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1 1 プログラム名: 「新興分野人材育成」 課題番号: 64003 課題名: 「情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点」 平成18年8月21日 情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点 代表者 土居 範久 中央大学 中央大学 研究開発機構 研究開発機構 情報セキュリティ・情報保証 情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点 人材育成拠点 2 中央大学 情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点 中央大学 中央大学 情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点 情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点 プログラム名: 「新興分野人材育成」 課題番号: 64003 課題名: 「情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点」 平成15年5月7日 ������ ������������� ������ �����������

情報セキュリティ・情報保証人材育成拠点 - 中央大学...1 1 プログラム名: 「新興分野人材育成」 課題番号: 64003 課題名: 「情報セキュリティ・情報保証

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Page 1: 情報セキュリティ・情報保証人材育成拠点 - 中央大学...1 1 プログラム名: 「新興分野人材育成」 課題番号: 64003 課題名: 「情報セキュリティ・情報保証

1

1

プログラム名: 「新興分野人材育成」課題番号:    64003課題名:  「情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点」

平成18年8月21日

情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点代表者 土居 範久

中央大学中央大学 研究開発機構研究開発機構

情報セキュリティ・情報保証情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点人材育成拠点

2

中央大学

情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点中央大学中央大学

情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点

プログラム名: 「新興分野人材育成」課題番号:    64003課題名:  「情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点」

平成15年5月7日

研究開発機構情報セキュリティ・情報保証人材育成拠点

提案代表者 辻井 重男

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情報セキュリティ情報セキュリティ 人材育成の必要性人材育成の必要性

e-Japan計画や安全で信頼できる電子社会を推進するためのセキュリティ技術者・管理者の育成が喫緊の課題である。国内では大学・大学院での育成体制は十分と言えず、また、既存の民間企業主催の教育は断片的なものが多い。情報セキュリティは総合科学であり、

技術管理運営モラル(倫理)法制度

を基礎に置いて、情報セキュリティ要員の育成を図ることが重要。

また、総合的な指導を理論と実践の両面からの育成を目指す。国内では、一部の大学での取り組みが始まっているが、要員育成従事者の不足は深刻。米国では80年代末から、情報セキュリティ教育が大学・大学院で始まっており、国防総省や全米科学財団等の支援を受けた情報セキュリティ教育も最近では行われている。

管理

運営

モラル

法制度

技術

プライバシー

保護

監視最小化

安全性

の向上自由の拡大

4

研究開発機構      

研究開発機構      

中央大学理事長・学長

大学院独立研究科(計画中)電子社会システム研究科情報セキュリティコース

法学研究科

経済学研究科

商学研究科

文学研究科

総合政策研究科

「電子社会の信頼性向上と

情報セキュリティ」

文部科学省21世紀COE

研究拠点

人文・社会科学系大学院 大学院理工学研究科

講義

研究指導

学位申請

講義

情報工学専攻

電気電子       

情報通信工学専攻

経営システム工学専攻

・・・・・        

本申請 情報セキュリティ人材育成プログラム

中央大学情報セキュリティ・情報保証

人材育成拠点

本申請本申請 情報セキュリティ人材育成プログラム情報セキュリティ人材育成プログラム

中央大学中央大学情報セキュリティ・情報保証情報セキュリティ・情報保証

人材育成拠点人材育成拠点

連携連携

経理事務

研究員による講義研究指導

数学専攻

情報セキュリティ副専攻

実習

講義

留学

NRIセキュア(SANS)/マイクロソフト/NECソフト

国内民間企業等カーネギーメロン大学カーネギーメロン大学

学学 外外 組組 織織

講義

人材

交流

情報セキュリティ情報セキュリティ人材育成体制図人材育成体制図

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5

文部科学省21世紀COE

実践教育Windows セキュリティUNIX セキュリティセキュアプログラミングインシデントレスポンス&情報法科学

実践教育実践教育Windows Windows セキュリティセキュリティUNIXUNIX セキュリティセキュリティセキュアプログラミングセキュアプログラミングインシデントレスポンス&情報法科学インシデントレスポンス&情報法科学

