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DP-990 jDP-990には300種類以上の音が内蔵されています。色々な音で弾いてみましょう。鍵盤のタッチ感を変える 演奏する人の指の強さに合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。鍵盤の調律を変える

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* 0 4 7 8 2 4 5 6 - 0 3 *

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色々な音で弾くDP-990には300種類以上の音が内蔵されています。色々な音で弾いてみましょう。

鍵盤のタッチ感を変える演奏する人の指の強さに合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。

鍵盤の調律を変える「キー・トランスポーズ機能」を使うと、鍵盤を移調して演奏することができます。また、調律方法を変えてバロックなどの古典音楽を当時の調律法で演奏することもできます。(70ページ)。

2人で演奏するまるで2台のピアノで演奏するように、鍵盤を左右に分けて演奏することができます。

メトロノームを使って演奏するメトロノームを鳴らしながら、演奏することができます。

27ページ

28ページ

32ページ

33ページ

39ページ

20ページ

29ページ

30ページ

31ページ

音の明るさを変えるDP-990は簡単に音の明るさを変えることができます。

奥行きのある音にするグランド・ピアノを演奏しているときのような自然な音の響きや広がりにします。

音にメリハリをつける音の粒だちを良くして、メリハリをつけることができます。

音に響きを加えるホールで演奏しているような残響音(リバーブ)を加えることができます。

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24 ページ

42 ページ

46 ページ

23 ページ

51 ページ

60 ページ

81 ページ

デモ曲を再生する DP-990には、7つのデモ曲が用意されています。

本体の内蔵曲を再生する DP-990には、65曲のピアノ曲が用意されています。 内蔵曲の曲名については、『内蔵曲一覧』(97ページ)をご覧ください。

パートごとに再生する 曲に合わせて片手ずつ練習できるように、「右手」、「左手」、「伴奏」のパートを 選んで再生できます。

CDの曲を再生する USBに対応した市販のCDドライブを接続すれば、市販の音楽CDや、SMFミュージッ クデータが保存されているCD-ROMの曲をDP-990で再生することができます。

演奏を録音する 演奏を簡単に録音することができます。録音した演奏を再生して自分の演奏を確認し たり、片手ずつ演奏を録音することもできます。

保存する 録音した曲を、本体メモリーやUSBメモリー(別売)、フロッピー・ディスク(別 売)に保存することができます。

パネルのボタンが効かないようにする パネル・ロックを設定すると、すべてのボタンが効かなくなります。演奏中に誤って 設定を変えてしまうことがありません。

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はじめに

このたびは、DP-990をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。存分にお楽しみいただき、いつまでも良い状態でご愛用いただくためにも、この取扱説明書をよくお読みいただけるようお願い申し上げます。

はじめに、取扱説明書(本書)の「演奏する前に」をお読みください。AC アダプターの接続や電源の入れかたを説明しています。

取扱説明書では、DP-990の演奏機能を使いこなすための基本操作から、DP-990を使って曲を録音するといった応用操作まで説明しています。

この取扱説明書では、操作方法を簡潔に説明するために、次のように表記しています。

•[ ]で囲まれた文字は、ボタン(つまみ)名を表し、[Piano(ピアノ)]ボタン、のように表記します。

• 文章の先頭に、 や※マークが付いているものは注意文です。必ずお読みください。

• 本文中の(** ページ)は参照ページを表しています。

取扱説明書について

本文中の表記について

この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(8ページ)と「使用上のご注意」(11ページ)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

© 2007 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

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はじめに

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豊かな響きと幅広い表現力を持つピアノ音色

ハンマーが弦をたたく音までもリアルに再現するステレオ・サンプリング・ピアノ音源を採用し、高品位なコンサート・グランドピアノの音色を実現しています。最大同時発音数 128音で、ペダルを多用した演奏にも余裕で対応できます。

ピアノ音色はもちろんのこと、幅広いジャンルに使える 300 種類以上の音色を内蔵しています。鍵盤でドラム・セットを鳴らすこともできます。

グランドピアノの弾き心地

低音域は重く、高音域は軽く、よりピアノらしいタッチが得られるプログレッシブ・ハンマー・アクション II(PHA II)鍵盤を搭載しています。ピアノの鍵盤を軽く弾いたときに感じる特有のクリック感(エスケープメント)までも忠実に再現して、高い演奏性を約束します。

また、踏んだ量に応じて効果のかかり方が変化する連続検出対応のペダルを採用。ペダルを踏み込む量に応じた響きの変化をお楽しみいただけます。

コンパクトなデザイン

リビングや子供部屋にも合うシンプルなデザイン。

ゆっくり閉まる鍵盤蓋を閉めると、フラットな外観。

奥行き約 30cm とコンパクトで、家具と並べてもすっきり納まります。

デジタルピアノならではの多彩な機能

コンサート・ホールの臨場感を再現

高品位な残響エフェクトに加え、フルコンサート・グランドピアノの奥行き感を再現し(3Dサウンド・コントロール)、粒立ちやパワー感も向上させています(ダイナミクス・サウンド・コントロール)。ヘッドホンでの演奏でも臨場感溢れる専用の効果をかけることができます。

多彩な練習支援機能と伴奏付きピアノ曲を内蔵

メトロノーム機能や「3 トラック・レコーダー」、オーケストラ伴奏付き内蔵曲など、電子ピアノならではのピアノ・レッスンを体験できます。

データの演奏と保存

レコーダーを使って録音したデータは、別売のフロッピー・ディスク・ドライブや USBメモリーに保存することができます。フロッピー・ディスク・ドライブや USBメモリーに加えて、市販の USBタイプの CD ドライブを接続して、SMF ミュージックデータや音楽CD、オーディオ・ファイルを再生することもできます。

さらに、USB メモリー/フロッピー・ディスクやCD-ROM のSMF ミュージックデータを本体メモリーに保存しておくこともできます。

主な特長

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もくじ

はじめに...........................................................4取扱説明書について................................................ 4

本文中の表記について ....................................4

主な特長...................................................................5

安全上のご注意................................................8

使用上のご注意.............................................11

各部の名称とはたらき.................................14フロント・パネル................................................. 14リア・パネル ........................................................ 16ボトム・パネル(正面側底面 左)..................................................17ボトム・パネル(正面側底面 右)..................................................17

演奏する前に.................................................18演奏の準備をする................................................. 18

ペダル・コードを接続する ......................... 18AC アダプターの接続................................. 18フタの開け閉め............................................. 19

電源を入れる/切る............................................. 20音の大きさや明るさを調節する ......................... 20ペダルについて .................................................... 21ヘッドホンを使って聴く..................................... 21

ヘッドホン・フックを使う ......................... 22外部メモリーの使いかた..................................... 22

USB メモリー(別売)を接続する............ 22フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)を取り付ける..................................................... 22

CDの使いかた ..................................................... 23CDドライブ(別売)を接続する............... 23CDドライブ・ホルダー(別売)を取り付ける.................................................................... 23

デモ曲を聴く.................................................24音色デモ曲を聴く................................................. 24

ピアノ音のデモを聴く ................................. 25

演奏をする ....................................................27いろいろな音で演奏する..................................... 27

鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ)........ 28

奥行き感のある音にする(3Dサウンド・コントロール).......................... 29

音にメリハリをつける(ダイナミクス・サウンド・コントロール)...... 30

音に響きをつける(リバーブ)........................... 31

リバーブ効果のかかり具合を変える.......... 31

鍵盤の調を変える(キー・トランスポーズ).... 32

鍵盤を 2つに分けて2人で演奏する(ツインピアノ).................................................... 33

音の鳴り方を切り替える(ツインピアノ・モード).......................................................... 34

2つの音色を重ねて演奏する(デュアル演奏)35

音色のバリエーションを切り替える.......... 36

デュアル演奏の音量バランスを変える ......36

鍵盤の右手側と左手側を違う音色で演奏する(スプリット演奏)................................................. 37

音色グループや音色のバリエーションを切り替える .................................................... 38

鍵盤が分かれる位置を変える...................... 38

メトロノームを使って演奏する ......................... 39

メトロノームのテンポを変える.................. 39

メトロノームの拍子を変える...................... 40

メトロノームの音量を変える...................... 41

カウント音をつけて演奏のタイミングを合わせる ........................................................ 41

曲を再生する.................................................42曲を聴く................................................................ 42

すべての曲を連続して再生する(全曲再生).... 45

パートごとに再生する......................................... 46

トラックをミュートしたときの音量を変える ............................................................ 47

曲を再生する音量を変える ................................. 47

オーディオ・ファイルや音楽 CDの音量を変える ........................................................ 47

曲のテンポを変える.............................................48

テンポを一定にして再生する(テンポ・ミュート)..................................... 48

曲の調を変えて再生する(プレイバック・トランスポーズ)..................... 49

中央の音を小さくして再生する(センタ-・キャンセル)..................................... 50

録音する.........................................................51鍵盤で弾いた演奏を録音する ............................. 52

片手ずつ演奏を録音.............................................54

曲に合わせて弾いた演奏を録音する.................. 57

録音した演奏を消去する..................................... 59

演奏を保存する.............................................60メモリーを初期化する......................................... 60

曲を保存する ........................................................ 62

保存した曲を消す................................................. 64

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いろいろな設定をする.................................66ファンクション・モードの基本操作.................. 66

3Dサウンド・コントロールのかかり方を変える(3D モード)................ 67

鍵盤に関する設定................................................. 68トランスポーズする対象を選ぶ(トランスポーズ・モード)......................... 68音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)................................. 68弾く強さによって発音のタイミングを変える(ハンマー・レスポンス)................ 68

ペダルに関する設定............................................. 69ダンパー・ペダルの効果のかけかたを変える(ダンパー・ペダル・パート)...................... 69ペダルの働きを変える(中央/左ペダル機能)................................. 69

調律に関する設定................................................. 70他の楽器と音の高さを合わせる(チューニング)............................................. 70調律方法を変える......................................... 70ストレッチ・チューニング ......................... 71

音色に関する設定................................................. 72ダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴音を鳴らす(ダンパー・レゾナンス)................ 72鍵盤を弾いたときの共鳴音を調節する(ストリング・レゾナンス)......................... 72鍵盤を離すときの音を鳴らす(キー・オフ・レゾナンス)......................... 72

メトロノームに関する設定 ................................. 73メトロノームの音色を変える...................... 73

カウントに関する設定......................................... 73メロディーが鳴る前にカウント音を鳴らす(カウントダウン)......................................... 73カウントダウンの音色を変える.................. 73カウントダウンを始めるパートを選ぶ(カウントダウン・パート)......................... 74

曲の再生に関する設定......................................... 74[Accomp(伴奏)]ボタンでミュートするパートを切り替える(伴奏トラック)........ 74

MIDI に関する設定............................................... 75シーケンサーと接続したときの音源の2度鳴りを防ぐ(ローカル・コントロール)......................... 75MIDI 送信チャンネルを変える(MIDI送信チャンネル)............................... 76録音した演奏データをMIDI 機器に送信する(曲のMIDIアウト)...................................... 76

その他の設定 ........................................................ 77V-LINK を使う.............................................. 77

外部メモリーの設定を切り替える(外部メモリー・モード)............................. 78音量を調節する(マスター・ゲイン)........ 78SMF 再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを変える(トラック・アサイン)................................. 79VIMA TUNES用おすすめ音色を選ばない設定にする.............................................79

設定を記憶させる(メモリー・バックアップ)................................. 80お買い上げ時の状態に戻す(ファクトリー・リセット)................................. 80ボタンが効かないようにする(パネル・ロック)................................................. 81

他の機器と接続する .....................................82オーディオ機器と接続する ................................. 82

DP-990に外部スピーカーを接続し音を出す ........................................................ 82オーディオ機器の音を DP-990で鳴らす ............................................................ 83

MIDI 機器と接続する........................................... 84Roland MT シリーズ(MIDIシーケンサー)を DP-990に接続する............................... 84DP-990を演奏して MIDI音源機器を鳴らす ............................................................ 84

パソコンと接続する.............................................85

故障かな?と思ったら .................................86

こんな表示が出たら .....................................89

音色一覧.........................................................90

ドラム・セット一覧 .....................................94

内蔵曲一覧.....................................................97

メモリー・バックアップで記憶される項目 ................................................................98

使用できるミュージックデータ..................99

MIDI インプリメンテーション・チャート......................................................100

主な仕様......................................................101

さくいん......................................................103

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安全上のご注意

この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書をよく読んでください。

..............................................................................................................

分解や改造をしない

この機器および ACアダプターを分解したり、改造したりしないでください。

..............................................................................................................

修理や部品交換はしない

修理や部品の交換は、絶対にしないでください。修理や部品の交換をするときは、必ずお買い上げ店またはサービス・ステーションにご相談ください。

..............................................................................................................

以下のような場所での使用や保管はしない

○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)

○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所

○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所

..............................................................................................................

不安定な場所に設置しない

この機器を、ぐらつく台の上や傾いた場所に設置しないでください。必ず安定した水平な場所に設置してください。

..............................................................................................................

ACアダプターは100Vの電源コンセントに差し込む

ACアダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電源で使用してください。

..............................................................................................................

電源コードは付属のものを使用する

電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。

..............................................................................................................

電源コードを曲げない、重いものを載せない

電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。

..............................................................................................................

タコ足配線などの無理な配線をしない

電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードが溶けることがあります。

..............................................................................................................

安全上のご注意

火災・感電・傷害を防止するには

以下の指示を必ず守ってください

取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。

取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。

警告

注意

注意の意味について 警告と 図記号の例

● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。

  は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。

  は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、  の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。

警告 警告

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安全上のご注意

大音量で長時間使用しない

この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。

..............................................................................................................

異物を入れない

この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を絶対に入れないでください。ショートや誤動作の原因になることがあります。

..............................................................................................................

異常や故障が生じたときは電源を切る

次のような場合は、直ちに電源を切ってACアダプターをコンセントから外し、お買い上げ店またはサービス・ステーションに修理を依頼してください。

○ AC アダプター本体、電源コード、またはプラグが破損したとき

○ 煙が出たり、異臭がしたとき○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたり

したとき○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき

..............................................................................................................

お子さまだけでは使用しない

お子さまのいるご家庭で使用する場合、取り扱いやいたずらに注意してください。お子さまがお使いになる場合は、必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。

..............................................................................................................

落としたり、強い衝撃を与えない

この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えないでください。

..............................................................................................................

海外でそのまま使用しない

外国で使用する場合は、お買い上げ店またはサービス・ステーションに相談してください。

..............................................................................................................

CD-ROMをオーディオ CD プレーヤーやDVDプレーヤーで使用しない

CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤーや DVDプレーヤーで再生すると、大音量によって耳を痛めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。

..............................................................................................................

警告 警告

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安全上のご注意

風通しの良い場所に設置する

この機器と ACアダプターは、風通しのよい、正常な通気が保たれている場所に設置して、使用してください。

..............................................................................................................

AC アダプターはプラグを持って抜き差しする

ACアダプターを機器本体やコンセントに抜き差しするときは、必ずプラグを持ってください。

..............................................................................................................

定期的に ACアダプターのプラグのほこりを拭き取る

定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時間使用しないときは、ACアダプターをコンセントから外してください。AC アダプターとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因になります。

..............................................................................................................

コードやケーブルを煩雑にならないように配線する

接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。

..............................................................................................................本製品の上に乗ったり、重いものを置かない

この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置かないでください。

..............................................................................................................

濡れた手で ACアダプターを抜き差ししない

濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機器本体やコンセントに抜き差ししないでください。

..............................................................................................................

この機器を移動するときの注意

この機器を移動するときは以下のことを確認した後、必ず 2 人以上で水平に持ち上げて運んでください。このとき、手をはさんだり、足の上に落とさないように注意してください。

○ スタンド組み立てネジがゆるんでいないか、確認する。ゆるんでいる場合は、しっかり固定する。

○ 電源コードを外す。

○ 外部機器との接続を外す。

○ 鍵盤とフタ(譜面立て)の間に布などを挟んでから、フタを閉じる。

..............................................................................................................

お手入れするときは ACアダプターをコンセントから抜く

お手入れをするときには、電源を切ってACアダプターをコンセントから外してください(18ページ)。

..............................................................................................................

落雷の恐れがあるときは ACアダプターをコンセントから抜く

落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプターをコンセントから外してください。

..............................................................................................................

フタを開閉する際の注意

フタの開け閉めは、指などをはさまないように、注意して行なってください(19 ページ)。小さいお子様が使用されるときは、大人のかたが介添えしてください。

..............................................................................................................

小さな部品はお子さまの手の届かないところに置く

下記のような小さな部品は、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。

○ 付属品・ スタンド組み立てネジ・ スタンドサポート金具用ネジ・ コード・クランプ・ ヘッドホン・フック用蝶ネジ・ 付属ステレオ標準プラグ用アダプター

○ 取り外した部品・ 音量つまみ

..............................................................................................................

