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The Actual is Limited The Possible is Immense
【採用の目的】
・バグフィルターの異常(フィルターの破れ)検出。(カーボンブラック等含まれるため、異常を放置すると環境問題に発展しかねない。)
【採用に際しての問題点】
・混合する原料は、天然ゴム、合成ゴム、硫黄、カーボンブラック等約7種類に上ります。各々特性が異なり出力が変わるため破れの監視が本当に出来るか?
・警報接点を設定したが度々誤検出をしてしまう。(フィルターに異常ないのに警報が出力される)
タイヤ工場で
好評使用中
DUST MONITOR
タイヤの製造は主に原材料を混合する「混合工程」
各パーツを作る「材料加工工程」、各パーツを組み込み
ゴムの弾力性を確保する「加硫工程」タイヤの厳しい
検査をする「検査工程」の5つの工程で成り立っています。
多くの粉体を取扱う上記「混合工程」にダストモニタが
採用されましたので概要を案内します。
The Actual is Limited The Possible is Immense
【原因究明】
・フィルターに異常が発生した場合は通常より数倍の粉塵が流出するため、粉塵の性質に依る出力変動は問題にならない。
・フィルターの洗浄(パルスエアー、シェイキングにより、一時的に出力値が上がる。又、集塵機内に堆積した粉塵が洗浄により吐き出され、出力値が大きく出ることがある。
【解決策】
・測定レンジ、積分値、警報点の決定に際しては出力値を数時間記録し、通常時及び逆洗時のピーク値を先ず調査する。
・ピークが異常に高い場合は、フィルターに異常無い事を確認した上で積分で出力値を下げる(1~5秒目安)
・警報点は、上限警報 ;maxピークの10~30%UP上上限警報;maxピークの50~70%UP
を目安とする。
・逆洗時にピークが大きく出る可能性があるので警報接点は受側で遅延回路を組んで頂く(2~10秒目安)
【メンテナンス】
・定期的にロッド部の清掃を推奨します。(初回は1回/半年で実施。状況によりサイクルは決定下さい)
実績より半年では誤作動する様な付着は有りません。