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名古屋テレビの4Kへの取組み 4Kライブ制作&4Kライブストリーミング
名古屋テレビ放送 技術戦略部 原 大智
4Kライブ&4Kライブストリーミング
24土 ダンスチャンネル ALL JAPAN SUPER KIDS DANCE CONTEST 2016 中部予選 25日 チアダンスショー&フラダンスショー&タヒチアンダンスショー& master works TOKAIステージ&ウルフィダンスステージ
光の広場プログラム
4Kライブについて
・会場の映像機器を全て4Kで運用 ‐3台のカメラでダンスを撮影し、ステージ奥に設置 した4Kビジョンに上映 ・「バラシ運用」による機動性の高いシステムを採用 ‐4Kライブは本格的中継車による運用が一般的
システム系統図
URSA mini
URSA mini
URSA mini
PMW-PZ1 4Kプレイヤ
ATEM Talkback Converter 4K
TeranexMini QuadSDI to 12G
スイッチャ内蔵 MediaPlayer(静止画)
ATEM 1M/E Production Studio 4K
ATEM 1M/E Broadcast Panel
Smart View 4K
12G→3G Quad-Link
Smart Scope DUO 4K
4Kmonitor
マルチ画面用
ステージモニタ
会場図 ベース
2
1CAM/3CAM(サイド)
1CAM
3CAM
URSA Mini 4.6K EF
CN-E EFレンズセット(85mm)
NDマットボックスLMB-25
Shoulder Kit
URSA Mini 4.6K EF
URSA Viewfinder
CN-E EFレンズセット(50mm)
NDマットボックスMB450-R2
Shoulder Kit
2CAM(センター)
URSA Mini 4.6K PL
PLズームレンズCN7×17
(17-120mm)
12G-SDI(80m) CANARE
ベース ATEM 1M/E Production Studio 4K
ATEM 1M/E Broadcast Panel
ATEM Talkback Converter 4K
Smart View 4K
Smart Scope Duo 4K
PMW-PZ1
各種コンバータ(Teranex Mini)
まとめ(4Kライブ)①
• 映像機器をすべて4Kドライブし大型画面でも解像感が落ちない4Kらしいクリアな映像に
• 4K信号はシングルリンクで伝送したため、ベースでの配線がすっきりした
• スイッチャーは使いやすく、メディアプレイヤーも役立った
まとめ(4Kライブ)②
• PCでカメラコントロールを行ったが、操作性が悪く調整が遅れた
• 12G同軸は固くカメラ接続用には不向きだった
• HD制作と比較し、同軸量が増えた
• 2日目(最高気温30.4度)は機器が熱により一部システム面で不安定な状況があった(電源再起動で復帰)
4Kライブストリーミング概要
• 4Kライブの映像と会場PAをライブ配信実験
• ライブエンコーダを用い、現地でエンコード。その映像をクラウドのウェブサーバにアップし、ハイブリッドキャスト対応4Kテレビで受信
主要構成
ライブエンコーダ:ELEMENTAL
プレイヤー:DashNX
テレビ:Panasonic TH-40DX600
クラウド:AWS-EC2
AWS
秋まつり 【光の広場】
エレメンタル ライブエンコーダ
ウェブ サーバー
【インターネット回線】 NTT西日本・フレッツ光隼 / ソニーBit-Drive
通信: 4K(2160p)
ハイブリッドキャストによる遷移
ハイブリッドキャスト 対応4Kテレビ
コンテンツ 受信 伝送
RF ジェネレータ
放送: HD(1080i)
12G→3G4本
※今回は、会場のHCTV1台限定で配信
設定用PC
テレビ: Panasonic TH-40DX600
Tektronix RTX100
放送波の変わりにRTX100でRFを作り、テレビで通信に切り替え
AWS
エンコーダパラメータ
映像 HEVC/H.265 3840×2160p 29.970fps 10.0Mbit/s ←※
DASH セグメント長:2sec~5sec セグメント形式:TimeLine形式 HTTP Push Dialect:WevDAV
MPD セグメントファイル
マニフェストファイル
HEVC エンコード
セグメント ファイル化
EC-2 t2.micro AWS
会場図
ベース
2
AWS
Delay約40秒
(社内の安定した環境だと約20秒)
まとめ(4Kライブストリーミング)
• 4Kライブストリーミング配信を2日間オープンなデモンストレーションとして実施できた
• 今後の改善点も多く見つかった
まとめ(4Kライブストリーミング)
改善点
・回線が不安定だったため、安定性の向上 案)マルチビットレート・無線LAN・クラウドの設定・ エンコーダパラメータのリアルタイムチューニングアップ
・会場でのディレイはリアルタイム感が得られなかった
・熱対策