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1 介護老人保健施設 ユニケア岡部 新型コロナ対策マニュアル Ver 3.2 令和 2 年 8 月 15 日改定

新型コロナ対策マニュアル · 2020. 8. 21. · 3 4、症状 現在、世界で感染が広がっている新型コロナウイルス感染症では、 発熱や咳、体のだるさ、筋肉痛、呼吸困難などの症状が比較的多

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介護老人保健施設 ユニケア岡部

新型コロナ対策マニュアル Ver 3.2

令和 2年 8月 15日改定

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1、はじめに

知ってください!新型コロナウイルスがなぜ怖いのか?

未知? 感染力? 致死率? 重篤化?

世の中のコロナウイルス以外でも、コロナ以上に感染力・致死率・重篤化の強いウイルスが存在し

ます。しかし、それらと新型コロナウイルスの違いは特効薬(ワクチン)が無いという一点だけで

す!そのため、今回の新型コロナウイルスは新薬が開発されるまでの戦いです。

→1度感染が終息しても、時期や社会状況にて何度も繰り返します

新型コロナは薬が無いため感染をすると怖いですが、現在は未知のウイルスではなく、徐々に日

が経つにつれ、多くの事が判明をしています。予防の対策も有効です。漠然とした恐怖心で常に

怯えるのではなく、しっかりとした知識を持って、利用者様と職員自身の安全を保つようにユニケ

ア岡部及び医療法人志太会は、新型コロナウイルス対策に取り組んで行きたいので、ぜひご協力

をお願いします

2、新型コロナウイルスとは?

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、

その中の一つが、昨年 12月以降に問題となっている、いわゆる「新型

コロナウイルス(covid-19)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般

の風邪の原因の 10~15%(流行期は 35%)を占め、多くは軽症です。

残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候

群(SARS)」や 2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」

です。

コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に

感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失う

ことが知られています

近年、動物由来と考えられる2種類のコロナウイルスが発生しヒトに感染

し流行しました。2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や 2012年以降発生してい

る「中東呼吸器症候群(MERS)」です。

新型コロナウイルスが動物由来であるとの確定的な証拠は見つかっていませんが、その遺伝子

配列が、コウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがこの新型コロナウイルス

の起源となった可能性が考えられています。

3、潜伏期間

WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は 1‐14日

(多くは5-6日)とされており、また、これまでのコロナ

ウイルスの情報などから、未感染者については 14日

間にわたり状態観察することが推奨されています

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4、症状

現在、世界で感染が広がっている新型コロナウイルス感染症では、

発熱や咳、体のだるさ、筋肉痛、呼吸困難などの症状が比較的多

く見られ、頭痛・血痰・下痢などを伴う例も認められます。

ただし、感染した人全員に症状が見られるとは限らず、無症状で

経過する例もあるとされています。

重症例では肺炎の発症が考えられ、死亡例では急性呼吸不全

や敗血症、敗血症性ショックなど病気の合併が考えられます。

呼吸困難がある場合には肺炎を発症していると推測されますが、

呼吸困難がない場合でも肺炎の存在が認められる例や、発熱や

咳などの症状が 1週間程度続いた後に肺炎が生じる例もあります。

感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症

6%が重篤(重症化した人も、約半数は回復しています)。

発熱が認められたのは全体の約 89%で、約 10%は 37.5℃以下に

留まります

新型コロナウイルス感染症は、一般的な風邪を引き起こすコロナウイルスよりも重症化しやすい

といわれていますが、必ずしも重症化するわけではありません。現在、どのような人が重症化し

やすいかは十分に分かっていませんが、高齢者や糖尿病などの持病を持っている、または免疫

抑制剤や抗がん剤治療を受けているなどの理由で免疫機能が低下している人はリスクが高いと

考えられています。

+味覚障害も見られる事もあり

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5、感染しないためには

①体調管理(以下際は出勤停止)

・出勤時の発熱が 37.5度以上(2日以上続くなら病院受診)

