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モバイル コンテンツ管理 VMware Workspace ONE UEM 2001

モバイル コンテンツ管理 - VMware Workspace ONE UEM 2001モバイル コンテンツ管理の概要 1 Workspace ONE UEM powered by AirWatch が提供する Mobile Content

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モバイル コンテンツ管理

VMware Workspace ONE UEM 2001

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最新の技術ドキュメントは、 VMware の Web サイト (https://docs.vmware.com/jp/) でご確認いただけます。 このドキュメ

ントに関するご意見およびご感想は、[email protected] までお送りください。

VMware, Inc.3401 Hillview Ave.Palo Alto, CA 94304www.vmware.com

ヴイエムウェア株式会社

105-0013 東京都港区浜松町 1-30-5浜松町スクエア 13Fwww.vmware.com/jp

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目次

1 モバイル コンテンツ管理の概要 5モバイル コンテンツ管理の要件 6

2 ファイル ストレージ 8コンテンツ管理エンタープライズ統合ソリューション 8

コンテンツのストレージ容量を設定する 9

ファイル拡張子の制限 9

3 企業ファイル サーバ 11企業ファイル サーバのコンテンツに対するエンドユーザー アクセスを有効にする 12

企業ファイル サーバのサポート 12

管理リポジトリを構成する 15

ベスト プラクティスを使用したリンクの構成 16

企業ファイル サーバとの同期をユーザーに許可する 16

リポジトリの詳細を構成する 17

キャッシュのパフォーマンス 19

4 Workspace ONE UEM 管理コンテンツ リポジトリ 20UEM 管理コンテンツのカテゴリ構造を構成する 21

UEM 管理リポジトリにコンテンツをアップロードする 21

Workspace ONE UEM 管理コンテンツの一括アップロード 22

Workspace ONE UEM 管理コンテンツのローカル ファイル ストレージ 23

Win32 アプリケーション用ファイル ストレージ 23

ファイル ストレージの要件 24

コンテンツにファイル ストレージを有効にする 25

5 VMware Workspace ONE Content 27VMware Workspace ONE Content を構成する 27

ドキュメント拡張子を設定する 29

認証タイプを無効にする 29

アプリケーションのホワイトリスト設定を無効にする 30

[サードパーティ製アプリでの開封を許可] を有効にする 30

ストレージへのアクセスを有効にする 30

Android SDK の既定の設定を使用したサードパーティ アプリからのストレージ アクセスの有効化 30

Android SDK のカスタム プロファイルを使用したサードパーティ アプリからのストレージ アクセスの有効化

31

サードパーティ製アプリからストレージへのアクセスを限定する (Android のみ) 31

プラットフォーム別の VMware Workspace ONE Content の機能 32

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QR コード スキャンでカスタム URL にアクセス(Android のみ) 36

プラットフォーム別のサポートされるファイル タイプ 37

6 Workspace ONE Smartfolio 39Smartfolio と Content の比較マトリックス 39

Workspace ONE Smartfolio 展開 40

Smartfolio を Workspace ONE UEM console に追加する 40

Smartfolio に割り当てを追加する 41

Smartfolio へのコンテンツ割り当て 42

7 アプリ スイート SDK 構成 43既定の SDK セキュリティを設定する 43

Workspace ONE Content でのインポートの制限(iOS のみ) 46

Workspace ONE Content での PDF 自動保存(iOS のみ) 48

Workspace ONE Content のプライバシー設定(iOS と Android のみ) 49

Workspace ONE Content の画面タイムアウトの制限(iOS のみ) 51

リポジトリの自動同期制御(Android のみ) 52

Content での Workspace ONE Send のサポート 53

Smartfolio の代理セットアップ コンテンツのサポート 54

Smartfolio の既定のタブの変更設定 55

SDK 認証の際に予測される動作 57

8 Workspace ONE UEM アプリケーションの展開 58Workspace ONE UEM アプリケーションの展開 58

VMware Workspace ONE Content のチュートリアルの概要 59

VMware Workspace ONE Content のチュートリアルを有効にする 60

9 Workspace ONE Console を使用したコンテンツ管理 61コンテンツ管理のメニュー オプション 61

モバイル コンテンツ管理ダッシュボード 62

コンテンツ管理 リスト表示 62

コンテンツ管理のオプション 63

コンテンツ管理の設定 64

モバイル コンテンツ管理

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モバイル コンテンツ管理の概要 1Workspace ONE UEM powered by AirWatch が提供する Mobile Content Management™ (MCM) ソリューシ

ョンは、いくつかの主要な操作を使用して、多様なデバイスにコンテンツを安全に展開するという企業の課題に対応

します。Workspace ONE UEM Console を使用して、リポジトリと呼ばれるファイル ストアを作成、同期、または

有効化します。構成が完了すると、このコンテンツは VMware Workspace ONE Content アプリによりエンドユー

ザーのデバイスに展開されます。

コンテンツ管理の仕組みを理解するには、次の概要を確認します。

1 [UEM 管理コンテンツ リポジトリ] – このリポジトリに保存されるファイルに対しては、適切なアクセス許可を

持つ Workspace ONE UEM 管理者が完全な制御権限を持ちます。

VMware, Inc. 5

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2 [企業ファイル サーバ] – 組織の内部ネットワーク内にある既存のリポジトリです。組織の構成によって、

Workspace ONE UEM 管理者が企業ファイル サーバに対するアクセス許可を持つ場合と持たない場合がありま

す。

3 [VMware Workspace ONE Content] – エンドユーザーのデバイスに展開され、構成されたパラメータのセット

の範囲内でコンテンツへのアクセスを有効にするアプリです。

この章には、次のトピックが含まれています。

n モバイル コンテンツ管理の要件

モバイル コンテンツ管理の要件

Mobile Content Management (MCM) は、柔軟に実装できる一連のサービスを提供しています。それぞれのサービ

スには独自の要件があります。MCM を構成する前に、導入する予定のサービスと、そのために必要な要件を確認し

てください。

コンポーネント 要件と説明

ソフトウェア要件とハードウェア要件

サポートするブラウザ Workspace ONE Unified Endpoint Management (UEM) コンソールでは、次の Web ブラウザの最新版の

安定したビルドをサポートします。

n Chrome

n Firefox

n Safari

n Internet Explorer 11

n Microsoft Edge

注: UEM Console へのアクセスに IE を使用している場合、[コントロール パネル] - [設定] - [インターネット

オプション] - [セキュリティ] の順に進み、[フォント ダウンロード] オプションを含むセキュリティ レベルまた

はカスタム セキュリティ レベルが [有効にする] に設定されていることを確認してください。

上記に挙げられたものより古いブラウザをご使用の場合は、UEM コンソールで利用可能なすべての特長や機能を

ご利用いただくために新しいブラウザへアップグレードしてください。上記のウェブ ブラウザに関しては、包括

的なプラットフォーム テストを実施し、動作確認を行っています。UEM コンソールは、これ以外のブラウザで

も動作することがありますが、不具合が生じる場合があります。

プラットフォーム要件 iOS 7.2 以降

Android 3.2 以降

Windows 7

Windows 8

Windows 10

Mavericks 10.9 以降

フレームワーク要件 .NET 4.0.3 以降

.NET 4.5 以降

Mono

Visual Studio 要件 Visual Studio 2010 v10.0.50903

Visual C++ 2008

その他 リンク共有 有効化

Microsoft Outlook 2007+ (32-bit または 64-bit)

モバイル コンテンツ管理

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コンポーネント 要件と説明

役割要件

管理者ロール [[コンテンツ]、[コンテンツ デバイス インストール]、および [コンテンツ デバイス削除] が既定で有効になって

いる役割を選択する。]

コンテンツ管理画面へのアクセスとコンテンツ配布を制御する権限を与えます。

ロール作成の詳細については、「[Roles and Added Resources Guide]」 を参照してください。

エンドユーザー ロール [コンテンツを管理]を[有効] [にし、] [フル アクセス] を与える

ロール作成の詳細については、「[Roles and Added Resources Guide]」 を参照してください。

リポジトリ要件

UEM 管理コンテンツ コンテンツをアップロードする前にカテゴリの構造を構成する

コンテンツが存在するカテゴリにはサブカテゴリを追加できません。

企業ファイル サーバのコンテンツ Content Gateway をインストールする

Content Gateway をインストールし、Workspace ONE UEM サーバ ドメインが企業ファイル サーバにアク

セスできない場合に接続を確立します。Workspace ONE UEM がサポートするリポジトリのうちどれが

Content Gateway を必要とするのか、どれが Content Gateway をサポートするのかについての詳細は、「企

業ファイル サーバのサポート」を参照してください。

インストール手順の詳細は、「[Content Gateway Installation Guide]」 を参照してください。

代替ファイル ストレージ要件

ローカル ファイル ストレージ 組織にとって適切なソリューションを判断する

利用できるオプションの詳細は、「Workspace ONE UEM 管理コンテンツのローカル ファイル ストレージ」 を参照してください。

オプションのセキュリティ コンポーネント要件

チュートリアル アプリと OS の最低要件を満たすこと

n iOS VMware Workspace ONE Content v2.4 以降

n iOS 7 以降のデバイス

アプリ要件

Workspace ONE Content

モバイル コンテンツ管理

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ファイル ストレージ 2エンドユーザーのデバイス上の VMware Workspace ONE Content アプリに展開できるさまざまなコンテンツ タイプを、Workspace ONE UEM Console の構成で使用できます。コンテンツ タイプは展開の場所には影響を与えま

せんが、バックエンド ストレージはコンテンツ タイプによって異なります。

各コンテンツ タイプで使用可能なストレージ オプションについて把握するには、次の表を確認します。各ストレー

ジ オプションの追加の構成とコンポーネントの要件について説明します。

構成 コンポーネント メモ

Workspace ONE UEM 管理コンテンツ

Workspace ONE UEM データベース X X

ローカル ファイル ストレージ √ √ グローバル レベルの組織グループで変更

オンプレミスのみ

企業ファイル サーバ

Workspace ONE UEM データベース X X 同期されたコンテンツは Workspace ONE UEM データベース上のメタデータの

み保存します

ネットワーク リポジトリ √ √/X 一部のリポジトリではコンテンツ ゲートウェイが必要です。必要かどうかは、リ

ポジトリ タイプにより異なります。

この章には、次のトピックが含まれています。

n コンテンツ管理エンタープライズ統合ソリューション

n コンテンツのストレージ容量を設定する

n ファイル拡張子の制限

コンテンツ管理エンタープライズ統合ソリューション

Workspace ONE UEM powered by AirWatch は、各種のエンタープライズ統合コンポーネントと連携して、モバ

イル デバイスのコンテンツのセキュリティを確保するという固有の課題に対応する、コンテンツ管理ソリューション

です。Content Gateway はそうしたコンポーネントの 1 つで、エンドユーザーがコンテンツに安全にアクセスでき

るようにします。

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Content GatewayContent Gateway と VMware Workspace ONE Content アプリの組み合わせにより、エンド ユーザーは内部リポ

ジトリのコンテンツに安全にアクセスできます。これは、ユーザーがコンテンツ リポジトリや内部ファイル共有から

直接、自身の文書や財務文書、会計帳簿などにリモートでアクセスできることを意味します。ファイルの追加または

更新が既存のコンテンツ リポジトリ内で行われると、その変更は即座に VMware Workspace ONE Content アプリ

に反映されます。また、ユーザーは、内部リポジトリに定義された既存のアクセス コントロール リストに基づいて、

承認されたファイルとフォルダに対してのみアクセスを許可されます。Content Gateway と VMware Workspace ONE Content アプリを使用することで、セキュリティを損なうことなく、企業コンテンツに対して比類のないレベ

ルのアクセスを提供することができます。

コンテンツのストレージ容量を設定する

ストレージ容量とは、管理コンテンツ用に 1 つの組織グループとそのサブグループに割り当てられた空き容量を指し

ます。

手順

1 カスタマー または グローバル レベルの組織グループから [グループと設定] - [すべての設定] - [管理者] - [スト

レージ] の順に進みます。

2 [タイプ] ドロップダウン メニューから [コンテンツ] を選択します。

3 [編集] アイコンを選択します。該当する項目を設定します。

設定 説明

組織グループ名 コンテンツ ストレージに制限を適用したいグループを選択します。

容量 Workspace ONE UEM データベースに保管するコンテンツに割り当てるストレージ容量の上

限を MB で設定します。SaaS のお客様に VMware Workspace ONE UEM によって提供さ

れる Workspace ONE Content の既定のストレージは、5 GB です。

許容される超過分 超過を許可する場合は、超過量を入力します。SaaS 展開ではこの値は構成できません。

最大ファイルサイズ アップロードできるファイルサイズの上限として、既定設定の 200 MB を使用します。推奨設

定を変更する場合、許容される上限は 2 GB です。

暗号化 AES - 256 暗号化をファイルレベルで適用し、コンテンツを暗号化します。暗号化を有効にす

ると、「ファイル暗号化移行」 スケジューラがトリガされ、暗号化されていないデータの検出と

移行を開始します。

4 [[保存]] を選択します。

ファイル拡張子の制限

企業ファイル サーバのコンテンツおよび管理コンテンツについてホワイトリストまたはブラックリストを作成して、

ファイル タイプのアクセス許可を指定します。この制限によって、拡張子に基づいてブロックされたファイル タイ

プが UEM console または Workspace ONE Content アプリに表示されなくなり、コンテンツ リポジトリへアップ

ロードされることを回避できます。

モバイル コンテンツ管理

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手順

1 [コンテンツ] - [設定] - [高度な設定] - [ファイル拡張子] の順に進みます。

2 [許可されたファイル拡張子] を次のいずれかに設定します。

設定 説明

ホワイトリスト 含めたいファイル拡張子を入力します。複数の拡張子は、改行、コンマ、またはスペースで区

切ります。

ブラックリスト 除外したいファイル拡張子を入力します。複数の拡張子は、改行、コンマ、またはスペースで

区切ります

すべて 任意のファイルタイプのアップロードとダウンロードを許可するにはこれを選択します。

3 [保存] を選択し、構成を適用します。

次のステップ

制限が適用されると、以下の応答が予想されます。

応答 誰が 何を どこで リポジトリ

エラー メッセー

管理者 制限されているファイルをコンテンツ リポジトリに手動で

追加する

コンソール UEM 管理対象

サイレント操作 管理者 制限されているファイルが格納されている企業ファイル サーバと同期する

コンソール 企業ファイル サーバ

サイレント操作 エンドユー

ザー

制限されているファイルが格納されている企業ファイル サーバと同期する

デバイス(Workspace ONE Content アプリ経由)

企業ファイル サーバ

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企業ファイル サーバ 3コンテンツ管理ソリューションでは、貴社の企業ファイル サーバ (CFS) との統合がサポートされます。企業ファイル