やけどに関する注意

リア・パネルの DC In 端子とコードフック付近は高温になりますので、やけどしないよう注意してください。

..............................................................................................................

注意 注意

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使用上のご注意

8~10ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。

電源について● この機器を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなど

のインバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズによりこの機器が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。

● ACアダプターを長時間使用するとACアダプター本体が多少発熱しますが、故障ではありません。

● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。

設置について● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを

持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。

● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。

● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。

● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内などに放置しないでください。また、至近距離から照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力なスポット・ライトで長時間同じ位置を照射しないでください。変形、変色することがあります。

● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。

● この機器の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放置しないでください。変形、変色することがあります。

● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音しなくなるなどの故障の原因になります。

● この機器にシールなどを貼らないでください。はがす際に外装の仕上げを損なうことがあります。

● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認してからお使いください。

お手入れについて● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く

絞った布で汚れを拭き取 ってださい。木製の部品がある場合は、木目にそって全体を均一の力で拭いて ください。同じ場所を何度も強くこすると仕上げを損う恐れがありますのでご 注意ください。また、拭き取りの際に塗装の一部が布に付着することがありますが、仕上げに影響はありません。

● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は使用しないでください。

● 木製品は、使用状況や設置環境によって木材の伸縮などが起きるため、時間がたつにつれてネジの締め付けが少し緩くなることがあります。安全で快適にお使いいただくため、図に示す場所のネジの締め付け具合を定期的にチェックしていただき、緩みがあれば、付属の工具またはドライバー使って締め付けをしてください。

修理について● お客様がこの機器や ACアダプターを分解、改造された

場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。

● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。大切な記憶内容は、USB メモリーに保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後 8年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのサービス・ステーションにご相談ください。

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使用上のご注意

その他の注意について● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、

失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとしてUSB メモリーに保存しておいてください。

● 本体メモリーやUSB メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過度の力を加えないでください。

● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。

● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけます。

● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。

● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。

● 譜面立てを使用するときは、譜面立てに強い力を加えないでください。

● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。この機器との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでください。音が極端に小さくなったり、まったく 聞こえなくなる場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル(ローラン ド:PCS シリーズなど)をご使用ください。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。

● スピーカー・ボックスのバスレフ・ポート(穴)に指などを絶対に入れないでください。木材の縁などで怪我をするおそれがあります。

● スピーカー・ボックスのバスレフ・ポート(穴)に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を絶対に入れないでください。故障や誤動作の原因になることがあります。

フロッピー・ディスクの取り扱い● ディスクはフィルムに磁性体を塗布した円盤状の記憶媒

体です。磁性面には非常に高密度でデータが記憶されますので、取り扱いについては次の点に注意してください。

○ 磁性面に触れない○ ホコリの多い場所で使用しない○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な

どに放置しない(保存温度:10~ 50℃)○ スピーカーなどの強い磁界を発生する場所やものに

近づけない

● ディスクには、書き込んだデータを誤って消さないように保護するプロテクト・タブがあります。書き込み操作を行なうとき以外は、プロテクト・タブをプロテクトの位置にしておいてください。

fig.DiskProtect.j.eps

● ディスクのラベルは、しっかりと貼り付けてください。ディスク・ドライブの中ではがれると、ディスクが取り出せなくなります。

● ディスクは、傷めたり、チリ、ホコリなどが付かないよう保管には十分注意してください。チリ、ホコリなどが付いたディスクを使用すると、ディスクが破損したり、ディスク・ドライブの故障の原因になります。

裏面

プロテクト・タブ

ライト (書き込み可能)

プロテクト (書き込み禁止)

12

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使用上のご注意

USB メモリーの取り扱い● USBメモリーを接続するときは、確実に奥まで差し込

んでください。

● USBメモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしないでください。

● USBメモリーは精密な電子部品で作られていますので、取り扱いについては次の点に注意してください。○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に

帯電している静電気を放電しておく。○ 端子部に手や金属で触れない。○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な

どに放置しない。(保存温度:0度~50度)○ 水に濡らさない。○ 分解や改造をしない。

● USBメモリーは外部メモリー端子に対して水平になるようにして、無理な力を加えずに挿入してください。無理に挿入すると、外部メモリー端子が破損することがあります。

● 外部メモリー端子にUSB メモリー以外のもの(針金、硬貨など)を入れないでください。外部メモリー端子の故障の原因になります。

● 接続したUSB メモリーに強い力を加えないでください。

● USBメモリーを長期間使用しないときは、USB メモリーのカバーをしてください。

CD(CD-ROM) の取り扱い● CD の取り扱いについては、次の点に注意してください。

○ CDの裏面(信号面)に触れない。○ ホコリの多い場所で使用しない。○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な

どに放置しない(保存温度:10~ 50 ℃)。

● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしないでください。データの読み出しがうまくいかないことがあります。CD の汚れは、市販のCD専用クリーナーでクリーニングしてください。

● CD はケースに入れて保管してください。

● CD を、長時間CDドライブに入れたままにしないでください。

● ラベル面にシールなどの異物を貼らないでください。

● 柔らかい乾いた布で内側から外側へ放射状に軽く拭いてください。円周方向には拭かないでください。

● レコード・クリーナー、レコード・スプレー、ベンジンなどの溶剤は使用しないでください。

● CD を曲げたりすると、正常に読み書きできなくなり、誤動作の原因となることがあります。

※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。

※ XGlite( )は、ヤマハ株式会社の登録商標です。

※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。

※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。

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各部の名称とはたらき

1

2

3 4 5 6 7 8 9

[Power(電源)]スイッチ電源をオン/オフします(20ページ)。

[Volume(音量)]つまみDP-990全体の音量を調節します(20ページ)。

ヘッドホンをつないでいるときは、ヘッドホンの音量を調節します(21ページ)。

[Brilliance(音質)]ボタン

音の明るさを調節します(20ページ)。

また、このボタンを押しながら[3D]ボタンを押すと、さまざまな設定ができます(66ページ)。

[3D]ボタン

音に奥行きをつけることができます(29ページ)。また、このボタンを押しながら[Reverb(リバーブ)]ボタンを押して設定を変えると、メリハリのある音になります(30ページ)。

[Reverb(リバーブ)]ボタン音にコンサート・ホールで演奏しているような響きを持たせることができます(31ページ)。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタン鍵盤の音や曲を移調します(32ページ)。

また、このボタンを押しながら[Split(スプリット)]ボタンを押すと、デュアル演奏のときの、2つの音色の音量バランスを調節できます(36ページ)。

[Split(スプリット)]ボタン鍵盤を右側と左側に分けてそれぞれ違う音色を鳴らすことができます(37ページ)。

[Twin Piano(ツインピアノ)]ボタン

鍵盤を左右の領域に分けて、2人で同じ音域で演奏できます(33ページ)。

音色ボタン鍵盤で鳴らす音の種類(音色グループ)を選びます(27ページ)。

フロント・パネル

1

2

3

4

5

6

7

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9

パネルのボタンを効かないようにするには?

パネル・ロックを設定すると、すべてのボタンが効かなくなります。演奏中に誤って設定を変えてしまうことがありません。パネル・ロックの設定方法は「ボタンが効かないようにする (パネル・ロック)(P.81)」 をご覧ください。

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各部の名称とはたらき

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[Metronome/Count In(メトロノーム/

カウントイン)]ボタン内蔵のメトロノームをオン/オフします(39ページ)。

また、曲を再生する前にカウント音を鳴らすことで、曲と自分の演奏のタイミングを合わせることができます(41ページ)。

[Tempo/Beat(テンポ/拍子)]ボタンメトロノームのテンポや拍子を決めます(39ページ)。

ディスプレイ

音色番号、曲番号、テンポ、拍子、各種設定値などを表示します。

[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモ

リー)]ボタン再生する曲を選びます(42ページ)。

[ ](ー)ボタン曲選択画面が表示されているときにこのボタンを押すと、前の曲が選ばれます(42ページ)。

曲の再生中にこのボタンを押し続けると、曲が巻き戻しされます(43ページ)。

鍵盤で鳴らす音の種類(バリエーション)を選びます(27ページ)。

また、いろいろな設定の値を変えます。

[ ](+)ボタン曲選択画面が表示されているときにこのボタンを押すと、次の曲が選ばれます(42ページ)。

曲の再生中にこのボタンを押し続けると、曲が早送りされます(43ページ)。

鍵盤で鳴らす音の種類(バリエーション)を選びます(27ページ)。

また、いろいろな設定の値を変えます。

[ ](再生/停止)ボタン内蔵曲や録音した演奏を再生/停止します(42ページ)。

また、演奏の録音を開始します(51ページ)。

[ ](録音)ボタン

自分で弾いた演奏を、DP-990 に録音することができます(51ページ)。

トラック・ボタン演奏を片手ずつ再生したり、録音します(46ページ、54ページ)。

[Right(右手)]ボタンには曲の右手の演奏、[Left(左手)]ボタンには左手の演奏、[Accomp(伴奏)]ボタンにはその他の演奏が割り当てられます。

また、[Right(右手)]ボタンを押しながら[KeyTouch(キー・タッチ)]ボタンを押すと、デモ曲を聴くことができます(24ページ)。

[Key Touch(キー・タッチ)]ボタン鍵盤のタッチ感を変えます(28ページ)。

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各部の名称とはたらき

MIDI Out/In 端子外部MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりします(84ページ)。

Input(インプット)端子オーディオ機器や他の電子楽器などを接続して、接続した機器の音をDP-990 で鳴らします(83ページ)。

Output(アウトプット)端子外部スピーカーなどを接続して、DP-990の音を接続したスピーカーから鳴らします(82ページ)。

DC In(DCイン)端子付属のACアダプターを接続します(18ページ)。

コード・フック

ACアダプターのコードをかけます(18ページ)。

Pedal(ペダル)端子専用スタンドのペダル・コードを接続します(18ページ)。

リア・パネル

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各部の名称とはたらき

Phones(ヘッドホン)端子ヘッドホンを接続します。2つのヘッドホンを同時に使うことができます(21ページ)。

Ext Memory(外部メモリー)端子USBメモリーやフロッピー・ディスク・ドライブ、CDドライブを接続して、保存されている曲を再生したり(42ページ)、DP-990 で録音した曲をUSBメモリーに保存することもできます(62ページ)。

ボトム・パネル

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26

27

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演奏する前に

ペダル・コードを、本体背面にあるPedal(ペダル)端子に差し込みます。

ペダル・コードはPedal(ペダル)端子の奥まで差し込んで下さい。fig.00-01

921

他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

1. 付属のAC アダプターと電源コードを接続します。

fig.3-02(コード・フックへの配線図I型)

2. ACアダプターを、本体背面のDC In 端子に接続します。

3. 図のように、ACアダプターのコードをコード・フックに引っかけるようにして固定します。

fig.3-02(コード・フックへの配線図I型)

4. 電源コードを、コンセントに接続します。必要に応じて、ACアダプターのコードを、コード・クランプ(別紙:組み立て方ちらし)で固定してください。

008c

ACアダプターは、必ず付属のものを、AC100Vの電源で使用してください。

924

ACアダプターのコードは図のようにコード・フックに固定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、DC In 端子に無理な力が加わることを防ぐことができます。コードを固定してある場合でも、強い力が加わったときにはコードが傷んだり切れてしまうことがあります。不用意にコードを引っ張ったり、強い力が加わらないように注意してください。

927

設置条件によってはパネル面に触れると、違和感を覚えたりざらつくような感じになるときがあります。これは人体に全く害のない極微量の帯電によるものですが、気になる方は、必要に応じ、接地端子(左図参照)を使って外部のアースか大地に接地してご使用ください。接地した場合、設置条件によってはわずかにハム(うなり)が混じる場合があります。なお接続方法がわからないときはローランド・サービスにご相談ください。

接続してはいけないところ

・水道管(感電の原因になります)

・ガス管(爆発や引火の原因になります)

・電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)

演奏の準備をする

ペダル・コードを接続する

ACアダプターの接続

ACアダプター

電源コード

本体背面

接地端子

コード・フック

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演奏する前に

921

フタは、必ず両手で開け閉めしてください。本機のフタは、手を離してもゆっくり閉まる構造になっていますが、少しだけ開けたときなどは、すぐに閉まります。指などをはさまないように、ご注意ください。

フタのアーム部の隙間に指などを絶対に入れないでください。怪我をするおそれがあります。

フタを開ける

1. フタを両手で持ち上げて開きます。

2. 図のようにブラインドを閉じ、譜面台を開きます。

フタを閉じる

1. 閉じるときは、必ず譜面台を閉じて、ブラインドを立てます。

2. フタを両手で持ち、静かにおろします。fig.2-04.j

小さなお子さまが使用される場合は大人の方が介添してください。

ピアノの移動は、危険防止のため必ずフタを閉じた状態で行ってください。また、移動や設置のときにフタを持たないでください。

フタを開け閉めするときは、隙間に指などをはさまないように、十分ご注意ください。.j

フタの開け閉め

アーム

アーム

ブラインド

譜面台

ブラインド 譜面台

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演奏する前に

正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。

電源を入れる

1. [Volume(音量)]つまみを左いっぱいまで回して、音量を最小にします。

fig.VolumeMin-j.eps

2. [Power](電源)スイッチを押します。fig.PowerOn-j.eps

電源が入り、[Piano(ピアノ)]ボタンが点灯します。数秒後には、鍵盤を弾いて音を出せるようになります。

この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。

3. [Volume(音量)]つまみで音量を調節します。

電源を切る

1. [Volume(音量)]つまみを左いっぱいまで回して、音量を最小にします。

fig.VolumeMin-j.eps

2. [Power](電源)スイッチを押します。画面の表示が消えて、電源が切れます。

fig.PowerOn-j.eps

鍵盤を弾いたときや、内蔵曲やUSB メモリーなどの曲を再生したときの音量を調節します。

ヘッドホンを接続しているときは、[Volume(音量)]つまみでヘッドホンの音量を調節します。

1. [Volume(音量)]つまみを回して、全体の音量を調節します。鍵盤を弾いて音を鳴らしながら、音量を調節してください。

右側に回すと音が大きくなり、左側に回すと音が小さくなります。

fig.Volume-j.eps

音の明るさを調節する

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押して点灯させます。

2. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、音の明るさを調節します。[+]ボタンを押すと、明るい音になります。

[-]ボタンを押すと、落ち着いた音になります。

fig.Volume-j.eps

[Brilliance(音質)]ボタンを押して消灯させると、元の音質に戻ります。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

電源を入れる/切る

オン

押し下げられた 状態が

オフ

上がった状態が

音の大きさや明るさを調節する

設定値

-10 ~ -1, 1~10

小さく 大きく

20

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演奏する前に

ペダルには次のようなはたらきがあり、主にピアノ演奏のときに使います。fig.Pedals-j.eps

ダンパー・ペダル(右のペダル)音に余韻を与えたいときに使います。

このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音が切れずに長い余韻が続きます。

踏みかたで余韻の深さを調節することができます。

アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して豊かな響きと広がりが加わります。DP-990 ではこの共鳴音(ダンパー・レゾナンス)を再現しています。

ダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴量を変えることができます。72ページをご覧ください。

ソステヌート・ペダル(中央のペダル)このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻を与えます。

ソフト・ペダル(左のペダル)音に柔らかさを与えたいときに使います。

このペダルを踏んだまま鍵盤を弾くと、通常同じ強さで弾いたときの音よりも柔らかい音が出ます。アコースティック・ピアノの左側のペダルと同じ働きです。

ペダルを踏む深さによって、音の柔らかさが微妙に変わります。

ソステヌート・ペダル、ソフト・ペダルのはたらきを切り替えることができます。「ペダルの働きを変える (中央/左ペダル機能)」(69ページ)をご覧ください。

電源を入れた状態で本体からペダル・コードを抜くと、ペダルの効果がかかったままになることがあります。ペダル・コードの抜き差しは、必ず、本体の電源を切った状態で行ってください。

ヘッドホンを使えば、夜間でも周囲を気にせずに演奏を楽しむことができます。DP-990 にはヘッドホン端子が2つあるので、2人で同時にヘッドホンを使うことができます。

ヘッドホンを1 つだけ接続するときは、2つあるヘッドホン端子のどちらに接続しても、ヘッドホンを使用することができます。fig.Headphones.eps

1. ヘッドホンを本体左下面のPhones(ヘッドホン)端子に差し込みます。ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーからは音が出なくなります。

2. ヘッドホンの音量は、[Volume(音量)]つまみ(20ページ)で調節します。

ヘッドホン使用時のご注意

• コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。

• 接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホンが破損する恐れがあります。音量を最小にしてから接続してください。

• 過大入力で使用すると、耳を痛めるだけでなく、ヘッドホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみください。

