•••••••••••••••••••••••••••••••• •••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••• 参加企業からの実施報告 日本赤十字社青森県支部から事業紹介 14 43 参加企業と学生を交えたパネルディスカッション 51 姿19 調青森総合卸センター 2020年3月号 596 号 ⑴ 発行/2020年3月31日

インターンシップ導入支援プロジェクト€¦ · 参加企業からの実施報告 • 日本赤十字社青森県支部から事業紹介 今年度、青森県の補助事業

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Page 1: インターンシップ導入支援プロジェクト€¦ · 参加企業からの実施報告 • 日本赤十字社青森県支部から事業紹介 今年度、青森県の補助事業

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参加企業からの実施報告

日本赤十字社青森県支部から事業紹介

 

今年度、青森県の補助事業

を活用し、組合の新規事業と

して取り組んできた「インタ

ーンシップ導入支援プロジェ

クト」の報告会を2月14日

(金)に問屋町会館1階会議

室で開催し、組合員ら43名が

参加した。

 

組合員企業3社(丸大堀内

グループ、青森綜合警備保障

㈱、㈱青森共同計算センター)

が参加し進めてきた同プロジ

ェクトでは、人事コンサルタ

ントの嶋田葵氏をコーディネ

ーターに迎え、インターンシ

ップの勉強会や策定したプロ

グラムを大学生に模擬体験し

てもらう体験会を実施し、各

社のプログラムが完成した。

 

今回の報告会は、体験会で

3社が実施したプログラムの

内容や参加した学生に感想を

発表してもらい、インターン

シップへの理解を深めて地元

中小企業が負担感なく取り組

むためのポイントや実施する

時のノウハウを共有すること

を目的に開催された。

 

はじめに、嶋田コーディネ

ーターよりインターンシップ

の概要や国内の実施状況につ

いて説明した後、3社の担当

者より実施プログラムについ

て発表された。

 

担当者からは「社員と学生

が一緒になって体験できるプ

ログラムを新しく取り入れた

ところ学生に好評だった」「ポ

イントをおさえた上でコンパ

クトに自社の業務内容を示せ

るプログラムへの見直しがで

きた」「手取り給料の仕組みな

ど社会人に必要な知識を伝え

るプログラムを取り入れたと

参加企業と学生を交えたパネルディスカッション

ころ学生に好評だった」と実

施した感想が述べられた。

 

次のパネルディスカッショ

ンでは、コーディネーターの

進行のもと体験会を振り返り

ながら学生に感想を伺った。

学生からは「インターンシッ

プは会社に入社した後のイメ

ージが得られる貴重な場だと

あらためて感じた」「その会社

だからできることを体験でき

ると嬉しい」などの感想が発

表された。

 

組合では、今回得られたイ

ンターンシップのノウハウを

もとに、次年度以降、卸団地

の企業集積を活かし、大学、

大学生、組合員企業のハブと

なって連携を図りインターン

シップを実施する「多業種連

携型インターンシップ」の実

施検討を進めていく。

 

今年度最後の組合員昼食会

が2月6日(木)に問屋町会

館1階会議室で開催され、組

合員ら51名が参加した。

 

はじめに日本赤十字社青森

県支部の近藤事務局長らが

「日本赤十字社青森県支部の

活動について」紹介。近藤事

務局長は「当支部では災害救

護活動や救急法などの講習普

及活動などを行っている。今

後も国内外における人道支援

活動の"要"となり、日本の地

域医療・血液事業の中核を担

う赤十字の姿を目指していき

たい」と話した。

 

次に「青森県立保健大学に

よる問屋町地区フィールドワ

ークの実施について」青森県

立保健大学の古川教授らが説

明。5月19日に問屋町全域に

て保健大学1年生の授業の一

環として、団地内で実施する

フィールドワーク(現地訪問、

実施調査)への協力を依頼し

た。

 

