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8回(11/14合計の計算

合計の計算 - suwatchai.my.coocan.jpsuwatchai.my.coocan.jp/44xl/pdf/19244_08.pdf · – 最初に= (アケヺラ)記号を入力すれば式になる – =12+34 と入力すれば46

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第8回(11/14)

合計の計算

表計算の三原則(復習)

1. セルに計算式を入力できる

– 最初に = (イコール)記号を入力すれば式になる

– =12+34 と入力すれば 46 と表示される

– 12は数字、12+34は文字列、=12+34は式

2. 計算式にセル番地を入力できる

– セルA1に12、セルB1に =A1+34 と入力してみる

– B1には 46 と表示される

3. 計算式をコピーするとセル番地が書き変わる

– B1の「=A1+34」をB2にコピーしてみる

– セル内容は「=A2+34」に自動的に変わる

計算式はコピーする

• 計算式をひとつだけ入力したら

– 残りはコピーで作成するのが原則(速くて確実)

– 下図の楕円部分だけ入力して矢印に貼り付け

課題作成時間(20分)

• レベル1の課題は最優先で作成すること

– 1047 1048(入力) 1059 1060(表示形式)

– 1063(グラフ) 1070(並び替え) 1076(フィルタ)

• 先週の課題(表計算)

– 必須課題(レベル1):1082

– 必須課題(レベル2):1083 1084 1085

– 選択課題(レベル3):1086 1087 1088

– 選択課題(レベル4):1089

– 選択課題(レベル5):1090

合計を計算する

• オートSUM(オートサム)を使用

– 数字をいくつか適当に入力

– 数字の隣の空白セルをクリック

– ツールバーのΣをクリック⇒Enter

• Σ(シグマ)は数学記号では合計を意味する

– 数学が苦手な人は見た目で敬遠するが

– 操作は簡単なので見た目は気にしないように

オートSUMを理解する

• オートSUMの操作自体は簡単だが

– 意味を理解せずに使ってはいけない

– 操作よりも意味の理解が重要

• 合計は英語でsum(サム)と呼ばれる

– sumは略号でも何でもない(普通の英単語)

• SUM(なんとか)

– 「なんとかの合計」という意味

• =SUM(B2:F2)

– 「B2からF2の合計」と書いてあるだけ

– =が前に付くから式の一種であることがわかる

簡単にいかないことがある

• 先ほどは簡単に合計計算ができた

– 空白セルをクリック⇒Σをクリック⇒Enter

– いつもそんなには簡単にいかない

• 空白セルを挟むとうまくいかない

– その場合は、合計する範囲を先に選択

• 上や左に合計欄がある場合は工夫が必要

– 先にΣをクリック

– そのあとで範囲選択

オートSUMで作られたのは関数

• オートSUM(Σボタン)でこんな式が入力された

=SUM(B2:B5)– これはB2からB5までの合計を示す

• こういうものを「関数」(かんすう)と呼ぶ

– 関数も式の一種(最初に=がある)

– SUMは合計を示す関数名

– ()の中に合計するセル範囲が示されている

• オートSUMでSUM関数を入力できた

– 関数名はその用途を表わす英語であることが多い

– AVERAGE関数なら「平均」を意味する

関数の理解

• 関数を数学的に理解すると難しい– いきなり「y=f(x)」なんて書いてある本も多い

– 数学が苦手な人はこれだけで理解を放棄する

• 「オートSUM」の手順だけ知るのもよくない

– オートSUMはれっきとした関数

– 表計算の基本を知らない人に教えるべきではない

• どう理解すればわかりやすいか

– 複雑な計算式に名前をつけたものが関数

– よく使う関数は自動的に入力してくれる(オートSUM)

関数を別セルにコピーしてみる

• 入力したSUM関数を右隣にコピー

=SUM(A2:A5) ⇒ =SUM(B2:B5)

