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安全のための注意必ずお守りください ‥‥‥‥‥‥‥ 2
各部のなまえとはたらき機器本体 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
準備してください初めて使うとき ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
暖房を使うとき暖房を使う ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10暖房水の手動補給について ‥‥‥‥ 12
はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
故障かな?と思ったら修理を依頼される前に ‥‥‥‥‥‥ 20故障表示 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 21
点検・お手入れ点検のポイントとお手入れ ‥‥‥‥ 19
サービスアフターサービスについて ‥‥‥‥ 25
仕様仕様 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 22
保証書保証書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 26
凍結予防冬期の凍結による破損予防について ‥ 15長期間使用しないとき ‥‥‥‥‥‥ 18
もくじ
このたびは、暖房専用熱源機をお買い上げいただきましてありがとうございます。
この取扱説明書には、暖房専用熱源機を安全に正しく使用していただくために必要な注意事項、使用方法が記載されています。本機器を使用する前によく読み、十分に理解した上でご使用ください。
この取扱説明書はいつでも使用できるように大切に保管し、使用方法がわからないときにお読みください。
保証書は26ページにあります。お買い上げ日、販売店名、保証内容などをよく確認し、この取扱説明書とともに大切に保管してください。
来客者などが機器を使用するときは、その前に必ず取扱説明書の内容を説明してください。
7119131000 YC-15
品 名IS-2308ARSW6CUIS-1208ARSW6CUIS-2303ARSW6UIS-1204ARSW6UIS-1206LRSW6IS-0606ARSWIS-0606ARS
型式名RH-K200WRH-K100WRH-201WRH-101WA2RH-S100W(A)RH-51W(A)RH-51W-T(A)
機器コード11-009-34-0002711-009-34-0002811-009-34-0000911-009-34-0001211-009-34-0001911-009-34-0002511-009-34-00022
取扱説明書
暖房専用熱源機
保証書付
はじめに
1
本書の使いかた
初めてお使いになるときには、ひと通りお読みください。使いかたが分からなくなったときなどは、表紙の「もくじ」から該当する項目を探して、そのページをご覧ください。
本書の構成
本書は、以下の8の項目から構成されています。(※表紙に「もくじ」を設けてあります。)
安全のための注意‥‥‥‥‥‥本品を使用する上での注意事項を記載しています。機器をお使いになる前に、必ずお読みください。
各部のなまえとはたらき‥‥‥各部の名称と機能を記載しています。
準備してください‥‥‥‥‥‥最初にお使いになる際にしていただきたい内容を記載しています。
暖房を使うとき‥‥‥‥‥‥‥暖房の使いかたを記載しています。
凍結予防‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥冬期など寒い時期に機器および付帯設備の凍結を予防するための方法を記載しています。長期間ご使用にならない場合にもお読みください。
点検・お手入れ‥‥‥‥‥‥‥快適に長く機器を使用していただくためにお客様にしていただきたい、点検とお手入れの方法を記載しています。
故障かな?と思ったら‥‥‥‥症状別の対処方法や、故障表示に関する情報を記載しています。機器の調子が変だなと思ったらお読みください。
サービス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥アフターサービスを依頼される場合のご注意や、保証、機器の修理・移設に関するお知らせを記載しています。
本書で使用する絵表示について
‥‥‥‥‥‥‥‥‥参照ページおよび参照箇所
‥‥‥‥‥‥‥‥用語説明
‥‥‥‥‥‥‥仕組みの説明
‥‥‥‥‥‥‥使いかたのヒント
※安全にお使いいただくためのご注意に関する絵表示については、2ページを参照してください。
2
必ずお守りください 安全のための注意この取扱説明書では、誤った取り扱いによる危害・損害の程度を次のように区分しています。お客さまや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。内容は下図の通りです。よく理解して正しくお使いください。
ガス漏れ時の処置¡ただちに使用をやめガス栓およびマイコンメーターのガス栓を閉じ、窓や戸を開けてから、もよりの東京ガスへご連絡ください。
¡係員が処置するまでは、電気製品(換気扇など)のスイッチ操作や電源プラグの抜き差し、マッチ・ライターなどの使用は絶対にやめてください。周辺の電話も使用しないでください。火や火花で引火し、爆発事故を起こすことがあります。
マイコンメーター
ガス栓の例ガス栓
窓を開ける使用をやめガス栓およびマイコンメーターのガス栓を閉じる
火を使ったり電源プラグの抜き差し禁止
電気器具(換気扇など)のスイッチの「入・切」禁止
ガスのにおいのする場所での電話の使用禁止
絵表示の意味
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う危険、または火災の危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う可能性、または火災の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性や物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
この表示は本機器を安全・快適に使うため、是非理解していただきたい事柄を示しています。
一般的な危険警告注意