・ひどい呼吸器症状時

②感染流行地に可能な限り赴かない・接触しない

・往来の制限はしていないが、事前に部門長へ連絡

・家人等の往来者との接触も出勤制限はしていない

③普段からの 3密行動回避の徹底

④1ケア1手洗い

新型コロナウイルスは眼、鼻、口の粘膜から体内に侵入します。

人間は無意識に眼、鼻、口に触れるのですが、その頻度は多く

1時間に 23回も触れるというデータがあります。

つまり、3分に 1回の頻度で手指が顔に触れているのです。

そのため、手指が粘膜に触れる前に手洗いすることが大切であり、

手洗いの頻度は多くなります

新型コロナウイルスが手指に付着したまま職場に入り込むと、ドアノブや手すりなどにウイルスを

付着させてしまいます。

新型コロナウイルスに感染しないためには、入口で手を清潔にすることを推奨しています。

アルコール手指消毒薬で必ず手指消毒をすることが大切です。

また、新型コロナウイルスは水だけであったとしても、ウイルスを流すことができるため有効です

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⑤マスク

インフルエンザなどの「発症した後から周囲に感染させる」呼吸器感染症とは異なり、新型コロ

ナは発症する前の無症状のときから人にうつしていることが明らかになってきました。そのため、

対面での会話の際や飛沫がおこりうる症状の際は必ずマスクの着用が必須です

マスクの着用際は、普段は接触防止目的ならば布マスクでも構いませんが、感染のリスクがあ

る飛沫防止時は使い捨てのサージカルマスクの着用が求められます。

・通 常 → 布マスクでも OK ・感染の危険性あり → 使い捨てのサージカルマスク

⑥消 毒

基本は流水による手洗いでコロナウイルスを

洗い流すことができますが、すぐにできない

状況ではアルコールも有効です。

アルコールは、ウイルスの「膜」を壊す事で

無毒化できます

手指(身体) アルコール(60%~)

食器類・80度以上の熱水に10分以上浸ける・食器洗浄機

衣類・(汚れ+)80度以上の熱水に10分以上浸け、通常の洗濯・(汚れ-)通常の洗剤を用いた洗濯で可能※塩素系次亜塩素酸は控える(色落ちする)

物品消毒

・アクセル+アルコール・次亜塩素酸ナトリウム・家庭用洗剤物品消毒については、在庫状況により検討

ユニケア岡部消毒用品表

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6、感染経路

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。

(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが

放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染

します。

(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの

物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者が

その部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手

に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。

また、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議によれば、日本国内における

調査では、重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていない。一定条件を満た

す場所からの感染拡大が見られている(3 密条件を満たす場所においては、感染者が複数人に

感染させる)

・集団感染が確認された場に共通点

①換気の悪い密閉空間

②多くの人が密集している(1m以内)

③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声

をシェ ア

今回の新型コロナに感染をしないポイントは以下の 2 点のみ

・ウイルスを含む飛沫が目、鼻、口の粘膜に付着するのを防ぐ

・ウイルスが付着した手で目、鼻、口の粘膜と接触するのを防ぐ

※ウイルスは糞便にも存在しています。体液等に接触する時も手袋+消毒徹底で

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7、感染症発症の疑い時の対応

(1)国が定めている新型コロナウイルス感染が疑われる者の目安

・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合

・重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合

→高齢者、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患)、透析、免疫抑制剤、抗がん剤

・上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合

→症状が4日以上続く場合は要検討。

どんな状態なら新型コロナの感染症を疑えばいいのか?

△1人の利用者が高熱

警戒をするが発症時の対策まではとらず

〇同日日に複数人が高熱を発症

発症時の対応を実行

→・家人面会が可能時

家人経由での感染時は 1人の利用者が発熱し

数日後に複数人にコロナに感染

・面会を中止時

職員経由での感染時は、一度に複数人が高熱を

出し、感染を把握する可能性が高い

★普通の症状との区別について

①普通の風邪とくらべて長引く

②インフルエンザと比べて長引く

③感染性胃腸炎と比べて咳や喉の痛みが出る

④誤嚥性肺炎と比べて周りの人も体調を崩している

37.5以上の熱発者発生(1名)・37.5度以上の熱発者が複数名発生・濃厚に疑いのある症状を発症

感染対策 準備 実施

介護看護

・可能な範囲での居室対応(感染対策未実施)・他の利用者と避けるよう(3密の徹底)・経過観察・接触時は手袋着用・利用者は可能な限りマスク着用・発症後の対策ができるように準備&確認

以下の者の判断で「コロナマニュアルの感染発生対策を実施」判断優先順位1、施設長2、副施設長3、看護リーダー・フロア長

リーダー部門長

・発症後の対策ができるように準備(勤務表・シフト表など)

左記を実行

施設・施設内に注意の通達・物品備品等の準備・部署間の移動は控える

・法人内に通達・各定められた行政へ連絡

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(2)疑われる利用者への対応

疑い事例発生

看護師より施設長(不在時で緊急時は三輪医院医師)

に報告・相談し対応する

施設長・副施設長・看護主任・フロア長のいずれかの

判断で結果判明まで全ユニット感染発生時の対応をとる

副施設長より館内及び法人内に連絡をする

施設長より「帰国者・接触者相談センター」もしくは直接「帰国者接触者外来」に電話連絡し指示を受ける

家 家人に経緯の連絡をする

検 PCR検査の実施

(検査対象や事業継続について保健所よりの指示を受ける)

PCR検査を受けることが決定したら下記に連絡(副施設長対応)

老健・・・藤枝市介護保険課(054-643-3144)

デイケア、訪リハ・・・藤枝市地域包括ケア推進課(054-643-3225)

