クライアントインストールガイド...AUTOMATION ANYWHERE ENTERPRISE 11 LTS クライアント - インストールガイド製品バージョン 11.1.0.0 マニュアルバージョン

AUTOMATION ANYWHERE ENTERPRISE 11 LTS

クライアント - インストールガイド

製品バージョン 11.1.0.0

マニュアルバージョン 1.1

発行日 2018年6月13日

マニュアルの更新内容 Microsoft Windows 2016 Standardエディション

のサポート

この文書に含まれる内容は、Automation Anywhere Enterprise のバージョン 11.1用の英語版の文書から翻訳されています。

この文書はバージョン11.1をご利用の場合のみ参照してください。また、最新の更新情報、および11.1より後のリリースに関する情報は英語版の文書を参照してください。

バージョン11.1は、英語のオペレーティングシステム上でのみ検証が行われている点にご注意ください。

Copyright © 2018 Automation Anywhere, Inc. ページ1 https://support.automationanywhere.cm

目次 1 マニュアルの目的 ......................................................................................................................................................... 2

1.1 対象読者 ................................................................................................................................................................. 2

2 前提条件 ......................................................................................................................................................................... 3

2.1 オペレーティングシステム ................................................................................................................................. 3

2.2 ブラウザーサポート ............................................................................................................................................. 4

2.3 プラグイン ............................................................................................................................................................. 4

2.4 その他の要件 ......................................................................................................................................................... 4

2.5 地域の形式と設定（言語ロケール） ................................................................................................................. 5

2.6 クライアントとControl Room間で時間を同期する .......................................................................................... 7

3 インストール ................................................................................................................................................................. 8

3.1.1 プラグインをインストールする ............................................................................................................... 17

3.2 削除（アンインストール） ............................................................................................................................... 20

3.3 修復 ....................................................................................................................................................................... 21

3.4 サイレントインストール ................................................................................................................................... 21

3.4.1 応答ファイルを作成する ........................................................................................................................... 22

3.4.2 サイレントインストールを実行する ....................................................................................................... 22

3.4.3 特記事項 ....................................................................................................................................................... 22

3.4.4 ログファイルとエラーメッセージを表示する ....................................................................................... 22

3.4.5 Setup.logファイルを使用する ................................................................................................................... 23

3.4.6 Productname.txtファイルを使用する ....................................................................................................... 23

4 インストール後のタスク ........................................................................................................................................... 24

4.1 Automation Anywhereサービスが動作していることを確認する .................................................................. 24

4.2 Automation Anywhere Enterprise ClientからControl Roomにログインする.................................................... 24

4.3 Control Roomにログインする ............................................................................................................................ 25

4.4 Control Roomに再ログインする ........................................................................................................................ 25

5 よくあるご質問 ........................................................................................................................................................... 26

付録A：Automation AnywhereのWindowsサービス ........................................................................................................ 27

