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2019 授業計画(シラバス)集 国際医療福祉大学 小田原キャンパス

授業計画(シラバス)集 - upex.iuhw.ac.jp · 2019 . 年. 度 版. 授業計画(シラバス)集. 国際医療福祉大学. 小田原キャンパス

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  • 2019 年 度 版

    授業計画(シラバス)集

    国際医療福祉大学 小田原キャンパス

  • シラバス目次 1

    【2019年度版 授業計画(シラバス)集】

    目 次

    ●総合教育科目

    【人間系】文学論 ICT 1心理学 3哲学 4コミュニケーション概論 5人間学 7歴史学 ICT 8倫理学 9文化人類学 10教育学 11死生学-死を通して生を考える/死生学概論 VOD 12演劇論 ICT 13雑談と傾聴~話す力と訊く力~ VOD 15宗教学 VOD 17日本近現代史 VOD 19

    【社会系】法学 20社会学 21国際医療福祉論 VOD 22組織運営管理論 26海外保健福祉事情 27ボランティア論 VOD 29医療関連法規 31マスメディア論 32社会保障制度論 34経済学基礎Ⅰ ICT 35経済学基礎Ⅱ 36法と道徳・倫理 37

    【自然・情報系】統計学 38物理学 46化学 47生物学 48情報処理Ⅰ 49情報処理Ⅱ 57生命倫理 VOD 59医学/医療史 VOD 60人間工学 61

    【保健体育系】健康科学理論 VOD 62健康科学実践 63

    【外国語系】英語A-1 67英語A-2 74英語B-1 81英語B-2 91

  • シラバス目次 2

    英語A-3 101英語A-4 102英語C-1 103英語C-2 105ドイツ語初級1 106ドイツ語初級2 107中国語初級1 108中国語初級2 112日本語Ⅰ-A(作文) 114日本語Ⅰ-B(文法・語彙) 115日本語Ⅱ-A(作文) 116日本語Ⅱ-B(文法・語彙) 117日本語Ⅱ-C(発表討論) 118日本語Ⅱ-D(専門日本語) 119日本語Ⅲ-A(作文) 120日本語Ⅲ-B(文法・語彙) 121資格英語1 122資格英語2 123基礎英文法1 124基礎英文法2 125

    【総合系】大学教養入門 126医療福祉教養講義 VOD 127メディカルマナー入門 VOD 128

    ●専門教育科目

    【専門基礎科目】 [学部共通]公衆衛生学 130救急医学 132リハビリテーション概論 133関連職種連携論 134ケアマネジメント論 136ケースワーク論 137保健医療福祉制度論 138社会福祉学 139臨床心理学概論 140医療情報学概論 143生体情報処理概論 145福祉援助工学概論 146リスクマネジメント論 VOD 147関連職種連携実習 151福祉支援工学概論 152医療管理学 ICT 153

  • シラバス目次 3

    【専門基礎科目】看護学科(NS)解剖学Ⅰ 154解剖学Ⅱ 155生理学Ⅰ 156生理学Ⅱ 157栄養学 158微生物学 159病理学 160薬理学 161看護英語Ⅰ 162看護英語Ⅱ 164疫学 165教職入門 166発達心理学 167教育課程論 168道徳教育の理論と実践 169教育方法論 170生徒指導論 171教育相談の基礎と方法 172教職実践演習(養護教諭) 173養護概説 174解剖学・生理学演習 175疾病・治療論Ⅰ 176疾病・治療論Ⅱ 177疾病・治療論Ⅲ 178疾病・治療論Ⅳ 179疾病・治療論Ⅴ 180地域疾病論 181保健医療福祉行政論 182保健統計学Ⅰ 183保健統計学Ⅱ 184特別支援教育概論 185

    【専門科目】看護学科(NS)看護学原論 186小児看護学概論 187小児看護学方法論 188

  • シラバス目次 4

    小児看護学演習 190小児看護学実習 192リプロダクティブヘルス看護学概論 193リプロダクティブヘルス看護学方法論 194リプロダクティブヘルス看護学演習 197リプロダクティブヘルス看護学実習 199成人看護学概論 201成人看護学方法論Ⅰ 202成人看護学方法論Ⅱ 204成人看護学方法論Ⅲ 206老年看護学概論 207老年看護学方法論 208老年看護学演習 210精神看護学概論 211精神看護学方法論 212精神看護学演習 214精神看護学実習 216在宅看護学概論 218在宅看護学方法論 219在宅看護学演習 221在宅看護学実習 222継続看護学実習 224国際看護論 226パリアティブケア 227フィジカルアセスメント 228成人看護学実習Ⅰ 230成人看護学実習Ⅱ 232家族看護論 234統合看護演習 235統合技術演習 236看護研究法概説 237養護実習 238看護コミュニケーション論 239看護過程演習 240治療援助論 242基礎看護学実習Ⅰ 244基礎看護学実習Ⅱ 245老年看護学実習Ⅰ 247老年看護学実習Ⅱ 249公衆衛生看護学概論 250健康教育・保健指導展開論 251公衆衛生看護学実習Ⅰ 253公衆衛生看護学実習Ⅱ 254公衆衛生看護学実習Ⅲ 255災害看護論 257看護研究 258看護倫理学 260行政における看護活動 261コミュニティアセスメント論 262健康教育・保健指導論 265産業における看護活動 267学校における看護活動 268公衆衛生看護管理論 269看護援助論Ⅰ 270看護援助論Ⅱ 271看護過程展開論 273看護マネジメント実習 275看護管理論 276

  • シラバス目次 5

    【専門基礎科目】理学療法学科(PT)解剖学Ⅰ 277解剖学Ⅱ 278解剖学実習Ⅰ 280解剖学実習Ⅱ 281生理学Ⅰ 282生理学Ⅱ 283生理学実習 284病理学 285臨床医学概論 286内科学Ⅰ 287内科学Ⅱ 288整形外科学Ⅰ 289整形外科学Ⅱ 290精神医学Ⅰ ICT 291精神医学Ⅱ ICT 292リハビリテーション医学 293小児科学 294老年学 295神経心理学概論 296薬理学 297スポーツ傷害学 298外科学 299脳神経外科学 300栄養学 301専門英語Ⅱ 302疫学・保健医療統計学 303神経学Ⅰ 304神経学Ⅱ 305運動学実習Ⅰ 306運動学実習Ⅱ 307運動学Ⅰ 309運動学Ⅱ 310運動生理学 311人間発達学 312

    【専門科目】理学療法学科(PT)理学療法概論 313病態運動学 315運動解剖学 316運動心理学 317バイオメカニクス 318スポーツ医科学 319理学療法評価学 320動作分析学 321運動負荷学 322高次脳機能障害学 323物理療法学Ⅰ 324物理療法学Ⅱ 325運動療法学総論 326生活技術学 327生活環境学 328義肢学 329装具学 330運動系理学療法学Ⅰ 331運動系理学療法学Ⅱ 332神経系理学療法学Ⅰ 333神経系理学療法学Ⅱ 334循環器系理学療法学 335

  • シラバス目次 6

    呼吸器系理学療法学 336代謝系理学療法学 337スポーツ理学療法学 338老人理学療法学 339産科理学療法学 340基礎実習 341検査実習 342評価実習 344総合臨床実習 345理学療法特論Ⅰ 346理学療法特論Ⅱ 350理学療法研究法 351理学療法教育法 352理学療法統計法 353障害者スポーツ概論 354レクリエーション概論 355理学療法国際事情 356卒業研究 357スポーツ心理学 358理学療法用語論 359パルペーション 360PTスキルⅠ演習 361PTスキルⅡ演習 362PTスキルⅢ演習 363PTスキルⅣ演習 364理学療法診断学Ⅰ 366理学療法診断学Ⅱ 367理学療法診断学Ⅲ 368理学療法診断学Ⅳ 369臨床動作分析学 370理学療法計測法 371クリニカルリーズニング 372癌のリハビリテーション 373呼吸管理 374理学療法治療総論 375小児理学療法学 376地域理学療法学演習(在宅・地域) 377急性期理学療法学 378スポーツ傷害治療学 379ヘルスプロポーション論 380精神科理学療法学 381理学療法治療学演習Ⅰ(神経筋促通治療学) 382理学療法治療学演習Ⅱ(神経発達学的治療学) 383理学療法治療学演習Ⅲ(マニュラルセラピー関節) 384理学療法治療学演習Ⅳ(マニュラルセラピー脊柱) 385PTマネジメント 386ジャーナルリーディング 387

  • シラバス目次 7

    【専門基礎科目】作業療法学科(OT)解剖学Ⅰ 388解剖学Ⅱ 389解剖学実習 390生理学Ⅰ 391生理学Ⅱ 392生理学実習 393病理学 394整形外科学Ⅰ 395整形外科学Ⅱ 396精神医学Ⅰ ICT 397精神医学Ⅱ ICT 398小児科学 399老年学 400リハビリテーション医学 401人間発達学 402薬理学 404栄養学 405外科学 406脳神経外科学 407神経心理学概論 408対人援助論 409内科学 410疫学・保健医療統計学 411神経学Ⅰ 412神経学Ⅱ 413運動学Ⅰ 414運動学Ⅱ 415運動学実習 416運動生理学 417レクリエーション概論 418

