らでぃっしゅぼーや株式会社...独自基準「RADIX」による食の安全の担保豊富な品揃え（年間8,000アイテム以上）豊富な商品情報の開示

らでぃっしゅぼーや株式会社

品質保証部品質管理課課長根田繁

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本日の内容１、会社概要２、らでぃっしゅぼーや商品管理システム全体概要

３、 eBASE導入によるメリットおよび課題

４、共通原材料のメリット（共有原材料の仕組みについて）

５、ＲＡＤＩＸ（自社）基準チェック機能の事例

６、その他の取組み

７、今後について

～ＦＯＯＤＳｅＢＡＳＥの自社オリジナル活用法～


■会社名らでぃっしゅぼーや株式会社

■事業内容有機・低農薬野菜、無添加食品、日用品等の戸別宅配

■事業開始 1988年5月17日

■本社所在地東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティビル１６Ｆ

■配送センター札幌、仙台、東京、神奈川、名古屋、大阪

１、会社概要

全国の物流拠点から約11万3千世帯のお客様に安心・安全な“食” を戸別宅配

中部センター（愛知県一宮市）会員数：約１４５００世帯

大阪センター（大阪府東大阪市）会員数：約２５０００世帯

北海道センター（北海道札幌市）会員数：約７０００世帯

首都圏センター（東京都板橋区）会員数：約３８5００世帯

東北センター（宮城県仙台市）会員数：約１０００世帯

神奈川センター（神奈川県座間市）会員数：約２３０００世帯

（2014年２月時点）


らでぃっしゅぼーやのお客様

◆30代／40代が親のファミリー層が最多シェア（約50％）

◆ニーズ：安心安全なものを子どもに食べさせたい。

◆宅配の利便性に期待。（共働き）

※大根抜き交流会の様子（2013年3月）


ビジネスモデル

※SPA：商品企画・生産から販売までを一貫して行う形態の小売企業

バリューチェーンを一貫してマネジメントしている“食のＳＰＡ（※）”

仕入・物流生産・製造プロモーション戸別宅配会員様

契約栽培独自基準独自の販売企画配送代理店会員様制

商品企画

協同開発

独自基準「RADIX」による食の安全の担保

豊富な品揃え（年間8,000アイテム以上）

豊富な商品情報の開示

販促機能を持った配送網

全ての商品でトレーサビリティが可能丁寧な配送と顧客ニーズの捕捉

らでぃっしゅぼーやの事業領域


取り扱い商品

●他社に出来ない多彩な無添加食品商品

（年間約8,000アイテム）

●食品の約90％が自社開発商品

●アレルギー対応商品も充実（年間約140アイテム）

●基本的に国産原料

●輸入品はオーガニック又はフェアトレード

有機・低農薬野菜無添加食品・日用品等

独自の商品取扱基準、自社規格による、幅広い商品ラインナップ

●契約生産者約2600軒

（市場経由の農産物は無し）

●独自の生産基準『ＲＡＤＩＸ』に遵守

●産地住所・生産者名、農薬品種、成育工程

が明確（トレーサビリティ）

http://corporate.radishbo-ya.co.jp/item/genkikun/popular01.html




主力商品：野菜・果物のセットボックス『ぱれっと』『準定期品』

お客様への“定期販売” を主力商品にすることで、安定した出荷量を確保

年間約140種類以上の野菜や果物を組み合わせた定期販売野菜セット

定期お届け野菜セット『ぱれっと』頒布会式『準定期品』

『放牧豚くらぶ』、『漬け魚くらぶ』など、頒布会形式の企画商品（約20コース）

フルーツバスケット漬け魚くらぶ短角牛くらぶ

etc….