最後にテックイースト薬局

の武井栄養士より「大人の食

育について」説明があった。

「食事のバランスの基本は一

汁三菜。生活習慣病のリスク

を下げる食品として主菜でお

勧めなのが『魚』、野菜の1日

の目標量は小鉢5皿程度の3

50g。欠食すると次の食事

で血糖値が上がりやすいため

3食きちんと食べて減塩を心

がけましょう」と呼びかけた。

青 森 総 合 卸 セ ン タ ー2020年3月号 第 596 号 ⑴

発行/2020年3月31日

1年間の事業成果を報告

1年間の事業成果を報告

インターンシップ導入支援プロジェクト

インターンシップ導入支援プロジェクト

組合員昼食会

Page 2: インターンシップ導入支援プロジェクト€¦ · 参加企業からの実施報告 • 日本赤十字社青森県支部から事業紹介 今年度、青森県の補助事業

弊社データセンターにお任せください。

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順位 会社名 チーム名 総歩行数 1人あたり1日平均歩行数

優 勝 ㈱金竹成家 チーム40 4,205,699 14,019

準優勝 和田ゴム販売㈱ ヤングマン 3,663,518 12,212

第3位 ㈱金竹成家 倉庫A 3,658,853 12,196

626270

60

50

40

30

20

10

01企業防災情報提供

6767

2ハザードマップ情報提供

2222

3被災リスク情報提供

1111

4保険によるリスク対策

 

情報提供

3939

5事前対策情報提供

77

6事前対策インセンティブ

 

情報提供

1111

7簡易版BCP確認

 

シート策定支援

88

8BCP策定支援

22

9事業継続力強化計画

 

認定制度支援

00

10その他

 

2020年度事業計画など

を審議する第8回理事会が2

月25日(火)、問屋町会館で

開かれ、審議の結果、全て原

案どおり承認された。

 

また事務局からは、除雪費

の中間報告や事業計画立案ア

ンケートの調査結果、労務対

策事業の参加状況などについ

て報告を行った。

 

主な案件審議は次のとおり。

案件一.2020年度事業計

画の骨子について

案件二.事業委員会からの意

マインドフルネスを体験する参加者

問屋町100日ウォーキング 入賞チーム結果

【企業防災希望支援策】

 

問屋町支店長・所長連絡会

(青友会)の第29回親睦交流

会が2月26日(水)、ウェディ

ングプラザアラスカで開催さ

れ、同会会員ほか20名が参加

した。

 

今回は、青森市内の市民ス

クールなどでインストラクタ

ーを務める相馬かほる氏を講

師に招きマインドフルネスを

体験した。

 

マインドフルネスとは、瞑

想をしながら自分の内面に意

識を集中することで日常の雑

念や思考から意識を反らし、

頭や心の中を整理していく方

法のこと。実践することで集

中力アップやストレス軽減な

どが期待できることから、ア

メリカでは多くの企業が研修

プログラムに取り入れてお

り、日本国内でも導入する企

業が増えている。

 

マインドフルネスは、「姿

勢を整える」「体ほぐす」「呼

吸を練習する」「瞑想する」

の流れで行う。途中、雑念が

頭をよぎることもあるが再び

呼吸へ意識を戻し、これを繰

り返す。

 

相馬氏は「マインドフルネ

スは、1回あたりの時間が大

切ではなく繰り返し行うこと

が重要。毎日5~10分実践す

ることでリラックスできるの

で、気軽にはじめてみてほし

い」と語った。

 

組合では2019年8月23

日から11月30日までの100

日間、チームで歩数を競い合

うコンテスト「問屋町100

日ウォーキング」を開催し、

17社から36チーム、108名

が参加した。

 

同コンテストは新たな健康

づくりの取り組みとして、組

合員従業員の運動不足解消や

運動習慣のきっかけづくりと

してもらうため初開催。花王

㈱が提供している健康支援

サービス「ホコタッチ」シス

テムを利用して、3人1組の

総歩行数を競い合った。ホコ

タッチ専用のポータルサイト

では、個人や企業別のランキ

ングも公開され、参加者の歩

行意欲向上に一役買った。

 

優勝から第3位チームまで

の結果は次のとおり。

 

組合では2020年度の事

業計画立案に向け、組合員を

対象にアンケート調査を実施

した。調査結果は次のとおり。

 

組合員施設の課題について

は、これまで同様「老朽化対

策」が最多で56社。10社が3

年以内の新築や増改築を計画

していると回答した。

 

また、近年の人材確保難に

関連してインターンシップの

実施状況について聞いたとこ

ろ、「毎年実施」が21社、「実

施に向けて検討中」が8社に

加え、「学生の職業意識育成

になるなら協力してもよい」

が12社と心強い回答を得た。

 

