2015/11/25 01

バラスト水管理条約への対応 コンサルティングサービスのご紹介

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目次

条約発効の見込み

IMOの動向

バラスト水管理条約への対応

USCG(バラスト水関連情報)

既存船へのバラスト水処理装置搭載への対応

バラスト水処理装置搭載に関する役割分担

バラスト水処理装置のコスト検討

コンサルティングサービスのご紹介

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条約発効の見込み

発効要件 批准状況 (2015年8月時点) 30 か国以上 44 か国

35%の商船船腹量 32.86%

条約の批准状況

No. Flag State GT %

1 パナマ 218,360,674 18.63

2 中国 137,934,971 11.77

3 リベリア 127,796,709 10.90

4 マーシャル諸島 110,584,088 9.43

5 シンガポール 77,125,458 6.58

6 マルタ 56,346,976 4.81

7 バハマ 55,485,535 4.73

8 イギリス 46,620,312 3.98

9 ギリシャ 42,420,579 3.62

10 日本 21,321,707 1.82

From : IMO HP 2014

参考情報 アルゼンチン(0.05%)、インド

ネシア(1.14%)が批准間近との発言が2015年1月IMOにて有り(批准した場合、合計GTは34.05%)

上記に加え、イタリア(1.39%)、インド(0.78%)も近く批准との情報有り(批准した場合、合計GTは36.22%)

※日本は2014/10/10、トルコは2014/10/14 グルジアは2015/01/12に批准済み

3

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4

イタリア

批准国(32.86%)

商船船腹量の割合

1.14% 1.39%

32.86%

批准見込み国 2015年8月時点

(参考)今後の批准見込み情報に基づくシミュレーション

インドネシア

35% 発効要件 0.78%

条約発効の見込み

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IMOの動向

建造 (= 起工日)

バラスト水容量 V(m3)

2012

2013

2014

2015

2016

2017

2018

2019

2020

2009年より前 1500≦V≦5000

V＜1500 or 5000<V

2009年以降 V＜5000

2009年以降 2012年より前

5000≦V 2012年以降

条約発効日より前

条約発効日以降 全ての船舶

(※3)

D-2規則 搭載スケジュール *2015年内に発効要件を満たすと仮定

※1 : 条約発効後のIOPP証書更新検査の日まで ※2 : 2016年の引き渡し基準日の後に行うIOPP証書更新検査の日まで ※3 : 完工時

(※1)

(※1)

(※1)

(※2)

(※2)

(※3)

発効日(

仮定)

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バラスト水管理条約への対応 対象船舶 ： 以下を除くすべての船舶 (1) バラスト水を積まない船舶及び，恒久的なバラスト水のみを積む船舶 (2) 自国の海域のみ又はある一国の海域のみを航行する船舶 (3) 自国及び外洋のみを航行する船舶 (4) 軍艦

バラスト水交換及び管理

D-1規則: バラスト水交換基準

D-2規則: バラスト水排出基準

バラスト水処理装置の搭載

発効条件を 満たした日から 12ヶ月後に発効

※条約発効までに国際バラスト水管理証書の所持が必要となる 6

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米国海域に入航する船舶はバラスト水管理が要求される。バラスト水処理装置の設置日まで、バラスト水交換が認められる。

バラスト水管理計画書の中に“Detailed fouling maintenance and sediment

removal procedure”の記載が必要

USCGによる型式承認が要求される

主管庁により承認されたバラスト水処理装置が一時的に認められるAlternate

Management System (略：AMS)が最長5年間認められる

バラスト水処理装置の搭載延期の申請方法が公表された

参考資料：NK資料TEC-0903, 0945, 0951, 0971, 0981

バラスト水処理装置の設置 U.S. public waterを使用 バラスト排出しない 陸上施設もしくは他船にバラスト水を移行する

いずれかで管理 (§151.2025)

2015年8月時点 型式承認機種なし 2016年中に型式承認機種が認められる予定

承認された船舶あり

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USCG(バラスト水関連情報)