• ヘッドホンは、ステレオ標準プラグが付いたものをお使いください。

• ヘッドホンはローランド製品をお使いください。他のものを使用すると、十分な音量が得られないことがあります。

ペダルについて

ソフト・ペダル

ソステヌート・ペダル

ダンパー・ペダル

ヘッドホンを使って聴く

ヘッドホン

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演奏する前に

ヘッドホンを使わないときは、ヘッドホン・フックにヘッドホンをかけておくことができます。

ヘッドホン・フックの取り付けかた 1. 付属のヘッドホン・フックを、本体左下にある穴

に差し込みながら回します(下図参照)。

2. ヘッドホン・フックの蝶ネジを回して、ヘッドホン・フックを固定します。

ヘッドホン・フックにヘッドホン以外のものをかけないでください。本体やヘッドホン・フックを破損することがあります。

DP-990 で録音した曲を、保存用として別売のUSBメモリーに保存しておくことができます。別売のフロッピー・ディスク・ドライブを使ってフロッピー・ディスクに保存することもできます(62ページ)。

また、USBメモリーやフロッピー・ディスクに保存されているSMF ミュージックデータやオーディオ・ファイル(44ページ)を再生することもできます。

USB メモリー、フロッピー・ディスク・ドライブは、ローランドが販売しているものを使用してください。それ以外の USB機器を使用したときの動作は保証できません。

1. 下図のように、USBメモリーを本体右下面の外部メモリー端子に接続します。

fig.ConnectUSBMem.eps

USB メモリーを接続するときは、必ず外部メモリー端子の向きを確認して確実に奥まで差し込んでください。

新しい USBメモリーを使う場合は、まずDP-990 で初期化(フォーマット)をしてください。

詳しくは、「メモリーを初期化する」(60ページ)をご覧ください。

図のように、本体底面にある取り付け穴を利用してフロッピー・ディスク・ドライブを取り付けます。

詳しくは、フロッピー・ディスク・ドライブの取扱説明書をご覧ください。fig.00-040

フロッピー・ディスク・ドライブを接続するときは、必ず外部メモリー端子の向きを確認して確実に奥まで差し込んでください。

ヘッドホン・フックを使う

ヘッドホン・フック

外部メモリーの使いかた

USBメモリー(別売)を接続する

フロッピー・ディスク・ドライブ(別売)を取り付ける

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演奏する前に

USBに対応した市販の CDドライブを接続すれば、市販の音楽CD や、SMFミュージックデータが保存されているCD-ROMの曲をDP-990 で再生することができます(42ページ)。

DP-990 には、市販の音楽CD のボーカル部分の音を小さくして、自分で演奏したり(センター・キャンセル機能、50ページ)、SMF ミュージック・データのメロディー部分を消音して自分で演奏したりできるので(パートごとに再生する、46ページ)、DP-990 を使ってより多彩な演奏ができるようになります。

※ローランドが販売している VIMA用 CD-ROM(VIMATUNES)の曲を再生することもできます。

CD 使用時の注意

• 音楽トラックが追記されたCD-R/RW や、音楽トラックとデータが混在するCD(CD エクストラ)は、再生できません。

• 市販CD の再生は、正式なCD規格のロゴマーク「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」が印刷されているもののみ対応しています。

• 著作権保護技術付き音楽ディスク等、CD規格外ディスクに対しましては、動作および音質の保証はできません。

• 著作権保護技術付き音楽ディスクに関する詳細については、ディスクの発売元にお問い合わせください。

• CDに曲を保存したり、CD の曲を削除することはできません。CDをフォーマットすることもできません。

CD ドライブは、ローランドが販売しているもの、またはローランドが動作確認しているものを使用してください。それ以外のUSB 機器を使用したときの動作は保証できません。

CD ドライブの動作確認情報を、ローランドのホームページでご案内しています。ローランドのホームページhttp://www.roland.co.jp/「サポート」から辿ることができます。

※ DP-990はUSBバス・パワー動作のCDドライブに対応していません。USBバス・パワー対応のCDドライブを使用する場合は、CDドライブに付属の電源(電源アダプターなど)を利用してください。

1. DP-990と、接続する CDドライブの電源を切ります。

2. CDドライブに付属する USBケーブルを、DP-990の外部メモリー端子に接続します。

CD ドライブを接続するときは、必ず外部メモリー端子の向きを確認して確実に奥まで差し込んでください。

3. 接続したCD ドライブの電源を入れます。

4. DP-990の電源を入れます。ローランドが販売している CDドライブの取り付け方法については、CD ドライブの取扱説明書をご覧ください。

CD ドライブの電源の入れかた/切りかた、CDの入れかた/取り出しかたについては、お使いになる CDドライブの取扱説明書をご覧ください。

図のように、本体底面にある取り付け穴を利用して CDドライブ・ホルダーを取り付けます。

以下のサイズの CDドライブは、CDドライブ・ホルダーを利用してピアノ本体に取り付けることができません。テーブル等に設置してご利用ください。・幅150mm以上・奥行き170mm以上・厚み(高さ)25mm以上

CDの使いかた CDドライブ(別売)を接続する

CDドライブ・ホルダー(別売)を取り付ける

USBケーブル

CDドライブ (別売)

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デモ曲を聴く

デモ曲を聴いてみましょう。

DP-990には、7つのデモ曲が用意されています。

デモ曲は、[Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンと 6つの音色ボタンに1曲ずつ割り当てられています。

これらのデモ曲を個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。

デモ曲の演奏データはMIDI OUT端子からは出力されません。

fig.Panel-Demo-j.eps

1. [Right(右手)]ボタンを押しながら、[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押します。6つの音色ボタンと[Twin Piano(ツインピアノ)]ボタン、[Split(スプリット)]ボタンが点滅します。

ディスプレイには「dEn」と表示されます。

音色デモ曲を聴く

デモが割り当てられているボタン デモの内容

[Piano(ピアノ)] ピアノ音色のデモ曲

[E. Piano(E. ピアノ)] E. ピアノ音色のデモ曲

[Organ(オルガン)] オルガン音色のデモ曲

[Strings(ストリングス)] ストリングス音色のデモ曲

[Voice(ボイス)] ボイス音色を使ったデモ曲

[Others(その他)] ギター音色を使ったデモ曲

[Twin Piano(ツインピアノ)] ツインピアノ機能(33ページ)を使ったデモ曲

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デモ曲を聴く

2. いずれかの音色ボタン、または[Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンを押します。

選んだデモ曲から連続して再生されます。再生中のデモ曲にあたるボタンが点滅します。

最後のデモ曲まで再生が終わると、最初のデモ曲に戻って再生を続けます。

3. 再生を止めるときは、点滅しているボタンを押します。

4. [Right(右手)]ボタン、または[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押して、デモを終了します。

ボタンのランプが、もとの状態に戻ります。

点滅していないボタンを押しても、デモ曲は鳴りません。

本機では、アコースティック・ピアノを弾いたときの豊かな音を再現するために、残響などのさまざまな音をピアノ音色と同時に鳴らしています。このデモでは、これらの音が鳴っているときのピアノ音と、鳴っていないときのピアノ音を聴き比べることができます。

1. [Right(右手)]ボタンを押しながら、[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押します。

2. [Split(スプリット)]ボタンを押します。ディスプレイの表示が変わります。

[Brilliance(音質)]、[Piano(ピアノ)]、[E. Piano(E. ピアノ)]ボタンが点滅し、[3D]ボタン、[Reverb(リバーブ)]ボタンが点灯します。

[Brilliance(音質)]ボタンが点滅しているときは、ハンマー・ノイズとキー・オフ・レゾナンスのデモを聴くことができます。ダンパー・レゾナンスのデモを聴きたいときは[3D]ボタン、ストリング・レゾナンスのデモを聴きたいときは[Reverb(リバーブ)]ボタンを押してください。

[3D]ボタンを押すと、[Piano(ピアノ)]、[E. Piano(E. ピアノ)]ボタンの他に、[Organ(オルガン)]ボタンも点滅します。

3. [Piano(ピアノ)]または[E. Piano(E. ピアノ)]ボタンを押します。

ピアノ音のデモを聴く

次のような表示が出たら

録音後に保存操作の行われていない演奏があるときに曲を選ぶと、ディスプレイに「dEL」が点滅表示されます。

保存されていない曲があるときは、デモ曲の再生はできません。

演奏を消去してデモ曲を再生するときは[ ]ボタンを押してください。

演奏を消去しないときは[ ]ボタンを押してください。録音した演奏を保存しておきたいときは、「曲を保存する」(62ページ)をご覧ください。

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デモ曲を聴く

4. [Right(右手)]ボタン、または[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押して、デモを終了します。

ボタンのランプが、もとの状態に戻ります。

[Brilliance(音質)]ボタン

[3D]ボタン

[Reverb(リバーブ)]ボタン

ボタン デモの内容 再生される音

[Piano(ピアノ)]

ハンマー・ノイズ(鍵盤を弾いたときの、ハンマーが弦を叩く音)

ボタンを押す度に、以下の音色が順番に再生されます。ハンマー・ノイズが足されたピアノ音ハンマー・ノイズがないピアノ音ハンマー・ノイズのみの音

[E. Piano(E.ピアノ)]

キー・オフ・レゾナンス(鍵盤を離したときの微妙な音などの共鳴音)

ボタンを押す度に、以下の音色が順番に再生されます。キー・オフ・レゾナンスが足されたピアノ音キー・オフ・レゾナンスがないピアノ音キー・オフ・レゾナンスのみの音

ボタン デモの内容 再生される音

[Piano(ピアノ)]

ダンパー・レゾナンス(ダンパー・ペダルを踏んだときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴する音)

ダンパー・レゾナンスが足されたピアノ音

[E. Piano(E.ピアノ)]

ダンパー・レゾナンスがないピアノ音

[Organ(オルガン)]

ダンパー・レゾナンスのみの音

ボタン デモの内容 再生される音

[Piano(ピアノ)]

ストリング・レゾナンス(鍵盤を弾いたときに、すでに押さえている鍵の弦が共鳴する音)

ストリング・レゾナンスが足されたピアノ音

[E. Piano(E.ピアノ)]

ストリング・レゾナンスがないピアノ音

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演奏をする

DP-990には、300 種類以上の音が内蔵されていますので、さまざまな音楽に合わせた音で演奏を楽しむことができます。

この内蔵されている音を「音色」といいます。音色は 6つのグループに分けられ、それぞれ音色ボタンに割り当てられています。

電源投入時は、「グランドピアノ 1」の音色が選ばれています。fig.Panel-Tones-j.eps

1. 音色ボタンを押して、音色グループを選びます。

選んだ音色グループの音色番号1の音色が鳴ります。鍵盤を弾いてみましょう。

ディスプレイには、現在選ばれている音色の番号が表示されます。

2. [-][+]ボタンを押して、音色グループの中から音色のバリエーションを選びます。鍵盤を弾くと、選んだ音色が鳴ります。

次にこの音色ボタンを選んだときは、ここで選んだ音色バリエーションが鳴ります。

しばらくの間何も操作をしないと、ディスプレイの表示が以下のように変わります。

音色については、「音色一覧」(90ページ)をご覧ください。

音色によっては、音の鳴らない鍵盤もあります。

いろいろな音で演奏する

パネルのボタンを効かないようにするには?

パネル・ロックを設定すると、すべてのボタンが効かなくなります。演奏中に誤って設定を変えてしまうことがありません。パネル・ロックの設定方法は「ボタンが効かないようにする (パネル・ロック)(P.81)」 をご覧ください。

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演奏をする

鍵盤を弾いたときのタッチ感を変えます。

演奏する人の指の強さに合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。fig.Panel-KeyTouch-j.eps

1. [Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押して、ボタンを点滅させます。

2. [-][+]ボタンを押して、鍵盤のタッチ感を選びます。

[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンの色は、音色選択に戻るまで変わりません。

3. [Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押すと、音色選択に戻ります。この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ)

設定値 ボタンの色 説明

固定オレンジ

鍵盤を弾く強さに関係なく、一定の強さで音を鳴らします。

非常に軽い緑

もっとも軽い鍵盤タッチになります。

軽い緑

「標準」より弱いタッチでフォルティシモ(ff)が出せるので、鍵盤が軽くなったように感じられます。力の弱いお子様でも、演奏しやすい設定です。

標準消灯

もっとも自然なタッチで弾けます。アコースティック・ピアノに一番近いタッチです。

重い赤

「標準」より強いタッチで弾かないとフォルティシモ(ff)が出せなくなるので、鍵盤タッチが重くなったように感じられます。ダイナミックに弾くとき、さらに感情が込められます。

非常に重い赤

もっとも鍵盤タッチが重くなります。

28

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演奏をする

DP-990には、グランド・ピアノを演奏しているときのような自然な音の響きや音の広がりを得られる「3Dサウンド・コントロール」機能があります。

fig.Panel-3D-j.eps

1. [3D]ボタンを押して、ボタンを点灯させます。3D サウンド・コントロールがオンになり、奥行き感のある音になります。

2. [3D]ボタンを押したまま[-][+]ボタンを押して、音の奥行き感を調節します。音の奥行き感は4段階で変えることができます。

値を大きくするほど、音の奥行き感が大きくなります。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

3D サウンド・コントロールのかかり方を変えることができます(67ページ)。

Input(インプット)端子や MIDI Out(ミディ・アウト)端子に接続した外部機器の音には、3D サウンド・コントロールは効きません。

ツインピアノをオンにすると、3D サウンド・コントロールはオフになります。

音楽CD の曲やオーディオ・ファイルを選んでいるときにプレイバック・トランスポーズ機能(49ページ)または、センター・キャンセル機能(50ページ)を使うと、3Dサウンド・コントロールはオフになります。

3Dサウンド・コントロールを解除する

1. [3D]ボタンを押して、ボタンを消灯させます。

奥行き感のある音にする(3Dサウンド・コントロール)

29

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演奏をする

音の粒だちを良くして、音にメリハリをつけることができます。fig.Panel-Dynamics-j.eps

1. [3D]ボタンを押したまま、[Reverb(リバーブ)]ボタンを押します。ダイナミクス・サウンド・コントロールの種類が画面に表示されます。

2. [-][+]ボタンを押して、サウンド・コントロールの種類を変えます。

3. [3D]ボタン、または[Reverb(リバーブ)]ボタンを押します。通常の画面に戻ります。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

音色によっては、音がひずむ場合があります。

Input(インプット)端子や MIDI Out(ミディ・アウト)端子に接続した外部機器の音には、ダイナミクス・サウンド・コントロールは効きません。

音にメリハリをつける(ダイナミクス・サウンド・コントロール)

表示 説明

OFF ダイナミクス・サウンド・コントロールがオフになります。

1(シャープ) 低音と高音が強調されます。

2(クリア) 低音の和音がすっきり聞こえます。

3(パワー) 低音が強調されます。

30

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演奏をする

鍵盤で弾く音に「リバーブ効果」をかけることができます。リバーブ効果をかけると、コンサート・ホールなどで演奏しているような、心地よい響きが得られます。

fig.Panel-Reverb-j.eps

1. [Reverb(リバーブ)]ボタンを押して、ボタンを点灯させます。鍵盤を弾いてみましょう。

すべての音色にリバーブ効果がかかります。

リバーブ効果を解除する

1. [Reverb(リバーブ)]ボタンを押して、ボタンを消灯させます。

ツインピアノ・モードが「2」に設定された状態でツインピアノをオンにしているときは、リバーブはかかりません。

リバーブ効果の深さ(かかり具合)を、10段階で設定することができます。

1. [Reverb(リバーブ)]ボタンを押しながら、[-][+]ボタンを押します。リバーブの深さが画面に表示されます。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

音色ごとにリバーブ効果の深さを設定することはできません。どの音色にも同じ深さの効果がかかります。

再生している曲のリバーブ効果の深さは変わりません。

音に響きをつける(リバーブ)

リバーブ効果のかかり具合を変える

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演奏をする

「キー・トランスポーズ機能」を使うと、鍵盤を移調して演奏することができます。歌の伴奏をするときにトランスポーズ機能を使えば、簡単に移調されるので楽譜(弾く位置)はそのままで歌う人の声に合わせて演奏することもできます。また、この機能を使って、自分が弾く鍵盤の位置を変えずに、移調して演奏することができます。たとえば、シャープ( )やフラット( )がたくさんついた難しい調の曲でも、自分の弾きやすい調に変えて演奏することができます。

fig.Panel-Transpose-j.eps

DP-990は、「鍵盤」だけでなく、鍵盤と曲を同時に変えたり、曲の調(プレイバック・トランスポーズ、49 ページ)だけを変えたりすることができます(トランスポーズ・モード、68 ページ)。お買い上げ時は、鍵盤と曲を同時に移調する設定になっています。

