心電図入門心電図入門回心堂病院回心堂病院 診療部診療部

刺激伝道系刺激伝道系

心電図波形の成り立ち心電図波形の成り立ち

興奮の伝わり方と心電図興奮の伝わり方と心電図

心電図の記録紙と波形心電図の記録紙と波形

各波形の正常値各波形の正常値

心電図の基本心電図の基本

患者様の様子（意識レベル、血圧等のバイタルサイン）･基礎疾患

心拍数

QRSの幅

脈拍数脈拍数

5mmのマスが4つ

おおよその脈拍数＝300÷4=75

300 150 100 75 50 30

脈拍数QRSが不規則な場合

25mm＝1秒

5mm＝0.2秒

・25mm×6（150mm＝6秒）のなかにQRSがいくつあるか？

・その結果を10倍にするとおおよその心拍数となる。

モニター心電図モニター心電図

2秒以上の停止をみたら房室ブロック→緊急放置した場合の1年間の突然死→30％命を救うための医療恒久的PM挿入

洞不全症候群→ゆっくりQOLを上げるための医療洞不全症候群から房室ブロックへの移行は1,2％

危ない房室ブロック

突然死に注意→すぐにDr.callⅡ度房室ブロック（モービッツⅡ型）突然PとQRSがつながらなくなる

高度房室ブロックP波がほとんどQRSにつながらない

完全房室ブロックP波とQRSはまったくつながらない

Ⅱ度房室ブロック（モービッツⅡ型）

突然PとQRSがつながらなくなる

高度房室ブロック

P波がほとんどQRSにつながらない

完全房室ブロック

P波とQRSはまったくつながらない

緊急性のない房室ブロック

ⅠⅠ度房室ブロック度房室ブロック

ⅡⅡ度房室ブロック（度房室ブロック（ウエンケンバッハ型）

洞不全症候群

Ⅰ型 洞徐脈P波が規則正しく遅い

Ⅱ型 洞停止および洞房ブロックP波が突然出現しなくなる

Ⅲ型 徐脈頻脈症候群頻脈が出現し、それが停止した後に洞停止となるもの

洞不全症候群

ⅠⅠ型型 洞徐脈

Ⅱ型 洞停止

洞不全症候群

ⅢⅢ型型 徐脈頻脈症候群

心室細動

心室性頻拍

WPW症候群

非発作時 発作時

期外収縮

心房性期外収縮

房室接合部性期外収縮

心室性期外収縮

危険な心室性期外収縮危険な心室性期外収縮

多形性

ショートラン

R on Tから心室性頻拍への移行

QTQT延長延長と短縮と短縮

上室性頻脈性不整脈

バイタルサインが悪化なら緊急に治療心房細動

心房粗動

上室性頻拍

脚ブロック

右脚ブロック

左脚ブロック

高カリウム血症高カリウム血症

低カリウム血症低カリウム血症

狭心症狭心症

狭心症狭心症

心筋梗塞心筋梗塞

心筋梗塞心筋梗塞

心筋梗塞後の時間経過による心筋梗塞後の時間経過による心電図変化心電図変化

T波の増高

STの上昇

Q波の出現 冠性（陰性）T Q波は永久に残る

前壁心筋梗塞前壁心筋梗塞

V1～V4誘導でT波の増高、STの上昇、Q波を認める

胸部誘導胸部誘導

下壁心筋梗塞下壁心筋梗塞

Ⅱ、Ⅲ、aVf 誘導でQ波を認める

四肢誘導四肢誘導

心電図でわかること心電図でわかること １１

PP--左心房、右心房の拡大左心房、右心房の拡大--調律の推定調律の推定

QRSQRS--心筋梗塞の部位←心筋梗塞の部位←QSQSパターンとそのパターンとその誘導誘導--脚ブロック、脚ブロック、WPWWPW症候群、心室肥大←症候群、心室肥大←QRSQRSのの幅と形から幅と形から

RRの高さとの高さとSSの深さの深さ

--右胸心、軸偏位、左室肥大、右室肥大←各誘右胸心、軸偏位、左室肥大、右室肥大←各誘導の導のR/SR/Sの計測からの計測から

心電図でわかること心電図でわかること ２２

STST--急性心筋梗塞の時期、異型狭心症、心膜炎急性心筋梗塞の時期、異型狭心症、心膜炎←←STST上昇から上昇から

--狭心症発作、心筋炎、心筋症、心室肥大、ジ狭心症発作、心筋炎、心筋症、心室肥大、ジギタリス効果←ギタリス効果←STST低下から低下から

TT--高カリウム血症、低カリウム血症、心筋虚血、高カリウム血症、低カリウム血症、心筋虚血、心心室肥大←室肥大←TTの高さ、逆転の程度などからの高さ、逆転の程度などから

QTQT--高カルシウム血症←高カルシウム血症←QTQT短縮短縮--低カルシウム血症、低カルシウム血症、QTQT延長症候群←延長症候群←QTQT延長延長

右房負荷、左房負荷右房負荷、左房負荷

左室肥大左室肥大