ロボティクス事業部

事業紹介

１．日鉄テックスエンジの概要

日鉄テックスエンジは1946年創立の総合エンジニアリング企業です。

私たちは70年超の鉄鋼業で培った「安全」「品質」「技術」の現場力を

ベースに、お客様の課題解決を総合的にサポートいたします。

日本製鉄グループの一員として、優れた技術・サービスの提供を通じ、

お客様をはじめ広く社会から信頼され、社員が誇りを持てる会社の

実現に向けて邁進してまいります。

代表取締役社長 藤野伸司

企画・設計から診断までの一貫サポート

機械・電計・建設等各技術の複合エンジ

現場力とは

７０年超 鉄鋼業で培った安全･品質･技術のベース力

現場力

一貫複合

１.１日鉄テックスエンジの総合力

営業種目

（１）土木建築工事の調査、企画、設計、施工、監理及びコンサルティング業務の請負または受託（２）地域開発、都市開発、海洋土木、環境整備に 関する調査、企画、設計、施工、監理及びコンサルティング業務の請負または受託（３）鉄鋼、一般化学、生化学、石油、石炭、ガス、 原子力、食品、医療、水、運輸、流通、電力等の産業設備に関する機械、電気、通信、

計測制御システムの調査、企画、設計、施工、監理、エンジニアリング及びコンサルティング業務並びに装置・機器・資材等の製造及び販売（４）前３号に関する設備の運転、保守、管理及び修理（５）空調及び冷凍設備の企画、設計、製造、施工並びに高圧ガスの製造及び販売（６）コンピュータ・システムに関する企画、設計、製造、販売、管理、運営及びソフトウェア開発等の情報サービス（７）鉄鋼製品等の加工及び販売並びに製造に関連する作業（８）梱包材料の製造及び販売並びに梱包関連作業（９）活性炭の製造及び販売（１０）パーティクルボードの製造及び販売（１１）労働者派遣事業（１２）前各号に附帯関連する一切の事業

商号 日鉄テックスエンジ株式会社（NIPPON STEEL T EXENG.CO.,LTD. ）

所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号三菱ビル

売上高 3,176億円（2019年3月期 連結）

代表者 代表取締役社長 藤野 伸司

創立 1946年9月7日（昭和21年）

資本金 54.7億円

株主 日本製鉄株式会社（100%）

従業員数 11,475名（2019年3月31日現在 連結）

許可業種建設業 国土交通大臣許可【特-27】第4903号（土）（建）（と）（屋）（電）（管）（タ）（鋼）（ほ）（しゅ）（板）（塗）（防）（内）（機）（絶）（通）（園）（水）

