宇宙資源開発を支える通信 - 日本語 · 2019-08-05 · 29年以上の通信衛星運用経験通信衛星18機保有衛星回線提供・通信サービスの提供

02018/11/01 © SKY Perfect JSAT Corporation

宇宙資源開発を支える通信


スカパーJSATの紹介


スカパーJSAT 事業概要

29年以上の通信衛星運用経験通信衛星18機保有衛星回線提供・通信サービスの提供多種多様な顧客ベース（国内外・官民）

1996年サービス開始衛星等を通した有料多チャンネルサービス提供契約件数：約300万約150チャンネル以上 (HD/音声)

アジア最大の衛星事業者日本最大の衛星放送サービス

宇宙事業

メディア事業

売上 : 1,455 億円営業利益 : 162 億円純資産 : 3,593 億円主な株主 : 伊藤忠・フジパートナーズ(25.8%), NTTコミュニケーションズ(8.8%), 日本テレビ放送網(7.0%), (議決権比率) TBSホールディング(6.2%), 三井物産（信託口）(4.5%), 住友商事(3.7%)

(2018年3月末現在)


現在、静止衛星18機を保有（今後2機打上予定）

・JCSAT-17 ：2019年・JCSAT-18 ：2019年

今後、更に2機の衛星を打ち上げ予定

累積衛星運用年数は270年を超える

JCSAT-3A（128°E）■

JCSAT-5A(132°E)■

JCSAT-12（169°E）

N-STAR c(136°E)

Superbird-C2(144°E)■

JCSAT-85(85°E) ■

Horizons-1(127°W)■

Superbird-B3(162°E)■

JCSAT-110R BS/CSハイブリッド衛星

（110°E）

JCSAT-6(150°E)

N-SAT-110（110°E）

JCSAT-4B（124°E）■

JCSAT-2B(154°E)■

JCSAT-110A（110°E）

衛星名（黒字）：主に放送サービス用衛星名（青字）：主に通信サービス用衛星名（赤字）：今後打上げ予定衛星■：グローバルビーム搭載衛星（含む可動ビーム）

Horizons 3e（169°E）■

JCSAT-1819年度下期打上げ予定

JCSAT-17（136°E）

19年度下期打上げ予定

JCSAT-8(93°E)

北米上空からインド洋上空まで計18機

JCSAT-16(150°E)■

Horizons-2(85°E)■

2018年9月26日打上げ成功


低軌道衛星を使った各種サービスに参入

静止衛星を使った通信・放送サービスの提供

水中ドローンを使った海洋情報収集

船舶におけるインターネット回線の強化

山岳地域でのWi-Fi 接続サービス提供

自動車での衛星通信利用（コネクテッドカー）

ドローンを使った産業支援

飛行機におけるインターネット回線の強化

36000 km

10 km

地上

海洋

100 m

100 km

1000 km

海中

深宇宙月や火星との通信サービス

New

New

New

Already provided

Already provided

Already provided

New

Already provided

Planning phase

海中から深宇宙まで


サービス・アプリ

エネルギー需要予測

インフラ点検・管理

農業・漁業自動化

航空・船舶自律航行

･･･

災害復旧管理

保有インフラへのフィードバック

エンドユーザ

民間企業

自治体

研究機関

農林水産

･･･

政府

サービス・アプリ

パートナー

地図土地利用変化抽出

スマートコンストラクション･･･

宇宙から海洋まで多様なSpaceの開拓

海中

海上

水中ドローン

通信事業領域の拡大

月384,400km 宇宙探査用通信

静止衛星

地上

～100m ドローン運航管理

地上局サービス・衛星運用受託・ゲートウェイ局提供

外部データ

IoTデータ

･･･SNSデータ

交通情報

海象気象データ

パートナー

AI技術

or パートナー

測位衛星準天頂軌道～40,000km

静止軌道36,000km

低軌道衛星通信低軌道

～1,000km

HAPS通信大気圏

20-50km

宇宙インフラ事業スペースインテリジェンス開発

＋宇宙データを活用した事業の創出

・HTS光衛星通信

データベース

リモセンデータ

スペクトラムデータ

運用イベントデータ

センシング事業への本格進出

センシング用インフラ保有/運用

静止衛星

低軌道衛星

HAPS

ドローン

干渉監視インフラ

海洋情報収集

インフラ

宇宙事業ビジョン


スカパーJSATグループミッション


Beyond GEO通信ー月へ


月と地球を結ぶ通信の現状

“Space Communications and Navigation” の1. Deep Space Network (DSN)2. Near Earth Network (NEN)

3. Space Network (SN)が主に使用されている。

利用料DSN: $1K~5K/h

NEN: $0.5K~0.6K/0.5h

■NENS帯: 2GHz帯の85MHz (uplink & space-space)

2.2GHz帯の90MHz (downlink & space-space)X帯: 7.2GHz帯の45MHz (uplink)

8.5GHz帯の45MHz (downlink)Ka帯: 25GHz帯の1500MHz (downlink)

25GHz帯の2250MHz (space-space)■DSN専用 ―地球から200万km以遠向けーS帯: 2.1GHz帯の10MHz (uplink)X帯: 7.1GHz帯の45MHz (uplink)

8.4GHz帯の45MHz (downlink)Ka帯: 31GHz帯の500MHz (downlink)

利用混雑限られたアンテナを世界で共用

周波数配分限られた周波数を世界で共用


• 地球と月をつなぐ線は1本ではありません。• 使う人にとっては、つながるという体験が重要です。

• 地球と月をつなぐ線は1本ではありません。• 使う人にとっては、つながるという体験が重要です。

「私たちの目指す月と地球をつなぐ通信インフラ」像

３６,０００ｋｍ

~４00,000ｋｍ

Lunar L1

Photo Source: https://images.nasa.gov/


スカパーJSATの目指すこと


私たちの目指す月と地球をつなぐ通信サービス

• 通信事業者としてのサービス提供• 宇宙機関へは高信頼性・高可用性• 民間企業、研究機関へのリーズナブルなサービス

• 先端技術の採用

• 研究機関との協力体制

月での活動が誰でも「快適」に使える通信サービス「安心」してできる通信サービス

そんな通信サービスで月や宇宙を「大好き」にしたい

• 民間が使いやすい通信• 技術を意識させない使いやすさ• 使い慣れたインターフェイス

• 民生品技術による低廉化• COTSの採用• 地上技術の応用• 持っていない技術はパートナーと


宇宙探査経済圏構築通信

今後の宇宙活動における通信

Source: 三菱総研株式会社


• 目指すこと• 人間の固有の資質である探求心・好奇心が宇宙を目指すスカパーJSATが宇宙と繋ぐ

• 短期的な活動• CIS Lunar圏との大容量通信確保に向けたフィージビリティ調査

• 通信インフラ提供を実行するためのスキーム構築

• 長期的な活動と展望• 人類の地球外活動に通信を始めとして様々な形で繋がりを提供する

地球外活動に向けた私たちの想い


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