84
食物栄養学科 食物栄養学科1年生 授業科目 担当者 学 亀 田 佐知子 2 前期 学 若 3 前期 学 豊 4 前期 学 廣 5 前期 Ⅰ C . ハ ー ス ト 6 前期 話 C . ハ ー ス ト 7 後期 健康・スポーツ実技 木 8 通年 健康・スポーツ理論 木 10 後期 中 村 真知子 11 後期 おだたん人間成長講座Ⅰ おだたん人間成長講座委員会 12 通年 法 中 14 後期 15 前期 Ⅰ 三 16 前期 Ⅱ 三 17 後期 授業科目 担当者 公衆衛生学概論 三 18 後期 学 田 理 19 後期 学 寺 人 20 後期 Ⅰ 塩 史 21 前期 Ⅱ 塩 史 22 後期 験 塩 史 23 前期 学 栗 恵 24 前期 食品衛生学実験 栗 恵 25 後期 学 内 佳 26 後期 ライフステージ栄養学 稲 葉 佳代子 27 後期 門 内 佳 28 前期 Ⅰ 内 佳 29 後期 給 食 計 画 演 習 中 村 眞樹子 30 後期 栄養士基礎実習 稲 葉 佳 代 子 31 通年 調 学 内 子 33 前期 基礎調理実習Ⅰ 栗 恵 34 前期 基礎調理実習Ⅱ 内 子 35 後期 学 校 栄 養 教 育 論 中 村 眞樹子 36 後期 論 中 行 37 前期 教育原理・教育制度論 行 38 後期 学 亀 田 佐知子 39 後期 論 小 嘉 40 後期 育 吉 理 41 後期

食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

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食物栄養学科 食物栄養学科1年生

授業科目 担当者 頁

心 理 学 亀 田 佐知子 2 前期

生 物 学 若 松 伸 彦 3 前期

経 済 学 豊 田 眞 弓 4 前期

化 学 廣 井 隆 親 5 前期

英 語 Ⅰ C.ハースト 6 前期

英 会 話 C.ハースト 7 後期

健康・スポーツ実技 木 戸 直 美 8 通年

健康・スポーツ理論 木 戸 直 美 10 後期

職 業 と 社 会 内 田 由 佳

中 村 真知子 11 後期

おだたん人間成長講座Ⅰ おだたん人間成長講座委員会 12 通年

文 章 構 成 法 中 村 弘 行 14 後期

基 礎 学 力 演 習 小 澤 理 嘉

加 藤 陽 子 15 前期

情 報 処 理 Ⅰ 三 浦 由 美 16 前期

情 報 処 理 Ⅱ 三 浦 由 美 17 後期

授業科目 担当者 頁

公 衆 衛 生 学 概 論 三 浦 由 美 18 後期

解 剖 学 田 中 理 19 後期

生 理 学 寺 山 隼 人 20 後期

食 品 学 Ⅰ 塩 川 雅 史 21 前期

食 品 学 Ⅱ 塩 川 雅 史 22 後期

食 品 学 実 験 塩 川 雅 史 23 前期

食 品 衛 生 学 栗 本 公 恵 24 前期

食 品 衛 生 学 実 験 栗 本 公 恵 25 後期

栄 養 学 内 田 由 佳 26 後期

ライフステージ栄養学 稲 葉 佳代子 27 後期

栄 養 学 入 門 内 田 由 佳 28 前期

栄 養 指 導 Ⅰ 内 田 由 佳 29 後期

給 食 計 画 演 習 中 村 眞樹子 30 後期

栄 養 士 基 礎 実 習 稲 葉 佳 代 子 31 通年

調 理 学 内 山 麻 子 33 前期

基 礎 調 理 実 習 Ⅰ 栗 本 公 恵 34 前期

基 礎 調 理 実 習 Ⅱ 内 山 麻 子 35 後期

学 校 栄 養 教 育 論 中 村 眞樹子 36 後期

教 師 論 中 村 弘 行 37 前期

教育原理・教育制度論 中 村 弘 行 38 後期

教 育 心 理 学 亀 田 佐知子 39 後期

教 育 課 程 総 論 小 澤 理 嘉 40 後期

特 別 支 援 教 育 吉 田 眞 理 41 後期

Page 2: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

食物栄養学科2年生

授業科目 担当者 頁

おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年

日 本 国 憲 法 越 水 一 雄 45 前期

教 育 相 談 杉 﨑 雅 子 46 後期

栄 養 教 育 実 習

小 澤 理 嘉

中 村 弘 行

中 村 眞樹子

47 後期

栄養教育実習総論

小 澤 理 嘉

中 村 弘 行

中 村 眞樹子

48 通年

教 職 実 践 演 習

( 栄 養 教 諭 )

小 澤 理 嘉

中 村 弘 行

中 村 眞樹子

50 後期

社 会 福 祉 概 論 吉 田 眞 理

武 山 美 子 51 前期

生 化 学 塩 川 雅 史 52 前期

生 化 学 実 験 塩 川 雅 史 53 後期

疾 病 と 健 康 未 定 54 前期

家庭でできる食品加工 栗 本 公 恵 55 後期

ライフステージ栄養学実習 稲 葉 佳代子 56 前期

臨 床 栄 養 学 概 論 平 井 千 里 57 前期

臨 床 栄 養 学 実 習 平 井 千 里 58 後期

栄 養 指 導 Ⅱ 内 田 由 佳 59 前期

栄 養 指 導 実 習 内 田 由 佳 60 後期

公 衆 栄 養 学 概 論 三 浦 由 美 61 前期

授業科目 担当者 頁

給 食 実 務 演 習 中 村 眞樹子 62 前期

給 食 管 理 実 習 中 村 眞樹子 63 前期

校 外 実 習

栗 本 公 恵 内 山 麻 子 内 田 由 佳

三 浦 由 美

平 井 千 里

64 後期

応 用 調 理 実 習 内 山 麻 子 65 前期

栄 養 士 実 践 実 習

内 山 麻 子 栗 本 公 恵 平 井 千 里

66 通年

食物栄養ゼミナ-ル

内 田 由 佳 68 通年 内 山 麻 子 70 通年

栗 本 公 恵 72 通年 中 村 眞樹子 74 通年

塩 川 雅 史 76 通年

三 浦 由 美 78 通年

総 合 調 理 実 習 内 山 麻 子 80 後期

栄養士キャリアアップ講座Ⅰ

栗 本 公 恵

内 山 麻 子

塩 川 雅 史

三 浦 由 美

中 村 眞樹子

平 井 千 里

内 田 由 佳

小 倉 直 子

81 前期

栄養士キャリアアップ講座Ⅱ

栗 本 公 恵

内 山 麻 子

塩 川 雅 史

三 浦 由 美

中 村 眞樹子

平 井 千 里

内 田 由 佳

菊 地 篤 子

82 後期

Page 3: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

2019年

一般教養 外国語 DP1F

心理学 ●英語Ⅰ 人間性・社会性の研鑽

生物学 英会話 日本国憲法

経済学 体育

化学 ●健康・スポーツ理論

文章構成法 ●健康・スポーツ実技

★●おだたん人間成長講座Ⅰ ★●おだたん人間成長講座Ⅱ DP2F

基礎学力演習 職業人としての姿勢

情報機器の操作 職業に関する知識の向上と人生設計

★●情報処理Ⅰ ★職業と社会

情報処理Ⅱ

社会生活と健康 栄養と健康 人体の構造と機能 社会生活と健康 DP3F

公衆衛生学 栄養学 生化学 ★社会福祉概論 社会人としての自覚

人体の構造と機能 栄養学入門 生化学実験 食品と衛生

解剖学 ★ライフステージ栄養学 疾病と栄養 家庭でできる食品加工

生理学 栄養の指導 栄養と健康 給食の運営

食品と衛生 ★栄養指導Ⅰ ★ライフステージ栄養学実習給食実務演習 DP4F

食品学Ⅰ 給食の運営 臨床栄養学概論 給食管理実習 課題解決力の習得

食品学Ⅱ ★給食計画演習 臨床栄養学実習 ★校外実習

食品学実験 調理学 栄養の指導 栄養士実践実習

食品衛生学 基礎調理実習Ⅰ 栄養指導Ⅱ 応用調理実習

食品衛生学実験 基礎調理実習Ⅱ 栄養指導実習 給食の運営(総括)

栄養士基礎実習 公衆栄養学概論 総合調理実習 DP5F

専門的な知識・技術の習得

栄養に係る教育に関する科目 教育課程及び指導法に関する科目 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目 教育実習

学校栄養教育論 教育課程総論 教育相談・生徒指導の理論と方法 栄養教育実習

教育の基礎理論に関する科目 教職の意義に関する科目 総合的な学習の時間・教育の方法と技術 栄養教育実習総論

教育原理・教育制度論 教師論 教職実践演習 卒業研究・キャリアアップ講座

教育心理学 教職実践演習(栄養教諭) 食物栄養ゼミナール ●印 卒業必修科目

特別支援教育 栄養士キャリアアップ講座Ⅰ、Ⅱ ★印 DP各項目指標科目

カリキュラムツリー 食物栄養学科

1年 2年 ディプロマポリシー

教養科目

一般教養

教職に関する科目

人の思いを受け止め、自らの思いも表現することができるなど、食の専門家としての人間性や社会性を磨くことができる人。

専門科目

食の専門家としての倫理観や礼儀を身に付け、社会や他者のために自ら考え、主体的に行動し、貢献することができる人。

食の専門家として、人との連携や情報共有を大切にし、他の専門職種とも協働できる人。

人々の健康づくりのための情報収集・情報分析ができ、課題を発見し、自ら考え判断し、解決することができる人。

食の専門家に必要とされる専門知識や技術を習得し、それを活かして自らの食生活を改善し、さらに人々の健康づくりに貢献できる人。

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食物栄養学科

1年生

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授業概要

この授業では、直感や経験から物事を考えるのではなく、実験的な手法や統計的なデータから、人の行動や心の働きを理解していくことを目的とする。 具体的には、自分がどのように物を見て考え、記憶しているかなど、普段の生活などでは当たり前に思っていることを心理学の見地から考え、自分の視野を広げることを試みる。また、長い人生を生涯発達心理学から、人間関係を社会心理学から検討することで、人の心の働きを再考する機会とする。

学習の達成目標

心理学の基礎知識を学び、心理学的視点から物を見たり考えたりする力を身につける。 自分の心を感覚・知覚の行動科学の見地から捉える。 発達的視点や性格の理論から自己の新たな側面を考える。 記憶・学習・思考過程を学び、自分の学習スタイルを再考する。 社会の中で生きていくことを、適応・ストレス・対人関係から考える。

授業計画 GW:グループワーク、WK:ワーク(+LTライト)、G:ゲーム、PT:心理テスト A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成課題内容

1 心理学とは 心の捉え方、心をとらえる(ものを見る、聞く) (第1 章1~4 節, 第2 章1 節) WK

2 発達(乳児期から児童期)

発達の理論を学ぶ、私づくりの基礎知識として乳児期から児童期までの発達を振り返る

(第3章1~2節) WK

3 発達(青年期) 青年期の発達課題を考える (第3章2~3節) WK PT

4 発達(成人期・老年期)

ライフデザイン、将来について考える (第3章3節)*レポート課題 今までの自分、これからの自分

GW PT

5 性格(1) 小テスト1(発達について)、性格の理論を学ぶ (第4章1節)*小テスト 発達について

WK PT

6 性格(2) 性格検査を知る、私らしさを考える (第4章2節) WK

7 情動 情動の発達を知る、やる気を考える (第5章1~2節) WK

8 記憶 記憶のしくみを知る、記憶の忘却・変容を考える (第6章1節)*小テスト 性格・情動

WK G

9 学習(1) 学習の理論を学ぶ (第6章2節) WK

10 学習(2) 学び上手になる方法を考える (第6章2節) WK G

11 知能 小テスト2(性格、情動、記憶、学習について) 学んだことを利用する力である知能を知る (第6章3節) WK

12 創造性知能 新しいものをつくり出す力を考える (第7章1~2節)*小テスト 記憶・学習・知能

WK

13 人と人との結びつき(1) 人とのきずなを考える、発達課題を知る (第9章1節) WK

PT

14 人と人の結びつき(2) 人との出会い・交際・別れのプロセスを考える (第9章3節~5節) WK

15 ストレス 社会への適応、ストレス社会の中で生きること (第11章1~2節) WK PT

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

心理学 [ Psychology ]

1年生 前期 講義 2単位 選択 教養科目 DP1f・DP1c No.Fg1n201、Cg1n202

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

小テスト 3 回30、レポート 30、期末試験40 を基本的配分とする総合評価 教科書 『新・はじめて学ぶこころの世界』山崎晃・浜崎隆司編 北大路書房

参考文献

『心理学辞典』中島義明(編)有斐閣、『自分でできる心理学』宮沢秀次・二宮克美・大野木裕明 ナカニシヤ、『新版TEG2』東京大学医学部心療内科TEG研究会(編)金子書房、『心理学フロンティア―キーワードコレクション』子安増生・二宮 克美(編)新曜社

亀 田 佐知子

2

Page 6: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

人間は生物の一員としてこの地球で生活をしている。生物が生きるためには、様々な生物同士や周囲の環境と深い関わりをもっており、そのバランスが非常に重要であるとともに、その自然を生活の中に生かすことで発達してきたといえる。本授業では、生物の生きるしくみから、地球全体の生物や環境のつながりまでを幅広く学び、生命や環境について考える。特に、身近にみられる生物、主に植物を観察することに重点を置き、その観察を通して、生き物を見る目を養う。

学習の達成目標

① 教養としての生物学的知識の習得。 ② 幼稚園教諭や保育士、あるいは栄養士としての生物に対する基礎知識を学び、実際に社会に出て

からその知識をどのように生かしていけるかを考える。 ③ 周囲にある自然環境や生物と、われわれ人間の営みとの関係性を知る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 生物学について 生物学とはどのような学問か、また保育学や栄養学との関係について解説する。

特になし P

2 植物の基本を学ぶ 木と草の違いや、葉っぱのつき方の違いなどを学ぶ 前週にプリントを配布 P

3 熱帯・温帯の生物 熱帯・温帯地域に生息する動植物の特徴を理解する。 前週にプリントを配布 P

4 冷帯・寒帯の生物 冷帯・寒帯地域に生息する動植物の特徴を理解する。 前週にプリントを配布 P

5 日本の気候と生物 日本に生息する動植物の特徴を理解する。 前週にプリントを配布 P

6 野外実習① 校庭に生えている植物の観察をおこなう 前週にプリントを配布 F

7 野外実習② 小田原周辺に生えている植物の観察をおこなう。 前週にプリントを配布 F

8 スケッチ実習① 植物のスケッチ・標本作製を通じて植物の体の仕組みを理解する。 前週にプリントを配布 E

9 スケッチ実習② 植物のスケッチ・標本作製を通じて植物の体の仕組みを理解する。 前週にプリントを配布 E

10 昆虫① 昆虫とは何かを理解する。 前週にプリントを配布 P

11 昆虫② 昆虫の成長について理解する。 前週にプリントを配布 P

12 ダンゴムシ ダンゴムシとはどのような生物かを理解する。 前週にプリントを配布 P

13 環境問題① 身近におこっている環境問題やその原因について。 前週にプリントを配布 P

14 環境問題② 様々な環境問題への実際の取り組みや私達ができることを考える。 前週にプリントを配布 D

15 全体のまとめ 生物学から我々が考えるべきことについて、総括。 前週にプリントを配布 D 備 考

単位取得のためではなく、生物について興味・関心を持った姿勢で授業に臨むことを求む。各授業の前に

45 分程度の予習をし、授業後には必ず復習をすること。テスト・課題等に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

生物学 [ Biology ] 1年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 DP1f・DP1c No.Fg1n202、Cg1c404

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。レポート50点分(4回程度)、期末試験50点分を基本的配分とする総合評価。な

お、課題については厳しく評価するため真摯に取り組まないと単位の取得は厳しいことを心得ること。

教科書 毎回、講義前にプリントを配布する。

参考文献

『森林生態学 シリーズ 現代の生態学 8』日本生態学会他編 共立出版 、『生物学』和田勝 東京化学同人 、『上高地の自然誌』上高地自然史研究会他 東海大学出版会 、『自然地理学概論(地理学基礎シリーズ)』高橋日出男他 朝倉書店 他は授業内容に応じて、授業の際に紹介する。

若 松 伸 彦

3

食物栄養

・一年生

Page 7: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

私たちの暮らしと密接に関わりがありながら、敬遠されがちな「経済学」。この講座では、「生活」の視点から「経済」にクローズアップし、生活者として役立つ内容(パーソナルファイナンス)を学びます。これだけは学生の間に身につけておきたい、そんな金融・経済の基礎知識の習得を目指します。 賢い生活者となって、自分の描く「未来」を実現する生活設計ができるようになりましょう。

学習の達成目標

①社会に出たときに困らないよう、「生きる力」として生活経済の基礎を身につける。 ②税や社会保障も踏まえ「今日のお金」と「未来のお金」の配分を考えた生活設計ができるようになる。

授業計画 D:ディスカッション、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、S:シミュレーション、G:ゲーム AL 回数 テーマ 学習内容 準備学習/提出課題

1 お金って何だろう? お金の役割って何だろう? お金を通じて社会とつながっている。外国のお金と為替。見えないお金が広がっている。

2 お金の使い方と貯蓄 お金の使い方を「ニーズ」と「ウォンツ」から考える。「貯蓄」は夢をかなえる手段。

課題1:「私の命を育んだ

お金はいくら?」 GW

3 働いて収入を得る<1>

アルバイトと労働者の権利。ブラックバイトって何? 労働者の権利を護る働き方について知ろう。 D

4 働いて収入を得る<2>

求人票を読んでみよう。給与明細も読めますか? 社会人になってひとり暮らしを始めた時の収支配分を考えてみよう。 D

5 結婚にかかるお金 どんな結婚式をしたいですか? 結婚でかかるお金はどれくらい? 新生活にかかるお金も知っておこう。 P

6 子育てや教育にかかるお金

子どもにかかるお金を知っておこう。あなたなら、将来の教育資金をどう貯める?

課題 2:「子育てにかかるお金ともらえるお金」 GW

7 住宅にかかるお金 購入 vs 賃貸、どっちが得? 家庭を持った時のため、それぞれのメリットと注意点を知っておこう。 GW

8 老後のお金と公的年金制度のイロハ

老後ってどれくらいかかるの? 国民年金って学生も入るの? 老後のお金と公的年金制度の基本を学ぶ。

9 リスクと保険 あなたにはどんなリスクがある? 公的医療保険制度も知っておこう。リスクに合わせて民間の保険を選ぶ。

10 金融商品の基礎<1> 株式って何? 投資信託って何? ゲームをしながら金融商品を学ぼう。運用のリスクを軽くする3つの方法。 G

11 金融商品の基礎<2> 社会に出たらすぐに関わる「確定拠出年金」や「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」の基本を知ろう。

12 ライフプランを作ろう

ライフプランの作り方。人生の4大分岐点と7大資金。 将来どんな生活を送りたい?

課題 3:「ライフプランを作成してみよう」 S

13 よい借金・悪い借金。カード社会の歩き方

奨学金は借金? 「悪い借金」にはどんなものがある? クレジットカードとデビットカード。多重債務の怖さ。 D

14 親の介護のこと 介護にかかるお金ってどれくらい?(施設・在宅)。 介護保険の基礎。「仕事をやめない介護」のための助けになるもの。

15 おいしい話にご用心!

「きっぱり断る」ことが大事。悪質商法への対処方法や相談先なども知っておこう。 GW、

P 備 考

授業の前に予習をし、授業後には復習をすること。

小テストや課題等に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

経済学 [ Economics ]

1年生 前期 講義 2単位 教養科目 DP1f DP1c No.Fg1n203、Cg1n203

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

毎回の小テスト 70、課題3 回30 を基本的配分として総合評価。

教科書 随時資料を配布

参考文献 『10代から学ぶパーソナルファイナンス』日本FP協会 『赤ちゃんができたら考えるお金の本2018』ベネッセムック 『社会人1年生のためのマネードリル』きづな舎

豊 田 眞 弓

4

Page 8: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

医食同源の観点より栄養士の重要な仕事は、栄養素の摂取より健全な人間の健康をサポートすることです。そこで栄養素(化学物質)と医療(栄養学、生化学、薬理学など)また栄養素を含む生物(食品)の化学(食品学など)について学ぶ。これらの重要な科目は、化学的な基礎知識なくしては理解が困難なものばかりであるため、当講座では、化学を土台にして生物の構成や、基本的な反応(生体代謝)とは何か、そして専門課程に移行するのに必要な基本的な知識と計算の取り扱いを学ぶ。

学習の達成目標

① 物質の基本構成を知る。② 有機化合物の区別ができるようにする。 ③ 食品を構成する物質の基本を知る。④ 物質の変化(化学反応)を知る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A

L 回数 テーマ 学習内容

準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 物質と原子 化学結合

オリエンテーション:授業の内容と展開方法、試験と評価などに

関する説明 ・物質の成分と構成要素、原子の構造を学ぶ(第1章p3~15)。 ・原子間結合、分子間結合について学ぶ(第2章

p16~25)。

(第1/2章p3~25)についてそれ

ぞれ 3 枚程度のレポートにまと

める。

P

2 物質の三態 物質の状態変化、モル・物質を数える単位、気体の法則、溶液の

性質と濃度について学ぶ(第3章p26~42)。 (第3章 p26~42)について3枚

程度のレポートにまとめる。 P

3 化学反応 酸・塩基・中和 酸化還元反応

化学反応式と化学反応エネルギーについて学ぶ(第 4 章 p43~52)。 ・酸と塩基、水素イオン濃度とpH、中和、緩衝液と緩衝

作用、酸化・還元の定義、酸化数、酸化・還元剤について学ぶ(第

5・6章p53~64)。

(第4/5/6章 p43~64)について

それぞれ 3 枚程度のレポートに

まとめる。

P

4 化学理論のまとめ テスト① (試験範囲:第1~3回)とその解説および討論 D

5 有機化学 ① 有機化学の定義と基本、アルカン・アルケン・アルギンに

ついて学ぶ(第7章p65~78)。 (第7章 p65~78)について3枚

程度のレポートにまとめる。 P

6 有機化学 ② 芳香族化合物、カルボン酸とその誘導体、アミン、立体異

性体物質について学ぶ(第7章p78~89)。 (第7章 p78~89)について3枚

程度のレポートにまとめる。 P

7 有機化学 ③ 有機化学演習(配布課題プリントについてグループごとに討論し発表をする)

D、

GW P

8 有機化学のまとめ テスト② (試験範囲:第5~7回)とその解説および討論 D

9 炭水化物(糖質)の化学

炭水化物の化学構造と性質、炭水化物(糖質)の種類、生体中の

炭水化物(糖質)の化学について学ぶ(第8章p90~110)。 (第 8 章 p90~110)について 3

枚程度のレポートにまとめる。 P

10 脂質の化学① 脂質とは、脂質の分類、脂肪酸とは、必須脂肪酸、脂質の分類に

基づく構造的特徴について学ぶ(第9章p111~117)。 (第9章 p111~117)について3

枚程度のレポートにまとめる。 P

11 脂質の化学② 油脂の化学的性質・劣化・酸敗、脂質の消化・吸収、乳化とエマルジョンについて学ぶ(第9章p118~124)。

(第 9 章 p118~124)について 3

枚程度のレポートにまとめる。 P

12 タンパク質・アミノ酸の化学①

タンパク質の機能と構成アミノ酸について学ぶ(第 10 章p125~131)。

(第10章 p125~131)について3

枚程度のレポートにまとめる。 P

13 タンパク質・アミノ酸の化学②

タンパク質の高分子ならびに特定の立体構造について学ぶ(第10章p132~144)。

(第10章 p132~144)について3

枚程度のレポートにまとめる。 P

14 核酸の化学 核酸の基本構造、DNA、RNA、ATP、核酸系うま味物質について学ぶ(第11章p145~151)。

(第11章 p145~151)について3

枚程度のレポートにまとめる。 P

15 有機化学のまとめ②

テスト③ (試験範囲:第9~14回)とその解説および討論 課題レポート「栄養士にとっての化学の重要性」について

のグループ発表 *課題レポート「栄養士にとって

の化学の重要性」について

D

GW

P 備 考

予習として各授業の前に45分程度の「準備学習」に記載された内容のレポートを作成し提出すること。授業時に

講義範囲に合わせた演習プリントを毎回配布するので復習に役立てること。また講義期間中に「作成課題:栄養士にと

っての化学の重要性」の作成に指定グループごとに取り組むこと。テスト・演習プリント・課題等に関して補助プリント

等を用いて授業内で随時フィードバックする。

化学 [ Chemistry ]

1年生 前期 講義 2単位 選択必修 教養科目 学科履修指定科目 DP1f No.Fg1n205

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内発表20%、テスト 3 回で 60%、課題レポート 20%を基本的配分とする総合評価

教科書 基礎からの「やさしい化学」 田島眞編 建帛社

参考文献 化学(化学基礎・化学)入門問題精講 鎌田真彰著 旺文社、高校教科書(化学・化学基礎)、栄養科学シリーズNEXT「基礎有機

化学」高橋吉孝著 講談社サイエンティフィック、ダイナミックワイド図説化学 竹内敬人監修 東京書籍

廣 井 隆 親

5

食物栄養

・一年生

Page 9: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

海外での旅行をテーマにした教材を使って、英語の基礎的なコミュニケーション能力を高めることが狙いです。ここに扱われている海外での場面の英会話を、CDとテキストを使って学びます。授業は、1回1・2場面の速さで進む予定。毎回の授業では、最初にCDを聞きながら英語をリスニングし、次にそれをテキストに書き込こむ。その後再びCDを聞きながら、発音・イントネーション・速さの点で自然な英語が身につくよう口頭練習をします。

学習の達成目標

① 英語での基本的なコミュニケーション能力を高める。 ② CDでのリスニングと口頭練習に集中し、英語の音・速さ・リズムに慣れる。 ③ テキストの各章にある基本単語・熟語・会話文を確実に身につける。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*

作成課題内容

1 クラス・自己紹介 クラス・自己紹介(チャールズの家族の写真) 自分の家族の写真を携帯の中で用意する

P

2 空港でのチェックイン

Chapter 1: Did you pack this bag yourself? 空港でのチェックインについて学ぶ

(第1章p6-7.) CDでWord Check

D

3 機内ショッピング Chapter 2: Can I pay in yen? 機内ショッピングについて学ぶ

(第2章p8-9.) CDでWord Check 2

D

4 駅で切符の買い方 Chapter 3: Which platform do I need? 駅で切符の買い方について学ぶ

(第3章p10-11.) CDでWord Check 3

D

5 レストランで注文の仕方

Chapter 4: I’d like a ham sandwich, please レストランで注文の仕方について学ぶ

(第4章p12-13.) CDでWord Check 4

D

6 ホテルのチェックイン

Chapter 5: Do you have a room for tonight? ホテルのチェックインについて学ぶ

(第5章p14-15) CDでWord Check 5

D

7 中間プロジェクト 中間プロジェクト・授業内フィードバック 課題:海外の食事を料理してレシピを作る E

8 銀行でお金の両外 レンタカーの借り方

Chapter 6: Can I use my card in this A.T.M.? 銀行でお金の両外について学ぶ Chapter 7: We’d like to pick up our rental car レンタカーの借り方について学ぶ

(第6章p18-19.) (第7章p20-21.) CDでWord Check 6&7

D

9 薬局での買い物の仕方 おみやげの買い方

Chapter 8: I have a sunburn 薬局での買い物の仕方について学ぶ Chapter 9: Do you have anything cheaper? おみやげの買い方について学ぶ

(第8章p22-23) (第9章p24-25.) CDでWord Check 8&9

D

10 待ち合わせ Chapter 11: Where should we meet? 待ち合わせについて学ぶ

(第11章p30-31.) CDでWord Check 11

D

11 レストランの注文の仕方

Chapter 14: What’s an egg sunny-side up? レストランの注文の仕方について学ぶ

(第14章p36-37) CDでWord Check 14

D

12 道案内 Chapter 17: I think we’re lost! 道案内について学ぶ

(第17章p44-45.) CDでWord Check 17

D

13 さよなら」を言う 帰国

Chapter 19: We want to come here again! 「さよなら」を言うについて学ぶ Chapter 20: What time is your flight? 帰国について学ぶ

(第19章p48-49.) (第20章p50-51) CDでWord Check 20

D

14 期末プロジェクト 期末プロジェクト・授業内フィードバック 課題:英語で幼稚園園児の為の紙芝居 P

15 総まとめ 総まとめ 15週間の復習 D

備 考

毎回出席して、積極的に授業に参加してください。

本学に19 年間勤務し、日本語も話せますので、海外のことで、知りたい事柄、旅行等についていつでも声をかけてください。各授業の前には45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。

課題に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

英語 I [ English I ] 1年生 前期 講義 2単位 卒業必修 教養科目 DP1f No.Fg1n106

教職課程科目区分 含める必要事項

66 条の6 に関する科目

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業中の取り組み状況10、課題30、中間プロジェクト30、期末プロジェクト30を基本配分とする総合評価。 教科書 『Passport to New Places 』Oxford 参考文献

チャールズ・ハースト

授業概要

このコースは、学生の speaking と listening を強くするためのものです。たくさんの単語、文法、他の国のカルチャーを学んでいきます。 海外でのホームスティーをテーマにした教材を使って、英語の基礎的なコミュニケーション能力を高めることが狙い

です。ここに扱われている海外でのホームスティーでの15場面の英会話を、CDとテキストを使って学びます。授業は、1回1・2場面の速さで進む予定。毎回の授業では、最初にCDを聞きながら英語をリスニングし、次にそれをテキストに書きこむ。その後再びCDを聞きながら、発音・イントネーション・速さの点で自然な英語が身につくよう口

頭練習をします。

学習の達成目標

① 英語での基本的なコミュニケーション能力を高める。 ② CDでのリスニングと口頭練習に集中し、英語の音・速さ・リズムに慣れる。 ③ テキストの各章にある基本単語・熟語・会話文を確実に身につける。 海外でのホームスティーの基礎知識を身につけ、さらに他国の文化や人々への理解を深める。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成課題内容

1 授業ガイダンス 初対面の挨拶

自己紹介・授業概要の説明と受講上の注意点・プロジェクト・評価方法を伝える。(初対面の挨拶を学ぶ)

自分の家族の写真を携帯の中で用意する

P

2 フライト状況 Chapter 1: May I open your suitcase? Chapter 2: How was your flight? (フライト状況について学ぶ

(第1章p10-11) (第2章p12-13) CDでWord Check 1&2

P

3 スケジュール Chapter 3: What should we do tomorrow? (スケジュールについて学ぶ)

(第3章p14-15) CDでWord Check 3

D

4 日帰りツアー フリータイムの過ごし方

Chapter 4: We’re going to visit Chinatown (日帰りツアーについて学ぶ) Chapter 5: What do you do in your free time?(フリータイムの過ごし方について学ぶ)

(第4・5章p16-19) CDでWord Check 4&5

D

5 お買いもの 観光

Chapter 6: This one is cheaper(お買いものについて学ぶ) Chapter 7: Don’t forget your money (観光ついて学ぶ)

(第6・7p22-25) CDでWord Check 6&7

D

6 コンサート Chapter 8: Do you want to go to a concert?(コンサートについてを学ぶ)

(第8章p26-27) CDでWord Check 8

D

7 中間プロジェクト 中間プロジェクト・授業内フィードバック 課題:海外の食事を料理してレシピを作る E

8 勉強 自分の一日

Chapter 9: I have to study(勉強について学ぶ)Chapter 10: Did you go on the roller coaster (自分の一日について学ぶ)

(第9・10章p28-31) CDでWord Check 9&10

D

9 交通機関の乗り方 Chapter 11: I need some help (交通機関の乗り方について学ぶ)

(第11章p34-35) CDでWord Check 11

D

10 バーベーキュー Chapter 12: Have you been to Kyoto?バーベーキューの場面の会話について学ぶ

(第12章p36-37) CDでWord Check 12

D

11 旅経験 Chapter 13: Can you describe it? 旅経験について学ぶ (第13章p38-39) CDでWord Check 13

D

12 レストランでの注文の仕方

Chapter 14: I’d like the nachos, please(レストランでの注文の仕方についてを学ぶ

(第14章p40-41) CDでWord Check 14

D

13 将来の話 Chapter 15: If I pass my exams, I’ll go to college (将来の話について学ぶ

(第15章p42-43) CDでWord Check 15

D

14 期末プロジェクト 期末プロジェクト・授業内フィードバック 課題:英語で幼稚園園児の為の紙芝居 P

15 総まとめ 総まとめ 15週間の復習 D 備 考

毎回出席して、積極的に授業に参加してください。

本学に19 年間勤務し、日本語も話せますので、海外のことで、知りたい事柄、旅行等についていつでも声をか

けてください。各授業の前には45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。 課題に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