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１．バラスト水処理装置機種選定 - 事前検討 - 訪船調査 - バラスト水処理装置(BWMS)機種決定 ２．配置図、配管系統図等の設計図の作成 - 図面情報入手 - 基本設計図作成 - 詳細図作成 - BWMSに関する注文仕様書作成 ３．資機材手配 - 資機材手配 - BWMS手配 ４．改造工事・最終確認 - 改造工事 - メーカー調整 - NK検査及び最終確認

バラスト水処理装置搭載の際に行われる業務

既存船へのバラスト水処理装置搭載への対応

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BWMSコスト、改造工事コストの精査

事前検討

訪船調査

BWMS改造に関する本船情報把握 BWMS機種初期選定(比較表によるBWMSの特徴把握) 訪船調査前の概略検討

BWMS設置位置、改造する配管ライン、電源等の確認、機器の搬入路の確認、寸法見取り、 要すれば3Dレーザースキャン

BWMS機種決定

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バラスト水処理装置機種選定

バラストポンプ周囲の スペースの確認

清水管等のユーティリティ 配管の取合い確認

グレーチング下に設置 されているバルブや エダクターの配置確認

ダクト等、図面では確認 しづらい構造の確認

2015/11/25 01 ＜訪船調査前の概略検討に必要となる図面＞

BWMS配置図、諸管系統図、電力調査表

1. BWMS改造に関する 本船情報の把握 発電機容量 バラストポンプ容量 バラストオペレーション方法 バラストタンク容量

BWMSの設置スペース 概略コストの把握

本船に最適な機種の初期選定を行う

2. BWMS機種の初期選定 電力需要に与える影響

BWMSによる圧力損失 バラスト能力(漲水 / 排水) バラスト時間 施工優位性（配管 / 電線）

ランニングコスト アフターサービス

バラスト水処理装置搭載の事前検討

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処理方法 圧力損失 安全性 操作性 配置優位性 配管工事

関連 搭載搬入工事

電力需要 / ランニング

コスト

フィルター+UV フィルターによる圧力損失を考慮

UV機器の取扱いの確認

付帯機器(UV機器)の操作性とシ

ステム全体で、その起動/停止性能を確認

UV機器等、付

帯機器の配置検討が必要

UV機器への

配管敷設が必要

機器を分割可能か、分割して設置場所へ搬入可能か確認

消費電力、 UVランプの交

換頻度等を確認

電気分解 追加されるストレーナーによる圧力損失を考慮

発生する水素への配慮

付帯機器(電気分解装置)の操作性

とシステム全体で、その起動/停止性能を確認

メインフィルターが無いが、ストレーナ、電気分解装置等の付帯機器の配置検討が必要

メインフィルターが不要なのでポンプ周辺の工事は少ない 電解装置他への大小配管の敷設が必要

機器を分割可能か、分割して設置場所へ搬入可能か確認

消費電力等を確認

フィルター+薬剤 フィルターによる圧力損失を考慮

殺菌薬剤の取扱いへの配慮

付帯機器(TROユニット等)の操作性とシステム全体で、その起動/停止性能を確認

薬剤タンクの配置場所の検討が必要

殺菌剤注入配管に特殊コーティングが必要

機器を分割可能か、分割して設置場所へ搬入可能か確認

消費電力は少ない。薬剤等の消耗品の確認

オゾン 殆ど無し 使用する酸素やオゾンへの配慮

付帯機器(オゾン発生装置等)の操

作性とシステム全体で、その起動/停止性能を確認

メインフィルターが無い。オゾン発生装置等の付帯機器の配置検討が必要

配管注入方式なので、バラスト配管の工事量は少ないがユニット周囲の付帯配管工事が必要

機器を分割可能か、分割して設置場所へ搬入可能か確認

消費電力等を確認

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バラスト水処理装置搭載の事前検討

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新造船 バルクキャリア

新造船 タンカー

バラスト水処理装置搭載の事前検討 搭載されているバラスト水処理装置の割合

隻数

DWT

DWT

隻数

2014年末NK提供

フィルター + 薬剤 電気分解 フィルター + UV オゾン

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図面情報入手 本船より図面を入手する

BWMS配置図、諸管系統図、電力調査表、主電

路系統図、制御系統図、バラスト水サンプリング設備の図面等の作成

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配置図、配管系統図等の設計図の作成

基本設計図作成

詳細図作成

BWMSに関する注文仕様書作成

詳細配置図、配管ルート図、配管一品図、電路敷設図、電路結線図、機器搬出入ルートの検討、取付部品製作図、配管加工及び取付け図作成

船級承認取得

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資機材手配

資機材手配 弁類、電線（購入品） 管及び管艤装品（製作品） 盤類改造（メーカーを手配） 改造工事が海外の場合: 資機材は日本から発送するか、現地調達するかを選択する

