No.291 19 7 長崎県漁業協同組合連合会 長崎県漁連ホームページアドレス http://www.nsgyoren.jf-net.ne.jp/ 長崎県漁業協同組合連合会 長崎県漁連ホームページアドレス http://www.nsgyoren.jf-net.ne.jp/

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No.291

’19

7 長崎県漁業協同組合連合会長崎県漁連ホームページアドレスhttp://www.nsgyoren.jf-net.ne.jp/

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▼ 

㈱阪急オアシス長崎フェアを開催………………………………………………1頁

▼ 

『長崎県定置漁業協会 

専長会』による県外研修を実施……………………2頁

▼ 

浜からの報告(煮干編)…………………………………………………………4頁

▼ 

二〇一九(第二十九)年度全国漁青連通常総会及び

    

青年漁業者のための第三回ブラッシュアップ研修が開催さる…………5頁

▼ 

橘湾東部漁協南串山青年部 

~県漁青連へ復帰~……………………………7頁

▼ 

募金ありがとうございます………………………………………………………7頁

▼ 

第三十回長崎県延縄漁業協議会定期総代会……………………………………8頁

▼ 

『西海魚まつり』が開催される…………………………………………………10頁

▼ 

学生募集 

二〇二〇年度 

第八十一期

    

全国漁業協同組合学校………………………………………………………10頁

▼ 

漁船海難月報~

速報(六月分)~

    

第七管区海上保安本部………………………………………………………11頁

もくじ

表紙の写真今月号の表紙は、西海魚まつりの様子を掲載しています。

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(1)

等を掲載したこともあり蒲鉾類を買い求める

来場者で賑わっていました。

 

今後において、京阪地区で長崎県水産品を

拡大していく為にも、阪急オアシスでこのよ

うな長崎らしさを謳ったフェア等は有効なも

のと感じています。

 

次回の阪急オアシス長崎フェアは翌年三月

に予定しており、工夫を凝らして魅力ある商

品を提案していきます。

 

㈱阪急オアシスは、大阪府豊中市に本社を

持ち、エイチツーオーリテイリンググループ

として、「高品質食品専門館」をキーワードに、

京阪地区において約八十店舗を展開していま

す。

 

例年長崎フェアは三日間の開催でしたが今

回は六日間行いました。

 

鮮魚においては、旬のイサキ、ヤリイカを

中心に、コシナガ、活サザエ、赤カマス等を

販売し、養殖魚については、長崎県養殖魚品

評会で最優秀賞を獲得した、ヒラマサ(長崎

市新三重漁協)や、びわ茶雲仙ぶり(橘湾東

部漁協)、対馬産養殖マグロ(美津島町西海

漁協)を寿司や刺身に加工し販売しました。

 

加工品においては、あじ開き、しめさば、

有頭さば開きといった商品をはじめ、関西で

も人気の商品である蒲鉾類の販売もあわせて

行いました。

 

兵庫県にある日生中央店では、煮干しや茎

わかめに加え、アジフライも販売し、アジフ

ライは二日目の昼間には完売するほど盛況で

した。

 

今回旗艦店である南千里店のキッチンステ

ージでは、「養殖ひらまさ」を使った試食会

を実施しました。長崎県水産部水産加工流通

課の貞松氏による「養殖ひらまさ」の説明に

あわせ、本会職員が包丁で捌きながら調理方

法や、それを使ったメニューでの試食会を、

事前に応募した来場者に振る舞い、大変好評

でした。

 

さらに、先方からの要望として、「長崎ら

しい」商品を来場者へアピールしたいとの意

向で、「自転車飯の素」を店舗内にある特設

のキッチンステージで販売しました。また、

阪急オアシスオリジナルの広告紙である

「Iʼm fine

」六月号で「飛魚天」「いわし天」

㈱阪急オアシス長崎フェアを開催

㈱阪急オアシス長崎フェアを開催

 

去る六月二十二日から二十七日において、㈱阪急オアシスにて長崎フェアを開催

し、県内各地の旬の鮮魚、加工品を中心に販売を行いました。 福

岡事業部 営業課

加工品を販売している様子

鮮魚を販売している様子

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(2)

