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新潟太陽誘電株式会社 会社案内
www.niigata-yuden.com
Directions
技術は、人から。上越から、世界へ
新潟太陽誘電は2007 年の設立以来、太陽誘電グループの一員として積層セラミックコン
デンサの生産を行ってまいりました。現在ではスマートフォンやタブレット、AV機器などの
電子機器、さらにIT・エレクトロニクス化が加速する自動車、産業機器、医療・ヘルスケア、
環境・エネルギー分野にも広く展開し、拡大しております。
新潟太陽誘電はこれからもお客様、地域社会の皆様をはじめとするステークホルダーの皆
様と、お互いに発展しあえる関係を築きたいと強く願っています。新潟太陽誘電は世界最
高水準のモノ作りで、世界のお客様に品質・価格・サービスを提供し『上越から世界へ』
を合言葉にして、従業員一人ひとりが全力を尽くして事業に取り組んでまいります。引き続
きステークホルダーの皆様に信頼され、感動を与える会社を目指してまいりますので、ご支
援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
お客様から信頼され、感動を与えるエクセレントカンパニーへ
代表取締役社長 山田 英夫
従業員の幸福地域社会への貢献株主に対する配当責任
経営理念
Products
新潟太陽誘電の積層セラミックコンデンサ新潟太陽誘電が生産する商品は積層セラミックコンデンサです。積層セラミックコンデンサは、あらゆる電子機器に不可欠な電子部品として世界中から高い需要を得ている、最先端機器を支える“要”です。例えば、1台のスマートフォンには約1,000個の積層セラミックコンデンサが搭載されています。積層セラミックコンデンサの領域では世界トップ4社がその約8割を供給しており、太陽誘電はその一角を占めています。
スマートフォン 通信機器
医療機器
産業機械自動車産業
情報機器
コンデンサは電気を一時的に蓄えたり、交流電流を通して直流電流を通さないという性質を持つ電子部品です。この性質を利用して、電圧を安定させたり、様々な信号を除去、取り出す等の用途に使用されます。その中の一つ、MLCC(積層セラミックコンデンサ)は、非常に薄いセラミックの誘電体層と電極とを交互に積み重ねることで構成されています。
■ コンデンサとは
コンデンサの基礎知識
MLCCの需要は、IoTの加速やEVシフトなどにより、今後爆発的に増加すると言われています。携帯機器の更なる高性能・小型化による小型・大容量ニーズや、自動車産業だけでなく、産業機器、医療・ヘルスケア、環境・エネルギーといった市場への高信頼製品の採用拡大も続いています。また、優れた高周波特性、小型・大容量、耐熱性等を強みに、電解コンデンサやタンタルコンデンサといった他のコンデンサからの置き換えも進んでおり、更なる需要拡大が予測されています。
■ 今後の市場動向
コンデンサの基礎知識
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コアシェル構造Core Shell Structure
端子電極(すず)Terminal Electrodes (Sn)
内部電極(ニッケル)Internal Electrodes (Ni)
誘電体セラミック(チタン酸バリウム)Ceramic Dielectric (Barium Titanate)
超微粉末Super Fine Powder
薄く、内部電極の厚さも均一Thinner and uniform internal electrode thickness
有機バインダー・溶剤Organic binder, solvent
スラリー状態Slurry
積層・圧着 → 切断・分離Layering and pressing → Cutting and separating
焼成・外部端子電極形成Firing, forming of electrodes for external terminal
Snメッキtinplating
誘電体シートDielectric sheet
内部電極印刷Internal electrode printing
原材料粉体Raw material powder
材料技術Materials technology
積層技術Multilayer Technology
印刷技術Printing Technology
Products
積層セラミックコンデンサの構造
積層セラミックコンデンサの生産プロセス
● ニッケル電極大容量積層セラミックコンデンサ
米粒より小さな電子部品を生み出すために、太陽誘電の50年以上の歴史で培われた要素技術が注ぎ込まれています。
● 積層セラミックコンデンサの内部構造
コンデンサの原料であるチタン酸バリウムにニッケル電極を印刷し、これを数百層も積み重ねていきます。積層数を増やすことにより、静電容量が大きくなり、大容量のコンデンサができあがります。
● 究極のものづくりは、ナノテクノロジーから
これがチタン酸バリウムの粒子です。この粒子を均等に、より小さく設計するためには、数nm単位の解析技術が必要になります。これらの技術は新潟太陽誘電の究極のものづくりを支えています。
