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Copyright © 2004-2010Ricoh Printing Systems, Ltd.
マニュアルはよく読み、保管してください。
・操作を行なう前に、安全上の指示をよく読み、
十分理解してください。
・このマニュアルはいつでも参照できるよう、
手近な所に保管してください。
ソフトウェア&ユーティリティユーザーズガイド
ユーティリティ編
来歴表
来歴表
マニュアル Rev. 追加・変更内容 変更年月日
00 初版-全ページ 2003 年 7 月
01 表紙、iii(01)、1-2(01)、1-5(01) 2004 年 1 月
02 表紙、iii(02)、1-3(01)、2-3(01)、2-4(01)、2-8(01)、3-2(01) 2004 年 10 月
03 表紙、iii(03)、1-3(02)、1-5(02)、2-2(01)、2-3(02)、2-4(02)、2-8(02)
2005 年 1 月
04 1-2(02) 2005 年 3 月
05 1-5(03) 2005 年 5 月
06 1-2(03)、1-3(03) 2006 年 1 月
07 表紙、iii(04)、1-2(04)、1-5(04) 2007 年 10 月
08 表紙、iii(05)、1-2(05)、 2010 年 2 月
i
はじめに
はじめに
このマニュアルは、以下のプリンタに添付される「ソフトウェア&ユーティリティ」CD-ROM の使用方法、ユーティリティソフ
トウェアのインストール方法および操作方法について説明しています。
モデル名 形名
DDP70(日本語2書体版)DDP92(日本語2書体版)
LB070BHKLB092AHK
・操作を行う前に、このマニュアルをよく読み、書かれている指示や注意を十分に理解してください。
・このマニュアルは必要なときすぐ参照できるよう、使いやすい場所に保管してください。
・このマニュアルの内容の一部または全部を無断掲載することは禁止されています。
・本製品、本マニュアルまたはソフトウェアの欠陥による直接または間接的に生じた損害については
一切責任を負いかねますのでご了承ください。
・このマニュアルに記載されている内容は、将来予告なしに変更することがあります。
OG A
00ii
商標について
商標について
Copyright (c) 2004-2010 Ricoh Printing Systems, Ltd. All Rights Reserved.
このマニュアルおよびマニュアル中に記載されている内容はリコープリンティングシステムズ株式会社によりすべての版権が
保存されています。このマニュアルの一部または全部を、電気、機械、磁気、光学、化学、文書その他のいかなる形式または方
法により、無断で使用、複写、転写、検索システムへの保存またはコンピュータ言語を含めいかなる言語に翻訳することはでき
ません。
Adobe、Adobe ロゴ、PostScript、PostScript ロゴ、Acrobat、PageMaker は Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ
社)の登録商標もしくは商標です。
Microsoft、Windows は米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標もしくは商標です。
Apple、Mac、Macintosh、Mac OS、TrueType、AppleTalk、EtherTalk は米国 Apple Computer,Inc. の米国およびその他の国にお
ける登録商標または商標です。
UNIX は、X/Open Company Limited が独占的にライセンスしている米国及びその他の国々における登録商標です。
UNIX オペレーティングシステムは、UNIX System Laboratories 社が開発しライセンスしています。
HP-UX は米国ヒューレットパッカード社の登録商標です。
Solaris は米国サンマイクロシステムズ社の商標です。
Ethernet(イーサネット)はゼロックス社の商標です。
リュウミン L-KL、中ゴシック BBB、太ミン A101、太ゴ B101、じゅん 101 は株式会社モリサワの商標です。
その他、記載されている製品名、会社名は、各社の登録商標もしくは商標です。
リコープリンティングシステムズ株式会社
OG A
05iii
目次
目次
第1章 ご使用の前に
1.1 ソフトウェア&ユーティリティ CD-ROM について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-2
1.2 ソフトウェアインストールメニュー画面について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-3
1.3 WebPrintWatch について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-5
1.3.1 WebPrintWatch の概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-5
1.3.2 WebPrintWatch の対象プリンタ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-5
1.3.3 WebPrintWatch の動作環境 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-5
1.4 UNIX フィルタプログラムについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-6
1.4.1 UNIX フィルタプログラムの概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-6
1.4.2 UNIX フィルタプログラムの対象プリンタ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-6
1.4.3 UNIX フィルタプログラムの対象プラットホーム . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1-6
第 2 章 WebPrintWatch
2.1 WebPrintWatch のインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-2
2.2 WebPrintWatch の機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-3
2.2.1 画面構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-3
2.2.2 監視プリンタの追加 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-5
2.2.3 監視プリンタの編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-6
2.2.4 監視プリンタの削除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-7
2.2.5 プリンタのステータス通知 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-8
2.2.6 プリンタステータスの自動更新 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-9
2.2.7 プリンタエラーの通知方法の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-10
2.2.8 表示項目の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-11
2.2.9 プリンタの Web ページの表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-12
2.3 WebPrintWatch のアンインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2-12
第 3 章 UNIX フィルタプログラム
3.1 UNIX フィルタプログラムのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-2
3.1.1 HP-UX へのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-2
3.1.2 SUN Solaris へのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-4
3.2 印刷方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-5
3.2.1 HELP の表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-5
3.2.2 パラメータオプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-5
3.3 制限事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3-14
