平成１６年度

東 京 都 薬 事 審 議 会 資 料

日 時 平成１６年８月３０日（月曜日）

午後３時から４時３０分まで

場 所 東京都庁第一本庁舎北塔３３階特別会議室Ｎ６

目 次

Ⅰ 東京都脱法ドラッグ対策取組方針 ・・・・・・・１

Ⅱ 最近の薬務行政の動きについて （報告）

１ 東京都の薬物乱用防止対策について ・・・・・・・５

２ 医薬品販売における規制緩和について

① 一般小売店における医薬品の販売について ・・・・・・・７

② 深夜早朝におけるテレビ電話を利用しての ・・・・・・・10

医薬品販売について

- 1 -

東京都脱法ドラッグ対策取組方針

平成 16年 2月 25 日 策定

脱法ドラッグの乱用は、使用者の健康被害にとどまらず、傷害事件の誘発、麻薬等の規制

薬物乱用への発展など、大都市東京を中心に、その拡大・深刻化が懸念されている。

このような状況から、東京都は、全国に先駆けた総合的かつ効果的な対策に積極的に取

り組んでいく。

第１ 基本的な考え方

○ 流通規制対策として、これまでの試買調査や広告監視等を通じた現行法による規制

の強化に加え、流通や規制対象の多様化に対応した、新たな規制方法の導入が必要で

ある。また、使用者への対応として“買わない、使わせない”意識の浸透を図るため、

青少年層を中心とした普及啓発活動を強化するとともに、乱用者・保護者等を対象と

した相談体制・回復支援活動の充実が重要である。

○ 健康危害の未然防止の観点から、乱用の実態の把握に一層努めるとともに、科学的

なリスク評価に基づく警告制度や関連部署との連携による重点監視指導体制を整備す

る。

○ 現行の薬物乱用防止対策事業の中に脱法ドラッグ対策を明確に位置付け、関係機関

との密接な連携により、普及啓発や相談・回復支援等の面で総合的、効果的な対策を

講じていく。

○ 脱法ドラッグの流通形態が多様化・国際化し、新規製品が次々に出現する現状にお

いて、現行法の枠内での対応には一定の限界があることから、今後あらゆる機会をと

らえ、国に法整備を働きかけるとともに、都としても実効性のある条例制定に向け、

条件整備を行いながら、具体的な検討を進める。

第２ 取組方針

取組方針１ 指導・取締りを強化する

【具体的な取組】

(1) 流通実態の把握による違反品の排除

市場の流通状況を的確に把握するため、店頭での購入に加え、インターネット上で

も購入するなど、試買調査を充実させることにより、違反品の排除等、迅速な対応を

図る。

- 2 -

(2) リスク評価に基づく危険情報の公表と販売者への警告制度の整備

新たに「脱法ドラッグ専門調査会」を設置し、化学構造の一部を変化させたデザイ

ナーズドラッグなど規制対象として評価の定まっていない脱法ドラッグに対し、科学

的なリスク評価を行い、法違反の有無に関わらず、その結果について危険情報として

積極的に都民へ公表するとともに、販売者へ警告を行う。

(3) 監視指導体制の強化

脱法ドラッグの多様化に対応するため、薬事監視員、麻薬取締員、化学・薬学・植

物の研究員など関連各部署が連携して「特別調査班」を編成し、状況に応じた重点的、

集中的な監視指導を実施する。

(4) インターネット広告に対する監視指導の強化

現行のインターネット広告監視事業の対象を脱法ドラッグにも拡大するとともに、

自治体間の連携に基づくより効果的な広告監視体制を構築し、インターネット上の違

反広告や不適切な広告を排除していく。

取組方針２ 正しい知識の普及啓発及び相談・回復支援体制を充実する

【具体的な取組】

(1) 効果的な薬物乱用防止教育の定着

青少年に対する啓発活動を強化するため、学校教育の薬物乱用防止教育プログラム

に「脱法ドラッグ」を明確に組み入れるとともに、児童・生徒が自ら参加できるよう