1. [Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押しながら、移調したい調の主音にあたる鍵を押します(このとき、音は鳴りません)。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押している間は、キー・トランスポーズの設定値が表示されます。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押したまま[-][+]ボタンを押しても、値を変えることができます。

設定できる値は -6 ~ 0~5(半音単位)です。

0以外の値に設定すると、[Transpose(トランスポーズ)]ボタンが点灯します。

トランスポーズの設定値が「0」以外のとき、[Transpose(トランスポーズ)]ボタンでトランスポーズ機能をオン/オフすることができます。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを離すと、表示は元に戻ります。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押したまま[-][+]ボタンの両方を同時に押すと、元の値(0)に戻ります。

他の曲を選ぶと、トランスポーズの設定は「0」に戻ります。

例:ホ長調(E)の曲をハ長調(C)の鍵盤の位置で弾く

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押したまま、E(ホ長調の主音)の鍵を押します。ハ長調のド(C)を基準に数えて、ホ長調のドにあたるミ(E)までは黒鍵を含んで上に4鍵あるので、ディスプレイには「4」と表示されます。

fig.Transpose.eps

鍵盤の調を変える(キー・トランスポーズ)

と聞こえるようになります と弾くと

ミソ シ ♯

ドミソ

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演奏をする

鍵盤を左右の領域に分けて、2人で同じ音域で演奏することができます。

鍵盤が 2つの領域に分かれることによって、まるで2台のピアノのように使えます。

なぞり弾きをするときにも、2人の演奏が合っているかどうか簡単に分かります。fig.TwinPiano.eps

fig.Panel-TwinPiano-j.eps

1. [Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンを押して、ボタンを点灯させます。ディスプレイに「P-P」と表示されます。

ツインピアノをオンにすると、以下のようになります。

• 鍵盤が左右 2つの領域に分かれて、それぞれの領域で通常の「中央のド」を中心とした演奏ができます。

• 左右は同じ音色(グランドピアノ 1)になります。

• 右側のペダルが右側領域に効くダンパー・ペダルになり、左側のペダルが左側領域に効くダンパー・ペダルになります。

• ツインピアノをオンにする前にスプリット演奏やデュアル演奏をしていたときは、スプリット機能、デュアル機能がオフになります。

• 3D サウンド・コントロールや一部のエフェクトはオフになります。

鍵盤を 2つに分けて2人で演奏する(ツインピアノ)

C4 C5 C6 C7 C8C3C2C1

C4 C5 C6C3C4 C5C3 C6

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演奏をする

ツインピアノを解除する

1. [Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンを押して、ボタンを消灯させます。

1. [Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンを押したまま、[-][+]ボタンを押します。音の鳴り方を2通りの中から選ぶことができます。

ツインピアノ・モードを「2」にすると、ツインピアノをオンにしたときにリバーブがかからなくなります。

音色によっては、ツインピアノ・モードを「2」に設定しても、音が左右に分かれないことがあります。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

音の鳴り方を切り替える(ツインピアノ・モード)

設定値 説明

1 右側の鍵盤になるほど右、左側の鍵盤になるほど左から音が聴こえます。

2 右側領域の鍵盤の音は右スピーカー、左側領域の鍵盤の音は左スピーカーから鳴ります。

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演奏をする

1つの鍵盤で、2つの音色を同時に鳴らして演奏することができます。このような演奏を「デュアル演奏」といいます。

ここでは、ピアノとストリングスの音色を重ねて鳴らしてみましょう。fig.Panel-Tones-j.eps

1. [Piano(ピアノ)]ボタンを押しながら、[Strings(ストリングス)]ボタンを押します。両方のボタンが点灯します。

鍵盤を弾いてみましょう。ピアノとストリングスの音色が重なって鳴ります。

このように2つの音色ボタンを同時に押すと、デュアル演奏の状態になります。

選んでいる2つの音色のうち、左側の音色ボタンの音色を「音色 1」、右側の音色ボタンの音色を「音色2」と呼びます。ここでは、ピアノの音色が音色1、ストリングスの音色が音色2 になります。

スプリット演奏やツインピアノをオンにしているときは、デュアル演奏にできません。

デュアル演奏を解除する

1. 音色ボタンのいずれかを押します。

押したボタンの音色だけが鳴ります。

音色2の音の高さをオクターブ単位で変えることができます。「音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)」(68ページ)をご覧ください。

2つの音色の音量バランスを変えることができます。「デュアル演奏の音量バランスを変える」(36ページ)をご覧ください。

デュアル演奏時にダンパー・ペダルを踏むと、音色1と音色 2の両方に効果がかかりますが、どちらか片方だけに効果がかかるようにすることができます。「ダンパー・ペダルの効果のかけかたを変える (ダンパー・ペダル・パート)」(69ページ)をご覧ください。

音色の組み合わせによっては、音色2のエフェクトがかからないことがあります。

2つの音色を重ねて演奏する(デュアル演奏)

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演奏をする

音色1を変える

1. [-][+]ボタンを押します。

音色2を変える

1. 音色 2になっている音色ボタン(点灯している右側の音色ボタン)を押しながら、[-][+]ボタンを押します。

2つの音色の音量バランス(デュアル・バランス)を変えることができます。fig.Panel-Balance-j.eps

1. [Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押したまま、[Split(スプリット)]ボタンを押します。

現在の音量バランスが表示されます。

2. [-][+]ボタンを押して、音量バランスを調節します。音量バランスが変わります。

元の音量バランスに戻したいときは、[-]と[+]ボタンを同時に押します。

3. [Transpose(トランスポーズ)]ボタン、または[Split(スプリット)]ボタンを押すと、音色選択に戻ります。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

音色のバリエーションを切り替える

デュアル演奏の音量バランスを変える

音色1 の音量

音色2 の音量

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演奏をする

ある鍵を境に鍵盤を右側と左側に分けて演奏することを「スプリット演奏」といい、鍵盤が分かれる位置を「スプリット・ポイント」といいます。

スプリット演奏では、鍵盤右側と左側のそれぞれで違う音色を鳴らすことができます。

スプリット・ポイントは、お買い上げ時は「F 3」に設定され、スプリット・ポイントの鍵は左側に含まれます。

スプリット演奏時に、鍵盤右側で鳴る音を「右手音色」、左側で鳴る音色を「左手音色」と呼びます。

fig.Panel-Split.eps

ここでは、[Piano(ピアノ)]ボタンの音色でスプリット演奏してみましょう。fig.Panel-Split-j.eps

1. [Piano(ピアノ)]ボタンを押します。ピアノの音色が選ばれます。

2. [Split(スプリット)]ボタンを押して、ボタンを点灯させます。鍵盤が左側と右側に分かれます。

F 3の鍵を境に、鍵盤が左側と右側に分かれます。

鍵盤右側ではピアノの音色(鍵盤が分かれる前に鳴っていた音色)が鳴り、左側では「A.ベース+シンバル」(アコースティック・ベース+シンバル)が鳴ります。

スプリット演奏を解除する

1. [Split(スプリット)]ボタンを押して、ボタンを消灯させます。鍵盤右側で鳴っていた音色が鍵盤全体で鳴ります。

デュアル演奏(35ページ)からスプリット演奏にしたとき、右手音色にはデュアル演奏時の音色1が選ばれます。

鍵盤の右手側と左手側を違う音色で演奏する(スプリット演奏)

スプリット・ポイント(お買い上げ時:F 3)

C1 D1 E1 F1 G1A1 B1A0 B0 C2 C3 C4 C5 C8B7…

左手音色 右手音色

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演奏をする

右手音色を変える

1. 音色ボタンを押して、音色グループを選びます。

2. [-][+]ボタンを押して、音色バリエーションを選びます。

左手音色を変える

1. [Split(スプリット)]ボタンを押しながら音色ボタンを押して、音色グループを選びます。

2. [Split(スプリット)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、音色バリエーションを選びます。

左手音色の音の高さをオクターブ単位で変えることができます。「音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)」(68ページ)をご覧ください。

鍵盤が分かれる位置(スプリット・ポイント)を変えることができます。

スプリット・ポイントは、B1 ~B6の範囲で変更することができます。

お買い上げ時は、「F 3」に設定されています。fig.Panel-Split.eps

1. [Split(スプリット)]ボタンを押したまま、スプリット・ポイントにする鍵を押します。押した鍵がスプリット・ポイントになり、その鍵がディスプレイに表示されます。

スプリット・ポイントになっている鍵は鍵盤左側に含まれます。

鍵盤から指を離すと、表示は元に戻ります。

この設定は、メモリー・バックアップ機能を使って本体に記憶させることができます(80ページ)。

音色グループや音色のバリエーションを切り替える

鍵盤が分かれる位置を変える

スプリット・ポイント(お買い上げ時:F 3)

スプリット・ポイントが設定できる範囲(B1~B6)

C1 B1 B6A0 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8

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演奏をする

メトロノームを鳴らしながら、演奏することができます。

DP-990には多彩なメトロノーム機能があります。メトロノームの音量や拍子を変えることもできます。

メトロノームは、曲の再生中には、その曲のテンポや拍子に合わせて鳴ります。fig.Panel-Metronome-j.eps

1. [Metronome(メトロノーム)]ボタンを押して、ボタンを点灯させます。メトロノームが鳴ります。

[Metronome(メトロノーム)]ボタンは、そのとき選ばれている拍子に合わせて、赤と緑に点滅します。赤が強拍、緑が弱拍です。

しばらくの間何も操作をしないと、ディスプレイの表示が以下のように変わります。

メトロノームの音色を変更することができます(73ページ)。

メトロノームを止める

1. [Metronome(メトロノーム)]ボタンを押します。

1. [Tempo/Beat(テンポ/拍子)]ボタンを押して、「テンポ」のランプを点灯させます。ディスプレイにテンポが表示されます。

2. [-][+]ボタンを押して、テンポを調節します。拍子とテンポ表示の対応

メトロノームを使って演奏する

メトロノームのテンポを変える

2分の2

=5~250

拍子

テンポの値

4分の○

=10~500

8分の3

=20~999

8分の6、9、12

 =7~333

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演奏をする

1. [Tempo/Beat(テンポ/拍子)]ボタンを押して、「Beat(拍子)」のランプを点灯させます。

ディスプレイに拍子が表示されます。

2. [-][+]ボタンを押して、拍子を変えます。

演奏を録音するときは、ここで設定した拍子で録音されます。

曲を再生すると、メトロノームの拍子はその曲の拍子に設定されます。

曲の再生中にメトロノームの拍子を変更することはできません。

メトロノームの拍子を変える

表示 拍子 表示 拍子

2分の2 4分の6

弱拍の音のみ 4分の7

4分の2 8分の3

4分の3 8分の6

4分の4 8分の9

4分の5 8分の12

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演奏をする

メトロノームの音量を、11 段階で変えることができます。

電源投入時は「5」に設定されています。fig.Panel-MetronomeVol-j.eps

1. [Metronome(メトロノーム)]ボタンを押しながら、[-][+]ボタンを押してメトロノームの音量を調節します。

ディスプレイにメトロノームの音量が表示されます。

メトロノームの音量を「0」にすると、メトロノーム音は鳴りません。

カウントを鳴らしてから曲を再生することを「カウントイン」といいます。

曲に合わせて演奏するときにカウントを鳴らすことで、曲と自分の演奏のタイミングを合わせやすくすることができます。

1. メトロノームを鳴らしながら[ ]ボタンを押します。

曲が再生される前に、2小節のカウント音が鳴ります。

曲のイントロの終わり(鍵盤を弾き始める前)にカウントを鳴らすことを「カウントダウン」といいます(73ページ)。

メトロノームの音量を変える

カウント音をつけて演奏のタイミングを合わせる

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曲を再生する

内蔵曲や本体メモリーの曲、USBメモリー(別売)の曲を聴いてみましょう。

内蔵曲として、65 曲のピアノ曲が用意されています。fig.Panel-SongPlay-j.eps

別売のフロッピー・ディスク・ドライブを使って、フロッピー・ディスクの曲を聴くことができます。市販のCD ドライブを使って、CD-ROM内のSMFミュージックデータやVIMA 用CD-ROM(VIMA TUNES)、音楽CDの曲を聴くこともできます。

曲を選ぶ

1. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。

本体メモリーは、あらかじめ聴きたい曲が本体メモリーに保存されているときにのみ選ぶことができます。USBメモリー(別売)の曲を選ぶには、聴きたい曲の入った USBメモリーを外部メモリー端子に接続してから曲ボタンを押します(22ページ)。

2. [-][+]ボタンを押して、曲を選びます。内蔵曲または本体メモリーの曲が選ばれているときは「Int Song(内蔵曲)」ランプ、USBメモリーの曲が選ばれているときは「Ext Song(外部メモリー)」ランプが点灯します。

外部メモリーのオーディオ・ファイル(44ページ)や音楽CD を再生することができます。

再生する

3. [ ]ボタンを押します。

曲の再生が始まります。

選んだ曲が最後まで演奏されると、再生は止まります。

途中で再生を止めるときは、もう一度[ ]ボタンを押します。

次に[ ]ボタンを押したときは、再生を止めたところから再生されます。

曲を聴く

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曲を再生する

早送りと巻き戻し

•[ ]ボタンを押すと、次の曲の先頭に移動します。

•[ ]ボタンを押すと、現在選んでいる曲の先頭に移動します。曲の先頭では前の曲の先頭に移動します。

•[ ]ボタンを曲の再生中に押し続けると、曲が早送りされます。ボタンを押すと、数秒間は小節数(オーディオ・ファイルのときは時間)を表示します。

•[ ]ボタンを曲の再生中に押し続けると、曲が巻き戻しされます。

内蔵曲の曲名については、「内蔵曲一覧」(97ページ)をご覧ください。

しばらくの間何も操作をしないと、ディスプレイの表示が以下のように変わります。

次のような表示が出たら

録音後に保存操作の行われていない演奏があるときに曲を選ぶと、ディスプレイに「dEL」が点滅表示されます。

保存されていない曲があるときは、他の曲は再生できません。

演奏を消去して曲を再生するときは[ ]ボタンを押してください。

演奏を消去しないときは、[ ]ボタンを押してください。録音した演奏を保存しておきたいときは、「曲を保存する」(62ページ)をご覧ください。

曲選択画面について

曲選択画面は、[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押すたびに以下のように表示が変わります。

fig.SongDisplay-e.eps

外部メモリーや本体メモリーに曲が保存されていないときや、USBメモリーを接続していないときは、「A.**」、「 .**」「U.**」などは表示されません。

外部メモリーの曲

SMFデータなど

オーディオ・ファイル、 音楽CD

本体メモリーの曲 内蔵曲 新しく録音する曲

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曲を再生する

フォルダーの中にある曲を選ぶときは 1.[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押して、「外部メモリー」ランプを点灯させます。

2.[-]ボタンを押します。フォルダーがあるときは、以下のように表示されます。

3.[ ]ボタンを押します。

フォルダー内の1曲目が選ばれます。

フォルダーに曲がないときや、1曲目が選ばれているときに[-]ボタンを押すと、以下のように表示されます。ここで[ ]ボタンを押すと、フォルダーの外に戻ります。

オーディオ・ファイルについて

再生できるオーディオ・ファイルの形式 • 拡張子が「.wav」

• 16 ビット・リニア

• サンプリング・レートが「44.1kHz」

オーディオ・ファイルの再生では、以下の機能が使えません。 • 3D サウンド・コントロール(P.29) • リバーブ(P.31)

• テンポの変更(P.48) • 本体メモリーへの保存(P.63)

• 録音(P.51) • パートごとの再生(ミュート)(P.46)

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曲を再生する

すべての内蔵曲または外部メモリーの曲を連続して繰り返し再生することができます。fig.Panel-SongPlay-j.eps

1. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。

2. [-][+]ボタンを押して、はじめの曲を選びます。

3. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら[ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「ALL」と表示され、選ばれている曲から順番に連続して再生されます。

最後の曲まで再生が終わると、最初の曲に戻って再生を続けます。

本体メモリーの曲が選ばれているときは本体メモリーの曲、USB メモリーの曲が選ばれているときはUSB メモリーの曲が連続して再生されます。

4. 再生を止めるには、[ ]ボタンを押して、ボタンのランプを消灯させます。

[ ]ボタンを押して再生を止めた後、再び[ ]ボタンを押すと、再生を止めたところから再生されますが、次の曲は再生されません。もういちど全曲再生したいときは、[IntSong/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら[ ]ボタンを押してください。

内蔵曲の曲名については、「内蔵曲一覧」(97ページ)をご覧ください。

すべての曲を連続して再生する(全曲再生)