P

陰性

通常の体制に戻すが、疑われた

対象者は十分な配慮をする

陽性

原則入院又は宿泊施設に移動だが、自治体の判断で施設対応する可能性あり

陽性

感染者は入院又は宿泊施設

陰性の利用者・疑いの職員

利用者:医師の指示までの個室対応

職員:十分な配慮のもと、通常の業務

陰性の濃厚接触の職員

2週間の自宅待機

家人に経緯の連絡をする

厚接触者又は疑われる利用者・職員を特定し、保健所の指示により、対象者に対して PCR検査を実施

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8、濃厚接触者について (医療機関における新型コロナ感染症への対応。日本環境感染学会)

「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」の感染可能期間(感染症を疑う症状を呈した 2 日前)に接

触した者のうち、次の範囲に該当する者である

・ 利用者(確定例)と長時間の接触(車内等を含む)があった者

・ 適切な感染防護(マスク・手袋・消毒)無しに利用者(確定例)を介護していた者

・ 利用者(確定例)の気道分泌液又は体液等に直接触れた可能性が高い者

・ その他: 手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、

必要な感染予防策 (マスク・手指消毒)なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の

接触があった者

以下の状況では、利用者のマスク着用の有無にかかわらず、職員が推奨される個人防護具を着

用していない場合でも低リスクと考えられる。

・短時間の会話を交わした場合

・居室に短時間入ったが利用の分泌物/排泄物との接触がない場合

・居室に入室した場合、利用者本人や、分泌物/排泄物との接触がない場合、リスクはないと判

断する。

基本は常にマスク+眼・口・鼻の粘膜を触る前に消毒をすれば濃厚接触者にあたらず

9、感染発生の対策

①封鎖

・感染者(疑い)は個室内での生活徹底

・感染者(疑い)ユニットはユニット封鎖

・完全に全てのユニットの出入り口を鍵にて施錠

・CS棟ではリビングに扉を設置し中間を区切る

・通常の家人の面会は禁止

・感染ユニット以外も不要不急の往来禁止

最悪1つのユニット内のみで感染を抑える

②利用者の行動制限

・感染者は必ず居室対応

・感染ユニット(疑い含む)は可能な限り居室

→入浴・食事・トイレは状況に応じて部屋以外で可

・感染ユニット以外は発生状況を検討し、危険性がない時は通常通り

対策を立てる時は以下の事に注意

利用者の精神的な状況・職員の精神的な疲労・業務を行う上での肉体的な疲労

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③濃厚接触者(疑いのある)の職員・利用者の特定

初動の段階でフロア長と現場リーダーが中心となり、「7、濃厚接触者について」を参考に

感染疑いの利用者の体調の変化の 2日前に遡り、接触のあった利用者及び職員の行

動を全て把握し、記録をする

④換気

・通常は施設内の可能な限り廊下の窓・居室の扉等は開放

(全開ではなく、換気ができる程度の少しのすき間で可)

→意識への問いではなく、仕組みとして時間・場所を決める

・感染発症時は、1~2時間ごとに、気象条件に関わらず、

全ての扉・窓に対して 10分以上の換気をおこなう

→利用者トイレ、ステーション、職員ロッカー、

ユニットの職員休憩室は注意

窓が一つの方向にしかない場合、扉を開けて2方向の開口部

を確保し、空気が通る道筋をつくるように

⑤消毒方法

消毒場所は各現場で利用者や職員の行動を見極め、

頻回・普通・散発分類し、消毒時間を決め行う

例 頻回→多く人が触る場所(その都度 or1時間に1回)

普通→あまり触らない場所(6時間に1回)

散発→ほとんど立ち入らない(1日に1回)

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消毒は各現場で触れやすい所を話し合い確認を行う

手すり、ドアノブ、リモコン類、ベット柵、照明のヒモ、ポットの押すところ、レンジのボタン、

パソコン、テーブル、イス、トイレ、便器、P トイレ、コールボタン、冷蔵庫の取手、ロッカ

ー取手、PHS、電話機等々

★家人面会可能(利用者経由での感染のリスクが高い)

職員が触る場所<利用者が触る場所

★家人面会不可(職員からの感染のリスクが高い)

職員が触る場所>利用者が触る場所

⑥職員の固定

・感染発症(疑い)時は担当職員を固定する

(蔓延防止のため感染発症のユニット職員のみで対応)

・実際のシフト(夜勤も含)も分けて行う

・部門長やリーダー等の管理者は、指揮監督のため最前線には立たない

・基礎疾患、妊婦等体調面で支障がある職員は考慮する

(例)2A1の居室で感染発生

通常 (例)2A1感染発生・・・12名の職員を A7名・B5名に分散

⑦介護業務の見直し(食事・入浴・排泄等)

★排泄

感染者(疑い)

・オムツ交換時は最後に行う

・陰部洗浄の際は使い捨てのタオル等を使用

・オムツ類の破棄は、個別に袋を入れ、口をしっかりと縛る

→袋の内外もアルコールをふきかける

・オムツ交換時は終始換気を行う

・トイレを使用者は居室内に P トイレを設置して対応する

・P トイレの排泄物を破棄するときは手袋マスクガウンを着用

2AB利用者27名

2AB職員12名 2A感染ユニット

職員7名(固定)