限に対応すべく岩手大学三陸水産研究センタ

ー協力の下、網に改良を施し通常の網越し時

にクロマグロの小型魚のみを網外へ逃がせな

いかという試験操業を行っています。六月末

に網の入替をしたばかりとの事でしたが、網

替え以降、入網が無く未だ試せていないとの

事で、この日も残念ながらクロマグロの入網

はありませんでした。

 

県外研修は会員の技術の研鑚を目的に平成

三年から隔年で行っておりましたが、今回五

年ぶりの実施となりました。

 

今回は、国際的に問題となっている「クロ

マグロの資源管理について」をテーマとし、

県下各地より会員及び賛助会員総勢二十五名

が参加しました。

【㈲泉澤水産 

定置網漁場視察】

   

対応者:代表取締役 

泉澤  

宏 

       

常務取締役 

村上 

通隆 

 

岩手県釜石市の小松漁場にある大型定置網

(水深約六十メートル)の漁場視察を行いま

した。 

 

早朝四時半に釜石港を出港、天気は良かっ

たものの、前日までの悪天候の影響によるう

ねりが残る中、三十分程走り漁場へ到着しま

した。到着後には早速、網持ちが行われこの

日はマイワシ、チダイ、マダイ、ワラサ、ゴ

マサバなどが入網しており、帰港後、釜石魚

市場にて約五百キロが水揚げされました。

 

同漁場では近年問題となっている「マグロ

の資源管理」についてクロマグロの漁獲枠制

『長崎県定置漁業協会

 専長会』による県外研修を実施

『長崎県定置漁業協会

 専長会』による県外研修を実施

 

去る七月一日から三日にかけて岩手県釜石市㈲泉澤水産の漁場視察と岩手大学三

陸水産研究センターでの勉強会等、視察研修を実施しました。 長

崎県定置漁業協会大型定置網による網持ちの様子

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(3)

【国立大学法人岩手大学三陸水産研究センター】

 

岩手大学三陸水産研究センター

         

准教授 

後藤 

友明 

 

岩手県釜石市内にある岩手大学三陸水産研

究センターにて「釜石でのクロマグロ漁獲抑

制について」と題し、後藤准教授による講演

が行われました。

 

同センターでは、沿岸漁業資源の生態、資

源管理に関する研究を行っており、㈲泉澤水

産協力の下、二つの試験を行っております。

 

一つ目は、網を改良することで通常の網起

こし時にクロマグロの小型魚だけを逃がすこ

とができないかというもので、ROV(水中

テレビロボット)を使用し網の中(水中)で

のクロマグロの行動を観察し、遊泳パターン

を解析するものです。

 

二つ目は、遊泳層を利用したもので、クロ

マグロが水深二メートル付近を遊泳するのに

対し、サバやイワシ等その他の魚は三~五メ

ートルを遊泳する習性があり、この遊泳層の

違いによりクロマグロだけを網外へ逃がすこ

とができないかというものです。

 

参加者からは、網の構造についての他、網

の起こし方等様々な質疑がありました。

 

終了後には宮城県石巻市にある本会賛助会

員の日東製網㈱石巻営業所の工場を視察しま

した。工場内ではまき網漁業用の網が作製さ

れていました。

  

今回の研修会ではクロマグロの資源管理へ

の認識や新規会員の参入を目的とし会員外へ

も参加の呼びかけを行いましたが、残念なが

ら会員外の参加はありませんでした。

 

初の東北地区での開催で、移動に多くの時

間を費やしましたが、釜石-大船渡-石巻-

女川と東日本大震災にて大きな被害を受けた

海岸沿いを移動し、復興状況等も確認するこ

とができ、とても内容の濃い研修会となりま

した。

 

この視察研修の内容につきましては、秋頃

開催される平成三十年度通常総会後の研修会

にて参加者より報告されます。視察研修会に

参加できなかった会員は、視察研修の報告を

聞いて、今後の参考にしてみてはいかがでし

ょうか。

 

来年度は県内での視察研修を予定しており

ますので、会員・賛助会員、また、会員外の

方々も大歓迎ですので定置網漁業従事者や、

興味がある方の参加をお待ちしております。三陸水産研究センターで行われた研修会の様子

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(4)

 

一方、今年度は四月から六月まで約三ヶ月

が経過しておりますが、例年の半分程度しか

生産ができておらず、実績的にもかなり厳し

い状態であります。

 