英会話 [ English Conversation ] 1年生 後期 講義 2単位 選択 教養科目 DP1f DP1c No.Fg1n207 Cg1n214

教職課程科目区分 含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業中の取り組み10、課題30、中間プロジェクト30、期末プロジェクト30を基本配分とする総合評価。 教科書 『My First Passport 2』Oxford 参考文献

チャールズ・ハースト

6

Page 10: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

このコースは、学生の speaking と listening を強くするためのものです。たくさんの単語、文法、他の国のカルチャーを学んでいきます。 海外でのホームスティーをテーマにした教材を使って、英語の基礎的なコミュニケーション能力を高めることが狙い

です。ここに扱われている海外でのホームスティーでの15場面の英会話を、CDとテキストを使って学びます。授業は、1回1・2場面の速さで進む予定。毎回の授業では、最初にCDを聞きながら英語をリスニングし、次にそれをテキストに書きこむ。その後再びCDを聞きながら、発音・イントネーション・速さの点で自然な英語が身につくよう口

頭練習をします。

学習の達成目標

① 英語での基本的なコミュニケーション能力を高める。 ② CDでのリスニングと口頭練習に集中し、英語の音・速さ・リズムに慣れる。 ③ テキストの各章にある基本単語・熟語・会話文を確実に身につける。 海外でのホームスティーの基礎知識を身につけ、さらに他国の文化や人々への理解を深める。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成課題内容

1 授業ガイダンス 初対面の挨拶

自己紹介・授業概要の説明と受講上の注意点・プロジェクト・評価方法を伝える。(初対面の挨拶を学ぶ)

自分の家族の写真を携帯の中で用意する

P

2 フライト状況 Chapter 1: May I open your suitcase? Chapter 2: How was your flight? (フライト状況について学ぶ

(第1章p10-11) (第2章p12-13) CDでWord Check 1&2

P

3 スケジュール Chapter 3: What should we do tomorrow? (スケジュールについて学ぶ)

(第3章p14-15) CDでWord Check 3

D

4 日帰りツアー フリータイムの過ごし方

Chapter 4: We’re going to visit Chinatown (日帰りツアーについて学ぶ) Chapter 5: What do you do in your free time?(フリータイムの過ごし方について学ぶ)

(第4・5章p16-19) CDでWord Check 4&5

D

5 お買いもの 観光

Chapter 6: This one is cheaper(お買いものについて学ぶ) Chapter 7: Don’t forget your money (観光ついて学ぶ)

(第6・7p22-25) CDでWord Check 6&7

D

6 コンサート Chapter 8: Do you want to go to a concert?(コンサートについてを学ぶ)

(第8章p26-27) CDでWord Check 8

D

7 中間プロジェクト 中間プロジェクト・授業内フィードバック 課題:海外の食事を料理してレシピを作る E

8 勉強 自分の一日

Chapter 9: I have to study(勉強について学ぶ)Chapter 10: Did you go on the roller coaster (自分の一日について学ぶ)

(第9・10章p28-31) CDでWord Check 9&10

D

9 交通機関の乗り方 Chapter 11: I need some help (交通機関の乗り方について学ぶ)

(第11章p34-35) CDでWord Check 11

D

10 バーベーキュー Chapter 12: Have you been to Kyoto?バーベーキューの場面の会話について学ぶ

(第12章p36-37) CDでWord Check 12

D

11 旅経験 Chapter 13: Can you describe it? 旅経験について学ぶ (第13章p38-39) CDでWord Check 13

D

12 レストランでの注文の仕方

Chapter 14: I’d like the nachos, please(レストランでの注文の仕方についてを学ぶ

(第14章p40-41) CDでWord Check 14

D

13 将来の話 Chapter 15: If I pass my exams, I’ll go to college (将来の話について学ぶ

(第15章p42-43) CDでWord Check 15

D

14 期末プロジェクト 期末プロジェクト・授業内フィードバック 課題:英語で幼稚園園児の為の紙芝居 P

15 総まとめ 総まとめ 15週間の復習 D 備 考

毎回出席して、積極的に授業に参加してください。

本学に19 年間勤務し、日本語も話せますので、海外のことで、知りたい事柄、旅行等についていつでも声をか

けてください。各授業の前には45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。 課題に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

英会話 [ English Conversation ] 1年生 後期 講義 2単位 選択 教養科目 DP1f DP1c No.Fg1n207 Cg1n214

教職課程科目区分 含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業中の取り組み10、課題30、中間プロジェクト30、期末プロジェクト30を基本配分とする総合評価。 教科書 『My First Passport 2』Oxford 参考文献

チャールズ・ハースト

7

食物栄養

・一年生

Page 11: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

本授業では、スポーツ実践を通して、自らの体力を維持・増進させることを目指す。また、これまでに学習してきた健康や運動に関する基本的な知識や、スポーツ種目の基礎技能の向上を目指し、実生活に役立つスポーツ実践、さらに生涯スポーツへと方向づけることを目的とする。

学習の達成目標

① スポーツを通して、体力の維持・増進を図る。 ② 球技の基礎技能の向上を図る。 ③ ゲーム戦術、審判方法を理解する。 ④ ゲームに通したコミュニケーション方法を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成レポート課題内容

1 ガイダンス 授業の概要説明 (教科書P1,2) D GW

2 新体力テスト 自己の体力を把握することにより、体力について考える *レポート課題;新体力テストについて、体調管理

GW E

3 体ほぐし 体ほぐし、体つくり、補強運動 体調管理、補強運動の復習 GW E

4 球技ネット型① ドッジ・ボール (教科書P3,4) 体調管理、補強運動の復習

GW E

5 球技ネット型② バレー・ボール 基本技術の習得Ⅰ:パス、サーブ、レシーブ 体調管理、補強運動の復習 GW

E

6 球技ネット型③ バレー・ボール 基本技術の習得Ⅱ:トス、スパイク、ブロック 体調管理、補強運動の復習 GW

E

7 球技ネット型④ バレー・ボール 基本技術の習得Ⅲ:フォーメーショ

ン(6人)、審判方法 ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E GW

8 球技ネット型⑤ バレー・ボール ゲームⅠ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

9 球技ネット型⑥ バレー・ボール ゲームⅡ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E GW

10 球技ゴール型① バスケット・ボール 基本技術の習得Ⅰ:パス、ドリブル、シュートなど

(教科書P5) 体調管理、補強運動の復習

E

G W

11 球技ゴール型② バスケット・ボール 基本技術の習得Ⅱ:コンビネーション 体調管理、補強運動の復習 E

GW

12 球技ゴール型③ バスケット・ボール 基本技術の習得Ⅲ:フォーメーション(3on3、マンツーマン、ゾーン等)、審判方法

ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

13 球技ゴール型④ バスケット・ボール ゲームⅠ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

14 球技ゴール型⑤ バスケット・ボール ゲームⅡ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E GW

15 球技ゴール型⑥ バスケット・ボール ゲームⅢ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

健康・スポーツ実技 [ Health and Sports Actual Technique ]

1年生 通年 実技 1単位 卒業必修 教養科目 栄養教諭免許必修 DP1f No.Fg1n109

教職課程科目区分

含める必要事項 施行規則66 条の6 に定める科目

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業中の取り組み50、実技テスト30、レポート20を基本的配分とする総合評価 教科書 『始めの一歩 にこにこ食べ物ゲーム』堀内容子他 一粒書房

参考文献 随時参考文献を紹介する

木 戸 直 美 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

① スポーツを通して、体力の維持・増進を図る。 ② ラケットスポーツの基礎技能の向上を図る。 ③ ゲーム戦術、審判方法を理解する。 ④ ゲームやレクリエーション通したコミュニケーション方法を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 ラケットスポーツ① バドミントン 基本技術の習得Ⅰ:サーブ、レシーブな

ど (教科書P6~8) 体調管理、補強運動の復習

E

GW

17 ラケットスポーツ② バドミントン 基本技術の習得Ⅱ:ドライブ、クリアなど 体調管理、補強運動の復習

E

GW

18 ラケットスポーツ③ バドミントン 基本技術の習得Ⅲ:フォーメーション (シングル・ダブル)、審判方法 体調管理、補強運動の復習 D,E

GW

19 ラケットスポーツ④ バドミントン ゲ-ムⅠ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

20 ラケットスポーツ⑤ バドミントン ゲ-ムⅡ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

21 実技テスト 実技テスト(補強運動) 体調管理、補強運動の復習 E

22 レクリエーション① レクリエーションスポーツの体験Ⅰ (教科書P9,10) 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

23 レクリエーション② レクリエーションスポーツの体験Ⅱ (教科書P11,12) 体調管理、補強運動の復習

D,E GW

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

8

Page 12: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

① スポーツを通して、体力の維持・増進を図る。 ② ラケットスポーツの基礎技能の向上を図る。 ③ ゲーム戦術、審判方法を理解する。 ④ ゲームやレクリエーション通したコミュニケーション方法を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 ラケットスポーツ① バドミントン 基本技術の習得Ⅰ:サーブ、レシーブな

ど (教科書P6~8) 体調管理、補強運動の復習

E

GW

17 ラケットスポーツ② バドミントン 基本技術の習得Ⅱ:ドライブ、クリアなど 体調管理、補強運動の復習

E

GW

18 ラケットスポーツ③ バドミントン 基本技術の習得Ⅲ:フォーメーション (シングル・ダブル)、審判方法 体調管理、補強運動の復習 D,E

GW

19 ラケットスポーツ④ バドミントン ゲ-ムⅠ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

20 ラケットスポーツ⑤ バドミントン ゲ-ムⅡ ルールの確認、 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

21 実技テスト 実技テスト(補強運動) 体調管理、補強運動の復習 E

22 レクリエーション① レクリエーションスポーツの体験Ⅰ (教科書P9,10) 体調管理、補強運動の復習

D,E

GW

23 レクリエーション② レクリエーションスポーツの体験Ⅱ (教科書P11,12) 体調管理、補強運動の復習

D,E GW

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

9

食物栄養

・一年生

Page 13: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

これまで、健康についてあまり意識しなくても、特に問題はなったのではないだろうか。しかし、生涯における健康の獲得は、長期的な自己管理が重要となる。 この授業では、「健康とは何か?」及び「身体とは何か?」について言及し、自己の健康維持・増進、及び豊

かなライフスタイルを構築する上での知識や主体的行動力を身に付けることを学ぶ。

学習の達成目標

① 健康の概念について理解し、「健康」「身体」の認識をより深める。 ② 現代社会において、健康維持・増進、及び豊かなライフスタイルを構築するための方法を理解し、それらに

ついて主体的に実行することができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 健康とは 健康の概念・定義 健康の三要素について (教科書p1,2)

D, GW

2 健康と体力 健康と体力の関連性について (教科書p3) 課題:体力についてのレポー ト

D, GW

3 身体意識 こころの姿勢とからだの姿勢・身体意識について (教科書p4,5)

D, GW

4 健康と自己調節作用

① からだの内部環境について

(教科書p6,7)

D,, GW

5 健康と自己調節作用②

からだの内部環境を整えるための実践方法 (教科書p6,7)

D,, GW

6 心とからだの健康 心とからだの関わりと健康について (教科書p8) 課題:METSについてのレポート

D,P, GW

7 現代社会とスポーツ 現代社会におけるスポーツの意義と役割・スポーツ情報について

(教科書p9)

D,P, GW

8 現代生活における課題

現代を健康に生きるための課題について(豊かなライフスタイルとは?)

新聞記事を読む、これまでの復習 D,P, GW

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

健康・スポ-ツ理論 [ Theory of Health and Sports ]

1年生 後期 講義 1単位 卒業必修 教養科目 栄養教諭免許必修 DP1f No.Fg1n108

教職課程科目区分

含める必要事項 施行規則66 条の 6 に定める科目

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

毎回の授業出席での参加状況50、期末テスト30、レポート20 を基本的配分とする総合評価。

教科書 『一歩一歩進もう 心と身体』木戸直美他 一粒書房

参考文献 適宜参考文献を紹介する

木 戸 直 美

10

Page 14: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

「働く」ことの意味と意義を学びます。仕事に就き、社会人としてどう生きるかを考えることを通して、自らの職業観を確立しましょう。そして、栄養士が活躍する様々な職域の特徴及び仕事内容を知り、自分が進む方向性を確立していきます。将来や就職への考え方を整理し、モチベーションを高めていくことで、自分が目標とするビジョンに向かう就職活動を目指します。 将来の自分の姿をより具体的に思い描き、よりよい生き方を模索できるよう、能動的な態度で学んでいきましょう。

学習の達成目標

①将来のビジョンを計画できる。 ②栄養士が活躍する職域と仕事内容を知る ③就職活動に対する準備・方法を修得する ④具体的な就職活動に向けて基本的な知識と社会人基礎力を身に付ける (ビジネスマナー・コミニュケーションの取り方・文章理解・一般常識など)

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、

資料No)*作成課題内容

1 イントロダクション

・就職活動の目的

・栄養士が活躍する主な職域の特徴及び仕事内容 ・一般職及び栄養士職の企業の特徴

第1部第1章P.1-3 ワーク資料配布 課題:授業内容から提示

LT

2 就職活動を始めるにあって

・就職活動におけるルールを知る ・企業研究をしよう ・求人票の見かたについて

(第1部第2章P.4-8) (第3部第1章P.23-25) 小テスト:一般常識基礎編

D

3 自分の魅力をみつけよう

・働く目的について考える ・自己分析ワーク(自己を理解する)

・グループディスカッション(仲間と共に理解を深める)

(第2部第1章P.14-19) ワーク資料配布 課題:テキストから掲示

D

4 履歴書の書き方

・ワークをもとに、PRシートの作成をする

・履歴書を書く際のルール説明(文章構成、資格の書き方等)

(第2部第1章P.20-22) (第4部第1章P.27-30) 小テスト:一般常識応用編

GW

5 ビジネスマナーを身に付けよう

・就職活動におけるビジネスマナーを学ぶ(電話のかけ方、メールの仕方、身だしなみ等)

(第1部第3章P.9-13) 小テスト:面接マナー編 D

6 面接対策① ・試験を受けるにあたっての心構え ・面接におけるルールを知る ・ワークで理解を深める

(第4部第4章P.42-44) (第4部第3章P.37-41) 小テスト:常識教養試験

GW

7 面接対策② ・面接練習ワーク ・グループディスカッション(仲間と共に理解を深める)

面接対策シート配布配布 課題:授業内容から掲示 D

8 社会人としての心構

・お礼状・送付状の書き方を知る ・各種提出書類について

・社会的役割と責任について ・まとめ(グループディスカッション)

(第5部第1章P.45-47) (第5部第2章P.48-51) 小テスト:総まとめ編

D

備 考

各授業の前にテキスト内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の課題に取り組む

こと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

職業と社会 [ Placement Academy ]

1年生 後期 講義 1単位 選択 専門科目 学科履修指定科目 DP2f No.Fs1n253

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業中の取り組み 50、提出物30、小テスト 20、を基本的配分とする総合評価。 教科書 『職業と社会・食物栄養学科編』(オリジナルテキスト)

参考文献

内 田 由 佳 中 村 真知子

11

食物栄養

・一年生

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授業概要

建学の精神「女子を人として教育する、女性として教育する、国民として教育する」に基づいて設置された2年間にわたる総合的な教養科目である。専門科目とあわせて学ぶ。 本学の3 つの教育目標(自他ともに敬い愛する人・豊かな知性と感性あふれる人・健やかな家庭、社会を

担う人)を具体化する授業内容である。

学習の達成目標

①建学の精神や教育理念を理解し、本学学生としての自覚を高める。 ②自己を見つめ、人としての生き方・学び方を考える。 ③社会人としての生き方・行動を学ぶ。

授業計画 1年次 前期 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験

A L 回数 テーマ 学習内容

準備学習(テキストの章・頁、

資料No)*作成課題内容

1 4/10 講演「建学の精神」

本学の歴史、建学の精神、教育理念について聴くとともにおだたん人間成長講座の意義を確認する 【学長講演】

学生便覧p2 課題:講演内容レポート

2 4/24

達成目標設定 美術鑑賞や推薦図書ガイダンス 古典芸能ガイダンス

おだたん人間成長講座での自己達成目標を考え、2年間の学びの計画を立てる

美術鑑賞や推薦図書について、見どころ・見学観賞の仕方・推薦の意図を理解し、取り組む意欲を高める

古典芸能について、観賞の仕方を理解し取り組む意欲を高める(2年次前期中に鑑賞)

ファイル内資料熟読 D

3 5/22 講演「女性として」 卒業生の話を聴き、本学の教育の原点を知る 【卒業生講演】

ファイル内資料熟読 課題:講演内容レポート

4 5/29 講演「国民として」 市民と協働する街づくりの話を聴き、社会の形成者としての生き方を考える 【小田原市長他講演】

ファイル内資料熟読 課題:講演内容レポート

5 6/19 講演「人として」 障害のある方の話を聴き、人としての生き方を考える 【当事者講演】

ファイル内資料 課題:講演内容レポート

5 7/17 あんあん講座 安心安全の講座を受講し、安全な学生生活について考える 掲示ポスターの内容下調べ

7 夏期休

暇 美術鑑賞 美術館の鑑賞を通じて、芸術に親しむ生活を経験する

オリエンテーション時の資料熟読 課題:美術館鑑賞をしての感想レポート

F

8 夏期休

暇 推薦図書 コース図書 教員が推薦した図書を読んで、書物に親しむ時間を持つ

オリエンテーション時の資料熟読 課題:図書を読んでの感想

レポート F

おだたん人間成長講座Ⅰ [ Liberal Arts of Odawara Junior CollegeⅠ ]

1年生 通年 演習 1単位 卒業必修 教養科目 DP1f・DP1c No.Fg1n110、Cg1n106

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 建学の精神8、 人として8、女性として8、国民として8、あんあん講座6、小峰祭8、 推薦図書12(コース別含む)、美術

館6、コース別活動36 、(授業内提出レポート・課題) 教科書 なし

参考文献 各回の配布資料、おだたん人間成長講座ファイル

統括:おだたん人間成長講座運営委員会

12

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授業計画 1年次後期

D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

9 9/18 コース① コース別オリエンテーション 各コース講師の指示 D

10 9/25 コース② 2年生と引き継ぎ 各コース講師の指示 E

11 小峰祭見学 2年生の発表を見学・感想文提出 小峰祭パンフレット 課題:見学感想レポート F

12 10/30 コース③ コース別活動 各コース講師の指示 E

13 11/13 コース④ コース別活動 各コース講師の指示 E

14 11/27 コース⑤ コース別活動 各コース講師の指示 E

15 12/4 コース⑥ コース別活動 各コース講師の指示 E Aコース (日本文化) 統括:有村さやか

茶道グループ 外部講師 責任者:三浦由美

華道グループ 外部講師 責任者:有村さやか

書道グループ 外部講師 責任者:宮川萬寿美

着付けグループ 外部講師 責任者:東元りか

Bコース (心理グループセッション)統括:杉﨑雅子

外部講師

Cコース (地域活動マネージメント) 統括:小倉直子

子育て支援フェスティバルグループ 上野文枝

食育活動グループ 中村眞樹子

地域活動グループ 小倉直子

芸術分野担当 吉田収

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

13

食物栄養

・一年生

Page 17: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

作文と小論文と自己アピール文が書けるように指導する。文章上達のコツは3つある。まず豊富な経験が必要。経験には、実体験だけではなく、読書などの間接経験も含まる。積極的に生きて、面白い、ドキドキする経験をしてほしい。2 つ目は、書き言葉。話し言葉と書き言葉の区別を知ることが必要である。日頃から書き言葉-本・新聞・各種サイト・辞書-に接し、書き言葉を増やしてほしい。3つ目は、実際に書いてみること。推敲を重ねよう。同時に友達の書いたものも読もう。そして、文章のうまい友達から学ぼう。

学習の達成目標

① 漢字仮名混じり文が正しく書ける。 ② 作文が書ける。 ③ 小論文が書ける。 ④ 自己アピール文が書ける。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

1 文章とは こんな間違いをしていないか テキストp.6-10

D

2 作文 題「最近驚いたこと」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.11-15

*所定練習問題 P

3 作文 題「スポーツ」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.11-15

*所定練習問題 P

4 作文 題「家事」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.32-36

*所定練習問題 P

5 作文 題「コミュニケーション」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.45-51

*所定練習問題 P

6 小論文 題「好きな言葉」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.83-87

*所定練習問題 P

7 小論文 題「私の元気のもと」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.88-92

*所定練習問題 P

8 小論文 題「働くことの意味」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.93-104

*所定練習問題 P

9 小論文 題「尊敬する人」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.99-98

*所定練習問題 P

10 小論文 題「若者が忘れているもの」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.105-109

*所定練習問題 P

11 小論文 題「食べ物と健康」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.110-113

*所定練習問題 P

12 小論文 題「地域とは何か」執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.114-118

*所定練習問題 P

13 自己アピール文 いい性格をアピールする 執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.120-126

*所定練習問題 P

14 自己アピール文 趣味・特技をアピールする 執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.127-134

*所定練習問題 P

15 自己アピール文 短所克服をアピールする 執筆、発表、コメント、まとめ テキストp.135-144

*所定練習問題 P

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

文章構成法 [ Japanese Composition ] 1年生 後期 演習 2単位 選択必修 教養科目 学科履修指定科目 DP1f No.Fg1n212

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

提出作品70、期末試験30 を基本的配分とする総合評価 教科書 『新訂 文鉄への道-作文、小論文、自己アピール文-』中村弘行 三恵社 2017年

参考文献 『カフェ気分で小論文』中村弘行 三恵社 2001年

中 村 弘 行

14

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授業概要

栄養士の仕事は数字と格闘する仕事です。栄養士は、何百人という規模の食事を作ります。目分量はききません。調味料や食材の量を正しく把握する唯一の手段が、数字です。まず、計算を正確にやれるようになりましょう。また、栄養士の仕事は日本語と格闘する仕事です。栄養指導や食育の場面では、漢字を使うことが多くあります。正しい漢字を使えることは、正しい栄養指導・食育の基本中の基本です。漢字の問題に取り組んで、漢字の知識を増やしてください。

学習の達成目標

① 少数・分数の計算ができる。 ② 整数の文章題が解ける。 ③ 少数・分数を百分率・歩合に変換できる。 ④ 百分率・歩合を少数・分数に変換できる。 ⑤ 漢字検定準2級程度の漢字力を身につける。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 AL

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 容量の単位/漢字基礎①

(TT)単位の変換と和・差 /漢字の基礎 テキスト3~6ページ

2 重さの単位/漢字基礎②

単位の変換と和・差 /漢字の基礎 テキスト7~10ページ G

3 割合としての小数・分数/漢字基礎③ (TT)割合の小数、分数での表し方 /漢字の基礎 テキスト11~16ページ G

4 百分率/漢字基礎④ (TT)百分率の求め方、表し方 /漢字の基礎 テキスト17~20ページ G

5 歩合/漢字基礎⑤ 歩合の求め方、表し方 /漢字の基礎 テキスト21~24ページ G

6 比/漢字基礎⑥ (TT)比の求め方、表し方 /漢字の基礎 テキスト25~29ページ G

7 割合の文章題(1)/漢字基礎⑦ 割合の問題の演習 /漢字の基礎 テキスト30~33ページ G

8 割合の文章題(2)/漢字基礎⑧ (TT)割合の問題の演習 /漢字の基礎 テキスト34~37ページ P

9 比の文章題(1)/漢字応用① 比の問題の演習 /漢字の応用 テキスト38~41ページ G

10 比の文章題(2)/漢字応用② (TT)比の問題の演習 /漢字の応用 テキスト42~45ページ G

11 計算総合(1)/漢字応用③ 計算問題の演習/漢字の応用 テキスト46~49ページ G

12 計算総合(2)/漢字応用④ (TT)計算問題の演習/漢字の応用 テキスト50~53ページ P

13 計算総合(3)/漢字応用⑤ 計算問題の演習/漢字の応用 テキスト54~57ページ G

14 計算総合(4)/漢字応用⑥ 計算問題の演習/漢字の応用 テキスト58~61ページ G

15 計算総合(5)/漢字応用⑦ (TT)計算問題の演習/漢字の応用 テキスト62~65ページ P

備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。

テスト・課題等に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。 なお、TTと記述した授業回は、主担当教員と※教員の2名によるティームティーチング(TT)を実施。

基礎学力演習 [ Preliminary Exercise for Study ]

1年生 前期 演習 1単位 選択必修 教養科目 学科指定科目 DP5f No.Fg1n213

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内小テスト 2 回で 40、期末試験60 を基本的配分とする総合評価 教科書 『栄養士に必要な計算・漢字』「栄養士に必要な計算・漢字」編集委員会 三恵社

参考文献

小 澤 理 嘉 ※加 藤 陽 子

15

食物栄養

・一年生

Page 19: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

パソコンは栄養士としての現場で頻繁に使用します。栄養士としての文書作成、Webページの運用を始めとする情報発信、栄養教諭としての授業資料作成、保護者との連絡手段、会計管理など様々な活用方法が挙げられます。この科目では、情報モラルをはじめとして、実際のアプリケーション操作など、実務レベルでのコンピュータ・リテラシーを取得することを目指しています。

学習の達成目標

① Windowsの基本的な操作および情報モラル、著作権知識の習得。 ② アプリケーションソフト(Word、Excel、PowerPoint)を使いこなす能力(情報リテラシー)の習得。 ③ 漢字の利用や表現方法、話し方も含め、社会人として文書作成・プレゼンテーションの技術習得。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 授業概要 情報モラル

授業概要の説明。インターネットを利用する際の情報モラルについて学ぶ。配布プリント

【p268‐271】

E

2 情報モラルの授業内テスト・Windows の基

本操作

Windowsの基本操作、学内LAN、システムIDの利用方法について学ぶ。

【p8‐28】

E

3 Wordの基本① Wordの基本操作、キーボード入力操作に関して学ぶ。 【p36‐59】 E

4 Wordの基本② Word の基本操作、キーボード入力操作、文章作成に関

してについて学ぶ。 ~文章を作成しよう~ 【p60‐79】 E

5 Wordの応用① Word の基本操作、キーボード入力操作、文章作成に関

してについて学ぶ。 ~文章を作成しよう~ 【p60‐79】 E

6 Wordの応用② 表作成、オブジェクト(写真や図形)を利用したお便り

作成について学ぶ。 【p66‐87】 小テスト(お便り作成、文章入力に関して)

E

7 Word の授業内テスト・Excelの基本①

Excel の基本操作(基本的な表作成、表の編集など)について学ぶ。

【p105‐126】 E

8 Excelの基本② Excelの関数を使って、データの表現方法を学ぶ。 【p141‐144】 E

9 Excelの応用 (統計解析) 栄養健康データの表現方法として統計処理法を学ぶ。 E

10 Excelの応用 (統計解析) 〃 小テスト(エクセル計算に関

して) E

11 PowerPoint の資料作成① プレゼン企画に基づいた発表用の資料作成を行う。 【p180‐192】

E

12 PowerPoint の資料作成② プレゼン企画に基づいた発表用の資料作成を行う。 【p193‐236】

E

13 プレゼンの予演会 プレゼンのリハーサルを行う。 【p237‐250】 P

14 プレゼン発表会・評価 発表会実施(各グループ)および評価を行う。 P

15 期末試験 前期授業の筆記試験(PCを用いた) 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

情報処理Ⅰ [ Information ProcessingⅠ ] 1年生 前期 演習 1単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DP2f No.Fs1f251

教職課程科目区分

含める必要事項 施行規則66 条の 6 に規定する科目

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内テスト 2 回で 20、授業内発表20.期末試験60 を基本的配分とする総合評価

教科書 「イチからしっかり学ぶ! Office基礎と情報モラル」noa社

参考文献 なし

三 浦 由 美

16

Page 20: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

本講座では、前期で習得した内容を踏まえ、社会人・栄養士としての実務に即した情報リテラシーを習得していきます。具体的には、栄養計算ソフトを利用した、献立の栄養価計算法・成績の評価法を学びます。更に、情報検索方法や情報発信のための配布物(媒体)の作成を習得していきます。

学習の達成目標

① 栄養計算ソフトの習得とその活用を理解する。 ② Word、Excel、PowerPointによる栄養士としての情報発信資料の作成法を習得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 栄養計算ソフト 「学童期における給食献立」を基に、エクセル栄養君の操作を学ぶ。 ~栄養価の計算法の取得①~

「献立」資料配布 E

2 栄養計算ソフト 「学童期における給食献立」を基に、エクセル栄養君の操

作を学ぶ。 ~栄養価の計算法の取得②~

E

3 栄養計算ソフト 「学童期における給食献立」を基に、エクセル栄養君の操作を学ぶ。 ~食事摂取基準からの調整~ 「食事摂取基準」資料配布 E

4 栄養計算ソフトの活用

「学童期における給食献立」を基に、エクセル栄養君の操作を学ぶ。 ~成績表出し方とコメント考察①~ E

5 栄養計算ソフトの活用

「学童期における給食献立」を基に、エクセル栄養君の操作を学ぶ。 ~成績表出し方とコメント考察②~ E

6 栄養計算ソフトの活用

食事摂取調査(24時間思い出し法)を実践し、 栄養価の計算を行う①

「食事摂取調査(24時間思い出し法)」資料配布 E

7 栄養計算ソフトの活用

食事摂取調査(24時間思い出し法)を実践し、 栄養価の計算を行う② E

8 栄養計算ソフトの活用

食事摂取調査(24時間思い出し法)を実践し、 成績表の出し方とコメントの考察 E

9 食物摂取量の反映法 食事摂取量の反映として、栄養アセスメント (身体的測定)法を取得する①

「栄養アセスメント」資料配布 E

10 食物摂取量の反映法 食事摂取量の反映として、栄養アセスメント (身体的測定)法を取得する②

~栄養相談コメントの作成~ E

11 図書館情報の検索法 栄養・健康情報、特に「論文」の検索法を取得する。 E

12 ニュース・レターの作成 「給食だより」「健康情報だより」「保健だより」作成 E

13 ニュース・レターの作成 「給食だより」「健康情報だより」「保健だより」作成 E

14 ニュース・レターの作成 「給食だより」「健康情報だより」「保健だより」作成 E

15 ニュース・レター発表と評価

各自作成した、ニュース・レター(紙媒体)の発表 および評価を行う。 P

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

情報処理Ⅱ [ Information ProcessingⅡ] 1年生 後期 演習 1単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DP2f No.Fs1f252

教職課程科目区分

含める必要事項 施行規則66 条の 6 に規定する科目

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内課題40、授業内発表60 を基本的配分とする総合評価

教科書 なし (必要に応じて資料を配布)

参考文献 アドインソフト エクセル栄養君 (建帛社)

三 浦 由 美

17

食物栄養

・一年生

Page 21: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

現在、平均寿命が男性で約81歳、女性で約87歳となり、理想として健康で大きな疾病に罹患することなく、健やかに老いて生涯を終えることが望ましいい。公衆衛生学の目的は、人間の生活環境をより良いものとし、疾病や死に至るリスクから身体を守り、健康の保持・増進を図ることである。また、様々な組織が連携して公衆衛生活動がなされていることを理解する。更に、QOL(生活の質)を高めることや、ライフステージにおける健康・疾病・保健・衛生・統計に関心をもってほしい。将来、管理栄養士を目指す人の国家試験対策はもちろん、今度、栄養士として必要な公衆衛生学の知識を様々な分野・角度から学び、理解する。

学習の達成目標

① 公衆衛生・健康の定義・概念について学び、理解する。 ② 疫学(保健統計、各種統計手法)・人口統計・感染症・医療・行政制度(地域・成人・母子・高齢者・精神・

食品・学校・環境・国際)について学び、理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成課題内容

1 公衆衛生学と は : ガイダンス・総論

公衆衛生とは(健康・予防医学の概念・健康増進・健康づくり・予防医学の分類・歴史) について学ぶ。

(p2‐9)

LT

2 保健統計 人口統計・人口構造・平均寿命・健康寿命について学ぶ。

(p38‐65) LT

3 衛生行政・地域保健 衛生行政・各種関係法規について学ぶ。 (p168‐173) LT

4 成人保健・生活習慣

病 成人保健・生活習慣病(健康づくり・健康日本 21)について学ぶ。

(p174‐193) LT

5 成人保健・生活習慣

病 成人保健・生活習慣病(健康づくり・健康日本 21)について学ぶ。

(p174‐193) LT

6 疫学 各種統計手法について学ぶ。 (p10‐31) E

7 疫学 EBM・統計解析の基礎を学ぶ。 (p32‐37) E

8 母子保健 統計・管理・対策について学ぶ。 (p194‐223) 小テスト(予防医学、保健統計成

人保健・生活習慣病に関して) LT

9 高齢者保健 高齢者保健・介護保険制度・障碍者福祉について学ぶ。 (p224‐255) LT

10 精神保健 心の病についての現状を学ぶ。 (p256‐265) 小テスト(疫学、母子・高齢者保健に関して) LT

11 精神保健 法規・対策について学ぶ。 (p256‐265) LT

12 感染症 感染症の分類・予防対策・動向について学ぶ。 (p266‐303) LT

13 感染症・学校保健 学校保健安全法・学校保健統計について学ぶ。 (p303‐339) LT

14 産業保健 三管理・産業保健・職業病・メンタルヘルスについて

学ぶ。 (p340‐397) 小テスト(精神保健・感染症・学校保健・産業

保健に関して) LT

15 環境保健・国際保健 物理・化学的要因・公害・WHOについて学ぶ。 (p398‐423)(p424‐430) LT 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