大規模な自然災害が多発し

ていることから企業防災への

取り組みについても調査。B

CP(事業継続計画)の策定

については、「策定済み」が

17社、「策定予定及び検討中」

があわせて36社とまだまだ策

定が進んでいない現状が浮き

彫りとなった。組合に希望す

る支援策では、「ハザードマッ

プ情報の提供」を望む声が最

も多く67社、「基礎的な企業

防災情報の提供」が62社、「具

体的な事前対策情報の提供」

見について

案件三.労務対策委員会から

の意見について

案件四.環境対策委員会から

の意見について

案件五.組合員の脱退及び土

地取得並びに取得資金の借入

について

案件六.組合員施設の賃貸承

認について

案件七.共同物流事業の委託

料改定について

案件八.2019年度第9回

理事会の日程等について

 

理事会終了後には青森問屋

町配送㈱の第4回取締役会が

開かれ、提出案件が全て原案

どおり承認された。

が39社とつづいた。

 

組合ではアンケート調査結

果を参考に、新年度の事業計

画策定に取り組む。

第 596 号 ⑵ 青 森 総 合 卸 セ ン タ ー 2020年3月号

2020年度事業計画

2020年度事業計画な な 

 

 

承承認認

第8回理事会

第8回理事会

マインドフルネスを体験

マインドフルネスを体験

青友会親睦交流会

青友会親睦交流会

2020年度事業計画立案

2020年度事業計画立案

アンケート結果まとまる

アンケート結果まとまる

問屋町100日ウォーキング

問屋町100日ウォーキング

結果報告

結果報告

Page 3: インターンシップ導入支援プロジェクト€¦ · 参加企業からの実施報告 • 日本赤十字社青森県支部から事業紹介 今年度、青森県の補助事業

人事労務コンサルタント嶋田 葵 氏

ボルダリング教室

2月

3日▽第13回景観推進管理委

員会

  

▽県流通団地連絡協議会

合同業界説明会(青森公

立大学)

6日▽組合員昼食会

7日▽県運営診断

  

▽第9回問屋町従業員親

睦交流会

9日▽第4回おおぼし雪灯り

まつり

13日▽第2回事業委員会

  

▽普通救命講習会

14日▽インターンシップ導入

支援プロジェクト報告会

17日▽金融審査会

  

▽第3回労務対策委員会

  

▽問屋町新年合同厄払い

  

▽問屋町ボルダリング教室

18日▽第2回企画情報委員会

19日▽第3回環境対策委員会

20日▽県流通団地連絡協議会

女子職員研修会

 

今年度2回目となるボル

ダリング教室が、2月17日

(月)に組合員であるK・フ

ロスピ㈱が問屋町内で運営す

るボルダリング施設(G

lide Clim

bing

)にて行われ、組合

員従業員ら18名が参加した。

 

施設内には登る難易度に応

じたコースが多数あり、参加

者は簡単なコースから順番に

挑戦した。参加者は腕や足の

使い方や順番をよく考えなが

ら登るボルダリングに夢中と

なり、登り切った達成感を味

わった。室内でできるボルダ

リングは、冬期間の運動不足

解消にも一役買っている。

 

前号に引き続き、人事労

務コンサルタントの嶋田氏

による経済雑感をお送りす

る。

 

皆さんは「働き方改革」

と聞いて何を思い浮かべる

だろうか。

 

国が示す「残業時間の削

減」「有給消化率の向上」「同

一労働同一賃金」に加え

て、新型コロナウィルス対

応の中で取り上げられるこ

とが多くなった「リモート

ワーク」「時差出勤」「子連

れ出勤」「フレックスタイ

ム」といったことも思い浮

かべた人も少なくはないと

思う。

 

メディア等で様々な会社の

取り組みを見ている中で、

“うちの会社にはない制度だ

なぁ。”“職種やオフィス環境

の都合で、やりたくてもでき

ない。”“施策を作る人がいな

い。“といった焦りを感じた

経営者や担当者の方もいらっ

しゃったの

ではないだ

ろうか。

 

働き方改

革は、「こ

れさえやっ

ておけば大

丈夫。」というウルトラCの

技はなく(残念ながら)、現

状を正しく把握・分析し、何

から取り組んでいけばいいの

かを順序立てて計画・実行し

ていくことが求められる想像

以上に地道な物なのである。

 