な工夫をし、効果的な教育・指導に取り組む。

(2) 薬物乱用を許さない社会環境づくりへの取組

学校の薬物乱用防止教育に保護者や住民の参加を求めたり、企業等の職場教育を活

用することにより、地域全体が正しい知識を持てるように普及啓発活動を推進してい

く。

(3) 都民に対する注意喚起・情報提供の充実

健康局ホームページやリーフレットなど多様な広告媒体の活用により、脱法ドラッ

グに関する情報を充実させ、都民への普及啓発と注意喚起の徹底を図る。

(4) 乱用者等に対する相談・回復支援体制の整備

保健所や警察等における既存の薬物乱用窓口相談の拡充を図り、関係機関との協力

連携のもと、脱法ドラッグ乱用者の回復支援や本人及びその家族等からの相談に対応

できる体制を整備していく。

- 3 -

取組方針３ 流通及び乱用実態に関する情報収集を拡充する

【具体的な取組】

(1) 調査研究体制の強化

乱用の拡大が懸念される植物系ドラッグや新たに出現するデザイナーズドラッグ等

に迅速に対応するため、規制の前提となる成分分析の手法の確立や文献調査の充実を

図るなど、先行的な調査研究体制を強化する。

(2) 健康被害情報の収集の推進

医療機関の協力により、脱法ドラッグに起因する健康被害や使用薬物等に関する情

報を収集・分析し、脱法ドラッグ対策の基礎資料として活用する。

(3) 都民協力による情報収集の推進

薬物乱用防止推進地区協議会やＮＰＯ等の関係団体との連携のもと、ボランティア

による「情報収集推進員」を組織し、地域に密着した乱用実態等に関する情報につい

ての連絡体制を整備する。

(4) インターネットの活用による情報収集の強化

脱法ドラッグの流通や乱用に関する最新の実態情報を収集するため、インターネッ

トを積極的に活用するとともに、健康局のホームページに脱法ドラッグ情報サイトを

開設し、広く都民からの意見や情報を収集する。

取組方針４ 関係機関との連携を強化する

【具体的な取組】

(1) 脱法ドラッグ対策連絡会による情報交換の拡充

警察や消防、税関などで構成する連絡会については、必要に応じて参加機関の拡大

を図り、情報連絡体制を強化する。

(2) 脱法ドラッグ自治体連絡会を通じた他自治体との連携強化

脱法ドラッグ対策が課題となっている他の自治体との連絡会を設置し、情報交換や

監視指導の統一化など広域的な連携を強化する。

- 4 -

Ⅱ-１ 東京都の薬物乱用防止対策について

１ 東京都における薬物乱用状況

下図から、乱用されている薬物は、相変わらず覚せい剤が圧倒的多数を占めている

ことが分かる。しかし、覚せい剤における検挙人員は前年に比べて減少している。こ

れは、水際での取締強化が功を奏し、覚せい剤が闇市場で品薄になったためと考えら

れる。このため、薬物全体の検挙者数も減少しており、取締活動が薬物乱用防止に一

定の効果を挙げていることが伺える。

一方で、平成 15 年においては MDMA 等錠剤型麻薬が青少年を中心に大流行し、大量

密輸事件や密売事件が相次いで発生した。このため、麻薬等の検挙人員は、前年に較

べて+20.2%、という高い増加率となった。このことは、若者の間で乱用される薬物が

多様化していることを示しており、今後も薬物乱用防止啓発活動を強化していく必要

があると考えられる。

下段に参考として、薬物事犯の年齢別構成とMDMA等錠剤型麻薬の押収量を掲載した。

薬物乱用事犯検挙者数（東京都）

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

3500

Ｈ元 Ｈ２ Ｈ３ Ｈ４ Ｈ５ Ｈ６ Ｈ７ Ｈ８ Ｈ９ Ｈ１０ Ｈ１１ Ｈ１２ Ｈ１３ Ｈ１４ H１５

(人)

覚せい剤

大麻

麻薬等

薬物による検挙人員の年齢別構成割合(東京都)