https://support.automationanywhere.cm/


1 マニュアルの目的

このマニュアルは製品バージョン11.1.0.0のAutomation Anywhere Enterprise 11 LTSを対象とし、Automation

Anywhere Enterprise Clientをインストールするための前提条件とステップごとの手順について説明します。

1.1 対象読者

このマニュアルは、システム管理者か、Automation Anywhere Enterprise Clientのインストールと設定を担当す

るユーザーを対象としています。



2 前提条件

このセクションは、お使いのシステムにAutomation Anywhere Enterprise Clientのインストールに必要なハード

ウェアとソフトウェアが搭載されているかどうか判断するのに役立ちます。Enterprise Clientをインストール

する前に、お使いの環境が以下のセクションで説明されている要件に対応していることを確認してくださ

い。

2.1 オペレーティングシステム

（32ビットと64ビットのOSバージョンがサポートされます。）

オペレーティングシステムエディション

Microsoft Windows Server 2016 Datacenter / Standard

Microsoft Windows 10* Pro / Enterprise

Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard

Microsoft Windows Server 2012 Standard

Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard

Microsoft Windows 8.1/ 8 Pro / Enterprise

Microsoft Windows 7 SP1 Professional

*いくつかの制限があります。Flex AutomationとWindows 10のアプリ上のトリガーはサポートされません。

プロセッサ速度：推奨- 3.5 GHZ+（4コア以上）

推奨RAM：8 GB以上

ハードディスク容量：インストールに300 MBのハードディスク空き容量

備考：

• Automation Anywhereのスクリプトは平均して約100～150 KBです。Automation Anywhereではオートメー

ションスクリプトの実行中にスクリーンショットやサーバーログ、監査ファイルなどの一時ファイルを

作成するため、オートメーションプロジェクトを開発するにはディスク空き容量が追加で必要になりま

す。

• 実際に必要な空き容量は、プロジェクトのサイズとともに増加するため、長期的なプロジェクトを実装

するには最低40～50 GBのディスク空き容量を用意することをお勧めします。

• 製品の使用率にもよりますが、インストール後の高度な設定へのアップグレードが必要な場合がありま

す。例えば、MetaBot Designerではログファイルの生成、ロジックの作成などで、後になってさらにディス

ク空き容量が必要になる場合があります。



2.2 ブラウザーサポート

ブラウザー Version（バージョン）

Internet Explorer 10、11

Chrome 49以降

Firefox 45、46、47

Edge -

備考：

1. EdgeブラウザーではMicrosoft Windows 10のみがサポートされます

2. MetaBotではChromeとEdgeを通じたオートメーションはサポートされません

2.3 プラグイン

プラグイン Version（バージョン）

Silverlight 5.1.x

Adobe Flex 24

Internet Explorer 11 11.0

Chrome 49以降

EDGE

MODI 12.0

TOCR 5.0

2.4 その他の要件

1. .NET Framework 4.6、4.6.1（Windows 8.1 、Window Server 2012 R2向け）

備考：.NET Framework 4.7アップデートもサポートされます。

2. 1024 x 768以上の高解像度モニター

3. マウスまたはその他のポインティングデバイス

4. テクノロジーサポート：

• Windows • OCR • HTML • .NET • WPF • Flex • Silverlight

• Java 1.6（JRE 6.0.450）以降のバージョン - デスクトップおよびWeb



2.5 地域の形式と設定（言語ロケール）

地域の形式と設定（言語ロケール）は、［コントロールパネル］→［地域］から確認・更新できます。

• 地域の形式を更新するには、［形式］タブを選択します。

a. 地域の形式として英語（米国）を選択することをお勧めします



• 言語ロケールを更新するには、［管理］→［システムロケールの変更...］を選択します。

a. 地域の設定として英語（米国）を選択することをお勧めします



2.6 クライアントとControl Room間で時間を同期する

クライアントとControl Roomの時間を同期させるには、使用しているネットワークでNetwork Time Protocol

（NTP）の設定を有効にします。

備考：ネットワークのNTP設定を変更する方法について詳しくは、システム管理者にお問い合わせください。



3 インストール

クライアントのセットアップを使用して、次のコンポーネントをインストールまたはアップグレードできます。

1. クライアント

2. .NET Framework v4.6（インストールされていない場合）

3. Visual Studio 2015のVisual C++再頒布可能パッケージ（インストールされていない場合）

4. Internet Explorer 11プラグイン（任意）

5. Chromeプラグイン（任意）

6. Javaプラグイン（任意）