国土交通大臣許可【般-27】第4903号（消）（清）,国土交通大臣許可【特-30】第4903号（解）

沿革

2014年 新日鐵住金㈱（現･日本製鉄㈱）子会社の

設備エンジニアリング･保全事業会社７社

と経営統合

2015年 新日鐵住金㈱（現･日本製鉄㈱）100％出資の

完全子会社化

2019年 商号を日鉄テックスエンジ㈱に変更し、

北都電機と経営統合

※日鉄住金ﾌﾟﾗﾝﾄ㈱、ﾆｯﾃﾂ北海道制御ｼｽﾃﾑ㈱、

ﾆｯﾃﾂ室蘭ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ㈱、

ﾆｯﾃﾂ八幡ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ㈱、㈱N・TEC大分

及び日鉄住金直江津ﾒﾝﾃﾅﾝｽ㈱と経営統合し、

日鉄住金関西工業㈱の製鉄業向け

設備ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ･保全事業を承継

日鉄テックスエンジの総合力１.２会社概要

現場一貫エンジ対応 企画・調整 基本計画 設計 調達・製作 メンテナンス工事 診断

複

合

対

応

総合ソリューション

製作・工事

日鉄テックスエンジは、お客様の多様なニーズにOne Stopでお応えします。

機械事業

電計事業

建設事業

ロボティクス事業

設備予算の

見積検討

基本計画まとめ

エンジニアリング業務サポート

・自動搬送ライン＆ロボット、リモート支援システム

FA / 自動化・省力化等サポート

機械・電計・土建の

複合エンジニアリングサポート

複合エンジニアリング

メンテナンス

・各種プラント設備メンテ

・電動機メンテ

総合保全システム

・オンライン設備診断

稼働解析

・故障予測、ガイダンス

・障害解析、改善提案

・計測、設備診断装置等

・生産、物流、設備管理等

システムソリューション

商品ソリューション

１.３事業コンセプト One Stopサービス

高度IT技術

AI、数理モデル

総合保全システム

IoT / センシング

FA・メカトロ技術

ロボティクス

既存技術

生産最適化・最適計画支援・熟練業務支援 等

省力化・自動化、機械化

・スキルレス化

（標準化）

・作業環境改善

（リモート操作）

保全高度化・リモート点検（広域）

・劣化、寿命診断

・メンテフリー、

簡易メンテ

労働力不足

・就労者減、3K作業

・ベテラン層減 等

設備老朽化

・保全対象増加

・診断難度大 等

・能力増強

・生産・品質改善 等

・生産（操業）

・品質安定化

日鉄テックスエンジは、お客様の多様なニーズ+将来課題に対し先進技術を取り入れた

総合ソリューションを提案します。

機械 電計 土建

複合エンジニアリング診断・保全

各種サポート

１.４事業コンセプト 総合ソリューション

２．ロボティクス事業部の概要

２.１ロボティクス事業部の生い立ち

1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018 2020

電計部/産業システムグループ/産業メカトロ技術課

産業プラントグループ

ﾌﾟﾗﾝﾄｼｽﾃﾑ部

ﾌﾟﾗﾝﾄ技術部

産業プラント事業部ﾌﾟﾗﾝﾄｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ

ｾﾝﾀｰ西日本センター

ＦＡエンジニアリング部

ＦＡシステム部

プラントエンジニアリング部

ﾌﾟﾗｴﾝ技術部

関西第二技術部

苫小牧ロボティクス

名古屋ロボティクス

産業プラント事業部ﾌﾟﾗﾝﾄｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ

ｾﾝﾀｰ

プラントエンジニアリング部産業機械グループ

プラントエンジニアリング部TMHｸﾞﾙｰﾌﾟ/産業機械ｸﾞﾙｰﾌﾟ

太平工業(メカトロ)

ＮＳＰＫ

◎スラット多条連続塗装プラント機械振興協会賞

◎ハイドロフォーム成形機技術優秀賞

☆2018/1ロボティクス事業部発足

◎アモルファスクリナー販売（製鐵所より製造移管）

◎ホットスタンプ ◎圧延油濃度計 ◎KNSS/RCLプロジェクト

◎ロールコータ ◎スリッター自動刃替装置

◎汎用型組立・整備

◎震災対応 ◎テーラードブランク溶接検査装置

◎テーラードブランク

◎３ＤＱ ◎グラインダ砥石交換装置

代表商品

第5回 ロボット大賞 優秀賞

日本塑性加工学会 学会大賞

機械振興協会賞受賞

太平工業(ＦＡ)

ＳＭＥＸ

旧３社のプラントエンジニアリング部門が統合され現在に至っています。

自動車産機グループ

苫小牧ロボティクスGr

本社

名古屋ロボティクスGr

西日本センター

２０１８年１月発足

社　長

企画管理部

技術グループ

営業グループ

西日本センター

東日本センター

名古屋ロボティクスグループ

苫小牧ロボティクスグループ

ロボティクス事業部

２.２組織と拠点

カナダ

アメリカ

メキシコ

ブラジル

インドネシア

マレーシア

タイベトナム

台湾トルコ

韓国

中国ポーランド

フランス

World Wide

東海工場(名古屋グループ)