覚せい剤 大麻 麻薬等

東京都

２１９１人

覚せい剤

30歳以上,

1444人,

66%

20～29歳,

699人,32%

19歳以下,

48人, 2%

東京都

７４０人

大麻

20～29歳,

452人,61%

30歳以上,

235人,32%

19歳以下,

53人, 7%

麻薬

１９６人

東京都

20～29歳,

93人, 48%

19歳以下,

22人, 11%

30歳以上,

81人, 41%

MDMA 等錠剤型合成麻薬押収量 MDMA 等錠剤型合成麻薬による検挙者数

4,73440,658

23,221

78,006112,568

190,280.5

3,662

12,631 2,322

393,757

0

100,000

200,000

300,000

400,000

平成１１年 平成１２年 平成１３年 平成１４年 平成１５年

(錠) 東京都 全国

64

14454

83

113138

623915

272

0

50

100

150

200

250

300

平成１１年 平成１２年 平成１３年 平成１４年 平成１５年

(人) 東京都 全国

２ 東京都の薬物乱用防止対策

⑴ 各種運動を通じた啓発活動

国の通知に基づき、不正大麻・けし撲滅運動、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動、麻薬･

覚せい剤乱用防止運動の各運動期間において、ポスター・リーフレットの配布、講演

会等の実施による普及啓発を行っている。

⑵ 地域における啓発活動の支援

地域に根ざした活動を展開するため、東京都薬物乱用防止指導員を委嘱し、研修会

の実施等によりその活動を支援している。

また、薬物専門講師を養成して、ＰＴＡや地域住民等を対象とした薬物乱用防止講

習会に派遣するほか、啓発用資材として各種リーフレット等の配布やビデオ・パネル

等の貸出しを行い、地域活動団体等の実施する啓発活動を支援している。

⑶ 多様な啓発方法の展開

インターネットのホームページを活用するほか、中学生によるポスター・標語の募

集、薬物乱用防止高校生会議などの多様な啓発事業を展開している。

⑷ 薬物相談体制の充実

地域における相談関係機関の連携を強化するため、保健所や精神保健福祉センター、

医療機関などの関係機関や地域の民生委員等で構成する連絡会の設置を推進し、相談

体制の充実を図っている。

また、相談担当者に対する研修の充実や、相談プログラムや相談マニュアルを作成

し、さらなる強化を行っている。

⑸ 指導取締り

麻薬・覚せい剤等の取扱者に対して立入検査を実施するとともに、講習会を開催し、

保管管理の適正化などの指導を行っている。 また、都民からの通報、巡回等により

不正大麻・けしの発見・除去に努めている。

Ⅱ－２ 医薬品販売における規制緩和について

① 一般小売店における医薬品の販売について

昨年１２月、医学・薬学等の専門家で構成される「医薬品のうち安全性上特に

問題がないものの選定に関する検討会」において「安全性上特に問題がない」

ものの選定が行われ、これらを医薬部外品に移行することにより一般小売店で

販売が可能な医薬品の範囲が示された。

これをうけ、薬事法施行令の一部が平成１６年７月９日付で改正され、同年７

月３０日から施行されることとなった。

１ 品目の範囲

移行する品目の範囲が平成１６年７月１６日、薬食発第 0716006 号厚生労働

省医薬食品局長通知に示された。

現に確認されている品目は別紙のとおり（３７１品目）

２ 取扱い

〈経過措置〉 移行品目の範囲に該当するものはすべて、施行日以後は医薬部

外品として扱われるのが原則であるが、平成１６年７月２９日までに医薬品

として製造に着手されたものについては、その販売については医薬品として