サーバは、企業の社内ネットワーク上にある既存のリポジトリを指します。

機能

企業ファイル サーバの統合では、以下のような機能がサポートされます。

n セキュアな統合

n 組織の内部ネットワークへのアクセスを防ぐ

n Content Gateway を使用した高度な統合オプション

セキュリティ

コンテンツ管理ソリューションには、以下のようなセキュリティ オプションがあります。

n データ転送時の SSL 暗号化

n Workspace ONE UEM 管理者のアクセス制御およびダウンロード権限

n コンテンツは組織のネットワークに保存

n Workspace ONE UEM データベースに格納されているメタデータのみです。保存されたメタデータの確認と管

理をサポート。

展開

組織の構成によって、Workspace ONE UEM 管理者が企業ファイル サーバ (CFS) に対する管理権限を持つ場合と持

たない場合があります。コンテンツ管理ソリューションが CFS と統合されると、VMware Workspace ONE Content を使用することにより、エンドユーザー デバイスでサーバのコンテンツを同期することができます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n 企業ファイル サーバのコンテンツに対するエンドユーザー アクセスを有効にする

n 企業ファイル サーバのサポート

n 管理リポジトリを構成する

n 企業ファイル サーバとの同期をユーザーに許可する

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n リポジトリの詳細を構成する

n キャッシュのパフォーマンス

企業ファイル サーバのコンテンツに対するエンドユーザー アクセス

を有効にする

管理リポジトリ、自動ユーザー追加リポジトリ、または手動ユーザー追加リポジトリを構成して、自社ネットワーク

の既存の企業ファイル サーバを Workspace ONE UEM と同期します。ここで設定可能な構成は、デバイスへのコン

テンツの同期を開始するトリガーに影響を与えます。

このマクロレベルの構成概要を使用して、企業ファイル サーバのコンテンツに対するエンドユーザーのアクセスを有

効にするプロセス全体を把握してください。

手順

1 UEM コンソールでリポジトリを構成します。

2 構成済みのコンテンツ ゲートウェイ インストーラをダウンロードします。

3 コンテンツ ゲートウェイ インストーラを実行します。

4 UEM コンソールと Content Gateway の間の接続を確認します。

5 複数のコンテンツ ゲートウェイ ノードに関する組織のニーズを評価します。

地理的な距離によって生じる遅延を懸念している世界規模の組織は、この機能を使用することが考えられます。

6 UEM コンソールで、管理リポジトリを構成するか企業ファイル サービス (CFS) と同期します。

管理リポジトリを構成する場合は、[接続のテスト] を選択して接続を確認します。

7 UEM Console で VMware Workspace ONE Content を構成します。

8 Workspace ONE UEM のアプリケーションを、デバイスに展開します。

企業ファイル サーバのサポート

Workspace ONE UEM では、さまざまな企業ファイル サーバとの統合をサポートします。サポートする同期方法と

Content Gateway コンポーネントの要件はリポジトリ タイプにより異なります。

利用できる同期方法

リポジトリ タイプごとの利用できる同期方法を確認してください。

n [管理] – このリポジトリは管理者が UEM コンソールで完全に構成して同期します。割り当てられた各ユーザー

には、ファイル リポジトリへの同じ静的リンクが送信されます。

n [自動] – このリポジトリは管理者が UEM Console で構成しますが、動的参照値を管理者が使用できます。リポ

ジトリの同期は、エンド ユーザーが各自のデバイスで行います。割り当てられた各ユーザーには、ファイル リポジトリへの一意または部分的に一意のリンクが送信されます。これは、ユーザーのホーム ディレクトリにリン

クする場合に便利なオプションです。

モバイル コンテンツ管理

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n [手動] – このリポジトリは UEM Console で構成されますが、リンクの静的な部分およびワイルドカード部分を

管理者が設定できます。各エンド ユーザーは、管理者が設定した形式に準拠するリポジトリ リンクを手動で追

加して、各自のデバイスでリポジトリを同期できます。

企業ファイル サーバ マトリックス

このマトリックスを使用し、それぞれのリポジトリ タイプがサポートする同期方法と Content Gateway 要件を確認

してください。

管理者 自動 手動

利用可能なリポジトリ

Box ✓ ✓ ✓

CMIS ✓ ✓ ✓

Google ドライブ ✓ – –

ネットワーク シェア ✓ ✓ ✓

OneDrive ✓ – –

OneDrive for Business ✓ – –

OneDrive for Business ADFS ✓ – –

OneDrive for Business OAuth ✓ – –

SharePoint ✓ ✓ ✓

SharePoint ADFS ✓ ✓ ✓

SharePoint O365 ✓ ✓ ✓

SharePoint O365 ADFS ✓ ✓ ✓

SharePoint O365 OAuth ✓ – –

SharePoint - パーソナル (個人用サイト) ✓ – –

SharePoint WebDAV ✓ – –

SharePoint Windows Auth ✓ ✓ ✓

WebDAV ✓ ✓ ✓

Content Gateway 経由のアクセス

Box – – –

CMIS ✓+ ✓+ ✓+

Google ドライブ – – –

ネットワーク シェア ✓+ ✓+ ✓+

OneDrive – – –

OneDrive for Business ✓ – –

OneDrive for Business ADFS ✓ – –

SharePoint ✓ ✓ ✓

SharePoint ADFS ✓ ✓ ✓

SharePoint O365 ✓ ✓ ✓

モバイル コンテンツ管理

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管理者 自動 手動

SharePoint O365 ADFS ✓ ✓ ✓

SharePoint - パーソナル (個人用サイト) ✓ – –

SharePoint WebDAV ✓ – –

SharePoint Windows Auth

(Content Gateway for Linux)

– – –

SharePoint Windows Auth

(Content Gateway for Windows)

✓ ✓ ✓

WebDAV ✓ ✓ ✓

ドキュメント拡張子

Box ✓ ✓ ✓

CMIS ✓ ✓ ✓

Google ドライブ ✓ – –

ネットワーク シェア ✓* ✓* ✓*

OneDrive ✓ – –

OneDrive for Business ✓ – –

OneDrive for Business ADFS ✓ – –

OneDrive for Business OAuth ✓ – –

SharePoint ✓** ✓** ✓**

SharePoint ADFS ✓** ✓** ✓**

SharePoint O365 ✓** ✓** ✓**

SharePoint O365 ADFS ✓** ✓** ✓**

SharePoint O365 OAuth ✓ – –

SharePoint - パーソナル (個人用サイト) ✓** – –

SharePoint WebDAV ✓** – –

SharePoint Windows Auth ✓** ✓** ✓**

WebDAV ✓* ✓* ✓*

[凡例:]

¥ = Linux サーバの VMware Content Gateway では SMB v2.0 と SMB v3.0 のみサポートされます。デフォルトでサポートされるバージョン

は、SMB v2.0 です。

✓+ = 必須

✓ = サポート対象

[–] = サポート対象外

✓* = サポート対象 (制限つき)。アクセス可能なファイルは、VMware Workspace ONE Content で以前開いた、リポジトリのファイルに限定さ

れます。

✓** = サポート対象 (制限つき)。アクセス可能なファイルは、Workspace ONE Content で以前ダウンロードしたファイルに限定されます。

モバイル コンテンツ管理

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管理リポジトリを構成する

自社ネットワークの既存の企業ファイル サーバを Workspace ONE UEM と同期するために、管理リポジトリを構成

します。同期後、エンドユーザーは自分のデバイスから企業ファイル サーバのコンテンツにアクセスできます。

手順

1 UEM Console で、[コンテンツ] - [リポジトリ] - [管理リポジトリ] の順に進みます。

2 [追加] を選択します。

3 表示される設定を構成します。

設定 説明

名前 コンテンツ ディレクトリのラベル名を入力します。

タイプ ドロップダウン メニューから企業ファイル サーバを選択します。

リンク ルート ドメインのみではなく、ディレクトリまでの完全パスを入力します。[例:] http://SharePoint/Corporate/Documents

一部のリポジトリ タイプでは、ウェブブラウザから直接 URL をコピーした場合、サーバにア

クセスできない場合があります。

組織グループ 企業ファイル サーバへのアクセス権限を選択したユーザーのグループに割り当てます。

認証タイプ 管理者が UEM コンソールから企業ファイル サーバに対して持つアクセス レベルを選択しま

す。

n [なし] – 管理者に対し、UEM コンソールから企業ファイル サーバのコンテンツを表示お

よびダウンロードすることを禁止します。

n [ユーザー] – UEM コンソール内でリポジトリのファイル構造を閲覧することを許可しま

す。表示される [ユーザー名] と [パスワード] のテキスト ボックスに資格情報を入力しま

す。

Content Gateway 経由のアクセス Workspace ONE UEM サーバのドメインが企業ファイル サーバにアクセスできない場合に

Content Gateway を使用します。

Content Gateway ドロップダウン メニューから、適切なコンテンツ ゲートウェイ ノードの一意の名前を選択し

ます。

継承を許可 メイン組織グループと同じアクセス権限をサブ組織グループが継承することを許可します。

書き込みを許可 書き込み許可は、デバイスから外部リポジトリのファイルのチェックイン/チェックアウト、フ

ァイルやフォルダの作成やアップロード、ドキュメントの編集を行うことをエンドユーザーに

許可します。

削除を許可する ネットワーク共有リポジトリのコンテンツのリモート削除を許可します。この機能により、エ

ンドユーザーは Workspace ONE Content を使用してネットワーク共有リポジトリからコン

テンツを完全に削除できます。

4 [接続のテスト] をクリックし、接続を検証します。

テスト結果が成功であれば、企業ファイル サーバの統合が正常に行われたことを意味します。

5 「セキュリティ」、「割り当て」、および 「展開」 タブの残りのテキスト ボックスに値を入力します。[保存] を選

択します。

モバイル コンテンツ管理

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ベスト プラクティスを使用したリンクの構成

正しいリンクを使用して Content Gateway が構成されていることを確認します。このルールは SharePoint 2013、

Office 365 とそれ以降のバージョンが対象です。URL の中には、アプリケーションやサービスからアクセスされるこ

とを想定していないため、ウェブブラウザからのみアクセス可能なものがあります。Content Gateway を構成する

際に、そのような 「ブラウザのみ」 の URL をリンクとして入力すると、接続は失敗します。

手順

1 URL をブラウザに入力します。

2 [PAGE] - [Edit Properties] - [View Properties] の順に進みます。

3 右クリックしてリンクアドレスをコピーします。

4 UEM コンソールで、[リンク] テキスト ボックスにアドレスを貼り付けます。

企業ファイル サーバとの同期をユーザーに許可する

エンドユーザーが各自のデバイスで同期に使用する自動テンプレートまたは手動テンプレートを構成することで、

Workspace ONE UEM を既存のコンテンツ リポジトリに統合します。同期後、エンド ユーザーは自分のデバイスか

ら企業ファイル サーバのコンテンツにアクセスできます。Content Gateway を企業ファイル サーバとともに使用

することで、エンド ユーザーは企業ファイル サーバへのコンテンツの追加、編集、およびアップロードを安全に行

うことができます。

自動テンプレートと手動テンプレートの構成方法は異なります。

手順

1 UEM コンソールの適切な画面に移動します。

企業ファイル サーバ タイプ 場所

自動テンプレート [コンテンツ] - [リポジトリ] - [テンプレート] - [自動]

手動テンプレート [コンテンツ] - [リポジトリ] - [テンプレート] - [手動]

2 [追加] を選択します。

3 表示されるテキスト ボックスに入力します。

管理リポジトリ、自動テンプレート、手動テンプレートによって表示されるテキスト ボックスは異なります。

設定 説明

名前 コンテンツ ディレクトリのラベル名を入力します。

ユーザー リポジトリ名 (自動テンプレートの

み)参照値を使用して、リポジトリに VMware Workspace ONE Content でのエンドユーザー名

を元にした名前を指定します。

タイプ ドロップダウン メニューから企業ファイル サーバを選択します。

リンク 一部のリポジトリ タイプでは、ウェブブラウザから直接 URL をコピーした場合、サーバにア

クセスできない場合があります。

モバイル コンテンツ管理

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設定 説明

リンク (自動テンプレートのみ) エンドユーザーが VMware Workspace ONE Content にアクセスする際に、参照値を使用し

てリポジトリを作成します。

[例:] https://sharepoint.acme.com/share/{加入ユーザー}

リンク (手動テンプレートのみ) * をドメインリンクのワイルドカードとして使用し、ディレクトリまでのパスを入力します。

[例:] http://*.sharepoint.com

既存の手動テンプレートに新しいリンクを追加することはできますが、既存のリンクを編集ま

たは削除することはできません。ブラックリストに登録されたリンクを新たに追加する場合は

注意してください。エラーがあってもリンクを編集または削除することはできません。リンク

を修正するには、テンプレート全体を削除する必要があります。

ブラックリストに登録されたリンク ファイル パスにワイルドカード文字 (*) の値を指定します。

ファイル パスの最初と最後にある * に指定された値により、ユーザーは手動テンプレートを使

用して手動リポジトリとサブ フォルダを作成できなくなります。

組織グループ 企業ファイル サーバへのアクセス権限をユーザーの特別なグループに割り当てます。

Content Gateway 経由のアクセス Workspace ONE UEM サーバのドメインが企業ファイル サーバにアクセスできない場合に

Content Gateway を使用します。

継承を許可 メイン組織グループと同じアクセス権限をサブ組織グループが継承することを許可します。

書き込みを許可 書き込み許可は、デバイスから外部リポジトリのファイルのチェックイン/チェックアウト、フ

ァイルやフォルダの作成やアップロード、ドキュメントの編集を行うことをエンドユーザーに

許可します。

4 「セキュリティ」、「割り当て」、および 「展開」 タブに入力し、[保存] をクリックします。

5 [手動テンプレート] を構成する際は、エンドユーザーに、セルフサービス ポータルに手動でリポジトリを追加

し、アクセスする方法を指示してください。

注: リポジトリが設定されている場合は、初めてリポジトリに移動するときに、ユーザーのサインイン資格情

報が自動的に使用されて認証されます。サインイン資格情報がリポジトリ認証と一致しない場合、または DEP または Web 登録が使用されている場合は、ユーザーはリポジトリに手動でサインインする必要があります。

DEP または Web 登録では、Workspace ONE アプリケーションに資格情報が入力されないため、認証を試行す

る既知の資格情報はありません。

リポジトリの詳細を構成する

セキュリティ、割り当て、展開の詳細を構成し、管理リポジトリと企業ファイル リポジトリのコンテンツを安全に保

護します。

モバイル コンテンツ管理

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手順

1 「セキュリティ」 タブで、テキスト ボックスに入力してエンドユーザーによる企業媒体外の機密書類の共有や移

動の方法をコントロールします。

[暗号化を強制] の設定は、Workspace ONE UEM Console バージョン 9.5 以降、削除されています。VMware Workspace ONE Content アプリは、その設定が使用可能かどうかにかかわらず、デフォルトですべてのファイ

ルを暗号化します。

設定 説明

ファイルの共有 セキュリティが最大の共有設定を無効にします。有効にすると、エンドユーザー間でコラボレ

ーションを行うことができます。

アクセス制御 エンドユーザーによるファイル閲覧の自由度を上げるためには、[オフライン状態での閲覧を許

可] に設定します。[オンラインの閲覧のみを許可] を構成すると、コンテンツにアクセスするす

べてのデバイスを確実に順守状態にします。Workspace ONE UEM は、オフラインのデバイ

スの順守状態は確認できません。

E メールでの開封を許可 E メールでのコンテンツ開封を許可します。

ユーザーは 10 MB より大きいファイルを開けません。ユーザーが 10 MB より大きいファイ

ルを開けるようにするには、そのようなファイルを UEM Console で編集して、このオプショ

ンを有効にする必要があります。ユーザー リポジトリ内のファイルは編集できません。

サードパーティ製アプリでの開封を許可 他のアプリケーションを使用してコンテンツを開封することを許可します。SDK プロファイ

ルで、承認アプリのリストを設定できます。このオプションを無効にすると、iOS VMware Workspace ONE Content から PDF ドキュメントを印刷するためのエンドユーザーの権限

も無効になります。

他のリポジトリへの保存を許可 エンドユーザーがファイルを個人コンテンツに保存することを許可する場合にこの設定を使用

します。

電子透かしを有効化 ファイルに電子透かしを入れる場合に選択します。

SDK プロファイルの中で電子透かし用のオーバーレイ テキストを構成します。

印刷を許可する エンドユーザーが AirPrint サーバを使用して iOS VMware Workspace ONE Content から

PDF 文書を印刷することを許可します。印刷後のコンテンツは Workspace ONE UEM 管理

者の制御範囲から外れることになります。印刷は [サードパーティ製アプリで開くことを許可

する] が有効になっている場合にのみサポートされます。

編集を許可 この設定は書き込みを有効にしたリポジトリのみに適用されます。

2 [割り当て] の設定を調整し、どのユーザーにコンテンツへのアクセスを与えるのかを構成します。

この機能で、部外秘または機密資料へのアクセスを承認された従業員のみに制限することができ、コンテンツ アクセスに階層構造を持たせることができます。

設定 説明

デバイス所有形態 デバイス所有形態を [任意]、[企業-専用]、[企業-共有]、[従業員所有]、[未定義] から選択しま

す。

組織グループ コンテンツを新しいグループに割り当てるには、テキスト ボックスに入力を開始します。

ユーザー グループ ディレクトリ サービスと統合している場合はグループを指定します。または、カスタム ユーザ

ー グループを指定することもできます。

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 18

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3 [展開 ]設定を使用し、エンドユーザーがコンテンツにいつどのようにアクセスできるのかを制御します。