    【専門科目】作業療法学科(OT)専門英語Ⅰ-1 419専門英語Ⅰ-2 420専門英語Ⅱ 422作業療法概論 423作業学概論 424作業工程技術学・基礎論 425作業工程技術学・応用論 427作業分析学Ⅰ 429作業分析学Ⅱ 430作業療法諸理論 431研究法概論 432卒業研究 433作業療法管理・運営 434地域ケアシステム論 435作業療法の諸外国事情 436作業療法評価学概論 438基礎運動機能評価法 439上肢機能評価法 440日常生活活動評価法 441認知機能評価法 442作業療法適用学概論 443内科系疾患作業療法学 444運動器疾患作業療法学 445中枢神経疾患作業療法学Ⅰ 447中枢神経疾患作業療法学Ⅱ 449中枢神経疾患作業療法学Ⅲ 450

  • シラバス目次 8

    精神疾患作業療法学Ⅰ 451精神疾患作業療法学Ⅱ 452精神疾患作業療法学Ⅲ 453発達障害作業療法学Ⅱ 454発達障害作業療法学Ⅲ 456老年期障害作業療法学 457認知障害作業療法学 458作業療法適用学特論 459職業関連技術学 461障害代償学概論 463義肢適用論 464装具・副子適用論 465生活技術学Ⅰ 467生活技術学Ⅱ 469自助具・福祉機器適用論 470地域生活作業療法論 471住環境整備論 473バリアフリー論 476臨床実習特論 477基礎実習 478総合実習 479検査実習 480評価実習 481作業応用論 482研究法演習 483作業療法倫理・管理 484作業療法評価学各論 485作業療法評価学演習 486小児作業療法学Ⅰ(総論) 487小児作業療法学Ⅱ(各論) 489老年作業療法学 490作業療法応用学概論 491就学・就労支援論 492コミュニケーション技術論 493作業療法総括論 494総合実習Ⅰ 495総合実習Ⅱ 496臨床実習ゼミⅠ(作業療法計画立案) 497臨床実習ゼミⅡ(作業療法実践) 498

  • 2019 年度版

    授業計画(シラバス)集

  • 【総合教育科目】

    人間系

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 文学論 (ICT) 2019 年度

    科目担当責任者 白岩 英樹 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 前期

    曜日時限 水曜 5 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義(アクティブ・ラーニングを含む)

    授業の概要 (主題)

    ひとはいずれ死ぬ。死という終点は誰にも避けられない。だからこそ、死までのプロセスを「いかに生きる

    か」という問題が生じてくる。本講義ではその一生ものの課題に向き合う。

    媒介となるのは、共時的にも通時的にも読み継がれる文学作品群。それらで描かれる濃密な他者関係を

    起点に、全4キャンパスの受講生および教員との対話を経ることで、自己の生を複層的なものへ拡張させ

    ていく。まさにそこから打ち破られ、再組織化される生こそが、真に自分らしい生き方につながっていくので

    あろう。

    授業の到達目標 1. 現実の相対化:各作家の作品や言葉・思考を通して、自己の生を相対化できる

    2. 想像力の拡張:他者の言語や思想を内面に取りこむことで、自己の生を多層化させる

    3. 支柱の再構築:虚構によって、現実社会に対置されうる別の「あり方」を探る

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 本講義「文学論」の目的:夏目漱石『こころ』1(p.54.)

    人間は親友を一人亡くした丈で、そんなに変化できるものでせうか。(BRD、指名発問)

    第 2 回

    夏目漱石『こころ』2(p.298.)

    乃木さんは此三十五年の間死なう死なうと思つて、死ぬ機会を待つてゐたらしいのです。(リ

    フレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 3 回

    夏目漱石『こころ』3(p.239.)

    私は思ひ切つてどろどろの中へ片足踏ん込みました。(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソ

    ッド)

    第 4 回 夏目漱石『こころ』4(p.280.)

    「奥さん、K は自殺しました」(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 5 回

    夏目漱石『こころ』5(p.300.)

    妻が己れの過去に対してもつ記憶を、成るべく純白に保存して置いて遣りたいのが私の唯一

    の希望なのですから…(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 6 回 村上春樹「トニー滝谷」1(p.139.)

    孤独とは牢獄のようなものだと彼は思った。(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 7 回

    村上春樹「トニー滝谷」2(pp.149-150.)

    正直なところ、彼女にはトニー滝谷の言っている話の筋がよく呑み込めなかった。(リフレクテ

    ィブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 8 回

    村上春樹「トニー滝谷」3(p.157.)

    不思議に名前も覚えていないその女のことだけは忘れられなかった。(リフレクティブ・ジャー

    ナル、ケースメソッド)

    第 9 回

    村上春樹『ノルウェイの森』1(上、p.75.)

    ぼくはそっと手をのばして彼女の肩に触れた。肩はぶるぶると小刻みに震えていた。(リフレク

    ティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 10 回

    村上春樹『ノルウェイの森』2(上、p.146.)

    彼女は僕の手をそっととった。そしてなんだか言いにくそうに自分にはつきあっている人がい

    るのだと言った。(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 11 回

    村上春樹『ノルウェイの森』3(上、p.207.)

    「あの人が死んじゃったあとでは、いったいどういう風に人と接すればいいのか私にはわから

    なくなっちゃったの。人を愛するというのがいったいどういうことなのかというのも」(リフレクティ

    ブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 12 回

    村上春樹『ノルウェイの森』4(下、p.118.)

    彼女の発する力はささやかなものなのだが、それが相手の心の共感を呼ぶのだ。(リフレクテ

    ィブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 13 回

    村上春樹『ノルウェイの森』5(下、p.170.)

    「自分に同情するな」と彼は言った。「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」(リフレク

    ティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 14 回

    村上春樹『ノルウェイの森』6:(下、p.251.)

    「あなたはもう大人なんだから、自分の選んだものにはきちんと責任を持たなくちゃ。そうしな

    いと何もかも駄目になっちゃうわよ」(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 15 回

    村上春樹『ノルウェイの森』7:総括(下、p.262.)

    僕は今どこにいるのだ?….僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。(リフ

    レクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    成績評価の方法 □定期試験、□実技試験、□実習評価、□小テスト、■レポート、■その他(受講・対話の姿勢等)

    評価の基準 「レスポンスシート」(BRD)および「対話」の内容・状況 100%

    1

  • 準備学習 学習へのアドバイス

    ・予習:次回に取り扱う作品を読んで、視聴覚的な要素や深層世界を想像し、その時点での「レスポンス」

    を想定しておく(60 分)

    ・復習:ほかの受講者たちのレスポンスや PPT 資料、原作の該当箇所を読み返し、他者が内包する「未

    知」を自己の内面に取りこむ(60 分)

    【課題等に関するフィードバック】

    授業時に提出された「レスポンスシート」に対し「レスポンスへのレスポンス」として解説や批評を行うとと

    もに、同じ時空間を共有する一個の人間として、私見を述べる。

    履修条件 「未知」の事項に対してどのようにふるまうか。人間の生き方は、それによって決まるといっても過言で

    はない。未知の世界で葛藤しつつも、それによって自己が多層化されていくプロセスを愉しむという「成

    熟」した受講姿勢が必要となる。

    教 科 書

    夏目漱石『こころ』(新潮文庫、2004 年)

    村上春樹『レキシントンの幽霊』(文春文庫、1999 年)

    村上春樹『ノルウェイの森(上下巻)』(講談社文庫、2012 年)

    ※ 漱石の作品は複数の出版社から刊行されているが、肝心なのは作品に直にふれることであるから、

    まずは各自が入手できるものでよい(講義時の引用は岩波書店発行の『漱石全集』から行う予定)。

    参 考 書 森本真一・白岩英樹『ユニバーサル文学談義』(作品社、2015 年)

    白岩英樹『シャーウッド・アンダーソン論:他者関係を見つめつづけた作家』(作品社、2012 年)