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曲を再生する

内蔵曲や外部メモリーの曲は、演奏パートを選んで再生できます。

曲に合わせて片手ずつ練習することもできます。fig.Panel-TrackMute-j.eps

1. 再生する曲を選びます(42ページ)。

2. [ ]ボタンを押して、曲を再生します。

3. 再生しないパートを選びます。

[Left(左手)]ボタン、[Right(右手)]ボタン、[Accomp(伴奏)]ボタンのいずれかを押します。

押したボタンが消灯し、選んだパートの音が鳴らなくなります。

このように、特定のパートの音を一時的に鳴らないようにすることを「ミュート」といいます。

右手の練習をするときは、[Right(右手)]ボタンを押してボタンを消灯させます。曲を再生すると、右手の演奏は鳴りません。

トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押して消灯させたときに、ミュートされるパートを切り替えることができます。詳しくは74ページをご覧ください。

伴奏パートをミュートして再生すると前奏をとばして再生することができます。

曲を変えると、ミュートの設定は解除されます。

パートごとに再生する

演奏パートは次のようにトラック・ボタンに割り当てられています。fig.TrackButtons-j.eps

左手の演奏が[Left(左手)]ボタン、右手の演奏が[Right(右手)]ボタン、その他の演奏が[Accomp(伴奏)]ボタンに割り当てられています。このように、音が割り当てられる場所を「トラック」といい、[Left(左手)]ボタン、[Right(右手)]ボタン、[Accomp(伴奏)]ボタンをまとめて、「トラック・ボタン」といいます。

右手パート 伴奏パート

左手パート

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曲を再生する

曲の再生時に、トラック・ボタンを押してミュートしたときの音量を調節します。

DP-990では、特定のパートを小さな音で鳴らして、そのパートの音を自分の演奏の「ガイド」として利用することができます。

1. トラック・ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、トラックをミュートしたときの音量を調節します。

トラック・ボタンを押し続けている間、トラック・ミュートしたときの音量が表示されます。

トラックをミュートしたときの音量は、「0~80」の範囲で設定することができます。

電源を切ると、トラックをミュートしたときの音量は「0」に戻ります。

曲を再生する音量を調節します。

曲に合わせて練習するときなどに、鍵盤で弾く音とのバランスをとることができます。

1. [ ]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押します。

[ ]ボタンを押し続けている間、曲の再生音量が表示されます。

再生音量は、「0~127」の範囲で設定することができます。

電源を切ると、曲の再生音量は「127」に戻ります。

オーディオ・ファイルまたは音楽 CDの曲を選ぶと、別の設定音量で再生されます。

1. [ ]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押します。

電源を切ると、この再生音量は「64」に戻ります。

トラックをミュートしたときの音量を変える

曲を再生する音量を変える

オーディオ・ファイルや音楽CDの音量を変える

47

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曲を再生する

曲のテンポを変えて再生することができます。

内蔵曲を練習したいときにテンポを遅くして再生すると、難しい曲も自分に合ったテンポで弾くことができて便利です。

1. [Tempo/Beat(テンポ/拍子)]ボタンを押して、「テンポ」のランプを点灯させます。

2. [-][+]ボタンを押して、テンポを変えます。

内蔵曲には、途中でテンポが変化する曲があります。

それらの曲のテンポを変化させずに、一定のテンポで再生させることができます。

1. [Tempo/Beat(テンポ/拍子)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押します。

他の曲を選ぶと、テンポ・ミュート機能は「OFF」に戻ります。

曲のテンポを変える

テンポを一定にして再生する(テンポ・ミュート)

ボタン 設定値 説明

[+] On 曲に記録されたテンポの変化は無視され、一定のテンポで再生します。

[-] OFF 曲に記録されたテンポの変化に従って再生します。

テンポ・ミュートを 設定すると点灯

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曲を再生する

「プレイバック・トランスポーズ機能」を使うと、曲の調を変えて再生することができます。fig.Panel-KeyControl-j.eps

1. 聴きたい・弾きたい曲を再生します(42ページ)。

2. [Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押します。演奏曲の音の高さが半音刻みで変化します。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押している間は、プレイバック・トランスポーズの設定値が表示されます。

設定できる値は -6 ~ 0~5(半音単位)です。

0以外の値に設定すると、[Transpose(トランスポーズ)]ボタンが点灯します。

トランスポーズの設定値が「0」以外のとき、[Transpose(トランスポーズ)]ボタンでプレイバック・トランスポーズ機能をオン/オフすることができます。

[Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押したまま[-][+]ボタンの両方を同時に押すと、元の値(0)に戻ります。

トランスポーズ・モード(68ページ)が「Kbd」(鍵盤の音)に設定されていると、プレイバック・トランスポーズ機能はかかりません。

音楽CD の曲やオーディオ・ファイルを選んでいる場合、プレイバック・トランスポーズを使うと音質が変わることがあります。

他の曲を選ぶと、トランスポーズの設定は「0」に戻ります。

曲の調を変えて再生する(プレイバック・トランスポーズ)

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曲を再生する

音楽 CDやオーディオ・ファイルの中央で鳴っている音(ボーカルや、メロディー楽器の音など)を小さくして再生することができます。

fig.Panel-CenterCancel-j.eps

1. オーディオ・ファイルまたは音楽 CDを再生します(42ページ)。

2. トラック[Right(右手)]ボタンを押して消灯させます。

メロディーやボーカルの音が小さくなります。

曲によっては、中央で鳴っている音が完全には消えないことがあります。

他の曲を選ぶと、センター・キャンセルの設定は解除されます。

曲によっては、センタ-・キャンセルを使うと音質が変わることがあります。

3D サウンド・コントロール(29ページ)がオンになっているときにセンター・キャンセルを使うと、3D サウンド・コントロールがオフになります。

センタ-・キャンセルを解除する

1. トラック[Right(右手)]ボタンを押して点灯させます。

中央の音を小さくして再生する(センタ-・キャンセル)

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録音する

演奏を簡単に録音することができます。

録音した演奏を再生して自分の演奏を確認したり、録音した曲に合わせて鍵盤でメロディーを演奏することもできます。

次のような録音ができます。

自分の鍵盤演奏だけを録音する →「鍵盤で弾いた演奏を録音する」(52ページ)

トラック・ボタンを選んで録音する →「片手ずつ演奏を録音」(54ページ)

録音をやり直す →「片手ずつ演奏を録音」(54ページ)

内蔵曲に合わせて録音する →「曲に合わせて弾いた演奏を録音する」(57ページ)

メモ

2度目以降の録音は、先に録音した演奏を消しながら録音します。新しい演奏を録音するときは、先に録音した演奏を消去(59ページ)してから行うとよいでしょう。

1回目の録音

2回目の録音

1回目の演奏が残ります

次のような表示が出たら

録音後に保存操作の行われていない演奏があるときに、他の曲を選ぼうとしたり、新しい曲を録音しようとすると、ディスプレイに「dEL」が点滅表示されます。

保存されていない曲があると、他の曲の再生や、新しい曲の録音はできません。

曲を消してもよいときは[ ]ボタンを押します。

曲を消したくないときは[ ]ボタンを押します。曲をUSBメモリーや本体メモリーに保存(62ページ)してください。

51

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録音する

内蔵曲を使わずに、鍵盤だけの演奏を録音します。fig.Panel-RecNew-j.eps

演奏の設定

1. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。ディスプレイが以下のように表示されないときは、表示されるまで[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。

[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら[ ]ボタンを押しても、「USr」が表示されます。

2. 演奏する音色を選びます(27ページ)。

3. 必要に応じて、メトロノームを鳴らします。

[Metronome(メトロノーム)]ボタンを押します(39ページ)。

メトロノームを鳴らしながら、曲のテンポと拍子を決めてください(39ページ)。

録音の設定

4. [ ]ボタンを押します。

[ ]ボタンが点灯、[ ]ボタンが点滅し、録音待機状態になります。

録音を中止したいときは、もう一度[ ]ボタンを押します。

鍵盤で弾いた演奏を録音する

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録音する

録音を始める

5. [ ]ボタンを押すか、鍵盤を弾きます。

2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。

[ ]ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴りません。

録音が始まると、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点灯します。

カウント中は、ディスプレイに小節数が「-2」「-1」と表示されます。

録音を止める

6. [ ]ボタンを押します。

録音が止まります。

録音した演奏を聴く

「Int Song(内蔵曲)」ランプが点灯していないときは、[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押してください。

7. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏の頭に戻ります。

8. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏が再生されます。

メトロノームが鳴っている状態で[ ]ボタンを押すと、再生が始まる前に2 小節のカウントが鳴ります(カウントイン)。

9. もう一度[ ]ボタンを押すと、再生が止まります。

電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本体メモリーやUSB メモリーに保存してください。「曲を保存する」(62ページ)をご覧ください。

録音された演奏があると、他の曲の再生はできません。演奏を消去(59ページ)または保存(62ページ)してから曲を再生してください。

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録音する

DP-990のレコーダーは、3つのトラック・ボタンを持っています。

たとえば、左手の演奏を[Left(左手)]ボタン、右手の演奏を[Right(右手)]ボタンに録音するというように、片手ずつの演奏を異なるトラック・ボタンに録音したり、一度録音した演奏の特定のトラック・ボタンだけを録音し直したりすることができます。

fig.Panel-RecTrack-j.eps

録音の設定

1. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。ディスプレイが以下のように表示されないときは、表示されるまで[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。

片手ずつ演奏を録音

録音した演奏とトラック・ボタンの対応

録音した演奏は次のようにトラック・ボタンに割り当てられます。

●スプリット演奏(37 ページ)/ツインピアノ演奏(33ページ)

●通常の演奏(鍵盤全体で1 つの音色で演奏するとき)、デュアル演奏(35ページ)

•録音トラックを1 つだけ指定して録音したとき

指定したトラックに演奏が録音されます。

•録音トラックを複数指定して録音したとき

ひとつのトラックのみに録音されます。[Right(右手)]ボタン→[Left(左手)]ボタン→[Accomp(伴奏)]ボタンの優先順位で録音されます。

トラック・ボタン録音される演奏

ツインピアノ スプリット演奏

[右手]ボタン 右側 右手音色

[左手]ボタン 左側 左手音色

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録音する

2. [ ]ボタンを押します。

[ ]ボタンが点灯、[ ]ボタンが点滅し、録音待機状態になります。

録音を中止したいときは、もう一度[ ]ボタンを押します。

録音するトラックのボタンが点滅します。

3. 録音しないトラックのボタンを押して、ボタンを消灯させます。

トラック・ボタンはいずれかひとつずつ録音することができます。

録音する

4. [ ]ボタンを押します。

2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。

[ ]ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴りません。

録音が始まると、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点灯します。

カウント中は、ディスプレイに小節数が「-2」「-1」と表示されます。

5. 録音を止めるには[ ]ボタンを押します。

重ね録音する

「Int Song(内蔵曲)」ランプが点灯していないときは、[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押してください。

6. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏の頭に戻ります。

7. [ ]ボタンを押します。

8. 録音するトラックのボタンを押して点滅させます。

録音済みのトラックを選んで録音すると、そのトラックには新しい演奏が上書き録音され、それまで録音されていた演奏は消えてしまいます。

[ ]ボタンが点灯、[ ]ボタンが点滅し、録音待機状態になります。

録音を中止したいときは、もう一度[ ]ボタンを押します。

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録音する

9. [ ]ボタンを押します。

2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。

[ ]ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴りません。

録音が始まると、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点灯します。

カウント中は、ディスプレイに小節数が「-2」「-1」と表示されます。

録音した曲を消さずに重ねて録音する場合、曲のテンポ、拍子は、最初に録音したときの状態になります。

10. 録音を止めるには[ ]ボタンを押します。

録音した演奏を聴く

「Int Song(内蔵曲)」ランプが点灯していないときは、[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押してください。

11. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏の頭に戻ります。

12. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏が再生されます。

13. もう一度[ ]ボタンを押すと、再生が止まります。

いずれかのトラック・ボタンを押しながら[ ]ボタンを押すと、そのトラックの演奏だけが消去されます。このとき、ディスプレイには「USr.」と表示されます。すべてのトラックの演奏を消去すると、ディスプレイには「USr」と表示されます。

電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本体メモリーやUSB メモリーに保存してください。「曲を保存する」(62ページ)をご覧ください。

録音された演奏があると、他の曲の再生はできません。演奏を消去(59ページ)または保存(62ページ)してから曲を再生してください。

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録音する

内蔵曲や本体メモリー、外部メモリーの曲に合わせて弾いた演奏を録音してみましょう。

たとえば、左手の演奏を聞きながら右手の演奏を録音することができます。

トラック・ボタンで選んだパートの音が、鍵盤で弾いた演奏に置き換わって録音されます。

録音中、選んだトラック・ボタンの音は鳴らなくなります。

fig.Panel-RecSong-j.eps

演奏の設定

1. 曲を選びます。

曲の選びかたについては、「曲を聴く」(42ページ)をご覧ください。

外部メモリーの曲に合わせて録音するときは、あらかじめUSB メモリーやフロッピー・ディスク・ドライブなどを接続しておきます(22ページ)。

2. 演奏する音色を選びます(27ページ)。

3. 演奏のテンポを決めます(48ページ)。

録音した演奏のテンポは、録音するときに選んだ曲のテンポで記憶されます。

曲に合わせて弾いた演奏を録音するときは、曲の拍子で録音されます。

録音の設定

4. [ ]ボタンを押します。

曲に合わせて弾いた演奏を録音する

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録音する

5. 録音するパートのトラック・ボタンを押して点滅させます。

選んだ曲を聴きながら録音する設定になります。

[ ]ボタンが点灯、[ ]ボタンが点滅し、録音待機状態になります。

録音を中止したいときは、もう一度[ ]ボタンを押します。

演奏パートとトラック・ボタンの関係

録音を始める

6. [ ]ボタンを押します。

2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。

[ ]ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴りません。

録音が始まると、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点灯します。

カウント中は、ディスプレイに小節数が「-2」「-1」と表示されます。

録音を止める

7. [ ]ボタンを押します。

録音が止まります。

録音した演奏を聴く

「Int Song(内蔵曲)」ランプが点灯していないときは、[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押してください。

8. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏の頭に戻ります。

9. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏が再生されます。

10. もう一度[ ]ボタンを押すと、再生が止まります。

電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本体メモリーやUSB メモリーに保存してください。「曲を保存する」(62ページ)をご覧ください。

録音された演奏があると、他の曲の再生はできません。演奏を消去(59ページ)または保存(62ページ)してから曲を再生してください。

トラック・ボタン 演奏パート

[Right(右手)]ボタン 右手パート

[Left(左手)]ボタン 左手パート

[Accomp(伴奏)]ボタン その他の演奏

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録音する

録音した演奏を消すことができます。fig.Panel-RecNew-j.eps

1. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押します。録音した曲の画面が表示されます。

2. [+]ボタンを押します。ディスプレイに「dEL」が点滅表示されます。

曲の消去を中止するときは、[ ]ボタンを押します。

3. [ ]ボタンを押します。

録音した演奏が消えます。

[Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら[ ]ボタンを押しても、録音した演奏を消すことができます。

曲を再生した後でいずれかのトラック・ボタンを押しながら[ ]ボタンを押すと、そのトラックの演奏だけが消去されます。このとき、ディスプレイには「USr.」と表示されます。すべてのトラックの演奏を消去すると、ディスプレイには「USr」と表示されます。

録音した演奏は、電源を切ると消去されます。

録音した演奏を消去する

録音した曲があると点灯

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演奏を保存する

本体メモリーや USBメモリー(別売)、フロッピー・ディスク(別売)に保存されている曲をすべて消去することができます。

初期化すると、メモリーまたはディスクに保存されている曲はすべて消えてしまいます。消去すると元に戻せませんので、初期化する前には内容の確認をおすすめします。

新しいUSB メモリーやフロッピー・ディスクを最初にDP-990 で使うときは、あらかじめUSBメモリーやフロッピー・ディスクを初期化(フォーマット)する必要があります。初期化していないUSB メモリーやフロッピー・ディスクは、DP-990で使用できません。

USB メモリーの取り扱いについては、「外部メモリーの使いかた」(22ページ)をご覧ください。

fig.Panel-SaveSong-j.eps

1. USB メモリーを初期化するときは、USBメモリーを外部メモリー端子に接続します(22ページ)。フロッピー・ディスクを初期化するときは、フロッピー・ディスク・ドライブを外部メモリー端子に接続し、ディスクをドライブに入れます。

2. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

3. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら、[-][+]ボタンを押してディスプレイに「FMt」と表示させます。

ボタンから指を離すと、初期化するメモリーを選ぶ画面になります。

メモリーを初期化する

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演奏を保存する

4. [-][+]ボタンを押して、「Int」(本体メモリー)と「EXt」(USB メモリーまたはフロッピー・ディスク)のどちらを初期化するかを選びます。

本体メモリー USBメモリー、フロッピー・ディスク

5. [ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「Sur」と表示され、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点滅します。