設定 説明

転送方法 [任意] または [Wi-Fi のみ] をドロップダウン メニューから指定します。Wi-Fi のみに転送を

制限することにより、デバイスが Workspace ONE UEM にチェックインするように強制し

て、確実に順守状態にすることができます。

ローミング中のダウンロード ローミング中のコンテンツのダウンロードをエンドユーザーに許可する場合、有効にします。

ダウンロード タイプ コンテンツ展開の方法を以下の 2 つから選択します。

n コンテンツが使用可能になると、[自動的に]デバイスにインストールします。

n [オンデマンド] – エンドユーザーが希望した時に限り、デバイスにインストールされます。

ダウンロードの優先順位 エンドユーザーに各コンテンツのダウンロードの優先度が[普通]、[高]、[低]のいずれであるか

を通知します。

必須 VMware Workspace ONE Content で必須コンテンツとしてフラグする場合は、これを選択

します。デバイスの Workspace ONE UEM への順守状態を維持するには、エンドユーザーは

必須コンテンツをダウンロードし、確認する必要があります。

有効日 コンテンツの利用期間を構成する場合、有効期限を指定します。

有効期限 コンテンツの利用期間を構成する場合、有効期限を指定します。

4 [[保存]] を選択します。

キャッシュのパフォーマンス

企業リポジトリ全体をキャッシュすると、内部メモリの不足によって、デバイス サービス サーバでメモリ使用率が

急上昇することがあります。デバイス サービス サーバの負荷を解決するために、毎回キャッシュを無効にする必要

があります。

注: キャッシュを無効にするためのデータベース スクリプトは、Workspace ONE UEM 1904 バージョンから適

用できなくなりました。キャッシュを無効にするには、https://<host>/api/system/featureflag/

<FeatureFlagName>/<OG_GUID>/false という API で ContentCacheFeatureFlag を false に切り替えます。

ジャストインタイム キャッシュ方式が採用されたことで、ユーザーがアクセスしたフォルダおよびコンテンツ レコ

ードのみがキャッシュされるようになり、メモリ不足の問題が解消されました。不要なフォルダおよびコンテンツは

キャッシュから削除されます。

RepoId キャッシュ キーを使用してリポジトリ全体がキャッシュされるのではなく、folderId キャッシュ キーを使

用してフォルダが個別にキャッシュされます。

キャッシュがヒットしなかった場合、デバイス サービス サーバは現在のフォルダのメタデータのみをデータベース

からロードして、キャッシュに保存します。キャッシュがヒットした場合、デバイス サービス サーバはルート レベ

ルのフォルダ構造のみをキャッシュから読み取ります。

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 19

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Workspace ONE UEM 管理コンテンツ リポジトリ 4UEM 管理コンテンツのリポジトリとは、そこに保管されるファイルに対して、適切な権限を持つ管理者が完全な制

御権限を保持する場所のことです。VMware Workspace ONE Content アプリを使用すると、エンド ユーザーは、

リポジトリから追加されて [UEM 管理対象] というラベルが付いたコンテンツにアクセスできますが、そのコンテン

ツを編集することはできません。

機能

管理コンテンツ リポジトリには、以下のような機能があります。

n ファイルの手動アップロード

n 個別のファイルに対して構成および権限設定を行うオプション

n エンドユーザーのデバイスでアクセスされるコンテンツを制御する同期オプション

n 高度なファイル管理オプションのためのリスト表示

セキュリティ

リポジトリからエンドユーザーのデバイスに保存、同期されるコンテンツを保護するために、以下のようなセキュリ

ティ機能があります。

n SSL 暗号化による UEM console とエンドユーザー デバイス間を転送中のデータの保護。

n コンテンツへのアクセスを制御するためのセキュリティ PIN が設定された役割。

展開

UEM 管理リポジトリのコンテンツは、Workspace ONE UEM データベースに保存されます。このデータベースは、

展開モデルに応じて Workspace ONE UEM クラウドまたはオンプレミスに保存できます。詳細は、「UEM 管理コン

テンツのカテゴリ構造を構成する」 を参照してください。

この章には、次のトピックが含まれています。

n UEM 管理コンテンツのカテゴリ構造を構成する

n UEM 管理リポジトリにコンテンツをアップロードする

n Workspace ONE UEM 管理コンテンツの一括アップロード

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n Workspace ONE UEM 管理コンテンツのローカル ファイル ストレージ

UEM 管理コンテンツのカテゴリ構造を構成する

コンテンツ カテゴリは、UEM Console や Workspace ONE Content で UEM 管理リポジトリのコンテンツを整理

するのに役立ちます。UEM Console にコンテンツをアップロードする前に、UEM 管理コンテンツのカテゴリ構造を

構成します。

手順

1 [コンテンツ] - [カテゴリ] > [カテゴリの追加] の順に進みます。

2 表示される設定を構成し、[保存] をクリックします。

設定 説明

管理元 カテゴリを適用する組織グループを選択します。

名前 カテゴリに入るコンテンツにふさわしい、わかりやすい名前を付けます。

説明 カテゴリの簡単な説明を記入します。

3 必要に応じて、カテゴリ構造にサブカテゴリを追加します。

a [アクション メニュー] の [追加] ( ) を選択します。

b 表示される設定を構成し、[保存] をクリックします。

設定 説明

管理元 デフォルトで入力されるメイン カテゴリの組織グループを確認します。

名前 カテゴリに入るコンテンツにふさわしい、わかりやすい名前を付けます。

説明 サブカテゴリの簡単な説明を記入します。

UEM 管理リポジトリにコンテンツをアップロードする

UEM 管理コンテンツのリポジトリにファイルを追加するには、UEM Console でファイルを手動でアップロードして

構成します。このリポジトリは、既定ではコンテンツを Workspace ONE UEM データベースに保存し、VMware Workspace ONE Content アプリと同期することで、エンド ユーザーのデバイスにコンテンツを提供します。

手順

1 [コンテンツ] - [リスト表示] の順に進みます。

2 [コンテンツを追加] を選択し、[ファイルを選択] をクリックします。

3 ダイアログ ボックスからアップロードしたいファイルを選択します。

モバイル コンテンツ管理

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4 コンテンツ [情報] 設定を構成します。

設定 説明

名前 このテキスト ボックスに自動的に入力されるファイル名を確認します。

組織グループ このコンテンツが展開される組織グループを確認します。

ファイル このテキスト ボックスに入力されるファイルを確認します。

ストレージタイプ テキスト ボックスに「UEM 管理対象」と表示されていることを確認します。

バージョン UEM コンソールにこのコンテンツを初めて追加するので、バージョンは 1.0 と設定します。

UEM 管理リスト表示のアクション メニューから、新しいバージョンをアップロードできます。

説明 アップロードするファイルの説明を入力します。

重要度 コンテンツの重要度を [高]、[普通]、[低] と設定します。

カテゴリ 構成済みのカテゴリにコンテンツをマッピングします。

5 [詳細] 設定にコンテンツに関する補足的なメタデータを入力します。

設定 説明

作成者 ファイルの作成者の名前を入力します。

メモ ファイルに関するメモを入力します。

タイトル コンテンツのタイトルを入力します。

キーワード このファイルに該当するキーワードやトピックをリストアップします。

次のステップ

コンテンツを構成します。

Workspace ONE UEM 管理コンテンツの一括アップロード

専用 SaaS 環境またはオンプレミス展開上で強化されたネットワークを使用している場合で、さらに外部ファイル共

有をバイパスするには、バッチ インポート機能を使用します。

手順

1 [コンテンツ] > [バッチ状態] と進みます。

2 [バッチインポート] を選択します。

3 [バッチ名] および [バッチ説明] を入力します。

4 .csv テンプレート ファイルをダウンロードするには、情報アイコン ( ) を選択します。

5 アップロードするコンテンツのファイルパスとその他の情報を CSV ファイルに入力します。

6 [ファイルを選択] をクリックし、作成した .csv ファイルを選択します。

7 [開く] を選択し、.csv ファイルを選択します。

8 [保存] を選択し、情報の記入されたバッチファイルをアップロードします。

モバイル コンテンツ管理

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Workspace ONE UEM 管理コンテンツのローカル ファイル ストレー

ローカル ファイル ストレージは、Workspace ONE UEM データベースから管理対象のコンテンツを切り離し、

Workspace ONE UEM インスタンスへの接続を持つ専用のオンプレミスの場所に保存します。

管理コンテンツは、既定では Workspace ONE UEM データベースに保存されます。ただし、大量の管理コンテンツ

をアップロードすると、データベースのパフォーマンスに問題が生じる可能性があります。その場合、オンプレミス

でご利用のお客様であれば、統合されたローカル ファイル ストレージ ソリューションに管理コンテンツを移動する

ことで、データベースの領域を解放することができます。

Win32 アプリケーション用ファイル ストレージ

Workspace ONE UEM powered by AirWatch の一部の機能では、処理とダウンロードのために専用のファイル ストレージ サービスを使用できます。これにより、データベースへの全体的な負荷が減り、パフォーマンスが向上しま

す。手動でのファイル ストレージの構成はオンプレミスのお客様のみご利用いただけます。この機能は、SaaS 環境

のお客様の場合は自動的に構成されます。

これには、特定のレポート、社内アプリケーション展開、および Workspace ONE UEM の管理対象のコンテンツも

含まれます。これらの機能のいずれかでファイル ストレージを有効にすると、他の機能にも自動的に適用されます。

ファイル ストレージをセットアップすると、すべてのレポート、すべての内部アプリ、およびすべての管理コンテン

ツがそのストレージに保存されます。

Workspace ONE UEM レポート

コンソール バージョン 9.0.2 では、3 つの新しいレポートが追加されました。これらは既存のレポートと同じ外観で

すが、バックエンドのフレームワークが改訂されています。この新しいフレームワークでは、レポートがより高い信

頼性で生成され、ダウンロード時間が短縮されます。これらの利点を活かすためには、ファイル ストレージをセット

アップする必要があります。

モバイル コンテンツ管理

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内部アプリ

ファイル ストレージを有効にすると、UEM Console でアップロードするすべての内部アプリケーション パッケージ

は、ファイル ストレージの場所に保存されます。

ファイル ストレージは、Win32 アプリケーション(IPA、PAK、APPX、MSI、EXE など)および macOS アプリケ

ーション(DMG、PKG、MPKG など)を UEM console の [アプリとブック] エリアから展開するために必要です。

この機能は、ソフトウェア配布と呼ばれます。

Workspace ONE UEM 管理コンテンツ

管理コンテンツは、専用のファイル ストレージの場所に保存することで Workspace ONE UEM データベースから分

離することができます。大量の管理コンテンツをアップロードすると、データベースのパフォーマンスに問題が生じ

る可能性があります。その場合、オンプレミスでご利用のお客様であれば、統合されたローカル ファイル ストレー

ジ ソリューションに管理コンテンツを移動することで、データベースの領域を解放することができます。

ファイル ストレージの要件

管理コンテンツは、専用のファイル ストレージの場所に保存することで、Workspace ONE UEM データベースから

分離します。ファイル ストレージをセットアップするには、ファイル ストレージの場所とストレージ容量を決定し、

ネットワークの要件を設定し、権限借用アカウントを作成する必要があります。

重要: Windows 10 ソフトウェアの配布にはファイル ストレージが必要です。

内部ネットワークのサーバに共有フォルダを作成する

n ファイル ストレージは、内部ネットワーク上の他の Workspace ONE UEM アプリケーション サーバと別のサ

ーバにも同じサーバにも置くことができます。コンソール サーバやデバイス サービス サーバなどの、アクセス

が必要なコンポーネントからアクセスできることだけが必要条件です。

n デバイス サービス サーバ、コンソール サーバ、共有フォルダをホスティングするサーバが同一のドメイン内に

ない場合は、サービス アカウントの構成時に <ドメイン\ユーザー名> の形式でドメインを指定する必要があり

ます。認証の失敗を回避するために、ドメインの信頼を確立することもできます。

ネットワーク要件を構成する

n [Samba/SMB を使用している場合] – TCP:445、137、139。UDP:137、138

n [NFS を使用している場合] – TCP および UDP:111 および 2049。

十分なディスク容量を割り当てる

ストレージの具体的な要件は、ファイル ストレージをどのように使用する予定であるかによって異なります。ファイ

ル ストレージの場所には、使用する予定の内部アプリ、管理コンテンツ、またはレポートを保管できる十分な容量が

必要です。以下の考慮事項について検討してください。

n 内部アプリまたはコンテンツのキャッシュを有効にする場合のベスト プラクティスは、デバイス サービス サー

バのサイズを、公開する必要があるすべてのアプリ/コンテンツの累積サイズの 120% にすることです。

モバイル コンテンツ管理

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n レポートを保存する場合、ストレージ要件はデバイスの数、毎日のレポートの量、およびレポートを削除する頻

度に依存します。25 万台までのデバイスで毎日 200 件のレポートを実行する展開サイズの場合、開始時点で 50 GB 以上を割り当てるように計画する必要があります。これらの値は、貴社における展開を観察して得られる実

際の量に基づいて調整してください。キャッシュを有効にする場合は、このサイズ設定をコンソール サーバにも

適用します。

適切な権限を持つサービス アカウントを作成する

n 共有ストレージ ディレクトリのドメインにアカウントを作成します。

n このローカル ユーザーには、ファイル共有パスに使用されるファイル共有に対する読み取り、書き込み、変更の

権限を付与します。

n <ドメイン\ユーザー名> の形式でドメイン アカウントを指定して、Workspace ONE UEM でファイル ストレー

ジのなりすましユーザーを構成します。

n 共有ストレージ ディレクトリがドメイン上にない場合は、ファイル ストレージ、コンソール、およびデバイス

サービス サーバに使用されているサーバ上で、同一のローカル ユーザーとパスワードを作成します。この場合、

<ユーザー名> の形式でローカル ユーザー アカウントを指定します。

ローカル ユーザー アカウントの代わりにドメイン サービス アカウントを使用することもできます。

グローバル組織グループでファイル ストレージを構成する

UEM コンソールで、ファイル ストレージ設定をグローバル組織グループのレベルで構成します。

コンテンツにファイル ストレージを有効にする

管理対象のコンテンツを保存するファイル ストレージを構成します。

手順

1 「グローバル」組織グループ レベルで、[グループと設定] - [すべての設定] - [インストール] - [ファイルパス] の順

に進み、ページ下部までスクロールします。

2 [[ファイル ストレージ有効化]] スライダを選択し、設定を構成します。

ファイル ストレージを有効にすると、ファイルを格納する外部リポジトリを構成できます。無効に設定すると、

ファイルはデータベース内にバイナリ ラージ オブジェクトとして保存されます。

設定 説明

ファイル ストレージ パス 「\\{サーバ名}\{フォルダ名}」の形式で、ファイルを格納するパスを入力します。フォルダ名

は、サーバ上に作成する共有フォルダの名前です。

ファイル ストレージ キャッシュ有効化 有効にすると、ダウンロードするファイルのローカル コピーが、キャッシュ コピーとしてデバ

イス サービス サーバに保存されます。その後、同じファイルのダウンロードは、ファイル ストレージからではなくデバイス サービス サーバから取得されます。

キャッシュを有効にする場合は、サーバに必要な容量に対応できるか検討してください。

CDN と統合している場合、アプリおよびファイルは CDN プロバイダを通じて配信され、デバ

イス サービス サーバにローカル コピーは保存されません。詳細については、「[VMware Workspace ONE UEM CDN Integration Guide]」(https://resources.air-watch.com/view/8cr52j4hm6xfvt4v2wgg/en)を参照してください。