    オフィスアワー メールで、もしくは授業前後に受けつける

    その他

    ・大田原キャンパスから、大川・福岡・小田原の3キャンパスへ遠隔発信する講義形態であり、受講者全

    員の協力によって共創していく同期型の授業である。

    ・初回授業時に ICT 授業ゆえの規定や規範(受信キャンパスの受講定員等)を連絡するので、受講希望

    者は必ず出席すること。定員の都合上、初回授業へ出席しなかった学生は受講が許可されない場合が

    ある。

    ・やむをえない理由によって欠席するときは、初回授業の開始時刻までに shiraiwa@iuhw ac.jp 宛てにそ

    の旨を知らせること。

    ※ 4キャンパスを遠隔システムで接続して実施する授業であるがゆえに、受講者数や受講者の状況に

    応じて、内容は変更されうる。

    【関連するディプロマポリシー】

    共通ディプロマポリシー1)に該当

    【担当教員の実務経験】

    学部(英文学)卒業後、AP 通信を経て、博士(芸術学)課程へ進学しました。ジャーナリズム、アカデミズ

    ムのいずれにも一元的には収斂されず、それでいてなお他者に「届く」言葉。そのような言葉を紡ぎうる自

    己の相互生成に主眼を置いて、授業を展開します。

    2

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 心理学 2019 年度

    科目担当責任者 梶原 佳子 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 前期

    曜日時限 金曜 3 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義 (アクティブラーニング:グループディスカッション・グループワーク・体験学習等を含む)

    授業の概要 (主題)

    患者とその家族の心理、そして自分自身の心理を理解するために役立つ心理学について勉強する。知識

    だけでなく、グループワーク等の体験を通して理解を深めていく。

    授業の到達目標 1.医療・福祉分野で働くうえで必要な心理学の、基礎的な知識と技能を習得する。

    2.心理学の基礎的な知識をひとつの視点として、自分や他者について考えることができる。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 心理学とは

    第 2 回 ストレス

    第 3 回 ストレスへの対処

    第 4 回 心理アセスメント

    第 5 回 障害とは

    第 6 回 感情

    第 7 回 社会の心理

    第 8 回 社会の心理

    第 9 回 発達の心理

    第 10 回 発達の心理

    第 11 回 発達の心理

    第 12 回 カウンセリングと心理療法

    第 13 回 カウンセリングと心理療法

    第 14 回 カウンセリングと心理療法

    第 15 回 授業全体のまとめ

    成績評価の方法 ■定期試験 □小テスト ■レポート ■その他( 授業態度を含め総合的に判定する )

    評価の基準 定期試験 70% レポート・発表 30%

    準備学習 学習へのアドバイス

    毎回の授業の内容を振り返り、復習する(30 分程度)。

    定期的にレポート・課題などを課す。

    履修条件 なし

    教 科 書 特に指定しない

    参 考 書 「保健・医療・福祉を学ぶための 心理学概論」高橋直樹・石本豪・共立出版・2018 年初版

    オフィスアワー 質問は授業中もしくは授業終了後の時間で受け付けます

    その他

    【実務経験を活かした実践的教育内容】

    臨床心理士・公認心理師の臨床経験を活かした講義を行う。

    【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    3

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 哲学 2019 年度

    科目担当責任者 長門 裕介 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 前期

    曜日時限 月曜 2 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    哲学が扱うテーマは多様だが、この講義では特に「感情と理性」の問題を扱う。古代ギリシャ以来、感情は

    哲学の大きな話題の一つであった。「感情とはなにか」「他人の気持ちをどのように理解するか」「感情は私

    たちにとってどんな役割を担っているのか」「持つべきでない感情はあるのか」といった問いを深めること

    で、世界と人間の関係を問う哲学の可能性を探る。講義では過去の哲学者の議論も紹介するが、自分自

    身で問題を考える方法を習得することに重きを置きたい。

    授業の到達目標

    1.学問としての哲学の特徴とその歴史に対する見識を深める。

    2.哲学の原典を読み、柔軟な思考力を身につける。

    3.哲学的思索を通じて「知ること」の意味を捉え直す。

    4.西洋の哲学思想の観点から自然科学的な知のあり方に対する見識を深める。

    5.西洋の思想文化に触れ、自文化を相対化する視点を持てるようにする。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 はじめに ―「哲学する」とはどういうことか―

    第 2 回 感情と理性は対立する?―ソクラテスとギリシャの思想―

    第 3 回 他人の不幸は蜜の味、とはどういう意味か―ホッブズ―

    第 4 回 欲望は悪いものか―アウグスティヌス―

    第 5 回 なにが可笑しいのか―ベルクソン―

    第 6 回 他人を妬むことは不道徳か―ニーチェ―

    第 7 回 自分で自分をだませるか―サルトル―

    第 8 回 死はなぜ恐ろしいのか―ネーゲル―

    第 9 回 生きることは虚しいのか(1)―ショーペンハウアー―

    第 10 回 生きることは虚しいのか(2)―カミュ―

    第 11 回 私たちは共感する。でも、どうやって?―ヒューム―

    第 12 回 自分のなかの「秘密」について―キルケゴール―

    第 13 回 利己心は肯定できるか(1)―モラリストたち―

    第 14 回 利己心は肯定できるか(2)―生物学と心理学から―

    第 15 回 総括―日常生活と哲学―

    成績評価の方法 ■レポート ■その他(リアクションペーパー)

    評価の基準 ■レポート(80%) ■リアクションペーパー(20%)

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学習】

    予習:前回の授業内容を確認し、授業内レポートのために準備しておくこと(90 分程度)。

    復習:配布資料を読んでおくこと(120 分程度)。

    【その他アドバイス】

    特別な知識は必要ないが、授業内に講師が意見を求めることがある。間違いを恐れず、勇気をもって発

    言してほしい。

    履修条件 なし

    教 科 書 指定しない

    参 考 書 授業内で指示する。

    オフィスアワー 授業後の 1 時間程度またはメールで受け付ける。

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    4

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 コミュニケーション概論 (NS) 2019 年度

    科目担当責任者 向後 裕美子 科目担当者

    学科 看護学科 学年 1 年 期 後期

    曜日時限 火曜 5 限 必修/選択 必修 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    コミュニケーションは、私たち人間が他者と関わる時に必要なものであると同時に、自分自身を形成してい

    くためのものでもあります。医療・福祉の分野では、特にコミュニケーション力が求められる場面が多くあり

    ます。講義を通してコミュニケーションについて学び考えるとともに、体験的なワークにより、自己理解を深

    めたり、医療現場で活用できるスキルを身につけたりすることを目指します。学びを定着させるために、毎

    回授業の最後にリアクションペーパーを書いてもらいます。また、第 9 回(予定)の授業時間内に中間テスト

    を実施します。

    授業の到達目標

    1. コミュニケーションについての基本を理解できる

    2. 自己について多面的に理解できる

    3. 他者の話を共感的かつ正確に聞くことができる

    4. 自分の感情、感覚、考えなどを率直に表現できる

    5. 相手を尊重しながら自分を表現することができる

    6. 相手の特性に合わせて対応することができる

    7. 組織や集団の中で適切なコミュニケーション

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 オリエンテーション: コミュニケーション概論で目指すもの

    第 2 回 自分を知る①自分とは何か-発達とアイデンティティ

    第 3 回 自分を知る②自分の感情に気づく

    第 4 回 自分を知る③自分の性格を知る

    第 5 回 相手の話を聴く①話を聴く姿勢─聴く・聴かれる体験

    第 6 回 相手の話を聴く②正確に話を理解する

    第 7 回 相手の話を聴く③適切な質問をする─オープン/クローズド・クエスチョン

    第 8 回 相手の話を聴く④共感的に話を聴く─共感技法の総括

    第 9 回 伝え合う①言語と非言語で伝え合う

    第 10 回 伝え合う②アサーティブに伝える

    第 11 回 相手の特性に合わせたコミュニケーション①気分障害・不安障害など

    第 12 回 相手の特性に合わせたコミュニケーション②発達障害・パーソナリティ障害など

    第 13 回 集団におけるコミュニケーション①合意を形成する

    第 14 回 集団におけるコミュニケーション②医療におけるコラボレーション

    第 15 回 授業全体のまとめ レポートの書き方

    成績評価の方法 □定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 ■小テスト、■レポート、 □その他( )

    評価の基準 小テスト 60 点(リアクションペーパー30 点+小テスト 30 点)、レポート 40 点

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学習】

    各回の授業後に、レジュメを活用して復習すること(120 分程度)

    第 9 回(予定)の授業時間内に中間テスト(持ち込み可)を行うので、それまでの授業内容をよく復習して

    おくこと

    【課題等に関するフィードバック】

    リアクションペーパーに記入された感想や質問のうち学習に役立つものを匿名で共有し講師からコメント

    を加える。また、中間テスト後の授業時間内に簡単なフィードバックを行う。

    【その他アドバイス】

    「覚える」ことよりも、「自分の頭で考える」ことと「心で感じること」を重視すること

    体験的ワークでは、自分を守りながら、同時に他者を尊重すること

    将来、自分の仕事に役立てることを意識しながら学ぶこと

    履修条件 積極的に参加する学生であること

    教 科 書 特に指定しない

    参 考 書 下山晴彦(編)『よくわかる臨床心理学』ミネルヴァ書房(2009 年)

    オフィスアワー 質問事項は、授業時に配るリアクションペーパーに記入してください

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    5

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 コミュニケーション概論 (PT,OT) 2019 年度

