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スマートガレージ 取扱説書 ㈱システムデザイン

スマートガレージ 取扱説斩書...Bluetooth のワイヤレス・テクノロジー Bluetooth のワイヤレス・テクノロジーは有線接続よりもはるかに自由な接続性を提供する技術です。極めて小型で、モバイルコン

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スマートガレージ

取扱説明書

㈱システムデザイン

禁止事項

シャッター本体の巻取りシャフトの両端にある固定しているボルトを

同時に外さないでください。

左の画像は、巻取りシャフトの右側の固定用ボルトです。

スラットは、左右と中央の3箇所のプーリー(吊元)で巻取りシャフトと

連結されています。

スマートガレージ KIT の取り付けの際に外すのは、中央のプーリー(吊

元)のみです。

両サイドのプーリー(吊元)は外さないでください。

左の画像は、中央と右側のプーリー(吊元)です。

製品保証

製品の分解及び、不適切な使用を行った場合、製品保証は無効となります。

電波法

本機を分解、改造しないで下さい、電波法で処罰される場合があります。

※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。本文中では TM、(R)マーク等は明記していませ

ん。

※Apple、Apple ロゴ、Safari は米国および他の国々で登録された Apple Inc. の商標です。

※iPhone の商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。

※iPad、iPhone は Apple inc.の登録商標です。

※iOS 商標は、米国 Cisco のライセンスに基づき使用されています

※App Store は、Apple Inc.のサービスマークです。

※Google 、Android 、Google Play、Google Play のロゴ、YouTube、YouTube のロゴは、Google Inc. の商標です。

※Bluetooth のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、株式会社システムデザインはこれら

のマークをライセンスに基づいて使用しています。 その他の商標およびトレードネームは、それぞれの所有者に帰属します。

はじめに

スマートガレージをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。スマートガレージは、手動で開け閉めしていたガレージの

シャッターを DIY で電動化するキットです。ご使用になる前に、スマートガレージは、スマートホンやタブレットの Bluetooth 機

能を利用します。お手持ちのスマートホン、タブレットの Bluetooth 規格が v4.0 以上に対応しているかご確認ください。

また、スマートホン、タブレットの OS バージョン、機種も確認してください。

Android:OS バージョン 5.0 以上

iOS:iphone は、5以降

iPad は、第 3 世代以降

iPad mini は、全機種

スマートガレージの設置、操作を開始される前に、このユーザーズガイドをよくお読みください。

対応しているシャッター

稲葉製作所製のガレージ ガレーディア

淀川製鋼製のガレージ ラビュージュ

等の文化シャッター製シャッター シャフト径 43mm を使用しているもの

シャフト径 36mm の細管にも対応(2018 年 10 月現在)

パッケージ内容

A. モーター 1 組 (ピニオンギア、M6 止めネジ、シャフト(L=23.8mm)、配線コード付き)

B. 支持プレート 1 組 (2 分割)

C. 内歯ギア ASSY 1 組 (2 分割、皿ネジ、スペーサー(L=24mm)仮組み済み)

D. ブラケット 1 組 (モーター固定側用、ピニオンギア側用、ベアリング接着済み)

E. ピニオンギア 1 個

F. シャフト(L=46mm) 1 本 (ピニオンギア用)

G. スペーサー(L=42.5mm) 2 個 (ブラケット組み付け用)

H. M6x55 ボルト 1 本 (高力、ネジ山は一部のみ)

I. M6x55 ボルト 2 本

J. M6x20 ボルト 2 本 (支持プレート固定用)

K. M6x80 ボルト 2 本 (貫通穴 穴あけガイド用)

L. M6 ナット 5 個

M. M6 止めネジ 1 個 (ピニオンギア固定用)

N. M4 なべねじ 4 本 (モーター固定用、スプリングワッシャー付き)

O. 六角レンチ(4mm、3mm) 各 1 本 (4mm:内歯ギア締付け用、3mm:M6 止めネジ用)

P. ドリル刃(6mm) 1 本

Q. 切削油 1 本

R. 穴あけ用ガイド 1 枚

S. サンドペーパー 1 枚 (配線通し用穴 バリ取り用)

T. 針金 1 本 (配線通し用)

U. 操作スイッチ BOX 1 式

V. AC-DC 電源 、コード 1 式

W. ステンレステープ 1 枚

X. ユーザーズガイド 1 部

Y. スマートガレージアプリ 1 本 (AppStore、GooglePlay からダウンロード)

スマートガレージ取り付けに必要な工具類

・電動ドリル

・ソケット+ラチェットハンドル等の M6 六角ボルトを締付けられる工具

(インパクトドライバがあると尚良いです。)