モバイル コンテンツ管理

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設定 説明

ファイルストレージのなりすまし有効化 適切な権限を付与されたサービス アカウントを追加するには、これを有効に設定します。

ファイル ストレージのなりすましユーザー名 共有ストレージ ディレクトリへの読み取り権限と書き込み権限を取得するために有効なサー

ビス アカウントのユーザー名を入力します。

パスワード 共有ストレージ ディレクトリへの読み取り権限と書き込み権限を取得するために有効なサー

ビス アカウントのパスワードを入力します。

3 [接続のテスト] ボタンを選択し、構成をテストします。

モバイル コンテンツ管理

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VMware Workspace ONE Content 5コンテンツ管理ソリューションで提供されている VMware Workspace ONE Content アプリを使用すると、エンド

ユーザーは管理コンテンツにアクセスすることができます。Workspace ONE Content アプリはエンドユーザーの

デバイスに展開され、管理コンテンツは構成されたパラメータに基づいて、このアプリからアクセスされます。

機能

n アプリ独自の動作を設定するコンテンツ設定。

n Workspace ONE UEM アプリ スイートの一部として構成する際に既定の SDK 設定を使用。

n UEM コンソールからコンテンツの展開を管理するためのコンテンツ管理ダッシュボードおよびリスト表示。

セキュリティ

n データを安全に転送するための SSL 暗号化。

n 展開されたコンテンツを保護する AES 256-ビット暗号化。

n iOS 対応の VMware Workspace ONE Content v2.2 以降では、NSFileProtectionComplete クラスを使用し

てコンテンツを保存。

この章には、次のトピックが含まれています。

n VMware Workspace ONE Content を構成する

n ドキュメント拡張子を設定する

n ストレージへのアクセスを有効にする

n プラットフォーム別の VMware Workspace ONE Content の機能

n プラットフォーム別のサポートされるファイル タイプ

VMware Workspace ONE Content を構成する

Workspace ONE Content アプリを使用して、エンドユーザーに企業コンテンツへのデバイスからのアクセスを提供

します。UEM コンソールで設定した構成によって、各自のデバイスから企業コンテンツにアクセスするエンドユー

ザーに与えられる自由度が決まります。

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手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] - [コンテンツ] - [アプリケーション] - [Content Locker] の順に進みます。

2 [設定とポリシー] 設定を構成します。

設定 説明

アプリケーション プロファイル このアプリケーションが使用するポリシーと設定を定義します。

Workspace ONE UEM 推奨設定を使用してアプリの動作を定義するには、[既定] を選択し、

推奨既定 SDK 設定を構成します。

あるいは、[カスタム] アプリケーション設定を選択し、既定の SDK 設定を上書きして、アプリ

独自の動作を構成します。

iOS プロファイル ドロップダウン リストからカスタマイズされた SDK プロファイルを選択します。

Android プロファイル ドロップダウン リストからカスタマイズされた SDK プロファイルを選択します。

レガシー設定とポリシーを使用 レガシー設定を有効にするのは、Workspace ONE UEM 担当者から指示された場合に限定し

てください。レガシー設定は共有 SDK プロファイル設定を使用しません。この設定を使用す

るのは例外的なケースに限られます。

既定の認証方法 アプリケーションの認証方法を選択します。

「サインイン状態を維持」 を有効化 エンドユーザーのサインイン状態を使用後も維持するには、これを有効化します。

試行失敗回数の上限 パスコード入力を試行できる回数を設定します。これを超えると、Workspace ONE Content のデータはデバイスからすべて消去されます。

認証の猶予期間 (分) Workspace ONE Content を閉じた後、資格情報を入力せずに開くことができる期間を分単

位で入力します。この時間が経過した後に Workspace ONE Content を開くには、資格情報

を入力する必要があります。

侵害状態デバイスをブロック 侵害状態のデバイスが Workspace ONE Content にアクセスできないようにするには、この

設定を有効にします。

オフラインのログイン順守を有効化 オフライン ログイン順守を許可するにはこれを有効にします。

オフライン ログイン回数の上限 オフライン ログインを許可する回数を入力します。これを超えるとオンライン接続する必要

があります。

3 [全般] 設定を構成します。

設定 説明

コンテンツを新規として表示する日数 Workspace ONE Content で、最近追加されたドキュメントが新規として表示される日数を

選択します。

Content Locker、Boxer、Browser からの加

入をブロック

Workspace ONE Content、VMware Workspace ONE Boxer、および VMware Workspace ONE Web からの加入を防止するには、この設定を有効にします。

Workspace ONE Content が VMware Workspace ONE SDK for iOS を Objective-C で使用する場合は、SDK 設定でシングル サインオンが正しく機能するために MDM 加入が必要

です。

リポジトリ名変更 表示される [ルートリポジトリ名] の欄にあるリポジトリ名を変更可能にします。

ルートリポジトリ名 使用したい新しいリポジトリ名を入力します。

ハイパーリンクを許可 この設定を有効にすると、エンドユーザーは、ドキュメント内のハイパーリンクを、表示され

る [インターネットリンクを開くアプリ] 欄でアプリを選択して開くことができます。

インターネットリンクを開くアプリ ハイパーリンクを開くアプリケーションを選択します。

モバイル コンテンツ管理

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設定 説明

ローカル ストレージ この設定を有効にすると、ユーザー コンテンツ用に代替ストレージを提供することができま

す。

アップロードを Wi-Fi のみに制限 Workspace ONE Content からのアップロードを Wi-Fi 接続時のみに制限するには、これを

有効に設定します。

4 アプリの [利用規約] 同意書を組み込みます。

5 特定プラットフォームの Workspace ONE Content アプリケーションに [通知] を割り当てます。

設定 説明

アプリ タイプ [システム] と [社内] のいずれかを選択します。

アプリケーション名 バンドル ID を入力します。

バンドル ID バンドル ID を入力します。

バッジカウント [必須]、[更新のみ]、または [なし] に設定します。

[必須]:バッジカウントは、ユーザーが Workspace ONE Content で開いていない必須ドキ

ュメントの数を表します。(Windows のみ)バッジ カウント は、必須ドキュメントのステー

タスをユーザーごとに複数のデバイスにわたって追跡します。複数のデバイスを所有するユー

ザーが必須ドキュメントを閲覧した場合、そのドキュメントは他のすべてのデバイスで既読と

なります。

[更新のみ] (ダウンロードされたコンテンツ): 「バッジカウント」 は、ダウンロード済みドキュメ

ントのうち、更新があるか新しいバージョンが利用可能なものの数を表します。

[なし]:バッジ カウントは、Workspace ONE Content で無効になります。

6 [[保存]] を選択します。

ドキュメント拡張子を設定する

ドキュメント拡張子により、エンド ユーザーは、サードパーティ製アプリケーション内から iOS デバイス上の

VMware Workspace ONE Content ファイルを扱えるようになります。この機能には、UEM コンソール内で特別な

構成が必要であり、特定のタイプの企業ファイル サーバに関して特別な考慮事項があります。

UEM Console で必要な構成を完了して、Workspace ONE Content v3.1 以降のデバイスでドキュメント拡張子機

能が表示されることを確認します。

n 認証タイプを無効にする

n アプリケーションのホワイトリスト設定を無効にする

n [サードパーティ製アプリでの開封を許可] を有効にする

認証タイプを無効にする

認証タイプが有効になっているアプリケーションでは、ドキュメントの拡張子を使用した Workspace ONE Content からのファイル アップロードが制限されます。ユーザーがサードパーティ アプリケーションにファイルをアップロ

ードできるようにするには、認証タイプを無効にする必要があります。

モバイル コンテンツ管理

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手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [セキュリティ ポリシー] の順に進みます。

2 [認証タイプ] ドロップダウン メニューから [無効] を選択します。

3 [[保存]] を選択します。

アプリケーションのホワイトリスト設定を無効にする

サードパーティ アプリケーションのドキュメントを Workspace ONE Content で開くことができるようにするに

は、アプリケーションのホワイトリスト設定を無効にする必要があります。

手順

1 [アプリ] - [設定とポリシー] - [セキュリティポリシー] の順に進みます。

2 [承認済みアプリのみにファイルの開封を許可] を [いいえ] に設定します。

3 [[保存]] を選択します。

[サードパーティ製アプリでの開封を許可] を有効にする

エンド ユーザーがサードパーティ アプリケーション内でエクスポート機能を使用するには、[サードパーティ製アプ

リで開くことを許可する] オプションを有効にする必要があります。

手順

1 [コンテンツ] - [リポジトリ] - [管理リポジトリ] の順に進みます。

2 エンドユーザー デバイスと同期する企業ファイル サーバの横にある [編集] アイコンをクリックします。

3 [セキュリティ] タブの [サードパーティ製アプリでの開封を許可] を選択し、[保存] を選択します。

ストレージへのアクセスを有効にする

Android デバイスの Workspace ONE Content でファイルとストレージへのアクセスが有効になっている場合に

のみ、エンド ユーザーは、サードパーティのアプリケーションからファイルとストレージにアクセスできます。

Android で Workspace ONE Content のストレージ アクセスを有効にするには、コンソールで必要な構成を完了し

ます。

n [サードパーティ製アプリでの開封を許可] を有効にする

n Android SDK の既定の設定を使用したサードパーティ アプリからのストレージ アクセスの有効化

n Android SDK のカスタム プロファイルを使用したサードパーティ アプリからのストレージ アクセスの有効化

Android SDK の既定の設定を使用したサードパーティ アプリからのストレージ アクセスの有効化

既定の SDK プロファイルに構成キーを追加し、サードパーティ アプリケーションからのコンテンツ ファイルとスト

レージへのアクセスを有効にします。

モバイル コンテンツ管理

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制限の詳細は、サードパーティ製アプリからストレージへのアクセスを限定する (Android のみ)を参照してくださ

い。

手順

1 [アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] - [カスタム設定] の順に進みます。

2 [カスタム設定を有効にする] を選択し、{"PolicyEnableFileProvider": "true"} を貼り付けます。

3 [[保存]] を選択します。

Android SDK のカスタム プロファイルを使用したサードパーティ アプリからのストレージ アクセスの有効化

カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加し、サードパーティ アプリケーションからのコンテンツ ファイルとス

トレージへのアクセスを有効にします。

制限の詳細は、サードパーティ製アプリからストレージへのアクセスを限定する (Android のみ)を参照してくださ

い。

Workspace ONE Content のカスタム SDK プロファイルを使用できます。

手順

1 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定] - [プロファイル] - [カスタム プロファイル] - [カス

タム設定ペイロード] の順に進みます。

2 カスタム プロファイルを追加するには、[アプリ] - [設定] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロフ

ァイル] - [Android] - [カスタム設定] - [カスタム設定ペイロード] の順に進みます。

3 {"PolicyEnableFileProvider": "true"} を貼り付けて、[保存] を選択します。

a カスタム設定が複数ある場合は、{ } で囲まれた既存のカスタム キーの後に PolicyEnableFileProvider キー

を付加します。

{ "CustomSetting Default": "true”, "PolicyEnableFileProvider": "true" }

サードパーティ製アプリからストレージへのアクセスを限定する (Android のみ)

n 「サードパーティ製アプリでの開封を許可」 のフラグは、サードパーティ製アプリへのアクセスを許可または拒否

するためのものです。「E メールを許可」 の許可フラグは、ファイルに対するものではありません。(アプリケーシ

ョン ID では) サードパーティ製アプリが E メール アプリかどうかを判定できないからです。

n サードパーティ製アプリからのコンテンツ ファイルおよびストレージへのアクセスを可能にする Android フレ

ームワークのサポートは、既定では無効になっています。これは、アプリのコンテナおよびそこで共有されてい

るデータを管理するためです。

n 既定ではサードパーティ製アプリで開く機能は無効になっているため、ローカル ストレージ ファイルにはアク

セスできません。

n Workspace ONE Content の認証が有効になっている場合、Workspace ONE Content のロックを解除して、

サードパーティ製アプリからアクセスできるようにする必要があります(メッセージが表示されます)。

モバイル コンテンツ管理

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n 管理者がアプリのホワイトリストを構成し、サードパーティ製アプリがホワイトリストに設定されていない場合、

Workspace ONE Content でファイルを開いたり作成したりすることはできません。

n 管理コンテンツについては、サードパーティ製アプリで閲覧する場合でもすべてのコンテンツを利用できます。

他のリポジトリでは、Workspace ONE Content で同期されているフォルダについてのみ(その階層のみ)コン

テンツを利用できます。

プラットフォーム別の VMware Workspace ONE Content の機能

以下のマトリックスは、アプリ ストアで提供されているプラットフォーム バージョンの VMware Workspace ONE Content を対象としています。

機能 iOS Android Windows 10

[セキュリティ]

認証

ベーシック ✓ ✓ ✓

AD/LDAP ✓ ✓ ✓

トークン ✓ ✓ ✓

第 2 要素のパスコード ✓ ✓ ✓

[暗号化]

転送中の SSL 暗号化 ✓ ✓ ✓

保管中の AES 256-ビット暗号化 ✓ ✓ ✓

インメモリの暗号化 ✓ ✓

FIPS 140-2 ✓ ✓ ✓

証明書のピン留め ✓

[IT ポリシー]

侵害状態検出 ✓ ✓ ✓

デバイス侵害状態時、自動的にオフライン失効 ✓ ✓

加入を必須にする ✓ ✓ ✓

ファイルの有効期限が切れると自動的にオフライン失効 ✓ ✓ ✓

オフライン ログイン回数の上限 ✓ ✓ ✓

ログイン失敗回数が上限に達した時点でコンテンツをワイプ ✓ ✓ ✓

必須コンテンツの削除を防止 ✓ ✓ ✓

[DLP ]

コピー/貼り付けを防止 ✓ ✓ ✓

印刷を有効化/無効化 ✓

サードパーティ製アプリによる開封を有効化/無効化 ✓ ✓ ✓

E メールでの共有を有効化/無効化 ✓ ✓

ドキュメントレベルの暗号化を有効化/無効化 ✓ ✓ ✓

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 32

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機能 iOS Android Windows 10

ドキュメントの電子透かしを有効化/無効化 ✓* ✓*

* 電子透かし機能を使用できるのは、管理リポジトリ、ユーザー リポジトリ、Workspace ONE UEM 管理コン

テンツに限られます。Workspace ONE Content 内に開いた E メール添付ファイルでは使用できません。

スクリーン キャプチャを有効化/無効化 ✓**

** Workspace ONE Content で、ユーザーがドキュメントやメディア コンテンツのスクリーンショットを作成

できるようにするには、[スクリーン キャプチャを有効化] を [はい] に設定する必要があります。これにより、

Vysor などのサードパーティ製アプリを使用した画面ミラーリングの機能も有効になります。[スクリーン キャ

プチャを有効化] が [いいえ] に設定されている場合、ユーザーは Workspace ONE Content のホーム画面とフォ

ルダのスクリーンショットのみを作成できます。画面ミラーリングも無効になります。

[データ収集]

コンテンツをインストール ✓ ✓ ✓

コンテンツを開く/閉じる ✓ ✓ ✓

コンテンツをアンインストール/削除 ✓ ✓ ✓

セッション状態 ✓ ✓ ✓

モバイル エクスペリエンス

[アクセス]

サインイン状態を維持 ✓ ✓ ✓

バックエンド資格情報 (Active Directory) で認証 ✓ ✓ ✓

Workspace ONE UEM シングル サインオンとの統合 ✓ ✓

ブローカ アプリとしてのハブでの Workspace ONE UEM シングル サインオン ✓ ✓

オフライン アクセスを許可 ✓ ✓ ✓

スタンドアロン MCM ✓ ✓ ✓

利用規約をカスタマイズ ✓ ✓ ✓

[コンテンツ表示]

特集コンテンツ (フォルダ、ファイル、カテゴリ) ✓ ✓ ✓

すべてのコンテンツ (すべて/インストール済み/アンインストール済み) ✓ ✓ ✓

最近のアクティビティ (最近更新され閲覧されたコンテンツ) ✓ ✓ ✓

新しいコンテンツ ✓ ✓ ✓

お気に入りコンテンツ ✓ ✓ ✓

タイルとコンテンツのリスト表示 ✓ ✓

画像と PDF の全画面モード ✓ ✓ ✓

必須コンテンツ表示 ✓ ✓

フォルダ/表示ですべての画像をスワイプして閲覧 ✓

すべての画像のグリッド表示 ✓

[ファイル管理]

