低炭素社会の実現に向けた

技術および経済・社会の定量的シナリオに基づく

イノベーション政策立案のための提案書

鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための課題検討にむけて（Vol.2）

平成 31 年 3月

Toward Future Low-Carbon Society using Scrap Iron Recycling (vol.2)

Strategy for Social System

Proposal Paper for Policy Making and Governmental Actiontoward Low Carbon Societies

国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センター

LCS-FY2018-PP-18

社会システム編

国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

LCS 2017 年 鉄 と の「リサイク 鉄の 」の

検 と FY2017-PP-20 本 調査

内 と の ク の日本 会 鉄の

のスクラップ ・ スク

ラップの の のスクラップ ー と

日本と 国 国の鉄 と 内 の レ との 検

リ の の

The LCS has begun studying the possibility of "using recycled iron" as a low carbonization measure in the

steel industry since 2017 and has published a policy proposal (FY2017-PP-20). Here, in this proposal, we summarized the progress of the research and analysis. First, a macro-perspective calculation was shown on the circulation of iron in Japan’s future society. We compiled the data on the scrap supply and demand, the flow of usage, and the world scrap market affecting export volume, which is important information for considering future scrap supply and usage. We also examined the relation between the development level and the accumulated volume of steel and the net domestic demand in Japan, the major developed countries, and developing countries. The points for future scenario development were clarified.

国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

1. ................................................................................................................................................ 1 2. の 会 鉄の .................................................................................. 2

2.1 ク の鉄の ........................................................................................ 2 2.2 鉄スクラップ 調査 ........................................................................................................... 4 2.3 の鉄 ............................................................................................................................. 11

3. 本 の と ............................................................................................................................... 15 4. の の ....................................................................................................................... 16

................................................................................................................................................... 16

1国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

1

.

源 と 鉄 源

会課題 会 ン ー LCS の

会 「リサイク 鉄 スクラップ鉄 の 」 ー 調査

と 課題 検 [1] ・日本 鉄の ー スクラップ の と の 10 20 年

[2-4] スクラップ1)の 鉄の品 の トランプ レ ント

題と の の [5-6] 会 ス

クラップ の 検 [7] と の と と

の

の 題 の 会 と 本 の鉄 スクラップ と リ

の 会 リ と 1ーの の ク 会

鉄の 日本と 国 国の鉄 と 内

レ との 検 のスクラップ ・ と

スクラップの の のスクラップ

ー と

1

1) 本 「スクラップ」と 「 」「 」

と

2 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

2

.

2.1 の日本 鉄の [8] と 鉄 の CO2 2 トン 80%

4000 トン の ランス ク

の

・鉄の 会 の年 36Mt 2014 年 と と

・ 会 の回収 36Mt と と 会 鉄

と

・スクラップ 国内 と

・ と鉄 品の と

2 ランス 鉄源 126Mt 98Mt CO2 56% 80%の と

ース の CCS [9] 4,600 t-steel 鉄 の

ース 品 鉄源 71Mt

2

の ク 会 の

(i) 日本 の鉄 鉄 品 の

(ii) スクラップの と回収 と国内 の の

検 3 ー ー 収 調

査 の 内 調査 ー 収 の 内

査・検 ー ース [10-18]鉄スクラップ の と の

調査 鉄スクラップ の

鋼

鋼・鋼 ・

電

鉄

鉄 社会1350Mt

ラッ8 0Mt

50 25Mt

12698Mt

84 44Mt

26 40Mt85 44Mt 36Mt

4Mt

4255Mt

22 19Mt

ラッ

36Mt

3国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

3

3

Vol.2 31 3

2

.

