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患者さんおよび職員の負担軽減のための取り組み 2 患者さんと職員、それぞれの負担軽減をめざし、 動線の最適化・効率化を実現。 動線の最適化と効率化 垂直動線 エレベーターによる縦動線の確保、用途別エレベーターの 設置で、患者さん・職員の負担軽減を実現しています。 横動線 Page. 11 Aichi Medical University Hospital プライバシー保護、安全確保、感染対策という観点から横 動線の分離を図りました。物流は地下1階の北側から受け 入れし、救急・初診患者さんは1階から、再診患者さんは2・ 3階から来院いただきます。また立体駐車場からは雨に濡 れずに病院へのアクセスが可能です。 動線分離/バックヤード確保 患者さんと職員の動線分離を図る とともに、バックヤードを確保するこ とで、患者さんにとっては「静寂な環 境」、職員にとっては「働きやすい環 境」を整えています。 病棟では、病室や病棟ラウンジを除 くスペースは、全てバックヤードとし て機能的に配置されており、人・物・ 情報がバックヤード内で動きます。 職員の縦移動時にも、待ち時間が発 生しないように、4基のエレベーターが バックヤードに設置されています。 建物中央にエレベーター配置。動線を短縮化 救急専用の大型エレベーターを設置 給食用、清潔用などのエレベーターを専用化 用途 救急用 1基 医療用(スタッフ) 6基 入院用 6基 外来用 2基 物品用 5基 給食用 1基 合計 21基 ※ エスカレーター 計12基 1〜4階 上下各1系統 東西の 2カ所に設置 5F B1F 物流動線 再診(2・3階) 救急・初診(1階) 駐車場 ※ 外来においても同様な環境が整備されています。 スタッフ用エレベーター バックヤード 窓のあるカンファレンス・スタッフルーム

患者さんと職員、それぞれの負担軽減をめざし、 動 …...患者さんおよび職員の負担軽減のための取り組み―2 患者さんと職員、それぞれの負担軽減をめざし、

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Page 1: 患者さんと職員、それぞれの負担軽減をめざし、 動 …...患者さんおよび職員の負担軽減のための取り組み―2 患者さんと職員、それぞれの負担軽減をめざし、

患者さんおよび職員の負担軽減のための取り組み―2

患者さんと職員、それぞれの負担軽減をめざし、動線の最適化・効率化を実現。

動線の最適化と効率化

垂直動線

●エレベーターによる縦動線の確保、用途別エレベーターの

設置で、患者さん・職員の負担軽減を実現しています。

横動線

Page.11 Aichi Medical University Hospital

●プライバシー保護、安全確保、感染対策という観点から横

動線の分離を図りました。物流は地下1階の北側から受け

入れし、救急・初診患者さんは1階から、再診患者さんは2・

3階から来院いただきます。また立体駐車場からは雨に濡

れずに病院へのアクセスが可能です。

動線分離/バックヤード確保

● 患者さんと職員の動線分離を図る

とともに、バックヤードを確保するこ

とで、患者さんにとっては「静寂な環

境」、職員にとっては「働きやすい環

境」を整えています。●病棟では、病室や病棟ラウンジを除

くスペースは、全てバックヤードとし

て機能的に配置されており、人・物・

情報がバックヤード内で動きます。●職員の縦移動時にも、待ち時間が発

生しないように、4基のエレベーターが

バックヤードに設置されています。

●建物中央にエレベーター配置。動線を短縮化●救急専用の大型エレベーターを設置●給食用、清潔用などのエレベーターを専用化

用途 数

救急用 1基

医療用(スタッフ) 6基

入院用 6基

外来用 2基

物品用 5基

給食用 1基

合計 21基

スタッフ用

入院患者用

外来患者用

※エスカレーター 計12基 1〜4階 上下各1系統 東西の

2カ所に設置

5F

B1F物流動線

再診(2・3階)

救急・初診(1階)

駐車場

※外来においても同様な環境が整備されています。

スタッフ用エレベーターバックヤード

窓のあるカンファレンス・スタッフルーム