4
昔懐か しい電蓄サウン ドを め ざ し た ∴∴∴ ∴∴ ∴∴ ∴∴∴∴ :㍉一 :「∴ ∴.栂 一軍 ∴∴ご∴ ∴∴ ∴∴ .∴「 .∵ :∴ ∴一∴∴十 一千 ∴∴ ∴∴∴∴∴ ∴∴∴ ∴∴∴ .∴.∴一∴∴ ∴ 一一∴ ∴∴∴ ∴∴∴ ∴一∴∴一 ∴∴∴∴ .∴∴ ∴∵一 ∴∴∴∴∴∴∴ 一:「∵∴∴ ∴一言 ∴「∴∴∴ ㍉あら 餅IQ5チッシiプル 新患篤 バワ”・アンプの製作 3スピー ド式 韓 の思 い出 ンの 6インチ半・スピーカには出力 まダイヤル ・メーカーの トランスがついていて 7k(】タップ 大手だった.豆球の照明で華麗に浮 LPレコードが発売された時,私 は中学2年生だった.家にあった手 巻き式の蓄音器でSPレコードに親 しんでいたがLPや45回転EPの マイクログルーヴ用にレコード・プ レーヤを組み立てた.26回転から 88回転まで連続可変のアカイC-5 フォノモータを買った.この連続可 変式モータは33-1/3回転のLPレ コード,45回転のEPレコード,78 回転のSPレコードに対応した. ピックアップはプリモのターンオ ーバ式Mode1302で1ミル(LP/EP レコード用)と3ミル(SPレユニド用) のついたものだった.ターンテーブ ルが定価¥6,000,ピックアップがた しか¥1,300だった.1953年(昭和28 年)のことである. アンプは自作の高周波1段ラジオ の低周波増幅部6C6-42でスピー カはオンキョーのノンプレス・コー JAN.2002 に出力をつないだ. 当時のスピーカ高ま例外なく出力 トランスがついていて,10インチや 12インチにはプッシュプル用のト ラン否が付属していた.つまり大口 径スピーカはプッシュプル・アンプ につなぎ,小口径のスピーカはシン グルで使うという図式が出来上がっ ていたのである.しばらくして,演 奏用と銘打った出力トランス無しの スピーカが登場した. ビクターやコロムビアのレコード 会社が電気蓄音機を発売していた が,一般にはデンチタはラジオ屋に 作ってもらうということが行われて いた.その方が安価だったのと,メ ーカー製の値段なら,より大きなス ピーカを使えたからだったと思う. デンテクには必ずラジオがついてい て,いろいろなサイズの同調ダイア ルが売られていた.測定器メーカー かび上がるダイアルの美しきは,子 供の日にも胸をときめかせる魅力が あった. 10インチや12インチのスピーカ がついたテンチクは42プッシュプ ルが90%以上でたまに2A3プッ シュプルがあった. この42プッシュプルの回路はコ ストのかかる入力トランス方式では なく,古典式位相反転回路と呼ばれ る増幅段を1つ増やして1800の反 転信号を得る方式が使われていた. 出力管が5極管でも無帰還アンプ で,後面開放のデンチク・キヤ.ピネ ットに取り付けられた大口径のスピ ーカから闊達でキレの良い音が出て ●、 いた.現代の磨き上げられたサウン ドとは違った荒削りな音だったと思 うが,その後のNFBアンプ全盛期 の重い音ではなく心が浮き立つよう なサウンドだったのを覚えている. 57

餅IQ5チッシiプル バワ”・アンプの製作 - TOK2 · 2015-01-19 · 1.6k〈1/2w)philips2 430k〈1/2w)philips4 9.1k(1/21w) 2700(sw) 1.2k(3w)

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昔 懐 か し い 電 蓄 サ ウ ン ドを め ざ し た

∴∴ ∴ ∴∴

∴ ∴      ∴∴∴∴: ㍉ 一     ∴    :「∴ ∴

言  ∴.栂 一 軍 ∴∴ご∴ ∴∴ ∴∴

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∴∵一  ∴∴∴∴∴∴∴ 一:「∵∴∴     ∴一言   ∴「∴∴∴一㍉あら

餅IQ 5チッシi プル  新患篤バワ”・アンプの製作

3 スピード式韓 の思 い出  ンの6インチ半・スピーカには出力 左 脚 まダイヤル・メーカーの   トランスがついていて7 k(】タップ 大手だった.豆球の照明で華麗に浮

LPレコードが発売された時,私

は中学2年生だった.家にあった手

巻き式の蓄音器でSPレコードに親

しんでいたがLPや45回転EPの

マイクログルーヴ用にレコード・プ

レーヤを組み立てた.26回転から

88回転まで連続可変のアカイC-5

フォノモータを買った.この連続可

変式モータは33-1/3回転のLPレ

コード,45回転のEPレコード,78

回転のSPレコードに対応した.