● 厚さ1mmのコンデンサを大容量にするには、1層をμm(ミクロン)単位に
この写真は電子顕微鏡で撮影したチタン酸バリウムと電極のサンドイッチ構造です。太陽誘電では既に1層の厚みが1μm(髪の毛1本の約1/100)を切るレベルを実現。新潟太陽誘電もその技術を継承しています。
身近なコンデンサ
コンデンサは、携帯電話、カメラ、テレビなど身近な電子機器に使用されています。携帯電話を例にとると、カメラやテレビ機能が付き始めた2006年頃のハイエンドモデルにはMLCCが約300個搭載されていました。これが小型・多機能な最新のスマートフォンでは600〜1000個に増加。限られたスペースに多くの部品を詰め込み、かつ機器の高機能化を支えるため、小型化・大容量化を目指して進化してきました。
CSR
社会的責任に関する取り組み
ボランティア活動
安全衛生活動
地域社会への活動
春、秋は木柵のペンキ塗り、夏は外来種駆除と海岸清掃、秋は林床整備。四季を通してボランティア活動を行っています。
避難訓練、救命講習、メンタルヘルス講習などの安全衛生活動を行っています。
定期的に近隣小学生の工場見学を開催しています。
経営理念である「従業員の幸福」、「地域社会への貢献」、「株主に対する配当責任」を踏まえ、グローバルな観点で社会性、公益性、公共性を全うし、事業を継続的に発展させていくことが会社の社会的責任であると考え、活動しています。
近隣市道木柵塗装の様子 外来種(ザリガニ)駆除
林床整備とシイタケのコマウチ
海岸清掃
環境への取り組み生物多様性が生み出す自然の恵みに大きく依存していることを意識して、事業活動と生物多様性との関わりを把握し、生物多様性への影響低減、自然との共生を目指した活動を推進します。
スマートデザイン高品質顧客要求を満足し、信頼性の高い製品
低消費電力優れた能力をもち、電力を大量消費しない製品
ダウンサイジング少ない材料で大きな能力を発揮し、最終商品の小型化・高機能化に貢献する製品
有害物質の使用全廃有害物質を含まない製品
スマートプロセス安全第一安全が考慮された生産工程で作業者がムリなく、安心して作業ができる
ルール順守ものづくりにおけるバラツキを小さくするため、標準化された手順に従って作業する
エネルギー使用高効率ものづくりで使用するエネルギーを極小化する
歩留まり100%高品質な製品を安定生産し、不良品などのムダを発生させない
リユース・リサイクル生産に必要な材料はできる限りリユース(再使用)品・リサイクル(再利用)品を使用する
排出量の最小化生産工程におけるムダと排出物をできる限りゼロに近づける
システム労働安全衛生、品質、環境などのマネジメントシステムであるOHSMS、ISO9001、IATF16949、ISO14001をスマート商品開発の推進ツールとして活用する
■ 太陽誘電グループ
Overview
統括拠点販売拠点生産拠点開発拠点
太陽誘電株式会社本社(東京都中央区)
新潟太陽誘電株式会社
高崎グローバルセンター
R&Dセンター中之条工場
榛名工場
明石デバイス開発センター
太陽誘電エナジーデバイス株式会社
韓国慶南太陽誘電
TAIYO YUDEN(U.S.A.) INC.TAIYO YUDEN EUROPE GmbH
太陽誘電(廣東)有限公司 TAIYO YUDEN (PHILIPPINES), INC.
TAIYO YUDEN (SARAWAK) SDN. BHD.
和歌山太陽誘電株式会社
福島太陽誘電株式会社
太陽誘電モバイルテクノロジー株式会社
太陽誘電ケミカルテクノロジー株式会社
八幡原工場太陽誘電テクノソリューションズ株式会社
太陽誘電株式会社 玉村工場
■ 会社概要
商 号 新潟太陽誘電株式会社 (NIIGATA TAIYO YUDEN CO., LTD.)
本 社 住 所 〒942-0145 新潟県上越市頚城区上吉197番地8
TEL:025-545-2511 FAX:025-545-2611
代 表 者 代表取締役社長 山田 英夫
設 立 2007年1月30日
資 本 金 10億円
事 業 内 容 電子部品製造
小型大容量積層セラミックコンデンサの生産
Webサイト http://www.niigata-yuden.com
■ 沿革
2007年 1月 世界最高水準の積層セラミックコンデンサ量産工場を目指し設立
12月 工場社屋完成
2008年 4月 積層セラミックコンデンサの量産を開始
12月 ISO9001:2000年度版 認証取得
2009年 1月 ISO14001:2004年度版 認証取得
OHSAS18001:2007年度 認証取得
2011年 2月 総務省の消防協力事業所に認定
12月 ハッピーパートナー企業に認定
2012年 3月 新潟県危険物安全協会上越北支部から危険物保安確保活動について表彰を受ける
11月 ISO/TS16949:2009年度版 認証取得
2015年 12月 第一工場2号棟完成
2017年 5月 第34回 新潟県経済振興賞 受賞
2018年 12月 第二工場3号棟完成
新潟太陽誘電株式会社 www.niigata-yuden.com
〒942-0145 新潟県上越市頚城区上吉197番地8 TEL:025-545-2511 FAX:025-545-2611
QRコードをスマートフォン等で読み取りますと、地図が表示できます。