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吉野川河口 明日 を考えるフォーラム 吉野川は、四国三郎とも呼ばれる大河 川です。 河口から第十堰の14.5kmまで、 日本最大級の汽水域を有し、河口に広が る干潟は、シオマネキの群生地であり、ま たシギ・チドリ類など渡り鳥の重要な中 継地として「東アジア・オーストラリアフラ イウェイパートナーシップ(シギ・チドリ類 重要生息地)」の参加地になっています。 吉野川河口の生態系は、河口域から紀 伊水道の漁場を支え、多くの生態系サービ スを生み出す源です。 さらに、環境省の 「ラムサール条約湿地潜在候補地」や「生物 多様性の観点から重要度の高い湿地」に 選定され、自然環境の豊かさと生物多様 性の高さは、国内外で認められています。 しかし、川・海・陸が出会うという河口 の地理的特性から法制度が複雑に絡み合 い、また行政上の管轄も複雑に入り組ん でいることから、河口汽水域環境の保全 上様々な課題を抱えています。 この度、東アジア・オーストラリア地域フ ライウェイ・パートナーシップ事務局長 スパイク・ミリントン氏をお招きし、渡り 鳥や湿地保全の現状についてご講演をい ただくことになりました。 さらに、吉野川河口の持つ価値や重要 性について、吉野川を訪れる渡り鳥から その役割を知り、その干潟を支える生物 多様性について理解を深めるため、様々 な立場の人たちからも話題提供をしてい ただきます。 このフォーラムを通じて、徳島の宝で ある吉野川の河口干潟の様々な価値につ いてもう一度確認し、私たちの暮らしを 支える吉野川の豊かさを見つめなおすこ とにより、これからの河口干潟や河口域 のあり方について考える機会になれば、 と期待しています。 開会のあいさつ 近森 憲助 実行委員長 進行/河口 洋一(徳島大学理工学部准教授世界や日本全体の 視点から吉野川をみる 吉野川のこれまでと これから  ~河口に注目して~ ■基調講演 東アジア・オーストラリア 地域フライウェイの 渡り性水鳥と 沿岸生息地の保全■講演 吉野川にみる 日本の河口域の開発と 保全の20年スパイク・ミリントン 氏 東アジア~オーストラリア、フライウェイ ネットワーク事務局長清野 聡子 氏 (九州大学大学院工学研究院) 近森 憲助 (鳴門教育大学特命教授) 井口 利枝子 (とくしま自然観察の会) 東條 秀徳(日本野鳥の会徳島県支部) 国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所 徳島県 和田 太一 (NPO法人南港ウエットランドグループ) 「吉野川河口域と 人とのかかわり」 「吉野川銀行」 世界とつながる 吉野川河口域」 「吉野川における 近年の汽水域の管理と 住民参加 (仮) 「徳島県における 生物多様性に関する 取り組み (仮) 河川環境における 公共工事による水鳥への影響「吉野川河口と 環境アセスメント」 前川 聡( (公財)世界自然保護基金ジャパン志村 智子 ((公財)日本自然保護協会) 「これから私たちに できることは何か。」 柏木 実(NPO法人ラムサール・ネットワーク日本スパイク・ミリントン、 清野 聡子、 近森 憲助、河口 洋一 ■ミニトーク ■Q&A/意見交換 Program 13:00~17:00 [第1部] 13:00~14:20 [第2部] 14:30~17:00 シオマネキ トビハゼ シジミ漁 藍染め 徳島空港 JR 徳島駅 城東高校 徳島県庁 吉野川 助任川 新町川 高松自動車道 神戸淡路鳴門自動車道 [徳島大学南] 板野 IC 鳴門 IC 徳島 IC 徳島自動車道 セブンイレブン 文化センター 徳島大学 常三島キャンパス [助任橋] [徳島大学前] [大学前] 徳島大学 工業会館 メモリアルホール ▼会場あんない とくしま自然観察の会 [HP] http://www.shiomaneki.net/ [Facebook] https://www.facebook.com/ とくしま自然観察の会-1494890044105141

吉野川のこれまでと これから ~河口に注目して~ · 2017. 7. 3. · Program13:00~17:00 [第1部]13:00~14:20 [第2部]14:30~17:00 シオマネキ トビハゼ