    科目担当責任者 向後 裕美子 科目担当者

    学科 理学療法学科、作業療法学科 学年 1・2・3・4年

    期 後期

    曜日時限 火曜 4 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    コミュニケーションは、私たち人間が他者と関わる時に必要なものであると同時に、自分自身を形成してい

    くためのものでもあります。医療・福祉の分野では、特にコミュニケーション力が求められる場面が多くあり

    ます。講義を通してコミュニケーションについて学び考えるとともに、体験的なワークにより、自己理解を深

    めたり、医療現場で活用できるスキルを身につけたりすることを目指します。学びを定着させるために、毎

    回授業の最後にリアクションペーパーを書いてもらいます。また、第 9 回(予定)の授業時間内に中間テスト

    を実施します。

    授業の到達目標

    1. コミュニケーションについての基本を理解できる

    2. 自己について多面的に理解できる

    3. 他者の話を共感的かつ正確に聞くことができる

    4. 自分の感情、感覚、考えなどを率直に表現できる

    5. 相手を尊重しながら自分を表現することができる

    6. 相手の特性に合わせて対応することができる

    7. 組織や集団の中で適切なコミュニケーション

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 オリエンテーション: コミュニケーション概論で目指すもの

    第 2 回 自分を知る①自分とは何か-発達とアイデンティティ

    第 3 回 自分を知る②自分の感情に気づく

    第 4 回 自分を知る③自分の性格を知る

    第 5 回 相手の話を聴く①話を聴く姿勢─聴く・聴かれる体験

    第 6 回 相手の話を聴く②正確に話を理解する

    第 7 回 相手の話を聴く③適切な質問をする─オープン/クローズド・クエスチョン

    第 8 回 相手の話を聴く④共感的に話を聴く─共感技法の総括

    第 9 回 伝え合う①言語と非言語で伝え合う

    第 10 回 伝え合う②アサーティブに伝える

    第 11 回 相手の特性に合わせたコミュニケーション①気分障害・不安障害など

    第 12 回 相手の特性に合わせたコミュニケーション②発達障害・パーソナリティ障害など

    第 13 回 集団におけるコミュニケーション①合意を形成する

    第 14 回 集団におけるコミュニケーション②医療におけるコラボレーション

    第 15 回 授業全体のまとめ レポートの書き方

    成績評価の方法 □定期試験、 □実技試験、 □実習評価、 ■小テスト、■レポート、 □その他( )

    評価の基準 小テスト 60 点(リアクションペーパー30 点+小テスト 30 点)、レポート 40 点

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学習】

    各回の授業後に、レジュメを活用して復習すること(120 分程度)

    第 9 回(予定)の授業時間内に中間テスト(持ち込み可)を行うので、それまでの授業内容をよく復習して

    おくこと

    【課題等に関するフィードバック】

    リアクションペーパーに記入された感想や質問のうち学習に役立つものを匿名で共有し講師からコメント

    を加える。また、中間テスト後の授業時間内に簡単なフィードバックを行う。

    【その他アドバイス】

    「覚える」ことよりも、「自分の頭で考える」ことと「心で感じること」を重視すること

    体験的ワークでは、自分を守りながら、同時に他者を尊重すること

    将来、自分の仕事に役立てることを意識しながら学ぶこと

    履修条件 積極的に参加する学生であること

    教 科 書 特に指定しない

    参 考 書 下山晴彦(編)『よくわかる臨床心理学』ミネルヴァ書房(2009 年)

    オフィスアワー 質問事項は、授業時に配るリアクションペーパーに記入してください

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    6

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 人間学 2019 年度

    科目担当責任者 古城 慶子 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 後期

    曜日時限 月曜 3 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    精神医学は人間を知ることにどのように寄与しうるか、ということを主旨に講義を展開する。精神科医師と

    しての臨床経験を生かして講義を展開する。ここで「人間学」という語を用いるが、それは進化論を基盤に

    した自然科学的-医学的人類学の意味でも、哲学的人間学あるいは現存在分析論的人間学の意味でも

    ない。ただ人間の精神と生命との両面を視野に入れて、人間の現実を学的に認識する体系(ゲーテ、カー

    ルスを経て、ルートビッヒ・クラーゲスに至る生の学的人間学)の意味においてである。

    授業の到達目標 1.人間を人格(精神と生命の結合)全体の基本的ありようにまで遡って理解できる。

    2.精神医学から人間をみるとは何を意味するか生の学的人間学を基礎にして説明できる。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 I.精神医学とは何か-I-1.精神医学の語源と対象

    第 2 回 I-2.精神医学の共通の命題;他者の心をどのようにして見出すか

    第 3 回 I-3. 異常と正常、病気と不均衡(バリエーション)

    第 4 回 II.精神医学から人間をみるとは何を意味するか-II-1.世界の側から人間をみる

    第 5 回 II-2.生命(肉体と心情との極性連関)の側から自我(人格に宿った精神)をみる

    第 6 回 II-3.人間における植物性領域、動物性領域、精神的領域の関係をみる

    第 7 回 II-4.人間における生命的働きと自我的働きとの関係をみる。II-4-(1)生命的働き

    第 8 回 II-4-(2)自我的働き

    第 9 回 II-5.精神医学的状態像の中に生命と自我とからなる人格構造のありようをみる

    第 10 回 III 精神の生命への最初の侵入はどのようにして実現可能になったのか

    第 11 回 IV.なぜ人類が地上を支配するほどに進化によって選び出されるようになったのか

    第 12 回 V.心情の敵対者としての精神とは何を意味するのか

    第 13 回 VI. 精神鑑定における責任無能力-人間の自由について考える

    第 14 回 VII.病跡学-芸術家と狂気の関係

    第 15 回 総括

    成績評価の方法 ■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート

    □その他( )

    評価の基準 定期試験 100%

    準備学習 学習へのアドバイス

    適宜、関連した書物や新聞などを読むこと。予習は不要。授業後の復習を重点的に行うこと(120 分程

    度)。

    履修条件

    教 科 書 特に指定しない。資料を配布する。

    参 考 書 三木成夫『ヒトのからだ』(うぶすな書院)1997 年

    L.クラーゲス(千谷七郎、平澤伸一、吉増克實訳)『心情の敵対者としての精神』うぶすな書院.2008 年

    オフィスアワー 講義中あるいは終了時に質問を歓迎する。

    その他

    【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    【実践的教育科目】

    精神科医師として、病院などの診療を踏まえて講義している。

    7

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 歴史学 (ICT) 2019 年度

    科目担当責任者 福井 譲 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 前期

    曜日時限 月曜 1 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    本講義では,歴史を学ぶことの意味と方法について,いくつかのテーマに分けて取り上げていきます。「い

    い国(1192)作ろう鎌倉幕府」というように,個別具体的な事柄への言及は必要最小限に留めるため,皆さ

    んが想い描いている「歴史学」とは,かなり異なっていると思います。新たな視座の「歴史学」に,ぜひ触れ

    てみてください。歴史に関心のある方の受講を歓迎します。

    授業の到達目標 (1)歴史学の持つ学問的意義と特徴を理解する,

    (2)社会の出来事に対する歴史的な思考力を身につけることができる,

    (3)現代社会を生きる者として必要な人文社会学的な識見を深められるようにする。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 【テーマ】「“歴史学”とは何か-歴史,歴史叙述,歴史学-」

