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一基調報告 ブ ラ ス ト処 理 工 法 の 現 状 と展 望 石川技術士事務所 技術士 石川 量大 [要旨] ブ ラ ス ト技 術 の 重 要 性 は 国 際 的 に 認 識 さ れ 、ISO規 格 を基 にJIS規 格が制定されている。直接表 面に出ないこのブラス ト技術は、重要安全保安施設である橋梁の塗膜 の耐久性を増大する一手段 として有効性が認め られ、鋼道路橋塗装 ・防食便覧に記載 された。ブラス ト処理の管理が容易な 工場施工は比較的問題は少ないが、現場ブラス ト処理は粉 じん及び騒音以外 に多くの施工管理上 の問題がある。前処理不完全に伴う部材に重欠陥が発生した例も一般新聞紙上及び土木学会誌、 本協会機関誌 に詳細な原 因が掲載 されている。現在、既設の複雑な橋梁 のメンテナンスは殆 どが 現 場 で の 再 塗 装 で あ り、 塗 膜 の塗 替 え 作 業 を 主 に ブ ラ ス ト処 理 が 採 用 さ れ て い る 。 ま た 、 良 好 な メンテナンスの仕様決定には、充分な事前検査などにつき適正見積も加味する必要がある。現場 ブラス ト施工は、搬入経路、諸資材の搬入、置場、足場、養生、ブラス ト処理、研削材の回収、 養 生 、足 場 資 材 の 撤 収 、 廃 棄 物 の 処 理 ま で 考 慮 しな け れ ば な らず 、 種 々 の解 決 し な け れ ば な らな い 問 題 が あ る 。 本 稿 で は 、 多 々 あ る 課 題 の 内 、 現 場 ブ ラス ト施 工 管 理 が 困 難 な 試 験 ・評価 を主に 現 況 と問 題 点 に つ き規 格 を 基 に概 説 す る 。 (1)ISO及 びJIS素地調 整用 ブ ラス ト規格 の概要(2)施 工環境 (3)ブラス ト方法 の種類 、研 削材(4)ブ ラス ト施 工 (5)ブラス ト現象 とそ の性状 、試 験評価 ま と め:既 設 複 雑 構 造 の 橋 梁 の現 場 で の 塗 替 え 作 業 は 、 自動 化 あ る い は ロ ボ ッ ト化 が 困 難 で あ り、 メンテナンスは当分の間人力への依存にならざるを得ない。現場での単純、継続作業の難しさを 含 め 、 今 後 の検 討 課 題 に つ き私 案 を次 に示 す 。 ・試 験 、評価:表面清浄度の比較標準写真、表面粗さ及び活性化 の再検討 ・検 査 機 器:仕上 げ 程 度 な ど感 覚 的 判 断 で は な く 、数値判定例えば、紫外線、可視光線及び近赤 外線な どを利用 した検査機器の開発が望 まれ る。 ・現 場 作 業:強力 プ ロ ワー を併 用 した 集 塵 方 法 及 び バ キ ュ ー ム 回 収 装 置 の 利 用 な ど に よ る 環 境 の 向上。 ・養生:研削材 の効率的回収が容易な足場及び密閉可能なパネル材 、構造の開発。 ・照明 の検討:LEDの 導入 な ど ・ブ ラ ス ト施 工:半自動 化 の検 討 及 び 作 業 衣 の 改 善 。 ・作業効 率 の向 上:集塵 、回収方法(河川上では回収船の利用)の検討、各種機器の軽量化・圧力の 増 加 な ど 性 能 向 上(加圧 式 で は 高 圧 に 入 らな い範 囲 で の 圧 力 の 増 加)。 ・装 置 の 開 発:塗膜 厚 さ の ス プ ライ ス 部 な ど を 対 象 と した 局 部 ブ ラス ト装 置 の 開 発;研削 材 粒 子 の 衝 撃 速 度 の 増 加 。(粒子 速 度 約100m/secを200~400m/secに 、 ノズ ル 消 耗 加 味) ・適 正 積 算 資 料 の 検 討 作 成:入念 な 事 前 点 検 を含 め た 適 正 見 積 ・ブラス ト及び塗装施工者の資格及び評価の見直 し ・塗料 へ の期待:現場 ブ ラス ト施 工 は難 し くな り 、メンテナンスは上層塗膜の剥離のみの塗替え が 主 に な るで あ ろ う。 問 題 点 は塗 膜 の 劣 化 判 定 で あ り、 そ の 劣 化 状 態 が 塗 膜 の 色 調 で 明 瞭 に わ かる機能性塗料の開発が切望される。 以上