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第 1章
ご使用の前に
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第 1 章
ご使用の前に/ ソフトウェア&ユーティリティ CD-ROM について
第 1章 ご使用の前に
1.1 ソフトウェア&ユーティリティ CD-ROM について
「ソフトウェア & ユーティリティ」CD-ROM には、次のようなソフトウェアやユーティリティが格納されています。
「ソフトウェア &ユーティリティ」CD-ROM は、Windows/UNIX 用の ISO9660 フォーマットと、Mac OS 用の HFS フォー
マットを持ったハイブリッド形式で記録されています。このため Windows/UNIX が動作するコンピュータでは CD-
ROM の Windows/UNIX 用の領域が、Macintosh では CD-ROM の Mac OS 用の領域がそれぞれ自動的に読み出されます。
「ソフトウェア &ユーティリティ」CD-ROM 内の“readme.rtf”または“初めにお読みください”ファイルには、
このユーザーズガイドに記載されていない 新の追加情報やプリンタドライバ等の使用上の注意事項が記述さ
れています。「ソフトウェア & ユーティリティ」CD-ROM に格納されているソフトウェアやユーティリティをご
使用の前に必ずお読みください。
各プリンタドライバについては、「ソフトウェア & ユーティリティユーザーズガイド Windows 版プリンタドラ
イバ編」をご覧ください。
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第 1 章
ご使用の前に/ ソフトウェアインストールメニュー画面について
1.2 ソフトウェアインストールメニュー画面について
「ソフトウェア&ユーティリティ」CD-ROM を、Windows が動作するコンピュータの CD-ROM ドライブにセットすると、自動
的にメニュー画面が表示されます。
プリンタドライバのインストール
プリンタドライバのインストールを行います。詳しくは「ソフトウェア&ユーティリティユーザーズガイド Windows 版 プリンタドライバ編」をご覧ください。
ReadMe ファイルの表示
ReadMe ファイルを表示します。「ソフトウェア&ユーティリティ」CD-ROM に関する使用上の注意事項が記述されています。ご使用の前にお読みください。
ユーザーズガイドの表示
ソフトウェア&ユーティリティユーザーズガイドを表示します。
ソフトウェア&ユーティリティユーザーズガイドを表示するには、Acrobat Reader が必要です。ご使用のコン
ピュータに Acrobat Reader がインストールされていない場合は、画面表示にしたがって Acrobat Reader をイン
ストールしてください。
WebPrintWatch のインストール
WebPrintWatch のインストールを行います。詳しくは「1.3 WebPrintWatch について」をご覧ください。また、ボタンをクリックすると「2.1 WebPrintWatch のインストール」の に進みます。
閉じる
メニュー画面を終了します。
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031-3
第 1 章
ご使用の前に/ ソフトウェアインストールメニュー画面について
メニュー画面が自動的に起動しない場合は、[スタート]→[ファイル名を指定して実行...]を選択します。
ボタンをクリックして、CD-ROM ドライブから[AutoRun.exe]を選択して[開く]ボタンをクリックします。下図
ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
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001-4
第 1 章
ご使用の前に/ WebPrintWatch について
1.3 WebPrintWatch について
1.3.1 WebPrintWatch の概要
WebPrintWatch(ウェブプリントウォッチ)は、プリンタの状態監視を行うための管理者用アプリケーションソフトです。
WebPrintWatch は、以下の機能をネットワークやコンピュータの管理者に提供します。
(1)ネットワーク接続されたプリンタの状態として、プリンタ操作パネルの表示内容、電源投入後の経過時間、エラー
ステータスを任意の時間間隔で取得し、コンピュータ画面に表示します。プリンタの情報取得は、 大 100 台ま
でのネットワーク接続されたプリンタを対象とします。
(2)プリンタでオフライン、用紙切れ、用紙ジャムなどのエラーイベントが発生した場合、エラー内容をサウンド、
ビープ音、またはポップアップダイアログで通知します。エラー通知は、各エラーイベントごとに個々に設定す
ることができます。
(3)ステータス情報、システム情報などのプリンタの Web ページを参照できます。WebPrintWatch に登録したプリンタ
名をクリックするだけで、複数台のプリンタ Web ページにシームレスに接続します。
1.3.2 WebPrintWatch の対象プリンタ
対象プリンタについては「ソフトウェア &ユーティリティ」CD-ROM のルートフォルダにある“readme.rtf”ファイルを
ご覧ください。
ご購入のプリンタによってはネットワークオプションボードが必要です。
1.3.3 WebPrintWatch の動作環境
WebPrintWatch は、以下の基本ソフトが動作するコンピュータにインストールして使用することができます。
◇ Microsoft Windows Server 2003(32bit 版 ) 日本語版(ただし Service Pack 1 以降には対応しておりません )
◇ Microsoft Windows XP(32bit 版 ) 日本語版(ただし Service Pack 2 以降には対応しておりません )
◇ Microsoft Windows 2000 日本語版
◇ Microsoft Windows NT 4.0 日本語版(Service Pack 5 以上)
Microsoft Windows Vista 日本語版には対応しておりません。
コンピュータおよび監視対象プリンタには TCP/IP 環境の設定が必要です。コンピュータの TCP/IP 環境の確認方
法については、「ソフトウェア&ユーティリティユーザーズガイド Windows 版プリンタドライバ編」の「2.1 プ
リンタとの接続確認」または「3.1 プリンタとの接続確認」をご覧ください。また、監視対象プリンタに関する
TCP/IP 環境の設定方法については、製品添付の「ユーザーズガイド」をご覧ください。
また、WebPrintWatch はインターネット Web ページの閲覧に必要なブラウザソフトを使用します。ブラウザソフトは次
のものをご使用ください。
◇ Microsoft Internet Explorer 日本語版 Ver.5.0 以上
ご使用のコンピュータ上には約 8MB のハードディスクの空き容量が必要です。
WebPrintWatch のインストール方法や使用方法については、「第 2章 WebPrintWatch」をご覧ください。
OG A
041-5
第 1 章
ご使用の前に/ UNIX フィルタプログラムについて
1.4 UNIX フィルタプログラムについて
1.4.1 UNIX フィルタプログラムの概要
UNIX フィルタプログラムは、UNIX 環境で印刷を行うためのインターフェースプログラムです。
プレーン(Plain)テキストファイルを印刷する時に、フォントの選択、ページフォーマットの指定などプリンタ機能の
設定を行うためのコマンドを挿入することができます。
1.4.2 UNIX フィルタプログラムの対象プリンタ
対象プリンタについては「ソフトウェア &ユーティリティ」CD-ROM のルートフォルダにある“readme.rtf”ファイルを
ご覧ください。
1.4.3 UNIX フィルタプログラムの対象プラットホーム
UNIX フィルタプログラムは、以下の SystemV lp モデルインターフェースをサポートする 2つのプラットホームに対応
しています。
◇ HP-UX
◇ SUN Solaris
UNIX フィルタプログラムのインストール方法や使用方法については、「第 3章 UNIX フィルタプログラム」をご覧くだ
さい。
UNIX アプリケーションソフト自身が PostScript や PCL などのページ記述言語を出力する場合には、本フィル
タプログラムはご使用になれません。
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001-6
第 2章
WebPrintWatch
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002-1
第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch のインストール
第 2章 WebPrintWatch
WebPrintWatch(ウェブプリントウォッチ)は、プリンタの状態監視を行うための管理者用アプリケーションソフトです。