西日本センター事務所

国内３グループから世界各国に展開しています。

２.３ビジョン

当事業部は、ロボティクスを手段として社会に貢献します。

【目指す方向(Society5.0による)】ＡＩやロボット活用、工場間連携による・生産の効率化、省力化・熟練技術の継承(匠の技のモデル化)・多品種少量生産

＜将来への取り組み例＞①生産の効率化、省力化・無線センサーデータ活用した作業分析と効率化提案

・生産シミュレーション評価

②熟練技術の継承・オペレータによる遠隔操作・センサーによる自律制御

③多品種少量生産・ロボットの複数台同時制御・移動台車とロボットの連携制御

工 場

※(出展)内閣府作成資料

【課題】人手不足解消・多様なニーズ対応

貢献対象

２.４コア技術による製品提案

当事業部は、ロボティクス技術、プロセス技術、ＩＣＴを融合してお客様に最適なシステムインテグレーションを提案します。

ロボティクスティーチング

シミュレーション

プロセス加熱冷却

プレス

ＩＣＴネットワークセンシング

解析

刃替

ホットスタンプ

レーザケレン

テーラードブランク

溶接検査ロールコータ

溶接・切断ロボット

アモルファスクリーナ

マーキング印字

パレタイズロボット

２.５エンジニアリング戦力、ツール

設 計保 全

機械担当 電気担当

西日本センター ２６ １５ ２

名古屋ロボティクス ５ ２ ６

苫小牧ロボティクス ６ ９ ０

小 計 ３７ ２６ ８

・要員

・資格取得状況

資 格セーフティアセッサ

セーフティサブアセッサ

STCAssociate

取得保有者数 ５ ２０ １７

・設計支援ツール

CAD 解析ロボット

シミュレータ３Ｄプリンター ３Ｄスキャナー

Brics CADANSYS Discovery

(Live, AIM)FANUC

3D SYSTEMSProJet

MJP2500PlusLeica BLK360

iCAD JSOL JMAG 川崎重工HEXAGONHP-L-20.8

ANSYS Mechanical 安川電機など

設計支援ツールを有効活用し、効率的にソリューションを提案します。

３．ロボティクス事業部の提案

３.１設備提案事例

提案

プロセス

ロボットＩＣＴ

①ライン設備(コイル塗装設備)

②スタンドアロン設備(アモルファスクリーナ)

③セルシステム(スリッター刃替装置)

④ロボットアプリケーション(切断ロボット)

ロボティクス技術、プロセス技術、ＩＣＴを融合した提案事例です。

①ローラーコンベア

３.２ライン設備

②シートパイリンクﾞ

（１）搬送設備鋼板、アルミ板、樹脂板等を搬送、パイリングする設備です。

①連続鋼板処理ライン＞

３.２ライン設備

②化学品処理ライン

ペイオフリール

溶接機(鋼板連続化)

ルーパ製品洗浄･脱脂

製品乾燥(熱風)

ロールコータ

製品乾燥(赤外線)

製品冷却(水冷)

テンションリール

切断機

金型洗浄(水スプレ)

ディッピング(成形)

製品洗浄･脱脂

金型乾燥(熱風)

金型乾燥(熱風)

製品取り出し

（２）プロセスライン鋼板処理ラインや化学品処理ラインなどの提案を実施します。

（１）レーザー溶接検査装置（画像処理技術応用）レーザとカメラを用いて溶接部の形状測定を行います。

３.３スタンドアロン設備

①ロールコーター

３.３スタンドアロン設備

②鋼板輻射加熱（近赤外線ゴールド炉）

（２）コーティングおよび加熱設備鋼板を対象としたロールコーティング、輻射加熱設備です。

３.３スタンドアロン設備

②鉄分濃度計

測定時間 30分／測定

測定精度 0.1％以内

①油分測定器

測定対象 圧延油・電解液

測定時間 ５分/回

測定範囲 10～2,500ppm

測定精度σb＝±50ppm

at 1,000ppm

測定能力 4,000gauss

測定標示 ﾌﾟﾘﾝﾀｰ

測 定 磁気天秤法

ディスプレイ パソコン本体

プリンター キーボード 電子天秤

（３）計測設備製鉄プロセスの品質改善を目的とした計測設備です。

３.３スタンドアロン設備

AOC-05U AOC-10U AOC-20C

流量 60Hz 5.2 L/min 11.1 L/min 22.3 L/min

適正粘度 ISO 68st以下

使用圧力 0.45MPa以下

カートリッジフィルター

5.0/12/22μmより選択

外形寸法 475W*435L*610H 500W*550L*765H 500W*550L*915H

重量 35Kg 60Kg 80Kg

（４）アモルファスクリーナアモルファス金属の特性を有効活用して鉄粉を磁気分離する設備です。

３.４セルシステム

半自動式

既存設備改造による半自動タイプ専用自走式仮組軸を用いた完全自動化タイプ

標準

全自動式

奥行:6m

奥行:3m

交換台車方式

（１）スリッター自動刃替装置人手作業を完全自動化することで品質・生産能率向上を実現します。

３.４セルシステム

加熱炉(多段炉)

プレス機

搬送方向

（２）ホットスタンプ多段加熱炉による加熱鋼板をプレス加工・金型接触冷却により焼き入れ成形します。

３.４セルシステム

素材投入

素材突合せ

溶接(トラッキング)

