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ドイツ視察報告会【日程】 2019年8月10日~8月18日
【都市】デュッセルドルフ、エッセン、ボン、ケルン
明治大学大学院
ガバナンス研究科 13期
青山ゼミ チ莉娜
報告会 目次
■ 交通・道路
■ デザイン建築物(住宅 ・オフィス・ホテル・リテール)
■ カルチャ
■ 美しいまちの環境維持
■ ライフスタイル
ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW州)
■ ヨーロッパの中心に位置、ドイツで最も重要な経済地域、ドイツ全体のGDPの5分の1以上に当たる約7051億ユーロを産出
■ ドイツにある16の連邦州の内で最
も人口が多く、最も人口密度が高い州。州都デュッセルドルフから半径500キロメートル内には1億6,000万人以上が住み
■ 州都デュッセルドルフをはじめ、ケルン、エッセン、ケルン等都市を見学
交通
■ 駅、電車内でも券売機を設置
■ 路電でも乗車しやすいよう、階段式
※利用者に使いやすいように工夫
停留所・電車内も自動券売機を設置している
土日の午前中、極めてさみしい車内・ホーム
都市間の移動も極めて便利
都市部でちょっとした移動でも、気軽に利用できる交通手段が充実
ライン川を大活用したレスポーツ・ジャー
道路
段差がない道路の整備自動車、自転車等のみならず、さまざまなスタイルで利用しやすくしている
デザイン建築
メディエンハーフェン(MedienHafen)
■ ラインタワー(Rheinturm)の西側近くにある湾岸地区
■ 19世紀終わりごろから交易港として栄えたデュッセルドルフ港を再開発した地区
■ メディア、アパレル、芸術、広告業界向けの現代的なオフィスと居住地区に生まれ変わり、オシャレなレストランやバー、カフェなども店を構えている。
■ フランク・O・ゲーリー(Frank O Gehry)を筆頭に、クロード・バスコーニ(Claude Vasconi)、デイヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)、スティーヴン・ホール(Steven Holl)など世界的な建築家による建築物
デュッセルドルフのシンボルのひとつである「ラインタワー」(Rheinturm)どこからも見える、街のシンボル
ゲーリーによるGehry-Bauten
■ カナダ出身の建築家フランク・O・ゲーリーによって設計、1988~1989年に建築
■ オフィスや住居に利用されている
ライン川側から眺める建築群
■ ウィリアム・アルソップ(Will Alsop)、イギリス建築家
■ 2001年建築された17階建ての建物
■ 2013年にスペインのホテルチェーンMeliáが建物の大半を買取り、全134部屋の4つ星ホテル
ウィリアム・アルソップによるColorium
オフィスび
旧市役所 ロレアルオフィスビル
ハイアットリージェンシーホテル ノルトライン・ヴェストファーレン州議会
古い建物もきれいに補修して活用
住宅光と影
住宅
住宅街
お洒落な住宅環境だが、駐車場の整備が遅れ、車が道路にぎっしり止まる
住宅のみならず、
日本の銀座ともいえる繁華街も同様に車がぎっしり泊っている
オフィス■ 活気にあるれるスタートアップ企業のオフィスを見学。
■ 愛犬が常に隣にいるといったアットホームの雰囲気
■ 日本度同様、チームワークを重視ように思い、個人よりチームの起業を応援
ホテル
■ 洗練されたデザインのホテル
ヒルトンホテル
ホテル日航
リテール
道上の
オープンカフェ
フランク・O・ゲーリーによって設計されたGehry-Bauten周辺のカフェー・レストラン
店内も一風変わったおしゃれなデザイナ
マーケット■ 都心部に常設のマーケットや、広場に臨時設置のマーケット、手頃価格で商品を提供
■ 野菜、肉、魚、チーズ等の生鮮食料品や雑貨が販売され、多くの人で賑わっていた
公共空間道路、広場、公園、河岸、駅といった公共空間を自動車中心ではなく、歩行者を中心としたまちづくりという考えにもとづいて整備していることが、人の賑わいにつながっている
都市の賑わい創出
ライン川沿いのイベント施設・マーケット
都心公園人々が休憩スペースをたくさん設けていて、気軽に利用できる場所となっている。
広場大人から子供まで、年齢に関係なく、街の人々を楽しめる広場
ショッピング施設前の道路沿いにも多くの休憩スペースを設け、利用者を中心とした考えにもとづいた整備
駅前広場にも広い休憩スペースを設け、人間(歩行者)を中心としたまちづくりという考えにもとづいて整備
カルチャ
■ ライン川沿い、駅通路、たくさんの芸術作品を展示、販売している芸術のまち
Art芸術
都市のいたるところ、空いているスペースがあると思ったら、必ず芸術作品が設置されている
📠S
旧炭鉱の跡地を活用したミュージアム
跡ツォールフェライン■ 1957年から1961年に建造され、
1993年6月30日に閉鎖された
■ 現在は美術館として活用
■ 第12採掘坑のボイラー室は現在で
は中がレッド・ドット・デザイン・ミュージアムになっている
世界遺産に登録されているツォールフェライン
博物館は工場の跡をうまく利用し現代的なアートもたくさん展示されている
美しい都市の環境の維持
■ ゴミを捨てやすいようにするか、ごみ箱をたくさん設置されている
■ 早朝から清掃員による清掃・ごみ収集活動をおこなっている。
きれいなまち環境を維持するために
■ 美しい都市を維持するには、ボランティア活動の貢献も大きい
高齢者の暮らし
■ 悠々とライン川沿いで散歩している高齢者
■ ベンチ―に座りながら友達同士との楽しい会話も日課のひとつかな
■ 道路沿いい休憩スペースのすぐ隣に、利用しやすいよう書籍亭を設置、いつでも自由に読書できる環境を提供
ドイツ人の働き方
■ 勤勉なドイツ人、本当に働いていますか?
■ 一週間滞在した中、周辺のオフィスほとんど人の気配がない・・・
■ 年間労働時間は日本よりも350時間ほど少なく
■ 量ではなく、仕事の質を重視するドイツ、長時間労働をしない
まとめ■ 交通・道路 (利用者に使いやすい工夫)
■ デザイン建築物 (有名建築家の作品、古い建物、新旧の融和)■住宅 (低所得者住宅の光と影)
■オフィス(スタートアップ企業オフィス)
■ホテル(洗練されたデザイン)
■リテール(道路沿いのオープンカフェ、おしゃれなレストラン、都心のマーケット)
■公共空間(利用者を中心としたまちづくりという考えにもとづいた整備)
■ カルチャ■ライン川沿い・駅の絵画
■道路沿いの図書館
■旧炭鉱の跡地を活用したミュージアム
■ 美しいまちの環境維持 (都市の清掃、ボランティア活動)
■ ライフスタイル (ワークライフバランス、高齢者の暮らし)
ご清聴ありがとうございました
参考資料
❏ ドイツ NRW州経済振興公社日本法人
https://www.nrwinvest.com/ja/home/ (2019.09.06 アクセス)
❏ https://www.tabigashitaijinsei.com/entry/medienhafenメディエンハーフェン
(2019.09.05 アクセス)