WebPrintWatch の概要、対象プリンタ、動作環境については、「1.3 WebPrintWatch について」をご覧ください。
2.1 WebPrintWatch のインストール
WebPrintWatch は TCP/IP ネットワーク環境下でプリンタと通信しますので、プリンタおよびご使用のコンピュー
タで TCP/IP ネットワークの設定が正しく行われていなければなりません。WebPrintWatch をインストールする前
に、「ソフトウェア&ユーティリティユーザーズガイド Windows 版 プリンタドライバ編」の「2.1 プリンタと
の接続確認」または「3.1 プリンタとの接続確認」にしたがって TCP/IP 環境の確認を行ってください。また、動
作中のアプリケーションソフトはすべて終了させてください。
[Administrator]などの管理者権限を持ったユーザ名
で Windows にログオンします。
「ソフトウェア&ユーティリティ」CD-ROM をコン
ピュータの CD-ROM ドライブにセットします。
[スタート]→[ファイル名を指定して実行 ...]を
選択します。
[参照]ボタンをクリックして、CD-ROM ドライブの
[WPWatch]フォルダに移動します。[Setup.exe]を選
択して[開く]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックすると、セットアッププログ
ラムが起動します。
[OK]ボタンをクリックしてインストールを開始しま
す。
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OG A
アイコンボタンをクリックします。インストール先の
フォルダを変更する場合には[ディレクトリ変更]ボ
タンをクリックします。
プログラムアイコンを追加するグループを指定して
[継続]ボタンをクリックします。
WebPrintWatch の各種ファイルがコピーされます。
後に[OK]ボタンをクリックします。
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第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2 WebPrintWatch の機能
WebPrintWatch を起動するには[スタート]→[プログラム]→[WebPrintWatch]から[WebPrintWatch]を選択します。
WebPrintWatch の動作に問題がある場合は、動作しているブラウザソフトとそのバージョンをご確認ください。ブ
ラウザソフトは Microsoft Internet Explorer 日本語版 Ver.5.0 以上をご使用ください。
2.2.1 画面構成
画面の表示形式は、リスト形式とフレーム形式があります。以下にそれぞれの画面形式ごとに表示項目を説明します。
(1)リスト形式表示
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ロゴマークここをクリックすると、リコープリンティングシステムズ株式会社のホームページへジャンプします。ただし、あらかじめインターネット接続環境の設定をしておく必要があります。
フレーム形式ここをクリックするとフレーム形式の画面に切替えます。
プリンタリスト監視対象プリンタの追加・編集・削除メニューを表示します。
各種設定プリンタ監視の更新時間間隔・リスト表示項目の設定・エラーステータスの通知方法の設定メニューを表示します。
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監視スタートプリンタ監視のスタート/ストップを行います。監視がスタートすると、②[フレーム形式]③[プリンタリスト]④[各種設定]メニューは選択できません。一旦、プリンタ監視をストップしてから各メニュー処理を実行してください。
ヘルプヘルプファイルを新規ウインドウに表示します。
監視対象プリンタ③[プリンタリスト]→[監視プリンタの追加]で登録したプリンタ名の一覧を表示します。各項目のタイトルのセル境界にカーソルを重ねると矢印が表示され、左右にドラッグして項目の幅を変更することができます。⑤[監視スタート]をクリックするとパネルメッセージ・稼働時間・エラーステータスを任意の時間間隔ごとに収集し、画面表示を更新します。任意のプリンタ名を選択し、⑦プリンタ名部分にマウスカーソルを重ねるとプリンタのWebページへジャンプするためのポップアップメニューを表示します。
WebPrintWatch 起動後オープニング画面を表示し
た後、初期画面として常にリスト形式の画面を表
示します。
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第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
(2)フレーム形式表示
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ロゴマークここをクリックすると、リコープリンティングシステムズ株式会社のホームページへジャンプします。ただし、あらかじめインターネット接続環境の設定をしておく必要があります。
リスト形式ここをクリックするとリスト形式の画面に切替えます。
プリンタリスト監視対象プリンタの追加・編集・削除メニューを表示します。
ヘルプヘルプファイルを新規ウインドウに表示します。
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OG A
プリンタツリー③[プリンタリスト]→[監視プリンタの追加]で登録したプリンタ名の一覧を表示します。任意のプリンタ名をクリックしてプリンタのWebページを参照するツリーを開閉できます。ツリーに表示された Web ページ項目をクリックするとプリンタの Web ページを表示します。
Web ページ表示領域⑤プリンタツリーで選択したプリンタのWebページを表示します。
WebPrintWatch を終了すると、登録した各プリン
タの情報はすべて記憶され、次回起動時は自動的
にプリンタリストに表示します。
5
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02
第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.2 監視プリンタの追加
ネットワークプリンタを WebPrintWatch で管理するためには WebPrintWatch にプリンタを登録する必要があります。メ
ニューから[プリンタリスト]→[監視プリンタの追加]を選択すると下図ダイアログが表示されます。
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プリンタ名プリンタの名前として任意の文字列で半角・全角合計で40 文字以内で入力します。プリンタ名は管理しやすい名前で入力してください。
IP アドレスプリンタの IP アドレスを4つのフィールドに入力します。IP アドレスは他のネットワークデバイスと重複しないように設定してください。
コメントコメントは任意の文字列で半角・全角合計で 80 文字以内で入力します。
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会社名または部署名会社名または部署名は任意の文字列で半角・全角合計で40 文字以内で入力します。
管理者名管理者名は任意の文字列で半角・全角合計で 40 文字以内で入力します。
連絡先連絡先は任意の文字列で半角・全角合計で 40 文字以内で入力します。
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6
すべての入力が完了し、 後に[OK]ボタンをクリックするとプリンタとの通信を始めます。プリンタの電源が入って
いない、あるいは IP アドレスの設定誤りやネットワークの切断などがあるとプリンタの登録は行えません。必ず、プリ
ンタへの IP アドレス 設定が正しく行われていること、電源が ON になっていることを確認してから WebPrintWatch への
登録を行ってください。
監視プリンタの追加ダイアログで 後に[OK]ボタンをクリックすると、指定の IP アドレスを用いてプリンタと
通信を行いますが、プリンタから何の応答も無い場合[プリンタが認識できない]旨のダイアログを表示します。
ここで登録を継続する場合はプリンタの機種を選択後[OK]ボタンをクリックすると強制的に WebPrintWatch に
登録することができます。しかし、この場合にも確実にプリンタがネットワークに接続されていて入力した IP ア
ドレスが正しいことを確認してください。
登録した各プリンタの情報はすべて記憶され、次回起動時は自動的にプリンタリストに表示します。
プリンタ監視中は監視プリンタの追加は行えません。
00
第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.3 監視プリンタの編集
一旦登録したプリンタの各種情報を変更することができます。プリンタリストまたはプリンタツリーから編集したいプ
リンタを選択し、メニューから[プリンタリスト]→[監視プリンタの編集]を選択すると下図ダイアログが表示され
ます。
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プリンタ名プリンタの名前として任意の文字列で半角・全角合計で40 文字以内で入力します。他のプリンタ名と重複しないよう変更してください。
