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BRANDBOOK
私たちのブランドには、「ルーツ」があります。 三菱 「三綱領」
所期奉公事業を通じ、物心共に豊かな社会の
実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。
公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。
処事光明
三菱には、長い歴史の中で引き継がれてきた経営の根本理念があります。その精神、価値観は現在も脈々と生きており、三菱グループの企業活動の指針となっています。
全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。
立業貿易
私たちのブランドには、「使命」があります。
私たちは、基本使命を実践するために以下の通り宣言し、実行します。
お客さまの立場で考え、安全でより良い商品・サービスを提供するとともに、情報を適切に開示します。
2. 私たちはお客さまからの信頼を得られるよう努めます
法と倫理に基づいて活動し、常に自らの行動を謙虚に振り返り、社会とのコミュニケーションを大切にすることで、公正、透明で信頼を第一とした企業活動を行います。
1. 私たちは誠実に行動します
自らの成長をめざし、個々の人権や多様な考え方を尊重し、創造性・専門性を高めながらチームとして総合力を発揮します。
3. 私たちは活力のある職場づくりに努めます
私たちは、住み・働き・憩う方々に満足いただける、地球環境にも配慮した魅力あふれるまちづくりを通じて、真に価値ある社会の実現に貢献します。
私たちはまちづくりを通じて社会に貢献します
三菱地所グループ基本使命
三菱地所グループ行動憲章
私たちのブランドには、「志向」があります。
顧客志向 「顧客志向」とは、常にお客さまの目線で物事を考え、お客さまの本当のニーズを汲み取り、お客さまの最良の理解者として全力を尽くすことです。
価値創造志向
競争環境の変化や事業領域の拡大に対応し、さらなる飛躍を遂げるために
必要なことは、時代の先にあるニーズを捉え、新たな「価値」を創造していくことです。
また、価値創造のために社員が一人でできることには限界があり、
組織内はもちろん、組織を超えたチームワークが求められることになります。
「価値創造志向」とは、こうした実践と、それを常に心がける姿勢です。
チャレンジ志向
真の顧客志向、価値創造志向を貫くためには、慣例や前例にとらわれない
思い切った取り組みが必要です。そのためには、私たち自身の意識や行動を変えていく
ことも重要です。短期的にはリスクと映ることもありますが、中長期的に見れば、
変わらないことこそ、リスクなのです。積極果敢な「チャレンジ精神」が、
今、求められています。
誠実・信頼私たちは創業以来一貫して、「誠実」に行動する姿勢を大切にしてきました。
そしてその結果として築きあげた「信頼」は、一朝一夕では決して得ることのできない
ものです。この「誠実」な姿勢と築きあげた「信頼」は、これからも、変わらず守り続けて
いくべき、かけがえのない資産です。
私たちが提供する価値の核心は、「本質的な価値」と「夢や感動」です。
私たちはずっと、流行に流されることなく、お客さまをはじめとするステークホルダーに
とって何が「本質的な価値」なのかを見つめ続けてきました。そして「本質的な価値」の
追求こそが、時代を超えてほんとうの意味での「夢や感動」をもたらすのです。
本質的な価値・夢や感動
強めていくべきブランド価値
ステークホルダーに対して提供する価値
守るべきブランド価値
ブランドスローガン(ブランドステートメントをメッセージ性を持つ短いフレーズに昇華させたもの)
ブランドステートメント(「三菱地所グループが目指すべき方向性」をステークホルダーに対する約束として明文化したもの)
街に、住む人。働く人。訪れる人。
そのひとりひとりの時間が、豊かで満ち足りたものになるように。
さまざまな人との出会いが、心ときめくものになるように。