公衆衛生学概論 [ Public Health ] 1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修・栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs1f315

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内テスト 3 回で 30、期末試験70 を基本的配分とする総合評価

教科書 「公衆衛生がみえる」(メディクメディア)

参考文献 なし

三 浦 由 美

18

Page 22: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

近代医学は解剖学から始まり、解剖学は分子レベルから、細胞、組織、器官、人体、人類までも多対象として形態的(形を中心)に研究する学問である。人体は栄養のバランスの上に成り立っており、「摂取した栄養がどのように構成され体を形作っているか」は栄養学において重要な知識である。授業は講義を中心にするが、後に体の構造がイメージできるように進めたい。勿論、形態は機能を反映し、機能は形態を反映しているので、両関係を念頭に学習をすすめる。

学習の達成目標

① 人体の構造の概略を適切な用語を用い説明できる。 ② 人体の構造を器官系の関連をもとに説明できる。 ③ 人体の構造のうち各々の器官系を説明できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L 回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 細胞の機能と構造 解剖生理学を学ぶための基礎知識 細胞と組織(第1章) D

2 消化吸収のしくみ① 栄養の消化と吸収

消化器 (第4章)

D

3 消化吸収のしくみ② 栄養の消化と吸収 消化器(第4章) D

4 血液の成分とその働き 呼吸と血液のはたらき 血液(第1章、4-1から4-

3) D

5 呼吸のしくみ

呼吸と血液のはたらき

授業時間内に PC 室にてグループで『血液の細胞成分の

種類と特徴』について討論し次回発表 呼吸器(第2章)

D、

GW,P

6 循環のしくみ① 血液の循環とその調節 循環器(第3章)

D

7 循環のしくみ② 血液の循環とその調節 循環器(第3章) D

8 尿と腎機能のしくみ 体液の調節と尿の生成 泌尿器(第5章)

D

9 ホルモン調節のしくみ

① 内臓機能の調節 内分泌(第5章) D

10 ホルモン調節のしくみ

内臓機能の調節

授業時間内に PC 室にてグループで『ホルモンの種類と

特徴』について討論し次回発表 内分泌(第5章)

D、

GW,P

11 骨と筋運動のしくみ 身体の支持と運動 骨・筋肉(第6章) D

12 神経のしくみ① 情報の受容と処理 神経(第7章) D

13 神経のしくみ② 情報の受容と処理 神経(第7章) D

14 感覚・生体防御機構の

しくみ 身体機能の防御と適応 血液、生体防御のしくみ、感

覚器(第1章、第8章) D

15 生殖器のしくみ 生殖・発生と老化のしくみ 生殖器系

(第5章) D

備 考

授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。テストに関してはフィードバックを行う。

解剖が形態学である以上視覚情報はかなりの部分を示すことになる。したがって模型や図を十分に活用して自学をすること。授業で理解できたと思うことはその後の知識の定着に重要である。ゆえに授業中に疑問を解決できるよう、質問することが望ましい。授業後の復習はその授業の概略を説明できるかで確かめることができる。まずこの点から復習を始めよう。

解剖学 [ Anatomy ]

1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f317

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表50%、期末試験50%を基本的配分とする総合評価で行う。

教科書 目でみるからだのメカニズム 第2版 堺 章/編[編]医学書院 系統看護学講座『専門基礎分野 解剖生理学 人体の構造と機能1』坂井建雄 岡田隆夫 医学書院

参考文献

田 中 理

19

食物栄養

・一年生

Page 23: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

正常の生体の機能を学ぶのが生理学であり、栄養を学ぶ上で基礎となる学問である。生物は個体として生きていることはもちろんですが、器官、組織、そして細胞に至るまで、それぞれに生命の仕組みを備えています。どのレベルにおいても、生きて機能するためには、複雑に組み合わさった非常に多くの部品が正しく統合・制御されなければなりません。そこには生命活動の根本である栄養がエネルギー源として必要です。栄養士として人体の生命現象を理解することで健康科学へのより深いアプローチを試み、学習していくことを目標とする。

学習の達成目標

① 人体の仕組みについて知る。 ② 人体で起こる現象の仕組みを理解する。 ③ 生理学を学ぶことで、栄養士としての基礎を身につける。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L 回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料 No)*

作成課題内容

1 細胞の機能と構造 解剖生理学を学ぶための基礎知識 (教室内にてテーマの範囲内で発表)

第1 章 D

2 消化吸収のしくみ① 栄養の消化と吸収

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第2 章 D

3 消化吸収のしくみ② 栄養の消化と吸収

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第2 章 D

4 血液の成分とその働き 呼吸と血液のはたらき

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第3 章 D

5 呼吸のしくみ 呼吸と血液のはたらき

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第3 章 D

6 循環のしくみ① 血液の循環とその調節

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第4 章 D

7 循環のしくみ② 血液の循環とその調節

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第4 章 D

8 尿と腎機能のしくみ 体液の調節と尿の生成

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第5 章 D

9 ホルモン調節のしくみ

内臓機能の調節

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第6 章 D

10 ホルモン調節のしくみ

内臓機能の調節

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第6 章 D

11 骨と筋運動のしくみ 身体の支持と運動

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第7 章 D

12 神経のしくみ① 情報の受容と処理

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第8 章 D

13 神経のしくみ② 情報の受容と処理

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

第8 章 D

14 感覚・生体防御機構の

しくみ

身体機能の防御と適応

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

策9 章 D

15 生殖器のしくみ 生殖・発生と老化のしくみ

(教室内にてテーマの範囲内で発表)

策10 章 D

備 考

授業前の前日や空いた時間などを利用して少なくとも45分以上の予習をし、授業後の当日の夜や空いた時

間を利用して復習をすること。今までの受動的な学習から能動的な学習に自分を切り替えて、自主的に取り組み、力を付けること。

生理学 [ Physiology ] 1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f318

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表(10)、期末試験(90)を基本的配分とする総合評価 教科書 人体の構造と機能[1]解剖生理学 第9版 坂井 建雄/岡田 隆夫/編[編]医学書院 参考文献 目でみるからだのメカニズム 第2版 堺 章/編[編]医学書院

寺 山 隼 人

20

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授業概要

食品学Ⅰでは、食品のさまざまな成分とその化学構造について学びます。そして、食品の色や味、硬さなどが変化する仕組みを、食品成分間の化学反応によって理解します。これらの学習を通して、人が生きていくために欠くことのできない「食」の基本について、「化学」の視点から理解を深めます。

学習の達成目標

①食品の栄養成分を理解する。 ②食品の嗜好成分を理解する。 ③食品の生理機能成分を理解する。 ④食品の変化の仕組みを理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 食品の定義と分類 食品の分類と食品成分表について 教科書p2-11、p15-21 D

2 食品成分の化学① 食品中の水について 教科書p24-28 D

3 食品成分の化学② 食品のたんぱく質について① 教科書p56-68 D

4 食品成分の化学③ 食品のたんぱく質について② 教科書p56-68 D

5 食品成分の化学④ 食品の脂質について① 教科書p42-55 D

6 食品成分の化学⑤ 食品の脂質について② 教科書p42-55 D

7 食品成分の化学⑥ 食品の炭水化物について① 教科書p29-41 D

8 食品成分の化学⑦ 食品の炭水化物について② 教科書p29-41 D

9 食品成分の化学⑧ 食品のビタミンについて 教科書p69-78 D

10 食品成分の化学⑨ 食品のミネラルについて 教科書p79-86 D

11 食品成分の化学⑩ 食品成分間の反応と食品の変化① 配布資料 D

12 食品成分の化学⑪ 食品成分間の反応と食品の変化② 配布資料 D

13 嗜好成分の化学① 食品の色素、味、匂いの成分① 教科書p87-114 D

14 嗜好成分の化学② 食品の色素、味、匂いの成分② 教科書p87-114 D

15 食のおいしさとは 食品の物性、官能検査について 教科書p123-146 D 備 考

栄養士実力認定試験で正答率が低い科目です。授業の内容を確実に理解するため、各授業の前に45分程度

の予習、授業後には復習を、それぞれしっかり行ってください。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをしますので、自主的に取り組み、力を付けてください。

食品学Ⅰ [ Fundamentals in Food Chemistry ] 1年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修・栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f322

実務経験 と関連性

食品メーカーの研究部門に 25 年勤務し、製品開発、製造技術開発、食品成分の基礎研究に従事した。食品成分の機能や食品加工技術に関する知識や経験を、食品学の授業に活用している。

成績評価 授業中の取組み 30、期末試験 70 教科書 『イラスト食品学総論 第7版』東京教学社

参考文献 必要に応じて指示します。

塩 川 雅 史

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食物栄養

・一年生

Page 25: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

食品学Ⅱでは、『日本食品標準成分表』に分類されている食品について、それぞれの主要成分や構造上の特徴などを学習します。そして、食品の製造、加工、利用上の特性と、生理機能成分をもつ保健機能食品の概要について学びます。

学習の達成目標

①食品群別の特徴(成分) ②食品群別の特徴(構造) ③食品の製造、加工、利用について

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 植物性食品① 穀類の種類と成分、加工特性について① 教科書p28-30 D

2 植物性食品② 穀類の種類と成分、加工特性について② 教科書p30-33 D

3 植物性食品②③ 穀類の種類と成分、加工特性について③ 教科書p33-36 D

4 植物性食品④ いも類の種類と成分、加工特性について 教科書p36-43 D

5 植物性食品⑤ 豆類の種類と成分、加工特性について 教科書p43-51 D

6 植物性食品⑥ 野菜類の種類と成分、加工特性について 教科書p55-63 D

7 植物性食品⑦ 果実類の種類と成分、加工特性について 教科書p63-68 D

8 植物性食品⑧ 種実類、きのこ類、海藻類の種類と成分、加工特性について 教科書p51-55、68-76 D

9 動物性食品① 肉類の種類と成分、加工特性について 教科書p83-91 D

10 動物性食品② 魚介類の種類と成分、加工特性について 教科書p92-104 D

11 動物性食品③ 卵の種類と成分、加工特性について 教科書p112-116 D

12 動物性食品④ 牛乳・乳製品の科学① 教科書p104-111 D

13 動物性食品⑤ 牛乳・乳製品の科学② 教科書p104-111 D

14 その他の食品① 微生物利用食品について 教科書p181-192 D

15 その他の食品② 油脂類、調味料について 教科書p121-160 D 備 考

栄養士実力認定試験で正答率が低い科目です。授業の内容を確実に理解するため、各授業の前に45分程度

の予習、授業後には復習を、それぞれしっかり行ってください。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをしますので、自主的に取り組み、力を付けてください。

食品学Ⅱ [ Chemistry of Food Resources ] 1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修・栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f323

実務経験 と関連性

食品メーカーの研究部門に 25 年勤務し、製品開発、製造技術開発、食品成分の基礎研究に従事した。食品成分の機能や食品加工技術に関する知識や経験を、食品学の授業に活用している。

成績評価 授業中の取組み 30、期末試験 70 教科書 『栄養科学イラストレイテッド食品学Ⅱ』羊土社

参考文献 必要に応じて指示します。

塩 川 雅 史

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Page 26: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

食品学実験では、食品学で学ぶ食品中の栄養素成分の分析やその性質について、実験を通して自分の眼で確かめます。実験結果を得るまでの過程をしっかりと観察し、記録してレポートにまとめる力を身につけます。実験器具や試薬の取扱いをはじめ、2年間に行う他の実験のために必要な基本操作を習得します。

学習の達成目標

① 実験の基本操作を学ぶ ② 実験を通して食品成分の性質を学ぶ ③ 実験を観察し、記録し、結果をまとめる力を身につける

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 オリエンテーション 実験の心構え、身支度、基本的注意、実験レポートの書き方、安全教育

配布資料(以下同様) D

2 実験操作の基礎 ガラス器具や実験器具の取り扱い実習 E

3 食品の成分分析① 水分(常圧加熱乾燥法) E

4 食品の成分分析② 灰分(直接灰化法) 実験結果レポート提出 E

5 食品の成分分析③ 脂質(レーゼ・ゴットリーブ法)

実験結果レポート提出 E

6 食品の成分分析④ E

7 食品の成分分析⑤ 塩分(沈殿滴定法) 実験結果レポート提出 E

8 食品の成分分析⑥ 酸度測定 実験結果レポート提出 E

9 糖質の実験① ヨウ素でんぷん反応 実験結果レポート提出 E

10 糖質の実験② フェーリング反応、バーフォード反応、セリワノフ反応 実験結果レポート提出 E

11 たんぱく質の実験 ビュレット反応、ニンヒドリン反応 実験結果レポート提出 E

12 酵素反応実験 食品製造における酵素利用の実際を学ぶ 実験結果レポート提出 E

13 食品成分の変化① たんぱく質の変性 実験結果レポート提出 E

14 食品成分の変化② 食品コロイドの生成と変化① 実験結果レポート提出 E

15 食品成分の変化③ 食品コロイドの生成と変化② 実験結果レポート提出 E 備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をしてください。特に授業後は、実験結果をまとめて

レポートを作成することに注力してください。

食品学実験 [ Experiment in Food Science ] 1年生 前期 講義 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修・栄養教諭免許必修 DF5f No.Fs1f324

実務経験 と関連性

食品メーカーの研究部門に25 年勤務した。そこで習得した品質管理技術を、食品成分分析の実習授業に活用している。

成績評価 授業中の取組み 30、レポート 70 を基本配分とする総合評価 教科書 授業時に資料を配布します。

参考文献 必要に応じて指示します。

塩 川 雅 史

23

食物栄養

・一年生

Page 27: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

食品衛生学は食品を介して起こる健康障害、すなわち疾病や危害を防ぎ、人の生命と健康を守るために必要なことを取り扱う、生活に密着した応用科学の一つである。その具体的内容は、食品を腐敗、変敗から守り、病原微生物による汚染や有害物質の混入を防ぐことを学び、食品の衛生的な取扱いを理解し、そのことによって食品の安全性を確保できることを学ぶ学問である。そのために必要な学問領域は医学、獣医学、微生物学、農学、食品学、生物学、毒性学など広い範囲にまたがっている。本科目では、こうした知識、技術のみならず、行政面も含めて総合的に学ぶ

学習の達成目標

① 学生が食品による健康障害の防止のための方策を理解する。 ② 学生が栄養士として必要な食品衛生学の基礎知識を習得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 食品衛生学序論 食品衛生の定義と歴史について 第1章 LT

2 食品衛生行政と関

連法規

食品安全基本法、食品衛生法などの関連法規の概要と、

食品衛生をめぐる諸問題について 第2 章

LT

3 食品と微生物 微生物の分類と食品に関わる微生物の種類と特徴につい

て 第3章 LT

4 食中毒① 食中毒の発生動向。自然毒・化学物質による食中毒につ

いて 第4章 LT

5 食中毒② 微生物性食中毒についてー1 第4章 LT

6 食中毒③ 微生物性食中毒について-2 第4章 LT

7 食品由来感染症 人畜共通感染症・寄生虫症について 第4章 LT

8 食品汚染物質① 環境由来・化学物質・農薬・カビ毒種類と特徴について 第5章 授業内テスト LT

9 食品汚染物質② 食品成分由来の有害物質・放射性物質による食品汚染に

ついて 第5章 LT

10 食品の変質 食品の腐敗や化学反応による変質する要因やメカニズム

について 第6章 LT

11 食品の保存法 食品を変質させないで保存する方法について 第6章 LT

12 食品添加物 食品添加物の安概念及び種類と用途について 残留農薬等、食品中の残留物質の概要について 第7章 L

T

13 器具容器包装、新

しい食品の諸問題 食品に使用する器具・容器・包装の定義と種類、その特

徴について 遺伝子組み換え食品 第8・9章 LT

14 食品衛生管理① 食品製造加工に関わる衛生管理の一般原則。(第10章) 第10章 LT

15 食品衛生管理② HACCPによる衛生管理方法について 第10章 LT

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

食品衛生学 [ Synopsis of Food Hygiene ] 1年生 前期 実験 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f326

実務経験 と関連性

流通企業で食品の品質管理部に 10 年以上従事し、現場の食品衛生管理の経験・知識を活かした指導を行う。

成績評価 授業内テスト10.期末試験90 教科書 『食品衛生学 第3版』篠田純男・林泰資 共著 三共出版

参考文献

栗 本 公 恵

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授業概要

食品衛生学実験の範囲は、化学的、物理的、微生物学的な諸検査を併行して行う。 食品衛生学講義の内容を取り込み関連させながら授業を進め、また、身近で実際的な実験を行うことで食品衛生検査の原理や手法を理解・習得し、得られた結果について正確に判断できる様、実験を進める。

学習の達成目標

① 学生が実験をすることによって食品衛生学の内容をより深く具体的に理解する。 ② 学生が栄養士として実践的な食品衛生学を習得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 ガイダンス・検査の基本操作

検査における器具などの洗浄方法。 第11章

E

2 空中落下菌の測定 培地に空中落下菌を採取・培養し空中に微生物がいるこ

とを認識する。

第3 章

課題:授業内容から提示 E

3 手指の衛生検査 手指から菌を採取し培養。手指の消毒の有無での菌の違

いを確認する。次回実験の準備と説明。 第4章4-5 課題:授業内容から提示 E

4 微生物実験① 顕微鏡の取扱方法と酵母の顕微鏡観察。ノロウィルスに

ついて(小テスト) 第3章、第4章4-5 課題:授業内容から提示 E

5 微生物実験② カビの顕微鏡観察。食品と微生物(講義復習) 第3章 課題:授業内容から提示 E

6 微生物実験③ 細菌の顕微鏡観察。微生物小テスト。 第3章 課題:授業内容から提示 E

7 市販食品の生菌数測

定と大腸菌群の検出 惣菜から生菌数と大腸菌群を検出し比較、確認する。食

品の衛生管理(講義復習)。 事前配布資料 E

8 市販食品の生菌数測

定と大腸菌群の検出 結果の観察とまとめ。食品の衛生管理小テスト。 事前配布資料 課題:授業内容から提示 E

9 細菌の耐熱試験 細菌を加熱しても生育するか芽胞菌を含む各種細菌の耐

熱性を確認する。 事前配布資料 課題:授業内容から提示 E

10 調理食品の生菌数測

定 調理食品を作成し保存条件から生菌数を検出し比較、確

認する。調理と器具準備。 事前配布資料 E

11 調理食品の生菌数測

定 検査の実施。 事前配布資料 E

12 調理食品の生菌数測

定・食品添加物 生菌数結果の観察とまとめ。既製食品加工食品中の保存

料の確認方法としてソルビン酸カリウムの定性を行う。 事前配布資料 課題:授業内容から提示 E

13 卵・牛乳の新鮮度テ

スト 牛乳・卵の新鮮度を測定する。食品の変質(講義復習)。 第6章 課題:授業内容から提示 E

14 身近な食材の抗菌力

試験 抗菌力があると思われる身近な食材を培地に投入し、そ

れらの抗菌性を確認する。食品の変質小テスト。 事前配布資料 E

15 身近な食材の抗菌力

試験 実験結果の確認とレポート作成。 事前配布資料 課題:授業内容から提示 E

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

食品衛生学実験 [ Experiment in Food Hygiene ]

1年生 後期 実験 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f327 教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 授業内の取組み50、課題50 教科書 プリント

参考文献 プリント配布。『食品衛生学 第3版』篠田純男・林泰資 共著 三共出版(講義使用と同じ)

栗 本 公 恵

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食物栄養

・一年生

Page 29: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養学では、生物・化学・栄養学入門を基礎として、食物として摂取した食品が消化・吸収される過程及び体内に吸収された栄養素の代謝について学びます。その上で、3大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)の消化・吸収・体内での代謝と疾病の関係を理解します。 無機質・ビタミンは、分類に応じた栄養学的作用を知り、欠乏や過剰時の影響について学びます。

学習の達成目標

①3大栄養素(たんぱく質,脂質,炭水化物)の消化と吸収の流れを理解する。 ②3大栄養素(たんぱく質,脂質,炭水化物)の代謝を理解する。 ③ビタミン,ミネラルの働きと欠乏・過剰による人体への影響を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 栄養素の種類 栄養学入門の振り返り 栄養学入門まとめプリント A

2 生体の水 生体内の水の動き 小テスト (第9 章P.152-164) A

3 炭水化物の栄養① 炭水化物の消化・吸収 小テスト (第3 章,P.44-50,57-59) A

4 炭水化物の栄養② 糖質の体内での働き・代謝,糖質が関与する主な疾病 小テスト (第4 章P.70-78) A

5 脂質の栄養① 脂質の消化・吸収 小テスト (第3 章,P.44-50,59-61) A

6 脂質の栄養② 脂質の体内での働き・代謝,脂質が関与する主な疾病 小テスト (第5 章,P.88-102) A

7 たんぱく質の栄養① たんぱく質の消化・吸収 小テスト (第3 章,P.44-50,56-57) A

8 たんぱく質の栄養② たんぱく質の体内での働き・代謝 小テスト (第6 章P.109-115) A

9 栄養素と味覚 5味と味覚に関わる栄養素 (第2 章P.22-34) 課題:授業内にて提示

10 微量栄養素 微量栄養素の種類,栄養素の歴史 小テスト

( 第 1 章 P.16-18, 付 表P.181-195)

11 ビタミン① 脂溶性ビタミンの働きと欠乏・過剰 小テスト (第7 章)P.124-127 A

12 ビタミン② 水溶性ビタミンの働きと欠乏・過剰 小テスト (第7 章P127-133) A

13 無機質① 主要ミネラルの働きと欠乏・過剰 小テスト (第8 章P141-149) A

14 無機質② 微量ミネラルの働きと欠乏・過剰 小テスト (第8 章P141-149) A

15 5大栄養素 栄養学の振り返り 栄養学授業内小テスト A

L 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養学 [ Nutrition ]

1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f328

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること 授業内小テスト 40、期末試験50,課題10 を基本的配分とする総合評価

教科書 『栄養科学イラストレイテッド基礎栄養学』田地陽一編 羊土社

参考文献 『日本人の食事摂取基準(2015年版)』第一出版,『食生活アドバイザー3級公式テキスト』日本

能率協会マネージメントセンター

内 田 由 佳

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Page 30: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

ヒトは、異なる2つの細胞が出会うところから始まり、その後に関わる多くの人々の支援をうけて発育と発達を遂げます。そして心身の成長を遂げたヒトは、自らが支援者の一人となり、やがて老い、人生を全うして土へと帰って行くのです。この一連のライフサイクルを健康で幸せに過ごすためには、それぞれのライフステージにおける適切な栄養摂取を心がける必要があります。本教科では、各ステージの心身の特徴を理解し、健康を維持・増進するための栄養・食生活のあり方、問題点などを学びます。

学習の達成目標

①発育期の心身の発育及び発達、食事上留意すべき点を理解する。 ②妊娠や加齢による心身の変化、食事上留意すべき点を理解する。 ③栄養士が多職種と連携・協働し、栄養や食の問題を解決していくことの大切さを理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、LT:ライト、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 ライフステージと栄養マネージメント

栄養ケアマネージメントの概念を学び、多職種と連携・協働することの必要性を学ぶ。 第1章 LT

2 妊娠期の栄養① 若い女性の生理や性周期、また妊娠期の生理的な変化を知り、健康な子供を生み育てることの大切さを学ぶ。 小テスト 第3章 LT

3 妊娠期の栄養② レポートの発表を聞き、妊娠期の心身の変化について理解を深める。また妊娠期の疾病について知る。

小テスト 第3章 *課題:経産婦インタビュー

P

4 妊娠期の栄養③ 胎児の健やかな成長、妊娠期の健康に必要な栄養や食事について学ぶ。 小テスト 第3章 LT

5 授乳期の栄養 授乳期の生理的特徴、特有な疾病などについて学ぶ。また、授乳婦の健康や母乳分泌と栄養の関係を学ぶ。 小テスト 第4章 LT

6 乳児期の栄養① 新生児や乳児の生理的特徴、発育発達、疾病について学ぶ。 小テスト 第5章 LT

7 乳児期の栄養② 乳児の栄養法、母乳の成分的特徴、母乳の利点や問題点を学ぶ。 小テスト 第5章 LT

8 乳児期の栄養③ 離乳期の栄養について学ぶ。【離乳に関するビデオ視聴】 小テスト 第5章 LT

9 幼児期の栄養① 幼児期の心身の成長や疾病について学ぶ。 小テスト 第6章 *課題:幼児期の食の問題

LT

10 幼児期の栄養② 幼児期の栄養と食事、及び保育士との連携・協働の大切さを学ぶ。 小テスト 第6章 LT

11 幼児期の栄養③ 幼児期の食の問題について、グループ内で情報交換し、発表のためのまとめを行う。また咀嚼体験により咀嚼の重要性を学ぶ。

GW

E

12 幼児期の栄養④ 幼児期の食の問題について、レポート課題の発表を通して知識を深める。 小テスト 第6章 P

13 学童期・思春期の栄養

学童期及び思春期の心身の成長、疾病、栄養の問題、学校給食について学ぶ。 小テスト 第7~8章 LT

14 更年期の栄養 高齢期の栄養①

加齢による心身の変化を学ぶ。また実験により嚥下障害について理解を深める。【嚥下障害に関するビデオ視聴】 小テスト 第10章 E

15 高齢期の栄養② 高齢期の栄養と食事について学ぶ。また介護職、リハビリ専門職、ケアマネなどとの連携・協働について学ぶ。 小テスト 第10章 LT

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをするので、自主的に取り組み、力を付けること。

ライフステージ栄養学 [ Nutrition in Life Cycle ]

1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP3f No.Fs1f329

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に取り組むこと。

課題10、小テスト 40、期末試験50 を基本的配分とする総合評価 教科書 『スタディ応用栄養学』建帛社

参考文献

①『授乳・離乳の支援ガイド実践の手引き』母子保健事業団 ②『乳幼児の食べる機能の気付きと支援』医歯薬出版

③『保育所における食事の提供ガイドライン』厚生労働省 ④『食物アレルギーの栄養指導』医歯薬出版 ⑤『介護

食ハンドブック』医歯薬出版

稲 葉 佳代子

27

食物栄養

・一年生

Page 31: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養士を目指す者にとって、栄養学は基本であり、栄養士免許取得に必要な科目の基礎となります。 栄養学入門では、化学構造としての栄養素ではなく自分の食生活を振り返り、自分の身近な食を通じて

栄養素を知ることから学びます。そして、3大栄養素(たんぱく質,脂質,炭水化物)の定義を理解し、5大栄養素として食事摂取基準に示されている必須ビタミンと必須ミネラルの種類を学びます。

学習の達成目標

①栄養と栄養素の定義及び栄養素の種類を理解する。 ②3大栄養素の構造とそれぞれの分類を理解する。 ③日本人の食事摂取基準とそこに示される栄養素の種類を理解する。 ④自分の食生活を振り返り、食事と栄養素との関連を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 現代の食生活 現代の食生活の問題点,自分の食生活の振り返り 課題:授業内にて提示

2 栄養・栄養素の定義 栄養と栄養素の定義,5 大栄養素とその働き ( 第 1 章 P.15, 付 表

P.181-195) AL

3 食事摂取基準 食事摂取基準の数値,考え方,自分の食生活の振り返り 小テスト

( 第 1 章 P.19-20, 付 表

P.181-195)課題:授業内にて

提示

AL

4 たんぱく質① たんぱく質・アミノ酸の定義と分類,アミノ酸の種類 小テスト (第6 章P.105-108,116)

AL

5 たんぱく質② たんぱく質の評価方法 小テスト (第6 章P.115-118)

AL

6 炭水化物① 炭水化物と糖質の定義と種類 小テスト (第4 章P.68-70)

AL

7 炭水化物② 食物繊維の生理機能 小テスト (第4 章P.79-83) A

L

8 脂質① 脂質の種類と構造 小テスト (第5 章P.87-93) A

L

9 脂質② 脂肪酸の分類 小テスト (第5 章P.87-93)) A

L

10 3大栄養素 3大栄養素が生み出すエネルギー 小テスト (第1 章P.15)

AL

11 エネルギー代謝① エネルギー代謝の定義・測定法 小テスト (第10 章)P.168,174-178

AL

12 エネルギー代謝② 生体の利用エネルギー 小テスト (第10 章P.169-174)

AL

13 消化と吸収① 消化の種類,消化と吸収の基本

小テスト (第3 章P.39-44)

AL

14 消化と吸収② 各臓器における消化 小テスト (第3 章P.44-56)

AL

15 栄養学入門のまとめ 授業内容まとめ 授業内配布プリント AL

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養学入門 [ Introduction to Nutrition ]

1年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f333

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内小テストで 90、課題10 を基本的配分とする総合評価 教科書 『栄養科学イラストレイテッド基礎栄養学』田地陽一編 羊土社

参考文献 『日本人の食事摂取基準(2015 年版)』第一出版,『食生活アドバイザー3 級公式テキスト』日本能率協会マネージメントセンター

内 田 由 佳

28

Page 32: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養指導Ⅰでは、身体的,精神的,社会的状況に応じた栄養教育のあり方,方法について修得することを目的に、健康・栄養状態に関する情報を収集・分析し、そして、それらの情報を総合的に評価・判定する手法を学ぶ。まずは、自分の栄養アセスメントに必要なデータを収集し、データの収集方法から分析・評価までを行うことで、栄養アセスメントの基礎を修得する。 また、栄養に関するテーマについて個人発表する課題を通して、理解を得やすい表現手法を学び、人に語りかける訓練を行う。

学習の達成目標

①栄養マネジメントについて理解する。 ②栄養アセスメントに必要な情報の種類を知り、それらを活用する手法を理解する。 ③栄養アセスメントデータから、問題点の抽出,改善策の提案をすることができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 授業オリエンテーション,栄養指導の意義

授業の進行方法(アセスメントデータ収集目的,個人発表テーマ,発表方法等)の説明,栄養指導の意義 D

2 栄養指導の沿革 栄養指導の歴史,栄養士に関連する法規 (第1 章P.2-28) 課題:授業内容より提示

3 食生活を取り巻く環境 国民栄養調査,食糧自給率,食環境 (第2章P.55-61) D

4 栄養教育マネジメント① 栄養教育マネジメントの基本 ,PDCAサイクル (第3章64-85)

5 栄養教育マネジメント② 情報収集の方法,食事調査の種類 (第3章P.66-73)

課題:授業内容より提示

6 栄養アセスメント① 身体状況 身体状況のアセスメント手法(身長,体重,脂肪厚等) (第3章67-68) G

W

7 栄養アセスメント② データ分析

身体状況のデータ分析(BMI,標準体重等) 小テスト (第3章67-68)

8 栄養アセスメント③ 生活時間調査 生活時間調査,身体活動レベル (資料8 P.201)

課題:授業内容より提示 GW

9 栄養アセスメント④ 運動量

運動量把握と METS・Af 値,健康づくりのための身体活動指針

(資料 5 P.193-195,資料 8 P.201)

GW

10 栄養アセスメント⑤ 食事摂取量 食事摂取状況と食生活の問題点把握 (資料5 P.193-195) D

11 食事摂取基準 日本人の食事摂取基準内各栄養素数値 (参考文献①P.181-195) 課題:授業内容より提示

12 栄養指導関連施策 健康日本21

健康日本21,食生活指針と自分のアセスメント結果の比較,栄養指導の組み立て

(資料 5 P.193-195,資料 8 P.201)

13 栄養指導の計画 目標設定の意義と方法 小テスト (第3章P.78-83)

14 栄養指導の実施・評価

個人を対象とする栄養指導法,集団を対象とする栄養指導法 (第3章P.84-108)

15 まとめ 栄養指導演習,栄養指導Ⅰのまとめ 授業内配布プリント 課題:授業内容より提示

GW

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養指導Ⅰ [ Nutritional EducationⅠ ]

1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs1f334

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること 授業内小テスト20,期末試験40,レポート30,個人発表10を基本配分とする総合評価

教科書 『イラスト 栄養教育・栄養指導論』城田知子他著 東京教学社

参考文献 ①『栄養科学イラストレイテッド基礎栄養学』田地陽一編 羊土社②『日本人の食事摂取基準(2015 年版)』第一出版

内 田 由 佳

29

食物栄養

・一年生

Page 33: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

特定多数の人に対して継続的に食事を提供する給食の食事・栄養計画を学習する。また、適正な栄養量を喫食者に提供する献立の立案方法や、業務上必要な帳票類の作成方法を理解する。なお、学び得た知識は給食管理業務の基礎となり、2年生前期で行う給食管理実習にもつながるものである。