IP アドレスIP アドレスの変更は行えません。プリンタの IP アドレスを変更したい場合は、監視プリンタを一旦削除してから再登録してください。
コメントコメントは任意の文字列で半角・全角合計で 80 文字以内で入力します。
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OG A
会社名または部署名会社名または部署名は任意の文字列で半角・全角合計で40 文字以内で入力します。
管理者名管理者名は任意の文字列で半角・全角合計で 40 文字以内で入力します。
連絡先連絡先は任意の文字列で半角・全角合計で 40 文字以内で入力します。
プリンタ監視中は監視プリンタの編集は行えません。
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第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.4 監視プリンタの削除
WebPrintWatch の監視対象プリンタを削除します。プリンタリストまたはプリンタツリーから削除したいプリンタを選
択し、メニューから[プリンタリスト]→[監視プリンタの削除]を選択すると下図の確認メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると WebPrintWatch から削除されます。
プリンタ監視中は監視プリンタの削除は行えません。
OG A
002-7
第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.5 プリンタのステータス通知
画面表示がリスト形式の時、プリンタごとに以下の項目をリスト表示します。プリンタステータスの更新は[監視スター
ト]メニューを選択してください。
1 2 3 4 5 6
プリンタ名[プリンタリスト]→[監視プリンタの追加]で登録したプリンタ名を表示します。
パネルメッセージ操作パネルのメッセージを表示します。
稼働時間プリンタの電源を投入してからの経過時間を時:分:秒で表示します。
IP アドレスプリンタの IP アドレスを表示します。
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コメント、 会社名または部署名、 管理者名 および 連絡先
[プリンタリスト]→[監視プリンタの追加]で入力した情報をそのまま表示します。
エラーステータスプリンタで発生したエラー情報として[用紙残量少][用紙切れ][トナー残量少][トナー切れ][ドアオープン][用紙ジャム][オフライン][サービスコール][アウトプットトレイ残量少]および[アウトプットトレイフル]の各エラーイベントを表示します。特にエラー情報を検出していない場合は[稼動中]を表示します。
5
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プリンタ監視途中で通信エラーがあった場合はエラーが発生した項目(パネルメッセージ、稼働時間、またはエ
ラーステータス欄)にエラーを表示します。 下表はエラーの表示内容とその意味を表します。
表示内容 エラーの意味
No Response プリンタからの応答が無い場合に表示します。プリンタの電源が入っていないか、または IP アドレスが合っていない場合に発生します。
SNMP クエストエラー プリンタのステータス問い合わせ時通信異常が発生した場合に表示します。
SNMP イニシャライズエラー プリンタとの通信が起動できない場合に表示します。
SNMP レスポンスエラー プリンタからの応答にエラーがあった場合に表示します。通信異常や、「WebPrintWatch の対象プリンタ」以外のプリンタを指定した場合に発生することがあります。
SNMP IP アドレスエラー 指定した IP アドレスに異常があった場合に表示します。
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第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.6 プリンタステータスの自動更新
画面表示がリスト形式の時、プリンタステータスとして表示する[パネルメッセージ][稼働時間][エラーステータス]
の3項目は任意の時間間隔ごとにプリンタの情報を自動取得して画面表示を更新します。更新間隔の設定をするには、
メニューから[各種設定]→[更新間隔]を選択します。
時間間隔は 小 10 秒~ 大 60 分の間で任意に設定することができます。[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉
じ、[監視スタート]をクリックすると1回目のステータス収集が始まります。その後設定した更新間隔でステータス収
集を行います。
プリンタ監視中は更新間隔の設定は行えません。
更新間隔の設定が実際のステータス収集に必要な時間よりも短い場合、2回目のステータス収集処理がすぐに
始まります。また、ステータス収集に必要な時間と設定した更新間隔が非常に近い値の場合 、WebPrintWatch
はほとんど待ち時間(Idle 状態)を持つことなくプリンタとの通信を頻繁に行うことになります。このため
ネットワークトラフィックを増加させるだけでなく、コンピュータ上の他のアプリケーションソフト処理にも
影響を与えることになります。このような場合は、一旦処理をキャンセルし、更新間隔の設定値を大きくして
ください。
OG A
002-9
第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.7 プリンタエラーの通知方法の設定
画面表示がリスト形式の時、[エラーステータス]欄に表示されるエラー情報の種類ごとに、エラーの通知方法を選択す
ることができます。エラー通知の設定をするには、メニューから[各種設定]→[警告通知]を選択します。
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設定項目各エラーの種類ごとに[通知しない][ビープ][サウンド]または[ポップアップメッセージ]のいずれかを選択します。
ファイル名エラー通知方法として[サウンド]を選択した時に WAVEファイル名を入力します。
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参照ボタンをクリックすると[ファイルを開く]ダイアログを表示します。任意のフォルダをたどって設定する WAVEファイルを選択することができます。
テストボタンをクリックすると[ファイル名]で指定した WAVEファイルを再生することができます。実際の WAVE ファイルの確認に使用してください。
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プリンタ監視中は警告通知の設定は行えません。
プリンタステータスの自動更新中は、プリンタのエラーが解除されない限り、ステータス収集処理のサイクル毎
にサウンドが鳴ります。また、複数のエラーが同時に発生している場合はそれぞれのエラーに対応した通知方法
が実行されます。例えば用紙切れとオフラインが同時に発生している場合、それぞれに異なるサウンドを設定し
ておくと2種類のサウンドが同時に鳴ります。
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第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch の機能
2.2.8 表示項目の設定
画面表示がリスト形式の時、リストに表示すべき項目の取捨選択と表示順番を変更することができます。表示項目の変
更をするには、メニューから[各種設定]→[表示項目]を選択します。
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表示項目・順序リストに表示すべき項目を表示します。リストには上から順番に表示されます。
追加可能な項目リストに追加可能な項目を表示します。[表示項目・順序]と[追加可能な項目]はお互いに排他関係にあります。すなわち[表示項目・順序]から削除した項目が[追加可能な項目]にリストアップされます。
<< 追加②[追加可能な項目]から任意の項目を選択してこのボタンをクリックすると、①[表示項目・順序]欄に項目を追加します。
削除 >>①[表示項目・順序]から任意の項目を選択してこのボタンをクリックすると、②[追加可能な項目]欄に移動し①[表示項目・順序]欄から削除します。
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↑上へ移動①[表示項目・順序]から任意の項目を選択してこのボタンをクリックすると、表示順序をひとつ上へ繰り上げます。
↓下へ移動①[表示項目・順序]から任意の項目を選択してこのボタンをクリックすると、表示順序をひとつ下へ繰り下げます。
初期化このボタンをクリックすると表示項目及び表示状態を初期状態に戻します。初期状態はすべての項目を表示対象とし、[プリンタ名][パネルメッセージ][稼働時間][IP アドレス][コメント][会社名または部署名][管理者名][連絡先][エラーステータス]の順番でリスト表示します。
5
6
7
プリンタ監視中は表示項目の設定は行えません。