そして、私たち自身もその仕事を通してワクワクし、
ほんとうの感動をお客さまと共有したいと願っています。
そのために、私たちは常にチャレンジを続け
自分たち自身も変わり続けていきます。
私たち三菱地所グループは、
さまざまな空間やサービスに求められる
本質的な価値を、ずっと追求してきました。
これからも時代の先を見通して、
お客さまひとりひとりの声に誠実に耳を澄ますことで
真に求められる価値を創造していきます。
-------------- 私たち三菱地所グループは、チャレンジを続けます。
私たちのブランドスローガンを、思い出してください。
ブランドスローガンに込めた想い私たちのブランドには、「想い」があります。
人を、想う 街を、想う三菱地所グループの事業領域は、全て「街」に関わりを持ちます。
「街」という言葉を見れば、積み重ねてきた歴史や伝統、そして三菱地所グループ
の一員であることの誇りや使命感が、私たちの心に湧き上がるはずです。
「街」を通じて社会に貢献するために、これからも「街」を舞台に、
新たな価値創造や環境との共生に挑戦する。
「街を、想う」は、こうした私たちの姿勢、意思を集約した言葉です。
「人」とは、お客さまやグループ社員をはじめとする三菱地所グループの全ての
ステークホルダーを表した言葉です。街に住む人、街で働く人、街に訪れる人。
どうすればそのお一人お一人に喜んでいただくことができるか。幸せになって
いただけるか。夢や感動を感じていただけるか。絶えずその答えを追い求めて日々
の仕事に向き合って行く。そしてまちづくりにたずさわる私たちグループ社員
一人ひとりも仕事を通じて、夢や感動を共有できるような職場環境を育んでいく。
「人を、想う」は、こうした私たちの姿勢、意思を集約した言葉です。
想う力常に誠実な姿勢で、お客さまの求める本質的な価値とは何かを考えつづける。
街に新たな価値を絶えず創造して、夢や感動を提供しつづける。そしてその結果
として、信頼を勝ち得ていく。「想う力」は、こうした三菱地所グループの社員一人
ひとりが誠実に価値創造に取り組む姿勢、チャレンジする姿勢を集約した言葉です。
チャレンジを続けます「新たな価値を創造する」「夢や感動をお客さまと共有する」ためには、慣例や前例に
とらわれない積極果敢なチャレンジが必要不可欠です。変わらないことこそが、リスク
なのです。「チャレンジを続けます」には、信頼され、選ばれ続ける三菱地所グループの
確立に向けて、絶えず自己変革、挑戦を続ける、という強い決意が込められています。
私たちのブランドは、「チャレンジ」を続けます。
企業グループとして大切にする価値
三菱地所グループが目指すべき方向性
守るべきブランド価値
誠実・信頼
強めていくべきブランド価値顧客志向・価値創造志向・
チャレンジ志向
ステークホルダーに対して提供する価値本質的な価値・夢や感動
10年スパンでの持続的な成長を目指す「長期経営計画 2030」
Sustainability(環境・社会・経済の持続性向上)
Quality Of Life(サービス・コンテンツの提供)
経営計画で重視する価値
価値提供のポイント
Open InnovationGlobal
グループ社員が大事にしたい価値観
・ 私たちは誠実に行動します・ 私たちはお客さまからの 信頼を得られるよう努めます・ 私たちは活力のある 職場づくりに努めます
1.コンプライアンスの実践2.サステナビリティの実現3.コミュニケーションの推進4.人権・ダイバーシティの尊重5.一人ひとりの活躍
行動や倫理の規範
行動 指 針
行 動 憲 章
私たちはまちづくりを通じて社会に貢献します
(所期奉公 処事光明 立業貿易)三 綱領
基本使命
「三菱地所グループが目指すべき方向性」をステークホルダーに対する約束として明文化したもの
ブランドステートメント
「人を、想う力。街を、想う力。私たち三菱地所グループは、チャレンジを続けます。」
ブランドスローガン
私たちのブランドをつくるのは、
「あなた」です。
あなたにとって、「人を、想う力。 街を、想う力。」って、何ですか?