情報セキュリティ副専攻情報セキュリティ副専攻情報セキュリティ副専攻

米国SANSセミナー米国SANSセミナー米国SANSセミナー

情報セキュリティ公開講座情報セキュリティ公開講座情報セキュリティ公開講座

脆弱性DBを通した人材育成脆弱性DBを通した人材育成脆弱性DBを通した人材育成

中央大学中央大学 研究開発機構研究開発機構

情報セキュリティ・情報保証情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点人材育成拠点

電子社会の信頼性向上と

情報セキュリティ

連携

講義実習

大学(研究)と機構(実践)によるシナジー効果大学(研究)と機構(実践)によるシナジー効果21世紀COE: 調査・研究を中心とした研究者育成

人材育成拠点:実践教育を中心とした人材育成

新規講座(ISMS)新規講座(ISMS)新規講座(ISMS)

6

中央大学中央大学 研究開発機構研究開発機構

情報セキュリティ・情報保証情報セキュリティ・情報保証 人材育成拠点人材育成拠点プログラム概観図プログラム概観図

      情報セキュリティ副専攻      情報セキュリティ副専攻情報セキュリティ副専攻

脆弱性データベース

脆弱性データベース

情報セキュリティ公開講座

情報セキュリティ公開講座

SANS講座SANS講座

Windowsセキュリティ

UNIXセキュリティ

UNIXセキュリティ

インシデントレスポンス & 情報法科学

セキュアプログラミング

セキュアプログラミング

新規講座(ISMS)

新規講座(ISMS)

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7

のスライドを作成しており、年1回は内容の見直しを行っている。 なお、これらの共通項目を集大成した書籍の出版の可能性を検討している。  注) 情報セキュリティマネジメントシステムは、新規講座

現在、実践講座では、  Windowsセキュリティ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  UNIXセキュリティ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  セキュアプログラミング ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  情報セキュリティマネジメントシステム ・ ・  インシデントレスポンス & 情報法科学・ ・  情報セキュリティマネジメントシステム ・ ・

現在の状況当初提案での目標

情報セキュリティ分野の人材に対して H15年度:  51名 H16年度: 232名 H17年度: 268名の育成を行った

官民学で必要とする情報セキュリティ分野の人材として、ネットワーク技術者及び、情報セキュリティ管理者が必要であり、大企業・iDC/ISP、官庁・自治体や大学等で必要とする能力を持った人材を開始後3年後までに73名、5年後に合計147名の育成を目指す

脆弱性プログラムの調査・解析を行い、更に、脆弱性DBの構築を通して、高度技術者の育成を行った。また、脆弱性DBのデータ交換用フォーマットのフィージビリティスタディを行いインターネット技術標準を決める IETF(Internet Engineering Task Force)に提案した。マルチベンダ環境の情報システムを対象とした脆弱性管理システム の開発(IPAで実用)。

4名の育成を行っている。

現在、国内には脆弱性データベースが構築されていない。海外では既に複数の民間企業がデータを作成しているが、国内でデータ収集が可能な仕組み作りを目指す。海外のデータベースの収集を行い、18年度を目処に国内の脆弱性情報収集の仕組みを構築することを目指す

約 400 頁約 390 頁約 320 頁約 250 頁約 270 頁約 250 頁

3年後にネットワーク技術者、情報セキュリティ管理者の育成に必要な書籍あるいはテキストを編集し、適宜、見直しを行い、必要なものは改訂を行う

当初提案での目標と現状当初提案での目標と現状

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電子社会・情報セキュリティ副専攻 授業科目(開講済みのもの)