春先から始まるカエリサイズの水揚げが少

なく、どの商社もカエリサイズについては在

庫がない状態が続いています。

 

また煮干原料であるカタクチイワシの中に

サバ子やキビナ等の混ざり物が多く入ってお

り、選別に時間がかかる他、単価的にも伸び悩

んでいる状況となっています。煮干を保管す

る冷蔵庫においても空きが少なく、販売の回

転率も悪い状態が続いています。

 

七月に入り例年では盛漁期に入るものの水

揚げが少なく、依然として厳しい状況である

為、秋漁の生産に期待したいです。

 

長崎県は、国内煮干生産量第一位を誇り、

全国の約二十五%を占めておりますが、近年

は生産量が減少傾向となっていました。しか

し昨年は、例年生産が少なくなる秋口から冬

場にかけて、水揚げされたことにより、十年

振りに共販実績三十七億円を突破するなど数

量・金額ともに安定して推移しました。

 

昨年度の長崎漁連煮干共販においては、春

先からカエリの水揚げは少なかったものの、

食べるサイズの代用品として小羽サイズの水

揚げが好調でした。

 

六月から九月頃までは中タレのまとまった

製造ができ粉末原料としての需要が高まりま

した。秋口に入るとカエリから小羽サイズを

製造し、冬時期にも途切れる事なく順調に生

産する事ができました。 浜

からの報告(煮干編)

浜からの報告(煮干編)

販売部 製品販売課

煮干入札会の様子

カタクチイワシ水揚げの様子

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(5)

認に関する件

【第二号議案】

二〇一九年度事業計画および収支決算の決

定に関する件

【第三号議案】

二〇一九年度全国漁青連会費の賦課並びに

徴収方法に関する件

【第四号議案】

その他に関する件

 

右記の全議案について、原案通り承認され

ました。

 ~青年漁業者のための第三回ブラッシュアッ

プ研修~

 

本研修は、青年漁業者グループリーダーの

育成・資質向上並びに青年部間の交流を図るこ

とを目的に二〇一七年より開催されています。

 

今回の研修では、水産政策の改革を受け、

改めて地域における漁業の役割を確認すると

ともに、地域を超えた情報共有・意見交換を

実施するため、全国共通の課題でもある気候

変動に伴う自然災害等への対応や今後の活動

の可能性についてグループディスカッション

が行われました。

~二〇一九(第二十九)年度全国漁青連通常

総会~

 

六月二十七日に全国漁青連通常総会が開催

され、全国漁青連平山会長、水産庁増殖推進

部保科部長、JF全漁連大森専務による挨拶

が行われた後、議案審議に入りました。

【第一号議案】

二〇一八年度事業報告および収支決算の承

二〇一九(第二十九)年度全国漁青連通常総会及び

 青年漁業者のための第三回ブラッシュアップ研修が開催さる

二〇一九(第二十九)年度全国漁青連通常総会及び

 青年漁業者のための第三回ブラッシュアップ研修が開催さる

 

去る六月二十七日、東京都千代田区内神田のコープビルにて全国漁青連通常総会

が開催されました。また、通常総会にあわせ前日の二十六日には青年漁業者のため

の第三回ブラッシュアップ研修が開催されました。

長崎県漁協青壮年部連合会

全国漁青連平山会長による主催者挨拶

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(6) 「気候変動下における漁協青年部の役割~

自然災害・環境変化の実態と対応策を語ろう

~」をテーマに、水産研究・教育機構中央水

産研究所の竹村研究員が講師を務め、本研修

で恒例となった「アイスブレイク(受講者の

緊張を解き、リラックスしてもらう)」が行

われた後、ワークショップに移りました。

 

ワークショップでは、まず各地域で発生し

ている自然災害や環境変化の状況を大きな日

本地図にシールを用いて貼り出し、参加者全

員で情報共有しました。

 

自然災害では、東日本大震災や台風、土砂

災害等が多くを占めており、一方環境変化で

は、ばらつきがあったものの魚種の変化が目

立ちました。

 

これまで出された情報をもとに、次のテー

マに分かれて課題や対応策についてグループ

ディスカッションを行いました。

〈テーマ〉

獲れる魚が変わったときに漁師はどうする

か●緊急時に備えて何ができるか

●災害時に漁師はどう地域に貢献できるか

●漁場環境が悪化したときに何ができるか

 

