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雨水は貴重な資源、再利用で有効活用できます。
雨水利用 ろ過装置 ［中水用］
REUSE RAINWATER
FILTRATION EQUIPMENT
01
屋根面及び屋上に降る雨は貴重な水資源となります。
無駄に排水していませんか？
屋根面又は屋上より雨水を集めて、経験豊富な日機装エイコーの
雨水利用ろ過装置を通して有効利用をしてみませんか？
雨水用ろ過装置設置例
REUSE RAINWATER
FILTRATION EQUIPMENT
02
用途及び水質 （排水再利用・雨水再利用システム計画基準・同解説 平成16年度版より）
便所洗浄水の水質 （暫定水質基準） 再生水再利用に関する技術上の基準 項 目 基 準
大腸菌群数 10個/mL以下
pH 5.8～8.6
臭 気 不快でないこと
外 観 不快でないこと
項 目
大腸菌群数
結合残留塩素
外 観
臭 気
pH
BOD
濁 度
色 度
散水用水
不検出
0.4mg/L以上
不快でないこと
不快でないこと
5.8～8.6
ー
2度以下
ー
基 準
修景用水
1000個/100mL以下
ー
不快でないこと
不快でないこと
5.8～8.6
10mg/L以下
2度以下
40度以下
親水用水
不検出
0.4mg/L以上
不快でないこと
不快でないこと
5.8～8.6
3mg/L以下
2度以下
10度以下
屋根面又は屋上より集水した雨水を地下に設置した雨水貯留槽に溜めて
雨水利用ろ過装置を通して浄化され、滅菌装置によって
滅菌剤を注入された処理水は常時処理水槽に送り込まれています。
用途に応じて
樹木への散水用水として トイレの洗浄用水として
親水及び修景用水として 自家用車の洗車用水として
雨水利用については、用途、水量及び水質の検討が必要です FILTRATION EQUIPMENT
03
雨水利用ろ過装置の選定
備考：下記の場合は、ご相談ください。 ①雨水の性状によって、活性炭ろ過装置、又は凝集沈殿装置の追加設置が必要な場合もあります。 ②ろ過ポンプ及び逆洗ポンプの動力は、現地状況により、変更になる事があります。 ③ろ過能力は、雨水の性状及び現場状況により変更する事があります。
※最大吐出量および1ストローク当りの吐出量は、サイホン阻止弁通過圧（0.2MPa）時の値になります。
ろ過装置
型 式
ろ過能力㎥/h
標 準 Max. 標 準 Max.
ろ過ポンプkW 逆洗ポンプ
kW内 径mm
ろ過面積㎡
直 胴mm
圧 力MPa以下
RFF-04
RFF-06
RFF-08
RFF-10
RFF-12
RFF-14
RFF-16
RFF-19
RFF-21
RFF-23
RFF-26
～1.0
～2.0
～3.0
～5.0
～7.0
～10.0
～12.0
～17.0
～21.0
～25.0
～32.0
3.0
6.0
10.0
16.0
23.0
30.0
40.0
56.0
69.0
83.0
106.0
0.25
0.25
0.4
0.75
0.75
1.5
1.5
2.2
2.2
3.7
5.5
0.4
0.75
1.5
1.5
2.2
2.2
3.7
3.7
5.5
7.5
7.5
0.4
0.75
1.5
2.2
2.2
3.7
3.7
5.5
7.5
11
15
φ 450
φ 600
φ 800
φ 1000
φ 1200
φ 1400
φ 1600
φ 1900
φ 2100
φ 2300
φ 2600
0.159
0.28
0.50
0.785
1.13
1.538
2.01
2.83
3.46
4.15
5.306
1500
1800 0.3
※最 大 吐 出 量（mL/min）
※1ストローク当り吐出量（mL/ストローク）
最 高 吐 出 圧 力 （MPa）
接 続 ホ ー ス（吸込・吐出）
接 続 ホ ー ス（エア抜き）
ス ト ロ ー ク 数
スト ロ ー ク 長 調 整 範 囲
電 源
周 波 数
O N 時 最 大 電 流
平 均 消 費 電 力
保 護 形 式
多機能1 簡 易 タ イ マ ー
多機能2 パルス分 周モード
多機能3 パルス倍 率モード
多機能4 外 部 接 点 入 力
30
0.1
1.0
φ4 × φ9（φ6 × φ11使用可能）PVCブレードホース
φ4 × φ7 PVCホース
1～300 spm デジタル表示
50～100％
単相 AC100～240V ±10％ フリー電源
50/60Hz
2.5A
18W
IP65相当（屋外仕様）
ON・OFFの間欠 設定範囲 1～9999分
無電圧パルス 1/9999～1パルス ： 1ストローク
無電圧パルス： 1パルス ： 1～9999ストローク
無電圧接点を2点迄入力可能
60