の取扱いが求められる。医薬品としての適法な表示がなされている限り「医

薬部外品」の表示は不要であるがその販売は医薬品販売業等の許可を有する

者においてのみ可能である。 （平成１６年７月１６日付厚生労働省医薬食品局

長通知）

〈表示〉 上記品目の範囲に関する通知において、個々の薬効群毎に必要な注

意事項等が示されている。

〈小売店における取扱い〉 小売店については、新たに医薬部外品となったも

のの陳列法、販売時の確認、相談窓口に関する情報提供、製造業者等との連

絡体制整備が求められている。 （平成１６年７月２６日付厚生労働省医薬食品

局審査管理課長通知）

医薬品から医薬部外品への移行品目　１５種類３７１品目 別紙

品名 会社名 品名 会社名

いびき防止薬 セキサミントローチＳ 日新薬品工業（株）

アンスノール エスエス製薬（株） ヒノトローチG 日野薬品工業（株）

ホームチン 牛津製薬（株） エスベナントローチ 日野薬品工業（株）

ノドコロントローチ 日野薬品工業（株）

カルシウムを主たる有効成分とする保健薬

新カルエ－スA ジェ－ピ－エス製薬（株） コンタクトレンズ装着薬

Ｙ．Ｐ．カルシウム 吉田薬品工業（株） ﾏｲﾃｨｱﾊｰﾄﾞﾚﾝｽﾞ装着液 千寿製薬（株）

Ｙ．Ｐ．カルシウム２５ 吉田薬品工業（株） スマイルコンタクトファインフィット 日東メディック（株）

Ｙ．Ｐ．カルシウム液 吉田薬品工業（株）

ゲネラール 吉田薬品工業（株） 殺菌消毒薬

コールカップCa 牛津製薬（株） デルパットＢ 阿蘇製薬（株）

カルシウム－Ｌ錠「クニヒロ」 皇漢堂製薬（株） リキバン 阿蘇製薬（株）

カルシトン 佐藤製薬（株） 伸縮絆 阿蘇製薬（株）

スマリー(分包)乳酸カルシウム 小堺製薬（株） キズテープA 阿蘇製薬（株）

マツダカルシウム液 松田薬品工業（株） デルカットバンA 阿蘇製薬（株）

カタセ錠Ａ小児用 全薬工業（株） ステントール リバテープ製薬（株）

アサヒカルシウム 朝日製薬（株） キズヘルパー リバテープ製薬（株）

バイランＣａ 日水製薬（株） ﾋﾟｰポーテープS 共立薬品工業（株）

ナルテＣａ 日水製薬（株） リバエース絆S 共立薬品工業（株）

アビカル錠 明治薬科（株） キズテープS 共立薬品工業（株）

ビタカルシウム錠 北宝薬品（株） キズリバテープS 共立薬品工業（株）

ｷｽﾞﾘﾊﾞﾃｰﾌﾟ.７R 共立薬品工業（株）

含嗽薬 ヒフタッチS 共立薬品工業（株）

うがい薬コロロ サラヤ（株） キズタッチQQ 共立薬品工業（株）

チミコデうがい薬 ジャパンメディック（株） キズリバテープA 共立薬品工業（株）

新プレコールうがい薬 ホシエヌ製薬（株） ﾘﾊﾞﾝﾐﾆﾃｰﾌﾟＡ 共立薬品工業（株）

コルゲンコーワ うがいぐすり１２３ 興和（株） ｷｽﾞﾘﾊﾞﾃｰﾌﾟU 共立薬品工業（株）

新コルゲンコーワ うがいぐすり 興和（株） キズタッチU 共立薬品工業（株）

ノバポンうがい薬 前田薬品工業（株） マイテープU 共立薬品工業（株）

アルペンうがい 東洋ファルマー（株） キズタッチPE 共立薬品工業（株）

アルペンこどもうがい薬 東洋ファルマー（株） ｷｽﾞﾘﾊﾞﾃｰﾌﾟAP 共立薬品工業（株）

ｷｽﾞﾘﾊﾞﾃｰﾌﾟAU 共立薬品工業（株）

健胃薬 キズテープAU 共立薬品工業（株）

センブリ錠 （株）　紀伊国屋漢薬局 マイテープAU 共立薬品工業（株）

エビオス錠 アサヒフードアンドヘルスケア（株） キズタッチAU 共立薬品工業（株）

吉見健胃散 吉見製薬（株） ｷｽﾞﾘﾊﾞﾃｰﾌﾟAS 共立薬品工業（株）

吉見ｾﾝﾌﾞﾘ散 吉見製薬（株） キズテープAS 共立薬品工業（株）

萬金丹 協和製薬（株） リバガーゼF 玉川衛材（株）

ノイピロンＳ内服液 北宝薬品（株） 新アクリガーゼＡ 月島薬品（株）

イーセロン内服液 北宝薬品（株） ソフトアクリガーゼ 月島薬品（株）