[プリンタ名]と[パネルメッセージ]は常時表示項目ですので[削除 >>]クリックによる表示項目の削除は行え
ません。また、[プリンタ名]は常にリストの先頭に表示される項目ですので順序変更は行えません。
00
第 2 章
WebPrintWatch / WebPrintWatch のアンインストール
2.2.9 プリンタの Web ページの表示
プリンタのオプション構成、ネットワークパラメータ、FirmWare のバージョン情報などのプリンタの Web ページを表示
します。
画面表示がリスト形式の時は、プリンタリストの任意のプリンタを選択してプリンタ名にカーソルを重ねるとポップ
アップメニューを表示します。ポップアップメニューから項目を選択するとプリンタの Web ページを表示します。
また、画面表示がフレーム形式の時は、プリンタツリーの任意のプリンタをクリックするとツリーが展開されます。項
目を選択すると Web ページ表示領域にプリンタの Web ページを表示します。
Web ページを表示するためのメニュー構成を以下に示します。
各ページ内容の詳細は製品添付の「ユーザーズガイド」をご覧ください。
プリンタの Web ページへジャンプするためのポップアップメニューから[このプリンタの Index ページ]を選択
した場合は、新規にインターネットエクスプローラを開いて表示します。
2.3 WebPrintWatch のアンインストール
WebPrintWatch をアンインストールするには、[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]から
WebPrintWatch を選択します。インストール時にコピーしたすべてのフォルダとファイルをディスクから削除します。
2
OG A
00-12
第 3章
UNIX フィルタプログラム
OG A
003-1
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ UNIX フィルタプログラムのインストール
第 3章 UNIX フィルタプログラム
UNIX フィルタプログラムは、UNIX 環境で印刷を行うためのインターフェースプログラムです。
プレーン(Plain)テキストファイルを印刷するときに、フォントの選択、ページフォーマットの指定などプリンタ機能
の設定を行うためのコマンドを挿入することができます。
3.1 UNIX フィルタプログラムのインストール
UNIX フィルタプログラムのインストール方法は、ご使用のプラットホームによって異なります。HP-UX をご使用の場合は
「3.1.1 HP-UX へのインストール」を、SUN Solaris をご使用の場合は「3.1.2 SUN Solaris へのインストール」をご覧く
ださい。
3.1.1 HP-UX へのインストール
UNIX アプリケーションソフト自身が PostScript や PCL などのページ記述言語を出力する場合には、本フィル
タプログラムはご使用になれません。
スーパーユーザーとしてシステムにログインします。
CD-ROM から以下の3ファイルを任意のディレクトリ
にコピーします。
"hkddp70"
"hpux\hkptxt"
"hpux\hketos"
ターミナルウィンドウから以下のコマンドを入力し
て[hkddp70]を実行可能モードに変更します。
# chmod u+x hkddp70
ターミナルウィンドウから以下のコマンドを入力し
て[hkddp70]のインストールをします。
# ./hkddp70 install
[/etc/hosts]ファイルを vi エディタなどで開き、以
下の 1 行を追加してプリンタのホスト名を登録しま
す。
例:
[プリンタの IP アドレス] [ホスト名]
192.1.1.192 ddp70_host
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3-2
OG A
[SAM(System Administration Manager)]を起動しま
す。
# sam
[SAM]ダイアログから[Printers and Plotters]ア
イコンをダブルクリックします。
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01
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ UNIX フィルタプログラムのインストール
[LP Spooler]アイコンをダブルクリックします。
[Printers and Plotters]アイコンをダブルクリック
します。
[Actions]→[Add Local Printer/Plotter]→[Add
Printer with Nonstandard Device File...]を選択
します。
以下の項目を設定して登録します。
Printer Name : ddp70
Printer Model/Interface : hkddp70
Printer Device File Name : /dev/null
ddp70:ローカルプリンタ名("lp -d ..." で指定す
る名前を設定します)
hkddp70:フィルタプログラムファイル名
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3-3
OG A
[Actions]→[Add Remote Printer/Plotter...]を選
択します。
以下の項目を設定して登録します。
Printer Name :ddp70r
Remote System Name :ddp70_host
Remote Printer Name :vp-pcl
Remote Printer is on a BSD System :チェック ON
ddp70_host:[/etc/hosts]で登録したホスト名 と同じ名前を設定します。
[OK]ボタンをクリックし、[SAM]で開いたすべて
のダイアログを閉じます。
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00
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ UNIX フィルタプログラムのインストール
3.1.2 SUN Solaris へのインストール
スーパーユーザーとしてシステムにログインします。
CD-ROM から以下の 3 ファイルを任意のディレクトリ
にコピーします。
"hkddp70"
"solaris\hkptxt"
"solaris\hketos"
ターミナルウィンドウから以下のコマンドを入力し
てパーミッションを変更します。
# chmod 755 hkddp70 hkptxt hketos
[hkddp70]を[/etc/lp/model]ディレクトリにコピー
します。
# cp hkddp70 /etc/lp/model
[hkptxt]及び[hketos]を[/usr/bin]ディレクト
リにコピーします。
# cp hkptxt /usr/bin
# cp hketos /usr/bin
[/etc/hosts]ファイルを vi エディタなどで開き、以
下の 1 行を追加してプリンタのホスト名を登録しま
す。
例:
[プリンタの IP アドレス] [ホスト名]
192.1.1.192 ddp70_host
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3-4
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以下のコマンドを入力してプリンタタイプを BSD プ
リンタと定義します。
# lpsystem -tbsd ddp70_host
ddp70_host: "/etc/hosts" で登録したホスト名
以下のコマンドを入力してリモートのプリンタを登
録します。
# /usr/sbin/lpadmin -p ddp70r -s
ddp70_host!vp-pcl -I any -T unknown
リモートのプリンタを使用可能にします。
# /usr/sbin/accept ddp70r
# /usr/bin/enable ddp70r
以下のコマンドを入力してローカルプリンタを登録
します。
# /usr/sbin/lpadmin -p ddp70 -m hkddp70 -v /dev/
null
# /usr/sbin/lpadmin -p ddp70 -I any -T unknown
ddp70 :ローカルプリンタ名("lp -d ..." で指定
する名前を設定します)
hkddp70 :フィルタプログラムファイル名
ローカルのプリンタを使用可能にします。
# /usr/sbin/accept ddp70
# /usr/bin/enable ddp70
ddp70: で登録したローカルプリンタ名と 同じ名前を設定します。
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第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
3.2 印刷方法
UNIX から印刷を行うときは、以下のコマンドをターミナルウィンドウから入力して印刷を行います。
lp コマンドの詳細については UNIX 関連の書籍等をご覧ください。
lp -d ddp70 [-o オプション 1 -o オプション 2 ...] ファイル 1 [ ファイル 2 ...]