初期化を中止する場合は[ ]ボタンを押します。

6. [ ]ボタンを押します。

初期化が始まります。

選んだメモリーの内容がすべて消去されます。

ディスプレイに「FMt」と点滅表示されている間は、決して電源を切らないでください。

本体メモリーの初期化をしても、本体メモリーの内容以外の設定は初期化されません。本体メモリーの内容以外の設定をお買い上げ時の設定に戻すときは、ファクトリー・リセット(80ページ)を行ってください。

USBメモリーの初期化中は、USB メモリーを抜かないでください。

フロッピー・ディスクの初期化中は、ディスクをフロッピー・ディスク・ドライブから抜いたり、ディスク・ドライブのケーブルを抜いたりしないでください。

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演奏を保存する

録音した曲を、本体メモリーや USBメモリー(別売)、フロッピー・ディスク(別売)に保存することができます。

録音したあとに、曲を保存しないで DP-990の電源を切ると、録音した曲は消えてしまいます。消したくない曲は保存しておきましょう。

また、本体メモリーの曲を外部メモリーに保存したり、外部メモリーの曲を本体メモリーに保存することができます。

fig.Panel-SaveSong-j.eps

音楽CD やオーディオファイルは保存できません。

1. USB メモリーに曲を保存するときは、USB メモリーを外部メモリー端子に接続します(22ページ)。フロッピー・ディスクに曲を保存するときは、フロッピー・ディスク・ドライブを外部メモリー端子に接続し、ディスクをドライブに入れます。

本体(外部)メモリーの曲を外部(本体)メモリーに保存したいときは、保存したい曲を選びます。

2. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

3. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら、[-][+]ボタンを押してディスプレイに「SAv」と表示させます。

ボタンから指を離すと、曲の保存先を選ぶ画面になります。

曲を保存する

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演奏を保存する

曲の保存先を選ぶ

4. [-][+]ボタンを押して、「Int」(本体メモリー)と「EXt」(USB メモリーまたはフロッピー・ディスク)のどちらに保存するかを選びます。

保存する曲がないときは、以下の画面は表示されません。

本体メモリー USBメモリー、フロッピー・ディスク

5. [ ]ボタンを押します。

保存先の番号を選ぶ画面になります。

本体メモリー USBメモリー、フロッピー・ディスク

6. [-][+]ボタンを押して、保存先の番号を選びます。ディスプレイ右下の点が点灯している番号には、すでに曲が保存されています。

曲の保存されていない番号を選んでください。

不要な曲を消して保存したい曲と置き換えたい場合は、不要な曲の番号を選んでください。

保存する

7. [ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「Sur」と表示され、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点滅します。

保存を中止する場合は[ ]ボタンを押します。

8. [ ]ボタンを押します。

曲が保存されます。

ディスプレイに「SAv」と点滅表示されている間は、決して電源を切らないでください。

曲が保存されていると点灯

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演奏を保存する

本体メモリーや USBメモリー、フロッピー・ディスクに保存した曲を消すことができます。

本体またはUSB メモリー、フロッピー・ディスクに保存されているすべての曲を消すときは、「メモリーを初期化する」(60ページ)をご覧ください。

fig.Panel-SaveSong-j.eps

1. USB メモリーの曲を消すときは、USB メモリーを外部メモリー端子に接続します(22ページ)。フロッピー・ディスクの曲を消すときは、フロッピー・ディスク・ドライブを外部メモリー端子に接続し、ディスクをドライブに入れます。

2. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

3. [Int Song/Ext Song(内蔵曲/外部メモリー)]ボタンを押しながら、[-][+]ボタンを押してディスプレイに「dEL」と表示させます。

ボタンから指を離すと、削除する曲を選ぶ画面になります。

保存した曲を消す

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演奏を保存する

削除する曲を選ぶ

4. [-][+]ボタンを押して、「Int」(本体メモリー)と「EXt」(USB メモリーまたはフロッピー・ディスク)のどちらの曲を削除するかを選びます。

削除する曲がないときは、以下の画面は表示されません。

本体メモリー USBメモリー、フロッピー・ディスク

5. [ ]ボタンを押します。

削除する曲を選ぶ画面になります。

本体メモリー USBメモリー、フロッピー・ディスク

6. [-][+]ボタンを押して、削除する曲を選びます。

曲を削除する

7. [ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「Sur」と表示され、[ ]ボタンと[ ]ボタンが点滅します。

削除を中止する場合は[ ]ボタンを押します。

8. [ ]ボタンを押します。

選んだ曲が削除されます。

ディスプレイに「dEL」と点滅表示されている間は、決して電源を切らないでください。

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いろいろな設定をする

「ファンクション・モード」では、演奏や録音についてのさまざまな設定ができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。[Brilliance(音質)]ボタンと[3D]ボタンが点灯します。

ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

2. 点滅しているボタンのいずれかを押して、変更したい設定を選びます。ボタンを押している間、設定の名前がディスプレイに表示されます。ボタンから指をはなすと設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

4. 他の設定を変更する場合は、手順2の前に点滅していたボタンのいずれかを押して、変更する設定を選びます。

5. [Brilliance(音質)]ボタンか[3D]ボタンを押して、ファンクション・モードを解除します。ボタンのランプが元に戻ります。

変更した設定は、電源を切ると元の値に戻ります(外部メモリー・モードを除く)。電源を切っても設定が変わらないようにしたい場合は、メモリー・バックアップ(80ページ)を実行して設定を保存してください。

ファンクション・モードの基本操作

ボタン 設定 ページ

[Reverb(リバーブ)]

3D モード67ページ

[Transpose(トランスポーズ)]

トランスポーズ・モード68ページ

[Split(スプリット)]

オクターブ・シフト68ページ

[Twin Piano(ツインピアノ)](&[-][+])

ダンパー・ペダル・パート69ページ

中央ペダル機能69ページ

左ペダル機能69ページ

[Piano(ピアノ)]

チューニング70ページ

[E. Piano(E.ピアノ)]

調律法(テンペラメント)70ページ

[Organ(オルガン)]

ストレッチ・チューニング71ページ

[Strings(ストリングス)]

ダンパー・レゾナンス72ページ

[Voice(ボイス)]

ストリング・レゾナンス72ページ

[Others(その他)]

キー・オフ・レゾナンス72ページ

[Metronome(メトロノーム)]

メトロノーム音色73ページ

[Tempo(テンポ)](&[-][+])

カウントダウン73ページ

カウントダウン音色73ページ

カウントダウン・パート74ページ

[Int Song(内蔵曲)](&[-][+])

曲の保存62ページ

曲の削除64ページ

メモリーの初期化60ページ

ボタン 設定 ページ

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いろいろな設定をする

3D サウンド・コントロール(29ページ)のかかり方を設定します。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Reverb(リバーブ)]ボタンを押します。ディスプレイに「3d」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

[Accomp(伴奏)](&[-][+])

伴奏トラック74ページ

ローカル・コントロール75ページ

MIDI 送信チャンネル76ページ

曲のMIDI アウト76ページ

V-LINK77ページ

外部メモリー・モード78ページ

マスター・ゲイン78ページ

トラック・アサイン79ページ

おすすめ音色79ページ

[Left(左手)]メモリー・バックアップ

80ページ

[Right(右手)]ファクトリー・リセット

80ページ

[Key Touch(キー・タッチ)]

ハンマー・レスポンス68ページ

[Brilliance(音質)]+[Key Touch(キー・タッチ)]

パネル・ロック81ページ

ボタン 設定 ページ3D サウンド・コントロールのかかり方を変える(3D モード)

表示 説明

自動

ヘッドホンを接続しているときはヘッドホンに最適な奥行き感がつき、ヘッドホンを接続していないときはスピーカーに最適な奥行き感がつきます。

スピーカー

ヘッドホンを接続している/接続していないに関わらず、スピーカーに最適な奥行き感がつきます。Output端子から出力される音にも3Dサウンド・コントロールがかかるので、Output端子から外部スピーカーを鳴らすときに便利です。

ヘッドホン

ヘッドホンを接続している/接続していないに関わらず、ヘッドホンに最適な奥行き感がつきます。

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いろいろな設定をする

トランスポーズする対象を選びます。

曲と鍵盤の調を同時に変えるだけでなく、曲の調だけを変えたり、鍵盤の調だけを変えることができます。

→ キー・トランスポーズ(32ページ)プレイバック・トランスポーズ(49ページ)

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Transpose(トランスポーズ)]ボタンを押します。ディスプレイに「trS」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

デュアル演奏時(35ページ)の音色2や、スプリット演奏時(37ページ)の左手音色の音の高さを、オクターブ単位で変えることができます。

音の高さをオクターブ単位で変えることを「オクターブ・シフト」といいます。

たとえばスプリット演奏時に、左手音色の音の高さを上げて、右手音色と同じ音の高さにすることができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Split(スプリット)]ボタンを押します。ディスプレイに「Oct」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

音の高さは、2オクターブ低い音から 2オクターブ高い音まで変えられます。

[-]ボタンを1回押すたびに1オクターブずつ音が低くなり、[+]ボタンを1回押すたびに1オクターブずつ音が高くなります。

もとの音の高さに戻したいときは、[-][+]ボタンを同時に押します。

弾く強さによる、発音のタイミングを調節します。

アコースティック・ピアノは、鍵盤を弾くとハンマーが動き、弦をたたいて音を出します。鍵盤をそっと弾くと、ハンマーがゆっくり動くため、強く弾いたときより、弾いた瞬間からの発音のタイミングが微妙に遅くなります。

ハンマー・レスポンス機能をオンにすると、鍵盤を押した瞬間から発音するまでのタイミングが、鍵盤を弾く強さによって変わります。弱く弾くほど発音のタイミングがゆっくりになります。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを押します。ディスプレイに「HrS」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

鍵盤に関する設定

トランスポーズする対象を選ぶ(トランスポーズ・モード)

表示 説明

鍵盤の音

再生する曲

鍵盤の音と再生する曲

音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)

設定値

-2 ~0~ 2

弾く強さによって発音のタイミングを変える(ハンマー・レスポンス)

設定値 説明

OFF、1 ~10

値が大きいほど、弱く弾いたときの発音のタイミングの遅れが大きくなります。OFF にすると、弾く強さに関わらず、弾いたらすぐに発音します。

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いろいろな設定をする

デュアル演奏やスプリット演奏のときにダンパー・ペダルを踏むと、2つの音色の両方にペダルの効果がかかりますが、効果をかける音色を選ぶことができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンを押します。ディスプレイに「dPr」と表示された後、設定値が表示されます。

「dPr」が表示されないときは、[ツインピアノ」ボタンを押しながら[-]ボタンを数回押してください。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

電源投入時、左のペダルはソフト・ペダル、中央のペダルはソステヌート・ペダルとして働きます(21ページ)。

これらを、さまざまな働きに変えることができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Twin Piano(ツインピアノ)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、働きを変えるペダルを選びます。

:中央のペダル

:左のペダル

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

ペダルに関する設定

ダンパー・ペダルの効果のかけかたを変える(ダンパー・ペダル・パート)

表示 説明

両方の音色に有効

音色1(デュアル演奏時)/右手音色(スプリット演奏時)にのみ有効

音色2(デュアル演奏時)/左手音色(スプリット演奏時)にのみ有効

ペダルの働きを変える(中央/左ペダル機能)

表示 説明

ソステヌート

ソステヌート・ペダルの働きをします。(中央ペダルにのみ設定可能)

ソフト

ソフト・ペダルの働きをします。(左ペダルにのみ設定可能)

エフェクト・スイッチ

ペダルを踏むことでエフェクトをオン/オフできます。エフェクトがロータリーのときは、回転の速い/遅いをコントロールします。

※エフェクトは、音色ごとに最適な種類がセットされています。

スタート/ストップ

[ ]ボタンと同じ働きをします。

レイヤー

ペダルを踏むとデュアル演奏時の音色2が重なって鳴ります。

※デュアル演奏時のみ効果がかかります。

オクターブ

ペダルを踏むと1オクターブ上の音が重なって鳴ります。

※ツインピアノ、デュアル演奏、スプリット演奏時には効果がかかりません。

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いろいろな設定をする

他の楽器とアンサンブルするときなど、DP-990 の基準ピッチを他の楽器に合わせることができます。

基準ピッチとは、一般的に、中央Aの鍵盤を弾いたときの音の高さのことをいいます。他の楽器とアンサンブル演奏をするときには、きれいなアンサンブルにするためにお互いの基準ピッチを合わせます。他の楽器と基準ピッチを合わせることを「チューニング」といいます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. 音色[Piano(ピアノ)]ボタンを押します。ディスプレイに「tun」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

ディスプレイには下3桁が表示されます。上の図は「440.0Hz」を表しています。

お買い上げ時は、「440.0Hz」に設定されています。

バロックなどの古典音楽を当時の調律法で演奏することがで

きます。

現在では、一般に平均律(現在最も一般的な調律法)を前提

に作曲され、演奏されるのがあたりまえとなっていますが、

古典音楽の時代にはいろいろな調律法が存在していました。

当時の調律法で演奏してみると、その曲が本来もっている和

音の響きを味わうことができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. 音色[E. ピアノ]ボタンを押します。ディスプレイに「tnP」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

調律法は次の8つの中から選べます。

調律に関する設定

他の楽器と音の高さを合わせる(チューニング)

設定値

15.3~40.0~ 66.2(415.3Hz~440.0Hz~ 466.2Hz)

調律方法を変える

表示 調律法 特徴

1 平均律

オクターブを均等に 12分割してできた調律です。どの音程も同じくらいわずかな濁りが生じます。

2 純正調(長)

5度と 3度の濁りをなくした調律です。メロディーの演奏には不向きで転調はできませんが、美しい和音の響きをもちます。

3 純正調(短)

純正調は長調と短調で調律が異なります。長調のときと同じ効果を短調で得ることができます。

4 アラビア音階アラビア音楽に適した調律です。

5 キルンベルガー

中全音律と純正調を改良し、転調の自由度を高めた調律法です。すべての調での演奏ができます(第三法)。

調律法 主音

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いろいろな設定をする

主音を設定する

平均律以外の調律法で演奏するときは、演奏する曲の調に合わせて主音(長調ならド、短調ならラに当たる音)を指定する必要があります。

平均律を選んでいる場合は、主音を選ぶ必要はありません。

4. [E. ピアノ]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して主音を設定します。

他の楽器とアンサンブルを行う場合は、演奏する調によってピッチにずれが起こる場合があります。他の楽器の主音のピッチに合わせてください。

高音域はより高く、低音域はより低いピアノ独特の調律手法(ストレッチ・チューニング)の設定になります。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. 音色[Organ(オルガン)]ボタンを押します。ディスプレイに「Str」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

6 中全音律純正調を一部妥協させて、転調を可能にした音律です。

7 ピタゴラス音律

哲学者ピタゴラスによって考えられた 4度と5度の濁りをなくした調律です。3度の和音に濁りが生じますが、メロディーはきれいに聴こえます。

8 ベルクマイスター

中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた調律です。すべての調での演奏ができます(第一技法 第三番)。

表示 調律法 特徴

調律法 主音

表示

主音

C

C

C

C

d

D

E

E

F

F

F

F

G

G

A

A

b

B

b_

B

A_

A

E_

E

ストレッチ・チューニング

設定値 説明

やや低音域と高音域を拡大した調律曲線です。ピアノの独奏などに適しています。

標準的な調律曲線です、デュアル演奏時(35ページ)や、他の楽器とアンサンブルをするときに適しています。

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いろいろな設定をする

ダンパー・ペダルの共鳴量を変えることができます。

アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏むと、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、音に豊かな響きと広がりが加わります。この共鳴音を「ダンパー・レゾナンス」といいます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. 音色[Strings(ストリングス)]ボタンを押します。ディスプレイに「rES」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

アコースティック・ピアノでは、鍵盤を弾くと、すでに押さえている鍵の弦が共鳴します。この共鳴を再現する機能を「ストリング・レゾナンス」といいます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. 音色[Voice(ボイス)]ボタンを押します。ディスプレイに「rSt」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

アコースティック・ピアノを演奏したときのキー・オフ音(鍵盤を離したときの微妙な音)を鳴らすことができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. 音色[Others(その他)]ボタンを押します。ディスプレイに「rOF」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

音色に関する設定

ダンパー・ペダルを踏んだときの共鳴音を鳴らす(ダンパー・レゾナンス)

設定値 説明

OFF、1 ~10値が大きいほど効果のかかり具合が大きくなります。OFF にすると、ダンパー・レゾナンスはかかりません。

鍵盤を弾いたときの共鳴音を調節する(ストリング・レゾナンス)

設定値 説明

OFF、1 ~10値が大きいほど効果のかかり具合が大きくなります。OFF にすると、ストリング・レゾナンスはかかりません。

鍵盤を離すときの音を鳴らす(キー・オフ・レゾナンス)