ノイピロン内服液 北宝薬品（株） ケンエー・アクリガーゼ 健栄製薬（株）

イノマック内服液 北宝薬品（株） ケンエーアクリノール液Ｐ 健栄製薬（株）

本草センブリ顆粒 本草製薬（株） ｷｽﾞﾍﾙﾊﾟｰT 常盤薬品工業（株）

きずパットソフト 大協薬品工業（株）

口腔咽喉薬 きずパットフィット 大協薬品工業（株）

ベンザブロックのどスプレー 堺化学工業（株） きずフィット 大協薬品工業（株）

明治Ｇトローチ 明治製菓（株） カールバン 大協薬品工業（株）

コデスミントローチ 吉田薬品工業（株） 新リバタックL 大協薬品工業（株）

新ジキナトローチ （株）富士薬品 新エルデプラスタ 大協薬品工業（株）

ハヤナトローチ （株）富士薬品 新キズワンテープＡ 大協薬品工業（株）

ノドニトローチ 皇漢堂製薬（株） JAｱｸﾘﾃｰﾌﾟA 大生堂薬品工業（株）

アイストローチ　Ｏ 高市製薬（株） JAｱｸﾘﾃｰﾌﾟA水張絆 大生堂薬品工業（株）

アイストローチ　Ｙ 高市製薬（株） アクリノールガーゼA 朝日製薬（株）

アイストローチ　L 高市製薬（株） 救急絆ｰＰＡ 東洋化学（株）

アイストローチ　Ｇ 高市製薬（株） キズテープＡ 東洋化学（株）

アイストローチ　Ｚ 高市製薬（株） リバパフトＡ 東洋化学（株）

ノドロップＳ 高市製薬（株） ニッコーバン 日廣薬品（株）

シンピタトローチ 高市製薬（株） ニッコーバンジャンボ 日廣薬品（株）

ヴイックス　メディケイテッド　ドロップ　Ｃ 大正製薬（株） カットバン・AC 祐徳薬品工業（株）

ヴイックス　メディケイテッド　ドロップ　Ｒ 大正製薬（株） キズパット 祐徳薬品工業（株）

ヴイックス　メディケイテッド　ドロップ　Ｏ 大正製薬（株） キズテープA 祐徳薬品工業（株）

ヴイックス　メディケイテッド　ドロップ　Ｌ 大正製薬（株） キボーテープM 祐徳薬品工業（株）

スコールトローチＳ 大和合同製薬（株） リオテープA 祐徳薬品工業（株）

第一トローチＳ 第一薬品工業（株） ユビバンテープP 祐徳薬品工業（株）

ノドクリーンＫ　トローチ 田村薬品工業（株） スピードテープ 祐徳薬品工業（株）

トピック　トローチＳ 日新薬品工業（株） カットテープP 祐徳薬品工業（株）

トローチＳ 日新薬品工業（株） セットバンA 祐徳薬品工業（株）

医薬品から医薬部外品への移行品目　１５種類３７１品目 別紙

品名 会社名 品名 会社名

ハイテープA 祐徳薬品工業（株） ラクトコート アサヒフードアンドヘルスケア（株）

スキンテープA 祐徳薬品工業（株） 新ラクトーンA アサヒフードアンドヘルスケア（株）

S.キズテープ｢ワキ｣ 祐徳薬品工業（株） ビフィズム ゼリア新薬工業（株）

トクパスバンB 祐徳薬品工業（株） 新ビオフェルミンＳ錠 ビオフェルミン製薬（株）

ユニバンP 祐徳薬品工業（株） 新ビオフェルミンＳ細粒 ビオフェルミン製薬（株）

ソユテープ 祐徳薬品工業（株） 強ミヤリサン(錠) ミヤリサン（株）

カットバン．A 祐徳薬品工業（株） ミヤリサンA ミヤリサン（株）

新きずテープバンA 祐徳薬品工業（株） ミヤリサン(錠) ミヤリサン（株）

リバノンテープＡ 和田製薬（株） ミヤリサンアイジA ミヤリサン（株）

宇津こども整腸薬 宇津救命丸（株）

しもやけ・あかぎれ用薬 ロロンＳ わかもと製薬（株）

ベルクリーン軟膏 カネボウ（株） わかもと整腸薬 わかもと製薬（株）

ｸﾞﾘｾﾘﾝｶﾘ液「ﾆｯｺｰA」 日興製薬 ビオヂアスゲン錠 吉田薬品工業（株）

グリセリンFP （株）フヂミ製薬所 ビフィーナ整腸薬 森下仁丹㈱

近江兄弟社メンタームメディカルリップ （株）　近江兄弟社 新ｸﾞﾛｽｷｭｰ整腸薬 大昭製薬㈱

メンタムM カシマ薬品商事（株） ラッパ整腸薬BF 第一薬品工業（株）

グリセリンカリ液「タツミ」 タツミ薬品工業（株） ﾋﾞﾊﾞﾗﾝｽ 沢井製薬（株）