火災注意 高温注意 感電注意
一般的な禁止 触れるな ぬれ手禁止 分解禁止
火気禁止 必ず行うこと電源プラグをコンセントから抜け
必ずアース線を接続せよ
必ずお守りください
3
屋内に設置しない¡この機器は屋外設置用です。屋内や浴室内に設置しないでください。不完全燃焼や一酸化炭素中毒の原因になり大変危険です。
ガスの種類と電源を確認¡機器前面の、下図に示す位置に銘板を貼付してあります。
¡銘板に表示してあるガス種(ガスグループ)および電源(電圧・周波数)を確認してください。銘板に表示のガス、電源以外では使用しないでください。異なるガスや電源で使用すると、爆発点火や不完全燃焼により、一酸化炭素中毒や火災、機器破損の原因となります。不明な点はお買い上げの販売店またはもよりの東京ガスへご連絡ください。
移設や移転の場合は、販売店/転居先のガス事業者(供給業者)へご相談ください。
1P25「サービスを依頼されるとき」
この機器はAC 100V(50/60Hz)用です。AC100V以外の電源電圧では使用できません。
ガスの接続について¡この機器のガス接続はねじ接続です。ガス接続工事はお買い上げの販売店またはもよりの東京ガスへ依頼してください。
囲い禁止¡増改築などによって屋内の状態にしたり、ビニールや波板などで囲いをしないでください。また、外壁の塗装や増改築、家屋の修繕時など、シートで家屋の壁面を覆うことがあります。そのような場合は使用しないでください。不完全燃焼や一酸化炭素中毒の原因になります。
引火のおそれのあるものの使用禁止スプレー缶厳禁¡機器や排気口の周囲には、引火しやすいもの(ガソリン、ベンジン、灯油など)やスプレーなどを置いたり、使用したりしないでください。引火して、火災のおそれがあります。
¡機器や排気口の周囲にスプレー缶、カセットコンロ用ボンベなどを置かないでください。熱でスプレー缶内の圧力が上がり、スプレー缶が爆発するおそれがあります。
工事は資格必要¡この機器の設置・移動および付帯工事には専門の資格・技術が必要です。工事は必ずお買い上げの販売店に依頼してください。
銘板確認
型式名
08.03 -
定格周波数定格電圧
50/60HzAC 100V
品名
都市ガス13A用 12A用
銘板例
銘板
製造年月
電源
品名
型式名
(
(
ガスの種類右は都市ガス13A・12Aの例(
(
右は2008年3月生産の例
ガソリン
スプレー
ベンジン
屋内 屋外
4
安全のための注意
可燃物に注意¡機器や排気口の周囲には燃えやすいもの(木材、紙、洗濯物)を置かないでください。火災など、思わぬ事故の原因となります。
¡機器は、周囲のものとは常に下記の離隔距離を確保してください。
異常時の処置地震・火災などの緊急のときには¡機器の異常(排気口から煙が出るなど)、臭気、異常音、水漏れなどに気づいたときは、すぐに使用をやめ、下記の処置をして、販売店またはもよりの東京ガスへご連絡ください。
1P25「サービスを依頼されるとき」
¡地震、火災など緊急のときも同様に処置してください。※これはガスが漏れたときの処置方法ではありません。ガス漏れに気づいたときは・・・
1P2「ガス漏れ時の処置」
許容電力以上の使用禁止¡コンセントや配線器具の定格を超える使いかたや、たこ足配線などで定格を超えると、発熱による火災の原因となります。
電気事故防止のために¡電源コードを加工したり無理な力を加えないでください。感電、ショートや発火の恐れがあります。
¡電源プラグは確実にさし込んでください。さし込みがゆるいと、感電や火災の原因になります。
¡傷んだ電源プラグ・電源コードは使用しないでください。
¡感電の恐れがありますので、ぬれた手で電源プラグをさわらないでください。
¡電源プラグのコンセント差込部の刃および刃の取付面にほこりが付着している場合は、乾いた布で拭いてください。火災の原因になります。
低温やけどに注意¡床暖房の上に長時間座ったり、寝そべっていると、低温やけどを起こすおそれがあります。特に次のような方が使用する場合は、周囲の人の気配りが必要です。
上方 30cm以上
側方 15cm 以上
側方 15cm以上
前方60cm以上
離隔距離
1 ガス栓・給水元栓を閉じる 2 電源プラグを抜く(分電盤の専用ブレーカーを「切」にしてください)
ガス栓 給水元栓
感電注意
お薬
①乳幼児・寝たきりのお年寄り・ご病人など、自分の意志で体を動かせない方②疲労の激しいとき
③皮膚の弱い方④皮膚感覚の弱い方⑤お酒や睡眠薬を飲まれた方
用途について¡暖房や乾燥以外の用途には使用しないでください。これ以外の用途に使用すると、思わぬ事故の原因となります。
床暖房の破損防止のために¡床暖房の上に電気カーペットを敷かないでください。床材の割れ・そり・隙間の原因となります。
¡カーペット式床暖房の上に鋭利なものを落としたり、刺したりしないでください。温水パイプが破損します。
排気口でのやけどに注意¡使用中、使用直後は排気口とその周辺は高温になりますので、さわらないでください。
つららに注意¡冬期は特に、排気口の下に立ち入らないでください。積雪時の雪解け水や排気中の水分が凍結して、つららとなって落下し、けがの原因となります。
配管カバー・据置台について¡配管カバーや据置台を使用している場合、そのフロントカバーが確実に固定されていることを確認してください。また、定期的に点検してください。化粧ビスがゆるんだり外れていたり、下部差込箇所が外れているとフロントカバーが外れて思わぬ事故の原因となります。配管カバーや据置台のフロントカバーの固定については…
1P18「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
分解禁止¡お客さまご自身では、機器を分解したり、修理・改造はしないでください。感電やけが、故障の原因となります。
無理な力を加えない¡機器本体や付帯設備の上に乗ったり、重量物をのせたりしないでください。けがや故障の原因となります。機器に無理な力が加わると、破損や故障の原因となります。
必ずお守りください
5
接触禁止
配管カバー (または据置台)
配管カバー (または据置台) のフロントカバー
下部差込箇所
6
安全のための注意
パネルヒーターによるやけどに注意¡パネルヒーターの表面はさわらないでください。やけどのおそれがあります。特に小さなお子様のいる家庭では注意が必要です。
電源コードを持って引き抜かない¡電源コードを引っぱってプラグを抜かないでください。コードが断線して発熱・発火の原因となります。
アース必要¡この機器はアースが必要です。アースされていることを確認してください。