設定値 説明

OFF、1 ~10

値が大きいほどキー・オフ音の音量が大きくなります。OFF にすると、キー・オフ・レゾナンスはかかりません。

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いろいろな設定をする

メトロノームとして鳴らす音色を変更することができます。

設定画面に入るとメトロノームが鳴ります。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Metronome(メトロノーム)]ボタンを押します。ディスプレイに「Mt.S」と表示された後、設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

曲のイントロの終わり(鍵盤を弾き始める前)にカウントを鳴らすことを「カウントダウン」といいます。曲に合わせて演奏するとき、カウントを鳴らすことで、曲と自分の演奏のタイミングが合わせやすくなります。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Tempo(テンポ)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「Ctd」と表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

カウントダウンで鳴らす音色を変更することができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Tempo(テンポ)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「Cd.S」と表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

メトロノームに関する設定

メトロノームの音色を変える

音色

(クリック)、  (電子音)、

(声:日本語)、  (声:英語)、

(イヌとネコ)、  (ウッドブロック)、

(トライアングル&カスタネット)、

(手拍子)

カウントに関する設定

メロディーが鳴る前にカウント音を鳴らす(カウントダウン)

設定値 説明

カウントを鳴らします。

カウントを鳴らしません。

カウントダウンの音色を変える

音色

(声:英語)、  (声:日本語)

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いろいろな設定をする

カウントダウンをつけるとき、弾き始めを決定するパートを設定します。

選んだパートの演奏が始まる直前にカウントが鳴ります。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. [Tempo(テンポ)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「Cd.P」と表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

この設定は、他の曲を選ぶと「r - L」に戻ります。

トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押して消灯させたときに、ミュートされるパートを切り替えます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「A.tr」と表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

この設定は、設定を変更した後に曲を選んだときまで反映されません。

カウントダウンを始めるパートを選ぶ(カウントダウン・パート)

表示 対象

曲の右手パートと左手パート

曲の左手パート

曲の右手パート

1~16 パート1~ 16

曲の再生に関する設定

[Accomp(伴奏)]ボタンでミュートするパートを切り替える(伴奏トラック)

設定値 対象

伴奏とリズムの両方をミュートします。

伴奏だけをミュートします。(リズムはミュートしません。)

リズムだけをミュートします。(伴奏はミュートしません。)

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いろいろな設定をする

DP-990 のMIDI に関するさまざまな設定をすることができます。

MIDI に関しては、「MIDI 機器と接続する」(84ページ)をご覧ください。

MIDI シーケンサーを接続したときには、この項目で、ローカル・オフに設定します。

通常のシーケンサーはスルー機能がオンに設定されているため、図のように、鍵盤を弾いた情報やレコーダーで再生された音が(1)と(2)の 2種類のルートで音源部に渡され、音が重なって聴こえたり、途切れたりします。これを防ぐために(1)のルートを切り離すことを、「ローカル・オフ」といいます。fig.LocalCntr.j

ローカル・オン:

鍵盤やレコーダーと内部の音源がつながっている状態。fig.LocalOn.j

ローカル・オフ:鍵盤やレコーダーと内部の音源がつながっていない状態。鍵盤を弾いたり、曲を再生しても音が鳴りません。fig.LocalOff.j

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「L.Ct」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

MIDI に関する設定

シーケンサーと接続したときの音源の 2度鳴りを防ぐ(ローカル・コントロール)

(1)

MIDI

MIDIMIDI

MIDI

(2)

IN

IN OUT

OUT

シーケンサー

メモリー 音源

1回弾いて 2回鳴る

スルー機能オン

ローカル・オン

ローカル・オン

音が鳴る

音 源

ローカル・オフ

音が鳴らない

音 源

設定値 説明

Onローカル・コントロールがオンになります。鍵盤やレコーダーと内部の音源がつながっている状態です。

OFF

ローカル・コントロールがオフになります。鍵盤やレコーダーと内部の音源が切り離された状態です。鍵盤を弾いたり、曲を再生しても音は鳴りません。

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いろいろな設定をする

DP-990 が送信するMIDI チャンネルを設定します。

MIDI には1~16までの MIDIチャンネルというものがあります。MIDI 機器を接続して、それぞれの機器のMIDIチャンネルを合わせることにより、音を出したり、音色を切り替えたりすることができます。

なお、DP-990 は1~16のすべてのチャンネルを受信します。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「Ch」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

「OFF」に設定すると、鍵盤の演奏データは送信されません。

MIDI 機器との接続のしかたについては、「MIDI 機器と接続する」(84ページ)をご覧ください。

「曲のMIDI アウト」を「On」にしておくと、接続したMIDI 機器やパソコンに、DP-990 で録音した演奏データを送信することができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「Out」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

MIDI 送信チャンネルを変える(MIDI 送信チャンネル)

設定値(チャンネル)

OFF、1 ~16

録音した演奏データをMIDI 機器に送信する(曲のMIDI アウト)

設定値 説明

On 演奏データを送信します。

OFF 演奏データを送信しません。

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いろいろな設定をする

DP-990 は、外部にV-LINK対応の映像機器を接続して映像をコントロールすることができます。921

他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

V-LINKとは?

V-LINK( )は、ローランドが提唱している、

音楽と映像を演奏するための機能です。V-LINK対応のビデオ機器を使うことにより、演奏表現に連動したさまざまな映像効果が簡単に楽しめます。

V-LINKの使い方

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「vLn」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイにV-LINK機能のオン/オフ状態が表示されます。

3. [-][+]ボタンで V-LINK機能のオン/オフを選びます。

4. [Brilliance(音質)]ボタンか[3D]ボタンを押して、ファンクション・モードを解除します。ボタンのランプが元に戻ります。

V-LINKがオンになっているときは、画面下段のバーが点灯します。

一番左側の鍵から12番目までの鍵を使って、映像をコントロールすることができます。

V-LINKがオンになっているときは、一番左側から12番目までの鍵を弾いても音は出ません。

V-LINKを解除するときは、手順1~ 2を繰り返し、手順3で「オフ」を選びます。

その他の設定

V-LINK を使う

設定値 説明

On 映像制御モードがオンになります。

OFF 映像制御モードがオフになります。

C1 D1 E1 F1 G1A0

A0 ~ G1#

B0

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いろいろな設定をする

外部メモリー端子にUSB メモリーなどを接続したときに、データの読み込みに時間がかかったり、データがうまく読み込めない場合があります。その場合、外部メモリーの設定を切り替えると改善される場合があります。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「UMd」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

4. 電源を入れ直します。

この設定は、電源を切っても記憶しています。

外部機器に接続して音を鳴らすときなど、DP-990 の音量つまみを最大にしても外部機器から鳴る音が小さいことがあります。このような場合、マスター・ゲインで音量を調節します。

マスター・ゲインを変更すると、内蔵スピーカーやヘッドホンの音量も変わります。

音量を上げすぎると音がひずむ場合があります。

1.[Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「MAS」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

外部メモリーの設定を切り替える(外部メモリー・モード)

表示 設定値

モード1

モード2

音量を調節する(マスター・ゲイン)

設定値

-10 ~0~10(dB)

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いろいろな設定をする

通常、ローランドピアノ・デジタル対応のSMF ミュージックデータ(99ページ)を再生するときは、[Left(左手)]ボタンに左手パート、[Right(右手)]ボタンに右手パートが割り当てられます。ただし、SMFミュージックデータの中には、右手パートと左手パートのトラック・ボタンへの割り当てが異なるものがあります。この設定が「Aut」になっているときに、[Right(右手)][Left(左手)]ボタン(46ページ)で右手パートや左手パートをうまく操作できないときは、「2-1」または「3-4」に設定を変更してください。

この設定は、内蔵曲を除くSMF 形式のときに使うことができます。内蔵曲には効果がありません。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「trA」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

この設定は、設定を変更した後に曲を選んだときまで反映されません。

DP-990 に市販のUSB CD ドライブを接続して、別売のVIMA 用CD-ROM(VIMA TUNES)を再生することができます。

VIMA 用CD-ROM(VIMA TUNES)の各曲には、その曲の雰囲気に合った「おすすめ音色」が設定されています。VIMA 用CD-ROM(VIMA TUNES)の曲を選ぶと、おすすめ音色がDP-990 の音色ボタン[Strings(ストリングス)][Voice(ボイス)][Others(その他)]に割り当てられ、それら3 つの音色ボタンが点滅します。

それらの点滅している音色ボタンを押すと、おすすめ音色が選ばれて、選んだ曲を再生しながらその曲にあった音色で演奏できるようになります。

DP-990 では、おすすめ音色が自動的に割り当てられるようにする(オン)かしない(オフ)かを設定することができます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

2. トラック[Accomp(伴奏)]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押して、ディスプレイに「rtn」を表示させます。ボタンから指を離すと、ディスプレイに設定値が表示されます。

3. [-][+]ボタンを押して設定を変えます。

お買い上げ時の設定では、「On」になっています。

SMF再生時のトラック・ボタンに割り当てるパートを変える(トラック・アサイン)

表示 説明

Auto

曲データによって、自動でトラックに割り当てるパートを設定します。

2/1 Part

パート1を[Right(右手)]ボタン、パート2を[Left(左手)]ボタン、それ以外を[Accomp(伴奏)]ボタンに割り当てます。

3/4 Part

パート4を[Right(右手)]ボタン、パート3を[Left(左手)]ボタン、それ以外を[Accomp(伴奏)]ボタンに割り当てます。

VIMA TUNES 用おすすめ音色を選ばない設定にする

設定値 説明

On

VIMA 用のCD-ROM(VIMA TUNES)の曲を選んだときに、おすすめ音色がDP-990 の音色ボタン[Strings(ストリングス)][Voice(ボイス)][Others(その他)]に自動的に割り当てられます。

OFF

VIMA 用のCD-ROM(VIMA TUNES)の曲を選んだときに、おすすめ音色は使わずに、DP-990 内蔵の音色だけが選べる状態になります。

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いろいろな設定をする

ファンクション・モードで変更した設定は、電源を切ると消えて初期設定に戻りますが、電源を入れ直しても設定が変わらないように記憶させておくこともできます。この機能を「メモリー・バックアップ」といいます。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

2. [Left(左手)]ボタンを押します。ディスプレイに「buP」と表示され、[ ]ボタンが点滅します。

fig.d-Fnc.eps

3. [ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「Sur」と表示され、[ ]ボタン

と[ ]ボタンが点滅します。

設定の保存を中止する場合は[ ]ボタンを押します。

4. 設定を保存する場合は[ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「buP」と点滅表示されている間は、決して電源を切らないでください。

メモリー・バックアップが完了すると、ディスプレイに「Fnc」と表示されます。

fig.d-Fnc.eps

メモリー・バックアップで記憶される設定については、98ページをご覧ください。

ファンクション・モードで変更した設定を、お買い上げ時の状態に戻すことができます。この機能を「ファクトリー・リセット」といいます。

メモリー・バックアップで記憶させた設定を元の設定に戻すときに、この操作をします。

「ファクトリー・リセット」を行うと、それまで記憶していた設定はすべて消え、お買い上げ時の設定になります。

この操作をしても、本体メモリーや、USB メモリーなどの外部メモリーの曲は消えません。本体メモリーや、USB メモリーなどの外部メモリーの曲をすべて消すときは「メモリーを初期化する」(60ページ)をご覧ください。

1. [Brilliance(音質)]ボタンを押しながら、[3D]ボタンを押します。ディスプレイに「Fnc」と表示され、ファンクション・モードになります。

fig.d-Fnc.eps

2. [Right(右手)]ボタンを押します。ディスプレイに「Fct」と表示され、[ ]ボタンが点滅します。

fig.d-Fnc.eps

3. [ ]ボタンを押します。

ディスプレイに「Sur」と表示され、[ ]ボタン

と[ ]ボタンが点滅します。

ファクトリー・リセットを中止する場合は[ ]ボタンを押します。

4. ファクトリー・リセットを実行する場合は[ ]

ボタンを押します。

ディスプレイに「Fct」と点滅表示されている間は、決して電源を切らないでください。

設定を記憶させる(メモリー・バックアップ)

お買い上げ時の状態に戻す(ファクトリー・リセット)

80

Page 81: DP-990 jDP-990には300種類以上の音が内蔵されています。色々な音で弾いてみましょう。鍵盤のタッチ感を変える 演奏する人の指の強さに合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。鍵盤の調律を変える

いろいろな設定をする

ファクトリー・リセットが完了すると、以下のように表示されます。

5. [Volume(音量)]つまみを左いっぱいまで回して、音量を最小にします。

6. [Power](電源)スイッチを押して、電源を入れ直します。

パネル・ロックを設定すると、すべてのボタンが効かなくなります。お子様が不注意でボタンを押したりしても、誤って設定を変えてしまうことがありません。

1. [Brilliance(音質)]ボタンと[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを同時に押します。パネル・ロックが設定されます。

すべてのボタンが効かなくなります。

ディスプレイに以下のように表示されます。fig.d-Fnc.eps

曲の再生中/録音中にボタンを押すと、再生/録音が停止します。

パネル・ロックを解除する

もう一度[Brilliance(音質)]ボタンと[Key Touch(キー・タッチ)]ボタンを同時に押します。

電源を切ると、パネル・ロックは解除されます。

ボタンが効かないようにする(パネル・ロック)

81

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82

他の機器と接続する

オーディオ機器や外部スピーカーを接続すると、DP-990の音をステレオ・セットのスピーカーや外部スピーカーで鳴らしたり、MDレコーダーなどの録音機器で演奏を録音したりすることができます。

接続にはPCS-100PW(別売)などの標準プラグのオーディオ・ケーブルを使用してください。

fig.Audio1-j.eps

1. DP-990とスピーカーの音量を最小にします。

2. DP-990とスピーカーの電源を切ります。

3. 市販のオーディオ・ケーブルで接続します。

4. DP-990の電源を入れます。

5. スピーカーの電源を入れます。

6. DP-990とスピーカーの音量を調節します。鍵盤を弾くと、接続したスピーカーから音が鳴ります。

電源を切るとき

1. DP-990とスピーカーの音量を最小にします。

2. スピーカーの電源を切ります。

3. DP-990の電源を切ります。

オーディオ機器と接続する

※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、Input端子に接続した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。

921

※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

DP-990 に外部スピーカーを接続して音を出す

Output 端子

アンプ内蔵スピーカー、 オーディオ・セットなど

Input (Line In)

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他の機器と接続する

fig.Audio2-j.eps

1. DP-990とオーディオ機器の音量を最小にします。

2. DP-990とオーディオ機器の電源を切ります。

3. 市販のオーディオ・ケーブルで接続します。

4. オーディオ機器の電源を入れます。

5. DP-990の電源を入れます。

6. DP-990とオーディオ機器の音量を調節します。オーディオ機器の音がDP-990 から鳴ります。

音量は、オーディオ機器側で調節します。

電源を切るとき

1. DP-990とオーディオ機器の音量を最小にします。

2. DP-990の電源を切ります。

3. オーディオ機器の電源を切ります。

オーディオ機器の音を DP-990で鳴らす

携帯ミュージック・ プレーヤーなど

Output (Line Out)

Input 端子

83

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他の機器と接続する

外部MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりすることで、お互いの演奏をコントロールすることができます。

たとえば、相手機器から音を出したり、音色を切り替えたりすることができます。

fig.MIDI1-j.eps

Roland MTシリーズを接続する場合

fig.MIDI2-j.eps

接続のしかた

1. DP-990と MIDI機器の音量を最小にします。

2. DP-990と MIDI機器の電源を切ります。

3. お互いのMIDI端子を、MIDIケーブルで接続します(図参照)。

4. DP-990と MIDI機器の電源を入れます。

5. DP-990と MIDI機器の音量を調節します。

6. 必要に応じて、MIDI送信チャンネルの設定をします(76 ページ)。

MIDI シーケンサーと接続したときには「ローカル・オフ」に設定してください。「シーケンサーと接

続したときの音源の2 度鳴りを防ぐ(ローカル・コントロール)」(75 ページ)をご覧ください。

MIDI 機器と接続する

MIDI シーケンサーを DP-990に接続する

MIDI(ミディ)とは「MIDI」とは「Musical Instrument DigitalInterface」の略で、電子楽器やパソコンの間で演奏情報のやりとりをするために作られた、統一規格です。

DP-990には、外部機器と演奏情報をやりとりするために、MIDI端子が装備されています。これらの端子を使って外部機器と接続することでさらに多彩な使い方ができるようになります。

MIDIシーケンサー

MIDI Out端子

MIDIケーブル

Roland MTシリーズ

MIDI Out端子

MIDIケーブル

MIDI IN

DP-990 を演奏してMIDI 音源機器を鳴らす

MIDI Out端子

MIDI音源機器

MIDIケーブル

MIDI IN

84

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他の機器と接続する

USB MIDI インターフェース・ケーブル(別売)を使用して、お手持ちのパソコンと接続することができます。

Cakewalk「SONAR」などの、シーケンサー・ソフトウェアをインストールしたパソコンに接続すると、ソフトウェアの演奏を本機で鳴らしたり、本機で録音した曲を、パソコンで保存したりすることができます。