・プラスドライバ

・プラスチックハンマー

・ビニールテープ

Bluetooth のワイヤレス・テクノロジー

Bluetooth のワイヤレス・テクノロジーは有線接続よりもはるかに自由な接続性を提供する技術です。極めて小型で、モバイルコン

ピュータ、携帯電話、その他のポータブルデバイスとインターネットとの間の低コストな接続を実現します。電信、コンピュータ、

ネットワーク産業のリーダーにより形成された Bluetooth Special Interest Group (SIG) という団体が同技術の発展を担い、市

場化を促しています。Bluetooth SIG には 3Com、Ericsson、IBM、Intel、Lucent、Microsoft、Motorola、Nokia、東芝などを含む

主催企業と 2000 以上の 採用企業が含まれます。

弊社の Bluetooth 関連製品は、Bluetooth SIG のロゴ認証済みです。

スマートガレージ操作アプリケーション

スマートガレージは基本、スマートホンのアプリを使用して操作します。

iOS をご利用の方は、Apple AppStore、Android をご利用の方は、Google Play からアプリをインストールして下さい。

スマートガレージ、もしくは、SmartGarage で検索してください。

iOS 版はコチラから Android 版はコチラから

モーターの注意事項 取り付け作業を開始される前に、モーターの回転方向の確認をお願いします。

・2019/8/18 現在、右上の画像の

右側のラベル有りのモーターが、正回転タイプです。

左側のラベル無しのモーターが、逆回転タイプです。

届いたスマートガレージKITのモーターがどちらの回転タイプか確認してください。

実際の回転を確認したい方は、以下の手順でモーターシャフトの回転方向を確認してください。

・制御基板にモーターの配線を接続します。

右の写真を参考に、モーターからの配線の先を1cm 程被覆を剥きます。

剥いたら、シールド側を捩っておきます。

内側の白ケーブルの被覆を5mm程度剥いて捩ります。

赤丸で囲んだ緑色のターミナルにモーターからの配線を接続します。

Aの印字がある方に 内側の白いケーブル

Bの印字がある方に シールド側

を差し込んで、ネジ止めします。

・制御基板に電源を接続してください

バージョン1基板の場合は、

制御基板に搭載されている電源ジャックに付属の電源を接続します。

バージョン2基板の場合は、

電源ジャックケーブルを使って付属の電源を接続します。

ラベル有り ラベル無し

・制御基板の上昇スイッチを押して、モーターを回転させます。

上昇スイッチは、右の画像の赤丸で囲んだスイッチです。

このときのモーターシャフトの回転の向きを確認して記録してください。

モーターシャフトの回転の向きによって、最終的に制御基板の緑色のターミナルに

モーター配線を接続する向きが変わってきます。

モーターシャフトの回転方向は、ピニオンギア側から見てください。

このとき、モーターシャフトが

右回転した場合は、逆回転タイプ

左回転した場合は、正回転タイプ

となります

モーターの回転方向の確認が終わったら、電源を抜いてください。

また、制御基板に接続したモーター配線も外しておいてください。

右回転 逆回転タイプ

左回転 正回転タイプ

右回転 左回転

バージョン1基板

スイッチ側

バージョン2基板

スイッチ側

QR

コード QR

コード

スマートガレージ 機械部分取り付け手順

手順に使用しているのは、株式会社稲葉製作所のガレージシリーズの GARADIA のシャッターです。

1. 取り付け必要な貫通穴を開ける為の準備 ~ 穴あけ

・赤丸で囲んだカバーが、プーリーにボルト止めされているので外しておきます。

・左の下の画像の様に、緑丸位置にシャフトの真下から上に貫通穴を開けます。

・穴(中心)の位置は支持プレートのタイプによって変わります。

穴あけ位置 L は、「表1」 を確認してください。

・ビニールテープ等で貫通穴の中心線の位置が分かるようにしておきます。

・内歯ギアとピニオンギアの位置関係が重要となるので、貫通穴の位置は実物を優先してください。

支持プレート

タイプ

貫通穴位置

(左図の L)