2.1 の日本 鉄の [8] と 鉄 の CO2 2 トン 80%

4000 トン の ランス ク

の

・鉄の 会 の年 36Mt 2014 年 と と

・ 会 の回収 36Mt と と 会 鉄

と

・スクラップ 国内 と

・ と鉄 品の と

2 ランス 鉄源 126Mt 98Mt CO2 56% 80%の と

ース の CCS [9] 4,600 t-steel 鉄 の

ース 品 鉄源 71Mt

2

の ク 会 の

(i) 日本 の鉄 鉄 品 の

(ii) スクラップの と回収 と国内 の の

検 3 ー ー 収 調

査 の 内 調査 ー 収 の 内

査・検 ー ース [10-18]鉄スクラップ の と の

調査 鉄スクラップ の

鋼

鋼・鋼 ・

電

鉄

鉄 社会1350Mt

ラッ8 0Mt

50 25Mt

12698Mt

84 44Mt

26 40Mt85 44Mt 36Mt

4Mt

4255Mt

22 19Mt

ラッ

36Mt

4 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

4

2.2 2.1 の ク の 鉄源と 鉄プ ス 鉄スクラップの

と リサイク 鉄 会の と 本 鉄スクラップ と 国内

の の と

鉄スクラップ の と

鉄スクラップ と 鉄 と 鉄 と

鉄スクラップの リ ーンスクラップ

スクラップ と 鉄 スクラップ スクラッ

プ 品 の スクラップ 鉄 品 品

スクラップ リ ーンスクラップ のサイク

鉄 内 回収 と の 鉄

ース スクラップ リ ーンスクラップと と サイク 品の

の イ ス ン と スクラップ の 品 ・

の鉄スクラップ 鉄プ ス の の のスクラ

ップの品 と スクラップ 品

月 年 会イン ラ と の

とと 品 と スクラップと 収 の 品

1 スクラップの ー の と リ ーン

スクラップの スクラップ 品2)

2) スクラップの ー 日本 の

⚫リ ーンスクラップ の ー Fact⚫ スクラップ ー ー Fact 調査

スクラップ スクラップ

スクラップ の 品 5 年 1 調査

スクラップ 国内 ー ー スクラップ と ポ ン

とポ ン の の 回収 と

2.2国 スクラップ スクラップと スクラップ WSA の 国

WSA 国 の の ー

5国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

4

2.2 2.1 の ク の 鉄源と 鉄プ ス 鉄スクラップの

と リサイク 鉄 会の と 本 鉄スクラップ と 国内

の の と

鉄スクラップ の と

鉄スクラップ と 鉄 と 鉄 と

鉄スクラップの リ ーンスクラップ

スクラップ と 鉄 スクラップ スクラッ

プ 品 の スクラップ 鉄 品 品

スクラップ リ ーンスクラップ のサイク

鉄 内 回収 と の 鉄

ース スクラップ リ ーンスクラップと と サイク 品の

の イ ス ン と スクラップ の 品 ・

の鉄スクラップ 鉄プ ス の の のスクラ

ップの品 と スクラップ 品

月 年 会イン ラ と の

とと 品 と スクラップと 収 の 品

1 スクラップの ー の と リ ーン

スクラップの スクラップ 品2)

