Upload
others
View
4
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
過去採択事業の概要
①インバウンドUT(ユニバーサルツーリズム)の調査研究・商品開発及び事業化(ながさき福祉事業協同組合)
② NAGASAKI Cool訪日外国人おもてなしプロジェクト( NAGASAKI Coolおもてなしプロジェクト)
③長崎「尾曲がりネコ」発祥の聖地プロジェクト(長崎ネコ学会)
④「長崎」×「キングダム」 青年団体から始まる新しい地域プロモーション(一般社団法人 長崎青年協会)
⑤銀頂The和食料理教室(銀頂)
⑥平和町の魅力発信!!旅行者と地域をつなぐワクワク・プロジェクト(合同会社wakuwaプランニング)
⑦長崎県名産に因んだ新商品の制作とインバウンド対策(有限会社ロッキー)
⑧長崎純心大学 シスタースイーツの継承・拡散(長崎純心大学 シスタースイーツ)
⑨地域連携で挑戦する魅惑の田舎体験(長崎市GT(グリーンツーリズム)実行委員会)
⑩外国人観光客への体験観光事業(Nagasaki Walks)(公益社団法人 瓊林会)
【平成30年度採択事業】
【令和元年度採択事業】
① インバウンドUT(ユニバーサルツーリズム)の調査研究・商品開発及び事業化<ながさき福祉事業協同組合>
平成30年度実績額 1,794千円 令和元年度実績額 1,775千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大を目的として、長崎市を訪れる外国人観光客に対するユニバーサルツーリズムに対応した長崎市内の観光ルートやツアーメニューの研究開発・商品化を行う。
2 事業内容
1 調査研究
○旅行、医療・介護等の専門家会議による各専門分野の意見集約、クルーズ客船UT対象者の実態把握、先進地視察、海外旅行業者への営業アプローチ方法等の調査研究を行う。
3 取組み実績
2 商品開発
○観光ルートの設定○受付・相談・ガイド等ツアー実施のためのサポート体制の構築
○集客システムの構築(料金設定、多言語対応のパンフレット、WEBコンテンツ作成など)○インバウンド対応のコミュニケーション手段や手法の構築
3 モニターツアーの実施
○商品開発の精度を高めるため、モニターツアーを実施する。
1 調査研究
○専門家会議を開き、各専門分野からクルーズ客船UT対応への意見集約を行った。
○伊勢志摩バリアフリーツアーセンター、佐賀嬉野バリアフリーツアーセンターを視察した。
2 商品開発
○観光ルートの設定、サポート体制の構築、多言語対応のパンフレット、WEBコンテンツの作成を行った。
3 モニターツアーの実施
○平成31年2月、3月で計3回のモニターツアーを実施した。
パンフレット
4 今後の取組み
○長崎県が設置するユニバーサルツーリズムのワンストップ窓口など、様々な機関と連携しながら、顧客の獲得手法を確立させる。
○宿泊施設のバリアフリー化に向けて研修やアドバイスを行い、ツアーだけでなく、まち全体での高齢者・障がい者の受入れに向けた取り組みを進める。
② NAGASAKI Cool訪日外国人おもてなしプロジェクト<NAGASAKI Coolおもてなしプロジェクト>
平成30年度実績額 1,370千円 令和元年度実績額 1,417千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大を目的として、長崎市内で外国語が話せる人材を募集、組織化し、外国人観光客に向けた企画体験ツアーの提供や外国人向けフリーペーパー「NAGASAKI Cool」の配布による飲食店のPR、お困りごと相談窓口の開設などによるおもてなしを行う。
2 事業内容
1 外国人対応人材発掘及びおもてなしHPの構築
○長崎市在住の多言語対応人材を発掘・組織化するためのHP「バイリンガルネットワーク」を構築する。
3 取組み実績
2 体験企画ツアー&モニターツアー
○英語通訳ガイドツアーを実施する。
3 NAGASAKI Coolの配布
○松ヶ枝国際ターミナルにて、クルーズ客船乗客又はそのクルーに対してNAGASAKI Coolを配布し、長崎の飲食店や観光地などの案内を行う。
4 訪日外国人お困りごと相談窓口の設置
○訪日外国人向けのお困りごとの窓口業務を行う施設を設置する。
5 インバウンド対策サービス
○翻訳や通訳、案内所の多言語ガイド、インバウンド向けHPの内容の充実などを進める。
1 外国人対応人材登録及びおもてなしHPの構築○インバウンド向け対応サービス人材の雇用及び各社からの受注・提供を行った。また、HP「バイリンガルネットワーク」の構築が完了した。