学習の達成目標

①給食計画の概要を理解し、基本的な帳票類の作成ができる。 ②栄養・食事計画の手順及び献立作成について習得する。 ③給食業務で用いる大量調理機器に関する知識を習得し、施設における設備の状況に対応する必要性が理解できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 給食提供の様子 給食を提供するイメージを持つため、調理場の様子のビデオ鑑賞と給与栄養目標量の算出を行う。

授業内レポート「給食の印象」「給与栄養目標量算出」

E

2 実習室の見取り図の作成

本学実習室を見学し、給食施設の構造、大量調理機器の能力、取り扱い方法について理解する。

授業内レポート「見取り図作成」 E

3 コスト管理について ①

食材の原価計算を理解するとともに、献立表の作成の仕方を確認する。

授業内レポート「献立表および原価計算書の作成」 E

4 コスト管理について②

食材費と人件費を考慮した原価の在り方を意見交換しながら理解する。また、発注書の作成の仕方を理解する。

授業内レポート「発注書作成」

GW

5 食品構成表の活用 荷重平均成分表の作成をするとともに、食品構成表の活用法を理解する。

授業内レポート「食品構成表作成」 E

6 献立作成① 対象施設にあわせた給与栄養目標量の算出を行う。 授業内レポート「対象施設の給与栄養目標量の算出」 E

7 献立作成② 算出した目標量に合わせ、料理カードを用いた献立作成を行う。 授業内レポート「献立作成」 G

W

8 献立作成③ 作成した献立の栄養評価(比率の確認)と工程表作成による提供方法の確認を行う。

授業内レポート「栄養評価」「工程表の作成」

GW

9 給食における栄養教育について①

献立に基づいた栄養教育の内容(献立紹介)の検討をする。

授業内レポート「献立紹介スピーチ」

GW

10 給食における栄養教育について② 作成した献立及び栄養教育の発表をする。 授業内レポート「献立紹介

スピーチの発表評価」 P

11 大量調理機器の使用 実習室内の大量調理機器の使用を体験する。 課題「大量調理機器使用の感想」 E

12 献立作成④ 2 年次給食管理実習に向けオリジナルの献立および帳票類の作成を行う。 課題「給食献立作成」 E

13 給食における栄養教育について③ 食事バランスガイドを用いた栄養教育について学ぶ。 授業内レポート「食事バラ

ンスガイドと給食」 GW

14 給食における栄養教育教材作成 献立に合わせた教材作成を行う。 授業内レポート「教材作成」

および「その学び」 E

15 学習のまとめ 振り返りとまとめ LI

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。授業内で課題のフィード゙バックをする。授業内レポートに個々で遅れが生じている

給食計画演習 [ The Plan of Supply of Food ]

1年生 後期 演習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f338

実務経験

と関連性

事業所および特別養護老人ホームにて栄養士として6年間、勤務し、給食経営管理に携わってきた経験を踏まえ、実践をめざした演

習の指導を行う。

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表10、レポート 90 を基本的配分とする総合評価 教科書 適宜、印刷資料を配布する

参考文献 ①『給食施設のための献立作成マニュアル』医歯薬出版株式会社 ②『日本人の食事摂取基準(2015 年版)』 第一出版 ③『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大学出版部社 ④『新カラーチャート食品成分表』教育図書

中村 眞樹子

授業概要

栄養士の重要な業務の中に献立の立案がある。学校や乳幼児施設、事業所、高齢者施設、病院など様々な施設で、栄養士の立てた献立をもとに給食が提供される。献立は健康の維持増進、疾病の予防や治療に繋がるだけでなく、味や色取り、季節感などで心を満足させてくれるものでなくてはならない。 本科目では献立作成を作成するための基本となる食品成分表の使い方や栄養価計算の方法を学び、さらに満

足していただける献立を作成するための方法を学習する。 学習の達成

目標

① 食品成分表の使い方を理解し、栄養価計算や栄養素比率の計算ができる。 ② 良い献立の条件を理解し、心身の健康などに配慮した献立作りに挑戦できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、WK:ワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

1 日本食品標準成分表の

概要①

日本食品標準成分表とは、掲載栄養成分とその単位、

数値の表示方法など、食品成分表の概要を学ぶ。 教科書①

WK

2 日本食品標準成分表の概要②

廃棄率やナトリウム換算係数など、食品成分表の概要を学ぶ。廃棄率については、実測値と成分表記載数値との比較を、実習を通して体感する。

教科書① W

K

3 日本食品標準成分表の活用①

食品群の特徴、緑黄色野菜、および日常よく使用する食品について学ぶ。

教科書① 小テスト①

W

K

4 日本食品標準成分表の

活用② 栄養素量算出方法の種類、日本食品標準成分表を利用

した栄養素量の算出方法(栄養価計算)を学ぶ。 教科書①

W

K

5 日本食品標準成分表の

活用③ 食品の概量、目ばかり・手ばかりについて学ぶ。 教科書① *課題①:食品の目ばかり・手ばかり

W

K

6 日本食品標準成分表の

活用④ エネルギー産生栄養素バランス、穀物エネルギー比、

動物性たんぱく質比などについて学ぶ 教科書① WK

7 日本食品標準成分表の

活用⑤

調理後の食品の重量変化率について学ぶ。また乾物

の戻し率について、実習を通して体感する。 教科書①および② E

8 総括演習 1~7回目までの学びを基に、グループで選んだ料理

について栄養価計算等の演習を行う。 小テスト② W

K

9 献立作成の基礎知識 献立とは、良い献立の条件、主食・主菜・副菜などに

ついて学ぶ。 *課題②:料理の盛付量の計測 W

K

10 献立作成の手順を学ぶ

① STEP1:料理を組み合わせ、食材名や大よその量を決

める。

W

K

11 適切な盛付量を学ぶ① ご飯、汁の具や汁の量、主菜の付け合せの盛付量につ

いて、実習を通して学ぶ E

12 適切な盛付量を学ぶ②

献立作成の手順を学ぶ

副菜に用いられる食材の量について、実習を通して学

ぶ。また料理に用いられる食品の一般的な重量(目安

量)を学び、STEP1の献立を修正する。 STEP2:目

安量を参考に、大よその量を重量(分量)に置き換える。

E

栄養士基礎実習 [ Bacic Technique of Dietician ]

1年生 通年 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.fs1f347

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内テスト及び小テスト 3 回で 50、献立レポー ト 30、課題が 2 回で 10、ポートフォリオ 10 を基本的配分とする総合評価

教科書 ①『新食品成分表FOODS 2019』東京法令出版 ②『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大学出版部 その他、ほぼ毎回プリントを配布

参考文献

①『給食施設のための献立作成マニュアル』医歯薬出版 ②『そのまんま料理カード・日常の食事編、ごちそう編』群羊社 ③『一品料理500選 治療食への応用』医歯薬出版 その他、必要に応じて紹介

稲葉 佳代子

30

Page 34: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養士の重要な業務の中に献立の立案がある。学校や乳幼児施設、事業所、高齢者施設、病院など様々な施設で、栄養士の立てた献立をもとに給食が提供される。献立は健康の維持増進、疾病の予防や治療に繋がるだけでなく、味や色取り、季節感などで心を満足させてくれるものでなくてはならない。 本科目では献立作成を作成するための基本となる食品成分表の使い方や栄養価計算の方法を学び、さらに満

足していただける献立を作成するための方法を学習する。 学習の達成

目標

① 食品成分表の使い方を理解し、栄養価計算や栄養素比率の計算ができる。 ② 良い献立の条件を理解し、心身の健康などに配慮した献立作りに挑戦できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、WK:ワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

1 日本食品標準成分表の

概要①

日本食品標準成分表とは、掲載栄養成分とその単位、

数値の表示方法など、食品成分表の概要を学ぶ。 教科書①

WK

2 日本食品標準成分表の概要②

廃棄率やナトリウム換算係数など、食品成分表の概要を学ぶ。廃棄率については、実測値と成分表記載数値との比較を、実習を通して体感する。

教科書① W

K

3 日本食品標準成分表の活用①

食品群の特徴、緑黄色野菜、および日常よく使用する食品について学ぶ。

教科書① 小テスト①

W

K

4 日本食品標準成分表の

活用② 栄養素量算出方法の種類、日本食品標準成分表を利用

した栄養素量の算出方法(栄養価計算)を学ぶ。 教科書①

W

K

5 日本食品標準成分表の

活用③ 食品の概量、目ばかり・手ばかりについて学ぶ。 教科書① *課題①:食品の目ばかり・手ばかり

W

K

6 日本食品標準成分表の

活用④ エネルギー産生栄養素バランス、穀物エネルギー比、

動物性たんぱく質比などについて学ぶ 教科書① WK

7 日本食品標準成分表の

活用⑤

調理後の食品の重量変化率について学ぶ。また乾物

の戻し率について、実習を通して体感する。 教科書①および② E

8 総括演習 1~7回目までの学びを基に、グループで選んだ料理

について栄養価計算等の演習を行う。 小テスト② W

K

9 献立作成の基礎知識 献立とは、良い献立の条件、主食・主菜・副菜などに

ついて学ぶ。 *課題②:料理の盛付量の計測 W

K

10 献立作成の手順を学ぶ

① STEP1:料理を組み合わせ、食材名や大よその量を決

める。

W

K

11 適切な盛付量を学ぶ① ご飯、汁の具や汁の量、主菜の付け合せの盛付量につ

いて、実習を通して学ぶ E

12 適切な盛付量を学ぶ②

献立作成の手順を学ぶ

副菜に用いられる食材の量について、実習を通して学

ぶ。また料理に用いられる食品の一般的な重量(目安

量)を学び、STEP1の献立を修正する。 STEP2:目

安量を参考に、大よその量を重量(分量)に置き換える。

E

栄養士基礎実習 [ Bacic Technique of Dietician ]

1年生 通年 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.fs1f347

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内テスト及び小テスト 3 回で 50、献立レポー ト 30、課題が 2 回で 10、ポートフォリオ 10 を基本的配分とする総合評価

教科書 ①『新食品成分表FOODS 2019』東京法令出版 ②『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大学出版部 その他、ほぼ毎回プリントを配布

参考文献

①『給食施設のための献立作成マニュアル』医歯薬出版 ②『そのまんま料理カード・日常の食事編、ごちそう編』群羊社 ③『一品料理500選 治療食への応用』医歯薬出版 その他、必要に応じて紹介

稲葉 佳代子

31

食物栄養

・一年生

Page 35: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

13 健康を考えた献立作成

のポイント① 給与目標栄養量の算出方法を学ぶ 教科書① W

K

14 健康を考えた献立作成

のポイント② 食品構成、等価表の作成について学ぶ 教科書① W

K

15 献立作成の手順を学ぶ

③ STEP3:給与目標や等価表に沿って分量を修正する。 教科書① W

K 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

①心身の健康などに配慮した1食分の献立を作成できる。 ②作成された献立について、客観的に自己評価ができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 調味料の適切な使用

量を学ぶ 汁物に使用する調味料、またコショウや唐辛子など香辛

料の使用量について、実習を通して学ぶ。 教科書② E

17 献立作成の手順を学

ぶ④ 調味料の一般的な使用量(調味%)について学び、STEP3

の献立を修正する。 STEP4:調味料の分量を決定する。 教科書②

WK

18 献立作成の手順を学

ぶ⑤ 献立の正しい書き方について学ぶ。 STEP5:献立の正し

い書き方に沿って STEP4 の献立を修正する。 小テスト③

WK

19 献立作成の手順を学

ぶ⑥ STEP6:栄養価計算をする。 WK

20 献立を調理する 作成した献立を各自調理、撮影、試食する。 E

21 献立レポートの作成 写真、作り方、栄養価計算結果、試食結果をまとめる。 WK

22 献立を評価する 献立を自己採点し、改善点を明らかにする。 * 献立レポート(採点結果も綴じ込む)

WK

23 まとめ ポートフォリオを整理し、これまでの学びを振り返る。 授業内テスト * ポートフォリオ

WK

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをするので、自主的に取り組み、力を付けること。

32

Page 36: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

「調理(Cooking)」とは、「食品(Food)」から「料理(Dish)」を作るための物理的あるいは化学的処理を意味する。出来上がった料理は喫食者の食欲を呼び起こし、満足感を与え、さらに心と体の健康増進につながるものでなければならない。調理学では“おいしさ”を中心に食品の調理機能特性や生体利用性を知り、様々な調理過程で起こる現象を学んでいく。煮物、揚げ物とは・・などの調理操作および環境への配慮も見落とせない。尚、毎回配布プリントによりワーク形式の授業を実施し、すべての配布物・レポートはきちんとまとめてポートフォリオ(作品集)として最終回に提出となる。単元終了毎に小テストを実施する。

学習の達成目標

①栄養士が厨房リーダーとなるために必要な調理理論を身に付ける。 ②ひとにとって“おいしさ”とは何かについて知る。 ③基本的な調理操作について理解し、環境に配慮した操作方法を知る。 ④食品の調理機能性について学ぶ

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 授業概要説明 調理学を学ぶ意義。調味パーセントの考え方について 「調理実習室の掟」プリントに目を通す

2 まとめと確認 前回の復習、調味パーセントの計算等授業内テストを行

う。 指示に従いテスト準備

3 美味論 おいしさの要因について知る。教科書PP.1~9 配布プリント完成

教科書 PP.1~9 を読みプリント穴埋め D

4 調理操作論① 調味操作について知る。教科書 PP.15~23 配布プリント 完成

教科書PP.15~23 を読みプリント穴埋め

5 調理操作論② 非加熱および加熱操作について知る。PP.24~31 配布プリント完成

教科書PP.24~31 を読み穴埋め

6 調理操作論③ 加熱操作について知る。教科書 PP.27~31 配布プリント完成

教科書PP.27~31 を読みプリント穴埋め

7 植物性食品の調理機能性①

授業内テスト 米の調理について学ぶ。教科書 PP.33~41 .配布プリント完成

テスト準備・教科書を読みプリント表作成

8 植物性食品の調理性②

小麦粉・イモ類の調理について学ぶ。教科書PP.42~53 配布プリント完成

教科書PP.42~53 を読みプリント穴埋め

9 植物性食品の調理機能性③

豆・野菜類の調理について学ぶ。教科書 PP.54~64 配布プリント完成

教科書PP.54~64 を読みプリント表作成

10 植物性食品の調理機能性④

果実類、きのこ類、海藻類の調理について学ぶ。教科書PP.64~72、配布プリント完成

教科書PP.64~72 を読みプリント穴埋め

11 動物性食品の調理機能性①

授業内テスト 食肉類の調理について学ぶ。教科書PP.75~82 配布プリント完成

テスト準備・教科書 PP.75~82を読みプリント穴埋め D

12 動物性食品の調理機能性②

魚介類の調理について。教科書 PP.82~88、配布プリント完成

教科書PP.82~88 を読みプリント穴埋め

13 動物性食品の調理機能性③

卵類、乳類の調理について学ぶ。教科書 PP.88~97 配布プリント完成

教科書PP.88~97 を読みプリント穴埋め

14 成分抽出素材の調理機能性

デンプン、ゲル化材料。教科書PP.103~114 配布プリント完成

テスト準備・教科書を読みプリント表作成

15 調理と環境 水質汚濁、台所からのゴミ問題、エネルギー問題等。参考資料より ポートフォリオのまとめ D

備 考

各授業の前に45 分程度の予習をし、授業後には復習をすること。すべてのプリント・ノートをポートフ

ォリオにまとめること。課題等に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

調理学 [ Science of Cooking ]

1年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DF5f No.Fs1f343

実務経験

と関連性 調理師の資格を持って病院等の給食提供現場で勤務していた経験を活かし栄養士に必要な調理理論を教える。

成績評価 授業中の取組み、授業内テスト30、期末試験60、ポートフォリオ10を基本配分とする総合評価 教科書 『新食品・栄養科学シリーズ 調理学 第3版』木戸詔子・池田ひろ編著 化学同人

参考文献 『新版 調理と理論』同文書院、『調理とサイエンス』学文社、『映像で学ぶ調理の基礎とサイエンス』学際企画 『食生活アドバイザー3級公式テキスト』日本能率協会マネジメントセンター

内 山 麻 子

33

食物栄養

・一年生

Page 37: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

食材は、「調理」することによって「料理」になります。そこで、基礎調理実習Ⅰは、調理の基礎的な技術と知識を習得することを目的とします。基礎的な技術とは、調味料の計量、包丁の使い方、だしの取り方など、調理をする上で毎回必要となるものです。基礎的な知識とは、調味料の性質、食品の調理特性、おいしさの理論など調理に関する科学的な知識を意味します。料理をおいしく食べるために、盛りつけの工夫や配膳を学びます。

学習の達成目標

① 調理の基礎的な技術・知識を習得する。 ② 調理の楽しさを知る。 ③ 調理・片付けを通し、食の大切さを再認識し環境への配慮ができるようになる。 ④ 配膳・試食を通して食事の基本的マナーを習得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 調理をする際の準備 調理実習の受け方、身支度、調理室の使用方法の説明。 実習:調味料の計量方法

Ⅰ-1・3

E

2 和食の基本① 炊飯方法(白飯)、和のだしのとり方①(味噌汁)、簡単な煮物(巾着玉子)、野菜の切り方(即席漬)

Ⅰ-3、Ⅱ-日本料理1

E

3 和食の基本② 炊込みご飯①(筍ご飯)、煮魚、和のだしのとり方②(清まし汁)、青菜の扱い方(ほうれん草浸し)、蒸ケーキ Ⅱ-日本料理- 1 E

4 和食の基本③ 鰺の南蛮漬、煮物①(肉とじゃがいも)、村雲汁、発芽玄米ご飯、白玉みつ豆 Ⅱ-日本料理3 E

5 和食の基本④ だし巻玉子、豆腐田楽、煮物②(南瓜そぼろ)、炊き込みご飯②(青豆ご飯) Ⅱ-日本料理1・2 E

6 洋食の基本① ブイヨンのとり方、ロールキャベツ、グリーンサラダ、マドレーヌ、コーヒー E

7 洋食の基本② 魚のムニエル 粉ふきいも、コーンクリームスープ、フルーツゼリー、コーヒー Ⅱ-西洋料理5 E

8 洋食の基本③ ポークソテー ケッカソース、ブルスケッタ、コンソメジュリエンヌ、カスタードプディング E

9 洋食の基本④ バレンシアライス、サラダニソワーズ Ⅱ-西洋料理9 E

10 洋食の基本⑤ チキンカレー、マカロニサラダ、レモンスカッシュ、ピーナッツクッキー Ⅱ-西洋料理5 E

11 洋食の基本⑥ ティーパーティー:サンドウィッチ数種、フルーツケーキ、紅茶、パン耳の利用(即席ラスク) Ⅱ-西洋料理1 E

12 和食の基本⑤ ポテトコロッケ、乾物の扱い方・和え物(切干大根の胡麻酢和え)、貝の汁(蜆味噌汁)、わらびもち E

13 和食の基本⑥ 天ぷら、冷やし素麵、いか松笠甘酢 Ⅱ-日本料理5 E

14 和食の基本⑦ ちらし寿司、沢煮椀、ほうじ茶の入れ Ⅱ-日本料理4 E

15 技術確認・レシピ研

究 課題調理の作成 今までの配布プリント 課題:授業内容から提示 E

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

基礎調理実習Ⅰ [ Basic Cooking PracticeⅠ ] 1年生 前期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f344

実務経験 と関連性

食品会社研究開発、及び流通企業品質管理部の食品開発担当として10 年以上従事し、実際的な調理指導を行う。

成績評価 授業内の取組み50、課題(実習ノート)50

教科書 改訂新版『あすの健康と調理』アイ・ケイコーポレーション 配布プリント(毎回)

参考文献 『食生活アドバイザー3級公式テキスト』FLAネットワーク協会、『お料理一年生』ベターホーム協会、『新版 調理と理論・学生版』同文書院

栗 本 公 恵

34

Page 38: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

基礎調理実習ⅡはⅠ(日本、西洋調理)に引き続き中国料理の基礎的な内容を実習する。また、季節の食材を用いた和、洋の応用料理やクリスマス、正月料理などの行事食や食の文化を学ぶ。毎回の実習で、種々の調理操作や料理にあった盛り付け法を習得していく。栄養士校外実習のための予備訓練として包丁技術向上を目的として切菜検定を行う。さらに毎回の食材を計量またはグラム換算し、栄養価計算しレポートとして提出する。

学習の達成目標

①栄養士として必要な調理技術を身につけ、試食を通して豊かな味覚を養うことができる。 ②秋、冬の食材と季節にあった調理法を知る。 ③日本や西洋の行事食や食文化を学ぶ。 ④切菜検定3級に合格する。試食したものの栄養価を計算することができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、

資料No)*作成課題内容

1 オリエンテーションおよび中国料理①

成績評価について解説する。湯(タン)のとりかた、バンバンジイ、南瓜の炒め物等の実習および試食

シラバスを読んでおく。

*栄養価計算 E

2 中国料理② マーボードウフ、鶏のから揚げ、きゅうりの和え物、とうもろこしのスープの実習および試食

事前配布プリントを読ん でおく。*栄養価計算

E

3 中国料理③ 焼き餃子、豚ばら肉の五香粉煮込み、杏仁豆腐の実習および試食

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

4 中国料理④ 酢豚、白菜と干し貝柱の煮込み、蟹シウマイ、切菜検定5級

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

5 中国料理⑤ 肉まんじゅう、あん入り胡麻団子、中国風茶碗蒸し、切菜検定4級

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

6 秋の日本料理① 赤飯、鰤照り焼き、菊花かぶ、里芋含め煮、きゅうり黄身酢和え、切菜検定4級

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

7 秋の日本料理② 秋刀魚香り蒸し、かぶ翡翠煮、春菊ピーナッツ和え、切菜検定4級

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

8 冬の西洋料理① オイスターチャウダー、ポークアンドビーンズ、シュークリーム、切菜検定4級 ポートフォリオ提出1回目

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

9 行事食-クリスマス

① 白身魚ムースリーヌ、レタスサラダ、ブッシュドノエル ポートフォリオ提出第1回

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算

E

10 行事食-クリスマス

② 魚介のマリネ、トマトのポタージュスープ、ローストチ

キン 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

11 行事食-正月料理① 黒豆、田作り、伊達巻、梅花羹、たたきごぼう、昆布巻

き 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

12 行事食-正月料理② 水引なます、のし鶏、煮しめ、雑煮 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

13 冬の日本料理① 茶碗蒸し、船場汁、こんにゃくきんぴら、おはぎ 切菜

検定3級 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

14 冬の西洋料理② チキンマカロニグラタン、フレンチトースト、カリフラ

ワーサラダ、ワインゼリー、切菜検定3級 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

15 冬の野菜料理 柳川もどき、おろし和え、かぼちゃいとこ煮、オニオン

グラタンスープ、炒めビーフン ポートフォリオ2回目 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

基礎調理実習Ⅱ [ Basic Cooking PracticeⅡ ]

1年生 後期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DF5f No.Fs1f345

実務経験

と関連性 調理師の資格を持って病院等の給食提供現場で勤務していた経験を活かし実際的な調理指導を行う。

成績評価 毎回の授業の取組み20、期末試験(レポート)による評価40、ポートフォリオ20、栄養価計算(毎回)20を基本配分とする総合評価

教科書 『あすの健康と調理~食を通して豊かなLife styleを~』アイ・ケイコーポレーション

参考文献 毎回の配布プリント、『食品成分表』、『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大学出版部 『映像で学ぶ調理の基礎とサイエンス』学際企画『食生活アドバイザー3級公式テキスト』日本能率協会マネジメントセンター

内 山 麻 子

35

食物栄養

・一年生

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授業概要

児童・生徒は心身の成長発達期にあり、また、生涯における健康づくりの基礎を築く重要な時期でもある。こうした時期に栄養教諭が食を通じて健康教育を行う重要性と使命を自覚し、学校における役割を理解し、いかに実践していくかを考えることを目的とする。そのため、食に関する指導に関わる諸制度、栄養教諭の役割と職務内容、学校給食の役割、児童・生徒の健康・栄養の現状と課題を理解し、社会・地域・学校と連携して児童・生徒の食に関する諸問題を認識し、栄養教育について検討する。

学習の達成目標

①食に関する指導に関わる諸制度と栄養教諭の役割および職務内容を理解する。 ②学校給食の意義と役割を理解する。 ③幼児、児童、生徒の健康・栄養に関わる現状と課題を理解する。 ④学校・家庭・地域との連携した食に関する指導の方策を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 栄養教諭制度・栄養教諭の職務、役割

栄養教諭創設の背景、食に関する指導体制、栄養教諭の役割、職務内容、専門性について理解する。

(教科書 P1~15)

2 食に関する指導・教育の意義・諸制度

食に関する指導に関する諸制度の理解とその目標及び基本的な考え方について理解する。

(教科書 P13~15、P53~61)

3 学校給食の意義と役割(Ⅰ)

学校給食の歴史と現状を学び、教育の一環としての学校給食の意義、役割について、テーマを設定して調べ学習と発表、意見交換をして、知り、考える。

(教科書 P16~38) 授業内レポート「テーマにそった発表資料作成」「発表レポート」

4 学校給食の意義と役割(Ⅱ)

G W

5 学校給食の意義と役割(Ⅲ)

P D

6 子どもの健康・栄養摂取状況(Ⅰ) 子どもの発育、健康、栄養、生活に関する問題、課題

を知り、考える。また、既存の調査データから実態を

知り、情報交換する。

(教科書 P39~52、P100) 授業内レポート「気になる

調査結果」

7 子どもの健康・栄養摂取状況(Ⅱ) D

8 子どもを取り巻く食 環境の課題(Ⅰ) 児童・生徒をとりまく社会的環境・背景や食生活の現状、

変化について知り、考える。

(教科書 P39~52、P100) 授業内レポートおよび課題

「今の子どもたちについて」

G W

9 子どもを取り巻く食 環境の課題(Ⅱ)

P D

10 給食の時間における食に関する指導

食事、栄養、生活習慣、食物アレルギー、個別指導の必要な児童・生徒への指導の重要性と対応について考える。

(教科書 P80~99) 授業内

レポート「給食ミニレター作成」

11 教科における食に関する指導(Ⅰ) 授業を行うに当り、学習指導要領の目標・内容をよく理

解することおよび各教科における栄養教諭の参画の可能

性、その実践について考える。

(教科書 P111~171) 授業内レポート「科目の目標・内

容と食育」

G W

12 教科における食に関する指導(Ⅱ) P

13 個別指導を要する児童生徒の指導、配慮

食事、栄養、生活習慣、食物アレルギー、個別指導の必要な児童・生徒の指導の重要性と対応について考える。

(教科書 P172~185) 授業内レポート「まとめと感想」

14 食文化および食生活の変遷と現状

変化を続ける食文化および食生活の現状やその捉え方を考える。

15 学校・家庭・地域との連携

学校・家庭・地域との連携における栄養教諭の関わりについて考える。(ビデオ鑑賞を含む)

(教科書 P186~197) 授業内レポート「連携と現状について」

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テストに関して授業内にフィードバックをする。

学校栄養教育論 [ Theory of Food Education for Students ] 1年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f255

教職課程科目区分

含める必要事項

「栄養に係る教育に関する科目」 栄養教諭の役割及び職務内容に関する事項。幼児、児童及び生徒の栄養に係る課題に関する事項。食生活に関する歴史的及び文化的事項。食に関する指導の方法に関する事項。

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表とレポート40、期末試験60を基本的配分とする総合評価 教科書 『四訂栄養教諭論』 金田雅代編著 建帛社

参考文献 『食に関する指導の手引 第一次改訂版』文部科学省 東山書房 『小学校学習指導要領』 文部科学省 東京書籍

中村 眞樹子

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授業概要

この授業では、教師について多面的に学ぶ。 具体的には、教職の意義、教師の職業的特色、教師の役割と職務内容、教師に求められる資質能力、教師像

の変遷、教師教育、教師のライフコース、チーム学校について学ぶ。

学習の達成目標

① 教職の意義、教師の職業的特色、教師の役割・職務内容について理解する。 ② 教師像の変遷と今日の教師に求められる資質能力について理解する。 ③ 学び続ける存在としての教師について理解する。 ④ 教師教育とライフコースについて理解する。 ⑤ チーム学校について理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 教職の意義 教職の意義について学ぶ。 第1章p1-9 *履修動機

D

2 教師の役割と職務内容

教師の役割、その職業的特色。学級の意義。教師の服務義務。

第1章p9-16 *前回授業の質問・感想

D

3 教師に求められる資質能力

教養審・中教審答申にみる資質能力。学校種別の資質能力。

第3章p33-47 *前回授業の質問・感想

D

4 教師像の変遷(1) 教師聖職者論 森有礼の教員養成論 発表学習① 第2章p17-22 *寺子屋の調べ学習

P

5 教師像の変遷(2) 教師労働者論・教師専門職論とショーンの反省的実践家論 発表学習②

第2章p22-32 *暗黙知の調べ学習

P

6 教師教育 教員採用制度と教員研修制度について 発表学習③ 第7章p99-113 *前回授業の質問・感想

P

7 教師のライフコース

教育実習、新任期、専門家としての自己確立 発表学習④

第10章p146-165 *教育実習の調べ学習

P

8 チーム学校 チーム学校の必要性と仕組み プリント *前回授業の質問・感想

D 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

教師論 [ Theory of School Teacher ] 1年生 前期 講義 2単位 選択 教職に関する科目 栄養教諭免許必修 DP2f No.Fs1f256

教職課程科目区分

含める必要事項

「教育の基礎的理解に関する科目」

教職の意義及び教員の役割・職務内容(チーム学校への対応を含む。)

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

発表学習40、授業内テスト 60を基本的配分とする総合評価。 教科書 『教職論』新井保幸・江口勇治編著 培風館

参考文献 『教職入門』柴田義松、山崎準二編著 学文社 『新しい時代の教職入門』秋田喜代美、佐藤学編著 有斐閣

中 村 弘 行

37

食物栄養

・一年生

Page 41: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

教育の語義、意義、理念について学ぶ。教育思想・理論をタイプに分けて学ぶ。また、日本教育史と外国教育史について学ぶ。 教育は学校を中心とした制度である。制度は法によって支えられる。憲法の教育条項と教育基本法を学ぶ。 また、日本の学校教育制度と諸外国のそれとを比較し、日本の学校教育制度の特色を学ぶ。さらに、最近の

学校をめぐる問題(教育と階層の問題、学校選択制)について学ぶ。 学習の達成目標

① 教育の意義と目的を理解する。 ② 教育の思想・理論を学ぶ。 ③ 日本教育史と外国教育史を学ぶ。 ④ 憲法の教育条項(第26条)と教育基本法について学ぶ。 ⑤ 日本の学校教育制度と外国の学校教育制度とを比較して学ぶ。 ⑥ 教育と階層、学校選択制について学ぶ。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 教育の意義と食育

教育の語義、意義。食育の必要となった背景を食育基本

法で確認し、学習指導要領に盛り込まれた食育を概観する。明治期に食育を提唱した村井弦斎について学ぶ。

1-1.1-2

*食育基本法調べ学習

D

2 教育思想・理論(1) 早期教育理論(ジョン・ロック、貝原益軒)、実物教育理論(コメニウス、ペスタロッチ)について学ぶ。

2-1.2-2 *養生訓調べ学習

D

3 教育思想・理論(2) 経験主義教育理論(ジョン・デューイ、沢柳政太郎)について学ぶ。

2-3 *プラグマティズム調べ学習

D

4 日本教育史 古代では学校の起源、中世では武家家訓、近世では、私塾・藩校・寺子屋について学ぶ。近代では、義務教育制度の確立と大正自由教育について、現代では、戦後民主

教育について学ぶ。

5-1~5-5 *私塾調べ学習

D

5 外国教育史 古代ではギリシャの教育について中世では大学の始まり

について学ぶ。近代では宗教改革と産業革命による教育の大衆化について学ぶ。

4-1~4-4

*宗教改革、産業革命調べ学習 D

6 教育制度(1) 今日の教育の土台である憲法の教育条項(第26条)と教育基本法について学ぶ。教育基本法については改正前後の比較を行う。

プリント *教育基本法調べ学習

D

7 教育制度(2) 諸外国(アメリカ、ドイツ、イギリス、韓国、フランス、フィンランド)の学校教育制度について発表学習を行

う。 プリント *外国学校体系調べ学習

P

8 教育制度(3) 学校をめぐる諸問題(教育と階層、学校選択制)につい

て学ぶ。 プリント

*学校選択制調べ学習 D

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

教育原理・教育制度論 [ Principle of Education Theory of Educational System and Organization ] 1年生 後期 講義 1単位 選択 教職に関する科目 栄養教諭免許必修 DP2f No.Fs1f265

教職課程科目区分

含める必要事項

「教育の基礎的理解に関する科目」

教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 教育に関する社会的、制度的又は経営的事項(学校と地域との連携及び学校安

