充電のしかた...充電方法 23充電のしかた充電方法充電する前に：車両型式、オプションなどで異なる装備急速充電外出先などに設置された急速充電器を使

充電のしかた

　21

充電のしかた

充電する前に充電方法 P.22充電量の確認 P.24ロングライフモード P.25充電に関する注意事項 P.27充電ポート P.29

充電する充電ケーブル（コントロールボックス付） P.35充電インジケーター P.36普通充電 P.38タイマー充電 P.41急速充電 P.45

22　充電方法

充電のしかた

充電方法充電する前に

この車両は、ガソリンスタンドで給油する代わりに、自宅などでバッテリーを充電して走行します。充電方法には普通充電と急速充電の 2種類があります。

普通充電主に自宅の電源（コンセント）に充電ケーブルを接続して充電する日常的な充電を「普通充電」といいます。普通充電には、次の 3種類の充電方法があります。

● 即充電（ P.38）充電ケーブルを接続するだけで、すぐに充電を開始できます。

● リモート充電★

携帯電話やパソコンを使用して離れた場所から充電を開始することができます。

● タイマー充電（ P.41）充電を行う時間帯をあらかじめ予約しておくことができます。

知識 ● 普通充電にかかる時間は、リチウムイオンバッテリーの温度、充電状態、経年数、接続した電源の状態などにより長くなることがあります。

● AC100V用充電ケーブルを使用すれば、AC100V電源でも充電は可能ですが、充電時間が短く実用的なAC200V用充電ケーブルの使用をおすすめします。AC100V用充電ケーブルについては、日産販売会社にご相談ください。

● リモート充電★の詳細については、“N-Link OWNERSサイト（http://n-link.nissan.co.jp/MANUAL）”をご確認ください。

※バッテリー残量警告灯が点灯した時点から、満充電までのおおよその目安です。（低温時、高温時は充電時間が 2時間程度長くなることがあります。）

8時間※

充電方法　23

充電のしかた

充電方法充電する前に

★：車両型式、オプションなどで異なる装備

急速充電外出先などに設置された急速充電器を使用し、短時間で行うことのできる充電を「急速充電」といいます。

この車両は、CHAdeMO※ 1（チャデモ）仕様の急速充電器を使用してください。

急速充電…P.45

※ 1 CHAdeMOとは、日本の電気自動車用急速充電規格です。

アドバイス ● 急速充電は、必ず急速充電器本体の取り扱い方法に従ってください。間違った操作を行うと、車両または急速充電器を破損するおそれがあります。

知識 ● 急速充電器の利用は、基本的に有料です。料金については、急速充電器が設置されている店舗または急速充電器の管理者にお問い合わせください。

! 警告 ● 急速充電器は、必ずリーフに対応したものを使用してください。対応していない急速充電器を使用すると、火災や故障などのおそれがあります。

※ 2:バッテリー残量警告灯が点灯した時点から、充電量 80％までのおおよその目安です。（低温時、高温時は充電時間が大幅に長くなることがあります。）

急速充電にかかる時間について…P.48

約 30分※ 2

24　充電量の確認

充電のしかた

充電量の確認充電する前に

充電量の確認のしかたには次の 3種類があります。

メーターで確認する充電中に電源ポジションを ONにすると、リチウムイオンバッテリー残量計で確認できます。

リチウムイオンバッテリー残量計…P.104

充電インジケーターで確認する充電中にインストルメントパネル上部の充電インジケーターで、おおよその充電量が確認できます

充電インジケーター…P.36

パソコンや携帯電話で確認する★

離れた場所からでも、お手持ちのパソコンや携帯電話から充電量の確認ができます。

知識 ● 充電中にパワースイッチを押し、電源ポジションを ONに切り替えても、充電は継続されます。

知識 ● 詳細は、“N-Link OWNERS サイト（http://n-link.nissan.co.jp/MANUAL）”をご確認ください。

ロングライフモード　25

充電のしかた


ロングライフモード充電する前に

充電量を 80％に制限し、リチウムイオンバッテリーを長持ちさせることができます。

ロングライフモードの設定のしかた（ナビゲーションシステム付車）

1 Zero Emission（ゼロエミッション）ボタンを押します。

2 設定をタッチします。

3 ロングライフ充電（80％充電）をタッチします。

4 ロングライフモードが ONになると、表示灯が点灯します。

知識 ● タイマー充電のロングライフモードの設定は、タイマー充電の予約画面で行います。

タイマー充電…P.41 ● ロングライフモードを ONにして即充電やリモート充電★を行っているとき、充電量 100％に設定したタイマー充電が同時に作動すると、タイマー充電が優先され充電量は 100％になります。