2A利用者15名

2B非感染ユニット

職員5名(固定)

2B利用者12名

夜勤者ABとも1名ずつ

2B ユニット不足分は他ユニット

からの応援にて対応

他ユニットの不足分は他部署

からの応援にて対応

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・P トイレの消毒は①アクセル+消毒アルコール消毒。

もしくは②次亜塩素酸 or家庭用洗剤を薄めて物で拭く

・トイレでの排泄をする際は触れた場所(手すりなど)消毒の徹底をする

(その他)

・オムツ交換用品などは固定や、共有しない工夫をする

・カート使用の際は、移動ごとにカートにアルコールを吹きかける

・1ケア毎に消毒の徹底

★食事

・原則居室にて食事を召し上がる

・リビングにて食べる際は確実に三密を避けてた状態を心掛ける

①対面不可 ②他時間を分ける ③飛沫防止の緩衝材を使う等 ④間隔を空ける

・食事前には必ず、流水による手洗い+アルコール消毒等を行う

・食器(湯飲み・箸類・コップ等)の扱いについて

①使い捨て容器を使用する

②感染者(疑い)の物を避けた上で 80度以上熱処理(10分浸ける)

③自動食器洗浄機を使用する

→ 厨房におろす際は別の番重にておろす

・感染ユニットの配膳に対してはノロ発生時と同様。

→イエローゾーンに配膳・下膳車を置き、レッドゾーンから職員が取りに来る

・発症者の食事介助の際は手袋・マスク・ガウン・フェイスシールド着用

・食事介助の際は 対面ではなく、可能な限り横側から解除をする

★入浴

感染者(疑い)

・居室にて清拭を行う(事情により浴室を使用する際は最後に入浴をする)

・清拭は使い捨てのタオルを使用。頭部はドライシャンプー

感染者以外の方の対応

・入浴は通常通りだが手すり等の消毒の徹底をする

・入浴の際は可能ならばマスク手袋等を着用してもらう

・介助の際は可能な限り正面からではなく真横から行う

・物品等の共有は出来るだけ避ける

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★口腔ケア

・口腔ケアは正面からではなく真横から PPE着用の上で行う

・歯ブラシ・コップ使用後に流水で洗い流し消毒をする

★日常生活

感染者(疑い)

・日中は原則居室にて過ごす

・居室対応無理な時は3密を軽減した対策を行う

・居室対応者への楽しみの提供を検討(音楽・映像・本等)

・ストレスを抱えない対策

(マスク+手袋着用の上でベランダを散歩する等)

感染ユニット

・可能な限り居室にて過ごして欲しいが、無理なら 3密の徹底

・状況に応じて三密を防ぐための工夫

(時間を決めて少人数でリビングにて過ごす等)

・利用者の食器拭きやタオル洗濯たたみ等は中止とする

・大きな声を出す環境を少なくする

感染ユニット以外

・3密空間を気をつけながら通常通りの生活を行う

出勤数に対しての介護の対応例

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⑦、個人防護具(PPE)

職員の PPE対応

1、平常時

常にどんな時でもマスクの着用+適宜使い捨て手袋着用

2、感染(疑い)の本人及びユニット内の利用者へ対応

利用者に対して直接関わる職員

・マスクの着用

・使い捨て手袋の着用+手指の消毒

・ガウン→身体介護、飛沫が衣類に飛び散る可能性がある時

ガウンは分泌液や体液等が付着したら必ず破棄

・ゴーグル→ひどい呼吸器症状(眼に飛び散る可能性がある時)

その他注意点

・個人防護具を着用中また脱衣時に眼・⿐・口の粘膜に触れないように注意

・キャップの装着は必須ではない→特に髪を触りやすい方はキャップをかぶることを推奨

・タイベックⓇ防護服などの全身を覆う着⾐の着用は必須ではない

・基本的にシューズカバーを使用する必要はない

PPEの選択内容例 〇必ず着用 △飛散の状況に応じて

マスク 手袋 ガウン フェイスシールド キャップ

検温 〇 〇 〇 〇 △

オムツ交換 〇 〇 〇 〇 △

尿破棄 〇 〇 〇 〇 △

口腔ケア 〇 〇 〇 〇 △

食事介助 〇 〇 〇 〇 △

吸引 〇 〇 〇 〇 △

体位交換 〇 〇 〇 〇 △

検温 〇 〇 〇 × ×

オムツ交換 〇 〇 〇 × ×

尿破棄 〇 〇 〇 × ×

口腔ケア 〇 〇 〇 〇 ×

食事介助 〇 〇 〇 △ ×

吸引 〇 〇 〇 〇 ×

体位交換 〇 〇 〇 △ ×

検温 〇 × × × ×

オムツ交換 〇 〇 × × ×

尿破棄 〇 〇 × × ×

口腔ケア 〇 〇 × × ×

食事介助 〇 × × × ×

吸引 〇 〇 × × ×

体位交換 〇 × × × ×

感染者

感染ユニット

非感染ユニット

処置

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★交換のタイミング

感染者・・・居室に出入り事に交換&破棄(フェイスシールドは消毒)