    第 2 回 【テーマ】「”歴史”の考察と資料・史料」

    第 3 回 【テーマ】「時代と時期区分」

    第 4 回 【テーマ】「時間と暦-“時を刻む”ことの政治性-」

    第 5 回 【テーマ】「地域と国家」

    第 6 回 【テーマ】「人・モノの流れ」

    第 7 回 【テーマ】「病と自然災害との戦い」

    第 8 回 【テーマ】「生と死の関わりかた」

    第 9 回 【テーマ】「歴史の舞台としての環境」

    第 10 回 【テーマ】「歴史遺産と文化財」

    第 11 回 【テーマ】「“伝統”の創造と再構築」

    第 12 回 【テーマ】「社会・共同体・マイノリティ」

    第 13 回 【テーマ】「歴史と記憶-“歴史認識”をどう考えるか」

    第 14 回 【テーマ】映像資料の視聴と考察

    ※講義の進捗状況によって実施週が前後する場合があります。

    第 15 回 【テーマ】まとめと講義の総括

    成績評価の方法

    この講義は,毎回の講義で扱うテーマを各自がどのように捉え,どのように考えたのかという「作業」を重

    視します。そのため受講生する方は毎回の講義終了後,意見や感想,質問などを取りまとめたレスポン

    スシートを提出します。成績評価はそれらのレスポンスシート,および講義終了後に提出する小レポート

    に基づきます。

    評価の基準 毎回提出するレスポンス・シート(意見・感想・質問等):75%,小レポート:25%

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学習】

    ・事前に配布された講義資料に目を通して,内容を掴んでおくこと。また毎日のニュースも常に確認するこ

    と(90 分程度)。

    【課題等に関するフィードバック】

    ・各回の講義内容に基づき,レスポンスシートを作成すること(30 分程度)。

    ・受講生さんより出されたレスポンスには,定期的にコメントという形でフィードバック(返却)します。

    【その他のアドバイス】

    ・特定の地域や国に関する歴史を具体的に取り上げることはしませんが,各テーマと関連する文脈で歴

    史的事象や出来事に言及することが多々あります。基本的な範囲内,少なくとも高校の歴史教科書程度

    以上の内容は,事前に押さえておいてください。

    ・社会の事象について,一つの情報に頼り切るのではなく,さまざまな視座から捉えることを意識してくだ

    さい。

    履修条件

    教 科 書 特に指定しません。毎回の講義資料は,事前に配布します。

    参 考 書

    分かりやすいものとして,いくつか紹介します。

    (1)歴史科学協議会編『歴史の「常識」をよむ』東京大学出版会,2015 年。

    (2)大学の歴史教育を考える会編『わかる・身につく歴史学の学び方』大月書店,2016 年。

    (3)東京歴史科学研究会編『歴史を学ぶ人々のために-現代をどう生きるか-』岩波書店,2017 年。

    オフィスアワー 所属キャンパス事務窓口に問い合わせるか,担当教員に直接メールでご連絡ください。

    その他 【関連するディプロマポリシーについて】

    本科目は,本学の学部学科共通ディプロマポリシー(1)および(2)に該当します。

    8

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 倫理学 2019 年度

    科目担当責任者 長門 裕介 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 後期

    曜日時限 月曜 2 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    この講義では、(応用的な問題も含め)道徳と自由、そして幸福に関係する諸問題に関する倫理学の議論

    を紹介し、それを検討することを通じて受講者が倫理学の方法について一定の理解を得ることを目指す。

    授業の到達目標

    1.倫理学の代表的な学説に対する見識を深める。

    2.倫理学の原典を読み、人間の善悪に対する意識を高める。

    3.倫理学的考察を通じて自分自身の倫理観を捉え直す。

    4.西洋の倫理思想の観点から現代社会の倫理的課題に対する見識を深める。

    5.西洋の思想文化に触れ、自文化を相対化する視点を持てるようにする。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 望ましい社会と制度(1)SF の世界とユートピア

    第 2 回 望ましい社会と制度(2)「悪法」に従う義務はあるだろうか

    第 3 回 権利とは何だろう(1)プライバシーから考える

    第 4 回 権利とは何だろう(2)動物に権利はあるか

    第 5 回 自由と責任(1)どのような条件の下で「私には責任はない」といえるのか

    第 6 回 自由と責任(2)自己責任という謎めいた思想

    第 7 回 中間考察―西洋の人間観という問題―

    第 8 回 生命の倫理学(1)生まれてくる子どもを「選ぶ」ことについて

    第 9 回 生命の倫理学(2)生まれてくる子どもを「選ぶ」ことについて

    第 10 回 「なぜ人を殺してはいけないのか」を真面目に考える(1)

    第 11 回 「なぜ人を殺してはいけないのか」を真面目に考える(2)

    第 12 回 戦争の倫理学:正しい戦争などあるのだろうか

    第 13 回 性現象の倫理学:「性の商品化」とはなにか

    第 14 回 メタ倫理学:善や悪ってそもそもなんだろうか

    第 15 回 総括―倫理学と人間の善悪の根拠―

    成績評価の方法 ■レポート

    評価の基準 ■レポート(100%)

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学習】

    予習:前回の授業内容を確認し、授業内レポートのために準備しておくこと(90 分程度)。

    復習:配布資料を読んでおくこと(120 分程度)。

    【その他アドバイス】

    特別な知識は必要ないが、授業内に講師が意見を求めることがある。間違いを恐れず、勇気をもって発

    言してほしい。

    履修条件 なし

    教 科 書 指定しない

    参 考 書 授業内で指示する。

    オフィスアワー 授業後の 1 時間程度またはメールで受け付ける。

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    9

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 文化人類学 2019 年度

    科目担当責任者 磯野 真穂 科目担当者

    学科 全学科(看護学科、理学療法学科、作業療法学科)

    学年 全学年 期 後期

    曜日時限 金曜 4 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    「人間とはいったいどんな存在なのだろう?」

    文化人類学者は、世界中の様々な人たちと語らい、生活を共にする中で、この大きな哲学的問いと格闘

    を続けてきました。そして、その問いから、文化人類学者は、人間の普遍性と多様性を同時に見つめます。

    講義では、具体的な国内外の様々な医療現場の事例から、それをとりまく社会、歴史、政治・経済的な状

    況を見る方法を学んでいきます。そうすることで私たちの生活の「あたりまえ」に「問い」の種を発見し、それ

    を「文化人類学」という土壌に植えることで、文化人類学の面白さをみなさんに体験し

    授業の到達目標 1.文化人類学の輪郭をつかみ、その中で「あたりまえ」を問うことの面白さを深さを知る。

    2.いのち、生と死、家族といった医療に深いかかわりのあるテーマを文化人類学的な視点から分析する力

    をつける

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 文脈を読む

    第 2 回 病気はどこで・どのようにケアされるか-疾患と病い・3 セクター

    第 3 回 身体拘束と医療者の葛藤-医療現場から見える社会と歴史

    第 4 回 マラリア対策の蚊帳を使ってもらえない!-文化の異なる人々への医療

    第 5 回 医療者に暴言を吐くおじいさん-厄介な患者の文脈を読み取る

    第 6 回 医師には男が向いている?-医療現場から考えるジェンダー

    第 7 回 手術と呪術

    第 8 回 呪術フィールドワーク

    第 9 回 学生発表

    第 10 回 医療者の仕事は何か?-治すの手前にあるもの

    第 11 回 いのちの選択(1)-ヤノマミの精霊返し

    第 12 回 いのちの選択 (2)-出生前診断

    第 13 回 いのちの選択 (3)-出生前診断と遺伝子医療

    第 14 回 病むひとの物語-ナラティブ・ベイスド・メディスン

    第 15 回 医療者の物語-ナラティブ・ベイスド・メディスン

    成績評価の方法 □定期試験 □実技試験 □実習評価 ■小テスト ■レポート ■その他( 授業参加姿勢 )

    評価の基準 講義内課題 5 回 70%、 その他(授業参加姿勢) 30%

    準備学習 学習へのアドバイス

    授業と教科書が連動しているので、教科書をきちんと読み込むこと(60 分)

    履修条件

    教 科 書 『医療者が語る答えなき世界―いのちの守り人の人類学』(ちくま新書)

    参 考 書 特に指定しない

    オフィスアワー 授業前後に受け付けます。それ以外はメールにて事前に講師と打ち合わせること。

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    10

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 教育学 2019 年度

    科目担当責任者 鶴田 利郎 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 後期

    曜日時限 金曜 1 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義(グループワーク、グループディスカッション、体験学習を含む)

    授業の概要 (主題)

    本授業では、教育に関する基本的な事柄や,近年学校教育現場において関心が高まっていることについ

    て取り上げます。そして、教育に関する理論および技法の獲得や、近年の教育動向の理解を目指します。

    なお、受講生の興味・関心や社会状況の変化等に応じて、授業で扱う内容を変える場合もあります。

    授業の到達目標 1.医療福祉領域における教育の重要性について説明できる。

    2.教育に関する基本的な知識を理解することができる。

    3.授業で学んだことを、自身の生活や将来目指す仕事に活かすことができる。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 オリエンテーション 教育学とは

    第 2 回 教育現場における教師の役割

    第 3 回 教育場面における測定と評価ー現代の子どもたちに求められる学力とは?ー(グループワー

    ク・グループディスカッション)

    第 4 回 教えることの方法と技術(体験学習)

    第 5 回 学習の理論

    第 6 回 発達理論と教育環境

    第 7 回 健康・安全に関わる教育

    第 8 回 学校現場での心の問題―生徒指導と教育相談―(グループワーク)

    第 9 回 特別支援教育

    第 10 回 学習における動機づけ

    第 11 回 教育場面における個人と集団(グループワーク)

    第 12 回 ソーシャルメディア時代に求められるメディア・リテラシー教育(体験学習)

    第 13 回 インターネット利用に関わる諸問題(ネット依存,ネットいじめ,炎上)の予防,改善を促す教育

    (体験学習)

    第 14 回 授業全体のまとめ

    第 15 回 授業全体のまとめ②

    成績評価の方法 ■定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト □レポート

    ■その他(授業中の課題への取り組み)