26　ロングライフモード

充電のしかた

ロングライフモード充電する前に

ロングライフモードの設定のしかた（ナビゲーションシステム無車）

1 メーターのドライブコンピューターで決定スイッチを数回押し、［設定］画面を表示します。

ドライブコンピューター…P.128

2 選択スイッチを押して［充電量設定］を選択し、決定スイッチで決定します。

3 選択スイッチを押して［80%］を選択し、決定スイッチで決定します。

4 次回の充電から、充電量が 80％に設定されます。

知識 ● 充電量を 100％にするときは、もう一度同じ手順を行い、手順 3で［100％］を選択してください。

充電に関する注意事項　27

充電のしかた


充電に関する注意事項充電する前に

! 警告 ● 植え込み型心臓ペースメーカーまたは植え込み型除細動器（ICD）などの医療電気機器を使用している方は次のことをお守りください。

－機器に及ぼす影響について医療電気機器製造業者に確認してから充電作業を行う。

－充電中は、車室内（ラゲッジルームを含む）に入り込まない。

● 不慣れな方だけで充電作業を行ったり、充電ケーブルを幼児の手の届くところで使わないでください。

● 充電ポート・充電コネクタ・プラグ・コンセントの金属製接点に触れないでください。

● 異臭や煙など、充電中の異常に気づいたときは、ただちに充電を中止してください。

● 雷のときは、充電中でも車両および充電機器には触らないでください。落雷による感電などのおそれがあります。

● ぬれた手でプラグを抜き差ししないでください。感電のおそれがあります。

● 延長ケーブルや変換アダプターなどは絶対に使用しないでください。

● 大雨などで車両やコンセント周辺が浸水するおそれがあるときは、充電を行わないでください。

! 注意 ● 充電中は、モータールーム内の冷却用ファンが突然回転し始める場合があります。手足や衣類・アクセサリー類などが接触したり、巻き込まれたりしないよう注意してください。

● 充電コネクタが根元まで差されていない場合は走行可能状態にできるため、車両が発進して思わぬ事故につながるおそれがあります。

28　充電に関する注意事項

充電のしかた

充電に関する注意事項充電する前に

アドバイス ● 充電機器に強い衝撃を与えないでください。

● 充電ケーブルは、必ず日産純正品を使用してください。

● 充電ポートが凍結したときは、解凍してから充電コネクタの接続または取り外しを行ってください。

● 充電ケーブルは、周囲の温度が 85℃以上になる場所では保管・使用しないでください。

● 充電機器は、熱器具（ストーブなど）に近づけないでください。

● 充電終了後は、充電ポートのキャップを必ず閉めてください。キャップを閉めずに充電ポートリッドを閉めると、水やゴミが充電ポートに入り故障の原因となります。

● リチウムイオンバッテリーを充電しながら 12Vバッテリーにブースターケーブルを接続しないでください。車両または充電機器が破損するおそれがあります。

● 充電ケーブルを無理に引っぱる・ねじる・折り曲げる・踏みつける・引きずるなど、負担をかけないでください。

● 充電前に、充電ポート・充電コネクタ・プラグ部分に水分・サビ・腐食・異物・損傷がないことを確認してください。異物や損傷がある場合は充電を行わず、日産販売会社にご相談ください。

