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出展テーマ・内容等の整理案
資料4
大阪府 政策企画部 万博協力室大阪市 経済戦略局 国際博覧会推進室
これまでの振り返り・論点等の整理
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参加の根幹となるテーマ・内容・参加形態について議論大阪・関西らしさや強みを追求しながら、出展テーマ・内容を中心に、斬新なご提案やご意見を頂きながら議論を展開
■2019年~2020年5月頃まで
■2020年6月以降
■2021年2月頃
出展テーマ・内容・参加形態をベースに残された課題等について議論出展が見込まれる政府館や他国・企業パビリオン、博覧会協会が提供予定のテーマ館での出展内容等との重複感や、博覧会協会が作成する「登録申請書」・「基本計画」の内容等を踏まえ議論を展開
大阪府・市として考え方を整理の上、出展基本構想(案)をとりまとめ有識者懇話会で議論されたご提案・ご意見を参考に、魅力ある出展参加を実現させるための出展基本構想(案)を大阪府・大阪市共同でとりまとめ
・論点の提示・委員間の意見交換►出展テーマ、内容►参加形態
・委員からの提案等
・委員間の意見交換
・事務局案の提示►出展テーマ、内容
・今後の議論の進め方
第1回懇話会(12月21日)
〔当面の進め方〕
第2回懇話会(2月20日) 第3回懇話会(3月31日)
大阪府・市において出展テーマ・内容(案)を固める■2020年5月
出展検討の議論の進め方
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出展基本構想を作成する上でのポイント・留意点等
出展テーマについて
■万博の開催テーマとの合致・適合■大阪・関西の特長・強みや良さの反映■世界共通の課題解決策(SDGs)との連関
出展内容・コンテンツ
■来訪者の興味・関心を引き付ける⇒参加・体験 ワクワク感・あっと驚く幅広い来館者の共感 新たな価値観の創出
■最先端技術の活用⇒バーチャル参加 オープンイノベーション新商品・新サービスの創出 QOLの向上
■大阪の独自性の発揮⇒万博のテーマに関連する大阪・関西の強みや大阪らしさの発揮
《参加意義》
大阪・関西は、最先端のライフサイエンスの研究拠点、高い生産技術を有する 製造業に加え、洗練された食文化やスポーツ関連産業などが集積、健康で豊かに 生きるための様々な要素が備わる地域
大阪・関西のポテンシャルを最大限活用し世界的課題の解決に貢献
■府民・市民サービス・QOL(生活の質)の向上
■大阪・関西の都市としての成長・発展
■大阪・関西のポテンシャルの世界的なアピール
■大阪・関西の魅力発信
期待する効果・成果
ゴール3
ゴール1 ゴール4 ゴール12
「貧困」
「健康と福祉」
ゴール11
(「ゴール3」と関連する横断的な課題としての取組み)
重点ゴールⅠ
「教育」 「持続可能な生産と消費」
「持続可能都市」重点
ゴールⅡ
(“いのち”や暮らし、次世代の課題としての取組み)
(他のゴールを集約しながら、様々な課題解決にバランスよく貢献)
国際社会全体の課題であるジェンダーや人権、気候変動への取組み
産業や雇用、イノベーションといった都市としての強みを活かす
府民のwell-being
地域(大阪)のwell-being
〇 SDGs先進都市として、国際社会全体の課題であるジェンダーや人権、気候変動に取り組むことはもとより、 万博のテーマである“いのち”や暮らし、次世代に関わる課題を有するゴール3を「府民の豊かさ〔well-being〕」をめざす重点ゴールとして位置づけ、関連する横断的な課題であるゴール1、4、12に取り組む。
〇 また、他のゴールを集約しながら様々な課題解決にバランスよく貢献できるゴール11を「大阪の豊かさ〔well-being〕 」をめざす、もう一方の重点ゴールとして取組みを広げていく。
