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東洋バレル技研を支える従業員たち 納品前は 丁寧な検査を 欠かさない バレル研磨で世の中への貢献を 納期 相談 コスト 相談 試作可 小ロット 量産 対応 業務 内容 沿強 み 調調使姿福利 厚生 10 使12 10 今後展望 便10 30 12 西東洋バレル技研 株式会社 使http://www.to-yo-barrel.com/ 住 所 〒547-0002 大阪市平野区 加美東4-5-11 TEL 06-6792-9522 FAX 06-6793-2037 創 業 昭和50年 4 月 設 立 昭和52年10月 資本金 1,000万円 従業員 10名 主な事業内容 アルミニウム・ステンレス・ チタン・鉄・樹脂部品などの バレル研磨加工 主な取引先 (納入先) 自動車部品、照明器具、精密 部品、メガネフレーム、ナット、 アクセサリーの各メーカー 創業以来、バレル研磨一筋に加工技術を高めてきました。社名 の由来は東洋一のバレル業者、海をわたり、世界に羽ばた けるような思いを込めております。経営理念でも掲げている、 世の中にとって必 要となる企業になれるよう、今後も顧客の 要望に、きめ細かなバレル研磨で対応してまいります。 代表取締役 別所 長政さん ISO 9001 56

東洋バレル技研 さまざまな分野で使われるISO 9001 56 加工・処理 東洋バレル技研株式会社 大阪市平野区 金属・樹脂部品のバレル研磨 ものづくり企業2019_2019.02.27

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Page 1: 東洋バレル技研 さまざまな分野で使われるISO 9001 56 加工・処理 東洋バレル技研株式会社 大阪市平野区 金属・樹脂部品のバレル研磨 ものづくり企業2019_2019.02.27

東洋バレル技研を支える従業員たち

納品前は丁寧な検査を欠かさない

バレル研磨で世の中への貢献を

納期相談

コスト相談

試作可小ロット

量産対応

業務内容

顧客の要望に応じ

積極的な加工提案を

 「東洋バレル技研」は社名にも入る通り、

バレル研磨一筋に事業を展開しており、金

属・樹脂部品のバレル研磨処理を中心に扱っ

ている。表面処理を施すバレル研磨後には、

付帯するバリ取りから酸化被膜除去、光沢

仕上げなどの部品加工も手がけ、顧客の要

望に沿った加工をしている。自動車や自転

車、産業機械、精密制御機器、照明機器

など幅広い分野向けに部品加工も請け負

う。アルミニウムや鉄、ステンレス、チタン

などのバレル研磨にともなう各種加工用の

設備も、回転や振動の各種バレル機を取り

揃え、積極的な加工の提案をしている。

強 み

要望があれば対応する

多品種小ロットの受注体制

 

別所長政社長は「バレル研磨の受注には

特定の業界がない。需要さえあれば対応す

る」と強調。既存の受注分野に加えて、最

近ではアクセサリーや調理器具、林業などに

使われる刃物の受注もあるという。

 バレル研磨とはワーク(対象物)を粒子状

の研磨材などと一緒にバレル(樽)の中に入

れ、そのバレルを回転や上下させることで研

磨するもの。同社ではバレル専門に培ったノ

ウハウによる多品種小ロット対応が大きな強

みだ。単独での展示会出展、展示会出展企

業への営業やダイレクトメールによる案内な

ど、攻めの姿勢も奏功している。

福利厚生

「居心地の良い会社」で

女性も活躍する環境

 

中小企業の製造業にあって、女性従業員

の活躍が目立つのも同社の特徴だ。パート

を含めた10名の従業員のうち、6名が女性

スタッフとなる。小型設備の使用や検品・

梱包など繊細な作業で活躍し、製造工程の

一部も管理している。別所社長は「当社は

居心地の良い会社だ」と胸を張る。

 

給与面では7月、12月の年2回の賞与と、

10月には寸志も支給する。社内で大掃除を

実施する時期には、各従業員の家庭にある

大型ゴミも持参させ、会社負担で一緒に処

理できるという。年末年始やお盆休み前に

は従業員にビールかソフトドリンクを1ケー

スずつ支給するなどユニークな支援もある。

今後の展望

生産や営業面で増強策

経営基盤を強化

 

別所社長は今後の中期経営計画を策定し、

「7年後には売上高を現在から倍増規模の

2億円到達を目指したい」と力を込める。

多品種小ロットの供給を支えるために、社

長自身がハンドルを握る自社のトラック便

があり、現在は大型トラックの購入を計画

している。生産面では揺動式遠心バレル研

磨機を導入し微細部品のバリ取りなどがで

きるが、10年以内をめどに工場新設も視野

に入れ、さらなる設備増設も計画している。

 

平成30年12月には品質管理の国際規格I

SO9001を取得。営業強化の点では「関

西機械要素技術展」などへの展示会出展も

増やし、事業所の増設も検討している。

東洋バレル技研 株式会社

さまざまな分野で使われる

部品をバレル研磨で支援

http://www.to-yo-barrel.com/

◦住 所 〒547-0002 大阪市平野区     加美東4-5-11◦TEL 06-6792-9522◦FAX 06-6793-2037◦創 業 昭和50年4月◦設 立 昭和52年10月◦資本金 1,000万円◦従業員 10名

主な事業内容アルミニウム・ステンレス・チタン・鉄・樹脂部品などのバレル研磨加工

主な取引先(納入先)自動車部品、照明器具、精密部品、メガネフレーム、ナット、アクセサリーの各メーカー

創業以来、バレル研磨一筋に加工技術を高めてきました。社名の由来は東洋一のバレル業者、海をわたり、世界に羽ばたけるような思いを込めております。経営理念でも掲げている、世の中にとって必要となる企業になれるよう、今後も顧客の要望に、きめ細かなバレル研磨で対応してまいります。

代表取締役別所 長政さん

当 歴の社 史ISO9001

56

加工・処理

東洋バレル技研株式会社

大阪市平野区

金属・樹脂部品のバレル研磨

ものづくり企業 2019_2019.02 .27