● 充電ポートに充電コネクタ以外の物を差し込まないでください。充電ポートが破損するおそれがあります。

● 充電ポートまたは充電機器の分解・修理・改造は絶対にしないでください。

● コントロールボックスを水につけないでください。

● 車両にボディカバーをかけたまま充電しないでください。（リーフ純正ボディカバーを除く）

● 発電機を使用した充電は絶対にしないでください。

知識 ● 急速充電と普通充電のコネクタを同時に接続すると、充電できません。

● 充電コネクタ接続中は走行可能状態に切り替えることはできません。

● 充電中は、電磁波によりラジオが聞こえなくなることがあります。

● 充電にかかる時間は、次の状態によって異なります。

－充電を開始したときの充電量

－リチウムイオンバッテリーの使用年数

－リチウムイオンバッテリーの温度

－使用する充電機器の種類または接続する電源

● 充電時の冷却水ポンプ作動音および冷却ファン作動音は異常ではありません。

充電ポート　29

充電のしかた


充電ポート充電する前に

充電するときは、車両前部の充電ポートに充電ケーブルを接続します。充電ポートにはロック機構があり、いたずら防止効果が期待できます。

充電ポートの各部の名称①充電ポートリッド充電ポート全体のカバーです。

②充電ポートキャップそれぞれの充電ポートのカバーです。

③急速充電ポート（黒色）急速充電のときに使用します。

④普通充電ポート（オレンジ色）普通充電のときに使用します。

⑤充電コネクタロック解除スイッチ（インテリジェントキー内）充電ポートリッドを開けるときに 1秒以上押します。

⑥充電ポートリッドオープナースイッチ充電ポートリッドを開けるときに押します。

⑦充電コネクタロックスイッチ充電コネクタのロック方法を切り替えるときに押します。

アドバイス ● 充電ポート周辺の雪や泥、水分などを除去するときは、充電ポートキャップを閉めた状態で行ってください。

● 充電ポートリッド周辺が凍結して開閉できないときは、無理に動かそうとはせず、必ず解凍してから開閉してください。

● 充電ポートには排水用の穴があります。この穴が詰まるなどして充電ポート内に水がたまったときは、充電を行わずに日産販売会社にご連絡ください。

● 充電ポートリッドオープナースイッチおよび充電コネクタロック解除スイッチを連続で操作すると、充電ポートが開かなくなることがありますが、故障ではありません。しばらくしてから再度操作してください。

①

④

③

②

⑦⑥

⑤

30　充電ポート

充電のしかた


充電ポートの開閉のしかた

1 充電ポートを開けるときは、運転席の右下にある充電ポートリッドオープナースイッチを押します。（充電インジケーターが点滅し、ブザーが鳴ります。）

2 充電ポートリッドの先端が少し浮きあがります。すき間に手を入れ、ロックするまで開きます。

3 使用する充電ポートのキャップに付いているツメを押して充電ポートキャップを開きます。

4 閉めるときは、充電ポートキャップを確実に閉めてから、充電ポートリッドを手で軽く押して閉めます。

アドバイス ● 走行する前に、充電ポートリッドが完全に閉まり、ロックされていることを確認してください。ロックされていないと、走行中にリッドが突然開いて車両を破損するおそれがあります。

● 充電ポートリッドを閉めるときは、充電ポートキャップが確実に閉まっていることを確認してください。

知識 ● 充電ポートは、インテリジェントキーの充電コネクタロック解除スイッチを 1秒以上押しても開けることができます。


充電のしかた



普通充電をしている間、充電コネクタと車両の接続をロックし、充電コネクタが車両から抜けなくなります。

充電コネクタロックのしかた充電コネクタロックスイッチを LOCKまたは AUTOにしておくと、充電ケーブル接続中、状況に応じて自動的にロックが作動します。

■充電コネクタロックスイッチについて電源ポジションが ONのとき、充電コネクタロックの方法を切り替えます。① AUTOスイッチの上側を押します。（スイッチの [AUTO]が点灯）充電中のみロックし、充電が終わると自動的にロックが解除されます。

②OFFロックしないときは、スイッチを中立位置にします。（スイッチの表示灯が消灯）③ LOCKスイッチの下側を押します。（スイッチの [LOCK]が点灯）普通充電コネクタ接続中は、常にロックします。

知識 ● 公共の充電ステーションに設置されている普通充電機の場合、充電コネクタの形状によりロックできない場合があります。

● 充電コネクタロックは、シフトポジションが P のときに作動します。

● 充電コネクタロックスイッチ部の表示灯は、電源ポジションを OFFにしてしばらくすると消灯しますが、消灯後に充電ケーブルを接続しても、消灯前のモードで作動します。