2) スクラップの ー 日本 の

⚫リ ーンスクラップ の ー Fact⚫ スクラップ ー ー Fact 調査

スクラップ スクラップ

スクラップ の 品 5 年 1 調査

スクラップ 国内 ー ー スクラップ と ポ ン

とポ ン の の 回収 と

2.2国 スクラップ スクラップと スクラップ WSA の 国

WSA 国 の の ー

Vol.2 31 3

5

1

鉄スクラップの と の

鉄スクラップの の ー 2016 年 国内 4013 t 内 4864 t 4876 t 17.7% 品 鉄スクラップ

124kg t 品 1,019kg t 品 1,483kg t 品 11.1%97% 98% 5 国内 鉄スクラップの の内 の

864 トン の スクラップ スクラップ 国内

スクラップ 790 t 国内 スクラップ 1880 t の

の内 HS 品 ード 15% スクラップ 85% スクラップと 3

国内 と と スクラップ 920 t の18.8%スクラップ 2610 t 53.6% と

3) の スクラップ 国 「雑品」 170 t の 20%

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000

2016 4013 t

25%61%12%

6 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

6

2 1

スクラップ

スクラップの 品 と 2 のと 品 の

品 の の 年 の

H2 100% の 品 の の

ーグレード の

の

2

2 1 1

1 2

22%

6%

6%

19%

47%

成 用メ

新 3,774 17.1 新 ・ ・

鋼 ライ 2,088 9.5 鋼 新 ・ ・ ライ

ラッ 668 3.0 電 メ シ レッ

48 0.2 メ ・新 ・ ラッ

HS 3,033 13.8 ・

3,125 14.2 通鋼 レ

3,405 15.5 電 鋼 ライ

3,169 14.4 シ レッ

12,733 57.8

シ レッ 1,733 7.9

レ 572 2.6 新 ・ ・シ レッ

の 399 1.8

22,015 100.0

ラッ

34%

66%

7国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

7

スクラップ

スクラップの スクラップ 「 」 スクラップ 「 ラ

イ」 スクラップ 「 スクラップ」と 「 」

品 スクラップと 4) ・

ライ 品

スクラップ 鉄リサイク 会 の 鉄スクラップ スクラップ

会 回収 題と 6 2016 年 の スクラップ回収 2610

t 国内 Fact スクラップ スクラッ

プ と A 年

品 5 と B ストック 6 ポ ン

2930 t

と回収の リ ーンスクラップ スクラップ の

ス スクラップ 会 品

スクラップ と ーの国内

ポ ン の ー ースと

と の トン の

の 40% BOX 1 年 ポ ン

回収 ののポ ン 回収との 回収 と 回

収 回収 3 と の回収

スクラップ の の

6 の の の と と の

と レッ ー スクラップ ード ス

の ス と 検収 の 題と 国内鉄 ー ー の の鉄スク

ラップ ース と の 「雑品」

ート の と 源 の 7 国内リサ

イク

ス と のプラント ンク 国内

題 ス の 会 ライ ンス の

4) の H2 と 品 の 5) 「国内 」 ースと 年 の ーン

6) 年 の 年 年

と 鉄 7) 国 雑品 と [19] 2016 年 170 トン 「雑品」 国内

の の課題

Vol.2 31 3

6

2 1

スクラップ

スクラップの 品 と 2 のと 品 の

品 の の 年 の

H2 100% の 品 の の

ーグレード の

の

2

2 1 1

1 2

22%

6%

6%

19%

47%

成 用メ

新 3,774 17.1 新 ・ ・

鋼 ライ 2,088 9.5 鋼 新 ・ ・ ライ

ラッ 668 3.0 電 メ シ レッ

48 0.2 メ ・新 ・ ラッ

HS 3,033 13.8 ・

3,125 14.2 通鋼 レ

3,405 15.5 電 鋼 ライ

3,169 14.4 シ レッ

12,733 57.8

シ レッ 1,733 7.9

レ 572 2.6 新 ・ ・シ レッ

の 399 1.8

22,015 100.0

ラッ

34%

66%

8 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

8

2 1 1

3

12

92.9% 15

最終国内投入

造船解体、土木の社会蓄積除く

個別事前処理

発生ﾎﾟﾃﾝｼｬﾙ 回収量 国内購入 その他ﾍﾋﾞｰの一部

29,300 26,100 18,800 処理困難物 ⇒ 国内処理(逆有償） (75%)

雑品として輸出 (25%)

未回収分 輸出 老廃ｽｸﾗｯﾌﾟ or (30%)

3,200 （平均2,600） 7,300 5,600

業務用エアコン

①機能終了なるも残置 未解体「雑品」 工業系40％ 廃ﾓｰﾀｰ

②回収しない残置 1,700 680 配電盤

家電系60％ 業務用湯沸かし器

1,020 処理難物

小型家電類

家電リ４品

爆発物、密閉物など

9国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

8

2 1 1

3

12

92.9% 15

最終国内投入

造船解体、土木の社会蓄積除く

個別事前処理

発生ﾎﾟﾃﾝｼｬﾙ 回収量 国内購入 その他ﾍﾋﾞｰの一部

29,300 26,100 18,800 処理困難物 ⇒ 国内処理(逆有償） (75%)

