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大学英語教育における 合理的で無理のないICTの利用
浦野 研(北海学園大学) email: [email protected]
FLExICT Expo 2018 @大阪工業大学梅田キャンパス
2019. 3.24.
本日の資料: https://www.urano-ken.com/research/flexict2018
WordPressを利用した教室外活動(浦野, 2010)
週300語程度のライティング課題(成績の30%)
ブログを利用した実践
意味重視で誤りへの指摘は行わない
学生同士のコメント投稿
事例1:教室外で書く活動
学生のPC離れとスマートフォンの浸透
スキマ時間の英語学習・使用の推奨
ブログからSNSへの移行を検討
ブログを利用した実践
事例1:教室外で書く活動
履修後の活動継続が見込めない(大湊・茅野, 2006)
ウェブブラウザでの利用もできる
Slack 選択の理由(浦野, 2017, 2018)
ログのエクスポートができる(JSON形式)
語数カウントなど、成績評価のための分析ができる
事例1:教室外で書く活動
• これまでの研究成果と矛盾しない教育
• 学習・使用を継続するきっかけの提供
• できるだけ技術的負担をかけない教育
• 教室外で書く・話す活動事例の紹介
• あえて ICT から離れるという選択肢もKen Urano
[email protected]://www.urano-ken.com/research/flexict2018
まとめ
References
• 大湊佳宏・茅野潤一郎. (2006). ブログを使用した英語ライティング活動: 夏休み課題に関するアンケー ト調査.『長岡工業高等専門学校研究紀要』42,1-9. https://ci.nii.ac.jp/naid/110004786232
• 浦野研. (2010). Fluency 獲得を 目指した教室ライティング活動におけるブログの利用. 『北海学園大学学園論集』 第145号, 15-30. http://hokuga.hgu.jp/dspace/handle/123456789/1689
• 浦野研. (2012a; 2012/02/23). NanoGong を利用した教室外英語スピーキング活動. MoodleMoot Japan 2012(三重大学).
• 浦野研. (2012b; 2012/08/09). Moodle を利用した教室外スピーキング活動. 外国語教育メディア学会第52回全国研究大会(甲南大学).
• 浦野研. (2013a; 2013/05/11). 大学でのオーラル系授業における Glexa の導入. 外国語教育メディア学会関西支部2013年度春季研究大会(同志社女子大学).
• 浦野研. (2013b). NanoGongを利用して教室外でスピーキング活動を行う. 中西大輔・ 大澤真也 (編著), 『Moodle事始めマニュアル: Ver.1.9
および2.4対応』 (pp. 178–180). https://sites.google.com/site/ozawashinya/elearning/moodlemanual
• 浦野研. (2014a; 2014/02/15). 目的に応じたLMSプラットフォームの選択と利用: 何ができるかではなく何をすべきかを考える. LMSシンポジウム@広島修道大学(広島修道大学). https://www.urano-ken.com/research/lms-symposium/
• 浦野研. (2014b; 2014/02/20). 英語オーラル系授業の教室外活動での PoodLL の利用. MoodleMoot Japan 2014(沖縄国際大学). https://www.urano-ken.com/research/moodle-moot-2014/
• 浦野研. (2015). PoodLLを利用した教室外スピーキング活動. 中西大輔・ 大澤真也 (編著), 『eラーニングは教育を変えるか: Moodleを中心としたLMSの導入から評価まで』(pp. 96–100). 東京: 海文堂.
• 浦野研. (2017/08/19). 教室外での英語使用・英語学習をうながす取り組み. 全国英語教育学会第43回島根研究大会(島根大学). https://www.urano-ken.com/research/jasele2017/
• 浦野研. (2018/03/24). Slack のログを Google Spreadsheet に自動的に保存する: Google Apps Script を使って. 外国語教育メディア学会(LET)中部支部 Google Classroom での課題管理とSlackでのコミュニケーション活動入門・第2回(名古屋大学).