全への対応を含む。)

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

発表学習50、授業内テスト 50 を基本的配分とする総合評価

教科書 『食育のための教育原理』中村弘行 三恵社

参考文献 『世界の学校』二宮皓 学事出版 『教育学・私の方法』中村弘行 愛生社

中 村 弘 行

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Page 42: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

この授業では、幼児、児童及び、生徒の心身の発達及び学習の過程について、基礎的な知識を身につける。さらに、各発達段階における心理的特性を踏まえた学習活動を支える指導の基礎となる考え方を理解する。 すなわち、栄養教諭として、①まずどのように子どもたちに栄養について教えるのか、②その知識を子どもたちがどの程度理解できただろうか、③その知識を生活に生かせているだろうか、等について考える必要があるだろう。このような内容を心理学的視点からグループワークを中心に授業を行う。

学習の達成目標

幼児、児童及び生徒の心身の発達の過程及び特徴を理解する。 幼児、児童及び生徒の学習に関する基礎的知識を見つける。 発達を踏まえた学習を支える指導について基礎的な考え方を理解する。 教育評価の考え方を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、V:視聴覚教材 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 発達観と認知の発

達 発達と教育、認知発達 (第1章1~3)

V GW

2 言語能力の発達 言語発達と教育、性格の形成、社会性の発達 (第2章、第3章、第4章) V GW

3 学習の動機づけ 内発的動機づけ、原因帰属、自己認知、学習への動機

づけの方法

(第5章1~4) *レポート課題 私が考えるやる気を引き出す授業

D P

4 学習の認知プロセ

ス 記憶のプロセス、メタ認知の獲得と指導 (第6章1~3) GW

5 個人差に応じる指

導 学習到達度の個人差、認知スタイルと興味・関心の個

人差 (第7章1~3) GW

6 授業のタイプと技

術 授業分類、授業の技術

(第8章1~3) *レポート課題 実習を行うために習得が必

要が授業技術と自分の課題

D P

7 学級の理解と指導 学級の理解と指導(学級の人間関係、教師のリーダーシ

ップ) (第9章1~2) GW

8 教育評価の考え方 教育評価、評価の基準、いつだれがだれをなんのため

に評価するのか

(第12章1~5) *まとめ GW

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

教育心理学 [ Educational Psychology ] 1年生 後期 講義 1単位 選択 教職に関する科目 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs1f266

教職課程科目区分

含める必要事項

「教職に関する科目」 (教育の基礎理論に関する科目)

幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程を含む)

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

レポート2回40、授業内発表20、期末試験40 を基本的配分とする総合評価 教科書 『精選コンパクト教育心理学―教師になる人のために』北尾倫彦ら著 北大路書房

参考文献

『教育心理学の基本理解』岸井勇雄・無藤隆・柴崎正行監修 同文書院、『教育心理学』無藤隆・麻生武編著 北大路書房、『教育の心理学』東洋著 有斐閣、『たのしく学べる最新教育心理学』桜井茂男編 図書文化社、『明日から教壇に立つ人のために学校教育の心理学』北尾倫彦・林多美・島田恭仁他 北大路書房、文部科学省ホームページ

亀 田 佐知子

39

食物栄養

・一年生

Page 43: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

偏食傾向や朝食欠食の増大など、子供たちの食生活の乱れが深刻化する中で、学校における望ましい食習慣の形成のため新たに栄養教諭制度が創設された。栄養教諭は、栄養に関する専門的知識・能力と児童・生徒の心理や発達段階に即した適切な指導ができる、教育専門家としての資質が求められる。 教育課程総論は、授業の達成目標①~③を踏まえて、食に関する教育指導が適切に行えるようにするため、

教職に関する専門性を身につける授業である。 学習の達成目標

①学校教育において教育課程が有する役割・機能・意義を理解する。 ②教育課程編成の基本原理及び学校の教育実践に即した教育課程編成の方法を理解する。 ③学年等をまたいでカリキュラムを把握し、学校教育課程全体をマネジメントすることの意義を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 教育課程総論履修ガイ

ダンス

教育課程の目的と意義・必要性を理解し、教育課程総論を学ぶ

意欲を持つ。

(『小学校学習指導要領』第 1 章

抜粋プリント)

*「栄養教諭制度」について

GW

2 教育の目的及び社会的

背景と栄養教諭の役割

学習指導要領の社会的な背景や教育関係法規を通して、教育

の仕組みや食の教育の必要性、栄養教諭の役割等を学ぶ。

(『教育小六法』抜粋プリント)

*「栄養教諭に求められているこ

と」について

D

3 学習指導要領と食に関

する指導①

学習指導要領における「食に関する指導」の位置づけを通し

て、やカリキュラムマネジメントの意義や重要性について学ぶ。

(『小学校学習指導要領』第 2 章

抜粋プリント)

*「食に関する指導の目標」につ

いて

GW

4 学習指導要領と食に関

する指導②

学習指導要領における「食に関する指導」の具体的な目標と

資料等の活用についてと共に学ぶ。

(『小学校学習指導要領』第

3.4.5.6章 抜粋プリント)

*「食育の資料や教材」について

GW

5 教育課程編成における

指導計画①

各教科、道徳、総合的な学習、特別活動の各学年の指導のね

らいと「食に関する指導」の関連性について学ぶ。

(『小学校学習指導要領』第

3.4.5.6章 抜粋プリント)

*「特別活動で実施する食育」に

ついて

GW

6 教育課程編成における

指導計画②

各教科、道徳、総合的な学習、特別活動等の領域と「食に関

する指導」を横断して実践する内容や方法等を学ぶ。

横断的な「食育」教材(文科省)

*「横断的に行う食育」について

GW

7 実態に応じた指導計画

及び校務分掌

広い視野と地域・学校の実情を踏まえた教育課程編成と指導

計画の立案と評価等について学ぶ。

小田原市食育推進計画

*「実態に応じた指導計画」につ

いて

GW

8 保護者・地域社会との

連携

「食育」についての教育相談や、保護者・地域社会との連携と

果たす役割について学ぶ。

かながわの食育

*「保護者・地域等との連携」に

ついて

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

教育課程総論 [ Curriculum ]

1年生 後期 講義 1単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs1f268

教職課程科目区分

含める必要事項

「教職に関する科目」 (教育課程に関する科目)

教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラムマネジメントを含む)

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内発表10、レポート30、期末試験60を基本的配分とする総合評価。

教科書 『小学校学習指導要領』文部科学省著 配布プリント

参考文献 『教育小六法』学陽書房

小 澤 理 嘉

40

Page 44: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

子ども個々の精神的、心理的、身体的状態は多様である。障害だけではなく、家庭環境や親子関係、

人間関係、精神疾患などにより、困難な状況にある子どもも珍しくない。このような状況下、教師は

子どもの実態を理解し、学習活動が子どもの成長、そして未来に結びつくよう努めなければならない。本教科目では、特別な支援を求めている子どもを理解しその支援の方法を学ぶ授業を展開する。

学習の達成目標

① 児童に見られる多様な障害について理解する。 ② ひとり親家庭、海外につながる子ども、ひきこもり、不登校など様々な生活状況にある子ども

やその家庭について理解する。 ③ 障害児や生活支援が必要な児童が充実した学校生活を送るための理論と方法を習得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 特別支援教育の在り

方 身体障害児の特性

特別支援教育に関する歴史、理念や制度、仕組みと実情

を理解する 身体障害児の暮らしと特性、教育における配慮について

理解する

教科書の内容を概観して参加する 事例を復習

2 身体障害児、知的障害

児の特性 身体障害児、知的障害児の暮らしと特性、教育における配

慮について理解する 前回の事例についての考察を深めて参加すること

3 発達障害児の特性 発達障害児の暮らしと特性について理解する 教育における発達障害児の配慮について発表

教科書p8~57を予習 事例を復習

4 困っている子どもへの

対応1 特別な支援を必要とする子どもにありがちな行動と対応

を理解する 小テスト実施 教科書p58~85を予習 事例を復習

5 困っている子どもへの

対応2 特別な支援を必要とする子どもの行動と対応を理解する

子どもへの対応について授業内発表 教科書p86~121を予習 事例を復習

6 特別支援教育の現状

とニーズの把握

特別支援教育の枠組み、個別指導計画、個別支援計画を

理解する 特別な支援を必要としている子どもへのアプローチ方法

について授業内発表

教科書p122~161を予習 事例を復習

7 特別支援の考え方と

方法

組織やコーディネーター、家庭や他機関との連携、通級

指導、自立活動やソーシャルワークについて理解する。小

テスト実施

教科書p162~177を予習 事例を復習

8 障害以外の特別のニ

ーズとインクルーシ

ブな教育

貧困、不登校、虐待、海外につながる子どもなどを理解

する 障害児を含む教育システムや今後の特別支援について考

察するレポートを授業内で作成・提出

教科書p178~205を予習 事例を復習

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

特別支援教育 [ Special support education ] 1年生 後期 演習 1単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DF2f No.Fs2f269

教職課程科目区分

含める必要事項

「教職に関する科目」 (教育の基礎的理解に関する科目)

特別の支援を必要とする幼児・児童及び生徒に対する理解

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表20、授業内小テスト40、授業内レポート40 を基本的配分とする総合評価 教科書 『特別支援教育サポート事典』笹森洋樹編著 合同出版

参考文献

『通級指導教室と特別支援教室の指導のアイデア 小学校』(シリーズ教室で行う特別支援教育) 月森

久江編 図書文化社 『教室でできる特別支援教育のアイデア小学校編 』(シリーズ教室で行う特別支援教育) 月森久江編 図書文化社

吉 田 眞 理

41

食物栄養

・一年生

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食物栄養学科

2年生

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授業概要

建学の精神「女子を人として教育する、女性として教育する、国民として教育する」に基づいて設置された2年間にわたる総合的な教養科目である。専門科目とあわせて学ぶことで、本学の3つの教育目標(自他ともに敬い愛する人・豊かな知性と感性あふれる人・健やかな家庭、社会を担う人)が達成されると確信する。

学習の達成目標

①建学の精神や教育理念を理解し、本学学生としての自覚を高める。 ②自己を見つめ、人としての生き方・学び方を考える。 ③社会人としての生き方・行動を学ぶ。

授業計画 2年次 前期・後期 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワークE:実技、実習、実験

A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、

資料No)*作成課題内容

1 4/10 コース⑦ コース別活動 各コース講師の指示 E

2 4/24 コース⑧ コース別活動 各コース講師の指示

3 5/8 講演「建学の精神」

本学の歴史、建学の精神、教育理念について理解を深める

【学長講演】 学生便覧p2 課題:講演内容レポート

4 5/22 講演「女性とし

て」・コース 卒業生の話を聴き、本学の教育の原点を知る 【卒業生講演】 前半:コース課題

各コース講師の指示 課題:女性として、授業内提示

5 5/29 コース⑨ コース別活動 各コース講師の指示 E

6 7/10 コース⑩ コース別活動 各コース講師の指示 E

7 7/17 コース⑪ コース別活動 各コース講師の指示 E

8 9/25 コース⑫ コース別活動・1年生への引き継ぎ 各コース講師の指示 E

9 小峰祭発表 小峰祭でコース別に成果発表 各コース講師の指示 課題:小峰祭参加レポート

E

10 小峰祭見学 小峰祭の発表を見学 小峰祭パンフレット 課題:小峰祭見学レポート F

11 7/13 古典芸能鑑賞 課外:歌舞伎鑑賞、

事前配布資料 課題:歌舞伎観賞感想レポ

ート F 12

13

卒業研修 卒業に向けた話を聞きクラスで話し合う。 2年間の学生生活・人間成長講座の活動を振り返る

人間成長講座のファイル 課題:2年間の人間成長講座

振り返りレポート

G W

14

15 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

おだたん人間成長講座Ⅱ [ Liberal Arts of Odawara Junior CollegeⅡ ] 2年生 通年 演習 1単位 卒業必修 教養科目 DP1f・DP1c No.Fg2n111、Cg2n107

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 建学の精神8、女性として8、コース別活動36、コースレポート8、小峰祭10、古典芸鑑賞15、卒業研修15 (課題)

教科書 なし

参考文献 各回の配布資料、おだたん人間成長講座ファイル

(コースA、B、C)統括:おだたん人間成長講座運営委員会

44

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授業概要

日本国憲法の拠って立つ理念・基本原理、基本的人権の内容について、学んでいきます。 特に、基本原理相互の関係性や、一つ一つの基本的人権が個人の尊厳性に基づくものであること、各人権が誕生した歴史的背景について、詳しく学びます。 統治機構については、権力分立を中心に学んでいきます。 授業に際しては、過度に観念的なものにならないよう、理念・基本原則を実現する社会的な仕組み等について、私たちの生活や将来の進路に関連付けて具体的に紹介していきます。

学習の達成目標

①立憲主義の考え方、個人の尊厳性、自由主義・平等主義・平和主義 ②基本的人権の意義・内容と歴史的背景 ③民主主義と国民主権 ④福祉主義とその具体化 ⑤権力分立の意義・内容

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 基本原理1 憲法の意義と立憲主義、日本憲法史 第1章(p1-8)、第2章(p9-16)

D

2 基本原理2 天皇制、 平和主義 第3章(p17-24)、第4章(p25-38) D

3 基本原理3 基本的人権の原理、基本的人権の保障と限界 第5章(p39-54) D

4 包括的基本権 包括的人権、平等 第6章 (p55-68) 、第7章(p69-77) D

5 精神的自由 思想・良心の自由、信教の自由、政教分離、学問の自由、表現の自由、集会・結社の自由 第8章(p79-109) D

6 人身の自由 歴史的由来、居住・移転の自由、適正手続、被疑者の権利、被告人の権利、拷問・残虐な刑罰の禁止他

第9章(p111-124) *レポート課題『GPS捜査の合憲性について』

P

7 経済的自由 職業選択の自由、財産権 第10章(p125-140) D

8 社会権 生存権、教育を受ける権利、勤労健、労働基本権 第11章(p141-154) D

9 国務請求権・参政権 国務請求権、参政権、人権と統治の融合 第12章(p155-162)、第13章(p163-176) D

10 国会 国会の地位と組織、国会の構成、国会議員の地位と特権、国会の運営と活動、国会及び議員の権能他 第14章(p177-196) D

11 内閣 内閣の地位・性格、内閣の組織、内閣の権限・責任 第15章(p197-206) D

12 裁判所 司法権概念、司法権の独立、裁判所の構成と権限、違憲審査制の性格、違憲審査の主体と対象他

第16章(p207-220)、第17章(p221-228) D

13 地方自治 地方自治の基本的枠組み、条約制定権、住民による直接民主制的契機 第18章(p229-242) D

14 憲法の最高法規性 最高法規制、最高法規制の保障 第19章(p243-246) D

15 世界の憲法、日本国憲法の将来

国家と憲法、各国の憲法、憲法改正の是非、日本国憲法の将来、憲法改正国民投票法の成立

第20章(p247-254)、第21章(p255-261) D

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。第3,7,12回の授業中に小テストを,第15回にまとめ試験を実施する

日本国憲法 [ Japanese Constitutional Law ]

保1年生、食2年生 前期 講義 2単位 選択 教養科目 幼稚園2種免許必修 栄養教諭免許必修 DP1 No.Cg1n204、Fg2f204

教職課程科目区分(含める必要事項) 施行規則66 条の 6 に定める科目

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内発表10、小テスト 3 回で 30、レポート 30、まとめ試験30 を基本的配分とする総合評価

教科書 『Next教科書シリーズ憲法<第2版>』弘文堂、2017

参考文献 『Next教科書シリーズ法学<第2版>』弘文堂2017の他 授業の中でテーマに関連するものを適宜紹介します

越 水 一 雄

45

食物栄養

・二年生

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授業概要

教育相談は、児童生徒が自己理解を深めたり好ましい人間関係を築いたりしながら、集団の中で適応的に生活する力を育み、個性の伸長や人格の成長を支援する教育活動である。児童生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切にとらえ、支援するために必要な基礎的知識(カウンセリングの意義、理論や技法に関する基礎的知識を含む)を身につける。

学習の達成目標

①教育相談の意義と理論を理解する。 ②教育相談をすすめる際に必要な基礎的知識(カウンセリングに関する基礎的事柄を含む)を理解する。 ③教育相談の具体的な進め方やそのポイント、組織的な取り組みや連携の必要性を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 教育相談とは 学校における教育相談の意義と課題を理解する *レポート課題「自己理解を深める」

D

2 子ども理解と対応① 子どもの不適応行動の意味を理解する *レポート課題「不適応行動の理解と支援」

G

W

3 子ども理解と対応② 精神疾患の事例を通して学ぶ GW

4 子ども理解と対応③ 発達障害の事例を通して学ぶ P

5 子ども理解と対応④ 不登校の事例を通して学ぶ P

6 来談者中心療法① 傾聴、非言語的応答技法を身につける 小テスト①3~4 E

7 来談者中心療法② 言語的応答技法を身につける

*レポート課題「体験の振り返り」

E

8 カウンセリングマインド カウンセリングマインドを理解し教育活動に生かす GW

9 認知・行動療法 認知や行動にアプローチするやり方を学ぶ P

10 保護者理解と支援 保護者の心理を理解し、支援の仕方を学ぶ

*レポート課題「保護者支援のポイントについて」

小テスト②6~9 P

11 校内教育相談体制 教育相談体制づくりの重要性を理解する GW

12 専門機関等との連携 望ましい連携のあり方について考察する P

13 予防・開発的援助 集団の力を使った予防的援助について学ぶ GW

14 教師のメンタルヘルス メンタルヘルスを保つために必要なことを知る

*レポート課題「自己理解を深める」

P

15 総括試験及び解説 まとめの試験と振り返り 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

教育相談・生徒指導の理論と方法 [ Educational Consultation ] 2年生 後期 講義 2単位 専門科目 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f267

教職課程科目区分

含める必要事項 (生徒指導及び教育相談に関する科目) 生徒指導の理論及び方法、教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む)の理論及び方法

実務経験 と関連性

臨床心理士として学校現場での実務、教育相談の実務経験を持つ教員が、相談活動の実際について指導する。

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内発表10、小テスト2回で20、小レポート25、まとめ試験45を基本的配分とする総合評価

教科書 必要に応じてプリント配布

参考文献 『生徒指導提要』文部科学省 『スギ先生と学ぶ教育相談のきほん』杉﨑雅子著 萌文書林

杉 﨑 雅 子

46

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授業概要

1. 児童への食育を、さまざまな児童がいる小学校の教育現場で行うことがこの栄養教育実習の目的である。 2. 教育実習にあたっては、栄養士養成課程の指定科目を履修するとともに栄養教育実習に必要な諸科目を履

修しなければならない。 3. 実習期間は1週間である。

学習の達成目標

① 小学校の教育現場を実践的に理解する。 ② 実際にさまざまな児童に触れ、児童への理解を深める。 ③ 教科・道徳・特別活動等において食育の実践をする。 ④ 食に関する指導の連携調整の実習をする。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 配属校のオリエンテー

ション

指導教諭等からの説明 ・学校経営 ・校務分掌の理解 ・服務 等

食育のテーマと指導案の概要作成と説明

F

2

見学・観察・部分参加

等の実習

①児童及び生徒への個別的な相談、指導の実習 ・指導・相談の場の参観、補助 等 ②児童及び生徒への教科・道徳・特別活動等における指導の実習 ・学級活動および給食の時間における指導の参観、補助 ・教科等における教科担任と連携した指導の参観、補助 ・給食放送指導、配膳指導、後片付け指導の参観、補助

・児童生徒集会、委員会活動、クラブ活動等における指導の参観、補助

・指導計画案、学習指導案の立案作成、教材研究等 ③食に関する指導の連携・調整の実習 ・校内における連携・調整(学級担任、研究授業の企画立案、校内研修等)の参観、補助

・家庭・地域との連携・調整の参観、補助

実習校にて担当教諭からご指導

課題:栄養教育実習記録

E

3

4

5

6

7

8 備 考

実習生は定められた地域の小学校に配属する。

各学年を見学・観察し、配属された学年の児童を重点的に実習することが望ましい。 ※ 卒業単位には含まれません。

栄養教育実習 [ Teaching Practice on Nutrition ]

2年生 後期 講義 1単位 専門科目 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f272

教職課程科目区分

含める必要事項 「教育実践に関する科目」 (教育実習)

成績評価 栄養教育実習記録25、教育実習校の成績評価50、教育実習校の巡回指導結果25を基本的配分とする総合評価。 教科書 なし

参考文献 栄養教育実習ノート、栄養教育実習記録

小澤 理嘉 中村 弘行 中村 眞樹子

47

食物栄養

・二年生

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授業概要

栄養教諭免許取得のための教育実習に備えて学内で行う事前・事後実習である。教育実習では、学校での日常業務の中で、担当の担任および栄養教諭に指導を受けつつ短期間で効率よく目的を達成することが求められる。そのために実習参加の目的意識を明確にし、実習意欲と共に基礎知識を生かし、実践力を発揮できるようにする。本実習では教育現場への理解を深め、これまで学んだ栄養士としての諸科学を児童に対して的確に指導できるための方策について学ぶことを目的とする。また、実習終了後は実習校で得た体験・実習内容を整理し、理解を深め、さらに報告会において解りやすく人に伝える方法について学ぶ。

学習の達成目標

①教育実習の意義を把握し教育現場や小学生を理解する。 ②実習内容や実習生としての基本姿勢、心構えを理解する。 ③学習指導案・教材の工夫と準備、模擬授業を行う。 ④事後指導および実習報告会でのまとめをする。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成レポート課題内容

1 栄養教育実習総論 ガイダンス

1.栄養教育実習総論の目的等と小学校現場の理解。 2.実習内容の把握、実習生としての姿勢、心構え。

農林水産省「食育ガイドブック」

2 題材名の設定と「授業」について

1.授業とは 2.先輩の授業実践(指導案・指導技術など)から学ぶ。

小田短 実践事例集(H29H30)

GW

3 小田原市の学校給食 小田原市の学校給食とその実態把握 (小学校見学を含む)

小田原市食育推進計画(ホームページ) *「小学校の様子」について

GW

4 授業づくりについて 1. 導入部分の授業づくりについて 2. 模擬授業①(指導案例を参考にして発表。)

小田短 実践事例集(H29H30) *「指導案の構想」について

P

5 授業づくりについて 1.展開部分の授業づくりについて。 2.模擬授業①(指導案例を参考にして発表。)

小田短 実践事例集(H29H30) *「指導案の構想」について

P

6 授業づくりについて 1.まとめの部分の授業づくりについて 2.ワークシートの扱いなど。(題材と学年希望調査)

小田短 実践事例集(H29H30) *「指導案の構想」について

GW

7 授業づくりの構想 「子供の発達の段階と学習内容の関連性や適時性」「栄養教諭としての専門性を生かした授業作り」

「食に関する指導の手引」から抜粋 *「指導案の構想」について

GW

8 指導案の書き方 学級の実態・題材と指導観・本時目標等) グループに分かれて練り合う。

小田短 実践事例集(H29H30) *「指導案の作成」について

GW

9 教壇実習準備 1. 低学年向き指導案づくり・教材の工夫等。 2. 模擬授業①と情報交換。

かながわの食育(ホームページ) *「指導案の作成と教材づくり」

D

10 教壇実習準備 1. 中学年向き指導案づくり・教材の工夫等 2. 模擬授業①と情報交換。

かながわの食育(ホームページ) *「指導案の作成と教材づくり」

D

11 教壇実習準備 1. 高学年向き指導案づくり・教材の工夫等 2. 模擬授業①と情報交換。

かながわの食育(ホームページ) *「指導案の作成と教材づくり」

D

12 教壇実習準備 模擬授業②(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 自己評価カード配布 *「相互評価」について

GW

13 教壇実習準備 模擬授業②(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 自己評価カード配布 *「相互評価」について

GW

14 教壇実習準備 模擬授業②(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 自己評価カード配布 *「相互評価」について

GW

15 実習校オリエンテーションについて 食育村における食育実践について

1.短大学内における指導案完成。 2.教育実習オリエンテーション

3.食育実践の内容と方法の見通し

教育実習の手引書配布

*「教育実習に向けて」について

栄養教育実習総論 [ Guidance of Teaching Practice ] 2年生 通年 実習 1単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DP4f No. Fs2f273

教職課程科目区分

含める必要事項 「教育実践に関する科目」 (教育実習)

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。授業内発表5、課題60(提出物、学習指導案・教材・模擬授業、実習後のまとめ等)、実習報告会評価35(報告内容・仕方)を基本的配分とする総合評価。

教科書 なし 参考文献 『食に関する指導の手引』第1次改訂版 文部科学省 『演習栄養教育』医歯薬出版

小澤 理嘉 中村 弘行 中村 眞樹子 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

①教育実習の意義を把握し教育現場や小学生を理解する ②実習内容や実習生としての基本姿勢、心構えを理解する ③学習指導案・教材の工夫と準備、模擬授業 ④事後指導および実習報告会でのまとめ

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 配布済み資料参照 *「教材教具づくり」について D

17 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 配布済み資料参照 *「教材教具づくり」について

D

18 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 各小学校への提出指導案完成。

配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について D

19 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 実習記録の学生記載部分完成。(清書)

配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について D

20 最終 オリエンテーション

教育実習生としてのモラル。実習記録の書き方及び大学との連絡方法等

配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について

GW

21 みきわめ 教壇実習および教育実習のみきわめ 配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について

GW

(教育実習)

22 事後指導 教育実習の報告、お礼状の書き方、個人面談、実習記録の整理記載

例文参照 *「お礼状下書き」について

23 実習報告会 これまでの学びを報告会で発表し、それぞれの実習先での状況を共有理解する P

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。 卒業単位には算入されません。 1年次3月と2年次8月の「おだたん食育村」において、食育の実践を行う。

48

Page 51: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

①教育実習の意義を把握し教育現場や小学生を理解する ②実習内容や実習生としての基本姿勢、心構えを理解する ③学習指導案・教材の工夫と準備、模擬授業 ④事後指導および実習報告会でのまとめ

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 配布済み資料参照 *「教材教具づくり」について D

17 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 配布済み資料参照 *「教材教具づくり」について

D

18 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 各小学校への提出指導案完成。

配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について D

19 教壇実習準備 模擬授業③(班別授業提案と情報交換及び相互評価) 実習記録の学生記載部分完成。(清書)

配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について D

20 最終 オリエンテーション

教育実習生としてのモラル。実習記録の書き方及び大学との連絡方法等

配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について

GW

21 みきわめ 教壇実習および教育実習のみきわめ 配布済み資料参照 *「指導案細案作成」について

GW

(教育実習)

22 事後指導 教育実習の報告、お礼状の書き方、個人面談、実習記録の整理記載

例文参照 *「お礼状下書き」について

23 実習報告会 これまでの学びを報告会で発表し、それぞれの実習先での状況を共有理解する P

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。 卒業単位には算入されません。 1年次3月と2年次8月の「おだたん食育村」において、食育の実践を行う。

49

食物栄養

・二年生

Page 52: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

教師は絶えず自己研鑽が求められている。この科目の履修を通して、将来教員になる上で何が課題であるのかを自覚し、不足している知識や技能等を補い、さらに実践的指導力を向上させる。そのために、履修カルテと教育実習の反省・総括を活かす。具体的には、実際の教育現場を想定した模擬授業、その相互評価、グループ討論、指導案改善、調査・発表、ロールプレイングを行う。 こうした学びを通して、実践的指導力と教師としての使命感、責任感、教育的愛情を確固なものにする。

学習の達成目標

① 教師としての使命感、責任感、教育的愛情を修得する。 ② 社会性や対人関係能力を伸ばし、人間性豊かな指導観・児童観を修得する。 ③ 履修カルテ、教育実習総括を踏まえ、より高度な実践的指導力を修得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)

*作成課題内容

1 栄養教諭のミッション 教職の意義・役割・責任についてグループ討

学校の食育(文部科学省) D

2 学校・児童の実態把握 ボランティア活動等による学校や児童の実態

の把握

各小学校のホームページ

*「学校の様子の把握」について GW

3 教材研究Ⅰ 食育教材の研究 小学生用食育教材(文科省)他 *「教材研究」について

D

4 教材研究Ⅱ 食育教材の研究 小学生用食育教材(文科省)他 *「教材研究」について

D

5 食育の指導力に関する

実践研究Ⅰ 食育の指導力に関する実践研究Ⅰ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「問題解決的学習」について

GW

6 食育の指導力に関する

実践研究Ⅱ 食育の指導力に関する実践研究Ⅱ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「導入」について

GW

7 食育の指導力に関する

実践研究Ⅲ 食育の指導力に関する実践研究Ⅲ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「展開」について

GW

8 食育の指導力に関する

実践研究Ⅳ 食育の指導力に関する実践研究Ⅳ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「まとめ」について

GW

9 食育の指導力に関する

実践研究Ⅴ 食育の指導力に関する実践研究Ⅴ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「板書計画」について

GW

10 食育の指導力に関する

実践研究Ⅵ 食育の指導力に関する実践研究Ⅵ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「発問の仕方」について

GW

11 食育の指導力に関する

実践研究Ⅶ 食育の指導力に関する実践研究Ⅶ 模擬授業グループ討論

配布済み資料参照 *「机間指導」について

GW

12 教育実習後の研究協議 教育実習終了後の研究協議 実習校別発表 配布済み資料参照 *「指導の実際と記録」について

P

13 教育実習結果の実践的

総括 教育実習結果の実践的総括 (ロールプレイイング)

3指導方法のあり方(文科省) *「ロールプレイイング」について

GW

14 指導力についての総括 実習内容等の指導力についてのグループ討議 *「報告会」パワーポイント作成 GW

15 実習報告会 これまでの学びを報告会で発表し、それぞれ

の実習先での状況を共有理解する P

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

教職実践演習(栄養教諭) [ Practical Training for Nutrition Teacher ] 2年生 後期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f271

教職課程科目区分

含める必要事項 「教育実践に関する科目」 (教職実践演習)

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。授業内発表 5、授業内評価 60(模擬授業、グループ討議、教材作成、補完指導、総括レポート等)、実習報告会評価35(報告内容・仕方)を基本的配分とする総合評価。

教科書 なし

参考文献 小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」(文科省ホームページ)

小澤 理嘉 中村 弘行 中村 眞樹子

50

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授業概要

この科目では、社会福祉の概念について学ぶとともに現代社会における社会福祉の価値について理解を深めていきます。福祉の歴史、法律、実践者、対象者のほかに、福祉の相談援助についてやさまざまな分野の福祉の取り組みについても講義します。社会福祉に関する身近問題について受講生が話し合ったり、考えたりする中で福祉の価値について理解を深めていきます。

学習の達成目標

社会福祉の基礎知識と福祉的な考え方を理解する。 社会福祉を自分の課題として考える。 社会福祉の利用者の立場になって生活支援に関する理解を深める。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、

資料No)*作成課題内容

1 社会福祉の理念と概念

社会福祉とは何か、ノーマライゼーション、ニーズとは 社会参加とは何か、自立とは何か、平等とは何か(第1章1)

第1章1の事例を検討する D

2 社会福祉の歴史的変遷

社会福祉の取り組みは貧困問題から、なぜ貧富の差があるのか、困っている人を支援するのは誰、(第1章2)

第1章2の事例を検討する

D

3 社会福祉と家庭 家族暮らす社会、人権擁護、家庭福祉と社会福祉 家族の生きる力への着目(第1章3) 第1章3の事例を検討する G

W

4 事例の検討 現代におけるインクルーシブな取組み、レポート課題 課題レポートの事例を検討する P

5 福祉を支える法律と財政

社会福祉にかかわる法律、福祉の政策主体、社会福祉施設、福祉を支える法律(第2章1) 第2章1の事例を検討する D

6 社会保険と私たちの生活

会議保険、医療保険、年金保険、雇用保険、労災保険(第2章2) 第2章2の事例を検討する G

W

7 社会福祉の専門職・実践者

社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士(第2章3) 第2章3の事例を検討する P

8 事例の検討 現代における社会福祉課題の検討、レポート課題 課題レポートの事例を検討する P

9 利用者を保護する仕組み

第三者評価事業、苦情解決の仕組み、権利擁護の仕組み(第2章4) 第2章4の事を検討する G

W

10 相談援助の意義と原則 個人への援助、集団への援助、地域への援助(第3章1) 第3章1の事例を検討する D

11 相談援助の方法と技術

個人を対象とした相談援助の方法と技術、集団を対象とした相談援助の方法と技術(第3章2) 第3章2の事例を検討する G

W

12 少子高齢社会の動向と課題

社会福祉基礎構造改革、地域の変化、少子化対策の展開、 男女共同参画社会(第4章1) 第4章1の事例を検討する G

W

13 在宅福祉・地域福祉の推進

高齢社会を支える施策、障害者基本法,施設サービスと障害者、障害者の権利に関する条約(第4章2) 第4章2の事例を検討する D

14 事例の検討 現代における社会福祉の課題、レポート課題 課題レポートの事例を検討する P

15 ネットワーク形成 専門職の連携、住民参加ってどんなこと、住民参加を促進する仕組み(第4章3)、授業内テスト 第4章3の事例を検討する P

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

社会福祉概論 [ Social Welfare ] 2年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP3f No.Fs2f316