([ ] 内省略可)
3.2.1 HELP の表示
ターミナルウィンドウから以下のコマンドを入力して、UNIX フィルタプログラムで使用可能なパラメータオプションを
標準出力デバイスに表示することができます。
hkddp70 [-? | -help]
3.2.2 パラメータオプション
(1) バナーページ印刷
nb | nobanner バナーページの印刷は行いません
本オプションが指定されなかった場合はバナーページが印刷されます。
(2) ステープル位置
-staple=none [なし]
-staple=lc [左中央2箇所]にステープルします(注1)
-staple=rc [右中央2箇所]にステープルします(注1)
-staple=tc [上中央2箇所]にステープルします(注1)
-staple=tl [左上]にステープルします(注1)
-staple=tr [右上]にステープルします(注1)
-staple=bk [中綴じ]ステープルします(注2)
本オプションが指定されなかった場合はステープル[なし]で印刷されます。
(注1)スタンダードフィニッシャーが搭載されている場合に有効
(注2)パブリッシングフィニッシャーが搭載されているか、DDP92 でスタンダードフィニッシャー(中綴じ/中折
り機能付き)が搭載されている場合に有効
(3) 給紙トレイ
-m | multi [MBT]から給紙して印刷します
-t1 | -tray1 [トレイ1]から給紙します
-t2 | -tray2 [トレイ2]から給紙します
-t3 | -tray3 [トレイ3]から給紙します
-hcf [HCF]から給紙します(注1)
本オプションが指定されなかった場合は用紙サイズやプリンタ初期値などによって決定されます。
(注1)プリンタに HCF オプションが搭載されている場合に有効
プリンタのオプション構成によっては使用できないパラメータがあります。
OG A
003-5
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
(4) フロントカバー
fc_m [MBT]からフロントカバーを給紙します
fc_t1 [トレイ1]からフロントカバーを給紙します
fc_t2 [トレイ2]からフロントカバーを給紙します
fc_t3 [トレイ3]からフロントカバーを給紙します
fc_hcf [HCF]からフロントカバーを給紙します(注1)
fc_i1 [インサータトレイ1]からフロントカバーを給紙します(注2)
fc_i2 [インサータトレイ2]からフロントカバーを給紙します(注3)
fc_ih [インサータトレイ]からフロントカバーを給紙します(注 4)
本オプションが指定されなかった場合はフロントカバーなしで印刷されます。
(注1)プリンタに HCF オプションが搭載されている場合に有効(注2)パブリッシングフィニッシャーが搭載されている場合に有効(注3)パブリッシングフィニッシャーが搭載されていて、インサータ2が搭載されている場合に有効(注4)DDP92 でスタンダードフィニッシャー(中綴じ/中折り機能付き)が搭載されていている場合に有効
(5) 排紙トレイ
upper 印刷物を[アッパートレイ]に排紙します
lower 印刷物を[エレベータトレイ]に排紙します
booklet 印刷物を[中綴じスタッカ]または[ブックレットフォルダ]に排紙します(注1)
stacker5 印刷物を[スタッカ5]に排紙します(注2)
stacker6 印刷物を[スタッカ6]に排紙します(注2)
stacker7 印刷物を[スタッカ7]に排紙します(注3)
stacker8 印刷物を[スタッカ8]に排紙します(注3)
sampletray 印刷物を[サンプルトレイ]に排紙します(注3)
本オプションが指定されなかった場合はステープル位置やプリンタ初期値などによって決定されます。
(注1)パブリッシングフィニッシャーが搭載されているか、DDP92 でスタンダードフィニッシャー(中綴じ/中折 り機能付き)が搭載されている場合に有効(注2)コンテナスタッカ1が搭載されている場合に有効(注3)コンテナスタッカ2が搭載されている場合に有効
(6) トリム
trim 中綴じ製本のとき[トリム]処理(小口裁断)をします。(注1)
本オプションが指定されなかった場合はトリム処理は行いません。
(注1)DDP70 でパブリッシングフィニッシャーが搭載されている場合に有効
(7) 用紙サイズ選択
a4 | a4l | A4 | A4L [A4(LEF)]サイズの用紙に印刷しますa4s | A4S [A4(SEF)]サイズの用紙に印刷しますa5 | A5 [A5]サイズの用紙に印刷しますa4tab | A4TAB [A4 タブ]サイズの用紙に印刷しますa3 | A3 [A3]サイズの用紙に印刷しますb5 | B5 [B5]サイズの用紙に印刷しますb4 | B4 [B4]サイズの用紙に印刷しますletter | letterl [Letter(LEF)]サイズの用紙に印刷しますletters [Letter(SEF)]サイズの用紙に印刷しますlettertab [Letter タブ]サイズの用紙に印刷しますfolio [Folio]サイズの用紙に印刷しますlegal [Legal]サイズの用紙に印刷しますledger [Ledger]サイズの用紙に印刷しますstatement [Statement]サイズの用紙に印刷しますexecutive [Executive]サイズの用紙に印刷しますsuperb [SuperB]サイズの用紙に印刷します
本オプションが指定されなかった場合は[A4(LEF)]サイズの用紙に印刷します。
OG A
003-6
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
(8) 用紙タイプ
plain [普通紙]に印刷します
prepunched [穴あき紙]に印刷します
transparency [OHPシート]に印刷します
transparency-pp [穴あきOHPシート]に印刷します
preprinted [プレプリント紙]に印刷します
letterhead [レターヘッド]に印刷します
label [ラベル紙]に印刷します
bond [ボンド紙]に印刷します
recycled [再生紙]に印刷します
color [カラー紙]に印刷します
special [スペシャル]に印刷します
other [その他]に印刷します
本オプションが指定されなかった場合は[普通紙]として印刷します。
(9) 両面印刷
simplex [片面]印刷します
long [両面(長辺綴じ)]印刷します
short [両面(短辺綴じ)]印刷します
本オプションが指定されなかった場合は[片面]で印刷します。
(10)用紙方向
port | portrait [縦]向き
land | landscape [横]向き
本オプションが指定されなかった場合は[縦]向きで印刷します。
(11)テキストエリア設定
tm# | tm=# [上余白]用紙上端からの距離を行数で指定します
lm# | lm=# [左余白]論理ページの左端から左余白分の距離を桁数で指定します
rm# | rm=# [右余白]論理ページの左端から右余白の開始位置までの距離を桁数で指定します
tl# | tl=# [テキスト長]テキストエリア内の行数を指定します
本オプションが指定されていない場合の初期値は、次の通りです。
[上余白]:3
[左余白]:0
[右余白]:用紙サイズ幅