排気口に指や棒を入れない¡排気口に指や棒を入れないでください。けがや故障の原因となります。
ドレン排出口・オーバーフローから排出される水について¡ドレン排出配管・オーバーフロー配管から排出される水を飲料用・飼育用などに使用しない。
電源を切らない¡長期間ご使用にならない場合以外は、電源プラグをコンセントから抜いたり、分電盤のブレーカーを落としたりしないでください。冬期は特に、電力の供給が断たれると凍結予防の燃焼運転ができなくなり、凍結などの故障の原因となることがあります。
停電時のご注意¡停電すると使用できません。使用中に停電すると停止します。
¡電力の供給が復帰すると運転を再開(温水暖房端末により異なります)しますが、停電中は念のため、温水暖房端末の暖房運転を「切」にしてください。
¡冬期など凍結のおそれがある場合は、水抜きをしてください。停電すると凍結予防の燃焼運転ができなくなり、通常の寒さでも機器内の水が凍結して、破損事故・水漏れ故障の原因となることがあります。
1P15-17「水抜きによる凍結予防」
断水時のご注意¡暖房水が不足すると安全装置が作動し、暖房運転が停止します。暖房水自動補給の場合に断水し、暖房水が不足して暖房運転が停止した場合は、再通水後、電源プラグを抜き、再度差し込んでください。
温泉水や自家用井戸水で使うと¡水質によっては、機器内の配管内部に異物が付着するなど耐久性を損なう場合があります。
雷時の注意¡雷が発生しはじめたらすみやかに運転を停止し、電源プラグを抜くか、分電盤の専用のブレーカーを「切」にしてください。雷による一時的な過電流で電子部品を損傷することがあります。
¡感電のおそれがありますので、ぬれた手で電源プラグをさわらないでください。雷が遠ざかったことを確かめてから、電源プラグが濡れていないことを確認した上でコンセントにしっかり差し込んでください。
必ずお守りください 安全のための注意
7
冬期または長期間使用しないとき¡冬期は凍結予防をしてください。
1P15-17「冬期の凍結による破損予防について」
¡長期間使用しないときは水抜きをしてください。
1P18「長期間使用しないとき」
積雪時のご注意¡機器や排気口が雪でふさがれないようにご注意ください。ふさがれそうなときには、安全に注意して、除雪してください。雪でふさがれると、使用中自然消火したり点火不良の原因となります。こんなときは…
1P25「サービスを依頼されるとき」
¡屋根から落ちた雪が機器や排気口をふさいだり破損するおそれのあるときは、屋根の雪止め工事を工事店に依頼してください。
一般家庭用品です¡業務用のような使用頻度の高い使い方をすると機器の寿命を短くします。
お手入れの際の注意¡お手入れは機器が冷めてから行ってください。¡けがには十分ご注意ください。¡機器やリモコンのお手入れの際には、台所用中性洗剤(食器・野菜洗い用)以外の洗剤やみがき粉・シンナー・ベンジン・エタノールやたわしなどの硬いものを使用しないでください。表面の光沢や印刷・文字などが消えたりキズがつきます。
日本国内向けです¡海外での設置および使用はしないでください。思わぬ事故の原因となります。この場合は当社では責任を負いかねます。
燃焼排ガスについて¡植物やペットなど、燃焼排ガスによって加熱されると困るものや悪影響を受けるものは、排気口の周囲に置かないでください。
適合する別売品以外は使わない¡この機器に適合する別売品以外は使用しないでください。事故や故障の原因となります。
機器の設置状態についての確認¡下記の項目を満足していない場合には、お買い上げの販売店またはもよりの東京ガスに連絡し、設置場所を変更してください。①機器は水平に(正しい角度で)設置されていますか?②冷・暖房や換気扇の吹き出し口や吸い込み口付近は避けてありますか?そうでないと正常な燃焼の妨げになることがあります。③棚の下など落下物の危険のあるところを避けて設置してありますか?④メンテナンスできる場所に設置されていますか?そうでないとメンテナンスをお断りすることがあります。⑤排気口への積雪や、屋根から落ちた雪で給・排気口が閉塞されることがありませんか?不完全燃焼の原因になります。⑥暖房水手動補給の場合、機器上方に補水のための空間を設けてありますか?機器は、補水作業ができる位置に設置されていますか?
増改築時の注意¡増改築などによって、燃焼排ガスが直接建物の外壁や窓・ガラス・網戸・アルミサッシなどに当たらないようにしてください。変色・破損・腐食の原因となります。
¡機器の周囲に塀など設ける場合は、お買い上げの販売店またはもよりの東京ガスへご相談ください。塀などの形状・大きさ・機器からの距離によっては、機器の正常な燃焼を妨げることがあります。また、機器の前方には点検・修理作業のための空間が必要です。
運転停止時の注意¡機器が運転中、ガス栓を操作して消火しないでください。
¡機器が運転中、電源プラグをコンセントから抜いて消火しないでください。
機器への積雪注意
国内でのみ使用
8
機器本体 各部のなまえとはたらき機器本体の各部の名前を確認してください。
フロントカバー
燃焼ランプ
電源プラグ
注水キャップ
コンセント
機器本体
排気口
給気口
給水元栓
ガス栓
ガス接続口
暖房戻水抜き栓
暖房往水抜き栓
暖房往水抜き栓
暖房ポンプ水抜き栓
暖房往水抜き栓
ドレン配管接続口
中和器水抜き栓
給水水抜き栓 (ストレーナ)
¡図は設置の一例です。機種により設置形態および排気口部や接続部の形状・位置などが異なります。また、給水元栓・ガス栓・コンセント・配管の形状などは、この図と異なることがあります。
付属品:¡取扱説明書
¡東京ガス事業所一覧
機器・機器本体この取扱説明書では、暖房専用熱源機本体を指します。
温水暖房端末暖房専用熱源機から供給される温水で暖房などをする機器すべてとそのリモコンを指します。温水暖房端末には、浴室暖房機、浴室暖房乾燥機、温水エアコン、パネルヒーター、ファンコンベクター、床暖房とそのリモコンなどがあります。
自動補水・手動補水「暖房水自動補給」「暖房水手動補給」とそれぞれ同じ意味です。暖房に用いる温水(暖房水)は、この機器と温水暖房端末の間を循環しますが、自然な蒸発などで徐々に減るため、ときどき補う必要があります。この機器は上水道からの水を必要なときに自動的に補給する「自動補水」と、ときどき人手で行う「手動補水」のいずれかに、設置時に施工・設定するようになっています。