2 体験企画ツアー&モニターツアー
○英語通訳ガイドツアーを実施した。・早朝読経体験&お粥・長崎港周遊クルーズ&バスツアー
3 NAGASAKI Coolの配布○欧米系・台湾系を中心にクルーズ客船下船後、一隻平均100~150人程度に配布・案内を行った。
4 訪日外国人お困りごと相談窓口の設置○長崎での「旅先お困りごとの相談」ができるコールセンター(メール&電話)を開設し、NAGASAKI Coolに記載し、周知している。
5 インバウンド対策サービス○インバウンド対応のための通訳やメニューの翻訳、HPの作成など民間企業へのサービスを実施した。
HP「バイリンガルネットワーク」
フリーペーパー「NAGASAKI Cool」
4 今後の取組み
○現在、NAGASAKI Coolの発行やツアーは実施はして
いないが、新型コロナウイルス感染症の状況に合わせて、再開を検討する。
○WEB上における地域特産品の物品販売の仕組みづくりを進める。
③ 長崎「尾曲がりネコ」発祥の聖地プロジェクト<長崎ネコ学会>
平成30年度実績額 1,912千円 令和元年度実績額 1,800千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大を目的として、拠点(尾曲がりネコ神社)の整備やWEBサイト、SNS等を活用した情報発信等を行う。
2 事業内容
1 拠点の整備と開設
○尾曲がりネコ発祥の聖地として、「尾曲がりネコ神社」を開設し、観光の目玉として運営する。
3 取組み実績
2 情報発信強化
○WEBサイトの多言語化(英・中・韓)やSNSの活用、観光情報の発信の強化等により、集客の拡大を図る。
○SNSにより、「ネコ自慢コンテスト」を実施し、尾曲がりネコの周知を図る。
○動画「尾曲がりネコとは」を作成し、情報発信する。
3 商品開発
○尾曲がりネコをモチーフとしたグッズを開発し、販売する。
1 拠点の整備と開設
○令和元年4月26日に「尾曲がりネコ神社」を開設した。(同日長崎創生プロジェクト事業に認定)
○開発した商品を神社内で販売中。
2 情報発信強化
○SNSの公式アカウント(Instagram、Facebook、Twitter)を開設し、情報発信を行った。
3 商品開発
○絵馬やお守りなどの神社用グッズやマグカップ、コースターなどの日用グッズ等を開発した。
尾曲がりネコ神社
マグカップ4 今後の取組み
○新型コロナウイルス感染症収束後の集客に向けて、SNS等による情報発信を充実させるとともに、Instagram、Facebook、Twitterそれぞれの利用者層
に合わせた内容を投稿することでフォロワーの獲得を図る。
○コロナ禍前(H31.4~R2.2)では、月平均で、・来客者 980人・売上 440千円・客単価 450円であり、自走が可能。(4月、5月は休業。)
○SNSにより、「ネコ自慢コンテスト」を数回実施、入選3点、特別賞7点を選定・紹介した。また、応募作品でポストカードを作成した。
④ 「長崎」×「キングダム」 青年団体から始まる新しい地域プロモーション<一般社団法人 長崎青年協会>
平成30年度実績額 2,000千円 令和元年度実績額 - 千円
1 目的及び概要
宿泊観光客の増加や長崎市全体の消費拡大につながる交流エリアの拡大を目的として、大人気漫画「キングダム」と「長崎」をコラボレーションさせた企画プロモーションを行い、中国文化が融合する長崎のまちの魅力を発信するとともに、ランタンフェスティバルで装飾された長崎の夜の風景等と絡めた周遊イベントを行う。
2 事業内容
1 長崎ランタンフェスティバルとのコラボ企画
○大人気漫画「キングダム」と「長崎ランタンフェスティバル」がコラボした企画を実施し、長崎の魅力を発信する。
3 取組み実績
2 周遊企画
○キングダムとコラボしたスタンプラリーにより、様々な場所を巡りながら夜まで楽しめる企画を実施する。
1 長崎ランタンフェスティバルとのコラボ企画
○長崎ランタンフェスティバルにおいて、映画コンテンツを含めたキングダム展示コーナーを設け、コースターやクリアファイルなどの長崎限定グッズの販売等を行った。●グッズの売り上げ個数・手ぬぐい 3,343枚・クリアファイル 2,080枚・コースター 1,717枚・マグネット 485個・スマホスタンド 298個・眼鏡ふき 424枚・ポップコーン 121個
2 周遊企画
○6か所の会場(孔子廟会場、唐人屋敷会場、浜んまち会場①、浜んまち会場②、中島川公園会場、中央公園会場)に等身大パネル、スタンプ、スタンプ台、スタンプラリー説明パネルを設置し、スタンプラリー企画を実施した。(参加者数 5,594人)