● 充電コネクタロックは、充電コネクタが正しく接続されていないと作動しません。

● 充電コネクタロックスイッチがAUTOのときは、停電などで電源が遮断されると、約 5分後にロックが解除されます。電源が復旧した場合は、復旧と同時に再度ロックが作動します。

● 充電コネクタロックは盗難防止を保障するものではありません。

①AUTO

③ LOCK

② OFF（中立位置）


充電のしかた


■充電コネクタロックの各スイッチ位置の使い分けかた充電コネクタロックスイッチは、状況に応じて次のように使い分けます。

● LOCKいたずら防止のため、充電中以外の時間帯でも常時ロックしたいときに使用します。

例）道路に面した自宅の駐車場、外出先で車載の充電ケーブルを使用して充電する場合など

● AUTO次に順番待ちをしている車両がいるときなどに使用します。充電が終了するとロックが解除されるため、ご自身が車両から離れていても、次に順番待ちをしている車両の使用者が充電ケーブルを取り外すことができます。

例）公共の充電ステーションなど

● OFFロック機能を使わないときに使用します。

例）自宅のシャッター付ガレージ、公共の充電ステーションで充電コネクタのロックが禁止されているエリアなど

知識 ● 公共の充電ステーションで LOCKを使用すると、充電が終了しても充電コネクタが抜けなくなるため、次に順番待ちをしている車両に迷惑がかかることがあります。公共の充電ステーションでの充電は、AUTOまたは OFFで行ってください。

● 急速充電は、充電コネクタロックスイッチの位置にかかわらず、充電中のみ充電コネクタを抜くことができません。


充電のしかた



充電コネクタロックの解除のしかた充電コネクタロックの解除方法には、次の 2種類があります。

■インテリジェントキーによる解除 ● インテリジェントキーの充電コネクタロック解除スイッチ①を 1秒以上押すと、約 30秒間ロックが解除されます。

■充電ポートリッドオープナースイッチによる解除

● 充電リッドオープナースイッチを押すと、約 30秒間ロックが解除されます。

知識 ● ロックが解除されている約 30秒間に充電コネクタを車両から取り外さなかった場合は、再度ロックされます。

● ロックを解除すると、充電インジケーターが点滅し、ブザーが鳴ります。

①


充電のしかた


充電コネクタロックが解除できないとき故障などにより充電コネクタロックが解除できなくなったときは、フードを開けて次の操作をしてください。

フードの開閉…P.223 工具類の格納場所…P.220

● モータールーム手前側の穴にジャッキハンドルバーの先端またはプラスドライバ、マイナスドライバを差し込みます。

● ネジ部を矢印の方向に約 45°回すと、ロックが解除されます。

アドバイス ● この手順は、あくまで故障時の緊急手段です。故障の原因になるため、正常なときは行わないでください。

● 故障の原因になるため、矢印と逆方向には回さないでください。

充電ケーブル（コントロールボックス付）　35

充電のしかた


充電ケーブル（コントロールボックス付）充電する

充電ケーブルの各部の名称① コントロールボックス表示灯で故障などを知らせます。

② プラグ電源に接続します。

③ 充電コネクタ車両の普通充電ポートに接続します。

④ リリーススイッチ車両から充電コネクタを抜くときに押します。

コントロールボックスの表示灯について充電ケーブルのコントロールボックスには、故障などを知らせる表示灯があります。　

● 正常なときは、プラグを電源に接続すると、緑色のランプ（READY）が点灯します。（接続直後は一度すべてのランプが点灯し、すぐに消灯します。）

● 充電中は、緑色のランプ（READY）と同時にオレンジ色のランプ（CHARGE）が点灯します。

アドバイス ● 次のようなときは、すみやかに充電ケーブルの使用を中止し、日産販売会社にご連絡ください。

－プラグを電源に接続しても、表示灯が点灯しない－表示灯のいずれかのランプが点滅している－赤色のランプ（FAULT）が点灯している

● 充電ケーブルは、日産自動車の推奨する工事に準拠したアース設置工事が行われているコンセントを使用してください。充電ケーブルは、コンセントに接続したときにアースの接続を自動的に確認しており、コンセント側のアースが正しく接続されていない場合、表示灯が点滅し充電が開始しません。