別売品¡暖房リモコン ISリモコンA(IS-2303ARSW6U・ IS-1204ARSW6U・IS-2308ARSW6CU・ IS-1208ARSW6CU以外の機器には使用できません)
初めて使うときは、次の準備が必要です。配管カバーや据置台を使用している場合は、最初にそれらのフロントカバーを外し、最後に元どおり確実に固定してください。取り外しかた・取り付けかたについては…1P18「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
初めて使うとき 準備してください
9
1 電源プラグをコンセントに差し込む。(分電盤の専用ブレーカーを「入」にしてください)機器付近の壁・分電盤。
2 ガス栓を全開にする。機器の下方にガス栓があります。
3 自動補水の場合、給水元栓を全開にする。手動補水の場合、12~14ページの「暖房水の手動補給について」に従って補水する。機器の下方に給水元栓があります。
全開にする
“入”
全開にする
ぬれた手で電源プラグをさわらない¡電源プラグをコンセントに差し込む際は、ぬれた手で電源プラグをさわらないでください。感電のおそれがあります。
10
暖房を使う 暖房を使うとき
1 暖房する部屋の温水暖房端末(浴室暖房機、パネルヒーター、床暖房コントローラーなど)の運転を「入」にし、お好みの温度に調節する。運転中は、機器本体の燃焼ランプが点灯します。
※温水暖房端末の取扱説明書もご覧ください。
温水暖房端末の運転を「切」にする。機器本体の燃焼ランプが消灯します。
温水暖房端末(浴室暖房機、パネルヒーター、床暖房コントローラーなど)で操作します。※暖房リモコンをお使いの場合は、下記の「暖房リモコンISリモコンAをお使いの場合」も参照してください。
点灯
消 灯
低温やけどに注意¡床暖房の上で高い温度に設定したまま、長時間、座ったり寝そべっていると低温やけどを起こすおそれがあります。特に次のような方が使用する場合は、周囲の方の気配りが必要です。
¡床暖房の上に電気カーペットを敷かないでください。床材の割れ、そり、隙間の原因となります。
¡カーペット式床暖房の上に鋭利なものを落としたり、刺したりしないでください。温水パイプが破損し水漏れなどの原因となります。
¡パネルヒーターの表面にさわらないでください。やけどするおそれがあります。特に、小さなお子様にはご注意ください。
①乳幼児・寝たきりのお年寄り・ご病人など、自分の意志で体を動かせない方②疲労の激しいとき
③皮膚の弱い方④皮膚感覚の弱い方⑤お酒や睡眠薬を飲まれた方
排気口から湯気?¡潜熱回収型の機器は排気の温度が比較的低いため、排気口から白い湯気が多く出ることがあります。これは水蒸気が小さな水滴となったもので、異常ではありません。
暖房を使う 暖房を使うとき
11
¡バルブの開閉などで操作するタイプの温水暖房端末(パネルヒーターなど)をご使用の場合、上記とは若干暖房の手順が異なります。下記の ① ・② の手順で暖房を行ってください。
※バルブの開閉などで操作するタイプの温水暖房端末を複数台同時に使用している場合、暖房リモコンの暖房スイッチを「切」にすると、すべての温水暖房端末への温水の供給が停止し、暖房が止まったり、送風になったりします。※機器本体と通信できるタイプ(バルブ開閉などの操作が不要なタイプ)の温水暖房端末も接続されていて、両者を同時に運転している場合には、暖房リモコンの暖房スイッチを「切」にしても、バルブの開閉で操作するタイプの温水暖房端末では、バルブを開いたままだと暖房が止まらなかったり、意図せず暖房が始まることがあります。※暖房リモコン ISリモコンAに同梱の取扱説明書も、必ずご覧ください。
暖房リモコンISリモコンAをお使いの場合
① 暖房リモコンの暖房スイッチを押す。リモコンの暖房ランプ(橙)が点灯し、機器が暖房の準備をします。
② 温水暖房端末のバルブなどを操作して、暖房を開始する。暖房運転を停止するときは、暖房スイッチを押して「切」にし、温水暖房端末の運転も停止してください。
12
暖房水の手動補給について 暖房を使うとき暖房水が減ると、温水暖房端末(浴室暖房機、パネルヒーター、床暖房コントローラーなど)の暖房運転を「入」にしても作動しません。暖房運転中であれば停止します。暖房水が減ると、機器本体の燃焼ランプが3回点滅してお知らせします。このようなときは暖房水を補給してください。※運転直後は機器が高温になっています。機器が冷えてから暖房水の補給を行ってください。※自動補水の場合は不要です。配管カバーや据置台を使用している場合は、最初にそれらのフロントカバーを外し、最後に元どおり確実に固定してください。取り外しかた・取り付けかたについては…1P18「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
1 不凍液の有無を確認する。不凍液については…。1P15「冬期の凍結による破損予防について」
2 不凍液を使用している場合は…必ず東京ガスまたは販売店へ作業を依頼して暖房水の補給を行ってください。作業料(不凍液代を含む)は有償となります。
不凍液を使用していない場合は…下記の手順 ~ に従って、暖房水を補給してください。東京ガスまたは販売店へ作業をご依頼いただく場合は、有償となります。
63
3 温水暖房端末(浴室暖房機、パネルヒーター、床暖房コントローラーなど)の暖房運転を「切」にする。
4 機器本体の注水キャップをはずす。暖房水が高温になっていると熱気が吹き出すことがありますので、冷えてからはずしてください。
はずす
燃焼ランプが 3回点滅
暖房水の手動補給について
13
5 水を入れる。オーバーフロー口(IS-2308ARSW6CU・ IS-1208ARSW6CUの場合はドレン配管接続口)から水が出るまで、やかんなどで水を補給してください。燃焼ランプが消灯します。
必ず水道水を使用してください。井戸水などを使用すると機器などの故障の原因となります。
お使いの機器により、補水量が異なります。下表を参照してください。(補水量は目安です。補水量が少ないと、燃焼ランプが消灯しません。)
燃焼ランプが 消灯 オーバーフロー口 オーバーフロー口
オーバー フロー口
ドレン配管 接続口
ドレン配管 接続口
IS-1206LRSW6
IS-1206LRSW6
IS-2303ARSW6U
オーバー フロー口
IS-1204ARSW6U
IS-2308ARSW6CU IS-1208ARSW6CU
IS-2303ARSW6U IS-1204ARSW6U IS-2308ARSW6CU IS-1208ARSW6CU
IS-0606ARS・IS-0606ARSW
