Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
© Copyright IBM Corporation 2015
IBM Global Business Services
ビジネスアーキテクチャ
Certified ProfessionalExecutive ArchitectKohji [email protected]
Feb. 27, 2015
© 2015 IBM Corporation2
弊社のご紹介
設立 :1937年
資本金 :1,353億円
売上高 :8,499億3,400万円(2012年度)
所在地:〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
ホームページ:http://www.ibm.com/jp/
代表取締役社長ポール・与那嶺
IBM コーポレーション(International Business Machines Corporation)
1911年設立、本社:米国ニューヨーク州
170カ国以上での事業展開
主な事業内容
• システム構築・開発・運用・研修サービスシステムインテグレーション、アウトソーシング、アプリケーション保守他
• コンサルティングサービス経営戦略立案、CRM、SCM、財務・会計管理、人財戦略、業務改革、コンプライアンス対応等
• ハードウェア、ソフトウェアの製造・販売
• リース、ファイナンシング
日本アイ・ビー・エム株式会社 (IBM)
地球を、より賢く、よりスマートに
© 2015 IBM Corporation3
弊社のご紹介
業 容:
総収益 1045億ドル
継続事業純利益 166億ドル
従業員 43万3千人
(2012年度)
製品/サービス別
Global Services
(サービス)
Software Group
(ソフトウェア)
System & Technology
Group (ハードウェア)
Innovation &Technology
ストラテジー
ファイナンス
人事
法務
マーケティング&
コミュニケーションズ
コーポレーション
金融
製造
流通
公共
通信・メディア・公益
GB (中小企業)
業種別・お客様別
ビジネス・パートナー
インサイド・セールス
地域
南北アメリカ
ヨーロッパ/中東/アフリカ
日本
アジア・パシフィック
Virginia M. Rometty
President and CEO
Sales & Distribution Group
取締役会 14名
1. 会社名称 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション
(International Business Machines Corporation)
2. 創立 1911年
3. 本社所在地 米国ニューヨーク州アーモンク
4. 事業展開 170ヵ国
5. 開発研究 基礎研究所 12ヵ所製造施設24ヵ所
© 2015 IBM Corporation
本日のご説明内容
4
1 アーキテクチャ思考・アーキテクトという役割と能力
2 ビジネスアーキテクチャの体系
3 アクショナブル・ビジネスアーキテクチャのご紹介
4 モデルとツール
5 メソッド
© 2015 IBM Corporation5
1 アーキテクチャ思考・アーキテクトという役割と能力
2 ビジネスアーキテクチャの体系
3 アクショナブル・ビジネスアーキテクチャのご紹介
4 モデルとツール
5 メソッド
© 2015 IBM Corporation
アーキテクチャ
コンポーネント、およびコンポーネントと他のコンポーネントや環境との関係で具現化されるシステムの基本構造、およびそれらの設計や進化を統括する原理
IEEE Std 1471-2000
コンピュータ産業ではIBMがコンピュータにそのネーミングを適用し特定コンピュータに関する構造や設計法/工法を含めた全体をコンピュータ・アーキテクチャとよんだ。日本語では『設計思想』とも訳される。これ以降建築以外の分野での適用が始まる。
Wikipedia
ビジスネ・アーキテクチャ
ビジネスゴール
ビジネス構造
ビジネスプロセス
アプリケーション・アーキテクチャ
アプリケーション・コンポーネント
アプリケーション・フレームワーク
データ・アーキテクチャ
データ・アーキテクチャ
データ配置
インフラストラクチャー・アーキテクチャ
ネットワーク・アーキテクチャ
セキュリティ・アーキテクチャ
ハードウェア・ノード物理配置
アー
キテ
クチ