クリアファイル(めがね橋)
スタンプラリー用紙
4 事業の中止
○令和元年度は、キングダムの映像制作会社との調整の中で、青年3団体で新たな企画を立案することができず、補助を中止した。
⑤ 銀頂The和食料理教室<銀頂>
令和元年度実績額 69千円 令和2年度交付決定額 - 千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大を目的として、長崎の食材を使った和食料理や寿司体験を提供する。
2 事業中止
○新型コロナウイルス感染症や香港、韓国との情勢悪化の影響から、顧客が獲得できず、また、海外でのワークショップも開催できない状況の中、今後も収入が見込めず、事業の継続が困難であることから、令和2年度当初に補助を中止した。
⑥ 平和町の魅力発信!!旅行者と地域をつなぐワクワク・プロジェクト<合同会社wakuwaプランニング>
令和元年度実績額 2,000千円 令和2年度交付決定額 2,000千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大を目的として、平和町周辺を中心に日本や長崎の文化体験を提供するツアー等を実施するとともに、拠点となるシェアキッチンを整備し、飲食店開業希望者へ創業支援として貸し出しを行う。
2 事業内容
1 体験型コンテンツの充実等
○平和町周辺の地域住民が中心となって日本や長崎の文化体験やツアーを提供する場をつくる。また、おもてなしができる人材を育成する。
3 取組み実績
2 シェアキッチンの整備・運営
○シェアキッチンを整備し、飲食店創業希望者への貸出しによる日替わり食堂・カフェを運営するとともに、文化体験の場として活用する。
1 体験型コンテンツの充実等
○平和町周辺ガイドブック及びマップを日本語版・英語版でそれぞれ制作した。
また、ツアーガイドの登録説明会を実施し、多数の参加があり、5名の登録がなされた。
2 シェアキッチンの整備・運営
○平和町商店街の空き店舗を活用して、シェアキッチンを整備した。
見学会等を実施し、多数の方が来店したとともに、予約や問い合わせも多くあっている。
4 今後の取組み
○新型コロナウイルス感染症の状況に合わせて、国内観光客向けに体験観光ツアーを企画・実施する。
シェアキッチン「くるねこんね」
○シェアキッチンの周知を強化し、様々な方の利用を促進する。
○ツアーガイドの研修を行い、質の高いサービスの提供に向けた準備を進める。
ガイドブック及びマップ
⑦ 長崎県名産に因んだ新商品の制作とインバウンド対策<有限会社ロッキー>
令和元年度実績額 - 千円 令和2年度交付決定額 - 千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大や長崎市全体の消費拡大につながる交流エリアの拡大を目的として、長崎名物の皿うどん等を使った長崎の新たなご当地メニューを開発し、店頭で提供するとともに、レシピを公開し、様々な店舗等へ展開する。
2 事業中止
○当事業者が展開する「とんかつ文治郎」の新店舗周辺に、新メニューと類似の商品を提供する店があり、今後連携しながら商品開発を進めていく必要があるが、自社のみ補助を受けることが、公平ではないと判断し、令和元年度に補助を中止した。
⑧ 長崎純心大学 シスタースイーツの継承・拡散<長崎純心大学 シスタースイーツ>
令和元年度実績額 2,000千円 令和2年度交付決定額 1,197千円
1 目的及び概要
長崎市全体の消費拡大につながる交流エリアの拡大を目的として、長崎純心大学のシスターが行っていたアップルパイやクッキー等シスタースイーツの製作等を学生が継承するとともに、学園祭のみで行っていた販売を長崎市周辺部にも広げる。
2 事業内容
1 シスタースイーツ製作のための施設整備
○純心大学内にシスタースイーツの製作場所を設け、必要な備品の購入を行う。
3 取組み実績
2 シスタースイーツ製作○シスターが学生にシスタースイーツの製作等を継承するとともに、学生によりアレンジを加え、商品化を進める。
シスタースイーツ(クッキー)
パッケージ(缶)
4 今後の取組み
○新型コロナウイルス感染症に関連する社会情勢に合わせながら、商品開発、販売場所の拡大、集客につながる広報・周知など事業の拡大を進める。
3 販売場所の拡大
○これまで学園祭でのみ販売していたシスタースイーツの販売場所を、カトリック関連場所(出津教会堂、カトリックセンター等)や商店街に広げる。
1 シスタースイーツ製作のための施設整備
2 シスタースイーツ製作
3 販売場所の拡大