雑品として輸出 (25%)

未回収分 輸出 老廃ｽｸﾗｯﾌﾟ or (30%)

3,200 （平均2,600） 7,300 5,600

業務用エアコン

①機能終了なるも残置 未解体「雑品」 工業系40％ 廃ﾓｰﾀｰ

②回収しない残置 1,700 680 配電盤

家電系60％ 業務用湯沸かし器

1,020 処理難物

小型家電類

家電リ４品

爆発物、密閉物など

Vol.2 31 3

9

スクラップの

2.1 2 ク の鉄リサイク 会 スクラップ 国内

スクラップ スクラップ 国 国

スクラップの国内

の の 2.2 の鉄 の のの

のレ との と 鉄スクラップ

日本のスクラップ の 7 の

の ブ 内 の 国 国内

の と 国 スクラップ の 90 年 回

2009 年 940 t 2016 年 870 t の と 国 国

の 3 国 8 の国

年 2012 年 93%の 2016 年 62%と ・ の国 鉄

の と の スクラップ

と スクラップ と 日本 の

国 スクラップ 日本 の グ ー

BOX 1 会 の鉄 国内 品 トン

の と ン ー と の 「 会 」と スク

ラップ回収の 鉄 の

品 の 年 35 年 会 40% スクラップ

回収 60%の

831 40.0 90.0 10.0

302 40.0 70.7 29.3

3,505 35.0 16.7 83.3

839 40.0 74.9 25.1 681 40.0 65.5 34.5

394 35.0 37.8 62.2 28 50.0 50.0 50.0

558 40.0 74.4 25.6 23 40.0 69.1 30.9 7,161 42.3 57.7

4 40.0 70.0 30.0

466 35.0 41.0 59.0 289 40.0 42.4 57.6 389 35.0 32.1 67.9

67 40.0 59.4 40.6 68 35.0 54.0 46.0

570 7.0 4.2 95.8 1,853 30.1 69.9

9,014 35.0 39.8 60.2

10 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

10

鉄リサイク の の

1 t クラス の の 国 の ン

課題

2 1

の鉄スクラップ

鉄源と 鉄スクラップ 2016 年 5 6500 t 鉄源の 31.5%国 のと スクラップ と

鉄国 国 の の 2003 年 年

9000 t 1 t の 国 EU 内 と 国 日本

CIS の 国 ト 国 国 の 3 国

ー ットと 国 のイ チブ

インド と 4 9

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

1962

1964

1966

1968

1970

1972

1974

1976

1978

1980

1982

1984

1986

1988

1990

1992

1994

1996

1998

2000

2002

2004

2006

2008

2010

2012

2014

2016

Imports Exports

1,00

0t

39.5%

22.2%

9.8%

22.7%

1.5%

0.7% 2.4%1.0%

71.5%

11国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

10

鉄リサイク の の

1 t クラス の の 国 の ン

課題

2 1

の鉄スクラップ

鉄源と 鉄スクラップ 2016 年 5 6500 t 鉄源の 31.5%国 のと スクラップ と

鉄国 国 の の 2003 年 年

9000 t 1 t の 国 EU 内 と 国 日本

CIS の 国 ト 国 国 の 3 国

ー ットと 国 のイ チブ

インド と 4 9

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

1962

1964

1966

1968

1970

1972

1974

1976

1978

1980

1982

1984

1986

1988

1990

1992

1994

1996

1998

2000

2002

2004

2006

2008

2010

2012

2014

2016

Imports Exports

1,00

0t

39.5%

22.2%

9.8%

22.7%

1.5%

0.7% 2.4%1.0%

71.5%

Vol.2 31 3

11

1

2015 2015 2015

EU28 40,129 29,058 11,07112,976 3,513 9,4633,415 1,516 1,899

CIS 7,155 1,876 5,2797,847 149 7,6981,898 22 1,876

73,420 36,134 37,286145 16,251 -16,106418 5,758 -5,340

