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tetsuya-noguchi
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野口 哲也 ( @tetnoguchi ) 組込系ソフト屋だけど、PCやAndroidなど とくに制限なくごそごそしてます。 なぜかFPGAなんかにも手をだしてます。 C/C++,Pascal,BASIC,Java,C# と言語も節操がありません... FPGAはVerilog/VHDLの双方どちらでも... http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mdr19944/index.html
Fuji-SAKURAと聞いて、 「またArduinoなの?」っておもった。 さまざまなシールドが潤沢にあるので、 ハードとしてはすごいメリット!! でも、もう互換機もたくさんあるし、 それこそ、GR-SAKURAでもいいしね。 せっかくARMでやるんなら...
mbedは Rapid Prototyping を標榜する Armマイコン環境。 現在は NXP LPC1768 (CortexM3) NXP LPC11U24(CortexM3) FreeScale FRDM-KL25Z(CortexM0+) の3機種。(もうすぐNXP LPC800が追加)
Arduinoとの最大の違いは 通常のC/C++をベースにしていること。 ARMマイコン本体 + (mbedチップ+ROM) という構成。 ソフトはあくまでターゲットIC用に生成される。 動作に際して
mbedチップが「必須ではない」
mbedチップはPC接続時に • USBメモリに見える(だいたい2MB程度) • PC接続時にUSBシリアルにも見える • リセット検出でフラッシュからARMマイコンにプログラム転送
という機能を提供。 GR-SAKURAも似ているけれど、 ファイルシステムではないので、そこが決定的にちがう! 生成バイナリはターゲットマイコンのプログラム自体でよい。
Arduinoとちがって、ふつ~~にC++なの。 特殊なことを覚える必要がないのはメリット。 ややこしいところはクラスが用意されているので それをよべばいいだけ。 タイマーや割り込みなども 簡単に記述できる。 速度がほしければ CMSISつかって生っぽく制御も可能。 なにより、 馬鹿高い開発環境を買わなくとも フルスペックのコンパイラが使えるのは魅力
PCにMDK-ARMをインストールすれば、 CMSIS-DAPで、デバッグできる! ややこしいJLinkなどの調達がいらない! これで、通信などのタイトな処理も
カンタンデバッグできるぞ~ やっと、デバッグのイライラから解放される日がきた~~
スタータキットはダサすぎる(>_<) せめて、こんな感じには なってほしい! 持っててカッコイイのがいい
あとは、mbedチップの部分を割基板みたいにして、切り離せたら最高だな。 もしくは、 mbedチップなし版もえらべるとか。
無線通信用にXBeeコネクタは必須だろうなぁ GR-SAKURAでも好評だったし。
最近では無線LANやBTも、
ピン互換品があってうれしい!!
せっかく富士通なので、 FRAMも実装しておいてほしいなぁ 速いので、うまくつくれば、 バックアップ電池なしでいろんな機材が つくれそう!
Arduinoもいいけど、開発の速度と、 量産への足がかりが得られるボードがほしい。 いまのARMは環境が高すぎる! その足がかりとしては
mbedでもいいんじゃないの?
ご静聴、ありがとうございました。