コンテンツを並べ替える (アルファベット順、日付順、重要度順) ✓ ✓ ✓

コンテンツにフィルタを適用する (ファイルタイプ、ダウンロード状態) ✓ ✓ ✓

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 33

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機能 iOS Android Windows 10

オンデマンドのドキュメントを削除 ✓ ✓ ✓

新しいドキュメント/新しいバージョンをインポートしアップロードする ✓ ✓ ✓

WebDav、ネットワーク共有の双方向同期 ✓ ✓

Google Drive、One Drive の双方向同期 ✓ ✓

SharePoint へのチェックイン/チェックアウト ✓ ✓

SharePoint チェックイン時にファイルにコメントを追加 ✓

ユーザーにより作成されたコンテンツ - VMware Workspace ONE Content 内の写真または動画をキャプチャ

する

✓ ✓

ファイルまたはフォルダを追加/コピー/複数選択 ✓ ✓ ✓

ユーザーにより作成されたコンテンツ - 音声ファイルを追加 ✓

ユーザーにより作成されたコンテンツ - Office ファイルを追加 ✓ ✓

ユーザーにより作成されたコンテンツ - テキストファイルを追加 ✓ ✓

複数のドキュメントのダウンロードを同時にキューに登録 ✓ ✓ ✓

ダウンロードを管理 (一時停止/再開/キャンセル/順序の変更) ✓ ✓

アップロードを管理 (一時停止/再開/キャンセル/順序の変更) ✓

[ユーザビリティ]

ドキュメント内の文字列を検索 (PDF のみ) ✓ ✓ ✓

サムネイル ナビゲーション/スクラブ バー ✓ ✓

目次を表示 ✓ ✓ ✓

複数タブによるドキュメント表示 (ファイル タイプ制限の適用あり) ✓ ✓

ブックマークを追加 (PDF のみ) ✓ ✓ ✓

ブックマークを編集 ✓ ✓

夜間モード (PDF) ✓ ✓

プレゼンテーション モード (コンテンツのプレゼン用のネイティブ ポインター) ✓

PDF 内のリンクのサポート ✓ ✓ ✓

更新を表示 ✓ ✓ ✓

キーワードに基づくドキュメント検索 ✓ ✓ ✓

検索結果のハイライト表示 ✓ ✓ ✓

最後に行われた正常な同期を表示 (同期状態) ✓ ✓ ✓

[ユーザーによる管理コンテンツ(ローカル ストレージ)]

[ファイル管理]

ファイルの追加/削除 ✓ ✓ ✓

新しいバージョンを追加 ✓ ✓ ✓

ファイル/フォルダを移動 ✓ ✓ ✓

フォルダを追加/削除 ✓ ✓ ✓

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 34

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機能 iOS Android Windows 10

削除されたファイルをゴミ箱に移動 ✓ ✓ ✓

ドキュメントを VMware Workspace ONE Content で開封時に自動でアップロード ✓ ✓

[コラボレーション]

PDF へのコメントの追加と保存 ✓ ✓ ✓

Office ドキュメント (Word、Excel、PPT) の編集と保存 ✓ ✓

共有フォルダとファイルを閲覧する (共同所有者、編集者、閲覧者) ✓ ✓ ✓

各共有フォルダごとに共同作業者と役割を表示する ✓ ✓ ✓

ファイル バージョンにコメントを追加する ✓

ドキュメントごとにコメントと改訂履歴のアクティビティフィードを閲覧する ✓

下書きをローカルに保存する ✓

更新ドキュメントの利用可能時、ユーザーに通知 ✓ ✓ ✓

[カスタマイズと統合]

[外部ファイル リポジトリ統合]

SharePoint 2007 ✓ ✓ ✓

Share Point 2010 ✓ ✓ ✓

Share Point 2013 ✓ ✓ ✓

Share Point Online (Office 365) ✓ ✓ ✓

ネットワーク ファイル共有 ✓ ✓ ✓

WebDAV ✓ ✓

ファイル サーバ (HTTP) ✓ ✓

Google ドライブ ✓ ✓ ✓

OneDrive ✓ ✓ ✓

CMIS ✓ ✓

ユーザー追加リポジトリのサポート ✓ ✓ ✓

One Drive for Business ✓ ✓

Box ✓ ✓ ✓

[外部ファイル リポジトリ フォルダ操作]

E メールを使用して Google Drive フォルダの共有を許可 ✓

E メールを使用して OneDrive フォルダの共有を許可 ✓

フォルダをお気に入りとしてマークする ✓

削除権限がこれらのリポジトリに提供されていないため、Google Drive および OneDrive フォルダを削除でき

ません

[ローカリゼーション]

アラビア語 ✓ ✓ ✓

簡体字中国語 ✓ ✓ ✓

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 35

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機能 iOS Android Windows 10

繁体字中国語 ✓ ✓ ✓

チェコ語 ✓ ✓ ✓

デンマーク語 ✓ ✓ ✓

オランダ語 ✓ ✓ ✓

英語 ✓ ✓ ✓

フランス語 ✓ ✓ ✓

ヘブライ語 ✓ ✓ ✓

ドイツ語 ✓ ✓ ✓

イタリア語 ✓ ✓ ✓

日本語 ✓ ✓ ✓

韓国語 ✓ ✓ ✓

ポーランド語 ✓ ✓ ✓

ポルトガル語 - ブラジル ✓ ✓ ✓

ロシア語 ✓ ✓ ✓

スペイン語 ✓ ✓ ✓

スウェーデン語 ✓ ✓ ✓

トルコ語 ✓ ✓ ✓

[E メール添付ファイルと統合]

添付ファイルの閲覧を許可して、VMware Workspace ONE Content に保存 ✓ ✓ ✓

圧縮フォルダの添付ファイルの閲覧、解凍と VMware Workspace ONE Content への保存を許可 ✓ ✓ ✓

E メール添付ファイルの編集を許可 ✓ ✓

E メール添付ファイルの再共有を許可 ✓ ✓

コンテンツを複数選択し E メール添付ファイル (個別の添付ファイル) として送信 ✓

フォルダを選択し E メール添付ファイル (圧縮フォルダ) として送信 ✓

[VMware Browser 統合]

VMware Browser ダウンロードの閲覧と保存を許可 ✓ ✓

* 編集機能をサポートするファイルタイプ

QR コード スキャンでカスタム URL にアクセス(Android のみ)

カスタム URL を使用して、エンド ユーザーが Workspace ONE Content アプリケーションのファイルに直接アクセ

スできるようにします。スキャン時にカスタム URL を含む QR コードを使用すると、エンド ユーザーはファイルが

ダウンロードされていれば、そのファイルを検索または表示できます。

検索クエリまたは特定のコンテンツ ID のいずれかをカスタム URL として使用する必要があります。カスタム URL は、たとえば次のようなものです。

n awscl://search/?query=テキスト

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 36

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n awscl://search?query=テキスト

n awscl://search/?query=“テキスト”

n awscl://search?query=“テキスト”

n awscl://contentid={コンテンツ ID}

n awscl://contentid="{コンテンツ ID}"

検索クエリは指定されたテキスト文字列を検索し、特定のコンテンツ ID は指定されたドキュメントを直接開きます。

プラットフォーム別のサポートされるファイル タイプ

異なるプラットフォームで Workspace ONE Content アプリケーションがサポートするファイル タイプは、次の表

に一覧表示されています。

この表は、アプリ ストアで入手可能なバージョンの VMware Workspace ONE Content を対象としています。

サポートされているファイル タイプ iOS Android Windows 10

AD/Azure RMS ✓ ✓

Workspace ONE Content v3.5 以降

AAC (オーディオ/aac) ✓ ✓

ALAC (オーディオ/m4a) ✓ ✓

WAV (オーディオ/wav) ✓ ✓

MP3 (オーディオ/mpeg) ✓ ✓

MOV (ビデオ/quicktime) ✓ ✓

MP4 (ビデオ/mp4) ✓ ✓

M4B、M4R ✓

M4V ✓ ✓

CSV (.csv) ✓

表示のみ

表示のみ

表示のみ

ePub (.epub) ✓

iBooks

iWorks - Keynote (.key) アプリケーション/vnd.apple.keynote ✓

表示のみ

iWorks - Numbers (.numbers) アプリケーション/vnd.apple.numbers ✓

表示のみ

iWorks - Pages (.pages) アプリケーション/vnd.apple.pages ✓

表示のみ

MS Office - Excel (.xls/.xlsx) アプリケーション/vnd.ms-excel ✓

編集のみ

編集のみ

XLSM ✓ ✓

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 37

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サポートされているファイル タイプ iOS Android Windows 10

MS Office - PowerPoint (.ppt/.pptx) アプリケーション/vnd.ms-powerpoint ✓

編集のみ

編集のみ

PPTM ✓

MS Office - Word (.docx) アプリケーション/msword

.doc ファイルの編集はサポートされていません

編集のみ

編集のみ

DOCM ✓

MS Office - パスワード保護 (.docx、.pptx、.xlsx MS Office 2007 以降)

.doc ファイルの編集はサポートされていません

編集のみ

MS Office - ピボットテーブルを使用したドキュメント

ピボット テーブルを使用したドキュメントでは、編集はサポートされていません。

表示のみ

表示のみ

表示のみ

HTML (.html) テキスト/html ✓ ✓ ✓

PDF (.pdf) /アプリケーション/pdf ✓

編集のみ

編集のみ

リッチ テキスト形式 (.rtf) アプリケーション/rtf ✓

表示のみ

表示のみ

リッチ テキスト形式ディレクトリ (.rtfd) アプリケーション/octet-stream ✓

表示のみ

表示のみ

XML (.xml) アプリケーション/xml ✓ ✓ ✓

PNG (.png) 画像/png ✓ ✓ ✓

JPG (.jpg) 画像/jpeg ✓ ✓ ✓

TIF (.tif, .tiff) 画像/tif ✓ ✓ ✓

Bitmap (.bmp) 画像/bmp ✓ ✓ ✓

GIF (.gif) 画像/gif ✓ ✓ ✓

Zip (.zip) アプリケーション/zip ✓ ✓ ✓

パスワード保護 Zip ✓ ✓ ✓

RAR (.rar) アプリケーション/rar ✓

パスワード保護 RAR

GZIP (.gzip) アプリケーション/zip ✓

BZIP (.bzip) アプリケーション/zip

BZIP2 (.bzip2) アプリケーション/zip ✓

TAR (.tar) アプリケーション/zip ✓

TXT ✓ ✓ ✓

MSG ✓

* 編集機能をサポートするファイル タイプ

** 閲覧のみ、プレゼンテーション モードは利用不可

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 38

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Workspace ONE Smartfolio 6Smartfolio は、組織が企業コンテンツを簡単に管理および共有するのに役立つ、堅牢で安全なアプリです。一般的な

事業部門のユース ケースに対して、カスタマイズされたコンテンツ公開およびコンプライアンス エクスペリエンス

を提供します。

現在、Smartfolio は iOS デバイスでのみ利用できます。

機能

n 重要なファイルをリモートで管理および編成し、エンドユーザーに配信。

n エンドユーザーにドキュメントへのオフライン アクセスを提供。

n 関連性に基づいてドキュメントに優先順位を付ける。

n ドキュメント指向の規制要件を満たすために、ドキュメント レベルでセキュリティを管理。

n 組織の順守ポリシーの一部として、自動または手動ダウンロードのためにドキュメントを構成し、閲覧レシート

を収集。

n Workspace ONE UEM アプリ スイートの一部として構成する際に既定の SDK 設定を使用。

注: Workspace ONE Smartfolio アプリは、クラッシュ レポート、ログデータ、およびさまざまな分析目的で必

要なその他の情報などのデータを収集します。このデータは、VMware が製品の機能を向上させるのに役立ちます。

収集されたデータの VMware での取り扱いについては、https://www.vmware.com/help/privacy.html を参照し

てください。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Smartfolio と Content の比較マトリックス

n Workspace ONE Smartfolio 展開

n Smartfolio へのコンテンツ割り当て

Smartfolio と Content の比較マトリックス

Smartfolio でサポートされている機能を、Workspace ONE Content でサポートされている機能と比較して、マト

リックスに示します。ユース ケースにより適したアプリケーションを決定する際に、このマトリックスをお役立てく

ださい。

VMware, Inc. 39

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表 6-1.

Workspace ONE Content Workspace ONE Smart folio

アプリ プラットフォームのサポート iOS、Android、および Windows 10 をサポートしま

iOS のみをサポートします

リポジトリのサポート すべてのリポジトリ タイプをサポートします

(OneDrive、SharePoint、NFS)

UEM 管理コンテンツ リポジトリのみをサポー

トします

ファイル管理 ドキュメントを作成、表示、および編集できます ドキュメントの表示のみを行えます

PDF でのみコメントをサポートします

アプリ サイズ 約 200 MB のインストール サイズ インストール サイズが 100 MB 未満の軽量ア

プリ

アプリの目的 コンテンツの集約と従業員の生産性ワークフローを強

化します

管理者のコンテンツ公開エクスペリエンスを向

上させます

ユーザー エクスペリエンス より高度な機能を備えた、シンプルで理解しやすいユ

ーザー インターフェイス。

ユーザーは、ドキュメントの作成、表示、編集、およ

びその他の多数のアクションを行えます。

基本的な機能を備えた、シンプルで理解しやす

いユーザー インターフェイス。ユーザーは、ド

キュメントの表示およびコメント追加(PDF のみ)だけを行えます。

Workspace ONE Smartfolio 展開

Workspace UEM Mobile Application Management 機能を使用して、Smartfolio を管理対象アプリケーションと

して簡単に展開します。Smartfolio アプリケーションをエンドユーザー デバイスに展開するには、Workspace ONE UEM console でいくつかの手順を完了する必要があります。展開後、エンドユーザーは加入済みデバイスにアプリ

をダウンロードできます。

VMware Workspace ONE Intelligent Hub を介して加入されたエンドユーザーのデバイスは、デフォルトで MDM 管理対象になります。これらのデバイスは、スマート グループの管理対象外モードを有効にすることで、MDM 管理

なしで加入させることもできます。Smartfolio アプリへのアクセスは、管理対象モードまたは管理対象外モードのい

ずれかで加入されているデバイスで行えます。

パブリック アプリケーションの展開の詳細については、『Workspace ONE UEM Mobile Application Management』ドキュメントを参照してください。

デバイスの管理対象外モードの有効化については、『Workspace ONE Hub Services』ドキュメントの「Enable Unmanaged Enrollment for iOS Devices」を参照してください。

Smartfolio を Workspace ONE UEM console に追加する

SDK プロファイルを Smartfolio アプリに適用するには、まず Smartfolio アプリをパブリック アプリケーションと

して Workspace ONE UEM console に追加する必要があります。適用された SDK プロファイルによって追加機能

がアプリに提供されます。

手順

1 [アプリとブック] - [アプリケーション] - [ネイティブ] - [リスト表示] の順に進みます。

2 [パブリック] を選択し、[アプリケーションを追加] を選択します。

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 40

Page 41: モバイル コンテンツ管理 - VMware Workspace ONE UEM 2001モバイル コンテンツ管理の概要 1 Workspace ONE UEM powered by AirWatch が提供する Mobile Content

3 表示されるテキスト ボックスを構成し、[[次へ]] をクリックします。

設定 説明

管理元 アプリがアップロードされる組織グループを選択します。

プラットフォーム 適切なプラットフォームを選択します。現在、iOS デバイスのみがサポートされています。

ソース アプリ名または URL を使用して、App Store でアプリケーションを検索します。

名前 「Workspace ONE Smartfolio」と入力します。

4 [検索] 結果画面で Smartfolio アプリを見つけて選択します。

5 [[詳細]] タブの自動入力項目を確認します。

6 [利用規約] を指定します。これは、ユーザーが App Catalog から初めてアプリにアクセスしたときに表示され

ます。

7 [SDK] タブを選択し、Smartfolio アプリケーションに SDK プロファイルを割り当てます。

8 [保存して割り当て] を選択します。

次のステップ

Smartfolio アプリを割り当てて展開するには、Smartfolio に割り当てを追加するを参照してください。

Smartfolio に割り当てを追加する

Smartfolio アプリをエンドユーザーに展開するために、単一の割り当てグループまたは複数の割り当てグループを追

加できます。

前提条件

Smartfolio をパブリック アプリケーションとして Workspace ONE UEM console にアップロードする必要があり

ます。

手順

1 [アプリとブック] - [アプリケーション] - [ネイティブ] - [リスト表示] - [パブリック] の順に進みます。

2 Smartfolio アプリケーションのラジオ ボタンを選択し、[割り当て] を選択します。

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 41

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3 [割り当て] タブで、[割り当てを追加] を選択し、表示されるオプションを入力します。