1 2,328 -2,327397 3,373 -2,976

65 3,194 -3,19462 945 -88352 1,020 -96847 446 -3994 6,710 -6,706

1,126 40,025 -38,899

2 1

2.3 鉄の と内

2.1 の i ii の の鉄 と 鉄スクラップ の

国の と鉄 の

の の

⚫ ー スクラップ 8

⚫ ッ ー 1870 年

⚫ ー の 鉄 鉄の の 収

⚫スクラップ ー

スクラップ × 鉄源 鉄 DRIの

⚫スクラップ スクラップ リ ーン

リ ーンスクラップ 日本の の

スクラップ スクラップ

日本

スクラップ スクラップ リ ーン スクラップ

の の鉄の 2015 年 12 月 291.5 t

8) 国 ー の

ー スクラップ

と

2

2015 ・ t

575 233

湾 3373 1145

本シ 52.7% 44.0シ 22.4% 34.9

シ シ 8.2% 5.9

31145 t

603

25694

191

ルコ 2014 ・ t

EU15727

83

362

シ 19.0%EU15シ 38.1%シ シ 12.3%ライ シ 4.4%

ルコ

1910 t

234

501

12 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

12

国 73 t9 の 25% EU28 47 t 16% 国 46 t 16% 16.5t 5.7% 日本 13.6 t 4.7% ーの 10 と 2

3 の ト (a) 国の と (b) イ ッ

ク (c) 国 の 2000 年 2015 年の 15 年 の

45% 国 の イト

1

GDP の と 年 内10) 会 との 11 と 内

国 内 国 の のグ ー

プ A と 国 内 のグ

ープ B と A グ ープ 国 会 鉄の

GDP 内 B グ ープ と 国 国 イ

2016 年の日本 の の 3 国

日本 の と 2 の ク

の 「 会の の の鉄の ランス」 と 品

の B グ ープの国の 内 と 会 2050 年 2100 年 の

検 2100 年 UN [20] 112と の の の日本レ と

と 2100 年 の 1230 トンと 940 t の鉄 会 と

リサイク 鉄 鉄 と 鉄 1t 2t-CO2

と 1900 t-CO2 とと IPCC[21] 2100 年 と

2 と 2 の 2011 年 1 t 66%の

9) 国 鉄 協会 と 16 年 77 t10) 内 日本の の 国

回 LCS ー 収 ー ース

0

200,000

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

1870

1875

1880

1885

1890

1895

1900

1905

1910

1915

1920

1925

1930

1935

1940

1945

1950

1955

1960

1965

1970

1975

1980

1985

1990

1995

2000

2005

2010

2015

1,00

0t

a

b

c

45%

13国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

13

11 ット と 鉄 の 19%とと の 0.4℃ Tt-CO2[22]と と 0.08℃の

11

12 の と スクラップ回収 の 1974 年 7 t

1979 年 ーク スクラップの ーク 2006 年の 3 645 t30 年 スクラップ との と 2004 年

のスクラップ 2035 年 ーク 2050 年

2020 年 の と

11) ット 2 50 1 3000 トン 3

50% 2 8000 トン 1.5 50% 5500 トンと

Vol.2 31 3

12

国 73 t9 の 25% EU28 47 t 16% 国 46 t 16% 16.5t 5.7% 日本 13.6 t 4.7% ーの 10 と 2

3 の ト (a) 国の と (b) イ ッ

ク (c) 国 の 2000 年 2015 年の 15 年 の

45% 国 の イト

1

GDP の と 年 内10) 会 との 11 と 内

国 内 国 の のグ ー

プ A と 国 内 のグ

ープ B と A グ ープ 国 会 鉄の

GDP 内 B グ ープ と 国 国 イ

2016 年の日本 の の 3 国

日本 の と 2 の ク

の 「 会の の の鉄の ランス」 と 品

の B グ ープの国の 内 と 会 2050 年 2100 年 の

検 2100 年 UN [20] 112と の の の日本レ と

と 2100 年 の 1230 トンと 940 t の鉄 会 と

リサイク 鉄 鉄 と 鉄 1t 2t-CO2

と 1900 t-CO2 とと IPCC[21] 2100 年 と