0.2
0.5
型 式 NFF01 NFF03
滅菌装置の選定
雨水利用ろ過装置・滅菌装置の選定
〜
04
外形寸法図（単体） φ450～φ1000
外形寸法図（単体） φ1200～φ2600
滅菌装置用薬液タンク
符 号
A
B
C
D
E
F
G
H
M
N
配管口径
RFF-04
（内径）
タンク容量
25L
50L
100L
200L
寸 法
320 × 320 × H540
545 × 500 × H500
545 × 500 × H720
600 × 600 × H875
（直胴長）
φ450
340
1120
270
180
1700
600
470
600
40A
RFF-06
φ600
420
1320
350
210
1760
750
720
750
50A
RFF-08
φ800
540
1450
500
200
2860
1000
950
1000
65A
RFF-10
φ1000
670
1730
630
220
2900
1100
1060
1200
80A
（単位：mm）
符 号
A
B
C
D
E
F
G
H
配管口径
RFF-12
（内径）
（直胴長）
φ1200
780
2190
730
320
2900
1100
100A
RFF-14
φ1400
900
2230
815
320
2960
1100
100A
RFF-16
φ1600
990
2470
955
330
3040
1100
100A
RFF-19
φ1900
1200
2900
1160
330
3250
1200
125A
RFF-21
φ2100
1240
3040
1175
435
3230
1200
125A
RFF-23
φ2300
1340
3560
1470
440
3310
1300
150A
RFF-26
φ2600
1490
3910
1265
435
3550
1400
150A
（単位：mm）
（単位：mm）
※詳細については、個別の図面をご用命ください。
FILTRATION EQUIPMENT F
H
G
C DB
E
N
MA
排水処理水出口
原水入口
B
DC
原水入口
処理水出口 排水
E
A
H
G
F
1500～1800
1500～1800
05
下記フローシートは代表的なフローであり、既に採用されている例です。
屋根・屋上より集水された水は、⑤スクリーン→⑥沈砂槽→⑦沈澱槽を通過して、⑧雨水貯留槽に溜めている雨水を⑨雨水利用
ろ過装置を通して効率良くろ過し、⑪処理水槽に貯留して、常時処理水（中水）として利用します。
⑧雨水貯留槽に溜めている雨水を⑨雨水利用ろ過装置で要求処理水（中水）の合う水質にします。
⑨雨水利用ろ過装置の自動運転について
◎ろ過運転
⑧雨水貯留槽に見合う雨水が貯留されている間は、常時ろ過のできる状態が維持されます。⑪処理水槽の水位が「レベルB」まで下
がると自動的にろ過を始め、同時に⑩滅菌装置により滅菌剤が注入されて、処理水は滅菌されます。⑪処理水槽の水位が「レベ
ルA」まで上がると、ろ過及び滅菌は停止します。
◎逆洗→洗浄運転
⑨雨水利用ろ過装置に内蔵されている逆洗指令（タイマー制御、圧力制御、差圧制御等）により、ある一定の時間、指定圧力、指定
圧力損失に到達するとろ過を停止して、⑪処理水槽の処理水で逆洗浄→洗浄を行い、ろ過装置内部に蓄積された汚濁物質（雨
水に混入していたゴミなど）を排出して、ろ過装置内部をろ過の初期状態にし、ろ過運転を開始出来る様にします。
上水の自動補給
⑧雨水貯留槽に雨水がなく⑪処理水槽の水位が下がった場合は、処理水槽に上水を自動補給して、使用上支障のない様に
します。
⑫処理水（中水）移送ポンプ及び⑬滅菌装置の選定は、建物の規模及び使用人員によって決定されます。
FILTRATION EQUIPMENT基本的な雨水利用システムの作動原理
1
2
3
4
5
M
F
F
M
M
処理水（中水）
滅菌装置
滅菌装置
操作盤
雨量計 屋根・屋上
スクリーン
整流板
オーバーフロー 沈砂槽 沈澱槽 雨水貯留槽 オーバーフロー オーバーフロー
排水
レベルA
レベルBレベル1レベル2
処理水槽
整流板
流量計
雨水利用ろ過装置逆洗ポンプろ過ポンプ
流量計
上水補給
処理水移送ポンプ⑫
⑩
⑬
⑨
⑤
⑥ ⑦ ⑧ ⑪
操作盤
06
建物条件
①屋根・屋上面積の決定 ： （㎡）
②使 用 人 数 ： （人）
③建 物 用 途 ： 事務所など
沈澱槽
有効容量の決定 ： （㎥）
設 計 水 量 ： （計画時間雨水集水量㎥/h）
滞 留 時 間 ： 2時間程度
水 面 積 負 荷 ： （25㎥/㎡・day以下）
雨水貯留槽
有効容量の決定 ： （㎥）
雨 水 利 用 率 ： 95％、建物の構造、敷地等により算出
有 効 水 深 ： 1.0～4.0m程度