兼任講師 土井 洋

客員教授 笠原正雄2後期必修情報セキュリティ技術

教授  趙 晋輝2前期必修暗号と電子認証

主専攻、電子社会・情報セキュリティ副専攻共通授業科目

教授(兼担)福原紀彦他2前期選択電子社会の法と経済

客員教授 安富 潔2後期選択情報セキュリティ法制Ⅱ

客員教授 安富 潔2前期必修情報セキュリティ法制Ⅰ

客員教授 大井正浩2後期選択システム監査Ⅱ

客員教授 大井正浩2前期必修システム監査Ⅰ

兼任講師 矢田健一

教授   土居範久2前期必修ネットワークセキュリティ

客員教授 安富 潔リサーチペーパー指導

客員教授 大井正浩2後期必修

情報セキュリティ

  特別演習Ⅱ

客員教授 安富 潔リサーチペーパー指導

客員教授 大井正浩2前期必修

情報セキュリティ

  特別演習Ⅰ

備 考担任教員単位数開講時期区分授業科目

修了要件: 14単位以上を修得し、リサーチペーパーの審査に合格すること

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情報セキュリティ副専攻の狙い

・ コンピュータとネットワークによって構築されるサイバー空間は人類未

踏の新しい世界であり、人々により広い自由をもたらすと同時に、安全性、プライバシー保護などの面で従来なかった課題が生じている。これらの諸課題の解決には情報セキュリティ技術、管理運営手法、システム監査、情報セキュリティ法制度、情報倫理など諸分野を強く連携させて、自由の拡大、プライバシーの保護、安全性の向上、監視社会への恐れの最小化を同時に達成する方策が探求されなければならない。このような意味で情報セキュリティを対象とする学問は総合科学である。 そのことを考慮して、本副専攻は、学際的カリキュラムを編成し、大学の諸学科の卒業生、産業界や自治体等政府機関の情報システム管理者・技術者など広い層を対象として電子ビジネスや電子政府・自治体あるいは研究機関等で活躍できる人材の育成を図ることを狙いとしている。

・ 修了要件:14単位を習得し、リサーチペーパーの審査に合格すること。

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情報セキュリティ副専攻の授業科目数は

(1) 他大学と比較して充実していること、

(2) 授業科目数を必要以上に増やすと他科目との内容の重複、学生

の負担増など弊害もあること、

(3) 集中講座とすることにより実践と講義をワンセットにできること、

(4) 集中講座にした方が社会人の受け入れが容易になり実務経験

のない学生にとって経験者との交流が可能となりより一層理解を深められること、

といったことから、集中講座にふさわしいと判断したテーマについては集中講座としている。

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養成する人材のカテゴリーと、養成開始時に要求される能力

Windows、UNIX、セキュアプログラミング実践コース参加者及び、それらに相当する知識・経験を持っている者

C/C++のプログラミング経験を有するもので、Webアプリケーションのシステム開発(SDLC)全般を担う者

UNIX(Linux)基本コマンド及び、C言語の基礎を理解しており、本講座で習得したUNIXセキュリティ技術を使うべき立場にあること

一般的な各種の攻撃手法(情報取得、情報改竄、動作妨害、ネットワーク侵入、権限昇格、等)と、その対策方法を修得すること。

情報工学専攻科(修士)を中心として、15名程度を予定している。外部聴講生も受けいれる。

養成人材の修了時までに身に付けると期待されるにおける到達能力講 座 名

情報セキュリティ分野講座について体系的な履修を目指している。(14単位以上を修得し、リサーチペーパーの審査に合格することが必要)

情報セキュリティ      副専攻

5日間の実習を基本とし、10名~20名/回を定員として、年間2~3回程度実施。情報セキュリティ副専攻履修者(含 聴講生)を基本とするが、本学学生、他大学・企業・組織に所属する者は、代表者が適切と認めた者とする。

実践講座

インシデント対応および、情報法科学におけるライフサイクルの各段階で行うべき内容の理解。インシデント発生時におけるネットワークトラフィックの分析手法の習得。 市販の製品を用いてディスク上からセキュリティ侵害の証拠を収集・分析、報告書作成能力。

 インシデントレスポンス & 情報法科学

Webアプリケーションの仕組みを理解し、セキュアなWebアプリケーション開発で、開発プロセス(要件定義、設計、導入・実装、テスト、運用)で考慮すべき事柄を理解する。Webアプリケーションへの脅威、脆弱性、攻撃方法とその対策を理解する

 セキュアプログラミング

UNIX(Linux)を使ったセキュアサーバの構築やサーバ運用監視技術の習得を目指す UNIXセキュリティ

Windowsセキュリティの基礎を理解しており、Windowsセキュリティを推進する立場。但し、知識が十分でないと考えられる者については、プレコースを準備している。

 Windowsセキュリティ

本ユニットの概要本ユニットの概要

12

情報セキュリティマネジメントの体制の構築・改善・運用を行えるマネージャ、および、セキュリティマネジメントを理解してマネージャと協力しながら情報セキュリティマネジメント体制に資することのできる技術者・技術マネージャ

出席率が、学生の場合は80%以上、社会人の場合は3分の2以上で、受講態度に問題がなく、かつ事例演習課題で講義内容の知識習得度が十分だと判断される場合

新規講座(情報セキュリティ

 マネジメントシステム)