感染ユニット・・・手袋 1ケアごと。マスク&ガウン汚れたら交換

非感染ユニット・・・手袋 1ケアごと

×マスクをすれば大丈夫

→マスクはあくまでリスクを減らす道具。使い方を間違えると意味がありません

装着方法や外し方。決してマスクの表面に触らない。もしくは触ってもしっかりと消毒を

施設の保有数(令和 2年8月15日時点)

PPE に関しては、市場に出回る事が無いのでしっかりと状況を見据えて優先順位をつけて節約。

可能な限りは、いつ訪れるかわからない大流行の時にとっておく。それまでに、色々な日用品で代

替え案を職員一同で考える

⑧ゾーニング

ゾーニングとは、感染利用者のユニットにおいて、病原体によって汚染されている区域 (汚染

区域)と汚染されていない区域(清潔区域)を区分けすることである。これは安全に介護・医療を提

供するとともに、感染拡大を防止するための基本的な考え方となる。

1、ゾーニングの考え方

□汚染区域(レッドゾーン)と準汚染区域(イエローゾーン)清潔区域(グリーンゾーン)を明確に区別する

□汚染区域は可能な範囲で狭く設定する。広く設定すると環境表面や機材類がより広く 汚染さ

れ職員の曝露機会が増えるとともに後の清掃消毒の負担が大きくなる。

□ユニットのステーションは原則として清潔区域とする。汚染区域にすると職員常に感染リスク

の高い状態におかれ、ストレスや疲労を強めることとなる。

□職員は汚染区域に入る際に必要な個人防護具を着用し、汚染区域から出る際に 個人防護

具を脱衣する。個人防護具の着用と脱衣は別の場所で行う。

□個人防護具の着用場所と脱衣場所は明確に指定する。着用場所には必要十分な個人防護

具、脱衣場所には感染性廃棄物容器を準備する。手指消毒を確実に行えるよう、いずれにも

手指消毒剤を用意する。

□清潔区域では、汚染の起こりやすい部位を中心に頻回に清掃消毒を行うなど、清潔な状態を

保つ。

□いずれの区域においても十分な換気を行う。空気が清潔区域から汚染区域の方向に流れる

よう工夫する。

マスク ガウン ゴーグル フェイスシールド 完全防護服 キャップ

12000枚 1000枚 6個 50枚 6枚 2000枚

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2、感染疑いとクリーン場所とのゾーン分け

レッドゾーンで働く介護職

・出勤時の出入り口・・・外から非常階段を使ってイエローゾーンとして確保された居室の

外ドアより出入りを行う(確保困難時はリビング窓から)休む

・退勤時 ・・・ユニット内の洗濯機を使用可能(浴室にて洗体も OK)

・職員のトイレ ・・・汚染区域内の 1か所を職員専用に固定する

場所 人 通常必須防具 用途

レッドゾーン(汚染区域)

感染(疑い)ユニット感染対応介護職医療従事者管理者

マスク+手袋+ガウン 感染(疑い)者への対応現場

エレベーターホール 物資置き場、物資の受け渡し場所食事の受け渡し場所

ユニット内の1部屋※空室確保時。→困難時はEVホールのみ

感染対応職員の休憩室(食事場)荷物置き場、出退勤の場所

グリーンゾーン(清潔区域)

上記以外の空間 感染ユニット介護職員以外 マスク 通常の現場

イエローゾーン(準汚染区域)

マスク+手袋

感染対応介護職感染ユニット介護職医療従事者管理者厨房職員

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17

2B72B1 2B2 2B3 2B5 2B62A8

2A7

介護者教室

汚物処理室2A6 2A5 2A3 2A2 2A1

2A10

2A112A18

ロッカー

倉庫

2B8

2B10

2B15 2B13 2B12 2B11

休憩室

職員トイレ

階段

2A12 2A13 2A15 2A16

2A17

オムツ倉庫

汚物処理室

2C1

2C3

2C2

2C52C62C72C82C11 2C10

2C12

2C13 2C15

倉庫

2S1

2S2

2S32S7 2S6 2S52S82S10

2S13

2S12

2S11

押入れ

押入れ

休憩室

倉庫

ロッカー 階段

トイレ

Aリビング

Bリビング CSリビング

ユニケア岡部 ゾーニング参考例

1、2A2居室の利用者コロナ発症(疑い)→症状が発症までマスクなしで、他の利用者と一緒に

食事をして過ごしていた

※2A2の居室の方は完全に発症者の対応を行う。その他の利用者で、濃厚接触の定義に当ては

まる方も、可能な限り居室対応で経過観察。その他2Aの利用者は、可能な限り居室での生活

を行うが、困難時は 3密条件に注意をして、リビング等で通常の生活を行う

①A と Bユニットの職員を分けて固定(夜勤も A と Bで1名ずつ)