雨水利用ろ過装置
最適なろ過装置を選定しますので、ご相談ください。
滅菌装置及び薬液タンク
「滅菌装置」及び「薬液タンク」の選定については、
ご相談ください。
処理水槽
有効容量の決定 ： （㎥）
使用人数、用途及びろ過装置の逆洗と洗浄に
必要な水量等をご考慮の上算出してください。
処理水移送ポンプユニット
時間最大使用量と営業時間によって決定してください。
滅菌装置及び薬液タンク
「滅菌装置」及び「薬液タンク」の選定については、
ご相談ください。
FILTRATION EQUIPMENT雨水利用に関する基本事項
1 7
8
9
10
11
12
13
雨水の利用
①雨水利用の決定
便所洗浄水・散水用水・修景用水・洗車用水・
親水用水・冷却塔用水等
②使用水量の決定 ： （㎥/day）
2
雨水の集計
①集 水 場 所 ： 屋根・屋上等
②集 水 面 積 ： （=屋根・屋上面積㎡）
3
計画雨水集水量
①計画時間最大雨水集水量 ： （㎥/h）
②現地の1時間最大降水量
（1時間当たり最大雨水集水量）
③計画時間雨水集水量 ： （㎥/h）
（降雨強度～20mm/h程度時の集水量）
4
スクリーン
5mmのメッシュスクリーンを⑥沈砂槽に設置
5
沈砂槽
有効容量の決定
設 計 水 量
（計画時間最大雨水集水量） ： （㎥/h）
滞 留 時 間 ： 60秒程度（㎥）
水 面 積 負 荷 ： （3600㎥/㎡・day以下）
有 効 水 深 ： 1.0m以上
水 槽 幅 ： 0.8m以上
平 均 流 速 ： 0.3m/sec以下
整 流 板 ： 開口率 10％以上
6
Catalog No,CNP-04026R2
0811CYI
建物条件①屋 根 面 積 ： 500㎡②使 用 人 数 ： 300人③建 物 用 途 ： 事務所
沈澱槽 沈 澱 槽 ： Cd=14.85㎥ 計 算 式 : Cd=1.1x（Q2xTd）①設 計 水 量 : Q2=6.75㎥/h②実 滞 留 時 間 : T2=2.2h 計 算 式 : T1=Cd/Q2③水 面 積 負 荷 : D2=15.3㎥/㎡・day 計 算 式 : D2=Q2/（LxW）x24④有 効 水 深 : H=1.4m⑤有 効 長 : L=7.1m⑥有 効 幅 : W=1.5m⑦整 流 板 : 1.5Wx1.6H
雨水貯留槽雨 水 貯 留 槽 ： 75～300㎥雨 水 利 用 ： 5～20日分①便 所 洗 浄 水 ： 15㎥/day 散 水②有 効 水 深 ： H=1.4m③有 効 長 ： L=15.3～61.2m④有 効 幅 ： W=3.5m
雨水利用ろ過装置最適なろ過装置を選定しますので、ご相談ください。
減菌装置及び薬液タンク「減菌装置」及び「薬液タンク」の選定については、ご相談ください。
処理水槽使用水量及び選定した「ろ過装置」の能力を考慮して選定してください。
処理水移送ポンプユニット最大時間使用水量 ： F=50L/min 計 算 式 ： F=15（㎥/d）/10（h/d）/60（min/h）x2x103
滅菌装置及び薬液タンク「減菌装置」及び「薬液タンク」の選定については、ご相談ください。
雨水の利用①便 所 洗 浄 水 ： 15㎥/day 散 水
雨水の集水 屋根集 水 面 積 ： A 500㎡
計画雨水集水量①計画時間最大雨水集水量 ： Q1=40.05㎥/h 計 算 式 ： Q1=Ax89x0.9／1000 最 大 降 水 量 ： 89mm/h 流 失 係 数 ： 0.9②計画時間雨水集水量 ： Q2=6.75㎥/h 計 算 式 ： Q2=Ax15x0.9／1000 降 雨 強 度 ： 15mm/h 流 失 係 数 ： 0.9
スクリーン
沈砂槽 沈 砂 槽 ： Cs=0.73㎥ 計 算 式 ： Cs=1.1x（Q1xTs）/3600①設 計 水 量 ： Q1=40.05㎥/h②実 滞 留 時 間 ： T1=66sec 計 算 式 ： T1=Cs/Q1x3600③平 均 流 速 ： Vs=0.015m/sec 計 算 式 ： Vs=Q1（LxW）/3600④水 面 積 負 荷 ： D1=1309㎥/㎡・day 計 算 式 ： P=Q1/（LxW）x24⑤有 効 水 深 ： H=1m⑥有 効 長 ： L=0.9m⑦有 効 幅 ： W=0.8m⑧整 流 板 : 0.8Wx1.1H（孔径：10mm程度）
雨水利用に関する参考設定例（東京の場合） FILTRATION EQUIPMENT
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8
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10
11
12
13
2
3
4
6
5
FILTRATION EQUIPMENT