一基調報告 一 ブラスト処理工法の現状と展望8502-5:1998 検知管による仕上げ両の塩化物の検鵬法 lso碍行 8502-6:1995 プレッスルまによる水溶性不純物のサンプリング法

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  • 一 基 調 報 告 一 ブラス ト処理工法の現状と展望

    石川技術士事務所 技術士 石川 量大

    [要 旨]

    ブラス ト技術の重要性は国際的に認識 され、ISO規 格 を基 にJIS規 格が制定されている。直接表

    面に出ないこのブラス ト技術は、重要安全保安施設である橋梁の塗膜 の耐久性を増大する一手段

    として有効性が認め られ、鋼道路橋塗装 ・防食便覧に記載 された。ブラス ト処理の管理が容易な

    工場施工は比較的問題は少ないが、現場ブラス ト処理は粉 じん及び騒音以外 に多くの施工管理上

    の問題がある。前処理不完全 に伴 う部材に重欠陥が発生した例 も一般新聞紙上及び土木学会誌、

    本協会機関誌 に詳細な原 因が掲載 されている。現在、既設の複雑な橋梁 のメンテナンスは殆 どが

    現場での再塗装であ り、塗膜の塗替え作業を主にブラス ト処理が採用されている。また、良好な

    メンテナ ンスの仕様決定には、充分な事前検査な どにつき適正見積も加味す る必要がある。現場

    ブラス ト施工は、搬入経路、諸資材の搬入、置場、足場、養生、ブラス ト処理、研削材の回収、

    養生、足場資材の撤収、廃棄物の処理まで考慮 しなければな らず、種々の解決 しなければな らな

    い問題がある。本稿では、多々ある課題の内、現場ブラス ト施工管理が困難な試験 ・評価 を主に

    現況 と問題点につき規格を基に概説する。

    (1)ISO及 びJIS素 地調整用ブラス ト規格 の概要(2)施 工環境

    (3)ブ ラス ト方法の種類、研削材(4)ブ ラス ト施工

    (5)ブ ラス ト現象 とその性状、試験評価

    まとめ:既 設複雑構造の橋梁の現場での塗替え作業は、 自動化 あるいはロボ ット化が困難であり、

    メンテナ ンスは当分の間人力への依存 にならざるを得ない。現場での単純、継続作業の難 しさを

    含め、今後 の検討課題につき私案 を次 に示す。

    ・試験、評価:表 面清浄度の比較標準写真、表面粗さ及び活性化 の再検討

    ・検査機器:仕 上げ程度など感覚的判断ではな く、数値判定例えば、紫外線、可視光線及び近赤

    外線な どを利用 した検査機器の開発が望 まれ る。

    ・現場作業:強 力プロワーを併用 した集塵方法及びバキューム回収装置の利用などによる環境の

    向上。

    ・養生:研 削材 の効率的回収が容易な足場及び密閉可能なパネル材、構造の開発。

    ・照明の検討:LEDの 導入な ど。 ・ブラス ト施工:半 自動化 の検討及び作業衣 の改善。

    ・作業効率の向上:集 塵、回収方法(河 川上では回収船の利用)の 検討、各種機器の軽量化 ・圧力の

    増加など性能向上(加 圧式では高圧 に入 らない範囲での圧力の増加)。

    ・装置の開発:塗 膜厚 さのスプライス部などを対象 とした局部ブラス ト装置の開発;研 削材粒子の

    衝撃速度の増加。(粒 子速度約100m/secを200~400m/secに 、 ノズル消耗加味)