ャ
エンタープライズ・アーキテクチャで左図のように分類されるように、システムは構造を持つ。
システムの構成を決める箇所には、必ずそのレベルでのアーキテクチャが存在する。
アーキテクチャとは、ビジネスプロセス、ソフトウェア、ハードウェアの複合物であるシステムの構造および構築方針である。
アーキテクチャとは、ビジネスプロセス、情報、ソフトウェア、ハードウェアの複合物であるシステムの構造および構造決定のための原理である。
アーキテクチャを決定する過程で多くの選択をしなくてはならない。そのさい、判断がゆれることのないよう判断基準が必要となる。
近年は、ビジネス環境変化への対応力に直結する「スピードと柔軟性」が最も重視されるべき要件である。
© 2015 IBM Corporation7
アーキテクト
「アーキテクチャ」構造物を作るということ・・・
外装・内装工事の前に必要なことがあります・・・
求めている人形にする人
要求伝達
© 2015 IBM Corporation8
9. モデル
系系
系5.依存・結合
6 インターフェース
7. メッセージ
8. アーキテクチャ
4 責務
1. 役割分担
3. コンポーネント
系系系系
系系系系
系系
系系
系系
1. 役割分担2. システム
2. サブシステム
3. コンポーネント
2. システム
4 責務
5.依存・結合
6 インターフェース
7. メッセージ
8. アークテクチャ
2. システム
2. システム
2. サブシステム
ビジネスシステムもITシステムも「アーキテクチャ」として捉える
© 2015 IBM Corporation
IBMにおけるArchitect Profession定義
2010年秋にArchitect Professionが再定義されました。従来の専門領域をIT Architectureとして括り、それとは別にBusiness Architectureの専門領域を新設して人材育成と能力認定を実施しています。
9
SUB-SPECIALIZATION:Consolidation to four
sub-specializations
SPECIALIZATION:(Addition of Business
Architecture and Enterprise Architecture)
IBM PROFESSION:(IT Architect changed to
Architect)Architect
Business Architecture
IT Architecture
Application Architecture
Information Architecture
TechnologyArchitecture
Integration Architecture
Enterprise Architecture
New Profession Structure
出典:The Open Groupのカンファレンス資料より抜粋
Business Architectの役割• ビジネスの構造と振舞いの側面にフォーカスする• システマティックに分析を実施する• 約束された価値を届けるために、コーディネイトされたビジネスとテクニカルなデザインの決定を実施する• ビジネスに関係する人と、ITに関係する人をブリッジする
© 2015 IBM Corporation
{(ビジネス) = (ITではない)}は間違い!
10
ITはビジネスの一部どころか生命線となってきた。ビジネスのあり方まで踏み込んで我々は価値を提供しないといけない
鳥瞰したITプロジェクトの切り出しをモデリング、シミュレーションを通じて行うことが必要
BAをキチンとしておかないから、プロジェクトは苦労する、ビジネスへの貢献ができない・・・・
昔
今 IT
今後
業務 IT
要件
ビジネス
ギャップ
業務?
ビジネス IT
ビジネスサービス
従来は、ITを活用して自動化、高速化をすればよかった。
今までITのところを一生懸命やろうとしていたが、これからは違う。
© 2015 IBM Corporation
非常に複雑なIT
11
絡み合ったシステム全体像イメージ(特定環境の図なので配布不可)
© 2015 IBM Corporation
現在の企業環境
単にITが複雑に絡み合っているだけでなく、そのような事態に陥る根本原因は、ビジネスとしての絡み合いと、意思疎通の壁にあります。
12
CEO/CFO企画・経営の視点
LOB実行・管理・改善の視点
CIO情報システム活用の視点
なぜ見えない?なぜ、時間がかかる?何が悪い?投資の妥当性は?