プレート 5.8mm 厚

47.8±0.5mm

スペーサータイプ

(特注品)

72.0±0.5mm

L 表1.貫通穴 穴あけ位置 対応表

スペーサータイプ

(特注品)の L

次に貫通穴を開ける為のガイド(部品 D、G、I、L を使用)をシャッターのシャフトへ取り付けます。

貫通穴ガイドを組み立てると上の様な形になります。

部品 Dのブラケットは、向きが決まっているので注意してください。

実際は、これをシャフトに組み付けつつ作っていきます。

下の左の画像がシャフトに貫通穴ガイドを取り付けた状態です。

この後、穴位置の調整、確認をするので完全に締め付ける必要はありません。

ブラケットの向きに注意!!

プーリー側の面が揃います

貫通穴の位置確認は、一旦、「内歯ギアと支持プレートの取り付け」を行う必要があります。

部品の B、Cを下の右の写真の様に仮り組みします。皿ネジは指の腹で締め付ける程度にします。

ここで皿ネジを締付け過ぎるとシャフト、プーリーに取り付け難くなります。

この段階では、締付けは内歯ギアと支持プレートが動かない程度

で大丈夫です。

皿ネジは 1本を支持プレートに締め付けます。

まず、片方をシャフトに取り付けます

部品 Cの内歯ギアには、右上の画像の 緑の丸 で囲んだように

内歯ギア同士のズレやギアが開くのを防止する為の引っ掛けツメ

があります。

・左の画像の緑の矢印の様に内歯ギアを回し込んで、引っ掛けておきます。

・このとき、落ちないようにバランスのよい位置に乗せておきます。

・もう一方の内歯ギアを水色の矢印の様に回し込んで、2つの内歯ギアを合わせて

いきます。2つの内歯ギアをうまく動かしながら合わせる必要があります。

・2つの内歯ギアを合わせたら、内歯ギア用締め付け用の六角レンチを使って締め付けます

・ネジを締める時、1 箇所だけを締め付けるのではなく少しずつ均等に締め付けていきます。

・全てのネジをしっかりと締め付けます(左下の写真の様な状態)。

・下中の画像のプーリー側の赤色で囲んだ穴との下右の画像の支持プレートの青丸で囲んだ

長穴を部品 J、L を使ってプーリーに固定します。

・支持プレートとプーリーを固定したら、貫通穴の位置決めをします。

・貫通穴(中心)の位置の目安は、前にも記載されていますが、支持プレートのタイプのよって変わります。 「表1」 を確認してください。

・この位置を基準にして位置決めをします。

・E.ピニオンギア、F.シャフトをブラケットにセットして、M.M6 止めネジでシャフト抜けない程度に軽く留めます。

・M6 止めネジを締め付け過ぎるとシャフトに傷が付いてしまい、後の工程で作業しにくくな

ります。

・左の画像の様に、ピニオンギアが内歯ギアから3mm程度出る状態に穴位置を

調整します。

・下中の画像のように、貫通穴(中心)のセンターにビニールテープ等で目印を付けます。

・貫通穴の位置調整が終わったら、ピニオンギア、支持プレート、内歯ギアを外します。

3mm程度

次に貫通穴を開ける為のガイドを一部変更しつつ、シャッターのシャフトへ取り付けます。

シャフトに貫通穴を開ける際に、D. ブラケット と組み合わせて使用する為、C. 内歯ギア ASSY のスペーサー(L=24mm)を一度取り外します。

C. 内歯ギア ASSY から スペーサー(L=24mm) を取り外しに注意が必要です。

貫通穴を開けた後に、再度 C. 内歯ギア ASSY と組み合わせます。

この時にスペーサー(L=24mm)をボルトにはめます。

ボルト側に装着しているゴムチューブに傷が付かないように、取り外し、

挿入をする必要があります。

スペーサーを回しながら取り外し、挿入

をしてください。なるべく力が掛からな

いようにしてください。

ゴムチューブが破れたり、傷がつくので

スペーサーを真っ直ぐ取り外したり、

挿入するしたりしないでください。

(部品 D、G、K、L、R、内歯ギア ASSY のスペーサー(L=24mm)を使用)

貫通穴の穴あけを行うので、動かないように貫通穴ガイドをしっかりと締め付けます

この時、貫通穴の中心の印を付けておいたビニールテープ端がガイドの穴のセンター

になるようにしておきます。

ブラケットの向きに注意!!