    ・適正積算資料の検討作成:入 念な事前点検 を含めた適正見積。

    ・ブラス ト及び塗装施工者の資格及び評価の見直 し。

    ・塗料への期待:現 場ブラス ト施工は難 しくな り、メンテナンスは上層塗膜の剥離のみの塗替え

    が主になるであろう。問題点は塗膜の劣化判定であ り、その劣化状態が塗膜の色調で明瞭にわ

    かる機能性塗料の開発が切望 される。 以 上

  • ISOITC35tSC12の 審罐対象規格と審議段階

    WG 坦格番号 診 訳 段 階

    8501-1:1988 鋼材の除錆度の目祖網定用魯考写真集 ISO刊 行

    1994 補遺:異穫珊韻材仕上lf両の目視劉定用魯考写真集 ISO刊 行

    8501-2:1994 塗膜の部分的仕上lf部の目視網定用参考写真集 lSO刊 行

    8501-3 塗装に有冒な素飽の表顕欠陥の評価 F口1S

    8501-4 ジーット洗浄両の目視胸定用参考写真集 OIS

    8502-TR=1992 鉄銅廣食生成物の理増叔験方ま TR刊 行

    8502-2:1992 仕上げ両の塩化物の実験室的検出ま lSO刊 行

    8502-3=1992 仕上lf両のダストの評価方法 lSO刊 行

    8502-411993 結露の危険性の予知方法 lso刊 行

    8502-5:1998 検知管による仕上げ両の塩化物の検鵬法 lSO碍 行

    8502-6:1995 プレッスルまによる水溶性不純物のサンプリング法 ISO刊 行

    2 8502-7 表両付着油分の理場分析法 WD立 案中

    8502-8 表両付着潔分の測定法 lSO刊 行

    8502-9:1998 竜気伝導度による表両付着塩分壽価ま

    {プレツスル法】 lSO刊 行

    8502-10:1999 塩化物イ才ンの滴定法 lSO刊 行8502一 胴 表両付着硫酸塩の評晒法 co8502-12 表両の第1鉄塩の評緬法 ISO刊 行8502-13 電気伝導度による表両付着塩分評価浅 01S導 備

    1 8503・1,2,3,4 表両租さ用比較板:計4部 lSO刊 行

    6 8503・5 レプリカ法による表画組さ測定法 lSO刊 行

    素 地 調整 に関 するJIS規 格

    ZO310:素 地調整用ブラスト処理通則

    ZO311:ブ ラスト用金属系研削材

    G5903:鋳 造ショット及びグリット

    ZO312:ブ ラスト用非金属系研削材

    R6111=人 造研削材

    ZO313:ブ ラスト処理面の試験及び

    評価方法

    BO313:製 品の幾何特性仕様一表面性状

    輪郭曲線方式一用語,定義及び

    表面性状パラメータ

    素 地 調 整 用 ブラス ト処 理 通 則

    (」ISZO310-2004)

    2.適 用範囲 明文化 通則を具体的にした。ブラスト処理方法とともに,

    研削材,処 理面の試験及び評価方法に関する基本事項が追加。

    施工管理者 新規追加

    施工1関 する作業を適切1実 施するため,施

    工企業は,技 術的な知識と経験をもった管理

    者(例 えば,防 錆管理士)を任命して,そ の管

    理者1必 要な権限を与え,適 切な管理を行わ

    せなければならない。

    研削材の種類と皮膜の密着強さ{仕上 げ程度Sa2112}

    1

    姐..研 至・・層 昌1』E号研 ・ξ羽 ■

    スチールグリット スチール ショット けい砂

    無機ジンク119~18287~103125~142

    有機ジンク219鯉306255~316298~342

    Sa3

    亜鉛溶射71~8728~3263~67

    ・グ リット

    ブラスト現象と性状

    研削作用

    清浄化

    粗面化(表面積の増加)