取り組みを進めていくため

には、中小企業は要員的にな

かなか難しいところがある

が、そんな中でも比較的取り

組みやすい手法がある。それ

は、経営層から変わるという

ことである。会社全体で一気

に取り組みを進めていく手法

もあるがかなりの工数と労力

を要する。

よって、ま

ずは経営層

が変わって

従業員に見

せていくの

である。

 

残業時間削減のために、経

営層自ら勤務内容の見直しを

行い、全ての業務を定時時間

内に終わらせた事例がある。

この事例では、経営層自ら

が、定時時間に業務を終わら

せるために、「打ち合わせ前に

資料に目を通しておくことで

資料の読み上げ時間をなく

し、打ち合わせの際は議論

のみ」、「決済のタイミング

を午後から朝一に変更し、

それに伴う部下からの相談

も定時時間内に受ける」等

の取り組みを実践すると同

時に、理由なき「~すべ

き」業務もどんどんなくし

ていったのである。経営層

が動くことで、会社として

「働き方改革」にどう向き

合っているのか、そしてそ

の重要性が従業員に明確に

伝わった事例だった。

 

いかがだろう。これを読

んで「うちにもできそうだ」

と思うのか「うちは無理だ

な」と思うのか。「働き方

改革」の第一歩は、前者で

ある。是非、その一歩を踏

み出す企業が増えることを

願っている。    (完)

25日▽第8回理事会

  

▽青森問屋町配送㈱第4

回取締役会

26日▽問屋町支店長・所長連

絡会第29回親睦交流会

28日▽問屋町経営同友会第4

回役員会

…問屋町

   ビジネススクール…

4日▼決算書の読み方・活か

し方(損益計算書編)①

6日▼決算書の読み方・活か

し方(損益計算書編)②

13日▼職場を円滑にする

  

「報・連・相」

18日▼決算書の読み方・活か

し方(CF計算書編)①

20日▼決算書の読み方・活か

  

し方(CF計算書編)②

2020年3月号 青 森 総 合 卸 セ ン タ ー 第 596 号 ⑶

経済雑感第一〇三回

人事労務コンサルタント

嶋田 葵

ボルダリングで健康づくり

ボルダリングで健康づくり

Page 4: インターンシップ導入支援プロジェクト€¦ · 参加企業からの実施報告 • 日本赤十字社青森県支部から事業紹介 今年度、青森県の補助事業

和田ゴム販売株式会社

LABERProfessional shop for workers

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心肺蘇生法を体験する参加者

女子職員研修会オシャレなパーテーション

積和建設東北㈱北東北支店 青森事業所

事業所長添田 健一 氏

 

組合では2月13日(木)に

問屋町会館で普通救命講習会

を開催し、組合員従業員ら19

名が受講した。

 

いつ、どこで、突然のけが

や病気におそわれるかわから

ず、その中には呼吸や心臓が

停止している場合もある。人

の命を助けるためには、現場

に居合わせた人の「早い通報」

と救急車到着までの間の「応

急手当」が重要になる。そこ

で当組合では、応急手当の知

識とスキルを身に付けてもら

うために昨年に引き続き講習

会を開催した。

 

当日は、青森東消防署の現

役消防隊員が講師を務め、急

病人や負傷者に対してどう対

処しなければならないかをD

VDを見ながら講義形式で学

んだ。講義の後は、人体模型

とデモ機を使い、実際に心肺

蘇生法やAEDの使用法を体

験。参加者は最初は戸惑いな

がらも訓練を続けるうちにど

んどん上達し、最後は講師か

ら「完璧です」と褒められる

ほどスキルアップ。参加者に

は後日、青森地域広域事務組

合より修了証が発行された。

 

県内の卸団地で組織される

青森県流通団地連絡協議会で

は、2月20日(木)から2日

間に渡り女子職員を対象とし

た研修会を八戸市で開催した。

 