ピックアップはプリモのターンオ

ーバ式Mode1302で1ミル(LP/EP

レコード用)と3ミル(SPレユニド用)

のついたものだった.ターンテーブ

ルが定価¥6,000,ピックアップがた

しか¥1,300だった.1953年(昭和28

年)のことである.

アンプは自作の高周波1段ラジオ

の低周波増幅部6C6-42でスピー

カはオンキョーのノンプレス・コー

JAN.2002

に出力をつないだ.

当時のスピーカ高ま例外なく出力

トランスがついていて,10インチや

12インチにはプッシュプル用のト

ラン否が付属していた.つまり大口

径スピーカはプッシュプル・アンプ

につなぎ,小口径のスピーカはシン

グルで使うという図式が出来上がっ

ていたのである.しばらくして,演

奏用と銘打った出力トランス無しの

スピーカが登場した.

ビクターやコロムビアのレコード

会社が電気蓄音機を発売していた

が,一般にはデンチタはラジオ屋に

作ってもらうということが行われて

いた.その方が安価だったのと,メ

ーカー製の値段なら,より大きなス

ピーカを使えたからだったと思う.

デンテクには必ずラジオがついてい

て,いろいろなサイズの同調ダイア

ルが売られていた.測定器メーカー

かび上がるダイアルの美しきは,子

供の日にも胸をときめかせる魅力が

あった.

10インチや12インチのスピーカ

がついたテンチクは42プッシュプ

ルが90%以上でたまに2A3プッ

シュプルがあった.

この42プッシュプルの回路はコ

ストのかかる入力トランス方式では

なく,古典式位相反転回路と呼ばれ

る増幅段を1つ増やして1800の反

転信号を得る方式が使われていた.

出力管が5極管でも無帰還アンプ

で,後面開放のデンチク・キヤ.ピネ

ットに取り付けられた大口径のスピ

ーカから闊達でキレの良い音が出て ●、

いた.現代の磨き上げられたサウン

ドとは違った荒削りな音だったと思

うが,その後のNFBアンプ全盛期

の重い音ではなく心が浮き立つよう

なサウンドだったのを覚えている.

57

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●電源内部.PTとCHは橋本電気の製品を使闇.

相反転はこのダブル・プッシュプル

方式を兼ねた方式が多く使用され

た.

本機の6AQ5の動作電圧は規格

を下回っている.本来はプッシュプ

ルで10Wの6AQ5だが,出力ト

ランスが5W型なのでEp/Ip共に

抑えている.Ip+ISgは約52mA(2

球の値)であった.

本体はMT管が各チャネル3本

と出力トランスのみなので鈴蘭堂

のSUB-3(200WX130Dx60H)の

シャーシを使用した.出力トランス

はシャーシ内に収納することを最初

考えたがレイアウト上のバランスが

しっくりしないのでアンプの上に取

り付けた.

電源部は橋本電気のパワー・トランスとチョーク

今回の製作にあたって編集部のす

すめで橋本電気のパワー・トランス

とチョークを使った.パワー・トラ

ンスのPT-180はB巻線が280V

〈第3図〉電源回路

JAN.2002

2,5A FSW

(250Vタップ)×2(220mA/AC)と60

Vのバイアス用タップ,5V(3A),

6.3V(2.5A)×3という仕様であ

る.

チョークは10H/200mA仕様

のG10-200Wを使用した.

パワー・トランスとチョークは鈴

蘭堂製のボンネット付アンプ・ケー

スSU-2(200WX150DX150H川こ組

み込んだ整流にはファーストリカ

バリ型ダイオードUO7N(1000V/l

A)を使田,電国降下用に300m(25

W)を介して平滑回路に入る.平滑回

路のコンデンサは22il+22Il(500

V)のケミコンで,デカップリング段

も電源部に組み込んでしまった.本

体との接続は8-PINのUS型プラ

グで本体側にオス,電源側がメス

(USソケット)を使用している.電源

のONて)FFは電源部でやってい

る.パイロット・ランプは電源部と

本体の両方につけた.本体側には

12 A X 7 A 120V      6A Q 5 ×2  240V

1                      5 P&CN PUl 0調7 400 ∨〉 P -174A

2

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2 2700 5W

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243V 160

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5 24W

B+(1)P

コ 6・3-

I eeV2㌢ ∴ 瑚 )