[テキスト長]:用紙サイズ長-6
OG A
003-7
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
(12)フォントスペーシング
ps | prop [Proportional]フォントを指定する。
fs | fixed [Fixed]フォントを指定する。
本オプションが指定されない場合はプリンタでのデフォルトのフォントで印刷されます。
(13)テキスト印刷モード
page テキストエリア内に、ページ単位で印刷します。
cursor テキストエリア内に、桁ピッチ([cpi]または[hmi])、行ピッチ([lpi]または
[vmi])にしたがって文字単位で印刷します。
行間、文字幅、文字サイズを決定するコマンドは、フォントスペーシングの設定によって変わります。
テキスト印刷モードが[page]モードの時
[Fixed]フォント
[Proportional]フォント
ADIJKADIJK
1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 A B C D E F G H I J K L M N a b c d e f g h i j k l m n
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 A B C D E F G H I J K L M N a b c d e f g h i j k l m n
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003-8
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
テキスト印刷モードが[cursor]モードの時
[Fixed]フォント
[Proportional]フォント
本オプションが指定されていない場合は[page]モードで印刷されます。
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 K L M N A B C D E F G H I J a b c d e f g h i j k l m n
1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4
K L M Na b c d e f g h i j k l m n
A B C D E F G H I J
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003-9
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
(14)行ピッチ
lpi# | lpi=# 1インチあたりの行数を指定します(#=1,2,3,4,6,8,12,16,24,48)
vmi# | vmi=# 行ピッチ(Vertical Motion Index)を 1/48 インチ単位で指定します
(小数第四位まで有効)
例えば[lpi8](8 lines / inch)と[vmi6](6/48 = 1/8 inch / line)は同じ意味になります。
両方とも指定された場合はオプションパラメータリストの 後に指定されたものが有効となります。両方とも指定さ
れない場合は[lpi6]で印刷します。
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
3
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00-10
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
(15)桁ピッチ(文字幅)
cpi# | cpi=# 1インチあたりの文字桁数を指定します(小数第二位まで有効)
hmi# | hmi=# 桁ピッチ(Horizontal Motion Index)を 1/120 インチ単位で指定します
(小数第四位まで有効)
例えば[cpi12](12 characters / inch)と[hmi10](10/120 = 1/12 inch / character)は同じ意味になります。
文字幅指定による印刷結果は、テキスト印刷モード、フォントスペーシングの指定によって変わります。
テキスト印刷モードが[page]モードの時
[Fixed]フォント
[Proportional]フォント
[Fixed]フォントの時は桁ピッチが 10cpi のとき 12 文字/ 1インチで、また 12cpi のとき 12 文字/ 1 インチの文字
間隔で印刷されます。
[Proportional]フォントは文字幅が一定でないため、文字の高さによって文字間隔が決定されます。
テキスト印刷モードが[cursor]モードの時
[Fixed]フォント
[Proportional]フォント
テキスト印刷モードが[cursor]モードの時は、フォントスペーシングの設定にかかわりなく、桁ピッチによって文
字間隔が決定されます。
両方とも指定された場合はオプションパラメータリストの 後に指定されたものが有効となります。本オプションが
両方とも指定されなかった場合は[cpi10]で印刷されます。
1
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
2
abcdefghijklmnopqrstuvwxyzabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y za b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y za b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
3
OG A
00-11
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
(16)フォント選択
cs# シンボルセットを指定します。
# = 8M - HP Math-8
8U - HP-Roman-8
10U - PC-8
1G - ISO21:German
0U - ASCII
0N - ISO 8859-1 Latin 1
0O - OCR A
1E - ISO 4:United Kingdom
1U - HP US Legal
19U - Windows ANSI
8K - Kana8
19K - Japanese Kanji
height# | height=# 文字の高さを指定します。
# = ポイント単位
フォントスペーシングが[Proportional]フォントで本オプションが指定されなかった
場合は 10 ポイントで印刷されます。
style# | style=# フォントスタイルを指定します。
# = 0 - Upright
1 - Italic
4 - Condensed
5 - Condensed Italic
italic フォントスタイルに[italic]を指定します。[style1]と同じ意味です。
upright フォントスタイルに[upright]を指定します。[style0]と同じ意味です。
weight# | weight=# フォントストロークウエイトを指定します。
# = 0 - Medium
1 - Semi Bold
2 - Demi Bold
3 - Bold
