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演題6 LMT の unstable AP に対し PCI を行うも、stent 留置が中途半端なために 再度 unstable となってしまった一例 施設名:深谷赤十字病院 演者名:◎田口哲也、田村俊太郎、石窪太人、佐川尚規、庭野和生、関口誠、宮嶋玲人、 長谷川修一、山崎雅夫 <Case> 64yrs old, male 【Coronary Risk Factor】HT、DL 【History】一昨年 6 月頃より労作時に胸部圧迫感出現。9 月に近医受診し、狭心症疑われ当院へ紹介。仕事が忙しく、昨年 4
月に当院受診。冠動脈CTでLMTに50%狭窄を認めたため、CAG目的に6月に入院した。 【CAG】LMT-os ; 75%、LAD(#6) ; 50%、RCA non-dominant 【LVG】Normal contraction、LVEF;74.2% 【Target lesion】LMT-os 【Blood access】rt. femoral a. 【Device】
1st PCI;GC [IFL4.0SH (HRII)]、GW [SION, Runthrough NS, SION blue]、 STENT [Xience Prime (33) 3.5mm]、BC [Tenku (15) 2.5mm]、IVUS [Atrantis Pro SR2]
2nd PCI;GC [IFL4.0 (HRII)]、GW [SION, Runthrough NS]、STENT [Nobori (14) 3.5mm]、 BC [Tenku (15)3.0mm] IVUS [Atrantis Pro SR2]
【Clinical course】仕事を理由に一旦退院となり、3週間後にPCIの予定としていた。しかし12日後のAM2時に突然の胸痛出現。呼吸苦も出現のため、救急要請。来院時ECGでⅠⅡⅢaVF,V2-6 ST低下及びaVRのST上昇を認めem-CAGを施行。IABP留置後にLMTに対しPCIを施行した。POBA(2.5mm)後にLMT osからLAD#6にXience Prime(33) 3.5mmを留置。しかし、インフレーション時にdistalにmigrationしてしまい、1mm程coverできていなかった。KBT含め、ステントバルーンを Ao から出す形で POBA を行ったため急性期としては終了し、2週間後に退院(max CPK ; 408IU/l)。3ヶ月後の冠CTではEdge restenosisが疑われていたが、無症状だったため、経過観察となっていた。しかし間もなく、夜間就寝中に NTP effective の胸痛が出現。日中に当院受診し、外来待ちの最中に胸痛出現したため同日standbyでCAGwp施行。LMT-os ; 90%(edge restenosis)であり、再PCIを施行。POBA(3.0mm)後にLMT-osからNobori(14) 3.5mmを留置し、KBT+huggingを施行し終了した。
【Key film】 1st PCI 2nd PCI Discussion のポイント
① LMTに対するPCI
② 1回目の時点でfull coverできていなかったが、追加でstent留置すべきだったか?