    評価の基準 授業中の態度、授業内での課題への取り組み、定期試験を総合的に評価します。詳細は初回の授業で

    説明します。

    準備学習 学習へのアドバイス

    予習:授業時に伝達したトピックについて情報収集し考察してくること(60 分程度)。

    復習:配布資料や参考書をもとに授業内容について復習すること(120 分程度)。

    【課題等に関するフィードバック】

    授業中,もしくは次回の授業においてコメントします。

    【その他のアドバイス】

    以下の 2 つの方針で授業を進めます。受講を検討される方はご理解ください。

    ①教育学という科目名の通り、「教える」,「学ぶ」,「成長する」ことなどについて考えることが主なテーマ

    になります。教育や人の成長、発達などに興味、関心のある方の受講を薦めます。

    ②授業では、個人作業やグループワークに取り組んでもらうことがあります。また教員から指名をして意

    見や考えを聞くこともあります。意欲的、積極的な授業参加を求めます。

    以上の方針をよく検討したうえで、受講の是非をお考えください。授業の進め方、成績評価等につきまし

    てより詳しく知ったうえで検討したいという方は、初回の授業でご質問ください。

    履修条件 「講義型」の授業ではありません。授業中に個人またはグループで作業することがあります。このような授

    業スタイルに対応できることが履修条件になります。

    教 科 書 ※ 授業は、毎回配布するレジュメに基づいて行います。

    参 考 書 安彦忠彦,児島邦宏,藤井千春,田中博之(2012)『よくわかる教育学原論』ミネルヴァ書房

    石上浩美,矢野正(2016)『教育心理学―保育・学校現場をよりよくするために』嵯峨野書院

    中橋雄(2017)『メディア・リテラシー教育―ソーシャルメディア時代の実践と学び』北樹出版

    オフィスアワー 水曜日・2限・201研究室(城内校舎)

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部学科共通①に該当。

    11

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 死生学-死を通して生を考える (VOD 授業) 2019 年度

    科目担当責任者 小野 充一 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 前期

    曜日時限 集中講義 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 VOD 講義(対面授業あり)

    授業の概要 (主題)

    本講座では、ひとが生きる上で避けることが出来ない大きな課題である「死」について、「生きること」との対

    比を行うことで、より深く具体的に考える姿勢を獲得することを目標とする。特に、医療や福祉の様々な現

    場で遭遇する「生と死の課題」にプロフェッショナルとして、どのように立ち向かうのかと言う視点から、具体

    的な事象やテーマを取り上げて、具体的な行動につなげるための基盤形成を行うための知識とコミュニケ

    ーションスキルに焦点を当てる。

    授業の到達目標 ・臨床死生学の基礎知識と概念を解説できる。

    ・臨床死生学における各課題について多様な視点から捉えることが出来る。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回

    第 2 回

    臨床死生学概論の目的と活用方法

    人口管理とリプロダクティブライツ/ヘルスの概念

    第 3 回

    第 4 回

    人工妊娠中絶の歴史と医療の発達 ①

    人工妊娠中絶の歴史と医療の発達 ②

    第 5 回

    第 6 回

    生殖医療技術の発達と課題

    出生前診断

    第 7 回

    第 8 回

    染色体異常症、遺伝病告知

    リプロダクティブライツと性感染症の医学と若者の意識

    第 9 回

    第 10 回

    障害;異なった存在としての生き方

    障害の構造

    第 11 回

    第 12 回

    医療と差別の歴史

    感染症医療と社会

    第 13 回

    第 14 回

    水俣病①

    水俣病②

    第 15 回

    第 16 回

    健康危機管理と介入①

    健康危機管理と介入②

    第 17 回

    第 18 回

    死の意味と緩和医療総論

    緩和医療のあり方

    第 19 回

    第 20 回

    悪い情報を乗り越える「がん告知」

    つらさをやわらげるために必要なこと

    第 21 回

    第 22 回

    治療を終わらせるために必要なこと

    医師と「安楽死」との不幸な関係

    第 23 回

    第 24 回

    暴力;不要なコミュニケーション

    高齢者と児童虐待 次世代に何を渡すか

    第 25 回

    第 26 回 総括

    成績評価の方法 □定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート □その他( )

    評価の基準 対面講義のレポート

    準備学習 学習へのアドバイス

    医療の臨床現場における死生に限定せず、幅広い視点で、いのちと生きることを支えるために求められ

    る知識や技術について様々な本や映画・ビデオなどで、学習すること。

    【準備学習(予習復習等)】

    予習:事前に資料をプリントアウトし、内容を確認すること(30 分)

    復習:視聴後に資料をもとに講義内容を振り返ること(60 分)

    履修条件

    教 科 書 「テキスト臨床死生学」日本臨床死生学会編、勁草書房

    参 考 書 「死の臨床とコミュニケーション」日本死の臨床研究会教育研修委員会 編 人間と歴史社 版

    オフィスアワー 教務窓口に問い合わせること

    その他

    【関連するディプロマポリシー】

    学部共通ディプロマポリシー①に該当

    ※VOD 授業は、単位修得の前提として以下①~④を必須とする。

    ①視聴期限までに全ての回を視聴すること

    ②視聴後は、視聴期限までに確認問題に回答すること

    ③対面授業は、日程を確認し、必ず出席すること

    ④定期試験を受験すること(筆記試験の受験またはレポート提出)

    12

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 演劇論 (ICT)(後期前半) 2019 年度

    科目担当責任者 白岩 英樹 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 後期前半

    曜日時限 月曜 3 限 必修/選択 選択 単位数 1 時間数 15 時間

    授業の形態 講義(アクティブ・ラーニングを含む)

    授業の概要 (主題)

    ひとは演じる生き物である。英語 “person”(人間)の語源は、ラテン語の “persona”(仮面)。家庭、大学、アルバイト先……誰もが TPO に応じて仮面を付け替え、演じ分けて生きている。だからこそ、それぞれの仮面間で自己矛盾に陥らずに「どう生きるか」という問題が生じてくる。本講義

    ではその一生ものの課題に向き合う。 媒介となるのは、共時的にも通時的にも演じられつづける演劇作品。そこで描かれるダイナミッ

    クな世界観や生きざまを起点に、全4キャンパスの受講生および教員との対話を経ることで、自己

    の複層的な生を深化させていく。まさにそこから編み直される生こそが、真に全人的な生き方につ

    ながっていくのであろう。

    授業の到達目標 1. 現実の相対化:悲劇の特性を理解し、自己の生を相対化できる

    2. 想像力の拡張:他者の言語や思想を内面に取りこむことで、自己の生を多層化させる

    3. 支柱の再構築:悲劇によって、現実社会に対置されうる別の「あり方」を探る

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 本講義「演劇論」の目的:演出家の仕事(BRD、指名発問)

    第 2 回 蜷川幸雄演出『オイディプス王』1(p.37.)

    国民こぞってこの男を、家々よりしりぞけよ。(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 3 回

    蜷川幸雄演出『オイディプス王』2(p.63.)

    気苦労のいらぬ地位と権力よりも、王位を得ることのほうに、心うごかすわけがあろうか。(リ

    フレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    第 4 回

    蜷川幸雄演出『オイディプス王』3(p.85.)

    そも何ゆえにわれは踊る? 敬神の念地に落ちぬ。(リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッ

    ド)

    第 5 回

    蜷川幸雄演出『オイディプス王』4(p.105.)

    とがめねばならぬのは、この男の言葉よりもお前のほうだ。(リフレクティブ・ジャーナル、ケー

    スメソッド)

    第 6 回

    蜷川幸雄演出『オイディプス王』5(p.124.)

    わし以外にはこの世の何びとも、この禍を堪えて担うことはできぬのだから。(リフレクティブ・

    ジャーナル、ケースメソッド)

    第 7 回

    蜷川幸雄演出『オイディプス王』6(p.133.)

    この世のきわに至るまでは、何びとをも幸福とは呼ぶなかれ。(リフレクティブ・ジャーナル、ケ

    ースメソッド)

    第 8 回 第 8 回:「異形の者」としての役者:野村萬斎

    (リフレクティブ・ジャーナル、ケースメソッド)

    成績評価の方法 □定期試験、□実技試験、□実習評価、□小テスト、■レポート、■その他(受講・対話の状況等)

    評価の基準 毎講義時に執筆・提出する「レスポンスシート」(BRD)および「対話」の内容・状況 100%

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学修】

    ・予習:次回に取り扱う作品を読んで、視聴覚的な要素や深層世界を想像し、その時点での「レスポンス」

    を想定しておく(60 分)

    ・復習:ほかの受講者たちのレスポンスや PPT 穴埋め資料、原作の該当箇所を読み返し、他者が内包

    する「未知」を自己の内面に取りこむ(60 分)

    【課題等に関するフィードバック】

    授業時に提出された「レスポンスシート」に対し「レスポンスへのレスポンス」として解説や批評を行うとと

    もに、同じ時空間を共有する一個の人間としての私見を述べる。

    履修条件

    「未知」の事項に対してどのようにふるまうか。人間の生き方は、それによって決まるといっても過言で

    はない。未知の世界で葛藤しつつも、それによって自己が多層化されていくプロセスを愉しむという「成

    熟」した受講姿勢が必要となる。

    ※ 2013 年度以降入学生:1 単位, 15 時間

    教 科 書 ソポクレス『オイディプス王』藤沢令夫訳(岩波書店、1999 年[改版])