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内テスト25、授業内レポート75を基本的配分とする総合評価 教科書 『生活事例からはじめる 新版 社会福祉』吉田眞理著 青踏社

参考文献 『福祉の思想』糸賀一雄 NHKブックス、『子どもの参画』ロジャー・ハート 萌文社 『もう施設には帰らない』10万人のためのグループホーム実行委員会 中央法規

吉 田 眞 理 武 山 美 子

51

食物栄養

・二年生

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授業概要

食物・栄養学をより深く理解するために、栄養素と体内成分の関係、生体内の物質の性質や特徴について学びます。また、生体内で起こる様々な物質の変化(代謝)を理解します。すなわち、食事をする(食物を摂取する)ことによって体内に入った栄養素が、どのように変化し、どのように利用され、どのような働きをするかを学び、「食」と「生命活動」との関連を理解します。

学習の達成目標

① 生体成分の基本物質を知る。 ② 生体物質の体内での変化を知る。 ③ 生体内の生理活性物質を知る。 ④ 体内でのエネルギーの生産と消費を知る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 人体の仕組み 生命の基本単位である細胞の構造と役割、ヒトを構成する元素について

教科書p1-10 D

2 たんぱく質の構造とはたらき①

たんぱく質を構成する基本的なアミノ酸とその構造や性質について

教科書p13-20 D

3 たんぱく質の構造とはたらき②

たんぱく質を構成する基本的なアミノ酸とその構造や性質について 教科書p13-20 D

4 酵素の構造とはたらき① 酵素の種類と基本的性質について 教科書p7-83 D

5 酵素の構造とはたらき② 酵素反応の特徴について 教科書p83-88 D

6 核酸の構造とはたらき① 核酸の種類と遺伝子の構造について 教科書p63-70 D

7 核酸の構造とはたらき② たんぱく質の生合成について 教科書p70-75 D

8 たんぱく質の構造とはたらき③ たんぱく質の基体内での変化(代謝)について 教科書p20-31 D

9 糖質の構造とはたらき① 基本的な糖質の種類と構造について 教科書p33-39 D

10 糖質の構造とはたらき② 糖質の体内での代謝と生体エネルギーについて 教科書p39-49 D

11 糖質の構造とはたらき③ 糖質の体内での代謝と生体エネルギーについて 教科書p39-49 D

12 脂質の構造とはたらき① 脂質の種類と性質、構成脂肪酸の種類と性質について 教科書p51-56 D

13 脂質の構造とはたらき② 脂肪酸の体内での代謝について 教科書p56-62 D

14 ビタミンのはたらき ビタミンの種類と体内での代謝について 教科書p89-99 D

15 生体防御システム 生体防御機構における免疫系の特徴と役割について 教科書p151-158 D

生化学 [ Biochemistry ] 2年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DF5f No.Fs2f319

実務経験 と関連性

食品メーカーの研究部門に25 年勤務した。そこで習得した栄養科学の知識と経験を、生化学の授業に活用している。

成績評価 授業中の取組み 30、期末試験 70 教科書 『イラスト「生化学入門」栄養素の旅』 東京教学社

参考文献 必要に応じて指示します。

備 考

栄養士実力認定試験で正答率が低い科目です。授業の内容を確実に理解するため、各授業の前に45分程度

の予習、授業後には復習を、それぞれしっかり行ってください。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをしますので、自主的に取り組み、力を付けてください。

塩 川 雅 史

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授業概要

生化学実験では、生化学や栄養学などで学んだ内容を、実験で確認します。実験では、三大栄養素の糖質・脂質・たんぱく質の生体内における消化や代謝を確認し理解します。また、たんぱく質や酵素、DNAなどの生体成分の基本的な性質を実験で確認し、生命現象を理解する一助とします。

学習の達成目標

① 生体成分の消化を実験で確認する。 ② 生体成分の代謝を実験で確認する。 ③ 生体成分の基本的性質を確認する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A

L 回数 テーマ 学習内容

準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 オリエンテーション 実験に必要な機器の取り扱い、レポートの書き方等基礎知識の確認

配布資料(以下同様) D

2 顕微鏡観察① 頬粘膜細胞を採取して細胞小器官を観察します。 実験結果レポート提出 E

3 顕微鏡観察② 植物細胞の分裂を観察します。 実験結果レポート提出 E

4 たんぱく質実験① たんぱく質のトリプシンによる消化を確認します。 実験結果レポート提出 E

5 たんぱく質実験② たんぱく質の熱やpHに対する性質を確認します。 実験結果レポート提出 E

6 糖質実験① 単細胞である酵母を使用して細胞内でのグルコースの代

謝を確認します。 実験結果レポート提出 E

7 糖質実験② 単細胞である酵母がグルコースを代謝して産生したピル

ビン酸を確認します。 実験結果レポート提出 E

8 核酸実験 植物細胞から DNA を採取し、吸収スペクトルを確認し

ます。 実験結果レポート提出 E

9 脂質実験 中性脂肪やリン脂質の消化酵素による消化を薄層クロマ

トグラフィーで確認します。 実験結果レポート提出 E

10 酵素実験① 乳酸脱水素酵素を用いて、酵素に対する温度や pH の影

響、補酵素との関係を確認します。 実験結果レポート提出 E

11 酵素実験② 唾液アミラーゼを用いて酵素に対する温度や pH の影響

を確認します。 実験結果レポート提出 E

12 ビタミン実験 鶏肝臓よりリボフラビンを抽出し、含有量を測定します。 実験結果レポート提出 E

13 中和滴定① 滴定曲線を作成し、化学平衡の基礎を理解します。 実験結果レポート提出 E

14 中和滴定② 滴定曲線を作成し、化学平衡の基礎を理解します。 実験結果レポート提出 E

15 中和滴定③ 滴定曲線を作成し、化学平衡の基礎を理解します。 実験結果レポート提出 E 備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をしてください。特に授業後は、実験結果をまとめて

レポートを作成することに注力してください。

生化学実験 [ Experiments in Biochemistry ] 2年生 後期 講義 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DF5f No.Fs2f320

実務経験 と関連性

食品メーカーの研究部門に 25 年勤務した。そこで習得した栄養科学の知識と経験を、食品成分の代謝や変化等を扱う生化学実験の授業に活用している。

成績評価 授業中の取組み 30、レポート 70 を基本配分とする総合評価 教科書 授業時に資料を配布します。

参考文献 必要に応じて指示します。

塩 川 雅 史

53

食物栄養

・二年生

Page 56: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養士は食に関する専門職種として、医療施設、保健所、事業所、学校、福祉施設などの場において、栄養学的視点から、国民の健康やQOL(生活の質)を向上させることが求められている。そのため、健康を維持増進するための栄養学的知識、ならびに傷病者の身体状況に応じた食事の提供および栄養指導を実践するための幅広い医学的知識が必要とされる。本講義では、各種疾病の病理について理解を深め、栄養士として予防や治療に関わるために必要な医学的知識を学ぶ。

学習の達成目標

① 健康の概念とそれを保持するための要素が理解できる。 ② 生活習慣病を理解し、予防について述べることが出来る。 ③ 栄養指導の基礎となる医学知識を習得する。 ④ 栄養士の社会での役割を、健康と食事の関係から再認識する

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 健康の概念 疾病の予防 健康の定義、疾病予防と生活習慣、食と栄養士の役割 D

2 病態学 疾患を理解するための病態学総論

(6、7章、プリント) P

3 検査学・治療学 検査学・治療学総論 (7、8章、プリント)

4 女性の健康・病態学 女性のライフステージと病態学(妊娠出産、癌、更年期、老年期) (プリント)

5 小児の発達・病態学 小児の身体発育と発達、小児期疾患の病態ついて (プリント)

6 メタボリックシンドローム・呼吸器疾患

メタボリックシンドローム、呼吸器疾患(肺癌・COPD)について) (9、15章、プリント

7 糖尿病 糖尿病、痛風、脂質異常症について (9章、プリント)

8 循環器疾患 動脈硬化症・高血圧症・虚血性心疾患・うっ血性心不全について (11章、プリント)

9 腎臓病 腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、透析療法について (12章、プリント)

10 脳血管障害・神経疾患

脳卒中(脳出血・脳梗塞)、パーキンソン病、アルツハイマー病 (14章、プリント)

11 血液疾患 自己免疫疾患

貧血、白血病、膠原病、アレルギー疾患について (18、19章、プリント)

12 消化器疾患① 消化管疾患(消化性潰瘍、炎症性腸疾患、消化管の癌を中心に)

(10章、プリント)

13 消化器疾患② 消化器疾患(肝臓、膵臓、胆道の疾患を中心に) (10章、プリント)

14 内分泌疾患 骨粗鬆症、内分泌疾患 (13章、プリント)

15 食事と悪性新生物 食生活と癌 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

疾病と健康 [ Disease and Health ]

2年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f321

教職課程科目区分 含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内発表10、小テスト 3 回で 30、レポート 30、期末試験30 を基本的配分とする総合評価

教科書 『人体の構造と機能及び疾病の成り立ちⅡ』全国栄養士養成施設協会監修 第一出版

参考文献

『臨床栄養学』佐藤和人著 医歯薬出版株式会社 『臨床栄養学Ⅱ』全国栄養士養成施設協会監修 第一出版 『国民衛生の動向』厚生労働統計協会

〇 〇 〇 〇

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授業概要

家庭でできる食品加工では、食品学Ⅰ・Ⅱや調理学の講義で学んだ食品成分や調理科学的な知識、食品衛生学講義や実験で得た衛生上の知識を復習し、食品の加工・貯蔵の原理を実践します。 実習する加工食品は一般家庭の調理器具でもつくることが可能な食品を取り上げ、その原理に関する実験も行います。

学習の達成目標

①身近な食材の加工貯蔵方法を取得する ②食品の貯蔵原理を実習の中で理解する ③食品の微生物管理を理解する ④食品への微生物特性を理解し利用方法を取得する

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 食品の加工・保存法 食品の保存法や変質、加工法について学ぶ。 第1部第1・2章 E

2 豆類の加工① 味噌・納豆により微生物の働きを学ぶ。 第2 部2

課題:授業内容から提示 E

3 果物の加工 リンゴジャムによりビン詰めと水分活性による保存性やジャムの生成要因について学ぶ。

第2部4 課題:授業内容から提示 E

4 野菜の加工 トマトを使用してビン詰めによる加工貯蔵を学ぶ。 第2部4 課題:授業内容から提示 E

5 穀類の加工① うどん、小麦粉のたんぱく質含有量による加工製品の違いを学ぶ。

第2部1 課題:授業内容から提示 E

6 豆類の加工② 大豆たんぱく質の凝固について学ぶ。 第2部2 課題:授業内容から提示 E

7 芋類の加工 こんにゃく芋よりこんにゃくマンナンの凝固を学ぶ。 第2部3 課題:授業内容から提示 E

8 穀類の加工② パンにより酵母の働きを学ぶ。 第2部1 E

9 穀類の加工③ 小麦粉の性質を知る。 第3部 課題:授業内容から提示 E

10 畜産の加工 ソーセージ、畜肉の加工特性について学ぶ。 第2部6 課題:授業内容から提示 E

11 水産物の加工 さつま揚げ、魚肉の加工特性を学ぶ。 第2部9 課題:授業内容から提示 E

12 乳の加工 ヨーグルト、微生物の特性と無菌操作を学ぶ。 第2部7 課題:授業内容から提示 E

13 燻製 魚等を使用して燻煙の保存性を学ぶ。 第2部6 課題:授業内容から提示 E

14 菓子類の加工 まんじゅう、キャラメル 第2部11 課題:授業内容から提示 E

15 実践見学 加工の現場を学ぶ 事前配布資料 課題:食品工場について F

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

家庭でできる食品加工 [ Food Processing ]

2年生 後期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f325

実務経験 と関連性

流通企業で食品の品質管理部に 10 年以上従事して、加工食品の商品開発をした経験を活かし、食品加工の指導を行う。

成績評価 授業内の取組み50、授業内課題50 教科書 プリント

参考文献 『食品加工学と実習・実験』谷口 亜樹子編 光生館

栗 本 公 恵

55

食物栄養

・二年生

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授業概要

「ライフステージ栄養学」で学んだ各ステージにおける栄養のあり方について、実習を通してより深く具体的に修得することを目指します。成人、妊産婦、授乳婦、乳児、幼児、学童、高齢者などの心身の特徴を理解した上で、それらの人々に適した栄養の補給方法、食品や料理の選択方法、食卓デザインなどを、各自が献立立案、調理することで学びます。

学習の達成目標

①各ライフステージにおける献立作成や調理上の留意点を理解する。 ②各ライフステージに適した献立の作成が出来る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 成人期の食事① 給与目標栄養量と食品構成案を作成し、これらを満たす 1

日の成人女子献立を、献立作成手順に沿って作成する。 *成人女子献立 E

2 成人期の食事② 各自で作成した成人女子及び授乳期献立を実習する。

*成人女子食レポート(担当者のみ)

E

3 乳児期の食事① 乳児のためのミルクの作り方(調乳法)を実習する。 E

4 乳児期の食事② 離乳食の基礎を実習する。 E

5 乳児期の食事③ 大人の食事をアレンジして離乳食を調理する方法を実習

する。 E

6 成人期の食事③ 幼児期の食事①

成人女子献立について評価し、それを発表する。 保育所給食の献立を作成する。 *保育所給食献立

P

E

7 幼児期の食事② 各自で作成した保育所給食の献立を実習する。 *保育所給食レポート(担当者のみ) E

8 幼児期の食事③ 幼児期の食事④

保育所献立について評価し、それを発表する。手作り間

食、市販菓子を組み合わせた間食の献立を作成する。 *間食献立 P

E

9 幼児期の食事⑤ 各自で作成した手作り間食、市販菓子を組み合わせた間

食の献立を実習する。 *間食レポート(担当者のみ) E

10 幼児・学童期の疾病

と食事 幼児期学童期のアレルギー疾患について、除去食や代替

食を実習する。 E

11 学童期の食事 学童期のバイキング弁当を実習する。 E

12 幼児期の食事⑥ 高齢者の食事①

間食献立について評価し、それを発表する。比較的健康

な高齢者を対象とした献立を作成する。 *高齢者献立 P

E

13 高齢者の食事② 各自で作成した比較的健康な高齢者を対象とした献立を

実習する。 *高齢者食レポート(担当者のみ) E

14 高齢者の食事③ 嚥下障害のある高齢者を対象とした介護食を実習する。 E

15 高齢者の食事④、 及びまとめテスト

高齢者献立について評価し、それを発表する。 まとめの授業内テストを行う

授業内テスト *ポートフォリオ

P

E 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。課題に関して授業内にフィードバックをする課題を返却するので、自主的に取り組み、力を付けること。

ライフステージ栄養学実習 [ Nutrition Exercise in Life Cycle ] 2年生 前期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f330

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に取り組むこと。 担当者レポート10、献立60、授業内テスト20、ポートフォリオ10を基本的配分とする総合評価

教科書 ①毎回プリントを配布 ②『五訂食品成分表』未定 ③『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大出版

参考文献

①『授乳・離乳の支援ガイド実践の手引き』母子保健事業団 ②『乳幼児の食べる機能の気付きと支援』医歯薬出版 ③『保育所における食事の提供ガイドライン』厚生労働省 ④『食物アレルギーの栄養指導』医歯薬出版 ⑤『介護食ハンドブック』医歯薬出版

稲 葉 佳代子

56

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授業概要

近年益々増加する生活習慣病は、病気で床に伏してから治療を開始したのでは十分な成果を挙げるのは難しいとされています。健康で若い時から適切な食生活をおくり、適切な生活習慣を身につけることで、これらの疾病は確実に予防できるのです。臨床栄養学概論で学ぶ内容は、病気を治すための食事療法だけでなく、健康な人がより健康で健やかな生活を送るために不可欠なものです。 本教科では、生活習慣病を初めとした各種疾病の食事療法を理解し、患者様の栄養管理の方法を学びます。

また、近年病院等で行われつつある栄養ケアマネージメント、チーム医療などについても学びます。 学習の達成目標

①各種疾病の原因や病態について理解する。 ②各種疾患の食事療法のポイントを理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、LT:ライト、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 病院栄養士の役割と

チーム医療 臨床栄養学や食事療法の意義、病院栄養士の役割、多職

種協働、チーム医療【チーム医療に関するビデオ視聴】 課題:ビデオ視聴レポート LT

2 医療保険と介護保険

制度 医療保険、入院時食事療養制度、介護保険など 小テスト LT

3 栄養補給法、薬との

相互作用 栄養補給法、及び薬剤と食物の相互作用、給与栄養目標

量の算出 小テスト 授業内課題:給与栄養目標量

E

4 消化器疾患① 胃炎、潰瘍の病態と食事療法、胃術後の栄養ケア【胃腸

の働きに関するビデオ視聴】 C,Q章 小テスト 課題:ビデオ視聴レポート

LT

5 消化器疾患② クローン病、過敏性腸症候群、便秘の病態と食事療法 C章 小テスト LT

6 肝臓・胆のう・膵臓 肝炎、肝硬変、脂肪肝、胆石症、膵炎の病態と食事療法 C章 小テスト LT

7 免疫・アレルギー疾患 食物アレルギーの病態と食事療法 O章 小テスト LT 8 代謝疾患① 脂質異常症、痛風の病態と食事療法 B章 小テスト LT 9 代謝疾患② 肥満、糖尿病の病態と食事療法 A,B章 小テスト LT

10 代謝疾患③ 循環器疾患①

糖尿病食品交換表の使い方 高血圧症の病態と食事療法

B,D章 糖尿病交換表 小テスト

LT

11 循環器疾患② 動脈硬化症、心疾患の病態と食事療法 D章 小テスト LT

12 腎臓疾患① 慢性腎臓病(CKD)、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、

腎不全、透析の病態と食事療法 E,F章 小テスト

LT

13 腎臓疾患② 腎疾患の食事療法、及び腎臓病食品交換表の使い方 E,F章 腎臓病交換表 小テスト

LT

14 血液系、筋骨格疾患 貧血、骨粗鬆症、骨軟化症の病態と食事療法 L,M章 小テスト LT

15 内分泌疾患、呼吸器

疾患、学習のまとめ 甲状腺機能亢進及び低下症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)

の病態と食事療法 F,I章 小テスト

LT

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをするテスト課題を返却するので、自主的に取り組み、力を付けること。

臨床栄養学概論 [ Clinical Nutrition ]

2年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP3f No.Fs2f331

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に取り組むこと。

課題10、小テスト 40、期末試験50 を基本的配分とする総合評価

教科書 ①『サクセス管理栄養士講座 臨床栄養学Ⅱ』第一出版 ②『糖尿病食事療法のための食品交換表』日本糖尿病協

会 文光堂 ③『腎臓病食品交換表 治療食の基準』医歯薬出版

参考文献 ①『栄養食事療法必携』医歯薬出版 ②『病気の成り立ちとからだⅠ・Ⅱ』医歯薬出版 ③『疾患・病態別栄養管理の実際 1~4』文光堂

平 井 千 里

57

食物栄養

・二年生

Page 60: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

「疾病と健康」や「臨床栄養学概論」で学んだ疾病に関する知識を踏まえ、食品や料理へ展開する過程を学びます。エネルギーコントロール食の糖尿病食、たんぱく質コントロール食の慢性腎臓病食、脂質コントロール食の膵炎食、ミネラルコントロール食の貧血食では、献立立案、調理、評価までの一連の過程を実習します。授業開始前の夏季休暇中に常食献立の作成を行い、その常食を展開していく形での実習となります。展開食を作成する過程で、それぞれの疾患の違いや留意点をより深く学ぶことができます。

学習の達成目標

①各種疾病別の食事療法の理論を踏まえ、献立調理上の留意点を理解する。 ②基準となる献立から、様々な治療食献立への展開が出来る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 一般食① 流動食の実習、および経腸栄養剤の試飲を行なう。 C,Q章 E

2 一般食② 軟食の実習を行なう。 C章 E

3 エネルギーコントロ

ール食① 糖尿病食品交換表を用いて、常食から糖尿病食への展開

献立を作成する。 B章 糖尿病交換表 *課題:糖尿病への展開献立 E

4 エネルギーコントロ

ール食② 献立作成した糖尿病食を実習する。 B章 糖尿病交換表 *課題:糖尿病担当者レポート E

5 たん白質コントロー

ル食① 腎臓病食品交換表を用いて、常食からCKD食への展開

献立を作成する。 E,F章 腎臓病交換表 *課題:CKDへの展開献立 E

6 たん白質コントロー

ル食② 献立作成したCKD食を実習する。 E,F章 腎臓病交換表 *課題:CKD担当者レポート E

7 たん白質コントロー

ル食③ 腎疾患用特殊食品(低たん白、低ナトリウム、高カロリ

ー)を用いた献立を実習し、特殊食品の使い方を学ぶ。 E,F章 腎臓病交換表 E

8 学習の振り返りとま

とめ 7 回までに実施してきた各種疾患の病態と食事療法につ

いて、テスト問題を作成することで振り返りを行う。 *授業内課題:テスト問題の作成

G

W

9 ナトリウムコントロ

ール食 高血圧症などに用いられる低ナトリウム食について実習

する。 D章 E

10 脂質コントロール食① 常食から膵炎食への展開献立を作成する。 *課題:膵炎への展開献立 E

11 脂質コントロール食② 献立作成した膵炎食を実習する。 C章 *課題:膵炎食担当者レポート E

12 脂質コントロール食③ 脂質異常症献立を実習する。 B章 E

13 鉄分コントロール食① 貧血症食献立を作成する。 L章 *課題:貧血症献立 E

14 鉄分コントロール食② 献立作成した貧血症食を実習する。 L章 *課題:貧血食担当者レポート E

15 鉄分コントロール食③、ま

とめ、テスト 実習した貧血症食をもとに、食事指導用の教材を作成す

る。学習のまとめとテストを行う。 L章 授業内テスト *ポートフォリオ E

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをするテスト課題を返却するので、自主的に取り組み、力を付けること。

臨床栄養学実習 [ Clinical Nutrition Exercise ] 2年生 後期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f332

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に取り組むこと。 課題(献立、授業内課題、担当者レポート、ポートフォリオ)80、授業内テスト20を基本的配分とする総合評価

教科書

①『サクセス管理栄養士講座 臨床栄養学Ⅱ』第一出版 ②『食品成分表』大修館書店 ③『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大出版 ④『糖尿病食事療法のための食品交換表』日本糖尿病協会 文光堂 ⑤『腎臓病食品交換表 治療食の基準』医歯薬出版 ⑥毎回プリント配布

参考文献 ①『一品料理500選』医歯薬出版 ②各種献立集 ③『慢性腎不全のための低たんぱくメニュー』第一出版

平 井 千 里

58

Page 61: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

ライフステージ,ライフスタイルの特徴と栄養指導法を学ぶことを目標とする。栄養指導Ⅰで学んだ栄養マネジメントに必要な栄養指導技術であるカウンセリングや行動科学を学ぶ。その上で、健常者や生活習慣病予備群である人々の健康維持・増進を目的とした栄養指導ができるように、ライフステージ別の特徴とそれぞれに適する栄養指導内容を学ぶ。また、給食を提供する施設の特徴と栄養指導法について学ぶ。

学習の達成目標

①ライフステージの特徴に応じた栄養指導法を理解する。 ②栄養指導手法としてのカウンセリングと行動科学理論を理解する。 ③給食を提供する施設に応じた栄養指導法を修得する。 ④栄養士実力認定試験の栄養指導分野内容を理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 栄養指導計画 後期授業オリエンテーション,栄養指導計画の立案 栄養指導Ⅰプリント 課題:授業内容より提示

2 栄養指導とカウンセリング 栄養指導に必要なカウンセリング技術 (第2 章P.49-52)

GW

3 行動科学理論 栄養指導に活用する行動科学理論・モデル (第2章P.30-48) D

4 ライフステージ別栄

養指導① 妊娠期 妊娠期の特徴と栄養指導 栄養指導に必要なKEY WORDS説明発表 (第4章P.112-116) P

5 ライフステージ別栄

養指導② 授乳期 授乳期の特徴と栄養指導授乳・離乳支援ガイド 栄養指導に必要なKEY WORD説明発表 (第4章P.116-118) P

6 ライフステージ別栄

養指導③ 乳児期 乳児期の特徴と栄養指導 栄養指導に必要なKEY WORD説明発表

(第4章P.116-118) 課題:授業内容より提示 P

7 ライフステージ別栄

養指導④ 幼児期1 幼児期の特徴と栄養指導

(第4章P.119-123) 課題:授業内容より提示

GW

8 ライフステージ別栄

養指導⑤ 幼児期2 幼児期の栄養指導計画作成 小テスト

(第4 章P.119-123,第5 章

P.144-146) GW

9 ライフステージ別栄

養指導⑥ 学童期 学童期の特徴と栄養指導 栄養指導に必要なKEY WORD説明発表

(第4章P.123-127,第5章

P.146-150) P

10 ライフステージ別栄

養指導⑦ 思春期 思春期の特徴と栄養指導 栄養指導に必要なKEY WORD説明発表 (第4章P.123-127) P

11 ライフステージ別栄

養指導⑧ 成人期 成人期の特徴と栄養指導,生活習慣病 栄養指導に必要なKEY WORD説明発表 (第4章P.127-133) P

12 ライフステージ別栄

養指導⑨ 高齢期 高齢期の特徴と栄養指導,低栄養の特徴 小テスト (第4章P.135-141)

13 栄養指導の実施と評

価① 栄養指導案作成及び評価・改善のプロセス 課題:栄養指導案及び教材

作成 GW

14 栄養指導の実施と評

価② 栄養指導案作成及び評価・改善のプロセス 課題:栄養指導案及び教材

作成 GW

15 給食施設と栄養指導 児童福祉施設 保育所における栄養指導,食育基本法 (第5章P.144-146) D

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養指導Ⅱ [ Nutritional EducationⅡ ]

2年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f335

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表10,授業内テスト 2 回で 20、レポート 20、期末試験50 を基本的配分とする総合評価 教科書 『イラスト 栄養教育・栄養指導論』城田知子他著 東京教学社

参考文献 ①『栄養科学イラストレイテッド基礎栄養学』田地陽一編 羊土社②『日本人の食事摂取基準(2015 年版)』第一出版③『管理栄養士栄養士必携』第一出版

内 田 由 佳

59

食物栄養

・二年生

Page 62: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養指導実習では栄養指導の理論を実践することを目的に、対象者のアセスメントから改善が必要な問題点の抽出,計画立案,実施,評価および改善を行う。栄養指導の演習を通して,対象者の特徴を把握し,対象者に対する栄養指導をPDCAサイクルに対応させる栄養マネジメントに展開していく。 栄養指導計画では,目標設定や栄養指導計画と共に,適切な教材を選択し作成する。その評価は,発表演習を通じて対象者から得ることで,改善案としてまとめる。

学習の達成目標

① ライフステージ別の対象者の特徴に応じた問題点の把握および抽出(栄養アセスメント)をすることができる。

② 対象者に応じた指導計画をたて,教材を選択することができる。 ③ 対象者の規模(個人・集団・大集団)に応じた栄養指導の展開を知る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 栄養マネジメント 栄養マネジメントの理論,栄養指導における PDCA サイクル、個人指導と集団指導の特徴

(第3 章P.64-109)

2 栄養アセスメント 成人の集団データからの問題点の抽出,指導計画の立案 (第3 章P.64-109) GW

3 集団及び個人栄養指導演習Ⅰ① 成人の栄養指導計画立案

(第 4 章 P.127-133, 第 5 章P.150-151)課題:栄養指導案作成

GW

4 集団及び個人栄養指導演習Ⅰ② 成人の栄養指導教材の作成,評価表の作成 課題:栄養指導教材の作成 G

W

5 集団及び個人栄養指導演習Ⅰ③発表 成人に対する栄養指導 発表(集団および個人) 評価票作成 P

6 集団及び個人栄養指導演習Ⅰ④発表 成人に対する栄養指導 発表(集団および個人) 評価票作成 P

7 集団及び個人栄養指導演習Ⅰ⑤発表 成人に対する栄養指導 発表(集団および個人) 評価票作成 P

8 成人に対する栄養指導演習Ⅰ⑥評価

成人に対する栄養指導 評価及び改善計画作成,集団討議法を活用する集団指導

課題:栄養指導計画改善計画作成

GW

9 展示を活用する指導 成人を対象とする健康フェアへの展開(大集団) 指導計画内容を発表

(第 4 章 P.127-133, 第 5 章P.150-151)

GW

10 集団及び個人栄養指導演習Ⅱ①

保護者及び乳幼児への栄養指導計画立案 (集団および個人)

(第 4 章 P.112-123, 第 5 章P.144-146)課題:栄養指導案

作成 GW

11 集団及び個人栄養指

導演習Ⅱ② 保護者及び乳幼児の栄養指導教材の作成,評価表の作成 課題:栄養指導教材の作成 GW

12 集団及び個人栄養指

導演習Ⅱ③発表 保護者及び乳幼児に対する栄養指導 発表 (集団および個人) 評価票作成 P

13 集団及び個人栄養指

導演習Ⅱ④発表 保護者及び乳幼児に対する栄養指導 発表 (集団および個人) 評価票作成 P

14 集団及び個人栄養指

導演習Ⅱ⑤評価 保護者及び乳幼児に対する栄養指導 評価及び改善計画

作成 評価票作成 GW

15 イベントでの 栄養指導

遊びを取り入れた指導内容への展開・イベントの運営 指導計画内容を発表

(第 4 章 P.112-123, 第 5 章

P.144-146) P 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養指導実習 [ Exercise in Nutritional Education ]

2年生 後期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f336

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

授業内発表60、レポート 40 を基本的配分とする総合評価 教科書 『イラスト 栄養教育・栄養指導論』城田知子他著 東京教学社

参考文献

内 田 由 佳

60

Page 63: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

公衆栄養学の目的は、集団や個人の健康を維持・増進するために必要な栄養施策や活動を企画、実施、評価、改善し、栄養状態の改善を図ることである。そのためには、国民の栄養・食習慣の現状、健康の維持・増進、疾病の予防等を社会的視点からとらえ、分析する力が必要となる。公衆栄養活動に必要な知識を学び、栄養問題の解決法を具体的に提案できる栄養士になることを目的とする。

学習の達成目標

① 公衆栄養学の概要、他授業科目との関連について説明できる。 ② わが国の食生活・栄養状態について説明できる。 ③ 栄養状態の把握、問題抽出、計画立案、実施、評価、改善のプロセスを理解する。 ④ 食事摂取基準の活用法を理解できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 公衆栄養学の概念と

歴史 公衆栄養学の概念および歴史ついて学ぶ。

(p2‐10) LT

2 公衆栄養活動 ヘルスプロモーション、疾病予防、少子高齢化における

健康増進、ウエルネスそれぞれについて学ぶ。

(p10‐17)

LT

3 わが国の健康・栄養

問題の現状と課題 人口問題、長寿社会、生活習慣病の有病率について学ぶ。 (p20‐30) LT

4 わが国の健康・栄養

問題の現状と課題 食事および食環境の変化について学ぶ。 (p31‐48) LT

5 諸外国の健康・栄養

問題の現状と課題 先進諸国および開発途上国における健康。栄養問題につ

いて学ぶ。 (p48‐54) LT

6 栄養行政 公衆栄養行政および公衆栄養関連法規について学ぶ。

(p56‐66) 小テスト(公衆衛生学の意義

活動、我が国と諸外国の栄養

の問題点に関して)

LT

7 栄養行政 管理栄養士・栄養士制度について学ぶ。 (p67‐70) LT

8 国民健康・栄養調査 目的・方法・調査結果ついて学ぶ。 (p71‐72)(厚生労働省HP) LT

9 健康・栄養関連の指

針、ツール 食生活指針、食事バランスガイド、身体活動指針、休養、

睡眠の指針について学ぶ。 (p73‐84) LT

10 栄養疫学 栄養疫学の役割と応用について学ぶ。 (p110‐112) LT

11 食事摂取量の測定法 食事調査の種類と特徴、食事摂取量に反映する指標(身

体的・生化学的)について学ぶ。 (p113‐120) LT

12 食事摂取量の評価法 食事摂取基準について学ぶ。 (p121‐128) 小テスト (栄養行政、国民健康・栄養

調査、栄養疫学に関する) LT

13 公衆栄養マネジメン

ト PDCAサイクル、プリシード・プロシードモデル、目標

設定について学ぶ。 (p134‐137) LT

14 公衆栄養プログラム 公衆栄養プログラムの計画、実施、評価について学ぶ。 (p152‐163) LT

15 公衆栄養プログラム

の展開 食環境づくり及びライフステージ別のためのプログラム

の展開にいて学ぶ。

(p182‐196) 小テスト(食事摂取基準、公

衆栄養マネジメントおよびプ

ログラムに関する)