溶接検査・製品搬出

（３）テーラードウェルドブランク(ＴＷＢ)設備（入・出側搬送装置）プレス用素材をレーザ溶接・検査する設備です。

３.４セルシステム

（４）レーザーケレンレーザーとロボットを融合したケレン作業の自動化システムです（開発中)。

①溶接ロボット

３.５ロボットアプリケーション

②鋼管タブ切断ロボット

ハンド：切断トーチ+センサーハンド：溶接トーチ

（１）溶接・切断ロボット人手による溶接及び切断作業をロボットにより自動化します。

①袋物パレタイズ

３.５ロボットアプリケーション

②ローラーシェル出側パレタイジング

ロボットハンド内径・先端把持

(エアーチャック）クランプハンド

(リンク式)

（２）パレタイジングロボット特殊形状のワークに対し専用ハンドを設計・製作しタクトタイム短縮を実現します。

３.５ロボットアプリケーション

丸鋼へのマーキング

①マーキング装置

デスケーリング

②鋼材高速印字

印字ヘッド 印字状況

（３）マーキング・印字ロボット高温材料、特殊形状などのワークへ対応したマーキング・印字を実現します。

①グラインダ砥石交換

３.５ロボットアプリケーション

②合木装入

ボルト締結自動化(芯出し精度) 長尺合木受け渡し

（４）高精度の位置決めロボット砥石交換ロボットでは、高精度ボルト締結のノウハウを確立しました。

３.５ロボットアプリケーション

（５）３Ｄビジョンセンサー用いた製品搬送ロボット３Ｄビジョンセンサー用いたバラ積みワークの箱詰め作業です。

３.５ロボットアプリケーション

①複数ロボット干渉シミュレーション

②ロボット２台作業の協調及びタクトタイムシミュレーション

（６）ロボットシミュレーションロボット同士や設備との干渉、タクトタイムなどの検証を行い最適設計します。

４．開発ツール

４.１設備設計技術

（１）3Dスキャナーとロボットシミュレーションの連携３Ｄスキャナーデータをロボットシミュレーションに活用し最適設計します。

①３Ｄスキャン（点群+写真）

②点群データの３Ｄモデル化

③３Ｄモデルを利用したロボットシミュレーション

点群データ＋写真合成状態 点群状態 ３Ｄスキャナ

４.１設備設計技術

③シミュレーション

内部構造による強度検証

３Ｄプリンタによる動作・強度の検証

サイクロ減速機構造モデル

流体紛体3Dﾓﾃﾞﾙ

流線評価

浮遊評価

応力疲労

電磁場・通電

1400

[℃]

0

700

昇温評価

電流評価

造形限界(凸)検証

（２）解析シミュレーションソフト及び３Ｄプリンター解析シミュレーションソフトと３Ｄプリンター試作により最適設計します。

①３ＤＣＡＤ

②３Ｄプリンタによる試作と模擬評価

双腕ロボット

７軸多関節ロボット

７軸目

４.２教育・開発用ロボット

ング戦力、ツール、

双腕ロボット(ABB製)

ロボット技術開発、操作技能習得、安全教育などに活用しています。

Dobot教育用(Shenzhen

YuejiangTechnology 製)

パラレルリンク型ロボット(FAＮUC製)

６軸多関節ロボット(安川電機製)

(NACHI製)(FANUC製)

組立ロボット

7軸多関節ロボット(NACHI製)

５．教育

５.１新入社員教育

ロボティクスに必要なスキルを一通り習得する研修を実施しました(２０１９年度新人)

日鉄テックスエンジ株式会社NIPPON STEEL TEXENG. CO., LTD.

ロボティクス事業部

本社 企画管理部 営業グループ

〒100-0005

東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル

TEL：03-6860-6627 FAX：03-3217-2038

URL：https://www.tex.nipponsteel.com/

西日本センター

〒671-1155

兵庫県姫路市広畑区大町2-41

TEL：079-237-5377 FAX:0792-37-7864

東日本センター 名古屋ロボティクスグループ

〒476-0003

愛知県東海市荒尾町丸根52-5

TEL：052-604-4164 FAX：052-604-4159

東日本センター 苫小牧ロボティクスグループ

〒053-0055

北海道苫小牧市新明町2丁目7-2

TEL：0144-57-0177 FAX：0144-57-0178

６.連絡先