情報セキュリティに関連する技術の調査・研究を行う研究者、および、情報セキュリティマネジメントシステムの立案、推進を行うマネージャや技術者。それらを目指す学生

養成する人材のカテゴリーと、養成開始時に要求される能力

脆弱性データベースの構築および分析を実際にできる技術者としてあるいは研究者として活躍できる人材

実践コース修了者の中で優秀と認められる者及び、それ以上に相当すると認められた者

養成人材の修了時までに身に付けると期待されるにおける到達能力講 座 名

基礎コース: 情報セキュリティの全般的な内容を理解するとともに、セキュリティツールの利用方法、攻撃手法、その防御方法について実習を通して理解する。なお、終了後6ヶ月以内に、資格試験(GSEC)の合格を目指す。

中上級コース: 基礎コースを修了した者で、それぞれの分野での最新技術・知識を持った技術者・研究者及び、最新知識・技術の修得を目指す。なお、終了後6ヶ月以内に、資格試験(GSEC)の合格を目指す。

SANS講座

5日間(24講座)の80%以上に出席し、論文提出した者

情報セキュリティ    公開講座

博士課程前期学生で、脆弱性データベースの構築および分析について興味を持って推進して行きたいと考えて者

脆弱性データベース

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新規講座 カーネギーメロン大学: 兵庫県での対応が判明し、また、東京分校のための教員養成は本予算にては不可とのことで断念

ISMS講座(5日間)26名/2回

ISMS講座(5日間)開講17名/1回

WinOS:MS社で対応できない事が判明し、Win実践講座の充実や公開講座等にて対応。

Win:   41名/3回UNIX:  50名/3回SecP:  13名/2回IR&IF : 24名/2回

Win:  48名/3回UNIX: 40名/2回SecP: 17名/2回

Win:  34名/2回

注1) IR&IF: インシデントレスポンス&情報法科学(Information Forensics)   青字は、育成人数

4名OJTによる育成開始

2名(事前準備のみ)脆弱性データベース

講座開講(5日間)8割の出席と課題提出

89名/1回

講座開講(5日間)8割の出席と課題提出

74名/1回

3日間の公開講座実施情報セキュリティ公開講座

第4回開講17名/2回

GSEC資格試験: 3名合格

第2・3回開講15名/2回

GSEC資格試験: 1名合格

第1回開講 6名/1回

SANS講座

IR&IF(注1)開講UNIX、セキュアプログラミング開講

Windowsにプレコース開講メーリングリスト開設フォローアップ研修(1日)

Windowsの開講

実践講座

4名 19名副専攻制度の開始

11名情報セキュリティ副専攻

H17年度H16年度H15年度各サブプロジェクト

本ユニットの年度別対応状況本ユニットの年度別対応状況

14

延べ人数: 43名30名30名30名30名新規講座

(ISMS) 37名5名1名26名17名

34名4名19名11名

延べ人数: 34名15名15名15名15名10名情報セキュリティ  副専攻

社会人院生学部H19年度H18年度H17年度H16年度H15年度講 座 名

育成実績

70名

延べ人数:551名

4名

延べ人数:  6名

2名

延べ人数: 38名

17名

延べ人数:163名

46名

延べ人数:267名

98名

2名

5名

12名

40名

824名

202名

2名

10名

30名

115名

202名202名172名46名

4名2名

31名17名15名6名

134名89名74名

115名115名80名30名

本ユニット人材育成目標(延べ人数)

383名268名232名51名合 計

2名2名2名0名脆弱性DB

10名10名15名6名SANS講座

30名30名30名0名公開講座

181名128名105名34名実践講座

本ユニットでの本ユニットでの養成養成人数(人数(33年経過時、年経過時、55年終了時)年終了時)

注) 表の上段は計画値、下段は実績値

SANS講座では、4名がGSEC合格

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15

社会人院生学部H19年度H18年度H17年度H16年度H15年度実践講座

育成実績

46名

延べ人数:267名

3名

延べ人数:  24名

8名

延べ人数: 30名

13名

延べ人数: 90名

22名

延べ人数:123名

40名

1名

10名

12名

17名

455名

115名

20名

15名

40名

40名

115名115名80名30名

20名24名

12名13名17名

65名50名40名

40名40名40名30名

実践講座人材育成目標(延べ人数)

181名128名105名34名合 計

20名20名IR &情報法科学

15名15名10名セキュアプログラミング

40名40名30名UNIX(Linux)セキュリティ

84名41名48名34名

Windowsセキュリティ

実践講座実践講座養成人数(養成人数(33年経過時、年経過時、55年終了時)年終了時)