    活性化

    研削材の突き刺さり

    残留応力・ショツト=ハ ンマー作 用

    ・ 硬質塗膜に有効

    1

  • グリット1粒が

    研削した表面

    も鰍 量畦 ・一÷→起象 嘆門

    よ る 除 幼 現 娘

    研剤材の作用の棲式図

    i瀦'厨研 蝋糟4燭,嬬 瓦霞野'馳Ra912Pm

    へ、㌦ 耀 鰍蜘 暁Ψ蝋

    (・A・・L・'NVW・ヘへ八 ~v・ 遜A〆 レ贈)A.・

    Rmax80Pm

    Rz55Pm

    Ra&iOPm

    Rmax

    Rz

    Ra

    ブラスト時間と表面形状

    中心部

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    グリッド粒度GH7距 離25cm

    中間部 外周部

    灘灘

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    BlastingPhenomena

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    ブラスト角度と表面粗さ

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    レーザー顕徴鏡表面(レーザの反射光の強度から画像を構成)ブラスト面の粗面の鋭角部、凹みが多数ある場合は反射光が得られずノイズとして点状となる。

    ぐIs

    ブラスト面の電子顕微鏡写官

    tOO倍

    孟/一 \'

    活性化

    ・さびの発生 し易さ

    ・エキソエレクトロン

    自然電極電位・吸蔵水素

    3

  • ブラスト面の自然電極電位

    表面活性度(1)

    ブラスト時 間

    (sec)

    ブラストなし 30 60 90

    電極 電位

    (mV)

    一615-668-670-677

    ブラスト後

    放置時間(hr)ブラスト直後 2 4 28 48

    電極電位

    (mV)

    一690 一702 一701 一689 一670

    ブラスト条件:

    空気加圧式:6kg/amZ、 距離;250mm、 研削材;スチールグリットG50電極電位測定条件;

    電位差計;横 河電機Typ巳3052、照合電極;S.C.E.、試験液=3'・NaClaq.

    ブラスト角度による基材の残留応力発生例

    皮膜の密着強さとの関係:不明

    吻.1鰻.:罐 吻 司二秘30r131。139・ 工31

    45・98帰95幽97

    60。121■107璽128

    90・162.174-152

    304560

    angle,deg

    仕上げの目視評価

    ・環境への対応

    目視:目 の慣れ

    明るい → 暗い 約30分

    暗い → 明るい 約1分JISZ3090溶 融溶接継ぎ手の外観試験方法

    明 るさ:最 低3501ux.5001ux.が 望 ましい 。

    ・ 観 察:表 面か ら600mm以 内 、試 験 面 に対 し30度 以 上 になる

    ようにして

    除 せ い 度

    除せい度 鋼材表面の状熊

    Sa1拡 大 鏡 なしで,表 面に は,弱 く付着111したミル スケー ル,さび,

    塗 膜,異 物,日 に見 える油,グ リー ス及 び泥土 がない 。

    Sa2

    拡大鏡なしで,表面には,ほとんどのミルスケール,さび,塗膜,

    異物,目に見える油,グリース及び泥土がない。残存する汚れ

    のすべては,固着121している。

    Sa21'2

    拡大鏡なしで,表面には,目に見えるミルスケール,さび,塗膜,

    異物,油,グリース及び泥土がない。残存するすべての汚れ

    は,そのこん跡がはん1斑)点又はすじ状のわずかな染みだけ

    となって認められる程度である。

    Sa3拡大鏡なしで,表面には泪 に見えるミルスケール,さび,塗膜,

    異物,油,グリース及び泥土がなく,均一な金鼠色を呈している

    注(1}刃 の付いていないパテナイフで,はく離させることができる程度の付着。

    (2)刃の付いていないパテナイフでは,はく離させることができない程度の付着。

    4

  • ISO8501。1

    使用研削材

    さび度Cに ブラスト

    比較標準写真の問題点

    1.研 削 材 がサ ンド

    2.処 理時間の記入が必要

    3.異 種研削材 による仕上げ程度の写真は

    小 さい。

    現場試験で作成 ・確認

    表面 粗さの測定 ・評 価方法

    誌価・測定方法 原 理 特 微

    比較極との比較方法 比較板をブラスト便理画に当て,目視又

    は7倍以下の拡大鐘によってg椴互の粗さを比較する。

    捕便であるが,組さの概略の範囲を知ることしかできない。

    顯微鐘焦貞移鮪方法 ブラスト偲理西の多数の山谷に顧搬鏡の低貞を合わせ,そのときの顕微鏡鐘嗣の移頚踵躍によって組さを測定する.

