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をえる メイドインさかいフェア ため、さまざま している。 イベントに え、 がり、 した活 。こ まる。 2014年 平成26年 11月20日 木曜日 【広告特集】

を集めた「逸品発掘市」も出展 地域の産業を支える · 堺の食・技人気盛況裏に閉幕メイドインさかいフェア を集めた「逸品発掘市」も出展メイドインさかいフェアには地元製品や商品

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Page 1: を集めた「逸品発掘市」も出展 地域の産業を支える · 堺の食・技人気盛況裏に閉幕メイドインさかいフェア を集めた「逸品発掘市」も出展メイドインさかいフェアには地元製品や商品

連携支援手厚く「堺技衆」企業の交流会活発化で

地域の産業を支える

堺の食・技人気盛況裏に閉幕メイドインさかいフェア

メイドインさかいフェアには地元製品や商品

を集めた「逸品発掘市」も出展

月8日

3万部発行の無料配布誌「ナカモズグレイト!」

まちの活力強化さかい創造塾の成果など生かし

堺商工会議所特集

 堺商工会議所は地域の活力強化と魅力発信のため、さまざまな事業を展開している。恒例のイベントに加え、今年度、次年度と人のつながり、交流を重視した活性化策を展開。この成果に注目が集まる。

□  ■  □

 堺商工会議所は8、9日

の2日間、商工会議所、堺

市産業振興センターで「メ

イドインさかいフェア

再発見!堺の技・食・楽に

出会う2日間」を開いた。

堺の技術や製品、商品を一

堂に集めた展示即売会で、

会期中は2万4000人が

来場。2日目が雨天とな

り、来場者は前年より減っ

たものの、イベントは盛況

で売り上げも予想を大きく

上回った。

 出展したのは約100企

業・団体。地元の和菓子や

洋菓子をそろえた「スイー

ツフェスタ」や地元飲食店

が一押しのメニューを提供

する「グルメ広場」、地元

の製品や商品を集めた「逸

品発掘市」など、それぞれ

が趣向を凝らし、来場者を

楽しませた。

 今回は従来の業種に加

え、生産品の6次産業化を

視野に入れる地域の生産者

も出展。今後の発展が期待

できる新たな動きとして注

目を集めた。

 「メイドインさかいフェ

ア」は今回が3回目。地域

資源を活用して、堺の活力

を高めることを目的に毎年

開いている。イベントの認

知も年々、高まり、出展者

間の連携や量販店バイヤー

の来場により新たな商談も

成立している。特に今回は

参加者が自らの参加をソー

シャルネットワークサービ

スなどを通じて事前に告

知。ブースへの集客がイベ

ントの周知にもつながり、

購買意欲の高い来場者を呼

び込めたという。

□  ■  □

 今年もメイドインさかい

フェアの会場で同日発刊の

中百舌鳥周辺の飲食店ガイ

ドブック「ナカモズグレイ

ト!」が配られた。中百舌

鳥地域の飲食店主らの企画

を受け、樋口デザイン事務

堺市西区

が中心とな

って毎年発刊する同誌は今

号が6号目。従来はバーや

居酒屋がメーンだったが、

今回はスイーツの店なども

加わり、その輪を広げてい

る。

 発行部数は3万冊で掲載

店舗のほか、堺商工会議所

や堺市北区役所などで無料

配布している。

□  ■  □

 産業とまちをどのように

活性化させるか―。堺商工

会議所は8月

日から

5日まで全8回のプログラ

ムで「さかい創造塾

真」を開いた。

 商工業の垣根を越え、堺

の活性化のため共同の取り

組みを始めるきっかけを提

供しようという試みで、全

8回に

人が参加。さまざ

まな業種に関わる人たちが

集まり、高齢化社会の課題

解決につながるコミュニテ

ィービジネスや、観光関連

ビジネスなど多数のアイデ

アが提案された。創造塾自

体は参加者にプランづくり

を体験してもらうのがそも

そもの狙い。強い志を持つ

人の接点も提供するが、塾

の終了後、参加者それぞれ

に体験を生かした自ら考え

る事業の実現を期待する。

単回参加ができ

るオープン講座

の1、2回目

と、3回目以

降、全回参加者

によるワークシ

ョップで構成し

た。

 全8回のコー

ディネートはプ

ランニングコン

サルタント

市堺区

社長の

大橋賢也氏。コ

ミュニティーデ

ザインの専門家

として数々の地

域活性化プロジェクトを手

がけるstudio―L

大阪府吹田市

代表の山

崎亮氏やミチバタ・ジャパ

ン・リミテッド

大阪府河

内長野市

社長の道端俊彦

氏ら、多彩なゲスト講師を

招いた。

 5回目以降のワークショ

ップでは6人1チームで課

題に取り組むとともに、事

業プランを作成。8回目に

プラン発表とこの評価を行

って創造塾は幕を閉じた

が、すでにプランの実現に

向けて動きだした参加者も

いるという。「実現を目指

せば資金的な問題も出てく

るが、融資や補助金の活用

などは商工会議所も手伝え

る」

堺商工会議所

 堺商工会議所は今後、参

加者の動向から今回のさか

い創造塾の成果を分析。来

年度以降もこれをプラット

フォームとして、新事業創

出や事業者間の連携を支援

していきたい考えだ。

□  ■  □

 「堺技衆」を次のステー

ジへ―。堺商工会議所は

年度、技衆企業の交流会を

活発化させる。業種、テー

マを明確化し、販路開拓や

製品開発などの連携につな

げやすい交流会を展開す

る。

 堺技衆は堺の優れた企業

の認知を広め、地域全体の

イメージアップと経済発展

を促進する目的で、堺商工

会議所が認証している独自

ブランド。認証企業は現在

社。来年度はブランド立

ち上げから

年目となる。

 これまで年1回程度、認

証企業の交流会を開いてき

たが、さまざまな業種の企

業が一堂に会するため、連

携に結びつけるのが難しく

なっていた。次年度はこれ

を整理して成果を生み出す

環境を技衆企業に提供す

る。また商工会議所が実施

している会員意向調査でも

企業間交流をを求める声が

多いという。今年度、開い

た大阪府立大学や大阪府立

産業技術総合研究所などと

の産学連携促進交流会も好

評を得たことから、会員向

けの交流会も増やしていく

方針だ。

   2014年 平成26年 11月20日 木曜日 【広告特集】 ( )