LJ‾∴≠制

E(8miind)l e .7 ∴

C I

く第2図〉6AQ5PPアンプ部回路USコネクタ(オス)

USソケット6ス)

B↑0〉180 280Vu。7S 3。。。(2。W , 擢 紺 ,.2k(3W , 7.謂 蛾 ;

250V0 狐

         E

十    十   十 十(AC〉

25W

S

( 二一一一一論 詰 ・・・・D 佳 」

  007200 ∨ 22I‘50 W x2

63V a弘

a N 25A

59

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AClOOVを引き込んでいないた

め,旧式の豆球(8V)のブラケット

をとりつけた.コネクタのケーブル

は小柳出電気でBandoの8芯線を

購入した ヒ一夕用の電源は6.3V

(2.5A)をL/Rチャンネル別々に

してある.芯線は3A用なのでヒ一

夕の電流合計は1.5AだからL/R

を共用してもかまわない.

電気特性

(1)雑音ひずみ率特性(第4図)

THDの成分が第2次高調波でほ

とんどリニアで出力に対応してい

る.5Wでクリップが始まるのは出

力トランスの特性である.

残留ノイズは0.2mVとたいへ

ん小い.

(2)周波数特性(第5図)

50Hz-30kHzが±ldBで小

型出力トランスのわりには特性が瞑

れている.

(3)入・出力特性(第6図)

入力60mVで出力がlWと高

感度である.5W出力時の入力は

160mVであった.

B&W SS-25での試聴

組み立ては手間のかかる部分から

片づげろほうが,この手のシンプル

なアンプではうまくいく.接続の8

芯ケーブル,電源部,本体の順に進

めた.

スピーカは4m,8調16Jlをスイ

ッチで切り替えるようはした.

まずリフアンレンスのSS-25は

本機をつないだ.CDプレーヤは

STUDER A-730でアンバランス

のFIXEDアウトである.

愛聴CDのショスタコーウイ

チ:ピアノと弦楽オーケストラのた

60

めの協奏曲Op.35(DG439864-2)か

ら第4楽章アiレグロ・コン・プリオ

をかけた.アルゲリッチのピアノ・

ソロが浮き立つように鳴る.輪郭が

しっ_かりしていかにもピアノらし

い.弦楽部は荒々しい.ソロ・トラ

ンペットも輝かしい.エネルギー的

に中音部が明らかに勝っている.化

糎のない素顔のサウンドはべトつか

ず心地よい.なにか懐かしさを覚え

るサウンドで小学校や中学校の校

庭で鳴ったトランペット・スピーカ

の音を思い出した同じCDに入っ

ているハイドン:ピアノ協奏曲ニ長

調になるとさらにピアノのソロ淵亡

しく駆けめぐる.

スピーカカ薄々として解放感をも

って鳴るのは一体どうしたことか.

アンプの出力インピーダンスを低く

してスピーカの動きを抑えこんでし

まうことを良しとする理論からタン

凄艶 “ .闇 m 調

∴∴ ●∴∴∴∴∴

∴:

:●∴∴

●モード・パウエル全銀苦楽

(NAXOS8.110961)

ビング・ファクタを大きくすること

ばかり唱えられてきたのが,はたし

て正しいことかと考えさせられた.

SS-25がWE-14Aホーンに555

をつけたような鳴り方になったので

ある.

SS-25が今までにない鳴り方だ

ったので本磯で555を鳴らしてみ

な この相性はあまり良いとは言え

品 名 型 番 ・規 格 メ ー カー 旧 教 備 考真 空管 6A Q 5 メー カー 間 も ず 4

12 A X 7A メー カ ー 問 わ ず 2出 力 トラン ス P-17 4A P & C 2 10 k P P:4-8-16 &6 0 0 0重 源 トラン ス P T-18 0 俄 本 館 気 1

チ ョー ク ・コ イル C -10-2 0 0 W 構 本 電 気 1 10 H /2 00 m A

コ ンデ ンサ

2 2 +22 Il(50 O V ) N ic h ico n 2 ブ ロ ック 型

0.0 4 7 11(40 0 V ) A S C 4 フ イル ム 型

100 件(16 V ) N IC H IC O N 2

100 11(25 V ) N IC H lC O N 2

抵 抗

2 70 k (1/2 W ) P rIIL IP S 4

1.6 k〈1/2 W ) P H IL IP S 243 0 k 〈1/2 W ) P H IL IP S 4

9.1 k(1/2 1W )

2 70 0 (S W )

1.2k (3 W )