    正確であるが1測定が両倒である。小膨ピースを実験室で測定するのに適している。

    断両顕微鐘観察方法 切断した断両の凹凸を顕微鐘で観察」網さを測定する。

    正確だが,測定が両倒である。極小ピースを実験室で測定することしかできない。

    触針式測定方決 表両に微細な先端をもつ針を走らせ,その上下鞘から山谷の高さを測定する。

    ブラスト画のように複雑な彰状には,針が着髄しにくい。可搬式の置は粗い両での誤差が大きい。

    テープ転写方法 可塑性の発泡体でできたレブ」カテープをgブラスト獲理画に押しつける。テ}プの

    上から,硬賃フィルムを介して発泡体を二すりつけてg素地の一番高い山の項上が

    基極に達するまで,素地の山谷に発泡体を押し込む。その後で,テープを外して,テープの厚さを測定する。全体の厚さから,匿知の基振の厚さを引けばg素地の最大

    網さを求めることができる。

    実際の素地の立体的な彰状を転写して保存できる。しかレ発泡体の特性によっ

    ては,谷岡の底まで発泡体が入り込まない場合もありうるので注童を要する。

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    10秒

    15秒

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    ブラスト時間と表面形状

    中心部

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    中間部

    グリッド粒度GH7距 離25cm

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  • 粒度GH4の 表面粗さの変化

    中心部 中間部げ い

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    貿ズ醜難鵡観 \:濾 遜:灘;llii・熟

    ・1:L搾!富 門

    ド ノ ヨ ほ き ユヒ ゐ ロ トハ ヨヤゆ こ じロれ

    Rz二:09AgkMS939

    t〈1:6,95〔 鰐哩1

    改正された表面粗さの記号

    1日JISBO601

    表 面 粗 さ・定 義 及 び表 示

    新JISBO601[製 品の幾何特

    性仕様《GPS)・表面性状:輪

    郭曲線方式一用語,定義及び

    表面性状パラメータ]

    用 語 記 号 記 号

    輪郭曲線の最大高さRy Rz

    輪郭曲線の算術平均高さRa Ra

    十点平均粗さ(Rz) 削除(原国際規格から削除)

    付属書JISだ けのパラメータ

    記号RZJIs82

    輪郭曲線の最大山高さRp輪郭曲線の最大谷深さRm輪郭曲線要素の平均長さSm

    Pp

    Pv

    RSm

    機 械 切 削 面 の表 面 形 状 とブラス ト切 削 面 の比 較

    機械切 削粗面化(定 形)ブ ラス ト研削粗面化(不 定形〉

    惜囎岬〔谷浅 荒 目〕

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    鳶¥1

    薯ブレッスルによるサンプリング法

    CHLOR*TESI「

    Chlortest写 真2枚

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    表面塩分計の構成

    純水注入郎

    O.リ ング

    表面付着粉じんの測定

    要旨:表面に粉じんが付着したブラスト処理面にセロハン粘着テープ1(」ISZ1522)幅:24mm,

    長さ=200mmlを 貼り付けた後,テ ープ をはがし,

    テープへの粉じんの付着量を標準図と比較する。

    操作上の問題点:ブラスト処理後30~60分 後

    テープ除去後の清掃?

    研削材の種類により判定用台紙の色を選定

    研削材の突き刺さり粒子の判定は困難

    清掃:ブラスト圧力より強い圧力が必要

    まとめ

    ・試験、評価:表 面清浄度の比較標準写真および表面粗さの再検討

    ・検査機器:仕 上げ程度など感覚的判断ではなく、数値判定 、例えば

    紫外線 ・可視光線 ・近赤外線などを利用した検査機器の

    開発・現場作業:強 力プロワーを併用した集塵方法およびバキューム

    回収装置の利用などによる環境の向上

    照明の検討、作業衣の改善

    ・養 生:研 削材の効率的回収が容易な足場および密閉可能な

    パネル材、構造の開発

    ・適正積算 資料の検討作成:入 念な事前点検を含めた適正見積り

    ・塗料への期待:劣 化判定の容易な機能性塗料

    ・ブラストおよび塗装施工者の資格、評価の見直し

    7