IS-0606ARS IS-0606ARSW
補水量
1.5リットル
1.5リットル
4.5リットル
14
暖房を使うとき
6 注水キャップを取り付ける。手ごたえを感じるまでしっかりはめ込む。
暖房水について¡暖房水の補給は4ヵ月に1回程度必要ですが、乾燥・暖房の使用時間により異なります。¡水の減りかたが早かったり急に早くなった場合は、水漏れしている可能性があります。お買い上げの販売店またはもよりの東京ガスにご連絡ください。
取り付ける
手動補水時にはやけどに注意¡運転直後はタンク(暖房水)が高温になっています。やけど防止のため機器が冷えてから行ってください。
高温注意
冬期の凍結による破損予防について
15
暖かい地域でお使いのお客様も、必ずお読みください。
¡冬期は暖かい地方でも配管中の水が凍結し、破損事故が起こることがあります。こうした事故を防止するために、冬期は電源プラグを抜かないでください。またガス栓も閉めないでください。
¡不凍液を使用せず長期不在などで電源を切る場合は「水抜き」を行ってください。¡不凍液を入れる方法もあります。¡給水配管や給水元栓の凍結予防は保温材を巻いたり、必要に応じて電気ヒーターを巻くなどして別途処置してください。
通常のご使用時における凍結予防①電源プラグがコンセントに差し込まれていることを確認する。②ガス栓・給水元栓が全開になっていることを確認する。
この機器には、外気温が下がると自動的に燃焼運転を行って、凍結を予防します。電源プラグがコンセントから抜けていたりガス栓が閉じられていると凍結予防ができませんのでご注意ください。
※「 」スノーマークがある温水暖房端末は、運転つまみをスノーマーク(または「凍結予防」)に合わせてください。
※温水暖房端末は、機種によって凍結予防運転の方法が異なるため、それぞれの取扱説明書をお読みください。
水抜きによる凍結予防(不凍液が入っていない場合)¡機器内の水を抜き、凍結を予防する方法です。長期間にわたって機器を使用しないとき、また電源プラグを抜く(分電盤の専用ブレーカーを「切」にする)とき、冬期に停電があった際などにも、必ず「水抜き」を行ってください。
※配管カバーや据置台を使用している場合は、それらのフロントカバーをあらかじめ取り外してください。取り外しかたについては…
1P18「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
※不凍液が入っている場合は、水抜きを行わないでください。不凍液注入の有無は機器本体のフロントカバー右下に貼ってあるラベルでご確認ください。
※暖房使用後は機器内のお湯が高温になっていますので、機器が冷めてから行ってください。①電源プラグをコンセントから抜く。(分電盤の専用ブレーカーを「切」にする)②ガス栓 が閉めてあることを確認する。③給水元栓 が閉めてあることを確認する。(暖房水自動補給の場合)④¡IS-0606ARS・ IS-0606ARSWは、水抜き栓 ・ ・ ・ を全て開ける( はIS-0606ARSWのみ)。¡IS-1206LRSW6は、水抜き栓 ・ ・ ・ ・ を全て開ける。IS-2303ARSW6U・ IS-1204ARSW6Uは、暖房水抜き栓 ・ ・ およびポンプ水抜き栓 を全て開ける。
¡IS-2308ARSW6CU・ IS-1208ARSW6CUは、暖房水抜き栓 ・ ・ ・ およびポンプ水抜き栓 、中和器水抜き栓 を全て開ける。( はIS-2308ARSW6CUのみ)
※ガス栓・給水元栓・水抜き栓の位置は、右ページの図を参照してください。
1312
4131096
41096
1110861
10
10861
2
3
不凍液が入っています
が貼ってあります。
不凍液が入っている場合、
ラベル
不凍液の確認
16
凍結予防
※配管カバーや据置台を使用している場合、全ての水抜き作業が終了したら、配管カバーや据置台のフロントカバーを元どおり確実に固定してください。取り付けかたについては…
1P18「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
暖房往き水抜き栓 9
暖房戻り水抜き栓 6
ポンプ水抜き栓 4 暖房往き水抜き栓 10
暖房低温往き水抜き栓 10
暖房ポンプ水抜き栓 11
暖房往き水抜き栓 10
給水元栓 2
ガス栓 3 ガス栓 3
暖房戻り水抜き栓 6
ポンプ水抜き栓 4
給水元栓 2
暖房往き水抜き栓 6
暖房戻り水抜き栓 8給水元栓 2
ガス栓 3
給水水抜き栓 1
暖房往き水抜き栓 8給水水抜き栓 1
給水元栓 2
ガス栓 3
暖房戻り水抜き栓 6
(IS-0606ARSWのみ) (高温)
(低温)
(低温)
暖房往き水抜き栓 10
(低温)
(高温)
暖房往き水抜き栓 9
(高温)
IS-0606ARS・IS-0606ARSW
IS-2303ARSW6U IS-1204ARSW6U
IS-2308ARSW6CU IS-1208ARSW6CU
IS-1206LRSW6
暖房往き水抜き栓 9
暖房戻り水抜き栓 6
暖房ポンプ水抜き栓 4
暖房往き水抜き栓 13
給水元栓 2ガス栓 3
(低温)
中和器水抜き栓 12
(高温)
暖房往き水抜き栓 10
暖房往き水抜き栓 9
暖房戻り水抜き栓 6
暖房ポンプ水抜き栓 4
給水元栓 2
ガス栓 3
中和器水抜き栓 12
(高温)
暖房往き水抜き栓 10
注)機器の水抜きをしても、浴室暖房乾燥機や配管・バルブの凍結予防はできません。
冬期の凍結による破損予防について 凍結予防
17
①すべての水抜き栓を閉めてください。
②9ページの「初めて使うとき」に従って、機器本体の運転準備をしてください。
※暖房水自動補給の場合は、暖房運転を行うと暖房水は自動的に補給されます。自動補水は約2分で止まります。温水暖房端末が機器本体より高い位置にある場合や暖房配管の容量が大きい場合は、1回の補水では暖房運転ができないことがありますので、このような場合には電源プラグを抜き差ししてから再度暖房運転を行ってください。(暖房ができるようになるまで、これを繰り返してください)
暖房水手動補給の場合は、12~14ページの「暖房水の手動補給について」に従って、補給をしてください。
水抜きをした機器を、次に使うときは…
¡万一凍結した場合は使用しないでください。凍結したままお使いになると、機器本体や配管が破損することがあります。
¡凍結が解けたあと、水漏れがないか確かめてから使用してください。¡機器本体や配管が破損すると、高額の修理費用がかかる場合があります。(有料)