(職員を分ける際リーダーとサブは一緒にしない。前線に立たない)

②可能な限りで居室対応(感染者は必ず居室対応)

③ゾーン分け レッドゾーン・・・2Aユニット全体

イエローゾーン・・・EVホール+1部屋(例で A16)

グリーンゾーン・・・その他

④2A介護職員の出勤・・・非常用階段から上がり直接 A16の部屋

⑤PPEの着衣場(常に以下の用品を置いておく)

消毒液+マスク+手袋+衛生用品

消毒液+マスク+手袋+ガウン+衛生用品

消毒液+マスク+手袋+ガウン+フェイスシールド(キャップ)+衛生用品

⑥PPEの脱衣場 ・・・ゴミ箱を設置

⑦イエローゾーンの役割

EVホール・・・2Aユニットへの補給品置き場、食事の受け渡し、その他荷物の受け渡し場所

2A16・・・職員の休憩室(食事)

⑧職員トイレ・・・2Aユニット内の 4カ所のトイレの中で一か所を職員用に開放

⑨2Aのゴミ捨て・・・館内を通らずに汚物室外から非常階段を使用してゴミ置き場に破棄

(2A職員は汚物室外に置く→外部応援者がゴミ置き場まで運ぶ)

⑩職員着替え場・・・退勤時に職員が着替えを希望の際は、2A脱衣室を利用

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⑨感染者への対応の注意点

・該当部屋(ユニット)へは決まった職員以外は入らないようにする

・時間をしっかりと決め最低でも1時間に5~10分以上窓を開ける

・関わり毎に消毒の徹底

・部屋の入り口には移動式テーブルに PPEのセットを置く

・部屋から出たゴミは2重に密封し、中と袋の外にも消毒をする(他の利用者と分別)

・可能な限り入室をしない工夫を

(例) ベランダから安否確認・見守りカメラ・インカムでの安否確認合う等

・接し方は普段通りに

→不安・恐怖が強いと構えてしまい、過剰の対応をし過ぎてしまいます。過度な PPE や

少しの体調不良で、利用者自身を感染症発症者として対応をしてしまう。一人でもそ

のような職員がいるとチームケアも難しくなり、利用者や家族との関係性も良くはあり

ません。しっかりとした感染知識を持って、蔓延防止をつとめ、普段通りに接しましょう

⑩居室清掃

・清掃時は常に換気を十分に行う

・清掃時の PPE

①感染部屋・・・マスク+手袋+ガウン+フェイスシールド

②感染ユニット・・・マスク+手袋+ガウン

③その外ユニット・・・マスク+手袋

・床清掃は通常通りで可

・汚染箇所(唾液・喀痰・分泌液)アクセル+アルコール消毒

・高頻度の接触箇所(ベット柵等)アクセル+アルコール消毒

・手袋は部屋ごとに交換

・清掃用品は使い捨て物を選ぶ

・清掃前後の手指の消毒の徹底

⑪リネン交換

・寝具は埃りが舞わないようにはがす

・リネン交換の頻度は通常通り

・汚れた箇所はアルコール消毒か 80度以上で 10分以上浸す

・汚れのないリネンはビニール袋に入れ、袋の口を縛り袋の内外に消毒をして「コロナ+」

と記入し 1階の洗濯置き場に出す

・着脱後の衣類はビニール袋を入れ、袋内外をアルコール消毒の上で 1階洗濯場に

持っていく(感染者は全て施設で洗濯を行う)

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・感染者で使用したタオル等は、1階施設洗濯場にビニール袋に入れ、口を縛った上でお

ろす(可能な限りで使い捨てタオル使用)

→1階洗濯室では 80°10 分以上の洗浄乾燥を行う

・ユニット内で洗濯をする際は、他の利用者の物と避け、洗剤で通常通り洗う

10、職員の出勤退勤

・37.5以上は欠勤とする→熱が下がっていれば各自の判断で出勤可能

(病院受診は各自の判断だが、37.5以上が 2日続くときは必ず受診をする)

・呼吸器症状に関しては各自の判断に委ねる

・発症者に対して濃厚接触の時は保健所の指示に従う

濃厚接触時・・・2 周週間の自宅待機

感染疑い ・・・保健所との確認の上で、十分に注意しながら通常通りの出勤

※体調不良による休みは、「いつから」「どのような症状」「現在の状況」等を細かく尋ねる

●職員の休日のあり方

・職員の県境を跨ぐ移動は法人としての制限は行っていない→あくまで個人の判断

・県外に住む職員の家人や知人等との接触も上記と同様

→常に 3密を注意した行動をする。事前に部門長へ連絡を入れる事を忘れずに

・職員の体調不良時は、各部門長は「志太会災害対策 LINE」に情報をあげ共有をする

●会議・委員会・研修・行事等について

基本は縮小 or可能なら中止するが、会議等の開催時は次のことに注意

・イスの間隔はかなり開けて座る

・飛沫に気を付ける(大きな声を出すならマイク等を使用)