    参 考 書 森本真一・白岩英樹『ユニバーサル文学談義』(作品社、2015 年)

    オフィスアワー メールで、もしくは授業前後に受けつける。

    その他 【ICT】

    ・大田原キャンパスから、大川・福岡・小田原の3キャンパスへ遠隔発信する講義形態であり、受講者全

    13

  • 員の協力によって共創していく同期型の授業である。

    ・初回授業時に ICT 授業ゆえの規定や規範(受信キャンパスの受講定員等)を連絡するので、受講希望

    者は必ず出席すること。定員の都合上、初回授業へ出席しなかった学生は受講が許可されない場合が

    ある。

    ・やむをえない理由によって欠席するときは、初回授業の開始時刻までに shiraiwa@iuhw ac.jp 宛てにそ

    の旨を知らせること。

    ※ 4キャンパスを遠隔システムで接続して実施する授業であるがゆえに、受講者数や受講者の状況に

    応じて、内容は変更されうる。

    【関連するディプロマポリシー】

    共通ディプロマポリシー1)に該当

    【担当教員の実務経験】

    学部(英文学)卒業後、AP 通信を経て、博士課程(芸術学)へ進学しました。ジャーナリズム、アカデミズ

    ムのいずれにも一元的には収斂されず、それでいてなお他者に「届く」言葉。そのような言葉を紡ぎうる自

    己の相互生成に主眼を置いて、授業を展開します。

    14

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 雑談と傾聴~話す力と訊く力~ (VOD 授業) 2019 年度

    科目担当責任者 小野寺 敦志 科目担当者 小畠 秀吾、波田野 茂幸、亀口 憲治、白井 明美、藪垣 将、矢口 大雄、山川 誠司

    学科 全学科 学年 2 ~ 4 学年

    期 前期

    曜日時限 集中講義 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30

    授業の形態 VOD 授業(対面授業:グループワークを含む)

    授業の概要 (主題)

    対人援助職としての技能以前に,社会人として求められるコミュニケーション能力を向上させ来ることを目

    的とする。患者・利用者・家族・協働する専門職と円滑な関係を築いていくために,相手の話をどのように

    聞き,会話を成り立たせていくか,その知識と技法を学び,身につけることを主題とする。

    授業の到達目標

    ・コミュニケーションをとる相手の理解,相手と自分との関係の理解ができること。

    ・「コミュニケーション概論」の学習をもとに,生活場面でどの知識を活用できること。

    ・相手の理解,相手と自分の理解にと基づいた会話(聴く力,話す力)が展開できること。

    ・社会人ならびに援助専門職に求められる態度を明確にでき,メンタルヘルスの側面から事故対応ができ

    ること。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回

    第 2 回

    自己理解と他者理解(前編)

    自己理解と他者理解(後編) 白井 明美

    第 3 回

    第 4 回

    集団理解とコミュニケーション(前編)

    集団理解とコミュニケーション(後編) 山川 誠司

    第 5 回

    第 6 回

    コミュニケーションスキルについて(前編)

    コミュニケーションスキルについて(後編) 山川 誠司

    第 7 回

    第 8 回

    多文化共生について(前編)

    多文化共生について(後編) 小野寺 敦志

    第 9 回

    第 10 回

    自分も相手も大事にするコミュニケーション-アサーションについて-(前編)

    自分も相手も大事にするコミュニケーション-アサーションについて-(後編) 波田野 茂幸

    第 11 回

    第 12 回

    怒りのコントロール

    精神変調の捉え方 小畠 秀吾

    第 13 回

    第 14 回

    対人ストレスの自覚と対処(前編)

    対人ストレスの自覚と対処(後編) 山川 誠司

    第 15 回

    第 16 回

    入院医療機関における雑談と傾聴(前編)

    入院医療機関における雑談と傾聴(後編) 小野寺 敦志

    第 17 回

    第 18 回

    福祉領域における雑談と傾聴(前編)

    福祉領域における雑談と傾聴(後編) 小野寺 敦志

    第 19 回

    第 20 回

    患者 利用者への対応を考える「心遣い」のある対応へ(前編)

    患者 利用者への対応を考える「心遣い」のある対応へ(後編) 波田野 茂幸

    第 21 回

    第 22 回

    基本的人権の尊重と論理的配慮

    この講座について本音を話そう 亀口 憲治

    第 23 回

    第 24 回 対面授業・演習 1 回から 22 回の振り返り 遠隔接続、演習方法説明 小野寺 敦志

    第 25 回

    第 26 回 対面授業・演習 1 各担当

    第 27 回

    第 28 回 対面授業・演習 2 各担当

    第 29 回

    第 30 回 対面授業・演習 3 各担当

    成績評価の方法 対面授業・演習時のレポート課題の提出結果と内容による

    評価の基準 対面授業・演習への出席は必須。レポート課題の提出も必須。出席の上,レポート課題内容によって評

    価する。

    準備学習 学習へのアドバイス

    VOD を複数回視聴し,日常生活や実習での雑談,傾聴に活用してみること

    【準備学習(予習復習等)】

    予習:事前に資料をプリントアウトし,内容を確認すること(30 分)

    復習:視聴後に資料をもとに講義内容を振り返ること(60 分)

    履修条件

    教 科 書 なし

    参 考 書 VOD 授業中に提示された書籍

    対面授業・演習時に適宜提示する。

    15

  • オフィスアワー 授業の性質上,メールのみの受付とする。VOD の回によって,その VOD の担当教員にメールにて質問を

    行うこと。メールアドレスは大学 HP の教員紹介を参照のこと

    その他

    【関連するディプロマポリシー】

    学部共通ディプロマポリシー①に該当

    【実務経験を活かした実践的教育内容】

    臨床心理士並びに生活指導員としての実務経験を活かして講義を行う

    ※VOD 授業は、単位修得の前提として以下①~④を必須とする。

    ①視聴期限までに全ての回を視聴すること

    ②視聴後は、視聴期限までに確認問題に回答すること

    ③対面授業は、日程を確認し、必ず出席すること

    ④定期試験を受験すること(筆記試験の受験またはレポート提出)

    16

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 宗教学 (VOD 授業) 2019 年度

    科目担当責任者 戸松 義晴 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 後期

    曜日時限 集中講義 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30

    授業の形態 VOD 講義(対面講義あり)

    授業の概要 (主題)

    宗教は人間の心に深い関わりを持ち、人々の生活様式や文化活動に大きな影響を与えてきました。医療

    も宗教の思想や精神性の影響を受けながら発展してきました。

    ホスピタル・ホスピスはキリスト教から生まれた言葉です。宗教は死生観にも大きな影響を与え、終末期医

    療や生殖補助医療などの医療倫理を考える上でも重要な課題です。

    この授業では、宗教とは何か、その歴史、現状を理解し、現在行われている医療と宗教の事例から、医療

    従事者として患者のこころに寄り添うということを皆さんと共に考えていきます。

    授業の到達目標 宗教の概念、現状、役割を理解する。

    医療と宗教の関係性を事例より理解し、医療従事者として必要な「共感」、「寄り添うこと」の意味を主体的

    に考える。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回

    第 2 回

    宗教とは 宗教の概要について(前編)

    宗教とは 宗教の概要について(後編)

    第 3 回

    第 4 回

    宗教とは 宗教の歴史について(前編)

    宗教とは 宗教の歴史について(後編)

    第 5 回

    第 6 回

    日本における宗教 日本の宗教の概要と特色(前編)

    日本における宗教 日本の宗教の概要と特色(後編)

    第 7 回

    第 8 回

    医療と宗教 歴史から考える(前編)

    医療と宗教 歴史から考える(後編)

    第 9 回

    第 10 回

    宗教と生命倫理の諸問題 医療技術の発展と宗教(前編)

    宗教と生命倫理の諸問題 医療技術の発展と宗教(後編)

    第 11 回

    第 12 回

    「いのち」と「死」の捉え方について(前編)

    「いのち」と「死」の捉え方について(後編)

    第 13 回

    第 14 回

    悲嘆と寄り添い―グリーフケア

    悲嘆と寄り添い―遺族外来/精神腫瘍科

    第 15 回

    第 16 回

    自死の現状と僧侶の取り組みについて(講義)

    仏教者の自死・自殺問題への取り組み(対談)

    第 17 回

    第 18 回

    海外に見る医療と宗教 台湾・タイにおける仏教の取り組み(前編)

    海外に見る医療と宗教 台湾・タイにおける仏教の取り組み(後編)

    第 19 回

    第 20 回

    海外に見る医療と宗教 米国・ヨーロッパ・アジアの取り組み(前編)

    海外に見る医療と宗教 米国・ヨーロッパ・アジアの取り組み(後編)

    第 21 回

    第 22 回

    医療と宗教の架け橋 チャプレン/臨床仏教師/臨床宗教師(前編)