凍結したときの処置
18
長期間使用しないとき 凍結予防長期間ご使用にならない場合は、次のことを行っておいてください。配管カバーや据置台を使用している場合は、最初にそれらのフロントカバーを外し、最後に元どおり確実に固定してください。取り外しかた・取り付けかたについては…
1「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
ぬれた手で電源プラグをさわらない¡電源プラグをコンセントから抜く際は、ぬれた手で電源プラグをさわらないでください。感電のおそれがあります。
配管カバー・据置台のフロントカバーについて■フロントカバーの外しかた(1)化粧ビス2本をゆるめ、フロントカバーより取り外す。(2)フロントカバーを上方に持ち上げて、取り外す。
■ フロントカバーの取り付けかた(1)フロントカバーの下部差込箇所を配管カバー
や据置台の下部差込箇所に差し込む。(2)化粧ビス2本を取り付け、しっかりとしめて
固定する。※下部差込箇所が外れていないことを確認し、化粧ビスをしっかりとしめて、確実にフロントカバーを固定してください。
化粧ビス
配管カバー(または据置台)の フロントカバー
配管カバー(または据置台)
下部差込箇所
※上図は一例です。実際の配管カバーや据置台は、形状が上図とは異なることがあります。
全閉にする
全閉にする
“切 ”�
1 ガス栓を閉める。機器の下方にガス栓があります。
2 自動補水の場合は、給水元栓を閉める。機器の下方に給水元栓があります。
3 機器の水抜きをする。1P15-17を参照してください。
4 電源プラグが抜いてあることを確認する。機器付近の壁・分電盤。
点検のポイントとお手入れ 点検・お手入れ
19
安全にお使いいただくために、点検とお手入れは定期的に行ってください。機器などのお手入れは機器が冷めてから行ってください。
日常のお手入れ
機器とリモコンのお手入れ¡機器やリモコンの表面が汚れたときは、台所用中性洗剤(野菜・食器洗い用)を含ませた布で軽く拭き取ってください。台所用中性洗剤(野菜・食器洗い用)以外の洗剤やみがき粉・シンナー・ベンジン・エタノールやたわしなどの硬いものを使用しないでください。表面の光沢や印刷・文字などが消えたりキズがつきます。
1P7「お手入れの際の注意」
¡給水水抜き栓先端のストレーナにゴミなどが付いていると暖房水が補給できなくなることがあります。こんなときは給水元栓を閉めてから給水水抜き栓をはずして、ストレーナに付いているゴミを取り除いてください。特に近くで水道配管工事などがあったときはご注意ください。※必ず、給水元栓を閉めてから行ってください。
¡機器の給気口が、ほこりやゴミで詰ったまま使用すると、不完全燃焼などの原因となります。給気口のほこりやゴミを十分に取り除いてご使用ください。
指または硬貨で 左に回してゆるめる。
給水水抜き栓 ストレーナ
点検のポイント - 機器周辺の状態¡機器のまわりおよび排気口のそばに燃えやすい物はありませんか?¡排気口をなにかがふさいでいませんか?詳しくは・・・
1P3「引火のおそれのあるものの使用禁止 スプレー缶厳禁」、P4「可燃物に注意」¡配管カバーや据置台を使用している場合、それらのフロントカバーが確実に固定されていますか?
1P18「配管カバー・据置台のフロントカバーについて」
点検のポイント - 機器の状態¡機器および配管から水漏れはありませんか?¡機器および配管からガスの臭気はありませんか?¡運転中に機器から異常燃焼の音(点火時や使用時にゴーと音がする)や他の異常音は聞こえませんか?¡機器の外観に異常は見られませんか?¡万一異常を感じたときは・・・
1P2「ガス漏れ時の処置」
1P4「異常時の処置 地震・火災などの緊急のときには」¡機器本体には安全に関する注意ラベルが貼ってあります。汚れたり、読めなくなったときはやわらかい布などで汚れを拭き取ってください。また、お手入れの際にははがれないようご注意ください。もしはがれたり読めなくなった場合は、新しいラベルに貼り替えてください。ラベルについては販売店にお問い合わせください。
日常の点検
定期点検のすすめ(有料)¡安心してお使いいただくために、定期的に(年に一回程度)点検を受けていただくことをおすすめします。
1P25「サービスを依頼されるとき」
¡万一使用中に異常音がする、排気に不快な臭いが混ざっている、排気が目にしみるなどの異常に気づいたときは…
1P4「異常時の処置 地震・火災などの緊急のときには」
20
修理を依頼される前に 故障かな?と思ったら修理を依頼される前に次のことを確認してください。
こんなとき 点 検 項 目
暖房運転ができない
暖房水が減っていませんか。(1P12-14)
運転スイッチを「切」にし、約3秒後、もう一度「入」にしてください。それでも点滅するときは故障ですので、お買い上げの販売店またはもよりの東京ガスへご連絡ください。(1P21)
ガス栓が全開になっていますか。
給水元栓が全開になっていますか。(暖房水自動補給の場合)
断水していませんか。(暖房水自動補給の場合)
電源プラグがコンセントに差し込まれていますか。
故障表示が点滅する
故障表示が点滅しない 停電していませんか。
次のような場合は故障ではありませんのでご安心ください。
こんなとき 点 検 項 目
排気口から白い湯気が出る
冬に吐く息が白く見えるように、燃焼排ガス中の水蒸気が白い湯気に見えますが、故障ではありません。潜熱回収型の機器の場合は、排気口から出る燃焼排ガスの温度が低くなり、よりその度合いが高くなります。
凍結による破損予防のため、凍結予防運転を行います。
暖房回路内にたまった空気を抜くために、約1ヶ月ごとにポンプが自動的に回ります。このときに他の暖房端末(浴室暖房など)を使用していると、床の温度が一時的に若干上昇する可能性があります。
冬期など寒いとき暖房ポンプが自動的に動く、または燃焼する
床暖房を使用していないのに床が暖まることがある
ときどき(1ヵ月に一度)機器を使用していないのにポンプの回転音(ウーンという音)がする
夏期などにしばらく暖房を使用しなかった場合、暖房回路内に空気がたまることがあります。暖房回路内にたまった空気を抜くために、約1ヶ月ごとにポンプが自動的に回ります。
ドレン配管から水が出る
潜熱回収型の機器は、水蒸気が熱を放出して生じた水(ドレン水)をドレン配管から排出します。ドレン配管の先端が露出するように施工されている場合は、ドレン水が出るのが見えることがありますが異常ではありません。ドレン水は微量のカルシウムを含んでいるため、蒸発すると白い跡が残ることがありますが、異常ではありません。