〇 重点ゴール等の推進にあたっては、産業や雇用、イノベーションといった都市としての強みを活かしていく。 ※ 「大阪の めざす SDGs 先進都市の 姿」 検討 有識者ワーキングルプ資料より
2025年大阪・関西万博に向けて取り組む「重点ゴール」
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委員等からの主な意見 整理検討が必要なポイント
■ めざすのは「大阪パビリオン」か「関西パビリオン」なのか。
はっきりさせて議論した方がよい。
■ 「大阪ならでは」に特化すると、話が狭隘化しローカルに行きつく。
最新技術を活用し面白いものを見せたときに、「大阪らしさ」を
どのように発揮するのか。
■ 大阪の人・コミュニケーション能力の高さなどを発信する企画や
コンテンツが必要。
■ 大阪らしいスローガンが必要。
■ 世界に未来志向の大阪を示すことはいいこと。
■ 大阪人のハート(精神)を世界に伝えることも重要。
■ あまりに「大阪ローカル」になると面白くないと思う。
ある程度、大阪的なものを精神的なものとして残すとしても、
昔を振り返りすぎるのは良くない。
■ 大阪らしさを寄せ集めて押し売りにするのはきっと違う。
■ スローガンは「ベタ is Best」。中身は最先端でも外見はベタで
ないと難しい。
■ 10歳若返りプロジェクトは若者から見るとピンとこない。
■ 若者と10歳若返りの魅力的な部分をどう結びつけるか。
エンタメとテクノロジーを掛け合わせるなど、10歳若返りの体験を
勝手にさせられている構造をつくることが大事。
■ 多くの人に来てもらうために、エンタメ+テクノロジーはポイント。
10歳若返りのプロジェクトが入っているなど、色々な中身を提示
できるテーマがあることも重要。
■ 「新たな国」をつくる。来場者や興味のある人は「国民」になれる。
バーチャルな世界があっても良い。
■ 10年・20年存在する「未来型ミュージアム」であるべき。
■ 「健康」や「10歳若返り」だけでは、若者の参加(来場)は
難しい。若者を呼び込むには、エンターテイメントの要素が必要。
■ ITやAIなどの最新技術の活用とアナログ感覚との融合。
参加型・体験型のパビリオンにするべき。
■ 健康や医療に関する体験ができるもの。
■ 「いのち」について触れる・考えるきっかけにつなげていく。
■ リアルとサイバーが融合したインパクトを出せる展示がいいのでは
■ 来館前後で人の意識が変わる展示が必要
■ 歴史的に銅や米の先物取引などで、大阪は世界に大きな価値観を残してきた。この万博でそのようなインパクトが残せればいいのでは。
■ 若者がライフスタイルで期待するところは「多都市居住」。このような価値観の中、「大阪」が住んでみたい都市になるか重要なポイント。
■ 恒久施設とするのか、レガシーとしての活用も踏まえた視点での議論が必要。
大阪らしさ(大阪の表現)
パビリオンのコンセプト・コンテンツ
その他第2回懇話会
第2回懇話会 第1回懇話会
第2回懇話会第1回懇話会
5
出展テーマ・内容等の整理案
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1 出展参加がめざすもの(1)21世紀の地域社会づくりのモデルとして、『エコ・
コミュニティ』を提案(2)主体的な県民参加で県民一人ひとりがつくる愛知万博(3)時代に先駆けた提案により、国際社会における愛知を
アピール
2 出展参加のテーマ「チャレンジ」~人に自然にやさしい、エコ・コミュニティの実現~
3 テーマ展開の視点(1)「人・ひと ネットワークからムーブメントへ」(2)「産業と技術 モノづくりの知恵」(3)「生活と文化 隠された共生の知恵」(4)「自然と人間 生き物としての人間」
4 出展参加の主体
5 展示・催事の基本的考え方(1)手法○最先端の情報通信技術を多面的に活用○難しいことをやさしく、深く伝えることに配慮○驚きや楽しさなどエンターテインメント性の高い展示・催事
○「和の知恵」をもてなしの心として表現○施設・運営面での環境配慮を優先
(2)内容○生きる豊かさ・歓びを体現○人と自然の共生する社会に向けて、モノづくりの貢献を提示