7.5〈3W )

P H Iu P S

T D O

m

m

2

2

1

1ポ ij ユー ム 50 k(A 〉2連 東 京 光 音 1

ツ マ ミ L E IT E L 1シ ャー シ S U -2 鈴 闇 堂 1 ボ ンネ ッ ト付 ア ン プケ ー ス

S U 8-3 鈴 両 生 1ス ピー カ 鱒子 W A R N E R B L E C m C 2

入 力端 子 R C A 2ソ ケ ッ ト 7-P IN M T

9-P IN M T

U S(8-P IN )

Q Q Q

Q Q Q

4

2

1コ ネ ク タ U S(8-m N )オ ス 1

ダイ オ ー ド U O7 N H m C H I 2 フ ァー ス ト ・リカ バ リ型パ ワー ・ス イ ッチ 2 50 V (2 5A ) N .K .K . 1

フ ュー ズ 2.5A 1フ ュー ズ ホ ルダ 1

パ イ ロ ッ トラン プ 1 10 V 〈N E O N )

8 V (重 球)

1

1平 ラ グ板 12 P 2

電 源 コー ド 1.5m B e ld en 1配線 樹 W E S T E R N E L E C T R IC 5m 単芯 錦 巻 線

8 芯 ケー ブル 1.5m B a n d o 1

〈第1表〉6AQ5PPアンプ使用部品リスト

ラ ジオ技術

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(ま)掛をやる伽続

0

(∞P)くヽ

2 n d H

.D .

iT H D

II

.ノr 3/

_′ノノ1

≒蹴 NFB90

測定周波殻:lkHz(80)I残留ノイネ0.2nV(80)“ “〇°E三三∃≡

0 01 〇〇〇 i0 11 S i i 1 1S l l S i i S S i i

4 6 80.1 2  1 6 81  2∴∴∴∴4∴6 810

出力(W)\

善一10ムー12

-14

-16

-18

-20

〈第4図〉

雑音ひずみ率特性

〈第6図〉入出力特性

OdB 司 .25W 優れ)

2∴∴∴∴4∴6∴8100  2  4 8 81k∴∴2  4 6 810k∴∴2∴∴l∴6 8100k

周波数(Hz)

なかった.すこし音がにじむような

現象があり,フォーカスが甘い音に

なってしまった.10lDや205Dの

格調の高さが失われしまい演奏の感

動が伝わらない.

SPレコード復刻CDが生々しく鳴った

音の出かたに現代アンプや直熱3

極管の古典型アンプにない躍動感や

張りがあるものの,音色に魅力がな

いアンプになってしまった.本機で

良さを発指したソースはSPレコー

ドの復刻CDで現代アンプでは音

が沈んでしまったようなノイズを取

りすぎた盤が,結構聴けるのが判っ

た.これらの復刻CDはオリジナル

JAN.2002

のSPレコードとは似て非なるもの

なのだが,演奏の形骸は僅かに残っ

ている.そんなCDが本機で聴くと

カゲに隠れてしまった部分が蘇る感

じがした.

19世紀の後半から20世紀の前半

に活躍したアメリカの女流ヴァイオ

リン奏者モード・パウエル(1867-

(き)青虫

5 W ク )P  ′ソ

6∴80.01 8  4 e 80.1 9∴∴∴∴l

入力(Ⅴ)

1920)の全録音集1904-1917Vol.1

(NAXOS8.110961)は貴重な録音集

だが,この復刻CDが箱彩感豊かに

再生でたのほは嬉しくなってしまっ

た.1920年に浸したこのヴァイオリ

ン録音集は当然,すべてが機械式録

音(ラッパ吹き込み)である.アメリ

カVICTORのスターだったこと

もCD解説に詳しい.クライスラ

ー,エルマン,クーペリク,テイボ

ーと言ったSPレコードで聴ける大

ヴァイオリニストの先輩格でアメリ

カ生まれながら,ヨーロッパに渡っ

てヨアヒムの指導を受けたパウエル

の演奏23曲がわずか¥1,000で聴

けるのだから幸せである.このアン

プのおかげでパウエルのラッパ吹き

込みから,血の通った演奏がさけた

ことを報告して筆を置く.

人 、語 義 章     田

:    -  ∴

瞼∴ 棚 減  瀾

:∴ ∵∴一          ∴∴」∴∴∴ ∴ ∴:∴

∴∴ 言  ∴∴     ∴∴ 一繚 遣 欧 鰭 ∴ / 騒 懸

∴ - 言、。、_∴∴∴ i、一   一

●本体と電源のリア・パネルを見る

61