そんな無茶言われても・・・だってシステムが・・・レポートばかり・・・・直ぐに実現したい・・・隣は隣、ウチはウチ
保守の負担が・・・・スパゲッティ・・・絵に描いた餅は実現できないユーザーと会話できない提案型のProfit Centerに企画しても決裁承認されない開発プロジェクトが進まない
© 2015 IBM Corporation
存続と変革の営み
13
業務要件ベースライン
システム要件ベースライン テスト・ベースライン
プロダクション・ベースライン
ビジネス目的/ビジネス要件
システム要件
システム統合テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント・テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント要件と設計
構築
システムの受入/妥当性確認
システムの検証
ステークホルダーの要件とニーズ
ステークホルダーの要件とニーズ システム実現能力
システムの妥当性確認
コンポーネントの検証
ニーズの充足/満足の確保
システム分析、要件の詳細化、設計への展開
コンポーネントの検証、システム統合、システムの検証、妥当性確認
デザイン・ベースライン
内作(調達) 検収
外作
業務要件ベースライン
システム要件ベースライン テスト・ベースライン
プロダクション・ベースライン
ビジネス目的/ビジネス要件
システム要件
システム統合テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント・テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント要件と設計
構築
システムの受入/妥当性確認
システムの検証
ステークホルダーの要件とニーズ
ステークホルダーの要件とニーズ システム実現能力
システムの妥当性確認
コンポーネントの検証
ニーズの充足/満足の確保
システム分析、要件の詳細化、設計への展開
コンポーネントの検証、システム統合、システムの検証、妥当性確認
デザイン・ベースライン
内作(調達) 検収
外作
基本設計1 詳細設計&開発・テスト 展開基本設計2
システム運用
中規模追加開発個別活動
業務要件ベースライン
システム要件ベースライン テスト・ベースライン
プロダクション・ベースライン
ビジネス目的/ビジネス要件
システム要件
システム統合テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント・テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント要件と設計
構築
システムの受入/妥当性確認
システムの検証
ステークホルダーの要件とニーズ
ステークホルダーの要件とニーズ システム実現能力
システムの妥当性確認
コンポーネントの検証
ニーズの充足/満足の確保
システム分析、要件の詳細化、設計への展開
コンポーネントの検証、システム統合、システムの検証、妥当性確認
デザイン・ベースライン
内作(調達) 検収
外作
業務要件ベースライン
システム要件ベースライン テスト・ベースライン
プロダクション・ベースライン
ビジネス目的/ビジネス要件
システム要件
システム統合テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント・テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント要件と設計
構築
システムの受入/妥当性確認
システムの検証
ステークホルダーの要件とニーズ
ステークホルダーの要件とニーズ システム実現能力
システムの妥当性確認
コンポーネントの検証
ニーズの充足/満足の確保
システム分析、要件の詳細化、設計への展開
コンポーネントの検証、システム統合、システムの検証、妥当性確認
デザイン・ベースライン
内作(調達) 検収
外作
業務要件ベースライン
システム要件ベースライン テスト・ベースライン
プロダクション・ベースライン
ビジネス目的/ビジネス要件
システム要件
システム統合テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント・テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント要件と設計
構築
システムの受入/妥当性確認
システムの検証
ステークホルダーの要件とニーズ
ステークホルダーの要件とニーズ システム実現能力
システムの妥当性確認
コンポーネントの検証
ニーズの充足/満足の確保
システム分析、要件の詳細化、設計への展開
コンポーネントの検証、システム統合、システムの検証、妥当性確認
デザイン・ベースライン
内作(調達) 検収
外作
業務要件ベースライン
システム要件ベースライン テスト・ベースライン
プロダクション・ベースライン
ビジネス目的/ビジネス要件
システム要件
システム統合テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント・テスト- 機能的側面- 非機能的側面
コンポーネント要件と設計
構築
システムの受入/妥当性確認
システムの検証
ステークホルダーの要件とニーズ
ステークホルダーの要件とニーズ システム実現能力
システムの妥当性確認
コンポーネントの検証
ニーズの充足/満足の確保
システム分析、要件の詳細化、設計への展開
コンポーネントの検証、システム統合、システムの検証、妥当性確認
デザイン・ベースライン
内作(調達) 検収
外作
保守プロセス
要求
開発
実現 要求要求 実現実現
開発 開発
運用移管
要求
設計・改修・開発
テスト
移行
IT開発プロジェクト
xx/上期 xx/下期 xx/上期 xx/下期 xx/上期 xx/下期
M&A
分社・事業譲渡
コア事業
Plan Do
Check
Action
Plan Do
Check
Action 実環境のModel
存続・成長のための骨格を示すモデル
施策を実現するためのモデル
© 2015 IBM Corporation14
1 アーキテクチャ思考・アーキテクトという役割と能力
2 ビジネスアーキテクチャの体系
3 アクショナブル・ビジネスアーキテクチャのご紹介
4 モデルとツール
5 メソッド
© 2015 IBM Corporation15
ビジネスアーキテクチャ関連の取り組みの歴史
1981 方法論BSP (Business System planning) by IBM1987 モデルLISA (Logical Information Systems architecture): CBMの元) by IBM1980s フレームワークZachman Framework 1&2 row is Business Architecture.1992 Kaplan & Norton introduced the 手法BSC (Balanced Scorecard) in Harvard Business Review.