故障表示 故障かな?と思ったら
21
機器が故障すると、機器の燃焼ランプが下表のように点滅します。※暖房リモコン ISリモコンAを設置の場合は、リモコンの点検ランプも点滅します。ISリモコンAについては、リモコンに付属の取扱説明書を参照してください。
■ 故障表示が点滅したときは、次の操作をしてください。①ガス栓と給水元栓が十分開けてあるか確認する。
②温水暖房端末の暖房運転を「切」にして、再び「入」にする。
③再び使用してみる。
ガス栓 給水元栓
全開にする。
■ 上記の操作をしても故障表示が点滅するときは、お買い上げの販売店またはもよりの東京ガスに修理を依頼してください。その際は、点滅のしかたもお知らせください。
燃焼ランプ
機 器 本 体
故 障 の 内 容燃焼ランプ(赤)
IS-0606ARSIS-0606ARSW
IS-2303ARSW6UIS-1204ARSW6UIS-1206LRSW6
点滅5回点滅5回点滅1回点滅1回点滅--
4回点滅4回点滅3回点滅2回点滅2回点滅1回点滅3回点滅-
2回点滅4回点滅5回点滅点滅-
6回点滅6回点滅3回点滅6回点滅-
点滅点滅点滅点滅点滅-点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅-点滅点滅3回点滅点滅-
暖房点火不良過熱防止装置、温度ヒューズ作動部分凍結異常暖房水微少漏れ2次回路の地絡中和器詰まり異常低温感知サーミスタ異常暖房高温サーミスタ異常暖房低温サーミスタ異常(2温度タイプのみ)水位電極論理異常ガス比例弁異常暖房補給水異常暖房燃焼ファン異常電装ユニット異常暖房ポンプ異常暖房疑似炎検知ファン初期チェック暖房排気閉塞暖房失火中和器寿命機器停止床暖房リモコンエラー浴室暖房乾燥機エラー暖房水渇水エラー暖房寿命予告運転中和器寿命警告
IS-2308ARSW6CUIS-1208ARSW6CU
点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅点滅6回点滅
22
仕様 仕様仕様表 IS-2308ARSW6CU
分類名称 潜熱回収型暖房専用熱源機品 名型 式 名
外形寸法
点火方式
接 続
ガ ス給 水
暖房(往き・戻り)
電気関係
電 源
消費電力(50/60Hz)
電源ケーブル
安全装置
送風検知装置(回転数検知方式) 凍結予防装置(電気ヒータ+暖房燃焼運転)炎検出装置(フレームロッド方式) 漏電安全装置(漏電遮断器)過熱防止安全装置(ハイリミットスイッチ、温度ヒューズ) 誘導雷保護装置(バリスタ)空焚安全装置(水位電極) 中和器詰まり検知装置(水位電極)
IS-2308ARSW6CURH-K200W
幅470×奥行240×高さ600(mm)
AC100V連続放電式(ダイレクト点火)15A(R1/2)オネジ15A(R1/2)オネジ
高温往・戻:CCHジョイント/低温往:CHジョイント6P/低温往増設用:CCHジョイント
AC100V(50/60Hz)2W
−−−−−−−−
能力表 IS-2308ARSW6CU
※ガスはJISに規定する標準ガス・標準圧力のときの表示です。※本仕様は改良のため予告なしに変更することがあります。
使用ガス(使用ガスグループ) 1時間当たりのガス消費量kW(kcal/h)13A12A 25.4(21,900)
27.3(23,500)
設置方式 屋外壁掛設置または屋外据置設置
製品質量 26kg
無負荷時最 大 時 117W
凍結予防ヒータ 115W
仕様表 IS-1208ARSW6CU分類名称 潜熱回収型暖房専用熱源機品 名型 式 名
外形寸法
点火方式
接 続
ガ ス給 水
暖房(往き・戻り)
電気関係
電 源
消費電力(50/60Hz)
電源ケーブル
安全装置
送風検知装置(回転数検知方式) 凍結予防装置(電気ヒータ+暖房燃焼運転)炎検出装置(フレームロッド方式) 漏電安全装置(漏電遮断器)過熱防止安全装置(ハイリミットスイッチ、温度ヒューズ) 誘導雷保護装置(バリスタ)空焚安全装置(水位電極) 中和器詰まり検知装置(水位電極)
IS-1208ARSW6CURH-K100W
幅470×奥行240×高さ600(mm)
AC100V連続放電式(ダイレクト点火)15A(R1/2)オネジ15A(R1/2)オネジ
高温往・戻:CCHジョイント/低温往:CHジョイント6P
AC100V(50/60Hz)2W
−−−−−−−−
能力表 IS-1208ARSW6CU
※ガスはJISに規定する標準ガス・標準圧力のときの表示です。※本仕様は改良のため予告なしに変更することがあります。
使用ガス(使用ガスグループ) 1時間当たりのガス消費量kW(kcal/h)13A12A 12.8(11,000)
13.8(11,900)
設置方式 屋外壁掛設置または屋外据置設置
製品質量 26kg
無負荷時最 大 時 87W
凍結予防ヒータ 115W
ドレン排水 15A(R1/2)オネジ
ドレン排水 15A(R1/2)オネジ
仕様
23
仕様表 IS-2303ARSW6U分類名称 暖房専用熱源機品 名型 式 名
外形寸法
点火方式
接 続
ガ ス給 水
暖房(往き・戻り)
電気関係
電 源
消費電力(50/60Hz)
電源ケーブル
安全装置
送風検知装置(回転数検知方式) 凍結予防装置(電気ヒータ+暖房燃焼運転)炎検出装置(フレームロッド方式) 漏電安全装置(漏電遮断器)過熱防止安全装置(ハイリミットスイッチ、温度ヒューズ)空焚安全装置(水位電極) 誘導雷保護装置(バリスタ)
IS-2303ARSW6URH-201W
幅470×奥行220×高さ600(mm)
AC100V連続放電式(ダイレクト点火)15A(R1/2)オネジ15A(R1/2)オネジ
高温往・戻:CCHジョイント/低温往:CHジョイント6PAC100V(50/60Hz)
2.5W
−−−−−−−−
能力表 IS-2303ARSW6U
※ガスはJISに規定する標準ガス・標準圧力のときの表示です。※本仕様は改良のため予告なしに変更することがあります。
使用ガス(使用ガスグループ) 1時間当たりのガス消費量kW(kcal/h)13A12A 27.0(23,300)
29.0(25,000)
設置方式 屋外壁掛設置または屋外据置設置
製品質量 22kg
無負荷時最 大 時 130W
凍結予防ヒータ 12W
仕様表 IS-1204ARSW6U分類名称 暖房専用熱源機品 名型 式 名
外形寸法
点火方式
接 続
ガ ス給 水
暖房(往き・戻り)