7. Edgeプラグイン（任意）

重要：推奨事項は次のとおりです。

1. アプリケーションのインストール中にサービスとレジストリの一部でシステムのアップデートが行

われるため、管理モードでセットアップを実行してください。

2. クライアントのインストール時にオプションを選択する際、ユーザーにAutomation Anywhereファ

イル（C:\Program Dataに作成されるAutomation Anywhere Clientファイル、Automation Autologin、

Automation Schedules）の［Full Control］（フルコントロール）権限が付与されることを確認しま

す。

3. 権限は、C:\ProgramData →［プロパティ］→［セキュリティ］→［詳細設定］→［アクセス許可］

から提供できます。これによりエンドユーザーがProgram Dataフォルダーに格納されている、実行

時に使用されるアプリケーションファイルを編集できるようになります。詳しくは、

［Additional Configuration］（追加設定）で手順を参照してください。



備考：以前のバージョンのクライアントをインストールしている場合は、完全なアンインストールを実行して

ください。アンインストールは、［コントロールパネル］−［プログラムと機能］から行うことができます。

クライアントのインストールを開始するには、次の手順を実行します。

1. 管理者モードでクライアントのセットアップ（Automation_Anywhere_Enterprise_Client_11.0.0.exe）

を実行します。

• インストーラは最初に、Visual Studio 2015のVisual C++再頒布可能パッケージと.NET

Framework v4.6がインストールされているかどうかをチェックします。



a. Visual C++再頒布可能パッケージが見つからない場合、インストーラは最初にそのコンポ

ーネントをインストールするよう求めるメッセージを表示します。

b. ［Install］（インストール）をクリックします。



c. ウィザードは.NET Frameworkをチェックします。すでにインストールされている場合は、

［Welcome］（ようこそ）画面が表示されます。

d. そうでない場合は、［Prerequisite］（前提条件）画面が表示されます。

e. ［Download］（ダウンロード）リンクをクリックし、不足しているコンポーネントをイ

ンストールします。

警告：［Finish］（完了）をクリックすると、クライアントのインストールはキャンセル

されます。

f. .NET Frameworkがインストールされたら、［Prerequisite］（前提条件）画面で［Cancel］

（キャンセル）をクリックし、再度セットアップを実行します。



2. ［Welcome］（ようこそ）画面は、次のいずれかの場合に表示されます。

• 初めてセットアップを実行する場合

• ウィザードがVisual C++再頒布可能パッケージをインストールする場合

• .NET Frameworkをダウンロードしてインストールした後にセットアップを再実行する場合

3. ［Next］（次へ）をクリックします。

4. ［License Agreement］（使用許諾契約）の条項に同意します。




6. セットアップでファイルをインストールする宛先フォルダーを選択します。

備考：セットアップインストールのデフォルトの場所は、C ドライブです。

7. ［Next］（次へ）をクリックしてセットアップをデフォルトのフォルダーにインストールし、

［Next］（次へ）をクリックします。

ただし、別のフォルダーにセットアップをインストールする場合は、［Browse］（参照）をクリッ

クします。



備考：Automation Anywhere Enterpriseがすでに存在し、新しいバージョンにアップグレードする場合

は、既存のフォルダーへのセットアップファイルのインストールを選択できます。

8. ［OK］をクリックします

9. ［Ready to Install the Program］（プログラムのインストール準備完了）画面が表示されます。ここ

で、オートメーションに必要なプラグインをインストールできます。



• この画面では、AAE Clientのデスクトップアイコンを作成し、IE-11、Chrome、Java、Edgeの

各プラグインをインストールして、これらのテクノロジーおよびブラウザーを自動化でき

ます。デフォルトでは、［Create Desktop Icon］（デスクトップアイコンを作成）、［IE

11］、［Chrome］、［Edge］が選択されています。

ヒント：含めないオプションはオフにします（チェックを外す）。例えば、デスクトップ上にアプリ

ケーションのショートカットを作成しない場合は、［Create Desktop Icon］（デスクトップアイコンを

作成）をオフにします。

重要：Edgeプラグインをインストールするには、Edgeブラウザーの開いているインスタンスをすべて

終了する必要があります。

EdgeプラグインとJavaプラグインのインストール方法について詳しくは、「プラグインをインストール

する」のセクションを参照してください。

10. ボタンをクリックすると、［Additional Configuration］（追加設定）ページが開きま

す。ここでは、Control Room URLを設定し、ランタイムファイル用のフォルダーを選択できま

す。

• Control Room URL（任意）：このオプションを使用すると、AAE Clientの初回起動時のログイ

ンウィンドウにControl Room URLが自動入力されます。アップグレード時は、既存のURLが

表示されます。

備考：これらの設定が機能するためには、クライアントのクリーンインストールを行う必

要があります。