2 と 2 の 2011 年 1 t 66%の

9) 国 鉄 協会 と 16 年 77 t10) 内 日本の の 国

回 LCS ー 収 ー ース

0

200,000

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

1870

1875

1880

1885

1890

1895

1900

1905

1910

1915

1920

1925

1930

1935

1940

1945

1950

1955

1960

1965

1970

1975

1980

1985

1990

1995

2000

2005

2010

2015

1,00

0t

a

b

c

45%

14 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

14

12

27 国 26 年 の

国 鉄 のプ ス 13 の 品

Long Flat の 2 品 と の の 検 と

国 Long Flat の 12) 13) 26 年 の の

国の 5 と Flat の

品の の の と Longの 会 本 の と 国 国 ブラ

年 会

本 の と の 国の の イ ング

Long の Flat の 回 の 国 プト

の 国 会 本 の と と

の ー 3 の 内 ー 会の

の 鉄 スクラップ リ

ライ サイク の CO2

の リ と 会 の 検

12) 内 と ー 品 鉄

内 ー の

内 と 13) WSA 年 Hot Rolled Long Flat Products Exports Imports Long

の内 Railway Track Heavy Sections Light Sections Concrete Reinforcing Bars Hot Rolled BarsWire Rod Flat の内 Plate Hot Rolled Coil Sheet Strip Electrical Sheet Strip Tin mill Products Other Metallic Coated Sheet Strip Non Metallic Coated Sheet Strip

0

200,000

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

1,400,000

1,600,000

1,800,000

1870

1876

1882

1888

1894

1900

1906

1912

1918

1924

1930

1936

1942

1948

1954

1960

1966

1972

1978

1984

1990

1996

2002

2008

2014

1,00

0

15国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

14

12

27 国 26 年 の

国 鉄 のプ ス 13 の 品

Long Flat の 2 品 と の の 検 と

国 Long Flat の 12) 13) 26 年 の の

国の 5 と Flat の

品の の の と Longの 会 本 の と 国 国 ブラ

年 会

本 の と の 国の の イ ング

Long の Flat の 回 の 国 プト

の 国 会 本 の と と

の ー 3 の 内 ー 会の

の 鉄 スクラップ リ

ライ サイク の CO2

の リ と 会 の 検

12) 内 と ー 品 鉄

内 ー の

内 と 13) WSA 年 Hot Rolled Long Flat Products Exports Imports Long

の内 Railway Track Heavy Sections Light Sections Concrete Reinforcing Bars Hot Rolled BarsWire Rod Flat の内 Plate Hot Rolled Coil Sheet Strip Electrical Sheet Strip Tin mill Products Other Metallic Coated Sheet Strip Non Metallic Coated Sheet Strip

0

200,000

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

1,400,000

1,600,000

1,800,000

1870

1876

1882

1888

1894

1900

1906

1912

1918

1924

1930

1936

1942

1948

1954

1960

1966

1972

1978

1984

1990

1996

2002

2008

2014

1,00

0

Vol.2 31 3

15

13

o l

o l

o lo lo lo lo lo l

o l oo l

3.

