※)平成28年より前から制度を利用されている方のうち、平成29年以降に初期臨床研修を開始する方はどちらにするか選択できる。 県民が安心できる医療体制を構築

医師確保対策の総合的推進

人材育成 偏在解消 離職防止定着促進

新規就業者数の増加

離職率の低下 復職者の増加

看護職員確保対策の総合的推進

■ 県費奨学生や保護者の方にメッセージをお願いします奈良県では救急病院の整備など医療提供体制の充実に取り組んでいますが、現在も医師の不足や偏在が深刻な問題です。県民が安心して質の高い医療を受けられる奈良をつくるためには、施設整備と共に、人材の確保・育成が非常に重要です。奨学生の皆様には将来の奈良の地域医療を支える医師になっていただき、住民の健康やくらしを守っていただきたいと願っています。修学資金制度についてご不明な点がある場合は、些細なことでも遠慮なくお問い合わせください。この制度では長期間に渡り県と関わることとなりますので、末永くよろしくお願い致します。

Q 県外で臨床研修を受けることを考えていましたが、制度が変わった後はもう県外で臨床研修を受けることはできないのですか?

A 新しく制度を利用する方は、県外で臨床研修を受けることができません。平成28年より前から制度を利用されている方のうち、平成29年以降に初期臨床研修を開始する方は、これまでどおり県外で臨床研修を受けることが可能です。ただし、県外で臨床研修を受けた場合、その期間は債務免除に必要な期間にはカウントされません。

Q 制度が変わった後は、臨床研修資金や専門研修資金の貸与を受けることはできないのですか?また、臨床研修資金を受けながら奈良県内で研修を受けた場合の研修期間の扱いはどうなりますか。

A 新しく制度を利用される方は、臨床研修資金・専門研修資金の貸与を受けることができません。平成28年より前から制度を利用されている方のうち、平成29年以降に初期臨床研修を開始する方は、これまでどおり大学卒業後に臨床研修資金の貸与を申請することが可能です。ただし、臨床研修資金の貸与が決定された場合、改正前の制度を利用されることになりますので、県内で臨床研修を受けたとしても、その期間は債務免除に必要な期間にはカウントされません。

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産婦人科病棟にて

News &Information

平成 27 年 12 月 22 日第 2 回県費奨学生交流会 GM in Nara を開催しました

 県費奨学生交流会GlocalMeetinginNara(GMinNara)は新しい情報をお伝えすることと県費奨学生相互の交流を目的として、今年度8月より新たに定期開催しています。 今回は、奈良県立医科大学総合医療学講座の西尾先生にご講演いただきました。西尾先生は、東日本大震災、パキスタン大震災などの大規模災害医療に携わってこられ、奈良県知事が委嘱するDMATコーディネーターも務められています。また、国際支援として、パプア・ニュウギニアの医療支援に自ら参加し、その後、本学総合診療科医師を国際医療支援に派遣されています。災害医療や国際医療支援について、自らの経験をお話いただきました。

  交流会は、アットホームな雰囲気の中、立食形式の会食で自己紹介や近況報告等をしながら奨学生同志・奨学生と職員が交流を深めました。

ようこそ奈良県総合医療センターへ前身の県立奈良病院から移行し、現体制がスタートして約2年。奈良県総合医療センターは、北和地区の拠点病院として、最先端の設備を整え、医の心と技を磨き、県民のみなさまの健康を支え続けます。