a. Folder for Runtime Files（ランタイムファイル用のフォルダー）：このオプションを使用す

ると、アプリケーションの実行時に使用されるフォルダーやファイルを格納するデフォル

トのフォルダーを選択できます。

初めてクライアントをインストールし、ランタイムフォルダーとファイルをProgram Data

に保存する場合は、これらはProgram Dataフォルダーに作成されます。

• ただし、クライアントをアップグレードする場合は、既存のフォルダーとファイルが

Public DocumentsからProgram Dataフォルダーにコピーされます。

重要：［Program Data］（プログラムデータ）を選択した後に［Public Documents］（パ

ブリックドキュメント）に戻すと、Automation Autologin、Automation Schedules、

Automation Anywhere ClientのファイルをPublic Documentsフォルダーに手動でコピーする

必要があります。

• 再インストール中に［Program Data］（プログラムデータ）を選択した場合は、デフォ

ルトで［Public Documents］（パブリックドキュメント）が選択されるため、再インス

トール時に［Program Data］（プログラムデータ）をもう一度選択してください。

11. ［Install］（インストール）をクリックします。



12. デフォルトで、アプリケーションが起動されます。クライアントを起動しない場合は、起動オプシ

ョンのチェックボックスをオフにします。［Finish］（完了）をクリックします。

重要：AAAutoLoginService、AAClientService、AAESchedulerServiceなどの依存関係サービスが実行され

ていない場合は、タスクマネージャの［サービス］タブから手動で開始する必要があります。

詳しくは、「付録A：Automation AnywhereのWindowsサービス」を参照してください。

3.1.1 プラグインをインストールする

3.1.1.1 Edgeプラグイン

Edgeプラグインは、クライアントのインストール中にオプションを選択すると自動的にインストールされ

ます。Edgeプラグインをインストールするには、Edgeブラウザーの開いているインスタンスをすべて終了する

必要があります。



ブラウザーを閉じずにプラグインをインストールしたためインストールできなかった場合、クライアントの

［Tools］（ツール）→［Options］（オプション）メニューの［Plugin Settings］（プラグイン設定）からプラ

グインをインストールすることもできます。

プラグインがインストールされたら、EdgeブラウザーでAA拡張機能を有効にしてください。



3.1.1.2 Javaプラグイン

クライアントのインストール中に［Java Plugin］（Javaプラグイン）オプションを選択すると、以下を確認し

た場合にのみインストールされます。

Javaプラグインは、クライアントの［Tools ］（ツール）−［Options］（オプション）−［Plugin Settings］（プラ

グイン設定）からインストール／再インストールすることも、コマンドラインからサイレントインストールす

ることもできます。詳しくは、「プラグイン設定を使用する」を参照してください。

備考：

a. JREバージョン6以降を使用している場合は、AAEで動的Javaアプリケーション（パッケージ化されたJREか

ら実行されるJavaアプリケーション）のオートメーションがサポートされているため、AAE Javaプラグイン

をインストールしなくてもJavaアプリケーションを自動化できます。

b. Adobe FlexデバッガとMicrosoft Silverlightがマシンにインストールされている場合は、Adobe Flexおよび

Microsoft SilverlightのAAEプラグインは自動的にインストールされます。


https://support.automationanywhere.com/hc/en-us/articles/230201228-Using-Plugin-Settings#Java_plugin


3.2 削除（アンインストール）

何らかの理由でクライアントをアンインストールする場合は、［コントロールパネル］−［プログラムと

機能］に移動します。［Automation Anywhere Enterprise Client］を選択し、［アンインストール］を選択しま

す。

または、セットアップウィザードを起動して［Remove］（削除）を選択してAutomation Anywhere Enterpriseを

削除することもできます。



3.3 修復

［Repair］（修復）オプションを使用して、初期セットアップの実行中にインストールされたすべてのプログ

ラム機能を再インストールします。

修復するには、以下の手順を実行します。

1. AAEセットアップウィザードを起動し、［Repair］（修復）オプションを選択します。


3.4 サイレントインストール

無人インストールとも呼ばれるサイレントインストールは、ユーザーの操作やメッセージの表示を必要とせ

ずに、バックグラウンドでインストールプロセス全体を実行します。

これを行うには、インストール応答ファイルを作成し、クライアントをインストールするマシンにそのファイ

ルを送信します。

インストール応答ファイルは、Setup.issという名前で作成されます。このファイルには、処理中に記録された

インストール／アンインストールの手順が含まれています。

詳しくは、「応答ファイルを作成する」を参照してください。



3.4.1 応答ファイルを作成する

応答ファイルを作成するには、次の手順を実行します。

1. AAEセットアップが格納されているディレクトリを指定します。例：

"D:\Setup_Files\Automation_Anywhere_Enterprise_Client_11.1.exe"