○クッキーは、シスター指導のもと試作が進められ、クッキー中央に色付きの飴を入れることで、カトリックらしいステンドグラス風のデザインとした。
また、販売用パッケージ(缶)も完成し、販売に向けた準備が整った。
○アップルパイは、リンゴの時期(秋~冬)に試作を始め、商品化を進める。
○シスタースイーツの製作に必要なオーブンや冷蔵庫等の備品を整備した。
○販売場所を拡大するため、カトリック関連施設や各種商店街などを中心に、商品設置に向けた協議を進めている。【販売場所候補】・出津教会堂・カトリックセンター・大浦天主堂・平和町商店街・住吉商店街
○シスタースイーツを長崎の新たなお土産品とするため、産学連携した商品開発を進める。
⑨ 地域連携で挑戦する魅惑の田舎体験<長崎市GT(グリーンツーリズム)実行委員会>
令和元年度実績額 1,300千円 令和2年度交付決定額 1,500千円
1 目的及び概要
長崎市全体の消費拡大につながる交流エリアの拡大を目的として、長崎市のグリーンツーリズム団体で構成される実行委員会を立ち上げ、一元化したホームページを制作・運営するとともに、それぞれの団体が連携したツアー等を提供する。
2 事業内容
1 GT団体の連携による新たな商品開発等
○市内のGT団体が連携し、各団体の提供メニューを組み合わせた新たな商品を開発する。また、全団体の情報が一元化された長崎市GTホームページを作成する。
3 取組み実績
2 新たな魅力の発掘や資源の磨き上げ等
○各地域の新たな魅力の発掘や磨き上げを行い、提供メニューを増やすとともに、おもてなしができる人材を育成する。
4 今後の取組み
3 効果的な情報発信による誘客活動
○マスコミや旅行会社と連携しながら、効果的な誘客を図る。
1 GT団体の連携による新たな商品開発等
○新型コロナウイルス感染症拡大前に「外海×琴海」のツアーを実施した。
また、今後「伊王島×高島」「外海×琴海」や各地区における新たなツアーを計画している。
2 新たな魅力の発掘や資源の磨き上げ等
○実行委員会で打ち合わせをしながら、各地域の魅力を最大限に活かした新たなツアーを開発するとともに、地域の特産品を加工できる加工場(茂木地区)の整備を行った。
また、サービスの質の向上を図るため、有識者等を招聘し、研修会を実施した。
3 効果的な情報発信による誘客活動
○福岡からの顧客の獲得を図るため、福岡の旅行会社と連携したプロモーションを行った。
ツアーチラシ(外海×琴海)
ツアーチラシ(高島)
○引き続き、各団体と協議しながら新たなツアーの企画や地域の魅力の掘り起こしなどを行い、集客に向けたサービスの改善を進める。
○各団体の体験メニューやそれぞれが連携したツアーなどの情報が一元化されたホームページの製作を進める。
⑩ 外国人観光客への体験観光事業(Nagasaki Walks)<公益社団法人 瓊林会>
令和元年度実績額 513千円 令和2年度交付決定額 1,387千円
1 目的及び概要
外国人観光客の地域消費拡大を目的として、日本や長崎の魅力体験ツアーを提供するともに、英語ガイドの派遣等を行う。
2 事業内容
1 体験観光コンテンツの整備等
○体験観光が提供できる団体と連携して、体験観光ツアーを企画する。また、 「英語ガイド養成講座」を実施し、ツアーの案内ができるガイドの養成を行う。
3 取組み実績
2 SNS等による情報発信
○SNSの導入やHPの改修を行い、効果的な事業の情報発信を行う。
また、長崎市の全体像がわかる英語マップを制作し、外国人観光客の効率的な周遊を図る。
○新型コロナウイルスの影響により、体験観光提供団体の開拓や英語ガイドの養成は進んでいない。
英語MAP
4 今後の取組み
○Facebookの運用について、引き続き視聴者の反応等を詳細に分析し、効果的な情報発信につなげる。
3 英語おもてなし講座の実施
○外国人観光客への対応能力を高めるため、地元飲食業界に対して「英語おもてなし講座」を実施するとともに、英語対応店舗の把握を行う。
1 体験観光コンテンツの整備等
2 SNS等による情報発信
○専用Facebookを開設し、外国人に向けて長崎
の魅力を発信した。(新型コロナウイルスの影響により、体験観光ツアーは組めておらず、その情報発信はできていない。)
Facebookの投稿内容とリーチ数の関連性等を
分析し、外国人のフォロワー数の増加等に向けた改善を図った。また、HPをFacebookとリンクできるよう改修した。
○作成した英語マップを活用した、効率のいい周遊ツアーの企画を進める。
○MICE施設や新幹線の開業に伴い増加する交流人口をツアーにつなげられるよう、関係機関と連携したプロモーションを行う。