奈良県の「高度・先進医療」

拠点病院として

奈良県総合医療センターは、平成26年4

月に地方独立行政法人化された奈良県立

病院機構の医療センターとして新たな一歩

を踏み出しました。奈良市六条地区に建設

される新医療センターの工事も着実に進ん

でおり、奈良県の「高度・先進医療」の拠点

病院としての機能を持った新病院に向けて

色々と準備を始めているところです。

「“医の心と技”を最高レベルに磨き、

県民の健康を生涯にわたって支え続けま

す。」という法人の理念を実践すべく、医

療技術だけではなく、コミュニケーショ

ン能力やサービス向上などを目指した研

修に精力的に取り組み、患者さんにとっ

て最適な医療を提供できるよう全職員が

一丸となって頑張っています。医師、看護

師、メディカルスタッフ、事務職員など多

職種のスタッフが患者中心の医療の実践

を心がけています。

昨年7月からは救急車搬送受入の一元

化を行い、救急医療体制の向上を図りま

した。二次救急、三次救急に関わらず救命

救急センターで受入・診療を行う“断ら

ない救急”を目指した結果、救急車搬送

件数は確実に増えています。

また、2018年春には奈良市六条地

区に建設中の新しい病院に移転する予

定です。新病院は全室南側に配された

540床の病床と、がん治療、周産期、小

児、精神医療を充実した基幹病院として

生まれ変わります。新病院に向けて設備

を拡充するとともに、人材育成も進めて

いく方針です。

当センターでは、将来の奈良県の医療

に貢献できる優秀な医師を育てるために、

初期臨床研修医・専攻医の育成に力を注

いでいます。初期研修は内科研修

に始まり、救命救急センターでの

救急医療の研修、さらに様々な外

科系での研修、小児科・N

ICU

産婦人科、麻酔科などの研修や地

域の医療機関と協力して行う地

域医療研修など充実したプログ

ラムを用意しています。専用の研

修医室はもちろん、日常の診療や

研修に役立つオンライン研修な

ども利用可能です。また、当セン

ターの一番の特徴は、病院全体で研修医

を育てていこうという機運に満ちている

こと。診療経験が豊富で教育熱心な指導

医が揃っているだけではなく、各職種のス

タッフも熱心に指導しています。さらに3

年目以降の新専門医制度に準拠した育成

プログラムも充実させるべく、準備を進

めています。

今後益々発展していく奈良県総合医療

センターに若い力が集まることを願って

います。皆さん、魅力あふれる古都奈良の

地で熱い指導医とともに成長しましょう。

プログラム1. 研修会 講演 「知ろう!学ぼう!災害医療と国際医療支援」 総合医療学講座教授西尾健治先生

2. 交流会 於:奈良県立医科大学附属病院レストランロイヤル

奈良県総合医療センター住所:奈良市平松一丁目30番1号TEL:0742-46-6001(代表) FAX:0742-46-6011URL:http://www.nara-hp.jp 病床数:430 床診療科目等:循環器・腎臓内科、呼吸器内科、消化器内科、神経内科、腫瘍内科、精神科、小児科、NICU、外科、整形外科、脊椎脊髄外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線科 院長菊池英亮

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〶●橿原市役所

●南都銀行

至伊勢・名古屋

至桜井至高田・王寺

JR桜井線

近鉄大阪線至大阪難波

至奈良

国道24号

至大和西大寺・京都

大和八木駅

八木西口駅

畝傍駅

医大病院前バス停

至高田

至橿原神宮

至橿原神宮前 至吉野

至桜井

正門

グラウンド

附属病院

運動施設

奈良県立医科大学

近鉄橿原線

国道169号165 号バイパス

国道 24号

プログラム平成27年度 地域医療研究会 講演会

 ◆ 開会の挨拶 ◆ 基調講演 「今後の地域医療の問題点」   演者:地域医療学講座教授赤井靖宏先生   司会:地域医療学講座講師周藤俊治先生 ◆ パネルディスカッション   「専門診療の枠を超えた地域医療実践に必要な素養とは?」   モデレータ:赤井靖宏先生 コメンテータ:周藤俊治先生   パネリスト:地域医療学講座特任助教 矢田弘史先生(小児科医) 長谷川淳先生(呼吸器・血液内科医) 江川琢也先生(整形外科医) 澤田保彦先生(消化器内科医)

平成 28 年 3 月 9 日奈良県立医科大学地域医療学講座主催「平成 27 年度地域医療研究会 講演会」 が開催されました 奈良県立医科大学附属病院臨床研修センターカンファレンス室において地域医療学講座主催の「地域医療研究会講演会」が開催されました。県費奨学生にも参加を呼びかけ、地域医療学講座の先生方による講演とパネルディスカッションを聴講しました。奈良県の地域医療を考える機会となりました。

県費奨学生からの感想

大学と地域の連携について、様々な立場からのお話を聞くことができ、大いに刺激を受けました。今後も理解を深められるよう、勉強していきたいです。 私は奈良で生まれ育ち、この地で医療に携わりたいと考えています。そのため、地域医療にも興味があり、参加させていただきました。これからの社会において、医療は地域全体での連携を目指さねばならないということでした。またどこで医師をするにしても、地域医療マインドという考えをもつことで病気だけでなくその人を診ることができるということも体験を交えて聞かせていただきました。まだ学生の段階でわからないことだらけの状態ですが、奈良という地域をより良いものにできるような医療人になりたいとより強く思いました。

編集後記春の訪れを感じられるようになった今日この頃。新緑や咲き乱れる花々の彩りは、私達の目を楽しませ清々しい気持ちにさせてくれます。その季節の中で、『卒業』『入学』という一つの節目を迎える若者達の新たな旅立ちに心からエールを送りたいと思います。

アドレス等の情報共有について貸与手続において奈良県が取得した個人情報は、県費奨学生配置センター及び地域医療学講座と共有され、キャリア形成支援に活用されます。個人情報については本学の個人情報保護指針に基づいて取り扱います。今後の進路の相談をはじめ情報提供のためにメールや電話で連絡を取らせていただきます。申請時のメールアドレスや電話番号を変更された場合は随時当センターへもご連絡ください。

編集・発行:公立大学法人奈良県立医科大学 県費奨学生配置センター〒 634-8521 奈良県橿原市四条町 840TEL:0744-23-9111 FAX:0744-23-9966mail:[email protected]