READY（緑色）

CHARGE（オレンジ色）

FAULT（赤色）

②

③①

④

知識 ● 充電ケーブルは、ラゲッジルームの充電ケーブル格納バッグ( P.181)に格納されています。

36　充電インジケーター

充電のしかた

充電インジケーター充電する

充電インジケーターは、充電の状態などを車内外から確認できます。

充電インジケーターの見かた充電インジケーターは、インストルメントパネル上部にあり、充電の状態などを確認できます。

● 充電中以外の作動については、次ページの表をお読みください。

■充電中の作動 ● 充電中は、充電量の増加にあわせて充電インジケーターが運転席側から順に点灯します。多い

少ない

充電量

消灯

③

点灯

①

点滅

②

③①②

充電インジケーター　37

充電のしかた

充電インジケーター充電する


種類充電インジケーターの状態説明

充電完了時指定した充電量になると、すべてのインジケーターが約 5分間点灯します。

タイマー充電受付状態タイマー充電を予約した状態で、充電ケーブルを接続すると、運転席側から順に点灯を繰り返します。（約 5分後に消灯）

即充電受付状態即充電スイッチを押すと、中央のインジケーターが約 15分間点灯します。充電インジケーターが点灯している間に充電コネクタを接続すると、充電を開始します。

EVシステム ON状態

次のような場合、EVシステムが自動的に ONになり、助手席側のインジケーターが点滅します。

－ 12Vバッテリーを充電しているとき－タイマーエアコンまたは乗る前エアコン（リモート）★

が作動しているとき－充電中にコンセントからプラグを抜いたとき

充電コネクタロック解除時／充電ポートリッド開時

充電ポートリッドオープナースイッチを押すか、インテリジェントキーの充電コネクタロック解除スイッチを 1秒以上押すと、ブザーが鳴るとともにすべてのインジケーターが 3回点滅します。

普通充電コネクタ半勘合警告充電コネクタが車両に正しく接続されていないときは、約30秒間点滅します。この状態になったときは、充電が行われません。充電コネクタを正しく接続し直してください。

38　普通充電

充電のしかた

普通充電充電する

すぐに充電を開始するときの手順を説明しています。充電ケーブルを接続するときは、必ず次の手順に従ってください。

即充電のしかた

1 停車して、セレクトレバー上部のⓅスイッチを押し、シフトポジションを P に切り替えます。

2 充電コネクタロックを行うときは、電源ポジションを ONにする前に充電コネクタロックスイッチ（ P.31）を切り替えます。パワースイッチ（ P.80）を押し、電源ポジションをOFFにします。

3 即充電スイッチを押します。（タイマー充電（ P.41）設定時のみ）

4 充電ポートリッドオープナースイッチⒶを押し、充電ポートリッドⒷを開けます。（充電ポートの照明は、充電ポートリッドオープナースイッチを押してからしばらく点灯します。)

次のページへ続く

知識 ● 電源ポジションが OFF以外のときは、充電を開始できません。充電するときは、必ず電源ポジションをOFFにしてください。

● 即充電スイッチを押すと、充電インジケーター（ P.36）の②が約 15分間点灯し、即充電受付状態になります。その間に充電ケーブルを接続すると、すぐに充電が開始します。即充電受付状態を取り消すときは、もう一度即充電スイッチを押してください。