本 会 リサイク 鉄の の ー 調

査 と の 内 本 ク ン

リ の の と の

⚫ CO2 ク の 「 会 」の

ン の の 検 と 2.1⚫国内スクラップの 国の レ と鉄 2.2⚫ 2020 年 の の 2050 年の スクラップ と

2.3⚫ の の鉄 国 国の 会 レ との

と 検 2.3

社会の発展レベル

社会資本整備 整備終了・所得増 社会成熟化＋人口減､インフラ更新

港湾土木道路鉄道 家電・自動車、マンション パソコン等情報通信機器増・建築減

条鋼増、厚板増 薄板増 メッキ鋼板・表面処理鋼板増

建築用条鋼継続 ＋条鋼更新需要

建築条鋼後退

鉄鋼重量

重厚長大 重量大 軽薄短小型 重量小

社会の発展レベル

社会資本整備 整備終了・所得増 社会成熟化＋人口減､インフラ更新

港湾土木道路鉄道 家電・自動車、マンション パソコン等情報通信機器増・建築減

条鋼増、厚板増 薄板増 メッキ鋼板・表面処理鋼板増

建築用条鋼継続 ＋条鋼更新需要

建築条鋼後退

鉄鋼重量

重厚長大 重量大 軽薄短小型 重量小

16 国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

16

4.

ク 会 ー 査 と

鉄リサイク

の 調査 スクラップの

と の ⚫ スクラップ スクラップ の 2.2 ⚫ 会 のスクラップの 回収 の ス と

2.2 ⚫ の 鉄スクラップ ースの と 2.2⚫ の ス の の 2.2

[1] 会 ・ 会の リ の の

, 会 ス , “鉄リサイク 会の の課題検

”, 会 ン ー, FY2017-PP-20, 2018 年 1 月. [2] , , , , 2005,

の の の ”, 鉄と , vol. 91, no. 1, p. 171-178, 2005. [3] Ichiro Daigo, Yuma Igarashi, Yasunari Matsuno, Yoshihiro Adachi, “Accounting for Steel Stock in

Japan”, ISIJ International, vol. 47, no. 7, p. 1065–1069, 2007. [4] Hiroki Hatayama, Ichiro Daigo, Yasunari Matsuno and Yoshihiro Adachi, “Outlook of the World Steel

Cycle Based on the Stock and Flow Dynamics”, Environ. Sci. Technol., vol. 44, no.16, p. 6457-6463, 2010.

[5] Luben Savov, Elena Volkova, Dieter Janke, “Copper and tin in steel scrap recycling”, Materials Geoenvironment, vol. 50, no. 3,627-640, 2003.

[6] Katrin E. Daehn, André Cabrera Serrenho, and Julian M. Allwood, 2017, “How Will Copper Contamination Constrain Future Global Steel Recycling?”, Environ. Sci. Technol. vol. 51, no. 11, p. 6599-6606, 2017.

[7] , , , “ 鉄スクラップリサイク の検 ”, ー 源 会 11 回 会 , p. 289-294, 1992 年 4 月 1 日.

[8] 日本鉄 , 鉄 2014 年 . [9] 会 ・ 会の リ の の

, , “CCS 回収 の と Vol.2 回収

スト ストの と課題 ”, 会 ン ー , FY2016-PP-06, 2017 年 3 月.

[10] IISI, WSA . [11] 日本鉄源協会, 鉄源年 . [12] 日本鉄源協会, ク ー リ鉄源, 鉄源 調査. [13] 日本鉄 , 鉄 . [14] 日本鉄 , 月 . [15] 日 , スクラップ . [16] , 調査. [17] , .

17国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）

低炭素社会戦略センター（LCS）

低炭素社会実現に向けた政策立案のための提案書

社会システム編　鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための

課題検討にむけて（Vol.2） 平成 31 年 3 月

Vol.2 31 3

16

4.