Event Driven Process Chain was developed as part of ARIS.1999 McDavid introduce the 定義・概念Business Concept
(<- input from IBM's initiative Enterprise Solution Structure) 2000 IBM 方法論・モデルCBM (Component Business Model) has been developed2001 書籍「ビジネス・アーキテクチャ」出版2002 IBM defined 記述言語BizADS (Business Architecture Description Standard)2004 OMG released 記述言語BPMN (Business Modeling Notation) 1.0
書籍「Enterprise Business Architecture:」ISBN-13: 978-0849327889
2005 モデルBMM (Business Motivation Model) became a standard of OMGIIBA 体系BABOK (Business Analysis Body of Knowledge) 1.4
2006 書籍「Enterprise Architecture as Strategy」ISBN-13: 978-1591398394 方法論・モデルOperating Model2007 OMG 団体BAWG 発足2008 Gartner developed the 定義・概念EBA (Enterprise Business Architecture) that is an integral part of EA
Forrester定義・概念“Business Architecture’s time has come”2009 TOGAF 9 方法論・モデルBusiness Architecture Content Metamodel
IBM announced 方法論・モデルABA (Actionable Business Architecture). 記述言語BPMN 2.0、記述言語ArchiMate 1.0
モデルEBMM in Microsoft Technical Journal書籍「Introduction to Business Architecture」ISBN-13: 978-1435454224
2009-2010 OMG BAWG モデル・定義・概念BA Ecosystem definition 2010 IBM defined the 定義Business Architect in the Architect Profession.
団体Business Architecture Guild 設立体系“Business Architecture Body of Knowledge” early content 公開 23 Aug 2011 書籍「Business Architecture」ISBN-13: 978-0929652153
2011 TOG Certified Architect 定義Business Architect 認定発表書籍予定「Systems Engineering Focus to Business Architecture: Models, Methods, and Applications」
© 2015 IBM Corporation
定義
方法論
モデル
フレームワーク
言語
業界・団体
1992
BSC(HBR)
2008
Gartner, Forrester
1981
BSP(IBM)
1980s
Zachman(IBM)
1987
LISA(IBM)
1999
Business Concept
(McDavid, IBM ESS)
2000
CBM(IBM)
2002
BizADS(IBM)
2004
BPMN(OMG)
2005
BMM(OMG)
2005
BABOK(IIBA)
2007
BAWG(OMG)
2009
TOGAF9(TOG)
ABA(IBM)
2009
ArchiMate
2009-10
BA定義(OMG)
2010
BAGUILD
2011
BA知識体系
2011
Business Architect認定
2009
BPMN2.0
1980-2000
概念定義手法・モデルの登場
2002-05
IBM BA再考
2001-2007
役割の定義構築方法論言語の研究開始
2008-
構築方法論の発展へ知識体系化へ
2002
BA定義(IBM)
BizADS
ビジネスアーキテクチャ関連の取り組みの歴史
© 2015 IBM Corporation
主要なBAフレームワーク・メタモデル
ビジネスアーキテクチャのフレームワークは多数存在します。Enterprise Architectureの一部として発展してきたものや、業界独自の取り組みとして標準が策定されてきたもの、OMGに代表されるモデリングの知見として発展してきたものなど、多数存在します。
17
TOGAF/Archimate