設定 説明

割り当てグループを選択 割り当てを受け取る必要があるスマート グループ名を入力します。

アプリ配信方法 n 自動

加入時にアプリをデバイスに展開します。このオプションを選択すると、デバイスの加入

時に、Smartfolio アプリをデバイスにインストールするよう促すプロンプトがユーザー

に即座に表示されます。組織とそのモバイル ユーザーにとって最も重要なアプリには、こ

のオプションの選択をお勧めします。

n オンデマンド

App Catalog に Smartfolio アプリを展開します。Smartfolio アプリをインストールす

るか否か、およびそのタイミングはデバイス ユーザーが決定します。組織にとってそれほ

ど重要ではないアプリにこのオプションの選択をお勧めします。これは、ユーザーの希望

時にアプリをダウンロードすることができるので、帯域幅の節約と不必要なトラフィック

の制限につながります。

ポリシー アプリ ユーザーに適用する管理制御のレベルに基づいて、ポリシーを有効または無効にしま

す。

ポリシーを無効にすると、最小限の管理者管理を持ったアプリへのオープン アクセスがユーザ

ーに提供されます。ポリシーを有効にすると、デバイスの管理に基づいてアプリへのアクセス

がユーザーに提供されます。

4 [追加] を選択します。

5 [除外] タブで、割り当ての受け取りから除外する必要があるスマート グループを入力して追加します。

6 [保存して公開] を選択します。

割り当ての追加の詳細については、『Workspace ONE UEM Mobile Application Management』ドキュメン

トの「アプリケーションに割り当てと除外を追加する」を参照してください。

Smartfolio へのコンテンツ割り当て

UEM 管理リポジトリは、エンドユーザー デバイスの Smartfolio アプリに割り当てたいファイルを保存できる場所で

す。

ファイルを保存するには、まず Workspace ONE UEM console で UEM 管理コンテンツ用のカテゴリ構造を構成す

る必要があります。構成された構造に基づいて、Smartfolio アプリ内でファイルが体系化されて表示されます。

注: 1 つのカテゴリにサブカテゴリまたはファイルを割り当てることができます。サブカテゴリのあるカテゴリを

公開されたコンテンツに割り当てることはできません。

また、コンテンツの重要性に基づいてファイルの優先順位を付けることもできます。それらのファイルは関連性の順

に Smartfolio アプリに表示されます。

UEM 管理カテゴリ構造の構成とコンテンツの追加の詳細については、UEM 管理コンテンツのカテゴリ構造を構成す

るおよび UEM 管理リポジトリにコンテンツをアップロードするを参照してください。

モバイル コンテンツ管理

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アプリ スイート SDK 構成 7貴社のアプリケーションを構成し、アプリケーション プロファイルを作成する際、カスタムと既定のいずれかを選択

します。この操作はアプリケーション向け SDK プロファイルに適用され、展開される Workspace ONE UEM アプ

リケーションに機能を追加するためのものです。

貴社のアプリケーション構成をスムーズに行うために、以下を確認してください。

n カスタムと既定 SDK プロファイルの違いを理解する。

n 貴社のアプリケーションにカスタムと既定 SDK プロファイルのどちらがより適しているか判断する。

n SDK プロファイル タイプが適切に構成されているか確認する。

以下のチャートを使用して [既定] SDK プロファイルと [カスタム] SDK プロファイルのどちらが貴社のアプリケーシ

ョンにより適しているか判断し、資料を参照し構成を行います。

SDK プロファイルは、[既定] または [カスタム] SDK アプリケーション プロファイルという、2 つの異なるプロファ

イル タイプを使用して定義することができます。

既定 カスタム

実装 特定の組織グループ、またはそのサブグループに設定されたすべ

てのアプリケーション間で SDK プロファイル設定を共有しま

す。

特定 のアプリケーションに SDK プロファイル設定を適用し、既定設定

の SDK プロファイルをオーバーライドします。

利点 特定の組織グループ、またはそのサブグループのすべてのアプリ

に対する単一の構成ポイントを提供します。

特定のアプリケーションにきめ細かな制御を提供し、既定設定の SDK プロファイルをオーバーライドします。

構成 [グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [セキュリティ ポリシー]

[グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [プロ

ファイル]

詳細は

こちら

展開したアプリにどの既定 SDK プロファイルが最も適している

かについての説明は、このセクションを参照してください。

カスタム SDK プロファイル設定の詳細は、docs.vmware.com の「[VMware Workspace ONE UEM Mobile Application Management ガイド]」。

この章には、次のトピックが含まれています。

n 既定の SDK セキュリティを設定する

n SDK 認証の際に予測される動作

既定の SDK セキュリティを設定する

既定の SDK 設定は、Workspace ONE UEM アプリケーションとラッピングされたアプリケーションの全体に適用さ

れるため、一貫したユーザー エクスペリエンスを提供できます。構成済みの SDK 設定は、既定で Workspace ONE

VMware, Inc. 43

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UEM アプリケーションとラッピングされたアプリケーションすべてに適用されるため、Workspace ONE UEM とラ

ッピングされたアプリケーション スイート全体を念頭に置いて既定の SDK プロファイルを構成できます。

プラットフォームまたは Workspace ONE UEM アプリケーションすべてが、使用可能な既定の SDK プロファイル

設定すべてをサポートするわけではありません。構成済みの設定は、プラットフォームとアプリでサポートされてい

る場合にデバイス上でのみ機能します。このため、複数のプラットフォームを使用している環境では、デバイスによ

って、あるいはアプリケーションによって、有効にした設定の動作が異なる場合があります。SDK 設定マトリックス

では、利用可能な SDK プロファイル設定と、それが適用されるアプリとプラットフォームを一覧にまとめています。

前提条件

推奨事項は、以下のアプリを含むアプリ スイートに適用されます。

n VMware Workspace ONE Web

n VMware Workspace ONE Content

n 加入済みデバイス

n Workspace ONE UEM またはラッピングされたアプリ

n SDK の設定

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [セキュリティ ポリシー] の順に進みます。

2 [セキュリティ ポリシー] を構成します。

操作 説明 推奨設

認証タイプ

[パスコード] アプリを初めて起動すると、ユーザーが作成したパスコードを使用して認証を受けるよう求めるメッセージが表示されま

す。それ以降は、アプリのセッションがタイムアウトした後にのみ認証を受けるよう要求されます。SSO を有効にするか

無効にするかにより、確立されるアプリ セッションの数が決まります。

[ユーザー名

とパスワー

ド]

アプリを初めて起動すると、ユーザーに加入資格情報を再入力するよう求めるメッセージが表示されます。それ以降は、ア

プリのセッションがタイムアウトした後にのみ認証を受けるよう要求されます。SSO を有効にするか無効にするかによ

り、確立されるアプリ セッションの数が決まります。

[無効化] エンド ユーザーが資格情報を入力しなくてもアプリを開けるようにするにはこれを選択します。 √

SSO

[有効] すべての Workspace ONE UEM アプリとラッピングされたアプリ間に、単一のアプリ セッションを確立します。 √

[無効化] 個々のアプリベースでアプリ セッションを確立します。 –

オフライン

アクセス

[有効] エンド ユーザーが Wi-Fi に接続していなくても Workspace ONE UEM アプリとラッピングされたアプリを開いて使用で

きるようにします。Workspace ONE UEM アプリは、オフライン時はダウンロードできません。ダウンロードを正常に行

うためには、オンライン接続が必要です。「オフラインを許可する最大期間」 を構成し、オフライン アクセスが可能な時間

を制限します。

[無効化] デバイスがオフラインの場合、Workspace ONE UEM アプリとラッピングされたアプリへのアクセスをブロックします。 –

侵害対策

[有効] MDM 保護を上書きします。アプリレベルの侵害対策で、侵害状態にあるデバイスの加入をブロックし、侵害状態を報告さ

れたデバイスには企業情報ワイプを実行します。

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 44

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[無効化] 侵害デバイスからの保護対策として MDM 順守エンジンのみを使用します。 –

データ漏洩対

[有効] 設定にアクセスし、データ漏洩リスクを軽減する設定を構成します。 [√]

コピー/貼り付け情報を有効化

[はい] に設定すると、外部のアプリケーションから Workspace ONE UEM アプリケーションにコンテンツをコピーおよ

び貼り付けできます。

コピー/貼り付けを有効化

[はい] に設定すると、Workspace ONE UEM アプリケーションから外部のアプリケーションにコンテンツをコピーおよび

貼り付けできます。

コピーおよび貼り付け操作は、他の DLP 制限から独立しており、アプリのホワイトリスト設定は適用されません。

たとえば、コピーおよび貼り付け操作は、許可されている場合、任意の外部アプリでこの操作を実行でき、

ホワイトリスト アプリのみに制限されません。

印刷を有効にする

[はい] に設定すると、アプリケーションを使用してデバイスから印刷できるようになります。

カメラを有効にする

[はい] に設定すると、アプリケーションはデバイスのカメラにアクセスできるようになります。

E メール作成を有効にする

[はい] に設定すると、アプリケーションは E メール送信にネイティブの E メール クライアントを使用できるようになりま

す。

データバックアップを有効にする

[はい] に設定すると、ラッピングされたアプリケーションに iCloud のようなストレージ サービスとのデータ同期を許可し

ます。

ロケーションサービスを有効にする

[はい] に設定すると、ラッピングされたアプリケーションがデバイスの緯度と経度を取得できるようになります。

Bluetooth を有効にする

[はい] に設定すると、アプリケーションは Bluetooth 機能にアクセスできるようになります。

スクリーンショットを有効にする

[はい] に設定すると、アプリケーションはデバイスのスクリーンショット機能にアクセスできるようになります。

電子透かしを有効化

[はい] に設定すると、VMware Workspace ONE Content のファイルに電子透かしの文字列を表示します。「オーバーレ

イテキスト」 欄に表示させる文字列を入力するか、参照値を使用します。UEM コンソールから電子透かしのデザインは変

更できません。

承認済みアプリでのみファイルを開くように制限

オプションを入力しデバイス上でリソースの開封に使用するアプリケーションを制御します。(iOS のみ)Workspace ONE UEM の設定値を使用して、ユーザーがサードパーティ製アプリケーションから Workspace ONE Content にファ

イルをインポートしないように制限できます。詳細については、「[Configure Import Restriction in Workspace ONE Content]」のセクションを参照してください。

許可済みアプリケーション リスト

モバイル コンテンツ管理

VMware, Inc. 45

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ファイルの開封に使用できるアプリケーションを入力します。

[無効化] エンド ユーザーにすべてのデバイス機能へのアクセスを許可します。 –

3 [保存] を選択します。

4 [グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

5 [設定] を構成します。

ブランディン

有効 ブランディング設定が適用されるアプリ スイートの箇所に、指定された企業ロゴと企業カラーを適用します。 –

無効 アプリ スイート全体にわたって Workspace ONE UEM ブランドを維持します。 √

ログ収集

有効 ログ収集に関連する設定にアクセスし、構成します。 √

[ログ収集レベル]

ログ記録の頻度に関するオプションを選択します。

n [エラー] – エラーのみを記録します。エラーは、UID の参照失敗やサポートされない URL といったプロセスのエラーを表

示します。

n [警告] – エラーと警告を記録します。警告は、無効な応答コードや無効なトークン認証といった、プロセスに対し問題とな

る可能性のあるものを表示します。

n [情報] – 情報提供の目的のために大量のデータを記録します。情報ログ収集レベルには、警告とエラー メッセージのほか、

一般的なプロセスも表示されます。

n [デバッグ] – トラブルシューティング用にすべてのデータを記録します。一部の機能にはこのオプションが利用できない

場合があります。

Wi-Fi のみでログを送信

このオプションを選択するとローミング中のデータ転送を防ぎ、データ料金の超過を抑えることができます。

無効 ログを収集しないようにするには無効化します。 –

分析

有効 SDK スイートに含まれるアプリの有益な統計情報を収集し閲覧します。 √

無効 有益な統計情報を収集しないようにするには無効化します。 –

カスタム設定

有効 カスタム XML コードをアプリ スイートに適用します。 –

無効 カスタム XML コードをアプリ スイートに適用しない場合は無効化します。 √

6 [保存] を選択します。

Workspace ONE Content でのインポートの制限(iOS のみ)

UEM console で特定の構成キーを使用して、サードパーティ製アプリケーションから Workspace ONE Content へのコンテンツのインポートを制限または許可できます。これらの構成キーは、ネイティブ アプリケーションのホワイ

トリスト セットのみからコンテンツ インポートを許可します。

サードパーティ製アプリケーションから Workspace ONE Content へのコンテンツのインポートを制限または許可

するには、次の構成キーを使用します。

モバイル コンテンツ管理

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構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{"ContentImportRestriction"} ブーリアン 制限を有効にする場合は true、制

限を無効にする場合は false を指

定します。例:

{"ContentImportRestriction": true}

有効にすると、デバイス ユーザー

は、ネイティブ iOS アプリケーショ

ンを含む、ホワイトリストにないサ

ードパーティ製アプリケーション

から Workspace ONE Content にコンテンツをインポートできま

せん。

{"ContentImportAllowNativeApps"}

ブーリアン ネイティブ アプリケーションか

らのインポートを許可する場合は

true、ネイティブ アプリケーショ

ンからのインポートを許可しない

場合は false を指定します。例:

{"ContentImportAllowNativeApps": true}

許可すると、インポートの制限が有

効の場合に、デバイス ユーザーが、

ネイティブ アプリケーションから

コンテンツをインポートできます。

必要に応じて ContentImportRestriction および ContentImportAllowNativeApps 構成値を組み合わせて使用し

てインポートの制限を構成できます。すべてのネイティブ アプリからのコンテンツのインポートを許可する場合は、

ContentImportAllowNativeApps キーを有効にします。ContentImportAllowNativeApps キーはデフォルトで

有効になっており、iOS ネイティブ E メール、Files、Safari、AirDrop などのすべてのネイティブ アプリからのイン

ポートが可能です。有効の場合、デバイス ユーザーはホワイトリストにないアプリケーションの Web バージョンを

使用して(Safari を使用)ホワイトリストにないアプリのコンテンツを開いたり、Workspace ONE Content にイン

ポートしたりすることができます。

特定のアプリケーションのみを許可する場合は、ContentImportAllowNativeApps キーを無効にし、許可されたア

プリケーションをホワイトリストに追加します。

特定のネイティブ アプリからのコンテンツのインポートを制限する場合は、ContentImportAllowNativeApps キー

を無効にし、許可されたネイティブ アプリケーションをホワイトリストに追加します。

注: 構成キー値を有効にする前に、「データ漏洩防止」 設定で 「承認済みアプリでのみファイルを開くように制限」

オプションを有効にする必要があります。Safari と AirDrop は、関連付けられているバンドル ID がないためホワイ

トリストにすることはできません。

SDK のデフォルト設定を使用したインポートの制限の構成

既定の SDK プロファイルに構成キーを追加して、サードパーティ製アプリケーションのコンテンツを Workspace ONE Content にインポートしないように制限できます。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 [すべての設定] から、[アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