注) 表の上段は計画値、下段は実績値Windowsセキュリティ:   H15年度開始UNIX(Linux)セキュリティ: H16年度開始セキュアプログラミング: H16年度開始IR & 情報法科学:   H17年度開始

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安全なネットワーク構築や構築済みネットワークの脆弱性を見つけだす能力を開発するための実習システムの導入及びそれを活用した実践的な教育の実施。Windowsセキュリティ実践講座

中大 研究開発機構専任研究員塩月 誠人

安全なネットワーク構築や構築済みネットワークの脆弱性を見つけだす能力を開発するための実習システムの導入及びそれを活用した実践的な教育の実施。

中大 研究開発機構専任研究員五太子政史

安全なネットワーク構築や構築済みネットワークの脆弱性を見つけだす能力を開発するための実習システムの導入及びそれを活用した実践的な教育の実施。セキュアプログラミングの実践講座の実施

中大 研究開発機構専任研究員若梅 裕子

情報セキュリティ副専攻における講座内容の見直しと体系化中大 研究開発機構 教授松尾 和人

情報セキュリティ副専攻における講座内容の見直しと体系化中大 研究開発機構 助教授土井 洋

公開講座のためのカリキュラムの調査研究、実現、評価におけるアドバイザー中央大学大学院法務研究科教授堀部 政男

公開講座のためのカリキュラムの調査研究、実現、評価におけるアドバイザー中央大学 理工学部 教授久米 均

情報セキュリティ副専攻における講座内容の見直しと体系化中央大学 理工学部 教授趙  晋輝

役割など所属担当者

実践講座の推進リーダ、実践講座の計画、カリキュラムの策定。SANS講座の推進リーダ。 実践的ネットワークセキュリティ教育(オープンカレッジ)の計画、カリキュラムの策定。

中大 研究開発機構 助教授内田 勝也

Unixセキュリティ実践講座の実施。公開講座のためのカリキュラム策定支援

中大 研究開発機構 教授矢田 健一

公開講座カリキュラム策定中央大学 研究開発機構 教授辻井 重男

本ユニット代表者脆弱性データベースの構築および脆弱性をもたない高信頼性プログラム作成技術の調査・研究を通した高度技術者の育成

中央大学 理工学部 教授土居 範久

情報セキュリティ・情報保証情報セキュリティ・情報保証 人材育成 従事者人材育成 従事者

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17

ソフトウェアに対する脆弱性データベースの構築および脆弱性をもたない高信頼性プログラム作成技術の調査・研究を通した高度技術者の育成

中大 研究開発機構 客員研究員千葉 雄司

ソフトウェアに対する脆弱性データベースの構築および脆弱性をもたない高信頼性プログラム作成技術の調査・研究を通した高度技術者の育成

中大 研究開発機構 客員研究員寺田 真敏

情報セキュリティ副専攻における講座内容の見直しと体系化大阪学院大学 教授中大 研究開発機構 客員教授

笠原 正雄

脆弱性データベースの構築の支援Webコンテンツ作成等の研究支援。

中大 研究開発機構 研究補助員矢崎 玲子

情報セキュリティ副専攻における講座の内容の見直し。慶應義塾大学法学部教授安冨 潔

役割など所属担当者

実践的教育のアドバイザー情報セキュリティ副専攻における講座内容の見直しと体系化

神戸大学 工学部教授中大 研究開発機構 客員教授

森井 昌克

情報セキュリティ副専攻における講座の内容の見直し。 情報セキュリティ管理システム等の座学講座の検討を行い、副専攻講座としての開講を目指す。

中大 研究開発機構 教授大井 正浩

公開講座の推進リーダ、公開講座のカリキュラムの調査研究、実現、評価の実施。 Unixセキュリティ実践講座の実施。

中央大学 研究開発機構 教授山口  浩

情報セキュリティ・情報保証情報セキュリティ・情報保証 人材育成 従事者人材育成 従事者

18

参考資料

Windowsセキュリティ実践講座

セキュアプログラミング実践講座

インシデントレスポンス&情報法科学 実践講座

情報セキュリティ公開講座

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WindowsWindowsセキュリティ実践講座セキュリティ実践講座 カリキュラムカリキュラム

合計 6.0時間プレコース:Windowsセキュリティの基礎知識

パスワードのポリシー、アカウントロックアウトのポリシー、監査ポリシー、ユーザ権利の割り当て、セキュリティオプションなど、Windows 2000の各種セキュリティ設定方法を解説