FEAF-BRM/PRM/SRM/DRM
DoDAF
OAGi OAGIS
OMG BAWG/BMM
TM Forum(NGOSS) – eTOM/TAM/SID
SCOR
BAG (BA Guild)
APQC PCF
© 2015 IBM Corporation18
TOGAF Version 9 with Extension
著作権、使用権の承認を得ていないため配布不可
© 2015 IBM Corporation19
TOG ArchiMate
著作権、使用権の承認を得ていないため配布不可
© 2015 IBM Corporation20
OMG BMM
著作権、使用権の承認を得ていないため配布不可
© 2015 IBM Corporation
OMG BASIG(BAWG) BA Framework
BAWGの活動では、ビジネスアーキテクチャを5つのViewで捉えています。また、BA Guildの活動を通じて、BIZBOK(知識体系)の取りまとめが進められています。
21
Business Strategy
Business Capability
Value StreamBusiness Knowledge
Organization
© 2015 IBM Corporation22
1 アーキテクチャ思考・アーキテクトという役割と能力
2 ビジネスアーキテクチャの体系
3 アクショナブル・ビジネスアーキテクチャのご紹介
4 モデルとツール
5 メソッド
© 2015 IBM Corporation
ABA: Actionable Business Architecture
23
4つのキー構成要素
BPMCBMSOMA
ゴールKPIアジリティー指標SLA
コンポーネント・ビジネス・モデルプロセス・モデル情報モデルサービス・モデル
ビジネス・モデリング・ツールプロセス・モデリング・ツールサービス・モデリング・ツール情報モデリング・ツール
メソッド
指標
モデル
ツール
アクショナブル・ビジネス・アーキテクチャは、企業の業務領域全体、または、特定の業務領域を対象とします。
ABAは、モデル、メソッド、指標、ツールの4つのキー要素から構成されています
© 2015 IBM Corporation
ABAの根底にあるバリューストリーム形成の成熟度モデル
サービス指向によるバリューストリーム形成に関する成熟度モデル(SIMM)
24
サイロ サービス複合サービス
仮想サービス
ダイナミックサービスコンポーネント統合
Level 1 Level 4 Level 5 Level 6 Level 7Level 3Level 2
モジュール サービス仮想化サービス
動的なアプリケーション組み立て;
コンテキストに応じた呼び出し
コンポーネントオブジェクト
構造化分析・設計
サービス指向設計
サービス指向インフラ設計
文法指向の設計コンポーネント指向開発
オブジェクト指向分析・設計
個別の事業部IT戦略と統制
SOAガバナンスSOAとITインフラガバナンスの一体化
自動化ポリシーによる
ガバナンス実現
共通ガバナンスプロセス
個別の企業レベルIT戦略と統制
SOAガバナンスとITガバナンスの
一体化
サービス指向設計
複合サービスアプリケーション
事業部固有
プロジェクト駆動SOA環境
センス&レスポンドSOA環境
コンテキストに応じたイベント駆動のセンス&レスポンド
共通インフラ
プラットホーム化
アプリケーション固有
情報のサービス化仮想化
情報サービス意味に基づくデータ語彙
汎用モデル組織・事業体
固有
企業レベルの情報カタログ(登録と保管)
共通SOA環境
分断された組織個別
コンポーネントによるサービスの提供・利用
アウトソースサービス;
BPM and BAM
コンテキストベースのサービスによる混合型のビジネス能力
コンポーネント化されたビジネス
業務プロセス統合
複合サービスによるプロセス実行
一枚岩アーキテクチャ
初期状態SOA
グリッド対応SOA
動的再構成可能なアーキテクチャ
コンポーネントアーキテクチャ
層別アーキテクチャ
SOA
アプリケーション
方法論
組織
インフラ
情報
業務視点
アーキテクチャ
SIMM: Service Integration Maturity Model
© 2015 IBM Corporation25
1 アーキテクチャ思考・アーキテクトという役割と能力
2 ビジネスアーキテクチャの体系
3 アクショナブル・ビジネスアーキテクチャのご紹介
4 モデルとツール
5 メソッド
© 2015 IBM Corporation
SIMM Assessment 事例 (China Global Company)
自社の現状レベルのアセスメント結果と、目指すべきベンチマーク企業とのギャップを明らかにし、成熟度を高めてそれらを埋めるための施策を策定します。
2.2
2.9 5.1
2.2 4.0
2.3 5.0
2.5 5.3
2.8 4.8
3.1 4.6
* each rating is the average
5.0
xx : Current
xx : Target
26
© 2015 IBM Corporation
CBM/コンポーネントビジネスモデル