プーリー側の面が揃います

下の左の図のように貫通ボルトでブラケットを取り付けるので貫通穴を開けます。

製品に付属の P. ドリル刃 と Q. 切削油を使います。

ドリルの刃に切削油をつけて穴あけをします。何度か切削油をつけてながら貫通穴を開けます。

ドリルの刃がシャフトに食い込んで空回りする場合には、ドリルの刃が当たる直前から回転させ

てから穴あけするとよいです。

貫通穴が開いたら、続けてシャフトの内側にモーターの配線を通す為の穴をあけます。

穴あけガイドを緩めて移動させます。

配線用の穴(中心)の位置はプーリーの面(ツラ)から 250~280mm 程離した

位置に穴あけガイドを締め付けて穴開けをします(右下の写真)。

モーターの配線を通す為の穴なので、反対側まで貫通させる必要はありません。

配線用の穴を開けたら、穴あけガイドを取り外します。

配線用の穴は、付属の S. サンドペーパー を使ってバリ取りをしておきます。

サンドペーパーを筒状に丸めて、配線用の穴に差し込んでバリ取りをしてください。

2. シャフトへのモーターの取り付け

モーター、ブラケットの部分を組み立たてていきます(部品 A、D、G、H、I、L、Nを使用)

次に、右上の写真の様に、部品 Hの M6 高力ボルトを中央の穴に差込みます。

(写真は、分かりやすいようにモーターにピニオンギアが取り付けていないものを使用して

います。)

モーターを N. M4 皿ネジで固定します。1ヶ所だけ集中して締めるのではなく、少しずつ

均等に4ヶ所を締めていきます。

ネジが斜めになっていると途中までしか締め付けられなくなるので、真っ直ぐになるように

締め付けていきます。

スプリングワッシャーが潰れるまで締め付けます。

締め付け終わったら右下の写真のように、シャフトの貫通穴にM6ボルトを差込みます。

上で組み立てたモータ、ブラケットをシャフトに取り付けると、右上の画像の

状態になります。

この状態になったら、I. M6 ボルト 2本を上側から差込みます。

(K. M6x80 ではないので注意してください。)

もう一方のブラケット、G. スペーサーを右の上から 2番目の画像の

ようにはめて、L. M6 ナットを3個使って締め付けます。

締め付ける際に、左下の画像の様に、モーターがズレないようにして、

インパクトドライバで締め付けます。

3つ共締め付けたら下の画像のようになります。

締め付けたら、モーターを揺らしても動かないことを確認します。

ここまででモーターの取り付けは終わりです。

3. 内歯ギアと支持プレートの取り付け

・左の画像の緑の矢印の様に内歯ギアを回し込んで、モーターのピニオンギアに

引っ掛けておきます。

・このとき、落ちないようにバランスのよい位置に乗せておきます。

・もう一方の内歯ギアを水色の矢印の様に回し込んで、2つの内歯ギアを合わせて

いきます。2つの内歯ギアをうまく動かしながら合わせる必要があります。

・2つの内歯ギアを合わせたら、内歯ギア用締め付け用の六角レンチを使って、

ネジを脱落しない程度に締めておきます。

(この後、ブラケットにピニオンギアを付けるため)

・ジョイント金具の場所にスペーサー(L=24mm)を入れるのを忘れないでください。

・左の画像の様にネジ止めしなかった方の内歯ギアの

合わせ部分が右下にくるようにします。

・この隙間を利用して、ブラケットに

E. ピニオンギア

を取り付けます。

・次にピニオンギアを内歯ギアの隙間を使って、左の

画像の様にブラケットの間にいれます。

ピニオンギアをブラケットの間に入れたら、内歯ギアを締め付けていきます。

再度、ジョイント金具の場所にスペーサー(L=24mm)を入れ忘れていないか確認してください。

4mm の内歯ギア用締め付け用の六角レンチで締め付けます。

(左の画像は、改良前なのでドライバで締めています)

内歯ギアを合わせてから締め付けて下さい。

ネジを締める時、1箇所だけを締め付けるのではなく、少しずつ均等に締め付けていきます。

この時、合わせた内歯ギアの継ぎ目が開いたり、ズレたりしないように注意しながら締め付けます。

内歯ギアには、ズレ防止用の引っ掛けツメが

あるので、合わせてください。

ネジをしっかりと締め付けます。

左下、右下の画像のように内歯ギアにズレが無い

ようにしてください。

ズレ厳禁!!