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Page 1: 吉野川のこれまでと これから ~河口に注目して~ · 2017. 7. 3. · Program13:00~17:00 [第1部]13:00~14:20 [第2部]14:30~17:00 シオマネキ トビハゼ

吉野川河口「今」「明日」を考えるフォーラム

 吉野川は、四国三郎とも呼ばれる大河川です。 河口から第十堰の14.5kmまで、日本最大級の汽水域を有し、河口に広がる干潟は、シオマネキの群生地であり、またシギ・チドリ類など渡り鳥の重要な中継地として「東アジア・オーストラリアフライウェイパートナーシップ(シギ・チドリ類重要生息地)」の参加地になっています。 吉野川河口の生態系は、河口域から紀伊水道の漁場を支え、多くの生態系サービスを生み出す源です。 さらに、環境省の「ラムサール条約湿地潜在候補地」や「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」に選定され、自然環境の豊かさと生物多様性の高さは、国内外で認められています。 しかし、川・海・陸が出会うという河口の地理的特性から法制度が複雑に絡み合い、また行政上の管轄も複雑に入り組んでいることから、河口汽水域環境の保全上様々な課題を抱えています。この度、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ事務局長スパイク・ミリントン氏をお招きし、渡り鳥や湿地保全の現状についてご講演をいただくことになりました。 さらに、吉野川河口の持つ価値や重要性について、吉野川を訪れる渡り鳥からその役割を知り、その干潟を支える生物多様性について理解を深めるため、様々な立場の人たちからも話題提供をしていただきます。 このフォーラムを通じて、徳島の宝である吉野川の河口干潟の様々な価値についてもう一度確認し、私たちの暮らしを支える吉野川の豊かさを見つめなおすことにより、これからの河口干潟や河口域のあり方について考える機会になれば、と期待しています。

開会のあいさつ 

近森 憲助 実行委員長

進行/河口 洋一(徳島大学理工学部准教授)

世界や日本全体の視点から吉野川をみる

吉野川のこれまでとこれから ~河口に注目して~

■基調講演

「東アジア・オーストラリア 地域フライウェイの 渡り性水鳥と 沿岸生息地の保全」

■講演

「吉野川にみる 日本の河口域の開発と 保全の20年」

スパイク・ミリントン 氏(東アジア~オーストラリア、フライウェイ ネットワーク事務局長)

清野 聡子 氏(九州大学大学院工学研究院)

近森 憲助 (鳴門教育大学特命教授)

井口 利枝子 (とくしま自然観察の会)

東條 秀徳 (日本野鳥の会徳島県支部)

国土交通省四国地方整備局徳島河川国道事務所

徳島県

和田 太一 (NPO法人南港ウエットランドグループ)

「吉野川河口域と 人とのかかわり」

「吉野川銀行」

「世界とつながる 吉野川河口域」

「吉野川における 近年の汽水域の管理と 住民参加(仮)」

「徳島県における 生物多様性に関する 取り組み(仮)」

「河川環境における 公共工事による水鳥への影響」

「吉野川河口と 環境アセスメント」

前川 聡 ((公財)世界自然保護基金ジャパン)

志村 智子 ((公財)日本自然保護協会)

「これから私たちに できることは何か。」柏木 実(NPO法人ラムサール・ネットワーク日本)スパイク・ミリントン、 清野 聡子、近森 憲助、 河口 洋一

■ミニトーク

■Q&A/意見交換

Program 13:00~17:00

[第1部]13:00~14:20

[第2部]14:30~17:00

シオマネキ

トビハゼ

シジミ漁

藍染め

徳島空港

JR徳島駅城東高校

徳島県庁

吉野川

助任川

新町川

高松自動車道

神戸淡路鳴門自動車道

[徳島大学南]

板野 IC

鳴門 IC

徳島 IC徳島自動車道

セブンイレブン

文化センター

徳島大学常三島キャンパス

[助任橋]

[徳島大学前]

[大学前]

徳島大学工業会館メモリアルホール

▼会場あんない

とくしま自然観察の会[HP] http://www.shiomaneki.net/[Facebook] https://www.facebook.com/とくしま自然観察の会-1494890044105141