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ステップアップコース六十花甲子 第3回目 丙の干支
丙の性質
• 鳳閣星の特質(おおらか・表現力・伝達)
器は明暖(明るくて温かい人)
• 万人を照らす(万人への表現・伝達)
• 存在感(逃げ隠れができない)
• 自然体、ユーモアセンス
乙の干支絵同じ乙でも組み合わさる地支によって特徴は異なる
干支番号 干支名 別名
3 丙寅 天地相生
13 丙子 六秀日
23 丙戌 地綱の日輪
33 丙申 崑崙の夕日
43 丙午 中天の烈光
53 丙辰 六秀
丙寅天地相生
• 天は火、地は木。天地相生で形が整っているので壊
さずに日干を強めることが吉。
• バランスが良いので申の冲で壊されることを一番恐
れる。
• 寅は、基本的に蔵干が良いので財運が出る。
• 離郷運で、故郷を離れて孤独になるが運は強いく、
都に上り成功する。
• 問題のない干支のひとつ。
• 丙寅の丙は身中でも強い方の身中になる。
• この丙には根があるため、強い太陽の丙になり、日
差しの強い太陽になる。
• 天貴星のエゴが出やすいので注意する。
丙子六秀日(りくしゅうび)
• 六秀日とは、6つの才能を全部持っている人という意味で、完成美、完全美を表わす。
• 頭がいい上に、親、配偶者、子供、財運、名誉名声、幸福運を得る。
• ただ干支絵が厳しい。(現実にはあり得ない時間帯の太陽になる)
• 直観力(霊力)が非常に高くなります。
• 水と火で構成された干支を『水火既済(すいかきさい)』といい特殊能力が出るが、水火既済の干支の中でも一番マイルド。
• 女性が持つと特に目立ち男性に頼って生きていける。
• 丙子は西方に牽牛星が確定するので、官星に座すと云い、必ず配偶者に牽牛星を求めます。
• 女性であれば社会的地位の高い人を求め、男性であれば必然的に面食いになります。
丙戌地網(じこう)の日輪
• 戌の蔵干は辛丁戊で、丙と辛が暗合している。
• 丙と辛で蓄積の司禄星、丙と戊で食禄の鳳閣星に恵
まれる。
• 運の起伏が激しく、着飾ることを好み、実力以上の
人物に見える。
• 宿命が土多だと幼少期に生命の危機あり。
• 天庫星には目上の方やご先祖様の支援が必要。
• 本人と配偶者に点数の差があるので良縁には恵まれ
にくい
• 丙戌は午未天中殺のため、大望、野望を抱き過ぎて
いる人は役割が違ってくるので、友人としての距離
が必要となる。
丙申崑崙(こんろん)の夕日
• 天胡星の性質から、物事に執着し、自分の懐に何で
も入れて、離すまいとする。
• 伝記作家(歴史小説)などに才能が出やすい。
• 蔵干に壬があるので干支絵は海に沈む夕日。
• 他郷(海外のこと)で成功しやすい。
• 木星の活用(龍高・玉堂)でエネルギーを強めるこ
とが大切。
• 丙申にとっての凶星(戌・己・癸)が取り巻くと、
病弱で短命となる。
• 海外に出て成功する人。
丙午中天の烈光
• 子供の王様、南の王様で別名「南王」
• 男女ともに骨肉の縁が薄く、天涯孤独となり、女性
の場合、家庭運・子供運は再凶。
• 強烈な火で土の多くの水分を取るため、子供がお腹
の中で成長しない、早産、死産になりやすい。
• また相生で甘やかし、自立しない子供になる可能性
あり、火剋金で子供の呼吸器(肺・気管支)を壊す。
• 強烈なものは力を弱めることで順当な人生となる
• 木や火で強めると夭折(若くして死ぬ)するか、人
生の破れがやって来る。
• 神様に感謝して謙虚な生き方が重要で、エネルギー
コントロールする必要がある。
丙辰六秀(りくしゅう)
• 若年に自分の運が開発され、晩年になるにつれて運
がよくなり、晩年は最後に孤独の運になる。※高み
を目指す者は孤独の罰を受ける。
• 丙辰自体が中和を保った太陽で、バランスが崩れる
ことを嫌うので、春秋生まれは吉で、真夏真冬生ま
れは凶である。
• 宿命に甲(龍高:思考力)、壬(車騎:行動力)が
揃う者は聡明で頭角を表わす。
• 女性の場合、賢良にして貴人の妻となり、生まれた
家柄よりも上流の家柄に嫁ぐ。
• 地支に辰を持つ人は(丙辰以外でも)仕事をするこ
とによって運が開けるので、丙辰は一生涯、仕事を
続けるのが良い。