D

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

公衆栄養学概論 [ Public Health Nutrition ] 2年生 前期 講義 2単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f337

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内テスト 3 回で 30、期末試験70 を基本的配分とする総合評価

教科書 ウエルネス 公衆栄養学(医歯薬出版株式会社) 参考文献 「公衆衛生がみえる」(メディクメディア)

三 浦 由 美

61

食物栄養

・二年生

Page 64: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

喫食者のために栄養管理された献立を、調理員が混乱なく衛生的かつ安全な料理に仕上げるように指示し、予定時間内に給食を提供できるように運営をする給食管理業務について学ぶ。対象者がおいしく安全に食べるための工夫、大量調理の特性や作業、人材、設備、衛生など、給食サービス提供に関する幅広い理論を習得することを目標とする。

学習の達成目標

① 栄養士が行う給食管理について理解する。 ② 給食サービス提供に関する幅広い理論を学び、給食業務を習得する。 ② 給食管理業務のPDCAを理解する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 特定給食施設の定義 給食の運営と関連法規について理解する。 (第1章p1~7)

2 給食における衛生管

理について① 大量調理施設衛生管理マニュアルについて学ぶ

(第3章p39~50・巻末資

料、※認定試験問題解答

3 給食における衛生管理について② 大量調理施設衛生管理マニュアルと HCCP について学ぶ (第3章p47~54)・巻末資

料、※認定試験問題解答

4 大量調理機器について

大量調理機器の種類や取り扱いについて学ぶ ミニテスト「大量調理施設衛生管理マニュアル」について G

W

5 栄養士の配置規程について 栄養士の配置規程基準と根拠法について学ぶ P133、145、147

6 作業動線・作業工程 について 対象施設に応じた作業動線や作業工程について学ぶ G

W

7 給食管理とは① 給食管理の「衛生管理」について学ぶ (第1章p7~10) LI

8 給食管理とは② 給食管理の「栄養管理」「食材管理」について学ぶ (第1章p10~18) LI

9 給食管理とは③ 給食管理の「施設管理」「作業管理」について学ぶ (第1章p18~22) LI

10 給食管理とは④ 給食管理の「会計・原価管理」について学ぶ (第1章p22~26) LI

11 病院給食の特徴 病院における食事提供の流れや、医療法及び入院時食事療養費について学ぶ(第4 章)。 (第4章p63~97) L

I

12 学校給食の特徴 学校給食法に基づく学校給食の意義とその役割を理解する(第5 章) (第5章p99~119) L

I

13 福祉施設の給食の特徴

福祉関連法に基づく給食の意義とその役割を理解する。 (第7章p132~153) LI

14 事業所給食の特徴 事業所における給食の意義とその役割を理解する。 (第6章p121~130) LI

15 食習慣と給食のあり方

現在の食環境や食生活の変化に対応した給食の役割及びその課題を理解する。 (第2章p29~38)

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

給食実務演習 [ Business of Supply of Food ] 2年生 前期 演習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f339

実務経験

と関連性

事業所および特別養護老人ホームにて栄養士として6年間、勤務し、給食経営管理に携わってきた経験を踏まえ、講義および演習の

指導を行う。

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

小テスト 30、期末試験 70を基本的配分とする総合評価 教科書 ①『給食計画論』化学同人 ②『調理場における 衛生管理&調理技術マニュアル』学建書院

参考文献 ①『給食管理』 第一出版 ②『大量調理』 学建書院 ③『日本人の食事摂取基準(2015 年版)』 第一出版

中 村 眞樹子

62

Page 65: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

1 年次に習得した学び、技術を応用し、給食の運営を体験する。学生自らが自主的に計画を立て、分担し、かつ協働して給食業務を担う中でチームとして協力と職務遂行の責任の重要性を学ぶ。さらに安全でおいしい食事、喫食者に喜ばれる食事を提供するフードサービスの技術を学習する。

学習の達成目標

①給食を提供するために必要な大量調理技術を習得する。 ②PDCAに基づく給食マネジメントを学ぶ。 ③給食を教材とした栄養教育が実施できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 実習ガイダンス① 役割分担と献立会議 授業内レポート「献立作成」 G

W

2 実習ガイダンス② 各種帳票類の作成、栄養教育の教材作成、衛生管理の実際について

授業内レポート「献立作成」「帳票・教材作成」

GW

3 試作① 5食分の試作、献立の検討 E

4 給食提供① 給食提供を実施し、大量調理の手法、給食管理の実際を学ぶ

課題「帳票作成」「実施レポート」 E

5 給食試食① 料理の評価と給食管理の検討を行う 授業内レポート「試食による学び」 E

6 給食試食② 料理の評価と給食管理の検討を行う 授業内レポート「試食による学び」 E

7 試作② 5食分の試作、献立の検討 E

8 給食提供② 給食提供を実施し、大量調理の手法、給食管理の実際を学ぶ

課題「帳票作成」「実施レポート」

E

9 給食試食③ 料理の評価と給食管理の検討を行う 授業内レポート「試食による学び」 E

10 給食試食④ 料理の評価と給食管理の検討を行う 授業内レポート「試食による学び」 E

11 試作③ 5食分の試作、献立の検討 E

12 給食提供③ 給食提供を実施し、大量調理の手法、給食管理の実際を

学ぶ 課題「帳票作成」「実施レポー

ト」 E

13 給食試食⑤ 料理の評価と給食管理の検討を行う 授業内レポート「試食による

学び」 E

14 給食試食⑥ 料理の評価と給食管理の検討を行う 授業内レポート「試食による

学び」 E

15 学習のまとめ 学習のまとめをし、実習の振り返りをする 課題「実習ファイル」 E 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。課題等に関して授業内に適宜、また、返却時にコメントを付けてフィードバックをする。自主的かつ積極的に取り組み、力を付けること。

給食管理実習 [ Management of Food Service ]

2年生 前期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f340

実務経験 と関連性

事業所および特別養護老人ホームにて栄養士として6年間、勤務し、給食経営管理に携わってきた経験を踏まえ、実習の指導を行う。

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。 授業内レポート50、実習ファイル50を基本配分とする総合評価

教科書 印刷資料を配布する

参考文献 ①『給食計画論』化学同人 ②『調理場における 衛生管理&調理技術マニュアル』学建書院 ③『日本人の食事摂取基準(2015 年版)』 第一出版

中 村 眞樹子

63

食物栄養

・二年生

Page 66: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

栄養士免許取得のために、本学指定の病院、高齢者福祉施設、児童福祉施設、小学校、事業所など栄養士の専従する特定給食施設で、1週間の栄養士実地実習を行う。本実習の目標は、給食サービス提供のために栄養士が必要とする知識及び技能を、実践活動の場で体験学習することである。なお履修に際しては、学びを深めるために「栄養士実践実習」及び「給食管理実習」を原則として同時に受講することが必要である。さらに現場栄養士の幅広い業務を理解し社会での実践力を備えるために報告会で発表する。

学習の達成目標

① 実習施設における栄養士業務(献立作成、食数管理、発注、検収、調理、配膳、衛生管理など)の実際を学ぶ。

② 栄養士業務を体験する中で、栄養士の役割や専門性を理解できる。 ③ 学内実習での学びと本実習での学びを統合し、活用できる。 ④ 社会の一員としての礼儀やマナーを理解し、実践できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 オリエンテーション

給食の運営①

実習施設の特徴と役割を理解する。実習の目的を明確化

させる。 実習を通して給食サービスを提供する職業人としての自覚を高め、社会の一員としての礼儀やマナーを身につける。 実習施設における調理の流れを理解し、調理作業を行う。

実習内容を振り返り、実習記録にまとめる。

教科書①第1・2章

2 給食の運営② 実習施設における栄養士業務(献立作成、食数管理、発注、検収)について学ぶ。 作業の効率に配慮して調理を行う。 実習内容を振り返り、実習記録にまとめる。

教科書①第3 章 F

3 給食の運営③

実習施設における栄養士業務(各種帳票類)について学ぶ。 給食利用者ひとり一人の献立の違いに留意し、的確な配

膳を行う。 実習内容を振り返り、実習記録にまとめる。

参考文献 ①1・2章 F

4 給食の運営④

実習施設における栄養士業務(衛生管理)について学ぶ。 実習で学んだ知識や技術を活用し、効率よく調理・配膳を行う。

実習内容を振り返り、実習記録にまとめる。

参考文献①3章 F

5 給食運営⑤ 実習のまとめ

学内実習(栄養士実践実習)で検討したグループ課題に

取り組む。 実習内容を振り返り、実習記録にまとめる。

教科書・参考文献全般 課題:校外実習記録

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

校外実習 [ Dietitian's training ]

2年生 後期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP4f No.Fs2f341

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 校外実習記録 50、実習先指導栄養士評価 20、校外実習報告会(栄養士実践実習最終授業)30 を基本的配分とする総合評価で、実習での取組み、報告会の準備状況も加味する。

教科書 ①『臨地・校外実習のてびき』化学同人 ②『管理栄養士・栄養士必携』第一出版 ③プリント資料として『実習の手引き』及び『実習記録』

参考文献 ①『給食計画論』化学同人 ②『食品成分表』東京法令出版 ③『調理のためのベーシックデータ』女子栄

養大出版部

栗本 公恵 内山 麻子 三浦 由美 内田 由佳 平井 千里

64

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授業概要

基礎調理実習Ⅰ、Ⅱで習得した基礎的な内容を踏まえ、調理への興味をさらに深め、備えるべき調理技術・知識の向上につなげる。一班2人または1人で4品程度を調理するため積極的な参加態度や適切な作業手順が求められる。教員によるデモンストレーションをよく視聴し、メモをとる。迅速かつ正確に食材や調味料の計量ができる様心がけ毎回の栄養価計算のためのデータをとっておく。

学習の達成目標

①栄養士として必要な調理技術や知識、作業工程への配慮を身につける。 ②2人または1人で3~4品の調理が時間内に終了する力を培う。 ③クラス全体をチームとしてとらえ、作業の遅れた班をサポートする姿勢を養う。 ④供応食としての日本料理(夏の会席献立)を学ぶ。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 調理環境の整備など 成績評価等について解説する。用具・器具の点検。りん

ごのバターケーキ、スパイスティーの実習 4人班実習

シラバスを読んでおく。

*栄養価計算 E

2 和風朝食向き献立 煮浸し、炒り卯の花、即席漬け、温泉卵、麦飯 2 人班

実習 事前配布プリントを読ん でおく。*栄養価計算

E

3 和風昼食向き献立 鯵塩焼き、うどきんぴら、ぬた和え、桜もち 2 人班実

習 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

4 ブレックファースト オートミール、マフィン、マーマレード、オムレツ、コ

ールスロー 2人班実習 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

5 ランチメニュー① ポテトのニョッキ、シーザースサラダ、ババロア、 2人班実習

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

6 ランチメニュー② ミルファンティスープ、ハンバーグ、ラタトゥユ、ブラ

ウニー、2人班実習 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

7 各国料理 ビーフストロガノフ、きゅうりのサラダ、コーンブレッ

ド、ブランマンジェ&コンポート 2人班実習 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

8 1人調理①軽食 クラブハウスサンドウィッチ、せん切り野菜のスープ、

コーヒーゼリー 1人実習 事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

9 1人調理②精進料理 胡麻豆腐、炊き合わせ、かき揚げ、もずく粥 1人実習 ポートフォリオ第1回提出

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算

E

10 初夏の会席献立 鰹焼き霜づくり、吸い物、鶏山椒焼き、梅肉和え、発芽玄米ご飯、水羊羹 4人班実習

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

11 パスタ、ピッツア ピッツァ、スパゲッティ、かぼちゃのプディング 4人班実習

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

12 中国料理① チャーハン、茄子の和え物、大根餅、ザー菜のスープ 2人班実習

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

13 中国料理② エビ入りワンタン、ホイコーロー、黒ゴマのプリン 2人班実習

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

14 夏野菜料理 冬瓜のうす葛煮、白和え、グリーンサラダアメリカンスタイル、野菜たっぷりクッパ 2人班実習

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

15 寿司 細まき寿司、稲荷寿司、つみれ汁、鴫焼き 2人班実習 ポートフォリオ第2回提出

事前配布プリントを読んでお

く。*栄養価計算 E

備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習(レポート作成)をすること。

欠席は家庭で1品製作しレポート提出すること。上記の順番は都合により変更することがある。 課題等に関してフィードバックを行うので、自主的に取り組み、力を付けること。

応用調理実習 [ Applied Cooking Practice ]

2年生 前期 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DP5f No.Fs2f346

実務経験

と関連性 管理栄養士および調理師の資格を持って病院等の給食提供現場で勤務していた経験を活かし実際的な調理指導を行う。

成績評価 毎回の授業の取組み20、期末試験(実技)40、栄養価計算(毎回必須)20、ポートフォリオ提出20を基本配分とする総合評価

教科書 『あすの健康と調理、食を通して豊かなLife styleを』アイ・ケイコーポレーション

参考文献 『毎回の配布プリント』、『食品成分表』、『調理のためのベーシックデータ』女子栄養大学出版部 『映像で学ぶ調理の基礎とサイエンス』学際企画

内 山 麻 子

65

食物栄養

・二年生

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授業概要

この教科は原則として「給食管理実習」「校外実習」を同時に履修しなければならない。後期に実施される校外実習はわずか5日間の現場実習であり、4種の職域(病院、小学校、福祉施設、事業所)のうちの1種のみに配属される。本教科はすべての職域について学習し、短期でも多くの栄養士業務を習得するための事前事後指導である。必要なマナー指導、課題である献立作成も行う。また給食に欠かせない冷凍食品の扱い・接遇など実践的な内容についても触れる。

学習の達成目標

① 目指す栄養士像をイメージできる。(身なり、言葉遣い等マナーも含む) ② 職域の特徴について理解する。 ③ 配属先グループ間で目的を共有し仲間意識を深める。 ④ 実習手引きを繰り返し読み理解する

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

1 全体オリエンテーシ

ョン

私校外実習の概要について学び、栄養士を志した目的を

明確にし、資格取得意識を高める。

臨地校外実習の手引き P.1~P.15を読んでおく *課題①私が栄養士を志した理由

E

2 教科書による学び① 病院、高齢者または児童福祉施設、小中学校、事業所な

どの職域の特徴を知る。 臨地校外実習の手引き 給食計画論を読んでおく E

3 コミュニケーション

技法① 配属先の職域に関して理解を深める。敬語の使い方等 敬語テキストを読んでおく GW

4 教科書による学び② 職域別に栄養管理の特徴や衛生管理の特徴等、給食業務

内容を学ぶ。 配布プリントに必要事項を記

入しておく

5 授業内テスト 職域別の学びについてテストを実施する。 プリント・教科書を読んでおく

6 コミュニケーション技法② 職域に関して理解を深め、接遇について学ぶ。 *課題②接遇ビデオを見てレポート E

7 校外実習に向けて① 配属先発表 配布プリントを読んでおく GW

8 校外実習に向けて② 過去の実習記録を年度別に検索し、グループディスカッションを通して施設検討報告書を作成する。

配属先ファイルに目を通しておく D

9 配属先別の学び 配属先職域に分かれ必要事項を学ぶ。(病院・福祉・事業所・保育所・学校)

テキストの配属先部分を学んでおく

10 実習手引きの説明① 実施要項を知る。 手引きをよく読んでおく E

11 実習手引きの説明② 実習心得を学ぶ。 手引きをまとめておく E

12 実践食品講座(集中) 大量調理の現場において、必須食材として頻度高く使用されている冷凍食品の基礎知識を、外部講師による指導によ

り習得する。

講座テキストを読んでおく *課題③冷凍食品について E

13 コミュニケーション

技法③ オリエンテーション参加等について、配属先への連絡の

取り方等を学ぶ。 配布プリントを読んでおく E

14 目的に応じた献立作

成 (課題) 配属先を想定し、条件に応じた献立作成を行う。 配布プリントを読んでおく *課題④事業所向き献立作成

E

15 実習記録の書き方 記録の記入方法について学ぶ。過去の記録を検索する。 1日分の記録を記入しておく E

栄養士実践実習 [ The Prior after the Event of Dietitian Training ] 2年生 通年 実習 1単位 選択 専門科目 栄養士免許必修 栄養教諭免許必修 DF4f No.Fs2f342

実務経験

と関連性 内山(麻):病院、高齢者福祉施設の給食提供現場で管理栄養士の資格を持って勤務していた経験を活かし実際的な調理指導を行う。

成績評価 授業中の取組み。

授業内テスト 2 回で 10、課題4 回で 80、ポートフォリオ 10 を基本的配分とする総合評価 教科書 『臨地・校外実習のてびき』第2版 化学同人 『給食計画論』化学同人

参考文献 『給食施設のための献立作成マニュアル』医歯薬出版 『給食管理』 第一出版 『栄養関係法規類集』新日本法規出版『給食・栄養管理の手引』新日本法規出版 『栄養士必携』第一出版

内山 麻子 栗本 公恵 平井 千里 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

① 校外実習先での自主研究テーマを決定する。 ② 配属先の業務について深く学び準備が整っている。 ③ 実習記録の書き方について十分理解できている。 ④ 実習を総括しプレゼンテーションによる発表につなぐことができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 コミュニケーション技法④ お礼状の書き方について事前に学ぶ 手紙文の書き方について調べ

ておく G

W

17 直前指導、授業内テ

スト 手引きの復習とまとめテスト 手引きを熟読しておく

18 直前指導、事務手続き 実習直前の諸注意並びに事前指導を行う。 手引きを熟読しておく G

W

19 実習のまとめ 直後感想個人発表。お礼状作成。巡回報告を聞き取る。 はがきの文面を考えておく GW

20 発表準備① 校外実習の記録を整理し、発表要領について知る。 記録をまとめておく G w

21 発表準備② 習得内容を整理し、パワーポイント画面に表現する。 PP スライドのレイアウトをしておく

GW

22 発表準備③ プレゼンテーションの練習をする。 PP スライドにセリフを付けておく P

23 実習報告会 プレゼンテーションにより実習報告を行う プレゼンの練習をしておく P 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

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Page 69: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

【後期】 学習の達成

目標

① 校外実習先での自主研究テーマを決定する。 ② 配属先の業務について深く学び準備が整っている。 ③ 実習記録の書き方について十分理解できている。 ④ 実習を総括しプレゼンテーションによる発表につなぐことができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 コミュニケーション技法④ お礼状の書き方について事前に学ぶ 手紙文の書き方について調べ

ておく G

W

17 直前指導、授業内テ

スト 手引きの復習とまとめテスト 手引きを熟読しておく

18 直前指導、事務手続き 実習直前の諸注意並びに事前指導を行う。 手引きを熟読しておく G

W

19 実習のまとめ 直後感想個人発表。お礼状作成。巡回報告を聞き取る。 はがきの文面を考えておく GW

20 発表準備① 校外実習の記録を整理し、発表要領について知る。 記録をまとめておく G w

21 発表準備② 習得内容を整理し、パワーポイント画面に表現する。 PP スライドのレイアウトをしておく

GW

22 発表準備③ プレゼンテーションの練習をする。 PP スライドにセリフを付けておく P

23 実習報告会 プレゼンテーションにより実習報告を行う プレゼンの練習をしておく P 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

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食物栄養

・二年生

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授業概要

栄養指導又は栄養学のどちらかのテーマを選択し、自分自身がテーマについての実習・実験計画・実施を行い、結果について考察をします。 【栄養指導テーマ】幼児を対象とした食育実践及び媒体の開発:幼児を対象とし、幼児が楽しみながら食に関する知識を身につけられる食育プログラムや食育媒体(食育カルタ等)の開発を目指します。 栄養指導案を作成し、それを保育園の幼児に対して自らが栄養士役として実践します。 【栄養学テーマ】味覚の変化:味覚は食べ物が体内に入って初めに接する感覚です。食べ物の美味しさを感じる味覚は様々な要因によって影響を受けます。好きな料理を自分で作り、その摂取前後で味覚が変化をするか等について検証します。

学習の達成目標

①テーマ(味覚,幼児期の栄養)に関する知識を修得する。 ②未知な分野を開拓していくプロセスを通して、課題を克服していく力を身につける。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

1 オリエンテーション 年間計画についてのガイダンス

栄養学又は栄養指導のテーマ選択 D

2 調査・計画立案①

過去の実験手法・指導媒体を調査し、進行手順を計画する

味覚や食育法に関する文献

検索

GW

3 調査・計画立案② 味覚や食育法に関する文献

検索 GW

4 調査・計画立案③ 味覚や食育法に関する文献

検索 GW

5 実験・媒体作成①

①【栄養学テーマ】好きな料理の調査 ②【栄養指導テーマ】食育媒体の作成

料理や食育教材に関する文

献検索 GW

6 実験・媒体作成② 料理や食育教材に関する文

献検索 GW

7 実験・媒体作成③ 料理や食育教材に関する文

献検索 GW

8 実験・媒体作成④ GW

9 実験・媒体作成⑤ GW

10 実験・媒体作成⑥ GW

11 レシピ開発①

①【栄養学テーマ】味覚を刺激する料理のレシピ作成 ②【栄養指導テーマ】食育レシピ作成

味覚や食育に関するレシピ

作成 GW

12 レシピ開発② 味覚や食育に関するレシピ

作成 GW

13 レシピ開発③ 味覚や食育に関するレシピ

作成 GW

14 レシピ開発④ 味覚や食育に関するレシピ

作成 GW

15 意見交換 前期の進行結果に関するゼミ内での意見交換・発表 P 備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

内田ゼミナール [ Nutrition, Health and Food Seminar ]

2年生 通年 演習 2単位 選択 専門科目 DP4f No.Fs2n254

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること

ゼミに関する課題(作業工程表・計画書)及び報告会70、課題作成(レシピ,教材) 30 を基本的配分とする総合評価 教科書 なし

参考文献 必要に応じて、紹介

内 田 由 佳 【後期】

学習の達成 目標

① 結果が得られる根拠を調査する手法を修得する。 ② 結果ゼミの目的・方法・結果・考察を文章にまとめる力を修得する。 ③ ゼミ発表でのプレゼンテーション手法を修得し、発表を行う。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 保育者とはなにか

中間評価のための意見交換・まとめを行う ゼミナールとして、学園祭に参加する

作業工程作成 GW

17 中間評価① 作業工程作成 GW

18 中間評価② GW

19 中間評価③

①【栄養学テーマ】味覚の実験実施及びまとめ ②【栄養指導テーマ】食育媒体を用いた食育プログラムの実施

計画書作成 GW

20 結果内容検討① 計画書作成 GW

21 結果内容検討② 計画書作成 GW

22 結果内容検討③ GW

23 結果内容検討④ GW

24 結果内容検討⑤

ゼミナールで得た結果を過去の先行研究や他者の意見と

比較し、考察をする。

GW

25 結果考察① GW

26 結果考察② GW

27 結果考察③

報告会用のパワーポイント及び原稿を作成する

GW

28 ゼミ報告会準備① GW

24 ゼミ報告会準備② GW

30 ゼミ報告会準備③ 1年間学んだゼミナール内容を発表する。 P 備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

68

Page 71: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

【後期】 学習の達成

目標

① 結果が得られる根拠を調査する手法を修得する。 ② 結果ゼミの目的・方法・結果・考察を文章にまとめる力を修得する。 ③ ゼミ発表でのプレゼンテーション手法を修得し、発表を行う。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 保育者とはなにか

中間評価のための意見交換・まとめを行う ゼミナールとして、学園祭に参加する

作業工程作成 GW

17 中間評価① 作業工程作成 GW

18 中間評価② GW

19 中間評価③

①【栄養学テーマ】味覚の実験実施及びまとめ ②【栄養指導テーマ】食育媒体を用いた食育プログラムの実施

計画書作成 GW

20 結果内容検討① 計画書作成 GW

21 結果内容検討② 計画書作成 GW

22 結果内容検討③ GW

23 結果内容検討④ GW

24 結果内容検討⑤

ゼミナールで得た結果を過去の先行研究や他者の意見と

比較し、考察をする。

GW

25 結果考察① GW

26 結果考察② GW

27 結果考察③

報告会用のパワーポイント及び原稿を作成する

GW

28 ゼミ報告会準備① GW

24 ゼミ報告会準備② GW

30 ゼミ報告会準備③ 1年間学んだゼミナール内容を発表する。 P 備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

69

食物栄養

・二年生

Page 72: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

~野菜を知ろう、野菜を食べよう~ 野菜は健康維持に欠かせない食品であるにもかかわらず摂取量は伸び悩んでいる。まずその理由や解決方法を見つけなければならない。今年度は大豆製品など指定された植物タンパク質源食品と野菜との組み合わせで主菜にも副菜にもなる料理を考案してみたい。それらのレシピを用いて子供を含めた第三者への食育指導を通して野菜料理アピールにつなげることを目指す。

学習の達成目標

栄養士として必要な野菜調理の知識や技術を身につける。 調理のレシピ表現が上達し正確な記録を保存できる。 食材と季節について興味をもち献立が立案できる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A

L 回数 テーマ 学習内容

準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成レポート課題内容

1 授業概要の説明 グループ分け、発表の手順と年間スケジュール G W

2 野菜調理の実際① 春野菜と豆腐を使った料理のレシピ作成、試食、記録 野菜、豆腐のレシピ検索 *野菜豆腐レシピレポート

G

W

3 野菜調理の実際② 春野菜と納豆を使った料理のレシピ作成、試食、記録 野菜、納豆のレシピ検索

*野菜納豆レシピレポート GW

4 野菜調理の実際③ 春野菜と豆乳を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、豆乳のレシピ検索

*野菜豆乳レシピレポート GW

5 野菜に関する講義 今年度の研究発表テーマに関して 『旬の野菜栄養辞典』

6 野菜会議の開催① これまでのまとめとミーティング D

7 野菜調理の実際④ 夏野菜と大豆を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、大豆のレシピ検索 *野菜大豆レシピレポート

G

W

8 野菜調理の実際⑤ 夏野菜とおからを使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、おからのレシピ検索 *野菜おからレシピレポート

GW

9 野菜調理の実際⑥ 夏野菜と湯葉を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、湯葉のレシピ検索 *野菜湯葉レシピレポート

GW

10 野菜会議の開催② 野菜摂取を促進するためのアイディアを出し合う D

11 野菜料理を教える① 野菜たっぷりおやきを教える 配布プリントレシピ予習 P

12 野菜料理を教える② 野菜たっぷり和風汁物を教える 配布プリントレシピ予習 P

13 野菜情報の収集 雑誌や、インターネットにより野菜摂取の現状把握を行う。 新聞、雑誌、ネット情報の収集 D

14 野菜調理発表準備① 小峰祭発表に関するミーティング、試作その他準備 発表のためのレシピ検索 GW

15 野菜調理発表準備② 試作その他準備 試作の準備 GW

備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。 ゼミ選択学生の人数により日程・スケジュールの変更がある。

内山ゼミナール [ Nutrition , Health and Food Seminar ]

2年生 通年 演習 2単位 選択 専門科目 DP4f No.Fs2n254

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 授業中の取組み20、分担発表(2回)40、レポート提出40を基本配分とする総合評価 教科書 特になし

参考文献 『ベターホームの野菜料理』ベターホーム協会、『旬の野菜の栄養辞典』 (株 )エクスナレッジ 『LetsEat350g.VEGETABLS』グラフ社

内 山 麻 子 【後期】

学習の達成 目標

① 調理レシピの表現力アップ、作ってみたくなる料理レシピが作れる。 ② 食材の価格や、手間の度合いを配慮した献立作成ができる。 ③ 食育活動に野菜調理を応用することが出来る。 ④ ゼミ発表会で上手なプレゼンテーションが出来る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 野菜調理発表準備 必要な材料のリストアップ、作業計画、ポスター製作他 詳細な計画書を作製しておく E

17 小峰祭当日作業 調理作業、包装作業、販売、その他 詳細な計画書を作製しておく

E

18 野菜調理の実際⑦ 秋野菜と種実類を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、種実のレシピ検索 *野菜種実レシピレポート

GW

19 野菜調理の実際⑧ 秋野菜と厚揚げを使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、厚揚げのレシピ検索 *野菜厚揚げレシピレポート

GW

20 野菜調理の実際⑨ 秋野菜と大豆分離タンパクを使った料理レシピ作成、試食、記録

野菜、分離タンパクのレシピ検索 *野菜 〃レシピレポート

GW

21 野菜会議の開催③ 野菜摂取を促進するための提案書作成 D

22 野菜調理の実際⑩ 冬野菜と豆腐製品を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、豆腐のレシピ検索 *野菜豆腐レシピレポート

GW

23 野菜調理の実際⑪ 冬野菜と大豆製品を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、大豆製品のレシピ検索 *野菜 〃レシピレポート

GW

24 野菜調理の実際⑫ 冬野菜と豆乳を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、豆乳のレシピ検索 *野菜豆乳レシピレポート

GW

25 野菜会議の開催④ 野菜摂取を促進するための提案書作成 D

26 食育活動① 食育活動 (食育歳時記) の準備 媒体の作成 GW

27 食育活動② 食育活動 (食育歳時記) の準備 媒体の作成 GW

28 ゼミ発表会準備① ゼミ発表会準備、PP製作、シナリオ作成 PP準備 P

24 ゼミ発表会準備② ゼミ発表会準備、PP製作、シナリオ作成 セリフ作成 P

30 ゼミ発表会 グループ別の発表 P 備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。 ゼミ選択学生の人数により日程・スケジュールの変更がある。

70

Page 73: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

【後期】

学習の達成 目標

① 調理レシピの表現力アップ、作ってみたくなる料理レシピが作れる。 ② 食材の価格や、手間の度合いを配慮した献立作成ができる。 ③ 食育活動に野菜調理を応用することが出来る。 ④ ゼミ発表会で上手なプレゼンテーションが出来る。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 野菜調理発表準備 必要な材料のリストアップ、作業計画、ポスター製作他 詳細な計画書を作製しておく E

17 小峰祭当日作業 調理作業、包装作業、販売、その他 詳細な計画書を作製しておく

E

18 野菜調理の実際⑦ 秋野菜と種実類を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、種実のレシピ検索 *野菜種実レシピレポート

GW

19 野菜調理の実際⑧ 秋野菜と厚揚げを使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、厚揚げのレシピ検索 *野菜厚揚げレシピレポート

GW

20 野菜調理の実際⑨ 秋野菜と大豆分離タンパクを使った料理レシピ作成、試食、記録

野菜、分離タンパクのレシピ検索 *野菜 〃レシピレポート

GW

21 野菜会議の開催③ 野菜摂取を促進するための提案書作成 D

22 野菜調理の実際⑩ 冬野菜と豆腐製品を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、豆腐のレシピ検索 *野菜豆腐レシピレポート

GW

23 野菜調理の実際⑪ 冬野菜と大豆製品を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、大豆製品のレシピ検索 *野菜 〃レシピレポート

GW

24 野菜調理の実際⑫ 冬野菜と豆乳を使った料理レシピ作成、試食、記録 野菜、豆乳のレシピ検索 *野菜豆乳レシピレポート

GW

25 野菜会議の開催④ 野菜摂取を促進するための提案書作成 D

26 食育活動① 食育活動 (食育歳時記) の準備 媒体の作成 GW

27 食育活動② 食育活動 (食育歳時記) の準備 媒体の作成 GW

28 ゼミ発表会準備① ゼミ発表会準備、PP製作、シナリオ作成 PP準備 P

24 ゼミ発表会準備② ゼミ発表会準備、PP製作、シナリオ作成 セリフ作成 P

30 ゼミ発表会 グループ別の発表 P 備 考

各授業の前に45分程度の予習をし、授業後には復習をすること。 ゼミ選択学生の人数により日程・スケジュールの変更がある。

71

食物栄養

・二年生

Page 74: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

~食品の品質と食品加工~ 色々な食品が市場に出回っている今、色々な食品の食味・調理特性・栄養的価値を知ることは日常生活を

有意義にするとともに、食・栄養を職業としていく上で役立ちます。栄養士を目指すものとして、栄養的価値とともに、食品に必要な品質を学び、味「おいしさ」も追求し表現できることも大切です。 「誰にどんな栄養素が必要か、どんなおいしさを求めているか」、栄養的にも嗜好的にも求めら

れる食品を調査・研究し、食の大切さ楽しさも勉強します 学習の達成

目標

① 食味特性について五感で理解すること(米飯の官能評価)。 ② 嗜好的にも栄養的にも良い料理又はお菓子のレシピを作成すること。 ③ 調理技術及びレシピ作成能力を上げる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成レポート課題内容