メルスモンハンドローション メルスモン製薬（株） ｴﾌﾊﾞﾗﾝｽ 沢井製薬（株）

新ユースキンA ユースキン製薬（株） ビオグルトン錠 北宝薬品（株）

メンソレータム ロート製薬（株）

メンソレータム メディカルリップ ロート製薬（株） 鼻づまり改善薬（外用剤に限る。）

メンソレータム メディカルリップｎ ロート製薬（株） カゼーニ （株）池田模範堂

ベルツ水「ワンタッチ」 月島薬品㈱ かぜパップフジサワ 帝國製薬（株）

グリセリンＰ「ケンエー」 健栄製薬（株） カゼピタン　ハップ 帝國製薬（株）

グリセリンカリ液Ｐ 「ケンエー」 健栄製薬（株） かぜのはっぷ ダイヤ製薬（株）

グリセリンカリ液「コザカイ・Ｐ」 小堺製薬（株） はるかぜ ダイヤ製薬（株）

グリセリンカリ液「昭和」Ｐ 昭和製薬（株） ハルトかぜパップ 救急薬品工業（株）

グリセリンカリ液 東海製薬（株） カゼゴールドパップ 救急薬品工業（株）

カコナールかぜパップ 救急薬品工業（株）

瀉下薬 カコナールこどもかぜパップ 救急薬品工業（株）

リズムラン 備前化成（株） ヴイックス　ヴェポラッブ 大正製薬（株）

リズムランホワイト 備前化成（株）

リズムランホワイト 分包 備前化成（株） ビタミンを含有する保健薬

リズムランシルキー 分包 備前化成（株） ポポンＳ 塩野義製薬（株）

ベストール 佐藤製薬（株） マルチビタン10 ダイト（株）

ベストール「分包」 佐藤製薬（株） ホルユニーアミノドリンク 小林薬品工業（株）

サトラックスライト 佐藤製薬（株） ダイナミカドリンク2000 小林薬品工業（株）

ビタユニーＤＸ 小林薬品工業（株）

消化薬 ビタユニーバーモント2000 小林薬品工業（株）

ワカモト消化薬 わかもと製薬（株） ビタユニードリンク2000 小林薬品工業（株）

新タカヂア錠 三共（株） ユニードリンク2000 小林薬品工業（株）

新ビオヂアス 明治薬品（株） ダイナミカドリンク3000 小林薬品工業（株）

ポラールD3000 小林薬品工業（株）

生薬を主たる有効成分とする保健薬 ビタケンエース3000 小林薬品工業（株）

高麗人参エキス カネボウ（株） マージョンD3000 小林薬品工業（株）

顆粒状高麗人参エキス カネボウ（株） ホルユニーＤ3000 小林薬品工業（株）

顆粒状高麗人参エキス（分包） カネボウ（株） ビタユニーゴールドドリンク3000 小林薬品工業（株）

ウチダの人参エキス顆粒 （株）ウチダ和漢薬 ホルユニーアミノ3000 小林薬品工業（株）

強力オキソレヂン糖衣錠 理研化学工業（株） クレビタンV内服液 小林薬品工業（株）

長岡の人参エキス 長岡実業（株） 小児用じゃっこう内服液 日東薬品工業（株）

ヴァイタルゲン錠 （株）日本制がん研究所 新カーク２０００ （株）パナケイア製薬

リッチミン２０００ （株）パナケイア製薬

整腸薬 新カーク３０００ （株）パナケイア製薬

ビオスリーHi錠 東亜薬品工業（株） フジミンＶ５０ （株）パナケイア製薬

ビオスリーH 東亜薬品工業（株） エスカップ２０００アルファ エスエス製薬（株）

ビオスカイ錠 東亜薬品工業（株） エスカップＣフレッシュ エスエス製薬（株）

ビオスカイ 東亜薬品工業（株） ローヤルゼリー散 ゼリア新薬工業（株）

ラクトサンベビー 日東薬品工業（株） 新ビタアリンドリンク 伊丹製薬（株）

ヘルシーラクト顆粒 日東薬品工業（株） バイトゴールド２０００ 伊丹製薬（株）

フェカルミンスリーＥ顆粒 日東薬品工業（株） バイタルミン２０００ 伊丹製薬（株）

ヘルシーラクト顆粒「分包」 日東薬品工業（株） ポリー ロイヤル２０００ 伊丹製薬（株）

フェカルミンスリーＥ顆粒「分包」 日東薬品工業（株） リポサルミン２０００ 伊丹製薬（株）

ヘルシーラクト錠 日東薬品工業（株） バイトゴールド３０００ 伊丹製薬（株）