3 [[カスタム設定を有効にする]] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

ネイティブ アプリからのみインポートできるようにするには、{ "ContentImportRestriction": true,

"ContentImportAllowNativeApps": true}。

モバイル コンテンツ管理

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4 特定のアプリのリスト(ホワイトリスト)からのインポートを許可します。

a [設定とポリシー] - [セキュリティ ポリシー] の順に進みます。

b [許可済みのアプリ リスト] テキスト ボックスを選択し、コンテンツを Workspace ONE Content にインポ

ートすることをユーザーに許可するアプリケーションを一覧表示します。

5 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用したインポートの制限の構成

カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加して、サードパーティ製アプリケーションのコンテンツを Workspace ONE Content にインポートしないように制限できます。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

ネイティブ アプリからのみインポートできるようにするには、{ "ContentImportRestriction": true,

"ContentImportAllowNativeApps": true}。

5 [制限] セクションから、[指定したアプリのみでファイル開封を許可] を選択し、必要に応じて許可するアプリの

リストを追加します(ホワイトリスト)。

6 [[保存]] を選択します。

Workspace ONE Content での PDF 自動保存(iOS のみ)

Workspace ONE Content v4.13.2 から、デバイス ユーザーは、Workspace ONE Content アプリで「PDF の自動

保存を有効にする」設定を使用して、PDF の自動保存機能を有効または無効にできます。

既定では PDF の自動保存設定は無効です。PDF の自動保存機能では、Workspace ONE Content の自動保存時間

(秒)の設定を使用してそれぞれ 30 秒、60 秒、120 秒に設定できます。管理者は Workspace ONE UEM Console で、Workspace ONE UEM によって提供される構成キーを使用して Workspace ONE Content の PDF の自動保存

機能を強制的に有効にできます。構成キーを使用して有効にした場合、デバイス ユーザーは PDF の自動保存機能を

無効にできません。また Workspace ONE Content で PDF の自動保存を有効にする設定は使用できません。PDF の自動保存機能を有効にすると、自動保存の実行中に PDF ファイルに行った変更は保存されません。自動保存のす

べてのインスタンスの後に、PDF ドキュメントが再ロードされます。

Workspace ONE Content で PDF の自動保存機能を有効にするには、次の構成キーを使用します。

モバイル コンテンツ管理

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構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{ "ContentPDFAutoSaveEnabled" }

ブーリアン 有効にするには true を指定し、

デバイス ユーザーが有効または

無効にできるようにするには

false を指定します。

True に設定すると、PDF の自動保

存機能が有効になり、デバイス ユー

ザーが設定を無効にすることはで

きません。デバイス ユーザーは

Workspace ONE Content の

PDF の自動保存を有効にする設定

を使用できません。

SDK のデフォルト設定を使用した PDF の自動保存の構成

既定の SDK プロファイルに構成キーを追加して、ユーザーが PDF の自動保存機能を無効にすることを許可または制

限します。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 [すべての設定] から、[アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

3 [[カスタム設定を有効にする]] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

PDF の自動保存を有効にするには、{ "ContentPDFAutoSaveEnabled": true }。

4 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用した PDF の自動保存の構成

カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加して、ユーザーが Workspace ONE Content アプリで PDF の自動保

存機能を無効にすることを許可または制限します。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

PDF の自動保存を有効にするには、{ "ContentPDFAutoSaveEnabled": true }。

5 [[保存]] を選択します。

Workspace ONE Content のプライバシー設定(iOS と Android のみ)

UEM console で特定の構成キーを使用して、追加のプライバシー開示およびデータ収集プラクティスを実行できま

す。

Workspace ONE Content の最新バージョンにアップグレードしているまたは最新バージョンの使用を開始してい

るエンドユーザーには、アプリケーションの起動時に新しいプライバシー ダイアログ画面が表示されます。

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プライバシー ダイアログ画面には、ユーザーに次の情報が表示されます。

n [Data collected by the app] - アプリによって収集および処理されるデータのサマリが表示されます。このデ

ータの一部は、Workspace ONE UEM 管理コンソールの管理者に表示されます。

n [Device Permissions] - デバイスへのプッシュ通知などの製品機能を有効にするためにアプリに要求されたデ

バイス権限のサマリを示します。

n [Company's privacy policy] – デフォルトでは、詳細について雇用者に問い合わせるようにユーザーにメッセー

ジが表示されます。UEM Console では、プライバシー ポリシーの URL を構成できます。構成すると、ユーザ

ーはアプリから雇用者によるプライバシー ポリシーにアクセスできます。

次の構成キーを使用して、Workspace ONE Content のプライバシー通知とデータ共有設定を有効にします。

構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{ "DisplayPrivacyDialog" } 整数 無効にするには 0 を指定し、有効

にするには 1(既定値)を指定し

ます。

「1」(有効)に設定すると、収集さ

れるデータ、およびアプリが最適に

動作するためにデバイスで必要な

権限に関するプライバシー通知が

ユーザーに表示されます。

{ "PolicyAllowFeatureAnalytics" }

整数 無効にするには 0 を指定し、有効

にするには 1(既定値)を指定し

ます。

「1」(有効)に設定すると、VMware が製品の機能を向上させたり新し

い製品機能を考案したりするのに

役立てるため、匿名での機能利用状

況分析をオプトインするためのオ

プションについてユーザーに通知

を表示します。「0」に設定すると、

データ共有の通知は表示されず、ア

プリ エクスペリエンスを最適化す

るためのデータがデバイスから収

集されません。

{ "PolicyAllowCrashReporting" } ブーリアン 有効にするには true を指定し、

無効にするには false を指定しま

す。

True に設定すると、アプリのクラ

ッシュが VMware にレポートされ

ます。

{ "PrivacyPolicyLink" } String "https://www.url.com" ユーザーがプライバシー通知から

会社のプライバシー ポリシーを選

択したときにアクセスしてもらう

ポリシーの URL を指定します。

SDK のデフォルト設定を使用したプライバシー設定の構成

既定の SDK プロファイルに構成キーを追加して、プライバシーとデータ収集通知の表示を有効または無効にします。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 [すべての設定] から、[アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

3 [[カスタム設定を有効にする]] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

クラッシュ レポートを有効にするには、{"PolicyAllowCrashReporting": true}。

モバイル コンテンツ管理

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4 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用したプライバシー設定の構成

カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加して、プライバシーとデータ収集通知の表示を有効または無効にしま

す。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

5 [[保存]] を選択します。

Workspace ONE Content の画面タイムアウトの制限(iOS のみ)

特定の構成キーを Workspace ONE UEM console で使用して、デバイス ユーザーが Workspace ONE Content アプリで画面タイムアウトを無効にすることを制限できます。

構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{ "PolicyAllowScreenTimeoutToggle"}

ブーリアン 有効にするには true(既定値)を

指定し、無効にするには false を指定します。

true または false を指定して、

Content アプリのタイムアウト設

定を制御します。値を設定しない

場合、既定の設定が適用され、ユー

ザーは、タイムアウト設定を切り替

えることができます。false に設定

すると、ユーザーは、タイムアウト

設定の切り替えを許可されません。

SDK のデフォルト設定を使用した画面タイムアウトの無効化

既定の SDK プロファイルに構成キーを追加し、デバイス ユーザーが Workspace ONE Content アプリで画面タイ

ムアウトを無効にしないように制限します。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 [すべての設定] から、[アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

3 [[カスタム設定を有効にする]] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

画面タイムアウトを無効にします { "PolicyAllowScreenTimeoutToggle": false }。

4 [保存] を選択します。

モバイル コンテンツ管理

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カスタム SDK プロファイルを使用した画面タイムアウトの無効化

カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加し、デバイス ユーザーが Workspace ONE Content アプリで画面タ

イムアウトを無効にしないように制限します。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

画面タイムアウトを無効にします {"PolicyAllowScreenTimeoutToggle": false}。

5 [[保存]] を選択します。

リポジトリの自動同期制御(Android のみ)

管理対象コンテンツ リポジトリ以外のタイプのリポジトリの自動同期と認証チェックを制御するには、既定またはカ

スタム SDK プロファイルに構成キーを追加します。

構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{ "AutoSyncEnabled"} ブーリア

有効にするには true(既定値)

を指定し、無効にするには false を指定します。

false に設定すると、リポジトリの自動同期と認証チェックは、ユーザー

がリポジトリに移動したときにのみ実行されます。既定値が適用される

と、自動同期または手動同期が実行されたときに、同期と認証チェックが

行われます。

SDK のデフォルト設定を使用したリポジトリの自動同期の無効化

管理対象コンテンツまたは個人コンテンツ リポジトリ以外のタイプのリポジトリの自動同期と認証チェックを制御

するには、既定の SDK プロファイルに構成キーを追加します。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 [すべての設定] から、[アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

3 [[カスタム設定を有効にする]] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

自動同期を無効にします { "AutoSyncEnabled": false }。

4 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用したリポジトリの自動同期の無効化

管理対象コンテンツまたは個人コンテンツ リポジトリ以外のタイプのリポジトリの自動同期と認証チェックを制御

するには、カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加します。

モバイル コンテンツ管理

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手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [Android] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

画面タイムアウトを無効にします { "AutoSyncEnabled": false }。

5 [[保存]] を選択します。

Content での Workspace ONE Send のサポート

Workspace ONE Send を Workspace ONE Content と統合することで、Workspace ONE Content 内のファイル

を Workspace ONE Send を介してのみ開くように制限できます。Send アプリからファイルを開くように強制する

には、UEM Console に構成キーを追加します。

次の構成キーを使用して、Workspace ONE Send を介してファイルを開くように制限します。

表 7-1.

構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{ "PolicyAllowAIPFilesToOpenInOffice"

}

ブーリアン True = 有効

False = 無効

True に設定すると、Workspace ONE Send を介してファイルが開

きます。

SDK の既定の設定を使用して Send でファイルを開く

既定の SDK プロファイルに構成キーを追加して、Workspace ONE Send からのみファイルを開けるようにします。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 [すべての設定] から、[アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

3 [[カスタム設定を有効にする]] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

{ "PolicyAllowAIPFilesToOpenInOffice": true } を使用して、Send からファイルを開くようにする制限

を有効にします。

4 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用して Send でファイルを開く

カスタム SDK プロファイルに構成キーを追加して、Workspace ONE Send からのみファイルを開けるようにしま

す。

モバイル コンテンツ管理

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手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを貼り付けます。

{ "PolicyAllowAIPFilesToOpenInOffice": true } を使用して、Send からファイルを開くようにする制限

を有効にします。

5 [[保存]] を選択します。

Smartfolio の代理セットアップ コンテンツのサポート

マルチユーザー デバイスに代理セットアップされたコンテンツは、エンド ユーザーがデバイスをチェックアウトす

ると消去されます。この場合、ユーザーは次回のログイン時にコンテンツを再ダウンロードする必要があります。管

理コンテンツをエンド ユーザーのデバイスで利用可能にするには、コンテンツの代理セットアップ モードを有効に

する必要があります。代理セットアップ モードを有効にすると、エンド ユーザーがデバイスをチェックインまたは

チェックアウトした後も、代理セットアップされたコンテンツがエンド ユーザーのデバイスに保持されます。

デバイスをチェックアウトした新しいユーザーは、そのユーザーにコンテンツが割り当てられている場合にのみコン

テンツを使用できます。新しいユーザーにコンテンツが割り当てられていない場合は、コンテンツが消去されます。

コンテンツの代理セットアップ モードを有効にするには、Workspace ONE UEM console で次の構成キーを追加し

ます。

表 7-2.

構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{

"RetainContentBetweenCheckoutSessions": true

}

ブーリアン True = 有効

False(既定)= 無効

true に設定すると、ダウンロードさ

れたコンテンツは保持され、デバイ

スのチェックインおよびチェック

アウト セッション中に消去されま

せん。

false に設定すると、ダウンロード

されたコンテンツは消去され、デバ

イスのチェックインおよびチェッ

クアウト セッション中に保持され

ません。

既定の SDK 設定を使用して代理セットアップ コンテンツのサポートを有効にする

既定の SDK プロファイルで構成キーを追加して、Smartfolio アプリでダウンロードされる管理コンテンツに対する

代理セットアップ モードを有効にします。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

モバイル コンテンツ管理

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2 [カスタム設定を有効にする] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。

{

"CustomAppSettings": {

"com_vmware_folio": {

"SharedDeviceSettings": {

"RetainContentBetweenCheckoutSessions": true

},

}

}

}

3 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用して代理セットアップ コンテンツのサポートを有効にする

カスタム SDK プロファイルで構成キーを追加して、Smartfolio アプリの管理コンテンツに対する代理セットアップ

モードを有効にします。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。

{

"CustomAppSettings": {

"com_vmware_folio": {

"SharedDeviceSettings": {

"RetainContentBetweenCheckoutSessions": true

},

}

}

}

5 [[保存]] を選択します。

Smartfolio の既定のタブの変更設定

エンド ユーザーは、Smartfolio アプリにログインすると、最初に既定の [ホーム] タブが表示されます。ユーザーが

アプリ内で不要なナビゲーションを行わずに必要なコンテンツに簡単にアクセスできるように、ユーザーが最もよく

アクセスするタブを既定のランディング タブとして設定できます。Workspace ONE UEM console のカスタム設

定を使用することで、既定の [ホーム] タブを他の利用可能なタブに変更できます。

既定のタブを [ホーム] から他の利用可能なタブに変更するには、UEM console で次の構成キーを追加します。

モバイル コンテンツ管理

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表 7-3.

構成キー 値タイプ サポートされる値 説明

{DefaultBottomBarTab: 0} 整数 ホーム - 0

すべてのファイル - 1

最近 - 2

お気に入り - 3

ダウンロード - 4

Smartfolio アプリの既定のタブ

は、選択したサポート対象値に基づ

いて設定されます。

SDK の既定の設定を使用して既定のタブを変更する

既定の SDK プロファイルで構成キーを追加することで、Smartfolio アプリの既定のランディング タブを変更できま

す。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] - [アプリ] - [設定とポリシー] - [設定] の順に進みます。

2 [カスタム設定を有効にする] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。

{

“CustomAppSettings”: {

“com_vmware_folio”: {

“DefaultBottomBarTab”: 1

}

}

}

3 [[保存]] を選択します。

カスタム SDK プロファイルを使用して既定のタブを変更する

カスタム SDK プロファイルで構成キーを追加することで、Smartfolio アプリの既定のランディング タブを変更でき

ます。

手順

1 [グループと設定] - [すべての設定] の順に進みます。

2 既存のカスタム プロファイルがある場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [カスタム プロファ

イル] - [カスタム設定] の順に進みます。

3 カスタム プロファイルを追加する場合は、[アプリ] - [設定とポリシー] - [プロファイル] - [プロファイルを追加] - [SDK プロファイル] - [iOS] - [カスタム設定] の順に進みます。

4 カスタム設定から、[構成] を選択し、必要に応じて構成キーを入力します。

{

“CustomAppSettings”: {

“com_vmware_folio”: {

モバイル コンテンツ管理

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“DefaultBottomBarTab”: 1

}

}

}

5 [[保存]] を選択します。

SDK 認証の際に予測される動作

SSO を有効にするか無効にするかにより、確立されるセッション数が決まり、それによってエンドユーザーに表示さ

れる認証プロンプトの回数も影響を受けることになります。

認証タイプ SSO セッショ

認証情報 予測される動作

無効 有効 シングル 加入資格情

資格情報の入力をエンドユーザーに求めずにアプリを開く。

パスコード 有効 シングル パスコード 最初のアプリの初回起動時にプロンプトを表示し、シングル アプリ セッションを確立。セッショ

ンがタイムアウトした時点で次の認証プロンプトを表示。

ユーザー名

とパスワー

有効 シングル 加入資格情

最初のアプリの初回起動時にプロンプトを表示し、シングル アプリ セッションを確立。セッショ

ンがタイムアウトした時点で次の認証プロンプトを表示。

パスコード 無効 アプリベ

ース

パスコード アプリベースでプロンプトを表示し、アプリごとに個別のセッションを確立。アプリごとに一意

のパスコードを設定することも可能。アプリを新たに起動するか、個別のアプリのセッションが

タイムアウトした時点で次の認証プロンプトを表示。

ユーザー名

とパスワー

無効 アプリベ

ース

加入資格情

アプリベースでプロンプトを表示し、アプリごとに個別のセッションを確立。アプリを新たに起

動するか、個別のアプリのセッションがタイムアウトした時点で次の認証プロンプトを表示。

モバイル コンテンツ管理

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Workspace ONE UEM アプリケーションの展開 8Workspace ONE UEM アプリケーションをエンドユーザーに展開する方法や他のセキュリティ構成を、UEM コンソ