研修では、協同組合八戸総

合卸センターの事業概要及び

再整備計画等について説明を

聞いた後、物流センターや保

育園、YSアリーナなど、団

地内及び市内の新施設を視察

した。参加者は八戸総合卸セ

ンターの先進的な取り組みを

熱心に聞いていた。

今回は新型コロナウイルスにつ

いてです。先号から一ヵ月の間

に新型コロナウイルスの被害は

世界的に深刻なものとなってき

ました。東京オリンピックは延

期となり、3月30日には志村け

んさんがコロナウイルス肺炎で死去し

たという驚愕のニュースが発表されま

した▼3月30日現在、日本の感染者数

は1,912人・死者は57人。世界の

感染者数は641,858人・死者

30,063人と発表され、パリ・

ニューヨークを始め欧米の主要都市が

ロックダウン(都市封鎖)しました▼

戦争以外でロックダウンという事態が

起こったのは、世界史上初めてのこと

です▼これまで人類は実は何度も感染

症によるパンデミック(世界的流行)を

経験しています。有史以来、ペストや

天然痘は世界史的に何度も人類に大き

な被害をもたらしました▼岡田春恵著

『感染症は世界史を動かす』によりま

すと、20世紀以降でのパンデミックは、

スペイン風邪(1918―19死者

一億人)、アジア風邪(1957―58

死者百万人)、香港風邪(1968―

69死者75万人)、新型インフルエ

ンザ(2009―10死者14,

142人)ですが、いずれもインフル

エンザウイルスです▼特筆すべきは

スペイン風邪ですが、第一次世界大戦

を終わらせたアメリカ発のパンデミッ

クです。当時の世界人口20億人のうち

5億人が発症、第一次世界大戦の戦死

者が1,000万人とされますが、ス

ペイン風邪は死者一億人。そのうちア

メリカが55万人、イギリス20万人、

ドイツ23万人、ロシア45万人、中国

400~1,000万人、日本38万人

でした▼新型コロナウイルスは、死者

数で既に2009―10年新型インフル

エンザを抜き去っているのです。収束

を祈るばかりです。(藤本)

 

今回の団地企業訪問は、積和建

設東北㈱の添田所長にお話を伺っ

た。

 

同社は積水ハウスの施工部門を

東北エリアで担う積水ハウスの子

会社として昭和51年2月に設立。

在来木造住宅や店舗の新築・リフ

ォーム、またマンションのリフォ

ーム、エクステリア事業にまで活

動領域を拡大し、「総合建設業」

として日本の住宅産業に貢献して

いる。

 「当社では、積水ハウスの建築プ

ロセスの一つ一つを確実・正確に

総合的な品質管理を行っており、

これまでに培ってきた高い技術力

で、お客様に快適で家計にも環境

にもやさしい暮らしをご提供いた

します。積和建設独自で展開して

いる木造住宅『積和の木の家』の基

本は自由設計となっており、洋風や

和風など外観やインテリアへのこだ

わりを積水ハウスグループのノウハ

ウと技術を持ってカタチにします」

と語る。

 

今後の目標に話が及ぶと「積水ハ

ウスグループでは

リフォーム売上5

年連続ナンバーワ

ンを達成していま

す。戸建て住宅や

マンションなどの

一般住宅から店舗

や事務所のリフォームまで幅広く

行っており、老朽化による設備機器

の故障や内外装の傷み等により『し

かたなく』取り替えるリフォームか

ら、現在や将来の生活スタイルに合

わせた間取り変更、心地よいインテ

リア空間づくりなど『したくなる』

リフォームをご提案します。また当

社では耐震補強リフォームも行って

います。専門家が現在の建物の状況

や耐震性を調査・診断し、最適な耐

震補強を実現します。昨年の8月末

までに全国の郵便局837局の補強

工事を実施し、工事ノウハウも蓄積

し続けています。

これら多くのノウ

ハウを生かし同じ

く問屋町で働く組

合員の方々のお役

に立てればと思っ

ていますので、事

務所や倉庫の改装や建物に関するお

悩みなどがあればお気軽にお声掛け

ください」と熱くPR。

 

自身のことについて聞くと「青森

に来てから3年目となり、大分馴染

んできたように思えます。行きたか

った恐山にも行ってみましたが16時

頃に着いたのですごく雰囲気があ

り、怖くて早足になってしまいま

した」と苦笑い。

 

同事業所では事務所の雰囲気を

変えるため社員の机の配置換えを

行い、応接セット周囲には手作り

のデザインパーテーションを設置。

添田所長は「模様替えした事務所

にお気軽にお立ち寄りください」

と話す。

青 森 総 合 卸 セ ン タ ー第 596 号 ⑷ 2020年3月号

団地企業訪問

命を守る知識とスキル習得

八戸総合卸センターなど視察

団地組合女子職員研修会