グループディスカッションでは、様々な意

見が飛び交い、活気に溢れていましたが、終

始和気あいあいとした雰囲気に包まれ、青年

漁業者らしい研修となりました。

 

本会としては、隔年で開催している意見交

流会でのテーマ選定において、今回の題材と

なった「自然災害や環境変化」についても視

野に入れつつ、本県の活性化に向け、どのよ

うなテーマが良いか模索していきたいと思い

ます。

参加者がそれぞれの状況を貼り出した日本地図

4つのテーマに分かれて行うグループディスカッション

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(7)

 

去る三月十一日、本会平山会長が橘湾東部漁協南串山支所を訪問し、県漁青連への加入推

進を行いました。

 

井上組合長(橘湾東部漁協)をはじめ、青年部員約十名が集まり、現在の県漁青連の活動

内容や今後の活動計画等を説明しました。

 

橘湾東部漁協南串山青年部は、平成二十八年度末に部員数の減少により青年部活動が困難

になったことから県漁青連を退会していましたが、今回の加入推進をきっかけに復帰するこ

ととなりました。

 

●組織名:橘湾東部漁協南串山青年部

 

●部員数:十六名

 

県漁青連では、従来の活動に加え、長崎女子短期大学と連携したレシピ本の作成や系統団

体職員を対象にした魚の捌き方教室等、様々な取り組みを新たに計画しています。

 

県漁青連の活動に興味がある青壮年部もしくは若手漁業者がいらっしゃれば、事務局まで

ご連絡下さい。

 

●事務局:長崎県漁連指導課内(担当:山本)

 

●電 

話:095-829-2415

橘湾東部漁協南串山青年部 〜県漁青連へ復帰〜

長崎県漁協青壮年部連合会

 (公財)漁船海難遺児育英会は、漁船の海難事故(転覆・衝突等)や海中転落等の事故により、

親を亡くされた遺児の経済的・精神的援助を目的に設立され、幼児から小中高生・大学生に

学資の給与事業を行っています。

 

しかし、教育費の高騰により資金的にはまだ十分とはいえません

ので、今後とも皆様の温かいご協力をよろしくお願いいたします。

 

六月には次の方々よりご寄付をいただきましたので、ここに厚く

お礼申し上げますとともに、紙上にお名前を掲載させていただきま

す。(敬称略)

【個人】▼柏  

秀伸(神部漁協)

【団体】▼長崎大学鴻洋祭実行委員会

    

▼大瀬戸町漁協女性部

    

▼上五島町漁協

(公財)漁船海難遺児育英会長崎大学鴻洋祭実行委員会

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(8)

ません。広域資源管理のために講じる措置は

次の通りです。

(一)漁獲努力量の削減措置

 

①承認制・届出制の実施

 

 

承認制は総トン数五トン以上のトラフグ

延縄漁船とする。

 

 

届出制は総トン数五トン未満のトラフグ

延縄漁船とする。

 

 

なお、長崎県では承認隻数上限が九十五

隻となっております。

 

②操業期間の制限

 

 

海域を五つに分け、海域及び漁法ごとに

休漁期間を設定する。

 

③小型魚の再放流

 

 

全長三十㎝以下のトラフグを採捕したと

きには再放流する。

(二)資源の積極的培養措置

 

国や関係県、九州海域栽培漁業推進協議会

が連携・協力し、適地に適正サイズの健全種

苗放流を推進する。

○平成三十年度事業報告及び収支決算承認の件

 

平成三十年度の事業報告及び収支決算承認

について事務局より説明を行い、原案通り承

認されました。

○�

令和元年度事業計画及び収支予算(案)承

認の件

 

令和元年度事業計画及び収支予算(案)に

ついて事務局より説明を行い、原案通り承認

されました。

○�

九州・山口北西海域トラフグ広域資源管理

方針に基づく平成三十年度の取組及び第三

十三回日本海・九州西広域漁業調整委員会

指示の概要

 

水産庁九州漁業調整事務所 

松本資源管理

推進官より、九州・山口北西海域トラフグ資

源管理方針について説明されました。同方針

は平成二十九年五月一日から平成三十三年

(令和三年)四月三十日までの期間であり、

必要に応じ見直されますが、現状変更はあり

第三十回長崎県延縄漁業協議会定期総代会

第三十回長崎県延縄漁業協議会定期総代会

 