・窓は可能な限りでの開放の状態(換気の中で行う)

・時間は 30分以内を目安にまとめる

●行事は大規模な物は中止。小規模なものは状況判断で可能。「コロナだから・・・」で何

でも中止ではなく、利用者にとっての生活の場・楽しみの提供の気持ちを忘れずに。

・外出時する際は以下事が必須

「必ず人気が無い場所」「外部の人と接触をしない」「その都度の消毒の徹底」

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11、通所リハビリ・ショートステイの利用者への対応

①朝の迎えの際に車に乗る前に職員が体温を測定する。

→37.5度以上の発熱や呼吸器症状がある場合の利用は、症状によっては利用中止

②送迎時に体調によっては他の利用者様と車に同乗せず、ご家族様に送迎を依頼する

③施設に到着後に 37.5度以上の発熱や呼吸器症状がある場合は、状況によっては連絡の上

で、迎えに来て頂くか自宅に送らせて頂く

④体温が 37度以上の発熱や呼吸器症状がある時は、マスクの着用をして頂く。

マスクはご家庭よりの持込とし、持参しない際は施設の布マスクを貸し出す

⑤感染拡大防止のため、職員はマスクを着用。送迎時は車内及び利用者様への次亜塩素酸除

菌水の散布。定期的な車窓開放して換気も行う

⑥ご自宅で 37.5度以上の発熱やひどい呼吸器症状が 3日以上続くときは、速やかに適切な診

療の下、加療を行って頂く

⑦居宅のケアマネジャー等は緊急の要件以外での来所はご遠慮頂く。利用時の様子や不明な

点は電話でご連絡を行う

家人へのお願い

①市外・県外の親族・知人等と接触があった際は、必ず職員に伝えて頂く

②新型コロナ終息まで、三輪医院では電話でお薬の処方を受け付ける

③送迎時は必ずマスクの着用をお願いする

④お帳面袋にマスク一枚予備として入れて頂く

⑤新型コロナ終息まで、利用中は可能な限りマスクの着用をお願いする

下記のいづれかに該当する方は 2週間のご利用をお控えて頂く

・ご利用者様自身が法人が定める自粛地域※に出掛ける

・県外に住む方と接触のあるご利用者様

・同居家族が県外に出掛ける

※「通所系サービス」「訪問リハビリ」の自粛地域は静岡県新型コロナウイルス警戒レベルに基づ

いて決定

・新型コロナ警戒レベル 4以上・・・すべての都道府県よりの県を跨ぐ移動について 2週間

の自粛要請

・新型コロナ警戒レベル3以下・・・「回避」、「特に慎重に行動」、「慎重に行動」の地域のみ

2週間の自粛要請

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11、ユニケア岡部警戒態勢及び面会について

ユニケア岡部警戒レベル対応表

★面会対応について

長期入所における面会は静岡県新型コロナ対策本部発表の警戒レベルに基づき実施

静岡県警戒レベル 3以下・・・家族の面会可能(県外は不可)

静岡県警戒レベル4以上・・・家族の面会不可

ユニケア岡部館内への入館者許可一覧は次の別紙を参照

2階、3階に立ち入る家人には次の対応をする

・入館時毎に事務所にて面会簿の記入と検温をお願いする

・入館時は必ず事務所にて消毒+館内は終始マスクの着用する

・体温が 37.5以上の方や呼吸器症状が見られる方は入館をお断りする

・入館時は事務所で配布される入館許可証を常に提示して頂く

レベル1 レベル2 レベル3(藤枝市内感染発生) レベル4(施設内発生)

長期入所面会

(県内)制限なし

・15分を目安に限定で入館可

(人数制限なし)

・県外に赴いた方もしくは県外の方と接触し

た方は2週間の自粛

・通常の面会は不可

・下記の条件時は45分程度+緊急時連絡先の

①と②の夫婦のみ可

体調不良、入退所の手続き、

ショートの送迎、施設が認めた諸事情

不可

(入退所・ショート受入は中止)

長期入所面会

(県外)制限なし

・県外の方の入館不可

・県内に来て2週間経過観察した方は15分を

目安に可

・県外の方の入館不可

・県内に来て2週間経過観察した方は、県内

者と同じ条件のみ分可能

不可

ターミナル面会 制限なし・配偶者+子供のみ(時間制限なし)

・県外の方は不可

・配偶者+子供のみ(時間制限なし)