1 履修ガイダンス ゼミの概要についての説明。 目次1 D

2 味のメカニズム 「おいしさ」に関係する味のメカニズム、官能評価につい

て学ぶ(プリント)。 目次2 D

3 演習① お茶の入れ方や製法による味の違いを把握する。 配布資料 E

4 演習② 香りに特徴のあるものを比べて表現してみる。 配布資料 E

5 演習③ 食感に特徴のある食品を食べ比べ、表現してみる。 目次4 E

6 米飯の官能評価① 米飯の咀嚼特性を確認する。 目次5 D

7 米飯の官能評価② 米飯の香味特性を確認する。 E

8 市場調査 研究テーマである料理や商品の市場品を確認する。 F

9 栄養問題研究 現代の栄養問題についてディスカッションし、各自の研

究テーマを決める。 G

10 食材研究① テーマ食材を決め、市販品などを比較し、その特徴を知

る。 E

11 食材研究② テーマ食材を使って加工食品を作る。 E

12 食材研究③ テーマ食材を使って加工食品を作る。 E

13 栄養的に良くおいしい料理(菓子)①

対象者が必要な栄養的価値と食味特性を持つ料理(お菓子)についてディスカッションを実施する。 E

14 栄養的に良くおいしい料理(菓子)②

子育て支援センターでの発表準備とお菓子作り。 E

15 食育講座体験 子育て支援センターで発表。 F

備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栗本ゼミナール [ Nutrition, Health and Food Seminar ] 2年生 通年 演習 2単位 選択 専門科目 DP4f No.Fs2n254

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 授業中の取組み50、課題30、発表会の準備状況20 教科書

参考文献 『新版 食品の官能評価・鑑別演習』 日本フードスペシャリスト協会編

栗 本 公 恵 【後期】

学習の達成 目標

① 対象者が求める栄養的な価値があり、嗜好的に受け入れられる料理(菓子)を作っていくプロセスを習得すること。

② パワーポイントによる発表原稿の作成と口頭発表を習得すること。 (授業の到達目標及びテーマにつ

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成レポート課題内容

16 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)④ 試作品の官能評価の実施。 E

17 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)⑤ 再試作。 E

18 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)⑥ 官能評価・アンケート調査の実施。

19 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)⑦ 調査の集計まとめ。

20 成果発表① 出来た料理(菓子)の販売計画をねる。 D

21 成果発表② 販売する料理(菓子)の作成。 E

22 成果発表③ 料理(菓子)の販売。 F

23 研究のまとめ① 今までの流れと結果をレポートにまとめる。 G

24 研究のまとめ② パワーポイント等で発表資料を作成する。 G

25 研究のまとめ③ パワーポイント等で発表資料を作成する。 G

26 研究のまとめ④ 検討会:発表資料の品評をし、訂正・改善をする。 D

27 研究のまとめ⑤ 発表文書の作成(レポート)。 *課題・「研究成果のまとめ」レポート

28 ゼミ発表会練習 実際と同様に発表の練習をする。

24 ゼミ発表会 グループ別に発表。 G

30 ふりかえり 発表および1年間の活動のふりかえり。

備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

72

Page 75: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

【後期】 学習の達成

目標

① 対象者が求める栄養的な価値があり、嗜好的に受け入れられる料理(菓子)を作っていくプロセスを習得すること。

② パワーポイントによる発表原稿の作成と口頭発表を習得すること。 (授業の到達目標及びテーマにつ

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成レポート課題内容

16 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)④ 試作品の官能評価の実施。 E

17 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)⑤ 再試作。 E

18 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)⑥ 官能評価・アンケート調査の実施。

19 栄養的に良くおいし

い料理(菓子)⑦ 調査の集計まとめ。

20 成果発表① 出来た料理(菓子)の販売計画をねる。 D

21 成果発表② 販売する料理(菓子)の作成。 E

22 成果発表③ 料理(菓子)の販売。 F

23 研究のまとめ① 今までの流れと結果をレポートにまとめる。 G

24 研究のまとめ② パワーポイント等で発表資料を作成する。 G

25 研究のまとめ③ パワーポイント等で発表資料を作成する。 G

26 研究のまとめ④ 検討会:発表資料の品評をし、訂正・改善をする。 D

27 研究のまとめ⑤ 発表文書の作成(レポート)。 *課題・「研究成果のまとめ」レポート

28 ゼミ発表会練習 実際と同様に発表の練習をする。

24 ゼミ発表会 グループ別に発表。 G

30 ふりかえり 発表および1年間の活動のふりかえり。

備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

73

食物栄養

・二年生

Page 76: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

“地場産物利用”をテーマに地産地消・地場産物利用について考え、取り組みます。「地産地消」や「地

場産物利用」とは何か?具体的にどんな取り組みがされているのか?そのメリットやデメリット、課

題は何か?といった現状を調査、考察します。その現状や課題を踏まて、実際に「地産地消」「地場産

物利用」の料理・菓子作りに挑戦します。給食における実施についても検討していきます。 学習の達成

目標

①「地産地消」「地場産物利用」の現状について理解し、自分なりの考えを持つことができる。 ②「地産地消」「地場産物利用」による試作品の企画・検討・調製ができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

1 オリエンテーション 年間計画についてガイダンス。また、「地産地消」「地場産物利用」について意見交換する。

D

2 事例研究① 「地産地消」「地場産物利用」について、各自でその取組事例を図書、インターネットなどで調査する。

授業内レポート「地産地消の事例について」

3 事例研究② 調査事例の発表・情報交換を行い、そのメリット・デメリット・課題について考える。 P

D

4 地場産物利用の検討① 旬(春の食材)の地場産物を利用する。

(メニューの検討と試作の実施) 授業内レポート「メニュー提案と試作報告」

GWE 5 地場産物利用の検討

6 メインテーマの設定 前回までの調査や試作を踏まえ、メインテーマ(食材)の検討、設定をする。 D

7 メインテーマ(食材) の研究① 調査:テーマ食材の使用例や現状の確認をする。

8 メインテーマ(食材) の研究②

使用例の確認(試作)、オリジナルメニューの試作をする。 G

WE 9 メインテーマ(食材)

の研究③

10 現場見学① テーマに合わせた製造現場や給食の見学する。 課題「見学のまとめ」 F

11 現場見学②

12 地場産物利用の検討

③ 旬(夏の食材)の地場産物を利用する。 (メニューの検討と試作の実施)

授業内レポート「メニュー提案と試作報告」

GWE 13 地場産物利用の検討

14 中間報告と検討① 取り組みのまとめ

15 中間報告と検討② 取り組みの情報交換と今後の検討をする。 PD 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。

自主的に取り組み、力を付けること。状況により、予定を変更し、オープンキャンパス、マロニエミニレクチャー、イトーヨーカドークッキングサポートに参加する。

中村眞樹子ゼミナール [ Nutrition, Health and Food Seminar ]

2年生 通年 演習 2単位 選択 専門科目 DP4f No.Fs2n254

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回の授業に出席し、授業に積極的に参加すること。ゼミの取り組み状況 30、調査・研究への参加(レポート・課題も含む)

状況 50、ゼミ報告会の準備・発表状況 20 で総合的に判断します。

教科書 なし

参考文献 調査・研究の内容に応じて紹介、使用します。

中 村 眞樹子 【後期】

学習の達成 目標

①「地産地消」「地場産物利用」の現状について理解し、自分なりの考えを持ち、さらに深めることができる。 ②「地産地消」「地場産物利用」による試作品の企画・検討・調整を経て、完成品を仕上げる。 ③ゼミ報告会の発表やレシピ集の作成し、1年間の成果をまとめ、報告することができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 小峰祭への出店準備①

今までの活動を活かした小峰祭の出店企画をする。 D

17 小峰祭への出店準備②

小峰祭の出店内容の検討(試作を含む)をする。 P

18 小峰祭への出店準備③ 展示「ゼミ活動中間報告」の展示物作成をする。 G

W

19 小峰祭参加 小峰祭における出店・展示の実施

20 地場産物利用の検討

⑤ 旬(秋の食材)の地場産物を利用する。 (メニューの検討と試作の実施)

授業内レポート「メニュー提案と試作報告」

GWE 21 地場産物利用の検討

22 メインテーマ(食材) の研究④

オリジナルメニューの試作を複数回行い、完成度の高い

料理・菓子を仕上げる。

E 23 メインテーマ(食材) の研究⑤

24 メインテーマ(食材) の研究⑥

25 地場産物利用の検討

⑦ 旬(冬の食材)の地場産物を利用する。 (メニューの検討と試作の実施)

授業内レポート「メニュー提案

と試作報告」 GWE 26 地場産物利用の検討

27 ゼミ内報告会 ゼミ内で完成品の披露し、意見交換をする。 課題「研究報告」 PD

28 活動のまとめ・報告

会準備① ゼミ活動のまとめを行い、ゼミ報告会の準備をする。(資

料作成) 授業内レポートおよび課題「活

動報告」

24 活動のまとめ・報告

会準備② ゼミ活動のまとめを行い、ゼミ報告会の準備をする。(資

料作成と発表練習) 授業内レポートおよび課題「活

動報告」

30 ゼミ報告会 1年間のゼミの成果を報告会にて発表する。 P

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。 自主的に取り組み、力を付けること。課題やテーマの設定の状況により、日程・学習内容を変更することがあります。食材費や見学の交通費が必要になります。

74

Page 77: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

【後期】 学習の達成

目標

①「地産地消」「地場産物利用」の現状について理解し、自分なりの考えを持ち、さらに深めることができる。 ②「地産地消」「地場産物利用」による試作品の企画・検討・調整を経て、完成品を仕上げる。 ③ゼミ報告会の発表やレシピ集の作成し、1年間の成果をまとめ、報告することができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 小峰祭への出店準備①

今までの活動を活かした小峰祭の出店企画をする。 D

17 小峰祭への出店準備②

小峰祭の出店内容の検討(試作を含む)をする。 P

18 小峰祭への出店準備③ 展示「ゼミ活動中間報告」の展示物作成をする。 G

W

19 小峰祭参加 小峰祭における出店・展示の実施

20 地場産物利用の検討

⑤ 旬(秋の食材)の地場産物を利用する。 (メニューの検討と試作の実施)

授業内レポート「メニュー提案と試作報告」

GWE 21 地場産物利用の検討

22 メインテーマ(食材) の研究④

オリジナルメニューの試作を複数回行い、完成度の高い

料理・菓子を仕上げる。

E 23 メインテーマ(食材) の研究⑤

24 メインテーマ(食材) の研究⑥

25 地場産物利用の検討

⑦ 旬(冬の食材)の地場産物を利用する。 (メニューの検討と試作の実施)

授業内レポート「メニュー提案と試作報告」

GWE 26 地場産物利用の検討

27 ゼミ内報告会 ゼミ内で完成品の披露し、意見交換をする。 課題「研究報告」 PD

28 活動のまとめ・報告

会準備① ゼミ活動のまとめを行い、ゼミ報告会の準備をする。(資

料作成) 授業内レポートおよび課題「活

動報告」

24 活動のまとめ・報告

会準備② ゼミ活動のまとめを行い、ゼミ報告会の準備をする。(資

料作成と発表練習) 授業内レポートおよび課題「活

動報告」

30 ゼミ報告会 1年間のゼミの成果を報告会にて発表する。 P

備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。 自主的に取り組み、力を付けること。課題やテーマの設定の状況により、日程・学習内容を変更することがあります。食材費や見学の交通費が必要になります。

75

食物栄養

・二年生

Page 78: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

~牛乳・乳製品の科学~ 良質な栄養成分を豊富に含み、日本人の食生活にすっかり定着した牛乳と乳製品。日常、何気なく牛乳を飲

み、チーズやヨーグルトを食べていますが、実は牛乳には不思議なこと、解らないことが沢山あります。本ゼミナールでは、牛乳の加工原理や栄養特性、乳酸菌の働きなどを科学的観点から学習します。ナチュラルチーズやヨーグルト、バターなどの試作を通して、牛乳成分の変化と相互作用を実体験します。

学習の達成目標

①牛乳・乳製品について科学的な視点から理解すること。 ②牛乳の生産、加工、利用の全体像を理解すること。 ③乳酸菌の働きと人の健康への寄与について学ぶこと。 ④食生活における牛乳・乳製品の意義について独自の視点を養うこと。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成レポート課題内容

1 オリエンテーション ゼミの概要を説明し、年間計画を立案します。 個別テーマの設定 D

2 牛乳・乳製品研究① 牛乳の加工に関する基礎的事項について学習します。 D

3 乳製品試作① フレッシュチーズを試作します。 E

4

5 乳製品試作② クリームを利用した乳製品を試作します。 E

6

7 牛乳・乳製品研究② 牛乳の加工法についてさらに理解を深めます。 D

8 学外活動① 酪農施設を見学します。 見学後、レポート提出 F

9

10 学外活動② 牛乳・乳製品の製造工場を見学します。 見学後、レポート提出 F

11

12 乳製品試作③ 小峰祭販売用乳製品を検討します。 G

W 13

14 乳製品試作④ 小峰祭販売用乳製品を試作します。 E

15 備 考

・各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をしてください。

・積極的に活動に参加し、そして議論し、ゼミを盛り上げてください。

塩川ゼミナール [ Nutrition, Health and Food Seminar ] 2年生 通年 演習 2単位 選択 専門科目 DF4f No.Fs2n254

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 授業中の取り組み 50、課題レポート 20、ゼミ発表会のプレゼンテーション 30 による総合評価

教科書 配布資料ならびに各自が収集した資料に基づいて活動します。

参考文献 必要に応じて指示します。

塩 川 雅 史 【後期】

学習の達成 目標

①各自でテーマを設定し、学習した内容をまとめる力を身につけます。 ②パワーポイントによる発表資料の作成と口頭発表の技術を身につけます。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成レポート課題内容

16 乳製品試作⑤ 小峰祭販売用乳製品の試作検討 E

17

18 小峰祭 乳製品の製造と販売 GW

19 乳製品試作⑥ 熟成タイプのナチュラルチーズに挑戦します。 E

20

21 乳製品試作⑦ 熟成タイプのナチュラルチーズに挑戦します。 E

22

23 研究のまとめ① 活動で得られた結果の集約 個別テーマごとの結果集約 GW

24 研究のまとめ② パワーポイント資料を作成 個別テーマごとの結果集約 GW

25 研究のまとめ③ ワーポイント資料を作成 個別テーマごとの結果集約 GW

26 研究のまとめ④ 発表資料の検討と修正① D

27 研究のまとめ⑤ 発表資料の検討と修正② D

28 ゼミ発表会練習 発表練習 GW

29 ゼミ発表会 1年間の活動成果を発表 P

30 ゼミ活動総括 1年間の活動の振り返りと次年度への提言 GW

備 考

・各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をしてください。

・乳製品の試作では原材料費が必要になります。 ・学外活動では交通費が必要になります。 ・積極的に活動に参加し、そして議論し、ゼミを盛り上げてください。

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Page 79: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

【後期】 学習の達成

目標

①各自でテーマを設定し、学習した内容をまとめる力を身につけます。 ②パワーポイントによる発表資料の作成と口頭発表の技術を身につけます。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成レポート課題内容

16 乳製品試作⑤ 小峰祭販売用乳製品の試作検討 E

17

18 小峰祭 乳製品の製造と販売 GW

19 乳製品試作⑥ 熟成タイプのナチュラルチーズに挑戦します。 E

20

21 乳製品試作⑦ 熟成タイプのナチュラルチーズに挑戦します。 E

22

23 研究のまとめ① 活動で得られた結果の集約 個別テーマごとの結果集約 GW

24 研究のまとめ② パワーポイント資料を作成 個別テーマごとの結果集約 GW

25 研究のまとめ③ ワーポイント資料を作成 個別テーマごとの結果集約 GW

26 研究のまとめ④ 発表資料の検討と修正① D

27 研究のまとめ⑤ 発表資料の検討と修正② D

28 ゼミ発表会練習 発表練習 GW

29 ゼミ発表会 1年間の活動成果を発表 P

30 ゼミ活動総括 1年間の活動の振り返りと次年度への提言 GW

備 考

・各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をしてください。

・乳製品の試作では原材料費が必要になります。 ・学外活動では交通費が必要になります。 ・積極的に活動に参加し、そして議論し、ゼミを盛り上げてください。

77

食物栄養

・二年生

Page 80: 食物栄養学科 · 2020. 4. 1. · 食物栄養学科2年生 授業科目 担当者 頁 おだたん人間成長講座Ⅱ おだたん人間成長講座委員会 44 通年 日本国憲法越

授業概要

遺伝、体質、性格および栄養などの生活習慣の違いによって、病気になる者とならない者がいる。 病気発症という結果に、どのような原因(遺伝、性格、生活習慣など)が絡んでくるのか? このように、原因と結果の因果関係を追求し、その関係性を明確にしていく学問が「疫学」である。 三浦ゼミでは、精神疾患発症(気分障害、過敏性腸症候群など)、ストレスが高い、または低い、QOL(生活の質)が高い、または低いという結果には、どのような要因(原因)が関与しているのかを、疫学的手法を用いた先行研究を通して理解を深めていく。そして実際、明らかにしたい病態や現象に対し、その要因を調査し研究を行う。

*精神医学(精神栄養学)に興味がある方、行政栄養士として働きたい方には最適のゼミです。 学習の達成

目標

① 疫学の概念と統計学(基礎)を理解する。 ② 精神医学と栄養との関連を理解する。 ③ 先行研究から疫学的手法を把握し習得する。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成レポート課題内容

1 履修ガイダンス ゼミの内容についての説明 GW

2 疫学について 公衆衛生学における疫学の位置づけについて学ぶ。 GW

3 疫学研究デザインについて 研究デザインについて学ぶ。 GW

4 統計演習① データを表現する方法(統計)理解実践する。 E

5 統計演習② 各種統計的手法を理解実践する。 E

6 精神医学について 医学、精神医学の歴史、精神症状論について学ぶ。 GW

7 精神栄養学について 脳活動(精神活動)と栄養の関連性について学ぶ。 GW

8 気分障害、不安神経障害について 大うつ病、躁鬱病、非定形うつ病等について学ぶ。 GW

9 自閉症スペクトラム障害いついて 後天的発症要因、随伴症状(偏食など)について学ぶ。 GW

10 QOL(生活の質)について QOLとは何かを理解する。 GW

11 ストレスについて ストレスとは何かを理解する(良いストレス、悪いストレス)。 GW

12 先行研究討論① QOL(生活の質)と脳内栄養素との関連研究の討論 D

13 先行研究討論② 精神症状発症に関わる因子抽出研究の討論 D

14 先行研究討論③ 急性ストレス反応状態時と気分についての研究の討論 D

15 先行研究討論④ 糖質依存タイプが有する不定愁訴発症に関連する研究の

討論 D 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。

三浦ゼミナール [ Nutrition, Health and food Seminar ]

2年生 通年 講義 2単位 選択 専門科目 DP4f No.Fs2n254

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

研究への参加状況20 点、ゼミ報告会の準備(プレゼン資料【PowerPoint 及び発表原稿】の提出)30 点、ゼミ研究発表50 点を基本的配分とする総合評価

教科書 なし 参考文献 なし

三 浦 由 美 【後期】

学習の達成 目標

① 前期で学んだ先行研究を参考にし、自分が明らかにしたい病態や現象について疫学的手法を用いて実験(実証)する。

② PowerPointを用いた発表スライド作成を修得する。 ③ 口頭発表(ゼミ発表)からプレゼン能力を高める。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 課題探求 疫学研究実験に向けて、明らかにしたい「課題」を各自で探る。

F

17 研究デザインの設定 明らかにしたい「課題」に適した研究デザインを設定する。 F

18 研究実験① 各自(各班)の研究に応じた実験を行う。 E

19 研究実験② 〃 E

20 研究実験③ 〃 E

21 研究実験④ 〃 E

22 研究実験⑤ 〃 E

23 実験データの解析① データの統計的解析を行う。 E

24 実験データの解析② 〃 E

25 研究のまとめ① PowerPointで発表資料を作成する。 E

26 研究のまとめ② PowerPointで発表資料を作成する。 プレゼン資料(PowerPoint 及び発表原稿)の提出① E

27 研究のまとめ③ PowerPointで発表資料を作成する。 プレゼン資料(PowerPoint 及び発表原稿)の提出② E

28 ゼミ発表(予演会) 実際のゼミ発表と同様に予演会(練習)を行う。 E

24 ゼミ発表会 個別および班別にゼミ発表を行う。 E

30 振り返り 発表および1年間のゼミ活動の振り返りを行う。 D 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。

78

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【後期】

学習の達成 目標

① 前期で学んだ先行研究を参考にし、自分が明らかにしたい病態や現象について疫学的手法を用いて実験(実証)する。

② PowerPointを用いた発表スライド作成を修得する。 ③ 口頭発表(ゼミ発表)からプレゼン能力を高める。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技・実習・実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料

No)*作成レポート課題内容

16 課題探求 疫学研究実験に向けて、明らかにしたい「課題」を各自で探る。

F

17 研究デザインの設定 明らかにしたい「課題」に適した研究デザインを設定する。 F

18 研究実験① 各自(各班)の研究に応じた実験を行う。 E

19 研究実験② 〃 E

20 研究実験③ 〃 E

21 研究実験④ 〃 E

22 研究実験⑤ 〃 E

23 実験データの解析① データの統計的解析を行う。 E

24 実験データの解析② 〃 E

25 研究のまとめ① PowerPointで発表資料を作成する。 E

26 研究のまとめ② PowerPointで発表資料を作成する。 プレゼン資料(PowerPoint 及び発表原稿)の提出① E

27 研究のまとめ③ PowerPointで発表資料を作成する。 プレゼン資料(PowerPoint 及び発表原稿)の提出② E

28 ゼミ発表(予演会) 実際のゼミ発表と同様に予演会(練習)を行う。 E

24 ゼミ発表会 個別および班別にゼミ発表を行う。 E

30 振り返り 発表および1年間のゼミ活動の振り返りを行う。 D 備 考

各授業の前に45分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。

79

食物栄養

・二年生

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授業概要

これまでに学んだ調理実習・給食管理実習・ライフステージ栄養学実習・臨床栄養学実習を踏まえた総合的な学習とする。昨今の給食は単に基準栄養量を満たすというだけではなく、病院をはじめ、保育園から高齢者施設、事業所とそれぞれに求められる事項はきわめて多様かつ複雑である。さらに喫食者の満足度および Q.O.L.の向上につながる各種イベントをとりいれた給食など様々な知識、技術、センスをもって取り組まなければならない。テーマ性をもった1回85食程度の給食実習8回、調理実習5回を実施する。近隣の施設より実際に高齢者を招くこともある。

学習の達成目標

①栄養士として必要な様々な条件に即した献立作成や給食提供ができるようになること。 ②イベントを中心に幅広いフードサービスの知識、技術を習得すること。 ③喫食者の立場または給食サービス提供者側としてその日の給食をあらゆる角度から評価できる力を養うこと。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、

資料No)*作成課題内容

1 オリエンテーションおよび給食環境の整備

授業内容・成績評価について解説する。班による献立検討会。器具・備品点検、実習室清掃。

テーマに沿った献立を作製しておく

E

2 次回試作 栄養士役を中心とした次回実施献立の試作(5 食程度)山クラスまたは川クラス

ポートフォリオを作っておくこと(準備)

E

3 テーマ給食・行事① 敬老の日の祝い膳をテーマとした高齢者福祉施設の給食実施または給食評価・試食および次回試作 以下2ク

ラス交代制 課題:高齢者向きの献立作成について E

4 テーマ給食・行事② お誕生日会メニューをテーマとした保育園給食実施また

は給食評価・試食および次回試作 課題:園児向きの献立作成

について E

5 テーマ給食・行事③ バイキング給食をテーマにした小学校給食の実施または

給食評価・試食および次回試作 課題:小学校向きの献立作

成について E

6 テーマ給食・行事④ 郷土料理をテーマにしたオフィス給食の実施または給食

評価・試食および次回試作 課題:郷土料理の献立作成

について。 E

7 テーマ給食・メディ

カル① エネルギーコントロール食(盛付量による)または給食評

価・試食および次回試作 課題:エネルギーコントロ

ール食の展開について E

8 テーマ給食・メディ

カル② エネルギーコントロール食(食材の工夫による)または

給食評価・試食および次回試作 課題:エネルギーコントロ

ール食の展開について E

9 テーマ給食・食札業務体験①

個別対応(高齢者食)トレイセットサービス給食または給食評価・試食および次回試作

課題:介護食の形態について

E

10 テーマ給食・食札業務体験②

個人対応(病院食)トレイセットサービス給食または給食評価・試食

課題:コントロール食の展開について E

11 調理実習①(中国料理)

中国風刺身、エビチリソース、マンゴープリン、キャベツの巻物

事前配布プリントを読んでおくこと。 E

12 調理実習②(韓国料

理) ビビンバ、チャプチェ、鯵のフエー、かぶの即席キムチ 事前配布プリントを読んで

おくこと。 E

13 調理実習③(イタリ

ア料理) ミネストローネ、カプレーゼ、ピッカータ、ティラミス 事前配布プリントを読んで

おくこと。 E

14 技術の確認と評価 和風、洋風、中華風のメニュー 調理技術を復習しておく。 E

15 調理実習④(日本料

理) 前菜、向付、吸い物、鉢魚、小鉢、ご飯、菓子 事前配布プリントを読んで

おくこと。 E 備 考

各授業の前に45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成レポート課題」

の欄の課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

総合調理実習 [ Total Cooking Pratice and Food Service ]

2年生 後期 実習 1単位 選択 専門科目 学科履修指定 DP5f No.Fs2n248

実務経験

と関連性 病院、高齢者福祉施設の給食提供現場で管理栄養士を持って勤務していた経験を活かし実際的な調理指導を行う。

成績評価 期末試験(実技)40、課題献立作成20、給食評価表20、ポートフォリオ20を基本配分とする総合評価 教科書 特に指定しない 必要に応じてプリントや資料を配布する

参考文献 『給食施設のための献立作成マニュアル』第 9 版『季節を楽しむ行事と食事』食べ物文化編集部、『日本一おいしい給食レシピ』全国学校栄養士協議会、『1800Kcalの健康献立』女子栄養大学出版部

内 山 麻 子

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授業概要

栄養士の働く職域は様々です。保育所では、年齢に合わせた食事提供の他、子どもの育ちに配慮した食育の実践が必要です。健康な方の多い事業所などでは、お客様に喜んでいただけるメニュー作りや生活習慣病を視野に置いたヘルシーメニューの提供など、フードサービスの考え方が重要です。またスポーツジムなどで栄養相談に応じたりする栄養士は、運動と栄養の関係を深く学ぶ必要があります。この教科は栄養士としての知識、スキルを高め、栄養士としての自信を付け、卒業後に栄養士として円滑な業務が遂行できるようになることを目的としています。

学習の達成目標

①栄養士の専門知識について応用力を高める。 ②各職域別に栄養士として身につけるべき知識やスキルが理解できる。 ③栄養士の働く職場について理解を深める。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資

料No)*作成課題内容

1 栄養士の専門知識を深める①

食品成分の性質や働きに関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

食品学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

2 栄養士の専門知識を深める②

食品の性質や加工特性に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

食品学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

3 栄養士の専門知識を深める③

食品や施設などの衛生に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

食品衛生学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

4 栄養士の専門知識を深める④

人の健康に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

公衆衛生学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

5 栄養士の専門知識を深める⑤

栄養素の体内での働きに関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

栄養学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

6 栄養士の専門知識を深める⑥

成長期や高齢期の栄養に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

ライフステージ栄養学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

7 栄養士の専門知識を深める⑦

調理に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

調理学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

8 栄養士の専門知識を深める⑧

人体の構造や機能に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

解剖学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

9 栄養士の専門知識を深める⑨

これまでの知識をグループワークにより互いに確認し、応用力を高める。

小テスト グループでのディスカッション

GW

10 保育所栄養士特論 保育所の役割や課題など保育所に関する知識を深める *課題:授業のまとめと考察

11 スポーツ栄養士特論 スポーツ栄養士に求められるものを知り、社会で活躍できるスポーツ栄養士になるための知識を深める *課題:授業のまとめと考察

12 フードサービス栄養士特論

フードサービスに関する知識を深め、喜ばれる食事提供のための知識を深める。 *課題:授業のまとめと考察

13 栄養士の働く職場について知る①

栄養士の働く各職域でのインターンシップ、栄養関連ボランティア活動を行うための基本的なことがらを学ぶ。

14 栄養士の働く職場について知る② インターンシップやボランティア活動を行う(1回目) F

15 栄養士の働く職場について知る③ インターンシップやボランティア活動を行う(2回目) F

備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養士キャリアアップ講座Ⅰ [ Dietician Career enhancement TrainingⅠ]

2年生 前期 演習 1単位 選択 専門科目 学科履修指定 DP2f No.Fs2n249

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

小テスト 60、レポート 40 を基本的配分とする総合評価 教科書 なし

参考文献

栗本 公恵 内山 麻子 塩川 雅史 三浦 由美 内田 由佳 中村眞樹子 平井 千里 小倉 直子

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食物栄養

・二年生

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授業概要

栄養士の働く職域は様々です。保育所では、年齢に合わせた食事提供の他、子どもの育ちに配慮した食育の実践が必要です。健康な方の多い事業所などでは、お客様に喜んでいただけるメニュー作りや生活習慣病を視野に置いたヘルシーメニューの提供など、フードサービスの考え方が重要です。病院や高齢者施設では、ひとり一人の疾病や障害に合わせた食事の提供が不可欠です。またスポーツジムなどで栄養相談に応じたりする栄養士は、運動と栄養の関係を深く学ぶ必要があります。この教科は栄養士としての知識、スキルを高め、栄養士としての自信を付け、卒業後に栄養士として円滑な業務が遂行できるようになることを目的としています。

学習の達成目標

①栄養士の専門知識について応用力を高める。 ②各職域別に栄養士として身につけるべき知識やスキルが理解できる。 ③栄養士の働く職場について理解を深める。 ④卒業後の栄養士業務が円滑に行えるよう、自信と実力を身につけることができる。

授業計画 D:ディスカッション・ディベート、GW:グループワーク、P:プレゼンテーション、F:フィールドワーク、E:実技、実習、実験 A L

回数 テーマ 学習内容 準備学習(テキストの章・頁、資料No)*作成課題内容

1 栄養士の働く職場について知る④ インターンシップやボランティア活動を行う(3回目) F

2 栄養士の働く職場について知る⑤ インターンシップやボランティア活動を行う(4回目) F

3 栄養士の働く職場について知る⑥

インターンシップやボランティア活動の振り返りをし、レポートを作成する。 *課題:印象に残った活動 P

4 栄養士の専門知識を深める⑩

福祉施設の現状に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

社会福祉概論テキスト及び配布資料 小テスト

GW

5 栄養士の専門知識を深める⑪

疾病時の栄養に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

臨床栄養学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

6 栄養士の専門知識を深める⑫

給食の運営に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

給食管理テキスト及び配布資料 小テスト

GW

7 栄養士の専門知識を深める⑬

栄養指導法に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

栄養指導テキスト及び配布資料 小テスト

GW

8 栄養士の専門知識を深める⑭

食と生命のつながりに関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

生化学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

9 栄養士の専門知識を深める⑬

人の健康を栄養から支援する方法に関する応用知識を学び、グループワークにより課題を主体的に解決する力を高める。

公衆栄養学テキスト及び配布資料 小テスト

GW

10~12

栄養士の専門知識を深める⑭⑮

これまでの知識をグループワークにより互いに確認し、応用力を高める。

*グループワークした結果をレポートで提出 小テスト

GW

13~14

職域別栄養士特論①②【栄養士の4つの職域別に、仕事内容に直結した知識やスキルを学ぶ。 卒業後の栄養士業務に反映できるよう、4つの職域からの選択制とする。】

保育所 コーディネーター:中村眞 ①エプロンシアター ②手遊びや歌

③読み聞かせ ④食育と調理

*各コースでレポート提出

GW

病院・高齢者施設

担当者:栗本 ①施設形態別特徴 ②対象者への接し方

③衛生栄養管理の特徴 ④介護食の実情 GW

スポーツ施設

担当者:内田 ①筋肉のしくみ ②エネルギー供給

③選手としての食事内容 ④サプリメント GW

フードサービス施設(事業所など)

担当者:内山 ①コスト管理 ②接遇 ③食事で健康増進 ④イベントメニュー

GW

15 まとめ コース別に学んだことを発表し合い、情報を共有する P 備 考

各授業の前に 45 分程度の「準備学習」内容の予習をし、授業後には復習をすること。「作成課題」の欄の

課題に取り組むこと。テスト・課題等に関して授業内にフィードバックをする。振返りプリント等を配布するので、自主的に取り組み、力を付けること。

栄養士キャリアアップ講座Ⅱ [ Dietician Career enhancement TrainingⅡ ]

2年生 後期 演習 1単位 選択 専門科目 学科履修指定 DP2f No.Fs2n250

教職課程科目区分

含める必要事項

成績評価 毎回授業に出席し、授業に積極的に参加すること。

小テスト 60、レポート 40 を基本的配分とする総合評価 教科書 なし 参考文献

栗本 公恵 内山 麻子 塩川 雅史 三浦 由美 内田 由佳 中村眞樹子 平井 千里 菊地 篤子

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