– 関数内のセル番地も普通の式と同様に変化する

• 要するに

– 式に書かれたセル番地はコピーすると変化する

– 関数も式なので例外ではない

• A2:A5はA2からA5までの隣接4セルを意味する

– 同じ行や同じ列だとは限らない

– たとえばA1:C3なら隣接9セル

切り貼りでは変化しない

• 式も関数もコピーでセル番地が変化するが

– 移動(切り貼り)では変化しない

• 式が書かれたセルは「移動」しないのが基本

– 移動したい場合は、コピーしてから元を消去する

• わざと切り貼りを使う場合もある

– 「式が変化しない」ことをわかって利用

– どんな場合に使うのかは利用者しだい

飛び飛びのセルの合計を計算

• 飛び飛びのセルでもオートサムで合計できる

– セル範囲を飛び飛びで選択するだけ

• A1とB3とC5の合計を計算する

– Σボタンをクリック

– A1をクリック

– Ctrlを押しながらB3をクリック

– Ctrlを押しながらC5をクリック

– Enter

• 入力された式は「=SUM(A1,B3,C5)」となった

– 飛び飛びのセル範囲はセル番地をコンマで挟む

緑色の三角形

• セルの左上に緑色の三角形が表示される場合

– Excelがエラーだと疑っているのだが、、、。

• 基本的には無視しよう

– 「隣接したセル以外の範囲」

– クリックするとメッセージが

– 「隣のセルを含まない合計」が入力ミスと解釈された

• ほとんどは余計なお世話なので

– 「エラーを無視する」を選んで警告を消しましょう

関数と式の組み合わせ

• 関数は単独で使わないことも多い

– たとえば「合計を3で割る」とか

• A3からA9の合計を3で割る場合

– オートサムを使って合計を計算する

– 「=SUM(A3:A9)」となるはず

– 式をダブルクリックして書き換える

– 後ろに「/3」を追加して「=SUM(A3:A9)/3」にする

• キーボードを使うと速い

– ダブルクリックする代わりにキー上部の[F2]を押す

– 式に限らずどんなデータの書き換えも[F2]でOK

関数と関数の組み合わせ

• SUMをSUMで割るというケースがある

– たとえば 「=SUM(A3:A9)/SUM(B3:B9)」

– オートサムだけでは入力できない

– 「数式」メニューで入力可能だが手順が面倒

• 一部手動入力のほうが速い

– 最初のSUM関数はオートサムで入力する

– 「=SUM(A3:A9)」となる

– ダブルクリックかF2で式の編集モードにする

– 式の後ろに「/sum(b3:b9)」を付け加えてEnter

課題1091(大阪府の年齢別人口)

• レベル1 素材:1091.txt 作成:1091.xlsx

– 見本のように合計を計算

– 計算式はSUM関数(オートサムを使えばよい)

• ポイント

– ごく普通のオートサム

– Σボタンをクリックすれば自動入力される

課題1092(男女別年齢別人口)

• レベル2 素材:1092.txt 作成:1092.xlsx

– 見本のような計算と書式設定

– 計算式はすべてSUM関数

• ポイント

– 子ども、おとな、高齢者の合計欄は単なるSUM関数

– 男、女の合計欄は工夫が必要

– しかしSUM関数ひとつだけ

– 問題はセル選択だけ(飛び飛びのセル)

– マウスならCtrl+ドラッグ、キーボードならShift+矢印

課題1093(滋賀県の人口と世帯数)

• レベル3 素材:1093.txt 作成:1093.xlsx

– 見本のような計算と書式設定

– 計算式はすべてSUM関数

• ポイント

– 合計欄が上にあるのでオートサムでも工夫が必要

– ○○郡の数字はすぐ下の○○町の合計

– 【郡部合計】欄は工夫次第で簡単な式になる

– 式が完成してから書式設定するほうがよい

課題1094(年齢別構成比)

• レベル4 素材:1094.txt 作成:1094.xlsx

– 都道府県の年齢別構成比を計算

– 65歳以上構成比の大きい順に並び替える

• 65歳以上構成比の計算

– (65歳以上人口)÷(総人口)

– (65歳~110歳の合計)÷(0歳~110歳の合計)

– SUM関数をふたつ使うことになる

– 関数を一部手動入力する必要がある

課題1095(九州各県の人口)

• レベル4 素材:1095.txt 作成:1095.xlsx

– 見本のように合計を計算(式はSUM関数か足し算)

• ポイント

– 福岡の00~04歳の式は「=C4+C5」

– 福岡の10~14歳の式は「=C6+C7」

– 上の式を“ふたつ下”にコピーすると下の式に変化

式中のセル番地はコピーだと変化するが、「切り取り→貼り付け」では変化しない

課題(オートSUM)

• 必須課題(レベル1):1091

• 必須課題(レベル2):1092

• 選択課題(レベル3):1093

• 選択課題(レベル4):1094 1095