・県外の方は不可施設が認めた条件のみ可

外出・外泊 制限なし・原則施設が認めたもの以外は中止

・退所を見据えたものなら可

・原則施設が認めたもの以外は中止

・退所を見据えたものなら可中止

利用者 通常通りの暮らし

・認知棟はユニット閉鎖

・可能な限りは他の部署の利用者と接触は控

える

・状況に応じて全館のユニット閉鎖

・他の部署の利用者との接触は禁止

・市内の発症具合にてゾーンニング

ゾーンニング

リハビリ 通常通り 3密を気にしながら営業・可能な限りでの他部署間の利用者の接触を

さけるようにするその都度検討

マスクの着用

(ユニット利用者)なし なし 現場判断 可能な限り着用

マスクの着用

(デイ利用者)なし

・送迎車内等の密の空間は必ず着用

・普段は利用者の個々の判断

・送迎車内等の密の空間は必ず着用

・可能な限りのマスクの着用デイ営業中止

洗濯物受渡し場所 ユニット 1階大会議室 1階大会議室 その都度検討

家人参加会議 通常開催 可能な限り1階で開催 可能な限り1階で開催(中止も検討) 中止

認定調査 ユニットにて実施 可能な限り1階で開催 可能な限り1階で開催(中止も検討) 中止

会議・委員会・研修 通常通り・時間短縮(30分~1時間を目安)

・換気と消毒の徹底左記と同様だが可能なら中止も検討 中止

自宅訪問(入所) 通常通り 通常通り 市内の蔓延状況にて判断 中止

自宅訪問(訪リハ) 通常通り 3密を解消しながら営業 市内の蔓延状況にて判断 その都度検討

散髪業者 ユニットにて実施 ユニットにて実施 ユニットにて実施 中止

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ユニケア岡部入館許可一覧

1階 2階・3階

〇 〇 〇 〇 〇 〇 15分程度を目安にどなたでも可

〇 〇 〇 〇 〇 〇 配偶者+子供のみ(時間の制限はなし)

〇 〇 〇

〇 ※ 〇 ※ 〇 〇 2階・3階で行う時は可(可能な限り1階での対応)

〇 ※ 〇 ※ 〇 〇 2階・3階で行う時は可(可能な限り1階での対応)

〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇 〇

・体温37.5以上の方、呼吸器症状が見られる方は入館は不可

・マスクの着用の無い方は不可(事務所でも貸出可)

・県外の方は行政からの要請にもとずき、入館の許可の有無を決定

・2階,3階への入館者は受付にて「入館チェックシート」を記入の上で許可(退館時はそのままお帰りで)

入館確認表 (レベル2)

葬儀屋

検温 チェックシート記入 マスクの着用 消毒 備考

就職活動者

搬入業者(事務⇔玄関)

修理業者

他事業所(会議等)

認定調査員

入館許可エリア

歯科医

救急隊

散髪業者

実習生

ご家族様(面会)

ご家族様(洗濯のみ)

ご家族様(ターミナル)

1階 2階・3階

洗濯物受渡 〇 〇 〇

終末期の付添 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 配偶者+子供のみ(申請リスト記名者のみ)。時間制限なし

体調不良 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 緊急時連絡先①+②のみ。面会時間は45分を目安

入退所の手続き 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 入退所時のみ(荷物の搬入等)

ショートステイ送迎 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 送迎のみ

会議参加等 〇 〇 〇 〇

〇 ※ 〇 ※ 〇 〇 2階・3階で行う時は可(可能な限り1階で対応)

〇 ※ 〇 ※ 〇 〇 2階・3階で行う時は可(可能な限り1階で対応)

〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇

〇 〇 〇

〇 〇 〇 〇 〇 〇修理業者

家人

他事業所(会議等)

認定調査員

入館許可エリア

通常の面会

歯科医

救急隊

散髪業者

実習生

入館者

・体温37.5以上の方、呼吸器症状が見られる方は入館は不可

・マスクの着用の無い方は不可(事務所でも貸出可)

入館確認表 (レベル3)

入館中止

葬儀屋

検温 名簿記入 体温連絡 マスクの着用 消毒 備考事前リスト

就職活動者

搬入業者(事務⇔玄関)

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WEBサイト

(厚生労働省)

コロナ総合サイト 一般者向け 介護事業者向け 自治体・医療向け

静岡県介護指導課 静岡県コロナ対策サイト 国立感染症研究所 日本環境感染学会

静岡県中部保健所 藤枝市役所 焼津市役所 静岡市役所

全国老健協会 老施協 看護協会 日本医師会

PPE着脱方法 PPE着る方法 PPE脱ぐ方法 高齢者施設における感染予防

(日本看護協会) (千葉大学病院) (千葉大学病院) (東京都福祉保健局)

ゾーニング

(聖マリアンナ医科大)

高齢者施設におけるコロナ対策

(長崎大学病院)

通所サービスのコロナ対応

広島県公式チャンネル

映 像

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PPEを着る時

マスクの着脱方法

PPEを脱ぐとき

ガウンの脱ぎ方

使い捨て手袋の脱ぎ方