2.0時間第2章 Windows 2000のセキュリティ基本設定

ユーザ認証、操作の承認、監査(イベントログ)、データの保護(暗号化)、Windows PKI等、Windows 2000のセキュリティ機能解説

4.0時間第1章 Windows 2000のセキュリティ構成要素

2.0時間修了試験及び解説

4.0時間第5章 IEセキュリティWindows標準Webブラウザ(Internet Explorer)のセキュリティ機能、サイト詐称やバッファオーバーフローなど各種脆弱性を利用したIEに対する攻撃・防御の解説と実習

4.0時間第4章 IISセキュリティ各種情報の漏洩、クロスサイトスクリプティング問題、Webページ書き換え、強制プログラム実行など、Windowsの標準Webサービス(Internet Information Service)に対する攻撃・防御の解説と実習

7.0時間第3章 ローカルアタックとその防御

6.0時間第2章 ネットワークアタックとその防御

パスワード情報の取得、自動プログラム起動、管理者権限の不正取得、パスワードの強制リセット、不正プログラムを使用した乗っ取りなど、オンサイトでのWindowsに対する攻撃・防御の解説と実習

IPアドレスの詐称、ネットワーク盗聴、大量データによる動作妨害、各種ネットワークサービス(SNMP、DNS等)への攻撃など、ネットワークを経由したWindowsに対する攻撃・防御の解説と実習

合計 30.0時間実践コース:Windowsセキュリティの攻撃と防御

ネットワーク経由での各種情報漏洩や、パスワード認証の問題点、認証情報を使った不正ログオンなど、Windows独自のネットワークプロトコルに関連する攻撃・防御の解説と実習

6.0時間第1章 Windowsネットワークシステムの脆弱性

実習環境の説明、不正アクセス禁止法に関する解説、その他受講上の注意事項など

1.0時間イントロダクション

20

セキュアプログラミング実践講座セキュアプログラミング実践講座 カリキュラムカリキュラム

2.0時間修了試験及び解説

1.0時間第6章 総合演習

4.0時間第5章 セキュリティを考慮した開発プロセスと運用・管理

セキュリティを考慮した開発プロセス(アーキテクチャ・設計、実装、運用)について、脅威のモデル化、セキュリティ要件定義、運用におけるセキュリティ、インシデント対応などを解説

2.0時間第4章 セキュリティテスト

セキュリティテストとは、チェックリスト、コーディング欠陥を発見するツール、自動テストツールなど、セキュリティテストに関する解説

7.0時間第3章 セキュアな設計と実装

10.0時間第2章 Webアプリケーションに対する攻撃手法

セキュリティ設計のポイント、認証、オートログイン、アクセス制御(承認)、セッション管理、入力チェック、サニタイジングなど、セキュアな設計と実装に関する解説と実習

フォームフィールドの改ざん、クロスサイトスクリプティング、セッションハイジャック、SQLインジェクション、ディレクトリトラバーサルなど、Webアプリケーションに対する攻撃方法と対策方法の解説と実習

合計 30.0時間

Webアプリケーションにおけるセキュリティの基礎、脅威、脆弱性、攻撃方法、セキュリティ対策など、Webアプリケーションセキュリティ全般について解説

4.0時間第1章 Webアプリケーションにおけるセキュリティ

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21

インシデントレスポンス&情報法科学インシデントレスポンス&情報法科学 実践講座実践講座 カリキュラムカリキュラム

2.0時間修了試験及び解説

1.0時間第6章 発表

3.0時間第5章 報告書(プレゼン資料)の作成

6.0時間第4章 EnCase実習

Guidanceソフトウェア社のEncaseを利用した実習(攻撃者のWindows PCの解析)

7.0時間第3章 調査方針 & 調査の実習

9.0時間第1章 IR&IFで利用するコマンド

調査方針の検討、証拠の解析、報告書の作成

dd、netcat、 md5sum、 HELIX実習、 TSK&Autopsy実習、Ethereal実習

合計 30.0時間

本カリキュラムの全体の俯瞰、Forensic(s)とは? Chain of Custody、 ハッシュの概要、証拠保全について、デジタルタイムスタンプ、揮発性情報について

2.0時間始めに インシデントレスポンス &情報法科学の概要

22

情報セキュリティ公開講座情報セキュリティ公開講座 カリキュラムカリキュラム

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以上