2. クライアント用の応答ファイルを作成する必要があります。Windowsコマンドプロンプトで、次の

ようにキーを入力します。

"D:\Setup_Files\Automation_Anywhere_Enterprise_Client_11.1.exe" /r

3. これにより、応答ファイル「Setup.iss」に実行中のインストール手順が記録されます。

ヒント：インストールが完了したら、クライアントをインストールするマシンに、セットアップフ

ァイルとともに応答ファイルを送信します。

備考：Setup.issファイルは、Windowsオペレーティングシステムの%SystemRoot%\windirディレクトリにデフォ

ルトで書き込まれます。

3.4.2 サイレントインストールを実行する

応答ファイルを使用してサイレントインストールを実行するには、コマンドラインモードまたはバッチスクリ

プトを使用してAAEインストーラを起動し、作成した応答ファイルを有効にします。

AAEをインストールする各システムで、コマンドラインプロンプトで次のコマンド構文を使用し、インストー

ラを起動します。

"D:\Setup_Files\Automation_Anywhere_Enterprise_Client_11.1.exe" /s "D:\Setup_Files\Setup.iss"

備考：上の例に示すように、指定するコマンドの前にスペースを入れておくことが重要です。

クライアントをアンインストールするには、コマンドラインプロンプトで次のようにキーを入力します。

"D:\Setup_Files\Automation_Anywhere_Enterprise_Client_11.1.exe" /s

3.4.3 特記事項

• setup.issとAAE Clientのセットアップexeを同じフォルダーに入れることをお勧めします。また、setup.issフ

ァイルの名前は変更しないでください。

• 32ビット版と64ビット版のオペレーティングシステム用に個別の応答ファイルを作成してください。

• サイレントインストールは、製品のインストールまたはアンインストールにのみ使用できます。インスト

ールの変更や修復には使用できません。

• /zオプションを使用して、データをInstallScriptシステム変数のCMDLINEに渡します

• スペースを含むソースファイルパスには引用符（" "）を使用します。

3.4.4 ログファイルとエラーメッセージを表示する

サイレントインストール中に以下の2つのログファイルが生成されます。

1. setup.log 2. productname.txt



3.4.5 Setup.logファイルを使用する

Setup.logファイルは、応答ファイルと同じディレクトリに作成されます。

/f2オプションを使用すると、ログファイルに別の場所とファイル名を指定できます。例えば：

“C:\Setup.exe” /s /f2 "C:\Setup.log"