ズレ厳禁!!

・内歯ギアの締め付けが終わったら、ピニオンギアを固定します。

・F. シャフト、M. M6 止めネジ を使って固定します。

・左上の画像の様に、ピニオンギアの M6 止めネジ用のネジ穴が下に

くるようにして、落ちない程度に M6 止めネジを回しておきます。

・穴の位置を合わせて、シャフトを差し込みます。

・右の画像の様に、シャフト左右均等に出っ張るようにします。

・3mmのM6止めネジ用六角レンチを使って、M6止めネジを締め付けます。

・左下の画像のプーリー側の赤色で囲んだ穴と

右中の画像の支持プレートの青丸で囲んだ長穴を

部品 J、L を使って、内歯ギアと支持プートをプーリーに

固定します。

・支持プレート側から J. M6 ボルトを差し込み、締め付けます。

・インパクトドライバ等を使いしっかりと締め付け

ます。

・外したプーリーのカバーを元あったように付けたら

機械部分の取り付けは完了です。

4. モーターの配線通し

モーターの配線をシャフトの中を通していきます。

まず、モーターの配線と T. 針金 をビニールテープを抜けてしまわないよ

うにしっかりと巻きつけて繋げます。

配線と針金を合わせる部分は、10cm程度あれば大丈夫です。

ビニールテープの巻きつけを厚くしてしまうと、シャフトに空けた穴を通らな

くなってしまうので、極力薄くしっかりと巻きつけます。

針金の先端を1cm程度位で曲げておきます。

シャフトから配線を引き出すときに引っ掛かりやすくしておきます。

配線通す為に開けたシャフトの穴に針金を通していきます。

下の左右の画像では、

車庫内からみて右端から針金を挿入してモーター配線を引き出していますが、

左側から針金を挿入して、左側へ引き出しても問題ありません。

「右側へモーター配線を引き出す」 方で説明していきます。

針金を徐々に通していき、シャフトの右端に届いたら、針金を引き出します。

針金を引き出す際、緑丸で囲ったボルトは、一旦外しておいた方が引き出し易い

です。外したボルトは、配線を引き出したら必ず元通りに締め付けてください。

左下の画像の青い矢印の方向から引っ掛ける為の針金をUの字の形に挿入する

U字にした針金にシャフト内を通してきた針金を引っ掛けて引っ張り出します。

右下の画像は引き出す隙間の拡大画像です。

引き出したモーターの配線は、シャフトのすぐ上側にある赤丸で囲んだガードプレートの隙間を

通してシャッターの上側へ出します。

このガードプレートはシャッターに既設させているものです。

モーターの配線が擦れるような箇所がある場合には、W. ステンレステープ を使って、モーターの配線をガードしてください。

モーター配線をガードプレートを通してシャッターの上側へだしたら、シャッターの側面の鉄板の向こう側へだしてから、下へ出します。

ここまででモーター配線の引き出しは終わりです。

5. スイッチBOXの組み立て

付属のスイッチ BOX には、ケーブル通す用の穴が空いています。そこから配線を出してください。

配線を出しにくい場合は、切り欠きが入っている部分を切り取って配線を通してください。

*スイッチ BOX は別の型のものになる場合があります。

*2019/5/31 現在、製品には以下のスイッチ BOX を使用しています。

未来工業 浅型スライドボックス SBS100

他の埋め込み BOX でも取り付けは可能ですが、対応しているかどうかは

(品番、形状等)はご自身でお調べください。

左下の画像の

上側の制御基板がバージョン1、

下側の制御基板がバージョン2です。

バージョン2基板

バージョン1基板

バージョン1基板

スイッチ側

バージョン2基板

スイッチ側

QR

コード QR

コード

スイッチ基板が組み込まれているプレートをスイッチにネジ止めします。

プレートに向き指定の矢印が付いています。その向きに従ってください。

次にスイッチプレートをネジ止めします。

スイッチプレートも向きがあるので先につけた金属プレートに合わせて

ネジ止めします。

QR

コード

QR

コード

スイッチハンドルをはめ込みます。