4 - Extra Bold
5 - Black
6 - Extra Black
7 - Ultra Black
bold フォントストロークに[Bold]を指定します。[weight3]と同じ意味です。
3
OG A
00-12
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 印刷方法
type# | type=# フォントタイプフェースを指定します。
# = 4099 - Courier
4101 - CG Times
4102 - Letter Gothic
4113 - CG Omega
4116 - Coronet
4140 - Clarendon Condensed
4148 - Univers
4168 - Antique Olive
4197 - Garamond
4297 - Marigold
4362 - Albertus
16602 - Arial
16686 - Symbol
16901 - Times New Roman
28752 - Japanese Mincho
28825 - Japanese Gothic
mincho Japanese Mincho フォントを指定します。[type28752]と同じ意味です。
gothic Japanese Gothic フォントを指定します。[type28825]と同じ意味です。
フォントが指定されない場合はプリンタでのデフォルトのフォントで印刷されます。
日本語フォント[type28752][type28825][mincho][gothic]が選択された場合下記パラメータが強制的にセット
されます。
シンボルセット = [19K]
フォントスペーシング = [prop]
また、桁ピッチ([cpi]または[hmi])は無効となります。但し、テキスト印刷モードが[cursor]のときは桁ピッ
チを用いて文字間を決定して印刷を行います。
(17)漢字コード
euc | -euc 印刷するファイルの漢字コードが EUC コードのとき本オプションを指定します。
3
OG A
00-13
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 制限事項
3.3 制限事項
(1) 用紙サイズ[A4 タブ][Letter タブ]に対して両面印刷が指定されたとき、両面印刷は無効となります。
(2) 用紙タイプ[OHP シート][穴あき OHP シート][ラベル紙]に対して両面印刷が指定されたとき、両面印刷は無効
となります。
(3) 用紙サイズ[A5][Statement][Executive]に対して給紙トレイに[トレイ 1]が指定されたとき、給紙トレイの
指定は無効となります。
(4) 用紙サイズ[A4(SEF)][Letter(SEF)][A3][B4][Folio][Legal][Ledger][A4 タブ][Letter タブ][B5][A5]
[Statement][Executive][SuperB]に対して給紙トレイ[HCF]が指定されたとき、給紙トレイの指定が無効とな
ります。
(5) 用紙タイプが[OHP シート][穴あき OHP シート][ラベル紙]に対して給紙トレイに[トレイ1][トレイ2][ト
レイ3][HCF]が指定されたとき、給紙トレイの指定は無効となります。
(6) 用紙タイプが[その他]に対して給紙トレイに[HCF]が指定されたとき、給紙トレイの指定は無効となります。
(7) 両面印刷の指定に対して給紙トレイに[MBT]が指定されたとき、給紙トレイの指定は無効となります。
(8) 用紙サイズが[A4(LEF)][Letter(LEF)][A4 タブ][Letter タブ][B5][A5][Statement][Executive]に対し
て排紙トレイに[中綴じスタッカ]または[ブックレットフォルダ]が指定されたとき、排紙トレイの指定は無効
となります。
(9) 用紙サイズが[SuperB]に対して排紙トレイに[アッパートレイ]が指定されたとき、排紙トレイの指定は無効と
なります。
(10)用紙タイプが[OHP シート][穴あき OHP シート][ラベル紙]に対して排紙トレイに[中綴じスタッカ]または
[ブックレットフォルダ]が指定されたとき、排紙トレイの指定は無効となります。
(11)ステープル位置が[ステープルなし]に対して排紙トレイに[中綴じスタッカ]または[ブックレットフォルダ]
が指定されたとき、排紙トレイの指定は無効となります。
(12)ステープル位置が[中綴じ]に対して排紙トレイに[アッパートレイ][エレベータトレイ]が指定されたとき、排
紙トレイの指定は無効となります。
(13)ステープル位置が[中綴じ]以外の指定に対して排紙トレイに[アッパートレイ][中綴じスタッカ][ブックレッ
トフォルダ]が指定されたとき、排紙トレイの指定は無効となります。
(14)用紙サイズが[A4(LEF)][Letter(LEF)][A4 タブ][Letter タブ][B5][A5][Statement][Executive]に対し
てステープルに[中綴じ]が指定されたとき、ステープルの指定は無効となります。
(15)用紙サイズが[A4(LEF)][Letter(LEF)][B5]で用紙方向が[縦]の指定に対してステープル位置に[上中央 2
箇所]が指定されたとき、ステープルの指定は無効となります。
(16)用紙サイズが[A4(LEF)][Letter(LEF)][B5]で用紙方向が[横]の指定に対してステープル位置に[左中央 2
箇所][右中央 2 箇所]が指定されたとき、ステープルの指定は無効となります。
(17)用紙サイズが[A4(SEF)][Letter(SEF)][A3][B4][Folio][Legal][Ledger]で用紙方向が[縦]の指定に対
してステープル位置に[左中央 2箇所][右中央 2箇所]が指定されたとき、ステープルの指定は無効となります。
(18)用紙サイズが[A4(SEF)][Letter(SEF)][A3][B4][Folio][Legal][Ledger]で用紙方向が[横]の指定に対
してステープル位置に[上中央 2 箇所]が指定されたとき、ステープルの指定は無効となります。
(19)用紙サイズが[A4 タブ][Letter タブ][A5][Statement][Executive]に対してステープルの指定がされたとき、
ステープルの指定は無効となります。
3
OG A
00-14
第 3 章
UNIX フィルタプログラム/ 制限事項
(20)用紙サイズが[SuperB]に対して[中綴じ]以外のステープルの指定がされたとき、ステープルの指定は無効とな
ります。
(21)用紙タイプが[OHP シート][穴あき OHP シート][ラベル紙]に対してステープルの指定がされたとき、ステープ
ルの指定は無効となります。
(22)排紙トレイが[アッパートレイ]に対してステープルの指定がされたとき、ステープルの指定は無効となります。
(23)用紙サイズが[A5][Statement][SuperB]に対して排紙トレイに[コンテナスタッカ5][コンテナスタッカ6]
[コンテナスタッカ7][コンテナスタッカ8][サンプルトレイ]が指定されたとき、排紙トレイの指定は無効と
なります。
印刷での指定と結果が異なる場合[/tmp/hkddp70]をご覧ください。
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