○アジアからの視座で、人と自然が共生する社会実現のための意識を提案
○生態系全体から、人と自然の共生を探究○陶芸など、自然素材を活かした「暮らしのわざ」の価値を訴求
○多様性のある愛知の魅力を印象的に紹介
6 展示・催事の構成(1)エントランスゾーン(2)テーマゾーン(3)イベントゾーン(4)アピールゾーン(5)サービスゾーン
7 施設の位置及び規模
8 出展成果の継承○出展施設と成果の恒久的な利活用○『エコ・コミュニティ』づくりを継承・発展○県民の主体的な参加方式の確立
<基本構想>出展参加のテーマや展開の視点、展示・催事の基本的考え方、レガシーなど、出展参加の骨格を示すもの
《愛知県出展参加基本構想の構成概要》
出展基本構想について(愛知万博の例)
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出展基本構想の作成に向けた事務局整理案
大阪府・市が出展でめざすもの
世界に貢献する大阪の姿を示す
■超高齢社会の到来を見据えた「課題先進都市・大阪」から、生活の質(QOL)の向上につながるアイデア・提案を発信していく■「いのち」に対する人々の価値観を変えていくなど、「SDGs先進都市をめざす大阪」としてSDGs達成に貢献する■「進取の気質」に裏打ちされた、新技術やサービスなどを実装・実証し、誰もが心身が豊かで快適に暮らしやすい未来社会のモデルをつくる
大阪のパワーを世界に発信
■WebやICT技術などを活用したバーチャル参加など、世界中からのアクセスを実現し大阪のパワーや“大阪に”行きたい”と感じてもらう■大阪の魅力(人の温かみ・人情、コミュニケーション能力の高さ、おせっかいな性格、ダイバーシティ、食・芸能等)を世界に発信する
テーマ(例) テーマ展開の視点 考え方テーマ設定の力点項目
QOLの向上
SDGsの達成
未来新技術
大阪のパワー
AREBORN(リボーン)~大阪の力で世界が生まれ変わる~
・人々のQOLの向上※リアル・バーチャル含む・人々の行動変容を促し未来社会のモデルをつくる・世界最先端都市を創造する
○大阪は、誰もがいきいきと活躍できる健康寿命の延伸、「10歳
若返り」などの施策を推進。
○大阪が有するライフサイエンスのポテンシャル、AIやIoTなどの最
先端技術などを活かし、超高齢社会を迎える課題先進都市とし
て、QOL向上など、いのち輝く未来社会の具現化を図る。
◎ ○ ○ △
B21世紀を“生きる”~大阪からの提案~
・「いのち・健康」の新たな価値観を示す・将来に向けた幸福な生き方の追求・未来志向としての大阪の姿を提示・SDGs達成への貢献
○万博のテーマ・サブテーマをもとに、大阪が有するライフサイエン
スや健康・医療分野に関するポテンシャルを発揮し、「いのち・健
康」をキーワードに、未来社会を力強く“生きる”姿を発信すること
で、新たな価値観を示し、SDGs達成に貢献する。
○ ◎ △ △
COSAKA(今日和)国~世界一ワクワクする都市・大阪へ~
・新たな大阪の都市イメージの発信※ワクワクする大阪みんなにやさしい大阪
・未来型ミュージアムの体感・大阪のプレゼンス向上
○万博のインパクトを活かして、「世界一ワクワクする都市」の実
現をめざす大阪。
○幅広い年代・多くの国の方々が、参加・体験型のエンターテイメ
ントを体感するうちに、大阪の魅力(人・食文化・歴史)や、「い
のち・健康」に触れることで、大阪の新たな都市のイメージを体感
し、プレゼンスの向上につなげる。
△ ○ ◎ ○
Dパワーあふれる大阪~パワーの源は“人” ~
・大阪の魅力の発信・大阪マインドの発信・世界との交流
○大阪の魅力(人・食文化・歴史)や、大阪人の持つ「やって
みなはれ」・「三方よし」・「おせっかい」などの大阪的マインド(価
値観)を世界中の人と共有し、大阪のパワーで世界との交流を
巻き起こしていく。
○ ○ △ ◎
出展テーマ(たたき台・イメージ)
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