ヤクルトＢＬ整腸薬 （株）ヤクルト本社 リポサルミン３０００ 伊丹製薬（株）

テスミンヤクルトＢＬ整腸薬 （株）ヤクルト本社－佐藤製薬（株） コアラドリンク 伊丹製薬（株）

ビバランス 沢井製薬－資生堂 ビタアリンドリンク 伊丹製薬（株）

エフバランス 沢井製薬－資生堂 バイトＳ 伊丹製薬（株）

医薬品から医薬部外品への移行品目　１５種類３７１品目 別紙

品名 会社名 品名 会社名

ミネドリン 伊丹製薬（株） サチドリンク 大洋薬品工業（株）

リキアスパ 栄新薬（株） サモ・グロン・ドリンク 大洋薬品工業（株）

リキアスパゴールド 栄新薬（株） シラユキ（白雪）ドリンク 大洋薬品工業（株）

小児用ビタネロン内服液 （株）富士薬品 エリダッシュ３０００ 第一薬品工業（株）

アリナファイトハイ （株）廣貫堂 ズバカル錠 中央薬品（株）

リボファイトハイ （株）廣貫堂 チスゲンデラックス 鶴原製薬（株）

サンリキソドリンクJ （株）廣貫堂 強力チスゲンゴールド内服液A 鶴原製薬（株）

ファイトドリンクJ （株）廣貫堂 イソビタンＤ 田村薬品工業（株）

ファイトドリンクG&G （株）廣貫堂 タフメイトＶ 田村薬品工業（株）

ダブルファイト （株）廣貫堂 ジキロングＶ 田村薬品工業（株）

ストライクドリンク （株）廣貫堂 ジキロング２０００ 田村薬品工業（株）

サンリキソゴールドD （株）廣貫堂 イソビタンＶ 田村薬品工業（株）

ライトップ2000 （株）廣貫堂 ジキロング３０００ 田村薬品工業（株）

ジンセンファイト （株）廣貫堂 イソビタン３０００ 田村薬品工業（株）

イキビタンドリンク3000 （株）廣貫堂 タフメイト３０００ 田村薬品工業（株）

ファイトDX3000 （株）廣貫堂 エンテイ３０００ 田村薬品工業（株）

サンリキソDX3000 （株）廣貫堂 リキセーＶ２ 田村薬品工業（株）

イキDX3000 （株）廣貫堂 宇津ジュニアドリンク 東亜薬品（株）

ストライクゴールド （株）廣貫堂 ホルメニンドリンク 日新薬品工業（株）

ボディーV3000 （株）廣貫堂 ダイナルピンドリンク 日新薬品工業（株）

ストライク3000 （株）廣貫堂 ローヤルゲン－Ｄ 日新薬品工業（株）

小児用ママポポ内服液 合名会社東宝製薬 ビタアルトＱＸ 日本ビタミン化学（株）

ユベロン エーザイ（株） ビタオーダーＰ 日本ビタミン化学（株）

ビタミックバーモント 金陽製薬（株） パルウィン 日本ビタミン化学（株）

ローヤルゲンドリンク 金陽製薬（株） パンピンファイトＱＸ 日本ビタミン化学（株）

ビタグルコンローヤル 金陽製薬（株） ジーロップゴールド 日本ビタミン化学（株）

新ビタミックバーモント 金陽製薬（株） ジーガルゴールド 日本ビタミン化学（株）

薬鳳フェルサ 金陽製薬（株） タウミックスドリンク 日本合成薬品（株）

薬鳳フェルサ2000 金陽製薬（株） ネオグルクロンサンD 日本製薬工業（株）

ビタミックバーモントＡ 金陽製薬（株） 強力マイビタD 日本製薬工業（株）

ﾋﾞﾀﾊﾟｯｼｮﾝ「50」A 協同薬品工業（株） キクグロンD 日本製薬工業（株）

ｸﾐｱｲ ﾋﾞﾀﾊﾟｯｼｮﾝ2000 協同薬品工業（株） 強力ビタホルD 日本製薬工業（株）

キューピーコーワ　ゴールドＡ 興和（株） ビタオールＤ３０００ 日野薬品工業（株）

ニンニクソフトカプセル「クニヒロ」 皇漢堂製薬（株） ナウビタンＤ３０００ 日野薬品工業（株）

ﾋﾞﾀｷｿﾘﾝ・S 国産薬品工業（株） モアビタンＤ３０００ 日野薬品工業（株）

ファンテユンケルロイヤル 佐藤製薬（株） デスクワンＤ 日野薬品工業（株）

ハイトスポンチ 佐藤製薬（株） オールビタンＤ３０００ 日野薬品工業（株）

ハイトスエイト 佐藤製薬（株） ヘルタスＳ 日野薬品工業（株）

ビタホルテソフト 佐藤製薬（株） 「八ッ目」のせい 八ッ目製薬（株）