③①②

Ⓐ

Ⓑ

普通充電　39

充電のしかた



前のページから

5 ラゲッジルームの充電ケーブル格納バッグ（ P.181）から充電ケーブルを取り出し、プラグをコンセントに接続します。

6 充電コネクタの保護キャップを外します。

7 充電ポートのキャップ（オレンジ色）を開けます。（キャップはツメを押すと開きます。）

8 充電コネクタを“カチッ”と音がするまで差し込みます。正常に接続されると、ブザーが１回鳴ります。また、しばらくすると充電ポートの照明が自動的に消灯します。


知識 ● コントロールボックスの穴にひもなどを通し、コントロールボックスを壁に掛けることができます。

アドバイス ● 故障の原因になるため、車両に充電コネクタを接続するときは、充電コネクタのリリーススイッチを押したまま接続しないでください。

保護キャップ

40　普通充電

充電のしかた


9 正常に充電が開始されるとブザーが２回鳴ります。インストルメントパネル上部の充電インジケーターで、おおよその充電量が確認できます。

充電インジケーター…P.36

10 充電を終了する場合、充電コネクタをロックしているときは、インテリジェントキーの充電コネクタロック解除スイッチⒸを 1秒以上押し、ロックを解除します。

充電コネクタロックの解除のしかた…P.33

11 充電コネクタのリリーススイッチを押しながら、充電ポートから充電コネクタを引き抜きます。充電ポートの照明が数秒後に消灯します。

12 充電ポートのキャップⒹを閉めてから、充電ポートリッドⒺを閉めます。プラグをコンセントから抜き、充電ケーブルをバッグに収納します。

充電ケーブル格納バッグ…P.181

知識 ● 充電中は、電源ポジションを ONにしてエアコンなどを使用できますが、電力は消費されるため、充電時間は通常よりも長くなります。

● 充電中でも充電コネクタを抜くことで、充電を中断できます。なお、充電コネクタロックをしているときは、ロックを解除してから充電コネクタを抜いてください。

● 充電ポートの照明が消灯しているときに充電コネクタを引き抜くと、充電ポートの照明が数秒間点灯後、消灯します。

少ない

多い

充電量

Ⓒ

Ⓓ

Ⓔ


タイマー充電　41

充電のしかた

タイマー充電充電する



普通充電にはタイマー機能があり、充電を行う時間帯をあらかじめ設定しておくことができます。

タイマー充電の設定のしかた（ナビゲーションシステム付車）

1 Zero Emission（ゼロエミッション）ボタンを押します。

2 タイマー充電をタッチします。

3 タイマー 1設定またはタイマー 2設定をタッチします。

4 開始時刻を入力します。停止時刻を入力するときは、停止時刻設定をタッチします。また、充電量設定をタッチすると、充電量を 80％充電または 100％充電から選択できます。

知識 ● 開始時刻のみ設定したときは、充電を停止するか、指定の充電量になるまで充電されます。

● 停止時刻のみ設定したときは、車両が充電量に応じて開始時刻を逆算し、充電を開始します。また、タイマーエアコンが設定されているときは、充電とエアコンの作動が重ならないように自動的に充電開始時刻を早めます。

● 開始時刻と停止時刻の両方を設定しているときは、その時間帯のみ充電を行うため、指定した充電量まで充電されないことがあります。

● タイマー充電中に設定を変更すると一旦充電が停止し、すぐに変更した内容に従って充電を開始または待機状態になります。


42　タイマー充電

充電のしかた


5 曜日の指定をタッチし、曜日ごとに作動させたい設定を選択したあと決定をタッチします。

6 設定が完了したら決定をタッチすると、確認画面が表示されます。内容に間違いがなければはいをタッチします。

7 設定が保存され、タイマー 1またはタイマー 2の表示灯が点灯します。

8 充電ケーブルを接続します。充電ケーブルの接続方法は、即充電のしかた（ P.38）の手順 1～ 8をお読みください。

※ 予約した時刻に自動的に開始されます。

知識 ● 曜日の指定で OFFを選択すると、その曜日はタイマー充電が行われず、次回の予約まで待機します。


タイマー充電　43

充電のしかた



タイマー充電の設定のしかた（ナビゲーションシステム無車）

1 メーターのドライブコンピューターで決定スイッチを数回押し、［設定］画面を表示します。

ドライブコンピューター…P.128

2 選択スイッチを押して［タイマー充電］を選択し、決定スイッチで決定します。

3 現在の設定内容が表示されるので、選択スイッチを押して変更画面へ進みます。

4 選択スイッチを押して［On］を選択し、決定スイッチで決定します。タイマー充電が ONになると、時刻を入力する画面へ進むので、充電を完了させたい時刻を入力します。

知識 ● 停止時刻を入力することで、車両が充電量に応じた充電開始時刻を逆算します。また、タイマーエアコンが設定されているときは、充電とエアコンの作動が重ならないように自動的に充電開始時刻を早めます。