スイッチ基板に付いている黒いブリッジパーツの方を先にはめてから、反対側をは

めます。

最後にスイッチカバーをはめます。

スイッチ周りの品番

パナソニック社製 コスモシリーズワイド 21 埋込スイッチハンドル WT3002W

コスモシリーズワイド 21 スイッチプレート 1 連用 ホワイト WTC7101W

コスモシリーズワイド 21 埋込スイッチ用取付枠 WT3700

スイッチ基板にモーターからの配線を接続します。

右の写真を参考に、モーターからの配線の先を1cm 程被覆を剥きます。

剥いたら、シールド側を捩っておきます。

内側の白ケーブルの被覆を5mm程度剥いて捩ります。

スイッチBOXを裏返した状態にします。

皮剥きをしたモーターからの配線をスイッチ基板へ接続します。

赤丸で囲んだ緑色のターミナルにモーターからの配線を接続します。

取り付け前に確認したモーターの回転方向が回転タイプによって、

モーター配線の接続向きが変わってきます。

上のモーター配線の接続向きの対応表から、配線の接続を確認してから、緑色の

ターミナルに配線を差し込んで、ネジ止めしてください。

バージョン1基板の場合は、

上から2番目の画像の緑丸で囲んだ電源ジャックに付属の電源を接続します。

バージョン2基板の場合は、

下の画像の様に電源ジャックケーブルを使って付属の電源を接続します。

ここまででスイッチBOXの組み立ては完了です

モーターの取り付け位置(プーリーの)

左側 右側

正回転タイプ A印字側:内側の白いケーブル

B印字側:シールド側

A印字側:シールド側

B印字側:内側の白いケーブル

逆回転タイプ A印字側:シールド側

B印字側:内側の白いケーブル

A印字側:内側の白いケーブル

B印字側:シールド側

バージョン2基板

電源接続

バージョン1基板使用

プーリー右側への

モーター取り付けの場合

の取り付け参考図

6. スイッチBOXの設置

スイッチBOXの組み立てが終わったら、スイッチBOXを設置します

ここまででスマートガレージの設置は完了です。

調整作業は別途必要です。

調整作業は、スマートガレージアプリ操作説明書とホームページの動画を参考に

行ってください。

電源をコンセントに接続してください。

スマートガレージアプリ操作説明書は下の URL からダウンロードしてください。

https://sysdes.jp/product/smartgarage-kit/smartgarage-apl.pdf

スマートガレージアプリの初期設定用の動作の URL です。

https://sysdes.jp/product/smartgarage-kit/initialization.html

スイッチBOX 操作説明

スイッチBOXの上側のボタンを押すとシャッターが上がります。上端に達すると自動的に止まります。

スイッチBOXの下側のボタンを押すとシャッターが下がります。下端に達すると自動的に止まります。

動作中(上昇、下降中)の場合、上昇スイッチ、下降スイッチのどちらのスイッチを押しても動作が停止し

ます。

初期設定状態の場合、シャッターの負荷の掛かり方によっては途中で止まることがあります。

調整作業は、スマートガレージアプリ操作説明書とホームページの動画を参考に行ってください。

(アプリの操作説明書、動画の URL は前ページに記載してあります)

Bluetooth 仕様

AC-DC 電源仕様

標準 Bluetooth Low Energy 対応

チップセット Nordic Semiconductor Bluetooth low energy and 2.4GHz proprietary SoC

ラジオ周波数 2402 MHz ~ 2480 MHz

送信機電源 Class 2 (max 4dBm)

レシーバー感度 -93 dBm

動作温度 -20℃~60℃

基板サイズ 72mm × 41mm

入力電圧 交流 100~240V、50~60Hz、Max 1.5A

出力電圧 直流 24V、Max 2700mA

サイズ L*W*H=120.0mm X 54.5mm X 32.0mm

重量 0.225Kg