電気関係
電 源
消費電力(50/60Hz)
電源ケーブル
安全装置
送風検知装置(回転数検知方式) 凍結予防装置(電気ヒータ+暖房燃焼運転)炎検出装置(フレームロッド方式) 漏電安全装置(漏電遮断器)過熱防止安全装置(ハイリミットスイッチ、温度ヒューズ)空焚安全装置(水位電極) 誘導雷保護装置(バリスタ)
IS-1204ARSW6URH-101WA2
幅470×奥行220×高さ600(mm)
AC100V連続放電式(ダイレクト点火)15A(R1/2)オネジ15A(R1/2)オネジ
高温往・戻:CCHジョイント/低温往:CHジョイント6PAC100V(50/60Hz)
2.5W
−−−−−−−−
能力表 IS-1204ARSW6U
※ガスはJISに規定する標準ガス・標準圧力のときの表示です。※本仕様は改良のため予告なしに変更することがあります。
使用ガス(使用ガスグループ) 1時間当たりのガス消費量kW(kcal/h)13A12A 13.5(11,600)
14.5(12,500)
設置方式 屋外壁掛設置または屋外据置設置
製品質量 22kg
無負荷時最 大 時 104W
凍結予防ヒータ 12W
24
仕様
仕様表 IS-1206LRSW6分類名称 暖房専用熱源機品 名型 式 名
外形寸法
点火方式
接 続
ガ ス給 水
暖房(往き・戻り)
電気関係
電 源
消費電力(50/60Hz)
電源ケーブル
安全装置
送風検知装置(回転数検知方式) 凍結予防装置(電気ヒータ+暖房燃焼運転)炎検出装置(フレームロッド方式) 漏電安全装置(漏電遮断器)過熱防止安全装置(ハイリミットスイッチ、温度ヒューズ)空焚安全装置(水位電極) 誘導雷保護装置
IS-1206LRSW6RH-S100W(A)
幅250×奥行300×高さ610(mm)
AC100V連続放電式(ダイレクト点火)15A(R1/2)オネジ15A(R1/2)オネジ
高温往・戻:CCHジョイント/低温往:CHジョイント6PAC100V(50/60Hz)
2.5W
VCT(3芯)2.0m
能力表 IS-1206LRSW6
※ガスはJISに規定する標準ガス・標準圧力のときの表示です。※本仕様は改良のため予告なしに変更することがあります。
使用ガス(使用ガスグループ) 1時間当たりのガス消費量kW(kcal/h)13A12A 13.5(11,600)
14.5(12,500)
設置方式 屋外壁掛設置または屋外据置設置
製品質量 19.5kg
無負荷時最 大 時 115/150W
凍結予防ヒータ 26W
仕様表 IS-0606ARS・ IS-0606ARSW分類名称 暖房専用熱源機品 名型 式 名
外形寸法
点火方式
接 続
ガ ス給 水
暖房(往き・戻り)
電気関係
電 源
消費電力(50/60Hz)
電源ケーブル
安全装置
送風検知装置(回転数検知方式) 凍結予防装置(電気ヒータ+暖房燃焼運転)炎検出装置(フレームロッド方式) 漏電安全装置(漏電遮断器)過熱防止安全装置(ハイリミットスイッチ、温度ヒューズ)空焚安全装置(水位電極) 誘導雷保護装置
IS-0606ARSRH-51W-T(A)
幅250×奥行200×高さ610(mm)
AC100V連続放電式(ダイレクト点火)15A(R1/2)オネジ15A(R1/2)オネジCCHジョイント
AC100V(50/60Hz)2W
VCT(3芯)2.0m
能力表 IS-0606ARS・ IS-0606ARSW
※ガスはJISに規定する標準ガス・標準圧力のときの表示です。※本仕様は改良のため予告なしに変更することがあります。
使用ガス(使用ガスグループ) 1時間当たりのガス消費量kW(kcal/h)13A12A 6.48(5,600)
6.96(6,000)
設置方式 屋外壁掛設置または屋外据置設置
製品質量 14kg
無負荷時最 大 時 90/110W
凍結予防ヒータ 10W
IS-0606ARSWRH-51W(A)
55/70W
アフターサービスについて サービス
25
アフターサービスはお買い上げの販売店またはもよりの東京ガスへお気軽にお申し付けください。
サービスを依頼されるとき¡まずP20の「修理を依頼される前に」、P21「故障表示」をご確認ください。確認のうえそれでも不具合がある、あるいはご不明な場合は、ご自分で修理なさらないで、必ずガス栓、給水元栓を閉め、電源プラグを抜いて(分電盤の専用ブレーカーを「切」にして)から、お買い上げの販売店またはもよりの東京ガスにご連絡ください。
1別紙「東京ガス事業所一覧」
¡アフターサービスをお申し付けのときは、次のことをお知らせください。
1 お名前・ご住所・電話番号
2 品名(機器前面の品名をご覧ください)
3 現象(機器の状態または燃焼ランプの点滅のしかたなどできるだけ詳しく)
4 訪問希望日・時
保証について¡保証書は26ページにあります。「お買い上げ日・販売店名」などの記入をお確かめになり、保証内容をよく読んでください。
¡保証期間経過後の故障については、修理により製品の機能が維持できる場合、ご希望により有料で修理いたします。
機器を移転するとき¡ガス種が異なる地域へ機器を移転されるときは機器の調整、改造が必要となります。販売店または転居先のガス事業者(供給業者)へご相談ください。ガス種によっては機器の改造ができないことがあります。
¡電源電圧が一致しないときは電気工事店へ電源電圧の変更を依頼してください。¡増改築などのために機器を移設される場合、工事には専門の技術が必要になりますので、必ず販売店またはもよりの東京ガスへご連絡ください。
¡移設・移転に伴う調整や工事の費用は有料です。¡設置場所の選定にあたっては、運転音や振動が大きく伝わらないような場所をお選びください。また、機器本体の排気口からの温風や運転音が隣家の迷惑にならないような場所を選ぶなど、ご配慮ください。足場などを組まなければ修理できないような高所には設置しないよう設置時に販売店にお願いしてください。
補修用性能部品の保有期間について¡この製品(BL認定品)の補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後10年です。¡性能部品とは、製品の機能を維持するために必要な部品です。
¡BL認定品には、製品の前面に右のうちいずれかの表示があります。
東京ガス株式会社〒105-8527 東京都港区海岸1丁目5番20号
古紙パルプ配合率30%再生紙を使用
この取扱説明書は地球環境に配慮し、古紙パルプ配合率30%再生紙にアメリカ大豆協会認定の大豆油インキを使用し、水なし印刷にて印刷されています。