契約生産者・メーカーのメリットお客様のメリット

価格安定出荷安定品質向上安心

安全安定価格安定供給


契約生産者・メーカーのネットワーク（Ｒａｄｉｘの会）

有機、無添加にこだわる全国337団体・約2600名のネットワーク（Radixの会）

専門家などを招いての、栽培技術・品質向上勉強会を開催（年間約40回）

生産者・メーカーとのパートナーシップ商品品質向上への取り組み

帯広畜産大学土壌学谷教授を招いての勉強会の様子（2012年）


eBASE導入に至る背景

・商品規格書は、５年前まで紙ベースでの管理を行なっていた

・弊社では５年前にＤＢ化を実施している。理由としては、商品品目数が増加して紙ベースでの管理に不便が生じたからである

・DB化して運用をしてきたが、しばらくしてシステムに不具合が発生し続け、改修コストが大きくなる前に安定したパッケージに切替える判断を行なった。

そこで今年の春に導入したのが、ｅＢＡＳＥである


２、らでぃっしゅぼーや商品管理システム全体概要

らでぃっしゅぼーや㈱

ｅＢＡＳＥｓｅｒｖｅｒ【商品規格書】

・商品規格書登録

・共通原材料登録

・ＲＡＤＩＸ基準登録

・工場情報登録

ｅＢＡＳＥＪｒ．

商品規格書登録

共通原材料登録

販売サイト

カタログ情報

販促文画像

レシピ

社内承認フロー

・商品規格書審査・取引先情報書審査

・共通原材料審査・商品マスタ審査

ＡＲＭＳ

【カタログ制作】

・カタログ情報登録

・販促文・画像

・レシピ

・取扱情報登録

ＭＩＲＲＯＲ

【商品マスタ】

・商品マスタ登録(物流条件）・セット品マスタ登録

・取引先情報登録

取引先様らでぃっしゅＷＥＢサイト

送信取扱情報参照共通原材料

ダウンロード


■メリット

１、ユーザーがeBASE社のコールセンターを利用できる

→弊社）開発担当者への問合せが減少するため、負担が軽減する

取引先）気兼ねなく質問ができる

２、eBASEを導入しているユーザが多いため、業界標準の内容で

規格書の管理が出来る。

→弊社）パッケージであるため管理項目が充実している。

取引先）一つの商品規格書を複数の販売先に提供できる

３、取引先（メーカー）へのアフターフォローの充実

初級講習会(設定方法・操作方法）中級講習会(活用方法）

→eＢＡＳＥ導入後、取引先のスムーズな運用に繋げて行ける

３、eBASE導入によるメリット（主なもの）


■課題

１、取引先から送信されてきた規格書データーが修正できない

→簡単な間違いなら弊社で内容の修正をしたいところですが、

修正できず取引先に戻すことになるため、データーのやり取り

に時間を要する。

２、弊社の取引先には中小企業が多いため、eBASEの登録に時

間を要しており、また入力間違いも多い

→ｅＢＡＳＥを導入していない取引先（メーカー）が多く、登録作業

に慣れていない。

３、eBASE導入による課題（主なもの）


４、共通原材料のメリット（共通原材料の仕組みについて）

ｅＢＡＳＥ共通原材料

小麦粉

砂糖

酵母

塩コーン

トマト

バジル

チーズ

登録呼出

大阪製パン（例）

コーン・パントマトバジル・パンチーズ・パン

小麦粉

砂糖

酵母

塩

コーン

小麦粉

砂糖

酵母

塩

トマト

バジル

小麦粉

砂糖

酵母

塩

チーズ

５原料

１製品２原料

１製品

１原料

１製品

呼出登録登録


商品規格書審査

(品質管理課）

商品規格書

チェック

(商品部）

原材料

製品規格書

⑦承認原材料

照合

共通原材料

商品規格書審査

(品質管理課）

③原材料承認

②原材料審査

製品規格書

原材料

①原材料送信

④承認済み原材料DL

⑥製品規格書送信

⑤原材料選択

共通原材料

４、共通原材料管理の仕組み(システム構成）

④と⑦が弊社独自機能


５、ＲＡＤＩＸ（自社）基準チェック事例【基準外】

①ＪＩＣＦＳ分類

カテゴリー別