ク 会 ー 査 と

鉄リサイク

の 調査 スクラップの

と の ⚫ スクラップ スクラップ の 2.2 ⚫ 会 のスクラップの 回収 の ス と

2.2 ⚫ の 鉄スクラップ ースの と 2.2⚫ の ス の の 2.2

[1] 会 ・ 会の リ の の

, 会 ス , “鉄リサイク 会の の課題検

”, 会 ン ー, FY2017-PP-20, 2018 年 1 月. [2] , , , , 2005,

の の の ”, 鉄と , vol. 91, no. 1, p. 171-178, 2005. [3] Ichiro Daigo, Yuma Igarashi, Yasunari Matsuno, Yoshihiro Adachi, “Accounting for Steel Stock in

Japan”, ISIJ International, vol. 47, no. 7, p. 1065–1069, 2007. [4] Hiroki Hatayama, Ichiro Daigo, Yasunari Matsuno and Yoshihiro Adachi, “Outlook of the World Steel

Cycle Based on the Stock and Flow Dynamics”, Environ. Sci. Technol., vol. 44, no.16, p. 6457-6463, 2010.

[5] Luben Savov, Elena Volkova, Dieter Janke, “Copper and tin in steel scrap recycling”, Materials Geoenvironment, vol. 50, no. 3,627-640, 2003.

[6] Katrin E. Daehn, André Cabrera Serrenho, and Julian M. Allwood, 2017, “How Will Copper Contamination Constrain Future Global Steel Recycling?”, Environ. Sci. Technol. vol. 51, no. 11, p. 6599-6606, 2017.

[7] , , , “ 鉄スクラップリサイク の検 ”, ー 源 会 11 回 会 , p. 289-294, 1992 年 4 月 1 日.

[8] 日本鉄 , 鉄 2014 年 . [9] 会 ・ 会の リ の の

, , “CCS 回収 の と Vol.2 回収

スト ストの と課題 ”, 会 ン ー , FY2016-PP-06, 2017 年 3 月.

[10] IISI, WSA . [11] 日本鉄源協会, 鉄源年 . [12] 日本鉄源協会, ク ー リ鉄源, 鉄源 調査. [13] 日本鉄 , 鉄 . [14] 日本鉄 , 月 . [15] 日 , スクラップ . [16] , 調査. [17] , .

Vol.2 31 3

17

[18] 日本鉄源協会, 鉄スクラップ検収ハンドブック, 2008 年 6 月. [19] 鉄リサイクリング・リサーチ, 「雑品」の国内回帰と課題, 調査レポート No.47, 2018 年 10 月. [20] UN, “World Population Prospects”, 2017. [21] IPCC, “Climate Change 2014: Synthesis Report. Contribution of Working Groups I, II and III to the

Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change”. IPCC, Geneva, Switzerland, 151 pp., 2014.

[22] Matthew Collins, et al, “Long-term Climate Change: Projections, Commitments and Irreversibility. In: Climate Change 2013: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change”. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA, 2013.

本提案書に関するお問い合わせ先

●提案内容について ・ ・ ・ 低炭素社会戦略センター 主任研究員　田中 加奈子 （Kanako TANAKA）

特任研究員　林 誠一 （Seiichi HAYASHI）　

●低炭素社会戦略センターの取り組みについて ・ ・ ・ 低炭素社会戦略センター　企画運営室

〒102-8666　東京都千代田区四番町5-3　サイエンスプラザ4 階

TEL ：03-6272-9270 FAX ：03-6272-9273 E-mail ：

https://www.jst.go.jp/lcs/

© 2019　JST/LCS

許可無く複写 ・複製することを禁じます。

引用を行う際は、必ず出典を記述願います。

低炭素社会の実現に向けた

技術および経済・社会の定量的シナリオに基づく

イノベーション政策立案のための提案書

社会システム編

鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための課題検討にむけて（Vol.2）

平成 31 年 3 月

Toward Future Low-Carbon Society using Scrap Iron Recycling (vol.2)Strategy for Social System,

Proposal Paper for Policy Making and Governmental Actiontoward Low Carbon Societies,

Center for Low Carbon Society Strategy,Japan Science and Technology Agency,

2019.3

国立研究開発法人科学技術振興機構　低炭素社会戦略センター