インタビュー①ふたりとも、有楽町の街づくりに携わる仕事をしています。
今、取り組んでいる複合型路面店舗の「micro」や、会員制ワーキングコミュニティ施設の
「SAAI」といった具体施設も、「有楽町Micro STARs Dev.」というプロジェクトも含め、
有楽町の街づくりを進めるべく、会社に掛け合って認めてもらいました。
それぐらい、懐の深い会社ですね(笑)。
私たちが考える街づくりは、ただ建物を建てるだけではなくて、生きている街を経過させていって
いかに次につなげるか、だと思っています。その上で、自分たちが思い描いた姿、
提供したものがずっと残って、いろんな人の人生の舞台になる、
そういう所を目にすることができるのは、すごく幸せなことだと思っています。
その街に来る人がどう思うか、どうしたいと感じるのか。そのために、
「余白」とか「可変性」を大事にしています。詰め込みすぎないからこそ、
街が人の「居場所」になっていく。それも、「人を想う、街を想う」発想かもしれません。
尊敬する先輩が、「身近な人を大切にできない人は、人を想う力がない」とよく言います。
人を想うということが、社員の深いところに染み込んでいる、
会社に根付いている、そう感じています。
三菱地所株式会社
山元 夕梨恵 ・ 辻 直毅
あなたにとって、「人を、想う力。 街を、想う力。」って、何ですか?
インタビュー②
マンションの商品企画という仕事は、自分が生活で不便と感じることを
仕事を通して解決できる、そういう面白さがあるんです。
私が担当した物件では、「宅配ボックス」を共有部ではなく、各戸に付けるという試みを行いました。
元々、その物件は共働き夫婦が多いエリアだったので、
荷物が「不在配達」になってしまうことも多いかもしれない、
そうなると、何度も1階まで荷物を取りに行くことになる。
そういう「不便」そのものをなくしてあげたいなと思ったんです。
これは実は、自分が2ℓの水を買った時の体験と気持ちがヒントになっているんです。
仕事上、図面を見ることが多いのですが、つい2D(平面)的に対象を見てしまうことがあります。
そういう時、この「人を、想う力。街を、想う力。」を思い出したりすると、
人や街が3D(立体)で、リアルに見えてきたりすることがあります。
イマジネーションが必要なときに、ふと気がつくと存在を感じる、支援してくれている、
そんなスローガンのような気がしています。
三菱地所レジデンス株式会社
藤谷 誠矢
あなたにとって、「人を、想う力。 街を、想う力。」って、何ですか?
インタビュー③
三菱地所・サイモン株式会社
須佐美 麻結
私が所属する会社は、プレミアム・アウトレットの開発と運営を軸としていますが、
お客さまには、アウトレットだけではなく周辺エリアの観光地としての魅力も
併せて伝えたり、地域貢献活動を実施したりなど、
施設単体ではなく、エリアを盛り上げることを大切にしています。
「人を、想う力。街を、想う力。」は、
エリア全体を考えるという私たちのスタンスにとても近く、
常々、頭の片隅においてある言葉です。
2017年に「ひとまち大賞」をいただいた、御殿場プレミアム・アウトレット内に
保育園を設置した取り組みも、アウトレット内で働く従業員と
周辺で暮らす人々のことを深く知り、想ったことが始まりでした。
三菱地所グループのブランドは、働く上で、大きくて安心できる「基盤」であると感じています。
ただ、その基盤にぬくぬくとするのではなく、それを活かして、視野を広く捉え、
人と街を想い、様々なことに挑戦していきたいと思っています。
三菱地所株式会社
執行役社長 吉田 淳一
三菱地所グループのみなさんへ
三菱地所グループの使命は、まちづくりを通じて社会に貢献することです。
わたしたちはこの使命を実践することによって、すべてのステークホルダーに
本質的な価値・夢や感動を提供していくことが求められています。
お客さまとの信頼関係は、一朝一夕には築けません。しかしながら、
長い年月をかけて築き上げてきた信頼は、些細なことで簡単に失われてしまうものです。
三菱地所グループのみなさんには、先輩方が長く培ってきたコーポレートブランドを大切にし、
それを更に向上させるべく、高い志をもって、日々の業務に取り組んでいただきたいと思います。
みなさんひとりひとりの力で、これからの三菱地所グループの
コーポレートブランドは作り上げられていきます。
改めて、この冊子を手に取り、日々の業務の中でどのように取り組んでいけるか、
自分ごととして考えてみてください。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。
BRANDBOOK
本冊子のPDF版をグループポータルサイト(https://www.mecgroup.jp/)の「コーポレートブランド」ページにも掲載していますので、ご活用ください。
また、本冊子のエッセンスを抜き出した、コーポレートブランドカードの電子版もございます。こちらのQRコードを読み込むとご確認いただけますので、お手持ちのスマートフォン等でブックマークの上お使いください。