ユンケルジュニア 佐藤製薬（株） 金龍ビタン 萬金薬品工業（株）

ビデオエースＤ 三宝製薬（株） オキソニン錠 中村薬品工業（株）

ロブレンゴールド 滋賀県製薬（株） Ｖ・ゴール３０００ 中外医薬生産（株）

パンベスト 滋賀県製薬（株） ビルトン３０００ 中外医薬生産（株）

ハイビタン錠 滋賀県製薬（株） ビルトン２０００ 中外医薬生産（株）

リピタードリンク100 小林薬学工業（株） ウイニング２０００ 中外医薬生産（株）

ビーホニD　　２０００ 松田薬品工業（株） ビタマイト3000 ローヤル薬品工業（株）

クコバーモント 松田薬品工業（株） ゼータミン3000 ローヤル薬品工業（株）

チオゼリー錠 松本製薬工業（株）

ｸﾞﾛﾝﾋﾞﾀｰｺﾞｰﾙﾄﾞ 常盤薬品工業（株）

ｸﾞﾛﾝﾋﾞﾀｰ内服液 常盤薬品工業（株） 新タントーゼ錠L テイカ製薬（株）

マイコス3000 森田薬品工業（株） ミヤリサン-W ミヤリサン（株）

アスパビタン 大協薬品工業（株） 強力わかもと わかもと製薬（株）

リポビタンＤ　２０００ 大正製薬（株） 小児用ビオラスターゼ 吉田薬品工業（株）

リポビタンＡ 大正製薬（株） ラックファイト （株）廣貫堂

リポビタン　小児用 大正製薬（株） パンラクミン錠 三共（株）

リポビタンＤスーパー 大正製薬（株） ビオ・トモサン錠 三共エール薬品（株）

ビタホルミン 大生堂薬品工業（株） ﾐﾈ消化整腸薬 常盤薬品工業（株）

ビタJゴールド 大生堂薬品工業（株） 金清丸 朝日製薬（株）

内服液ｸﾛﾝﾐﾝﾊﾞｰﾓﾝﾄ 大同薬品工業（株） トルクミン 日水製薬（株）

ﾛｰﾔﾙﾊﾟﾗﾝﾄﾞﾘﾝｸ 大同薬品工業（株） ラクトロン錠 明治薬品（株）

ﾛｰﾔﾙｸﾛﾝﾐﾝﾄﾞﾘﾝｸ 大同薬品工業（株） 新ビオヂアスミン錠 明治薬品（株）

ﾛｰﾔﾙｿｰﾏﾝﾄﾞﾘﾝｸ 大同薬品工業（株） ビオヂアス錠 明治薬品（株）

ｻﾜﾋﾞﾀﾝ若2000 大同薬品工業（株） 新ﾁｵﾀｰｾﾞ 米田薬品（株）

チオビタドリンク2000 大鵬薬品工業（株） ﾍﾙｽﾀｰｾﾞDK 米田薬品（株）

ユーベル－１００ 大洋薬品工業（株） 新ビオラクミン錠 北宝薬品（株）

ハイローマン－Ｓ 大洋薬品工業（株）

レビドリンク「カイゲン」 大洋薬品工業（株）

健胃薬、消化薬又は整腸薬に掲げる物のうち、いずれか二以上に該当するもの

② 深夜・早朝におけるテレビ電話を利用しての医薬品販売について

「深夜・早朝における医薬品の供給確保のあり方等に関する有識者会議」（厚

生労働省）の報告書等を踏まえ、薬事法施行規則が改正され、今年の４月から

一般販売業者が深夜・早朝の時間帯に、複数の店舗と共同でセンターに薬剤師

を置き、テレビ電話を利用して医薬品を販売することが、一定の要件を満たす

場合に可能となりました。

なお、一般販売業における薬剤師の管理についての原則に変わりはなく、実

地に管理することが求められています。

（主な要件）

(1) 深夜・早朝の時間帯

午後１０時から翌日午前６時まで

(2) 情報通信設備

購入者に対し医薬品を販売するに当たって、必ずその都度、センターの薬

剤師が、テレビ電話等の情報通信設備を使用し、必要な情報提供・収集を行

なうこと。

(3) 各店舗とセンターとの位置関係

各店舗は、センターがある都道府県と同一都道府県又はこれに隣接する都

道府県の区域内にあること。

(4) センターの薬剤師の店舗勤務

センターに置かれる薬剤師は、毎週１回以上通常の営業時間に当該店舗に

おいて、薬事に関する実務に従事すること。

(5) 販売できる医薬品

深夜・早朝の時間帯は、一般用医薬品のうち、指定医薬品以外のものを販

売すること。

(6) 通常の営業時間の薬剤師の配置

テレビ電話等を利用して医薬品販売を行う店舗は、通常の営業時間を通じ

て、薬剤師が管理を行うこと。