さる七月五日に長崎県漁協会館にて「第三十回長崎県延縄漁業協議会定期総代会」

を開催し、来賓として水産庁九州漁業調整事務所より松本資源管理推進官、平岡資

源管理係長、長崎県漁業協同組合連合会より深山専務、長崎県水産部漁業振興課よ

り馬場課長補佐、永井係長、長崎県総合水産試験場より松村漁業資源部長、戸澤栽

培漁業科長を迎え、総代十五名が出席しました。

長崎県延縄漁業協議会

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(9)

(三)漁場環境保全措置

 

水産資源の保全と漁場環境の改善による海

底耕耘や海底清掃等を実施する。

○�

西日本延縄漁業連合協議会(四県漁労長会

議)確認事項について

 

ふぐ延縄及びあま延縄の操業期間や小型魚

の再放流サイズの確認後、長崎県県北海域に

おけるふぐ延縄漁業操業調整及び壱岐周辺海

域におけるふぐ浮延縄(スジ縄)漁業の自主

規制について、例年通り四県漁労長会議にて

お願いすることとなりました。なお、四県漁

労長会議は八月二十七日(火)に福岡県水産

会館にて行われます。

○役員改選について

 

今回の総代会で任期満了による役員改選が

行われ、次の通り選任されました。

□有明海へトラフグ種苗放流を行う□

 

六月十九日に島原漁協地先にて、トラフグ

種苗(七十ミリメートル)を一万五千尾放流

しました。

 

トラフグは日本海・東シナ海・瀬戸内海系

群と伊勢・三河湾系群の二系群存在し、長崎

県で漁獲されるトラフグは前者にあたります。

 

トラフグの資源状態は依然として低位・減

少傾向であるとの評価が出されており、今回

の放流は、上記の広域資源管理のために講じ

る措置、(二)「資源の積極的培養措置」にあ

たります。

 

放流したトラフグが大きくなって戻ってく

ることと共に資源回復を願い現場を後にしま

した。

放流されたトラフグ

役 職 氏 名 組合名 備 考会 長 西   寛 箱   崎副会長 吉岡  巖 布 津 町 アマ部会副会長 吉住 正和 新 松 浦 フグ部会理 事 永川 親好 有 家 町理 事 宮﨑 竹利 西 有 家 町理 事 伊藤 六弘 宇久小値賀理 事 長谷川洋藏 上 対 馬 町理 事 中橋 敬隆 長崎市茂木理 事 川添 和美 大 瀬 戸 町理 事 納屋 輝人 志 々 伎理 事 蛭子 繁美 宇久小値賀理 事 坂本 砂雄 舘   浦監 事 小川 満行 長崎市みなと監 事 後藤 正喜 志 々 伎

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(10)

ラカブの味噌汁を振舞ったり、すり身揚げを

無料で配布する等、子供連れの家族で賑わっ

ていました。また、活ダコのつかみ取りが行

われ、子供を中心に約三十名が参加していま

した。軍手をはめた参加者は、必死にタコを

掴もうと手を伸ばす様子が印象的で苦戦して

はいたものの、捕まえた時には笑顔が溢れて

いました。

 

西海魚まつりは定期的に開催されており、

鮮魚や加工品など特別価格で購入することが

できます。次回開催の西海魚まつりについて

は未定ですが十一月十日(日)に「西海大鍋

まつり」が開催され、鮮魚品等が販売されま

す。立ち寄ってみてはいかがでしょう。

 「西海魚まつり」は、西海市にある、大瀬

戸町漁協・瀬川漁協・西彼町漁協・西海大崎

漁協の四漁協で結成された「西海市水産振興

協議会」が主体と

なって開催されて

います。各漁協の

ブースでは、イサ

キ、カタクチイワ

シ、タコ、サザエ

等地元で水揚げさ

れた新鮮な魚介類

が並べられていま

した。

 

先着五十名にア

『西海魚まつり』が開催される

『西海魚まつり』が開催される

 

去る六月八日に、西海市西海町にある直売所よかところで、『西海魚まつり』が

開催されました。

総務指導部 指導課

加工品を販売している様子

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〇〇三六

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