    医療と宗教の架け橋 チャプレン/臨床仏教師/臨床宗教師(後編)

    第 23 回

    第 24 回

    日本における医療と宗教―キリスト教

    日本における医療と宗教―仏教・新宗教

    第 25 回

    第 26 回

    災害と被災者のケア 東日本大震災と宗教者の活動(前編)

    災害と被災者のケア 東日本大震災と宗教者の活動(後編)

    第 27 回

    第 28 回

    仏教者の社会福祉活動 -路上生活者支援- 生きづらさに寄り添う(講義)

    仏教者の社会福祉活動 -路上生活者支援- 生きづらさに寄り添う(対談)

    第 29 回

    第 30 回

    総括

    総括

    成績評価の方法 □定期試験 □実技試験 □実習評価 □小テスト ■レポート ■その他(視聴状況)

    評価の基準 レポート(講義の内容からの課題にA4二枚程度)50%、視聴状況50%

    準備学習 学習へのアドバイス

    対面講義までに、各動画の視聴を完了し、理解を深めておくこと。

    【準備学習(予習復習等)】

    予習:事前に資料をプリントアウトし、内容を確認すること(30 分)

    復習:視聴後に資料をもとに講義内容を振り返ること(60 分)

    履修条件 特になし

    教 科 書 特になし

    参 考 書 特になし

    オフィスアワー 教務窓口に問い合わせること。

    その他 【関連するディプロマポリシー】

    学部共通ディプロマポリシー①に該当

    17

  • ※VOD 授業は、単位修得の前提として、以下①~④を必須とする

    ①回答期限までに全ての回を視聴すること

    ②視聴後は確認問題に回答すること

    ③対面授業は、日程を確認し、必ず出席すること

    ④定期試験を受験すること(試験日は別途掲示)

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  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 日本近現代史 (VOD 授業) 2019 年度

    科目担当責任者 福井 譲 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 後期

    曜日時限 集中講義 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 VOD 講義

    授業の概要 (主題)

    戦後70 年以上を経た現在もなお,歴史認識などを巡って日本と近隣諸国との間で軋轢が絶えないのはな

    ぜなのでしょうか。そこで本講義は教養課程における歴史科目として,近現代という時期を対象に,日本社

    会の歩んできた過程を取り上げます。その際,特にアジアとの関係に注目しながら,考えていきます。

    授業の到達目標 (1)幕末から 21 世紀初頭まで日本社会の歩んできた過程を世界,特にアジアとの関わりに着目して,理

    解できるようになる,(2)近現代の社会を多角的に捉えられるようになる,(3)現代の日本社会を考える上

    で必要な知識と視座を習得できるようになる。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 「歴史」「歴史学」とは何か?:歴史を学ぶことの意味

    第 2 回 19 世紀の世界と日本

    第 3 回 明治維新と近代化

    第 4 回 殖産興業と立憲国家への道

    第 5 回 明治社会と日本人

    第 6 回 日清・日露戦争と世界

    第 7 回 大正デモクラシーと第一次世界大戦

    第 8 回 植民地と日本

    第 9 回 戦争の時代

    第 10 回 1945 年の世界と日本

    第 11 回 二つの世界と日本

    第 12 回 55 年体制と高度経済成長

    第 13 回 バブル経済と新たな「戦後」

    第 14 回 もう一つの歴史-異なる視座から歴史を見ること

    第 15 回 まとめ

    成績評価の方法 定期試験,およびコメント・質問など

    評価の基準 定期試験 75%,コメント・質問 25%

    準備学習 学習へのアドバイス

    【事前学習】

    ・事前に資料をプリントアウトし,内容を確認すること(30 分)。

    【課題等に関するフィードバック】

    ・各回の講義を視聴しながら,適宜ノートを作成する。

    ・視聴後に,講義資料を基に講義内容を振り返ること(60 分)。

    【その他のアドバイス】

    ・歴史の学習はとかく事物・人物・年代を暗記することと誤解されがちですが,本来重要なのはその時代

    と「今」との関係に着目することです。と同時に,現在・未来の問題を考えるには,私たちの歩んできた過

    程を捉え直すことが重要です。現代社会のさまざまな問題・動向に興味と関心を持ってください。そしてそ

    の背後に注目するよう,意識してください。

    履修条件

    教 科 書 講義用の資料を配布します。その他,以下の参考文献を活用してください。

    参 考 書 (1)鳥海靖『もういちど読む 山川日本近代史』山川出版社,2013 年。

    (2)老川慶喜『もういちど読む 山川日本戦後史』山川出版社,2016 年。

    (3)小風秀雅編 『大学の日本史 4 近代』 山川出版社,2016 年。

    オフィスアワー 所属キャンパス事務窓口に問い合わせるか,あるいは担当教員に直接メールでご連絡ください。

    その他

    【注意事項】

    (1)後期の日程中に1回,対面講義(キャンパスによっては遠隔講義)を実施します。

    (2)VOD 授業であるため,単位修得には以下①~④を必須条件とします。

    ①視聴期限までに全ての回を視聴すること,

    ②視聴後は,視聴期限までに確認問題に回答すること,

    ③対面講義の日程を確認し,必ず出席すること,

    ④所定の方法で定期試験を受験すること(筆記試験またはレポート提出),

    【関連するディプロマポリシー】

    本学のディプロマポリシー(1)に該当します。

    19

  • 【総合教育科目】

    社会系

  • 国際医療福祉大学 授業計画(シラバス) 小田原キャンパス

    科目名 法学 2019 年度

    科目担当責任者 坂本 真史 科目担当者

    学科 全学科 学年 全学年 期 前期

    曜日時限 金曜 2 限 必修/選択 選択 単位数 2 時間数 30 時間

    授業の形態 講義

    授業の概要 (主題)

    憲法は国の最高法規です。憲法の定める方式に従い、国会の決議を経て、法律として制定されたものは、

    現在、約 2000 あるといわれています。法律は、憲法の精神に沿ったものでなければなりません。近代社会

    は法による規律に大きな意味を認めています。民主制において、法を作り、法を改めていくのは私たち自

    身です。私たちが法の基礎的知識をもつことは、社会の秩序と進歩を確保するための前提となります。授

    業を通して、憲法の精神を理解し、法の基礎的知識を身につけましょう。

    授業の到達目標

    1.法に対する正しい知識を身につける。

    2.法の基礎になっている価値を理解できる。

    3.法的に物事を考えることができる。

    4.思考力を高める。

    授業計画

    回数 内容 担当

    第 1 回 法とは何か 、 犯罪と法

    第 2 回 財産関係と法

    第 3 回 家族生活と法

    第 4 回 労働と法 、 消費者と法

    第 5 回 医療事故と法

    第 6 回 中間試験(または中間試験に代わるレポート)

    第 7 回 立憲主義、日本憲法史、国民主権の原理、平和主義の原理

    第 8 回 基本的人権の原理、基本的人権の限界、包括的基本権と法の下の平等

    第 9 回 精神的自由権(1)

    第 10 回 精神的自由権(2)

    第 11 回 経済的自由権、人身の自由、国務請求権と参政権

    第 12 回 社会権

    第 13 回 国会、内閣、裁判所

    第 14 回 財政、地方自治、憲法の保障

    第 15 回 授業全体のまとめ

    成績評価の方法 定期試験(中間・期末)、レポート、その他(リアクション・ペーパーの提出を求める可能性がある。)

    評価の基準 中間試験(又は中間試験に代わるレポート)50%、期末試験(又は期末試験に代わるレポート)50%。

    リアクション・ペーパーの提出を求めた場合には、中間 40%、期末 40%、その他 20%とする。

    準備学習 学習へのアドバイス

    【準備学習】<各回共通>

    予習:在京キー局及び NHK などのWebサイト、テレビ及び新聞などを利用して、その時々の社会問題を

    把握するように努めてください。

    復習:配布する資料などを参考に授業で学習した内容を見直して、まとめノートを作成するなどの工夫に

    より理解に努めてください。(120 分)

    【課題等に関するフィードバック】

    【その他のアドバイス】<各回共通>

    講義中に生じた疑問は放置することなく、必ず質問して解決してください。

    本を「読む」ということは、かかれた文章(文字)をただ目で追っていくことではなく、そこに書かれているこ

    とを理解することです。

    履修条件 特になし

    教 科 書 特に指定しない。

    参 考 書

    『憲法 第七版』(芦部信喜著、高橋和之補訂、岩波書店、2019 年)

    『現代法学入門 [第 4 版]』(伊藤正巳・加藤一郎編、有斐閣双書、2005 年)

    『わたしたちの社会と法―学ぼう・法教育』(関東弁護士会連合会編、商事法務、2016 年)

    その他の参考書(参考資料)については、講義のなかで適宜紹介する。

    オフィスアワー 講義終了後。

    その他 看護学科の学生で「養護教諭」の免許取得を希望する学生は、法学の単位取得が必須となります。

    【関連するディプロマポリシー】学部学科共通①に該