CBM は事業を重複のないビジネス・コンポーネントと呼ばれる構成要素群に配置するモデリング手法で、豊富な参照できるテンプレートとモデリングのためのツールが利用可能です。
27
Control
Execute
Direct
Control
Execute
DirectBusiness
Planning
Business
Unit Tracking Sales
ManagementCredit
AssessmentReconciliation
Compliance
Staff Appraisals
Relationship
Management
Sector
Management
Product
Management
Production
Administration
Product
FulfillmentSales
Marketing
Campaigns
Product
Directory
Credit
Administration
Customer
Accounts
General
Ledger
Document
Management
Customer
Dialogue
Contact Routing
Staff
Administration
Business
Administration
New Business
Development
Relationship
Management
Servicing &
Sales
Product
Fulfillment
Financial
Control and
Accounting
Business
Administration
New Business
Development
Relationship
Management
Servicing &
Sales
Product
Fulfillment
Financial
Control and
Accounting
Sector
Planning
Portfolio
PlanningAccount
Planning
Sales
Planning
Fulfillment
Planning
Fulfillment
Planning
ビジネス・コンポーネント(Business Component)
ビジネス・コンピテンシー(Business Competency)
業務の階層(Accountability Level)
© 2015 IBM Corporation28
CBM Core Meta Model
配布不可
© 2015 IBM Corporation
CBM Heat Maps
Hot Component(重要なビジネスの機能単位)を識別し、戦略的投資を行うための地図となります。
29
Target Competency
B = Base
C = Competitive
D = Differentiated
% Revenue / Cost
Revenue
Cost
“Hot” Component
Financial
ManagementCustomer Accounting
Customer
Service and Sales
Customer Portfolio
ManagementAcquisitions
Business
Administration
Product
ManagementProduct Operations
Direct
Control
Execute
Business Planning
Business Architecture
BU Administration
Manage Alliance Rel
Policy & Procedure Manuals
HR Management
Administer Alliance SLAs
Audit/ QA/ Legal
Facilities
Develop and Operate Systems
Accounting and G/L Product Directory
Product Development and Deployment
Marketing
Market Research
Acquisition Planning and Oversight
Managing Products
Sector Marketing Plans
Customer Portfolio and Analysis
Credit and Risk Management
Application Processing
Customer Behavior Decisioning
Target Lists (Prospecting)
Customer Profile
Contact/Event History
CorrespondenceCampaign Execution
Smart Routing
Servicing
(Dialogue Handler)
Inventory Mgmt
Rewards Mgmt
Product Processing
Financial Capture Payments
Customer Account
Merchant Operations
Collections and Recovery