● タイマー充電中に設定を変更すると一旦充電が停止し、すぐに変更した内容に従って充電を開始または待機状態になります。


44　タイマー充電

充電のしかた


5 選択スイッチを押して“時”を調整し、決定スイッチで決定します。選択スイッチを押し続けると速く進みます。

6 選択スイッチを押して“分”を調整し、決定スイッチで決定します。選択スイッチを押し続けると速く進みます。“分”を決定すると入力完了です。

7 設定した内容が表示されるので、間違いがないか確認し、決定スイッチを押します。（タイマー充電がセットされます）時刻を変更するときは、もう一度手順 3からやり直します。

8 充電ケーブルを接続します。充電ケーブルの接続方法は、即充電のしかた（ P.38）の手順 1～ 8をお読みください。

※ 予約した時刻に自動的に開始されます。


急速充電　45

充電のしかた

急速充電充電する



急速充電器を使った外出先での充電の手順を説明しています。

1 停車して、セレクトレバー上部のⓅスイッチを押し、シフトポジションを P に切り替えます。

2 パワースイッチを押し、電源ポジションを OFFにします。

3 充電ポートリッドオープナースイッチⒶを押し、充電ポートリッドⒷを開きます。（充電ポートの照明は、充電ポートリッドオープナースイッチを押してからしばらく点灯します。）

4 急速充電ポートのキャップ（黒色）を開けます。（キャップはツメを押すと開きます。）

アドバイス ● 急速充電は、必ず急速充電機本体の取り扱い方法に従ってください。間違った操作を行うと、車両または急速充電器を破損するおそれがあります。

● 急速充電器の操作手順や充電にかかる時間は、急速充電器の種類により異なります。

● 電源ポジションが OFF以外のときは充電を開始できません。充電するときは、必ず電源ポジションを OFFにしてください。

● 急速充電は、普通充電に比べリチウムイオンバッテリーに大きな負担がかかります。

週に 1回以上の頻度で急速充電を行う場合は、充電量を 80％以下に指定してください。

Ⓐ

Ⓑ


46　急速充電

充電のしかた


5 急速充電コネクタを根元まで確実に差し込みます。

6 ロックレバーを握り、充電コネクタを固定します。充電ポートの照明が数秒後に消灯します。

7 急速充電器本体の手順に従い、充電を開始します。

! 注意 ● 急速充電コネクタを差し込むときは、ロックレバーが下がった状態で充電ポートの溝に合わせ、根元まで確実に差し込んでください。



急速充電　47

充電のしかた



8 正常に充電が開始されるとブザーが２回鳴ります。インストルメントパネル上部の充電インジケーター（ P.36）で、おおよその充電量が確認できます。

9 充電が停止したら、ロック解除ボタンを押してロックを解除しながら、充電ポートから充電コネクタを引き抜きます。充電ポートの照明が数秒後に消灯します。

10 充電ポートのキャップⒸを閉めてから、充電ポートリッドⒹを確実に閉めてください。

アドバイス ● 指定の充電量になる前に充電が停止したときは、再度急速充電器の開始スイッチを押し、充電を再開してください。急速充電は次のような場合、指定した充電量になる前に停止する場合があります。

－急速充電器に設定されている最大充電時間を経過したとき。

－車両に設定されている最大充電時間を経過したとき。（リチウムイオンバッテリーの温度に応じて30～ 60分の範囲で変化します）

● 急速充電にかかる時間は、外気温などの影響で変化します。急速充電にかかる時間について…

P.48

ⒸⒹ

知識 ● 充電ポートの照明が消灯しているときに充電コネクタを引き抜くと、充電ポートの照明が数秒間点灯後、消灯します。


48　急速充電

充電のしかた


急速充電にかかる時間について ● 急速充電にかかる時間は、リチウムイオンバッテリーの温度により大きく変化します。

● 次の表は、リチウムイオンバッテリー温度計の目盛りを基準に、バッテリー残量警告灯が点灯してから充電量80％までにかかる時間の目安です。

知識 ● 急速充電は、リチウムイオンバッテリーの温度以外にも、充電状態、経年数、接続した急速充電器の種類により変化することがあります。

目盛りの数充電にかかる時間

①（10目盛以上） 60分以上

②（8～ 9目盛）約 30分～ 60分

③（6～ 7目盛）約 30分

④（4～ 5目盛）約 30分～ 90分

⑤（3目盛以下） 90分以上

①

②

③

④

⑤

Documents

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