説明つきの結果コードを以下の表に示します。

結果コード説明

0 成功

-1 一般的なエラー

-2 無効なモード

-3 setup.issファイルに必要なデータが見つからない

-4 十分なメモリがない

-5 ファイルが存在しない

-6 応答ファイルに書き込めない

-7 ログファイルに書き込めない

-8 Install shield Silent応答（.iss）ファイルへのパスが無効

-9 無効なリストタイプ（文字列または数字）

-10 データ型が無効

-11 セットアップ中の不明なエラー

-12 ダイアログボックスが機能していない

-51 指定したフォルダーを作成できない

-52 指定したファイルまたはフォルダーにアクセスできない

-53 無効なオプションが選択された

3.4.6 Productname.txtファイルを使用する

Productname.txtファイルは、次のいずれかのエラーが発生するとデスクトップに作成されます。

1. Microsoft .NET Frameworkのインストールに必要なMicrosoft.NET Frameworkが存在しない

2. サービスを開始できない

Control Roomとクライアントのインストールとアンインストールについて詳しくは、

support.automationanywhere.comにお問い合わせください。


https://support.automationanywhere.com/


4 インストール後のタスク

4.1 Automation Anywhereサービスが動作していることを確認する

次のサービスがインストールされていることと、Windowsサービスウィンドウでステータスが［実行中］に設

定されていることを確認します。これらのサービスについて詳しくは、「付録A：Automation Anywhereの

Windowsサービス」を参照してください。

• AAAutoLoginService • AAClientService • AAESchedulerService

4.2 Automation Anywhere Enterprise ClientからControl Roomにログインする

クライアントが適切にインストールされていることを確認するには、Automation Anywhere Enterprise Clientを

使用してControl Roomにログオンしてください。



4.3 Control Roomにログインする

1. クライアントユーザーとして、Enterprise Clientを起動します。

2. ログインスクリーンの［Control Room］フィールドに、Control Room URLを入力します。

例：Control Room URLがhttp://product:8080/controlroomの場合、ログインのControl Room

URLはhttp://product:8080/controlroomになります。

3. Control Roomのユーザー資格情報を入力します。

4. Control Roomを初めて起動する場合は、適切なControl RoomのURLを入力します。

ヒント：Automation Anywhere Enterprise Clientを使用してControl Roomに2回目にログオンすると、最

後のログインURLが表示されます。別のURLを使用してログインする場合は、そのURLを入力します。

4.4 Control Roomに再ログインする

1. 異なるユーザー資格情報を使用してControl Roomに再ログインするには、［Tools］（ツール）−

［Re-login］（再ログイン）をクリックします。

2. 表示される［Login］（ログイン）ダイアログにユーザー資格情報を入力します。

備考：ステータスバーにログインしたユーザー名とステータスが表示されます。

詳しくは、「AAE Control Roomに接続する」を参照してください。


https://support.automationanywhere.com/hc/en-us/articles/230199448


5 よくあるご質問

1. Automation Anywhere Enterprise ClientからControl Roomにログオンできず、次のメッセージが表示され

るのはどうしてですか？

Control Roomにログインできない場合、表示されたメッセージに基づいてトラブルシューティングを行

うことができます。考えられる理由は次のとおりです。

• 資格情報が無効 - 間違ったユーザー名またはパスワードを入力した可能性があります。

• 存在しないユーザー - 接続しようとしているControl Roomにクライアントが作成されていませ

ん。

• ライセンスされていないユーザー - 必要なライセンスが割り当てられていません。

• 未確認 - メールによる確認が保留中です（Control Roomでメール通知が有効になっている場合）

• 非アクティブなユーザー - Control Room管理者がクライアントを非アクティブにしました。

• ユーザーが別のマシンに登録されている - 異なるマシン（登録したマシンではない）からログ

インしようとしました。

• バージョンに互換性がない - クライアントと異なるバージョンのControl Roomに接続しようとし

ました。

ヒント：メジャーバージョンの不一致がある場合（いずれかのコンポーネントのバージョンが

他のバージョンより高い場合）、適切なバージョンにアップグレードする必要があります。

詳しくは、「クライアントのログインエラー」を参照してください。


https://support.automationanywhere.com/hc/en-us/articles/231697387-Client-Login-Errors


付録A：Automation AnywhereのWindowsサービス

Automation Anywhere Clientのインストール時に、次のWindowsサービスが実行中に設定されていることを確認

します。

サービス名説明

AAAutoLoginService Automation Anywhere Enterprise Clientの自動ログイン機能のサポートを提供

AAClientService Automation Anywhere Enterprise Clientのクライアントサービス機能のサポート

を提供

AAESchedulerService Automation Anywhere Enterprise Clientのスケジューリング機能のサポートを提

供


Documents

クライアント インストールガイド...AUTOMATION ANYWHERE ENTERPRISE 11 LTS クライアント - インストールガイド 製品バージョン 11.1.0.0 マニュアルバージョン

クライアントインストールガイド...AUTOMATION ANYWHERE ENTERPRISE 11 LTS クライアント - インストールガイド製品バージョン 11.1.0.0 マニュアルバージョン