Financial Consolidation
BillingTreasury
Authorizations
Sales and Cross-Sell
Service/Sales Administration
Reconciliations
Financial Control
Operations Administration
Securitization
Case Handling
Customer Accounting PoliciesProduct Operations Management Risk ManagementCustomer Servicing and Sales Planning
H L
L M
M L
M L
M L
M H
L M
M L
L L
L L
L L
L L
M M
M L
M H
L L
H L
M M
M L
H M
H L
H H
M M
L M
L M
M L
L L
L L
L M
M M
M L
M L
M L
L L
M M
L M
M LM L
L H
M L
M L L L
M M
M H
L M
L M
L LL L
L L L L L L
M L
C = Competitive
Target Competency
B = Base
ML = Market Leader
Revenue / Cost
Revenue
Cost
“Hot” component
High = $150M
Med = $70M
Low = $10M
High = $160M
Med = $75M
Low = $11M
© 2015 IBM Corporation
アプリケーション領域
殆どのビジネスコンポーネントはITを活用したアプリケーションシステムによって支えられています。CBMではビジネスコンポーネントとアプリケーションシステムの対応、依存を分析します。
30
ビジネスコンポーネントとアプリケーションシステムを対応させた例
配布不可
© 2015 IBM Corporation31
1 アーキテクチャ思考・アーキテクトという役割と能力
2 ビジネスアーキテクチャの体系
3 アクショナブル・ビジネスアーキテクチャのご紹介
4 モデルとツール
5 メソッド
© 2015 IBM Corporation
ABAアプローチの大局的3つの視点
32
Domain(Sub-domain)
Functional Area
Subsystem
Service Component
Functional
Component
Technical
Component
1..*
1..*
1..*
1..* 1..*
Supported by
Mapped into
Realized by
Realized by
Busin
ess A
spect
IT A
spect
Busin
ess-t
o-I
T
Tra
nsfo
rmation
構造視点
プロセス視点情報視点
データモデリング プロセスモデリング
1.ビジネスをモデリングする
2.サービスの組合せでビジネスを表現する
ITとしての実装を設計する
© 2015 IBM Corporation
開発ライフサイクルにおけるBAの位置づけ
BAは、現状の理解、ビジネス施策の立案、具体的な実行施策の構想・計画において、モジュール化されたビジネス構造を関係者全員で共有・理解できるようにすることを狙います。
33
IT施策・業務設計 仕様確定 設計 開発/運用
可変性分析
ビジョン&ダイレクション
共通化コンポーネントアセット活用
ビジネス施策
開発標準/可視化
ツール活用
開発テストプロセス改善
ビジネスアーキテクチャ設計 ITシステム開発・運用
モニター・評価・対応
IT施策への落とし込み
業務施策に対応するIT要素
IT要素とゴールとの結びつけ施策の決定問題・ゴール対応・アクションロードマップ IT施策以外の計画
組織、業務プロセス
事業所
商品開発
© 2015 IBM Corporation
ABAの進め方
ABAを実践するためのプロセスは、分析から実装設計までの一貫したメソッドフレームワーク(UMF)の下で整備されています。
34
5.0 ITアーキテクチャ設計4.0 サービスの識別
1.1
ビジョン・ダイレクションの分析と
明確化
1.2
現状の可視化
2.1
目指す姿の策定
2.2
実現に向けた部品の明確化
3.1
変革ロードマップ策定
1.0 現状のモデル化 2.0 ビジネスアーキテクチャ設計 3.0 実施計画
•ビジネスの目的と、ビジネス戦略を分析する
•CBMを作成する•重点検討領域を識別する
•現状のビジネスアーキテクチャを可視化する
•ビジネス目標を達成するためのプロセスやデータのモデルをモデリングする
•組織、ロケーション、ルール、役割などとの関連を分析・評価する
•ビジネスサービスを定義する
•IT対応領域とそれ以外を分割する
•プロセス、機能、IT環境をコンポーネント化する
•ターゲットアーキテクチャを策定する
•実現のためのプロジェクトを識別し、優先順位付けする
•取り組み工程をロードマップとして記述する
4.0 サービスの識別 5.0 ITアーキテクチャ設計