ールから制御します。展開後、エンドユーザーはこれらのアプリをダウンロードし使用できます。

[VMware Workspace ONE UEM Mobile Application Management (MAM) ガイド] では、パブリックアプリケー

ションを展開するプロセスの詳細を説明しています。VMware Workspace ONE Content アプリケーションは公式

アプリストアから入手できますが、貴社組織において Workspace ONE UEM MCM ソリューションを活用するには、

各デバイスに対しライセンス購入が必要となります。詳細については、http://www.air-watch.com/pricing を参照

するか、Workspace ONE のサポートまでお問い合わせください。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Workspace ONE UEM アプリケーションの展開

n VMware Workspace ONE Content のチュートリアルの概要

n VMware Workspace ONE Content のチュートリアルを有効にする

Workspace ONE UEM アプリケーションの展開

パブリック アプリとして展開するために Workspace ONE UEM アプリケーションを構成します。

展開ワークフローはシンプルで、Workspace ONE UEM アプリケーションをシームレスにエンドユーザーにプッシ

ュできます。

手順

1 [アプリとブック] - [アプリケーション] - [ネイティブ] - [パブリック] の順に進みます。

2 [アプリケーションを追加] をクリックします。

3 表示される画面のフィールドを構成します。

設定 説明

管理元 アプリケーションをアップロードする組織グループを表示します。

プラットフォーム 適切なプラットフォームを選択します。

名前 App Store でアプリを検索できるよう、フィールドにわかりやすい名前を入力します。

アプリストアを検索 App Store でアプリケーションを検索します。

オンプレミス展開で Google Play ストアを検索するには、Google アカウントと Workspace ONE UEM MDM 環境を統合する必要があります。

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4 [情報] タブの自動入力項目を確認します。

5 [割り当て] タブでスマートグループを追加します。

6 [展開] タブを使用して、エンドユーザーがアプリをどのように取得するかを決定します。

エンドユーザーは、App Store で推奨アプリを検索しダウンロードします。Workspace ONE UEM で推奨した

り、デバイスに自動的にプッシュしたりすることにより、検索と展開を簡素化できます。

7 必要に応じて [利用規約] を割り当てます。

8 [保存して公開] をクリックします。

VMware Workspace ONE Content のチュートリアルの概要

チュートリアルでは、エンドユーザーに各自のデバイス上の VMware Workspace ONE Content へのフル アクセス

を与える前に、トレーニング資料やビデオの閲覧を義務付けることができます。

シングル アプリ モード

チュートリアルの機能を最大限に活用するために、必須コンテンツを構成し、エンドユーザーのデバイスにシングル

アプリ モード プロファイルをプッシュします。チュートリアルが終了したあと、プロファイルを削除してエンドユ

ーザーにデバイス機能へのフルアクセスを与えます。

シングル アプリ モードを使用せずにチュートリアルを構成することもできます。これは、エンドユーザーにとって

柔軟性の高い方法です。この方法では、エンドユーザーは、必須コンテンツを閲覧するまでは Workspace ONE Content にアクセスできませんが、デバイスは使用できます。

シングル アプリ モードあり シングル アプリ モードなし

VMware Workspace ONE Content

必須コンテンツ表示にロックされます。 必須コンテンツ表示にロックされます。

他のデバイス アプリ アクセスできません。デバイスは必須コンテンツ表示にロ

ックされます。

アクセスできます。エンドユーザーはデバイスを使用で

きます。

ユーザー エクスペリエンス

コンテンツを強制的に閲覧させる前に、エンドユーザーのエクスペリエンスへの影響について、以下のような点を考

慮に入れてください。たとえば、出張中の社員のデバイスに必須コンテンツをプッシュすると、ユーザーの混乱を招

き、ヘルプデスクへのサポート依頼が増える可能性があります。一般に、チュートリアルのような、ガイドの必要な

シナリオにおいては、エンドユーザーが混乱しないように、デバイスで行う操作を限定して適切な指示を与える必要

があります。

また、Workspace ONE Content をシングル アプリ モードで展開することによるインパクトも考慮していただく必

要があります。デバイス機能が、Workspace ONE Content という 1 つのアプリに制限されるため、ユーザーが混

乱することは容易に予想されます。設定した時刻にシングル アプリ モードの制限を削除することを計画している場

合は、エンドユーザーが他のアプリにアクセスしないことを確認します。また、エンドユーザーが自分のデバイスの

制限中にデバイス上でタスクに関連した作業を実行することを確認します。

モバイル コンテンツ管理

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VMware Workspace ONE Content のチュートリアルを有効にする

チュートリアルは、Workspace ONE Content を展開する際の 1 つのオプションです。ユーザーがチュートリアル

用の必須コンテンツを完了するまで、このアプリの表示は必須コンテンツにロックされます。

手順

1 アプリと OS の最低要件を満たすことを確認します。

2 加入フローを決定/構成します。

3 [コンテンツ] - [設定] - [高度な設定] - [チュートリアル] の順に進みます。

4 [チュートリアル] を [有効] にし、表示される設定を構成します。

設定 説明

管理用ロック解除パスコード 監視対象モードを管理者権限で上書きするにはこのコードを設定します。

開始メッセージ デバイスの使用開始前に必須コンテンツを閲覧する必要があることをエンドユーザーに伝える

メッセージを入力します。

終了メッセージ 必須コンテンツの閲覧がすべて終了し、デバイス使用を開始できることをエンドユーザーに伝

えるメッセージを入力します。

5 [[保存]] を選択します。

モバイル コンテンツ管理

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Workspace ONE Console を使用したコンテンツ管理 9コンテンツ管理ソリューションには、保存、同期、展開するコンテンツを Workspace ONE UEM コンソールから管

理するための複数のオプションがあります。

機能

コンテンツ管理ソリューションには、コンテンツを管理するために以下のような機能があります。

n ユーザーおよび管理コンテンツの概要を素早く確認できるコンテンツ管理ダッシュボード

n コンテンツの表示と管理を行うリスト表示

n コンテンツのタイプごとにリポジトリ、ストレージ、展開、管理の各オプションを構成するためのコンテンツ設

定メニュー

コンテンツ管理のオプションや、UEM コンソールから展開されたコンテンツを管理するために利用できるさまざま

な設定についての詳細は、「モバイル コンテンツ管理ダッシュボード」 および 「コンテンツ管理の設定」 を参照してく

ださい。

この章には、次のトピックが含まれています。

n コンテンツ管理のメニュー オプション

n モバイル コンテンツ管理ダッシュボード

n コンテンツ管理 リスト表示

n コンテンツ管理のオプション

n コンテンツ管理の設定

コンテンツ管理のメニュー オプション

コンソールには、この画面の他にも、コンテンツ管理を簡素化するいくつかの画面があります。UEM コンソールの

コンテンツ ダッシュボードの左側の小さな画面にナビゲーション メニューが表示されます。

コンテンツ管理に利用できるメニューを確認してください。

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設定 説明

リスト表示 UEM 管理リスト表示と企業ファイル サーバ リスト表示を切り替えます。

リポジトリ リポジトリの構成オプションにアクセスするためのリポジトリを選択します。リポジトリには、管理者が追加するリポジトリとユーザ

ーが追加するリポジトリの 2 種類があります。ユーザーは、管理者がコンソールで構成する 「テンプレート」 を使用してリポジトリを

追加します。

カテゴリ カテゴリとサブカテゴリを追加します。追加済みのカテゴリは、リスト表示にアクション メニュー付きで表示されます。

特集コンテ

ンツ

この画面の 「リスト表示」 または 「カテゴリリスト表示」 から追加した特集コンテンツを管理します。特集コンテンツは VMware Workspace ONE Content 内で目立つように表示され、使用頻度の高いコンテンツにワンクリックでアクセスできるようになります。

この画面でドラッグを使用するか、不要なアイテムを削除することで、Workspace ONE Content 内で特集コンテンツが表示される

順番を管理します。

バッチの状

この画面からバッチ インポートを実行したり、貴社のアップロード済みのバッチの詳細情報を確認したりします。

設定 コンテンツ特有の設定にアクセスするために使用します。

モバイル コンテンツ管理ダッシュボード

コンテンツ セクションのデフォルト画面はコンテンツ管理ダッシュボードです。ここから、貴社で管理するデバイス

全体のコンテンツ全般の状態を閲覧/管理することができます。コンソールのこの一元化された画面を使用すること

で、ユーザーに関する情報を素早く把握することや、コンテンツを分析してビジネスの意思決定に役立てること、警

告に対して措置を講じることができます。

ダッシュボードに表示される各種のビューとパラメータを以下に示します。

設定 説明

ストレージ履歴 ストレージの割当量の概要を、6 本の棒グラフで表示します。

ユーザー/コンテン

ツの状態

状態アイコンを使用し、デバイスのコンテンツ順守状態が一目で把握できるように表示します。それぞれのアイコンは、問題の

あるデバイスやファイルのパーセンテージを示します。アイコンを選択し、非順守状態のデバイスを確認し管理アクションを実

行します。

コンテンツ利用状

どのファイルがエンドユーザーにとって最も有益で必要とされているのか、あるいは使用中止できるのかを判断します。表示項

目をクリックすると、コンテンツを編集できる画面に直接移動します。

ユーザー内訳 今日、今週、今月のエンドユーザーのアクティビティに関する情報。アイコンは、貴社のエンドユーザ数を示し、アクティブな

エンドユーザのパーセンテージが色塗りされています。

コンテンツ管理 リスト表示

Workspace ONE UEM Console のコンテンツ リスト表示から、アップロード済みの UEM 管理コンテンツや同期済

みの企業ファイル サーバ コンテンツに対して操作を実行できます。コンテンツリスト表示の画面は、アップロード

中のコンテンツやリポジトリを含む、すべてのコンテンツの概要と入力された情報を表示します。

このリストには、[コンテンツ] - [リスト表示] からアクセスします。

モバイル コンテンツ管理

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設定 説明

UEM 管理対象 UEM コンソールに直接追加されたコンテンツの閲覧と管理は、この最初に表示される画面で行います。

UEM 管理コン

テンツのメニュ

以下のようなリスト表示オプションを利用し、UEM 管理コンテンツに操作を実行します。

n [コンテンツを追加] – UEM Console に UEM 管理コンテンツを追加するときに選択します。

n [使用中のストレージ容量] – エンドユーザーに割り当てられたストレージ容量のうち、使用中の容量の割合をステータスバー

で確認します。

企業ファイル サーバ

このリスト表示から同期されたリポジトリを閲覧/管理します。個々のリポジトリのコンテンツリスト表示を使用することもでき

ます。

企業ファイル サーバのメニュー

構成済みのリポジトリをリスト表示で表示するには、[リポジトリを表示] を選択します。

フィルタ フィルタを利用し、必要なドキュメントを探します。

n [カテゴリ] – UEM コンソールから割り当てられたカテゴリを使用してコンテンツを抽出します。

n [タイプ] – ファイルタイプによってコンテンツを抽出します。

n [有効期限の状態] – 14 日以内に期限の切れるコンテンツのみを表示するようコンテンツを抽出します。

アクティブ/非ア

クティブ

コンテンツをエンドユーザーが使用できるかどうかの情報。

n アクティブなコンテンツの隣には緑の丸印が表示されます。

n アクティブでないコンテンツの隣には赤の丸印が表示されます。非アクティブ状態のコンテンツは検索、閲覧することはでき

ず、デバイスへの自動送付もできません。

名前 コンテンツの追加時に構成した [情報]、[詳細]、[以前のバージョン]、[セキュリティ]、[割り当て]、および [展開] に関する全般的

な情報を編集するには、これを選択します。以前のバージョンのコンテンツをダウンロード/削除することもできます。

アクション メニ

ュー

メニューの利用可能なオプションを使用してコンテンツを管理します。2 つのコンテンツ表示のアクション メニューには多少の

差異があります。

UEM 管理コンテンツの場合は、1 つのファイルを選択すると、[デバイス表示]、[バージョンの追加]、[ダウンロード]、および [その他のアクション] が表示されます。

複数のファイルを選択すると、[その他のアクション] メニューのみが表示されます。[その他のアクション] メニューから [削除] を選択して、複数のファイルを同時に削除します。

コンテンツ管理のオプション

以下のオプションを使用すると、Workspace ONE UEM コンソールの 「リスト表示」 などのメニューから、コンテン

ツおよびメタデータをアップロードまたは同期することができます。

操作

UEM

管理

企業

ファイル

サーバ

自動

テンプレ

ート

手動

テンプレ

ート

ユーザー

追加

リポジト

カテゴリ

編集

個別のファイルごとにファイル設定を管理する。編集した設定は個別のフ

ァイルのみに影響し、リポジトリ全体の設定には影響を与えない。

✓ ✓ ✓ ✓ ✓

以前のファイル バージョンのローカル コピーをダウンロードする。 ✓

以前のファイル バージョンをコンソールから削除する。 ✓

モバイル コンテンツ管理

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操作

既存のファイルを新しいバージョンに更新する。元のファイルはアーカイ

ブに保存する。

削除

UEM コンソールからファイルを削除する。 ✓

UEM コンソールからメタデータを削除する。 ✓ ✓ ✓ ✓

ネットワーク コンテンツと Workspace ONE UEM との同期を手動で行

う。

✓ ✓ ✓ ✓

UEM コンソールから空のサブカテゴリまたは空のカテゴリを削除する。 ✓

追加

既存のファイルを新しいバージョンに更新する。元のファイルはアーカイ

ブに保存する。

カテゴリにサブカテゴリを追加する。 ✓

同期

統合された企業ファイル サーバと Workspace ONE UEM を同期する。 ✓ ✓ ✓ ✓

デバイスを表示する

デバイス リストを開き、個別のファイルが割り当てられたデバイスを表示す

る。

✓ ✓ ✓ ✓ ✓

選択したデバイスに個別のファイルをプッシュする。 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓

選択したデバイスから個別のファイルを削除する。 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓

その他のオプション

ファイルが VMware Workspace ONE Content 内で目立つように表示す

るために、ファイルを特集コンテンツに追加する。

✓ ✓ ✓ ✓ ✓ ✓

ファイルのローカルコピーをダウンロードする。 ✓ ✓ ✓ ✓ ✓

UEM コンソールからファイルを削除する。 ✓

UEM コンソールからメタデータを削除する。 ✓ ✓ ✓ ✓

コンテンツ管理の設定

コンテンツ管理の設定には、コンテンツ管理に関連するさまざまな構成が含まれています。

利用可能な構成のメニューにアクセスするには、[設定] を選択します。

モバイル コンテンツ管理

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設定 説明

アプリケーション VMware Workspace ONE Content と VMware Content Locker Sync の構成画面にアクセスします。

Content Gateway Content Gateway を構成し、インストーラをダウンロードします。

Workspace ONE UEM Console バージョン 9.6 以降では、Content Gateway ノードを構成する際の推奨インストール タイプは Unified Access Gateway (UAG) です。このオプションを使用して、Unified Access Gateway で新しい Content Gateway を構成したり、既存の Content Gateway を Unified Access Gateway に移行したりすることができます。

Unified Access Gateway での Content Gateway の構成の詳細については、UAG ドキュメントの「Workspace ONE UEM Components on Unified Access Gateway」を参照してください。移行の詳細については、『Migrating Content Gateway to Unified Access Gateway』ドキュメントを参照してください。

ユーザー ストレー

個別のユーザーに対し、例外的なストレージ容量を構成します。このような例外を設定することで、ユーザーごとにストレー

ジ容量をきめ細かく割り当て、個人コンテンツに対して設定された組織グループまたはユーザー グループの構成を上書きする

ことができます。

アドバンスト ファイル タイプの制限、トレーニングのためのチュートリアルや必須コンテンツ、サードパーティの eSignature ベンダーと

の統合を構成します。

モバイル コンテンツ管理

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