ＲＡＤＩＸ基準

ＤＢ

②RADIX基準チェックリスト

自動取込

チェック結果

項目名項目値エラーレベル

参照セル

塩ビ系樹脂無容認 EG-0000205,【キッチン用品】食器,製品,塩ビ系樹脂,無,,,,,,,容認ビスフェノールＡ原料の樹脂無容認 EG-0000209,【キッチン用品】食器,製品,ビスフェノールＡ原料の樹脂,無,,,,,,,容認スチレン系樹脂無容認 EG-0000213,【キッチン用品】食器,製品,スチレン系樹脂,無,,,,,,,容認ホルムアルデヒド原料の樹脂無容認 EG-0000217,【キッチン用品】食器,製品,ホルムアルデヒド原料の樹脂,無,,,,,,,容認有機合成抗菌加工無容認 EG-0000219,【キッチン用品】食器,製品,有機合成抗菌加工,無,,,,,,,容認紙（使い捨て）有基準外 EG-0000220,【キッチン用品】食器,製品,紙（使い捨て）,有,,,,,,,基準外アルミニウム有基準外 EG-0000223,【キッチン用品】食器,製品,アルミニウム,有,防災以外,,,,,,基準外

③ＲＡＤＩＸ基準

チェックリストへの回答

(お取引先様）

④ＲＡＤＩＸ基準適合状況自動チェック

ＲＡＤＩＸ基準書


５、ＲＡＤＩＸ（自社）基準チェック事例【基準内】

④ＲＡＤＩＸ基準適合状況自動チェック

①ＪＩＣＦＳ分類

②RADIX基準チェッリスト

自動取込

③ＲＡＤＩＸ基準チェックリストへの回答

(お取引先様）チェック結果

項目名項目値エラーレベル

参照セル

旧表示指定成分無容認 EG-0000020,【洗剤・洗浄剤】家庭用洗浄剤,製品,旧表示指定成分,無,,,,,,,容認香料(合成香料）無容認 EG-0000022,【洗剤・洗浄剤】家庭用洗浄剤,製品,香料(合成香料）,無,,,,,,,容認香料（その他）無容認 EG-0000025,【洗剤・洗浄剤】家庭用洗浄剤,製品,香料（その他）,無,,,,,,,容認蛍光増白剤無容認 EG-0000027,【洗剤・洗浄剤】家庭用洗浄剤,製品,蛍光増白剤,無,,,,,,,容認界面活性剤(石けん以外）有制限 EG-0000028,【洗剤・洗浄剤】家庭用洗浄剤,製品,界面活性剤(石けん以外）,有,"ＥＵのエコ・ラベ

ル（ＥＣＯＧＡＲＡＮＴＩＥ等）の表示がある",,,,,,制限溶媒希釈されている植物エキス無容認 EG-0000035,【洗剤・洗浄剤】家庭用洗浄剤,製品,溶媒希釈されている植物エキス,無,,,,,,,容認

ＲＡＤＩＸ基準書

カテゴリー別


ＤＢ


５、ＲＡＤＩＸ基準（自社）チェックの仕組み

商品規格書

商品規格書


（自社基準）

データ送信

RADIX基準管理

(品質管理課） (商品部）

※将来的には、ｅＢＡＳＥｊｒ側でのセルフチェックも検討

基準と自動チェック

(お取引先様）


■比較ソフト（ｅＢ-ｃｏｍｐａｒｅ）を利用してチェック負担の軽減

→製品規格書と承認済み共通原材料を自動照合

■食品（ｅＢ-Foodｓ）と雑貨（eＢ-Gｏｏｄｓ）の規格書に活用

→雑貨：化粧品・玩具・キッチン雑貨・石鹸などの商品

■工場情報をeBASEで管理

→工場情報をマスター化することによって入力工数を削減

工場情報とは：工場名・工場住所、製造生産者名・製造生産者

住所、工場監査情報

※工場ＩＤのみの入力で工場情報を取得できる

６、その他の取組み


①データーベースを活用したデーター検索

震災の年には、お客様から原料原産地および製造者住所

などの問合せが殺到してＤＢ検索が役立った。さらなる活用。

②弊社の指定原料の管理

A社の製品（醤油）をB社への指定原料（醤油）とする場合、

規格書情報をデーター連携して管理する。

③商品規格書の定期更新を実施する

年１回、規格書情報が正しい状態であるかを取引先に確認

してもらい、正しい情報に更新していただく。

７、今後について


ご静聴ありがとうございました。

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