© 2015 IBM Corporation
CBMSOMA/SOMA
SOMAは世界中で利用されているIBM標準のサービス指向設計の方法論です。サービス分析設計の手順だけ
ではなく、そこで利用される典型的なアーキテクチャー(参照アーキテクチャ)やモデリングのノウハウも
提供されています。
SOMA: Service Oriented Modeling and Architecture
35
モニタリングと管理の使用可能性
構築、生成とアセンブリー、
統合
テスト:単体、統合、UAT
デプロイメント(パッケージング)
サービス実装
サービス実現実現方法決定、ソリューション・テンプレートとパターン、
アーキテクチャ、技術的な実現可能性
サービス仕様
サービス、コンポーネント、フロー
サービスの識別サービス、コンポーネント、フローの候補
<< Input from: ビジネス分析と既存アセット>>
ガバナンス
ガバナンス
デー
タ・
アー
キテ
クチ
ャと
BI
QoS, セ
キュ
リテ
ィ, 管
理,
監視
イン
フラ
スト
ラク
チャ
ー・
サー
ビス
イン
テグ
レー
ショ
ン(E
SB)
利用者
ビジネス・プロセス
サービス
サービスコンポーネント
実行システム
サービス利用者
サービス提供者
AJAX Portlets WSRP B2B Other
オブジェクト指向アプリケーション
カスタムアプリケーション
パッケージアプリケーション
ガバ
ナン
ス
コンポジット・サービス
サービス
レジストリ
© 2015 IBM Corporation
コンポーネント化を重視した開発手法
SOAの開発方法論では、業務とITの整合を保ちながら、コンポーネントを組み合わせることでシステムを構築する分析設計工程を重視しており、従来の既存開発手法を拡張・改善し、コンポーネント設計要素を加味した開発を行うようになっています。
36
業務全体のマップ(CBM)
特定業務プロセス(BPM/BPMN)
再利用サービス(サービス仕様)
サービス・コンポーネント(サービス実現)
コンポジットアプリケーション
システム要件(ユースケース)
基本設計(コンポーネント仕様)
詳細設計(コンポーネント設計)
開発(コンポーネント実装)
サービス化から実装・テスト・稼働までの開発方法論
AD2.0企業全体のモデル化からサービス化までの開発方法論
CBMSOMA
Eclipse基盤の設計開発テストツール
CBMTool
BusinessModeler
SoftwareArchitect
SOMAModelingEnvironment
DataArchitect
IntegrationDeveloper
ApplicationDeveloper
Functional/PerformanceTester
開発手法
モデル
ツール
Blueworks LiveSystem Architect
© 2015 IBM Corporation
アーキテクチャ表現のためのモデル
ABAでは、関心事に応じた様々なダイヤグラムを使ってモデリングを進めます。
37
ロケーション図活動・協業
組織図
ゴール・KGI・KPI
サービス
情報モデル 戦略・変革点 ルール
ビジネスプロセス
© 2015 IBM Corporation
ビジネスシステムおよびITシステムのコンポーネント化
38
コンポーネントビジネスモデル サービスコンポーネントモデル
プロセスモデル ドメインモデル
© 2015 IBM Corporation
ソリューション開発の実践例
39
ステークホルダー説明資料9. 合意形成
プロセスマップ システムマップ システム間情報連携一覧
As-Isプロセスモデル
To-Beプロセスモデル
As-Isデータモデル
To-Beデータモデル・辞書
As-Is業務システム関連図
As-Is業務データ関連図
業務パターン一覧
To-Be業務データ関連図
1. ハイレベル分析
2. プロセス分析 3.データ分析4. 業務・システム・データ関連分析
6. To-Be業務・システム・データ関連分析
既存-新Sys間I/F一覧アーキテクチャ記述書
移行プログラム計画
(ロードマップ)既存システム取扱い方針
8. グランドデザイン作成・検証 7. 既存システムの取扱検討
To-Beシステムマップ
目指す姿記述文書
サブシステム定義
ビジネス目標
© 2015 IBM Corporation
ソリューション開発の実践例
40
契約書
取り交し
信用状
取得船腹予約
通関・船積
依頼
船荷証券
受領
船積依頼書
(S/I)作成
送り状
(I/V)作成
包装明細書
(P/L)作成
輸出報告書
(E/R)作成
船積
依頼
商品 契約
顧客
輸出
受注
L/C
I/V P/L E/R S/I
サービス一覧 ユースケース
プロセスモデル
概念データモデル
サービスコンポーネントモデル
契約管理コンポーネント
輸出管理コンポーネント
1
2
4 3
4
5
1 業務で扱う情報のモデリングと書類の識別
2 業務プロセスのモデリング・詳細化
3 ユースケースの分析
4 サービスの抽出・評価
5 サービスコンポーネントの設計
© 2015 IBM Corporation41