納期に留意する BWMS手配

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改造工事 配管及び電線工事、BWMS設置、配管サポートの設置、電線サポートの設置

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改造工事・最終確認

メーカー調整

NK検査及び最終確認

オペレーションテスト、据付け確認

NK検査と船主様による最終確認

１．バラスト水処理装置機種選定

２．配置図、配管系統図等の 設計図の作成 ３．資機材手配

４． 改造工事 ・最終確認

約1年間 ※船毎にスケジュールは変化

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船主

- 事前検討(機関室配置含む) - 訪船調査 - 機種決定

- 図面情報入手 - 承認図作成 - 図面承認取得 - BWMSの注文仕様書作成 - 艤装図(配管・機器類)作成 - 資機材の注文仕様書作成 - 最終訪船調査 - 工事図作成

図面作成 ※1

- 配管加工 - 艤装品組立

資機材加工 ※2

- BWMS手配 - 配管手配 - 機器類、電線等、手配

資機材発注 ※2

- BWMS発送 - 配管、機器類、電線等、発送

- メーカー調整 - テスト(検収) - 船級検査 - その他

改造工事

- BWMS据え付け - 配管据え付け - 機器類、電線等、据え付け

改造工事 ※2

運航管理会社

資機材発送 ※2

エンジニアリング

最終確認 ※2

プロジェクトマネージャー

資機材手配

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バラスト水処理装置搭載に関する役割分担

※2 造船所が対応

※1 設計会社が担当 組織図 の一例

機種選定 ※1

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万円

処理容量 m3/h

バラスト水処理装置のコストの把握

2014年2月NK提供

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バラスト水処理装置のコスト検討

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バラスト水処理装置の機種選定 ‐配置図、配管系統図等の概略検討

3Dレーザースキャナを利用した既存配管データの3Dイメージ図作成

バラスト水管理計画書の作成

バラスト水処理装置搭載に係る船主監督代行

バラスト水管理に関する コンサルティング業務

地球深部探査船「ちきゅう」へ コンサルティングサービスを提供

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コンサルティングサービスのご紹介

バラスト水管理計画書の作成を中心とした幅広いサービスの提供

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バラスト水処理装置の機種選定

項目 内容

機種選定 ご要望を第一に機種選定

基本図面作成 配置図、配管図、電力調査チェック

所要期間 約3カ月

バラスト水処理装置の機種選定、配置図、配管系統図等の概略検討

比較表の一例

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3Dイメージ図の作成

点群データの合成

3Dレーザースキャナを利用した既存配管データの3Dイメージ図作成

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訪船し、点群データを取得

項目 内容

3Dレーザー スキャン

訪船調査 ※訪船日を要調整

3Dイメージ図作成

既存の船内配管・設備を3D-CAD化

所要期間 点群データ取得から、約2～3カ月

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1. NKCSによるBWMP作成 2. NKに承認されたBWMPをご提供

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バラスト水管理計画書の作成

項目 内容

バラスト水 管理計画書

D-1規則又は/及びD-2規則に対応 対応規則により金額が変動

内容 縦強度計算（船体強度検討）を含んだ、承認済みのBWMPをご提供

所要期間 所要図面受領から、約2～3カ月

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バラスト水処理装置搭載に係る船主監督代行

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項目 内容

業務内容 船主様に代わって、バラスト水処理装置搭載の監督業務や、図面審査を行います

業務の特色 船主様の視点で監督・図面審査を行うのみならず、船級・条約への適合も同時にチェックすることが可能です

期間 応相談

本船