接続例

921

※他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。

※パソコンを接続するときは、パソコンに「MIDI ドライバ」というソフトウェアをインストールする必要があります。詳しくはお持ちのMIDI インターフェースの取扱説明書をご覧ください。

パソコンのUSB端子と本機のMIDI 端子をUSBMIDIインターフェース・ケーブルで接続してください。

fig.comp.j

パソコンと接続する

USB端子へ

USB MIDIインターフェース ケーブル

パソコン

パソコンの

MIDI Out/In端子

85

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故障かな?と思ったら

故障かな?と思ったときは、まずお読みください。

現象 原因/対策 ページ

電源が入らない ACアダプターが正しく接続されていますか? 18ページ

ペダルが効かない、または効きっぱなしになる

ペダルが正しく接続されていますか?ペダル端子にしっかり接続してください。 18ページ

電源を入れたまま本体からペダル・コードを抜くと、ペダルの効果がかかったままになることがあります。ペダル・コードの抜き差しは、本体の電源を切ってから行ってください。

ソフト・ペダルまたはソステヌート・ペダルの働きを切り替えていると、ソフト・ペダルまたはソステヌート・ペダルとしてはお使いいただけません。 69ページ

USBメモリーがうまく読み書きできない

ローランドのUSBメモリー(別売)を使用していますか?それ以外のUSBメモリーを使用したときの動作は保証できません。 ー

外部メモリーの設定を切り替えてみてください。 78ページ

外部機器から「ブーン」という音が鳴る

外部機器の電源を複数のコンセントから取っていませんか?外部機器を接続する場合は、必ず同じコンセントから電源を取ってください。 ー

Input 端子に接続した機器の音量が小さい

抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、Input端子に接続した機器の音量が小さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。

音が出ない

音が出ない

DP-990の音量や接続している機器の音量が最小になっていませんか? 20ページ

ヘッドホンを接続していませんか?ヘッドホン端子にプラグが残っていませんか?ヘッドホン端子にヘッドホンなどを接続しているときは、スピーカーから音が出ません。

21ページ

ローカル・オフの設定になっていませんか?ローカル・コントロールがオフに設定されていると、鍵盤を弾いても音は鳴りません。ローカル・コントロールをオンに設定してください。

75ページ

曲を再生しても音が出ない

ローカル・オフの設定になっていませんか?ローカル・コントロールがオフに設定されていると、曲を再生しても音は鳴りません。ローカル・コントロールをオンに設定してください。

75ページ

曲の音量が「0」になっていませんか? 47ページ

鍵盤左側の音が出ないV-LINKがオンになっていませんか?V-LINKがオンになっているときは、最低鍵の 12鍵は映像をコントロールするため音が出ません。

77ページ

音が出ない(MIDI 機器を接続しているとき)

すべての機器の電源は入っていますか? ー

MIDIケーブルが正しく接続されていますか? 84ページ

接続機器とのMIDI 送信チャンネルが合っていますか? 76ページ

弾いた音が全部鳴らない最大同時発音数は128 音です。デュアル演奏のときや、曲と一緒に演奏しているとき、ダンパー・ペダルを多用すると、演奏情報が発音数を超えてしまい、弾いた音が抜けてしまうことがあります。

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故障かな?と思ったら

音が正しく鳴らない

鍵盤や曲の音程、ピッチがずれている

キー・トランスポーズの設定をしていませんか? 32ページ

チューニングの設定は適切ですか? 70ページ

調律法の設定は適切ですか? 70ページ

鍵盤を弾くと、ふたつの音が鳴る

デュアル演奏の状態になっていませんか? 35ページ

外部にシーケンサーを接続する場合は、DP-990をローカル・オフの状態にしてください。または、シーケンサーのソフト・スルーの設定をオフにしてください。

75ページ

音色[Strings(ストリングス)][Voice(ボイス)][Others(その他)]ボタンを押しても、それとは違う音色が鳴る

音色[Strings(ストリングス)][Voice(ボイス)][Others(その他)]ボタンは、「おすすめ音色」を選ぶボタンにもなります。お買い上げ時の設定では、外部メモリー端子に市販のCD-ROMドライブを接続してVIMA 用CD-ROM(VIMA TUNES)の曲を選ぶと、音色[Strings(ストリングス)][Voice(ボイス)][Others(その他)]ボタンには曲に合った音色が自動的に割り当てられ、押すと「おすすめ音色」が選ばれます。「おすすめ音色」を割り当てないようにすることもできます。

79ページ

エフェクトが効かないデュアル演奏時やスプリット演奏時、選んでいる2つの音色にかかるエフェクトが異なっている場合、音色2(デュアル演奏時)や左手側音色(スプリット演奏時)にエフェクトはかかりません。

リバーブ効果をオフにしても残響音がする

DP-990のピアノ音は、アコースティック・ピアノ本来の奥行感や響きも忠実に再現しているため、リバーブ効果をオフにしても残響音として聴こえることがあります。キー・オフ・レゾナンス(72ページ)を下げると、改善する場合があります。

高音部で、ある鍵盤から音が急に変わる

アコースティック・ピアノでは、高音部の1.5オクターブ程度の範囲はダンパー・ペダルに関係なく音が最後まで延びます。また音色も違っています。DP-990はアコースティック・ピアノのこのような動作を忠実に再現しています。また、DP-990 では、ダンパー・ペダルの影響を受けない範囲はキー・トランスポーズの設定によって変化します。

「キーン」という音がする

ヘッドホンで聴こえる場合:きらびやかで粒立ちがはっきりしている一部のピアノ音色では、高調波成分が多く含まれているため、金属的な響きが加わって聞こえることがあります。これはピアノ本来の特徴を忠実に再現しているためで、故障ではありません。この響きは、リバーブ効果を深くするとより耳につきやすくなりますので、リバーブ効果を浅くすることで減少する場合があります。

ヘッドホンで聴こえない場合:別の原因(本体の共鳴など)が考えられます。お買い上げ店または最寄りのサービス・ステーションにお問い合わせください。

現象 原因/対策 ページ

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故障かな?と思ったら

低音部の音がおかしい/ビリビリと共鳴する

ヘッドホンで聴こえない場合:大きな音で演奏するとスピーカーやDP-990 付近のものが共鳴することがあります。部屋の蛍光灯やガラス戸などが共鳴することもあります。特に低音鍵になるほど、音量が大きいほど起こりやすくなります。共鳴を抑えるには、次のことにご注意ください。

・壁などから 10~15cm離してスピーカーを設置する。・音量を控える。・共鳴している器具などから遠ざける。

ヘッドホンで聴こえる場合:別の原因が考えられます。お買い上げ店または最寄りのサービス・ステーションにお問い合わせください。

音量を大きくすると、演奏方法によっては音がひずむことがあります。その場合は、音量を小さくしてください。 20ページ

曲が正しく鳴らない

曲が再生できない

画面に「dEL」と表示されていませんか?本体メモリーに録音された演奏データが残っていると、内蔵曲、外部メモリーの曲、デモ曲の再生ができません。演奏データを消去してから曲の再生をしてください。

43ページ

曲の中の、ある楽器の音だけが鳴らない

トラック・ミュートしていませんか?消えているトラック・ボタンの音は鳴りません。ボタンを押して点灯させてください。

46ページ

USBメモリーに保存されている曲が再生できない

再生できるオーディオ・ファイルの形式は、以下のとおりです。・拡張子が「.WAV」・16ビット・リニア・サンプリング・レートが「44.1kHz」

44ページ

拡張子は「MID」ですか?拡張子が異なる場合、ソング・データとして扱うことができません。

曲のテンポが不安定になる USBメモリーの曲を鳴らしているときに演奏情報が多すぎると、テンポが不安定になることがあります。

録音ができない/再生できない

録音できない トラック・ボタンの中から、録音するボタンを選びましたか? 54ページ57ページ

録音した演奏が消えてしまった

DP-990の電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。消えてしまった演奏は、復元できません。電源を切る前に、録音した演奏を本体メモリーに保存してください。

62ページ

現象 原因/対策 ページ

88

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こんな表示が出たら

* 外部メディア:USB メモリー、フロッピー・ディスク、CD-ROMなど

表示 意味

E.01保存しようとしたミュージックデータは読み込み専用です。保存することはできません。

E.02書き込み中にエラーが発生しました。外部メディアのプロテクト・タブが「プロテクト(書き込み禁止)」の位置になっていたり、外部メディアが初期化されていない可能性があります。

E.10外部メディアが挿入されていません。外部メディアを挿入してから、もう一度操作してください。

E.11保存先の空き容量が足りません。別の外部メディアを挿入するか、不要なファイルを削除して、もう一度操作してください。

E.14読み込み中にエラーが発生しました。外部メディアが破損している可能性があります。別の外部メディアを挿入して、もう一度操作してください。または、外部メディアを初期化してください。

E.15 ファイルを読むことができません。DP-990 が対応していないデータ形式です。

E.16曲の再生にデータの読み出しが間に合いません。数秒待ってから、もう一度[ ]ボタンを押すと、曲を再生できることがあります。

E.18 対応していないオーディオ・フォーマットです。WAV形式、44.1kHz、16ビット・リニアのオーディオ・ファイルを使用してください。

E.30 DP-990 の記憶容量が足りません。

E.40外部MIDI 機器から一度にたくさんのMIDI データが送られてきたため、DP-990 で処理できません。外部MIDI 機器から送信されるデータ量を減らしてください。

E.41 MIDI ケーブルが抜けるなどのトラブルがありました。MIDI ケーブルを正しく接続してください。

E.43 MIDI 通信でエラーが発生しました。MIDI ケーブルや接続しているMIDI 機器を確認してください。

E.51システムに異常がある可能性があります。もう一度操作をやり直してください。何度か操作をやり直してもこの表示が出る場合は、サービス・ステーションにご連絡ください。

E.65 外部メモリー端子に過大な電流が流れました。外部メディアに異常がないか確認した後、電源を入れ直してください。

- - - パネル・ロック機能がオンの状態です(81ページ)。

P - P ツイン・ピアノ機能がオンの状態です(33ページ)。

d E L 録音後に保存操作の行われていない演奏があるときに曲を選ぶと、ディスプレイに「dEL」が点滅表示されます(25ページ)。

89

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音色一覧

ピアノ

E. ピアノ

オルガン

ストリングス

ボイス

「*」の付いている音色は、ピアノ音色に重ねて演奏するのに適しています。

その他

1 グランドピアノ1

2 ピアノ+ストリングス

3 ハープシコード

4 グランドピアノ2

5 ピアノ+クワイア

6 ホンキートンク

1 ポップ・E. ピアノ

2 FM E. ピアノ

3 ビブラフォン

4 チェレスタ

5 '60s E. ピアノ

6 クラビ

7 モーニング・ライト

1 チャーチ・オルガン1

2 チャーチ・オルガン2

3 コンボ・オルガン

4 バラード・オルガン

5 ネイゾンフルート 8'

6 メロウ・バー

7 ライト・オルガン

8 ロワー・オルガン

1 リッチ・ストリングス

2 Orch.ストリングス

3 ハープ

4 バイオリン

5 フルート

6 ピチカート

7 ディケイストリングス *

1 エアリアル・クワイア

2 ジャズ・スキャット

3 ソフト・パッド

4 フィーメイル Aahs

5 メイル Aahs

6 Thum ボイス

7 ディケイ・クワイア *

8 Dcyクワイアパッド *

1 ナイロン弦ギター

2 スチール弦ギター

3 アコースティックベース

4 A. ベース+シンバル

5 フィンガー・ベース

GM2音色

6 スタンダード・セット

7 ルーム・セット

8 パワー・セット

9 エレクトロニック・セット

10 アナログ・セット

11 ジャズ・セット

12 ブラシ・セット

13 オーケストラ・セット

14 SFX セット

※ 6~14はドラム・セットです。ドラム・セットの各音色については、94~ 96ページをご覧ください。

15 ピアノ 1

16 ピアノ 1w

17 ピアノ 1d

18 ピアノ 2

19 ピアノ 2w

20 ピアノ 3

21 ピアノ 3w

22 ホンキートンク

23 ホンキートンク w

24 E. ピアノ 1

25 デチューン EP 1

26 ビンテージ・EP

27 '60s E. ピアノ

28 E. ピアノ 2

29 デチューン EP 2

30 St.FM E.ピアノ

31 EP レジェンド

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音色一覧

32 EP フェーズ

33 ハープシコード

34 カップル・ハープシ

35 ハープシコード w

36 ハープシコード o

37 クラビ

38 パルス・クラビ

39 チェレスタ

40 グロッケン

41 オルゴール

42 ビブラフォン

43 ビブラフォン w

44 マリンバ

45 マリンバ w

46 木琴

47 チューブラー・ベル

48 チャーチ・ベル

49 カリヨン

50 サントゥール

51 オルガン 1

52 トレモロ・オルガン

53 '60s オルガン

54 オルガン 2

55 パーカス・オルガン1

56 コーラス・オルガン

57 パーカス・オルガン2

58 ロック・オルガン

59 チャーチ・オルガン 1

60 チャーチ・オルガン 2

61 チャーチ・オルガン 3

62 リード・オルガン

63 パフ・オルガン

64 アコーディオン 1

65 アコーディオン 2

66 ハーモニカ

67 バンドネオン

68 ナイロン弦ギター

69 ウクレレ

70 ナイロン弦ギター o

71 ナイロン弦ギター 2

72 スチール弦ギター

73 12弦ギター

74 マンドリン

75 スチール+ボディ

76 ジャズ・ギター

77 ハワイアン・ギター

78 クリーン・ギター

79 コーラス・ギター 1

80 ミッド・トーン Gt

81 ミュート・ギター

82 ファンク・ギター 1

83 ファンク・ギター 2

84 コーラス・ギター 2

85 OverドライブGt

86 ギター・ピンチ

87 ディストーション Gt

88 Gtフィードバック1

89 Dist. リズム Gt

90 ギター・ハーモニクス

91 Gtフィードバック2

92 アコースティックベース

93 フィンガー・ベース

94 フィンガー・スラップ

95 ピック・ベース

96 フレットレス・ベース

97 スラップ・ベース 1

98 スラップ・ベース 2

99 シンセ・ベース 1

100 ウォーム・ベース

101 シンセ・ベース 3

102 クラビ・ベース

103 ハンマー

104 シンセ・ベース 2

105 シンセ・ベース 4

106 ラバー・ベース

107 アタック・パルス

108 バイオリン

109 スロー・バイオリン

110 ビオラ

111 チェロ

112 コントラバス

113 トレモロ・ストリングス

114 ピチカート

115 ハープ

116 ヤンチン

117 ティンパニ

118 ストリングス

119 オーケストラ

120 '60s ストリングス

121 スロー・ストリングス

122 シンセ・ストリングス1

123 シンセ・ストリングス3

124 シンセ・ストリングス2

125 クワイア 1

126 クワイア 2

127 ボイス

128 ハミング

129 シンセ・ボイス

130 アナログ・ボイス

131 オーケストラ・ヒット

132 ベース・ヒット

133 6th ヒット

134 ユーロ・ヒット

135 トランペット

136 ダーク・トランペット

137 トロンボーン 1

138 トロンボーン 2

139 ブライト Tb

140 チューバ

141 ミュート Tp 1

142 ミュート Tp 2

143 フレンチ・ホルン 1

144 フレンチ・ホルン 2

145 ブラス 1

146 ブラス 2

147 シンセ・ブラス 1

148 シンセ・ブラス 3

149 アナログ・ブラス 1

150 ジャンプ・ブラス

151 シンセ・ブラス 2

91

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音色一覧

152 シンセ・ブラス 4

153 アナログ・ブラス 2

154 ソプラノ・サックス

155 アルト・サックス

156 テナー・サックス

157 バリトン・サックス

158 オーボエ

159 イングリッシュ・ホルン

160 バスーン

161 クラリネット

162 ピッコロ

163 フルート

164 リコーダー

165 パン・フルート

166 ボトル・ブロー

167 尺八

168 ホイッスル

169 オカリナ

170 スクウェア・リード 1

171 スクウェア・リード 2

172 サイン・リード

173 ソー・リード 1

174 ソー・リード 2

175 ドクター・ソロ

176 ナチュラル・リード

177 シーケンス・ソー

178 シンセ・カリオペ

179 チファー・リード

180 チャラング

181 ワイヤー・リード

182 ソロ・ボックス

183 5th ソー・リード

184 ベース+リード

185 ディレイ・リード

186 ファンタジア

187 ウォーム・パッド

188 サイン・パッド

189 ポリシンセ

190 スペース・ボイス

191 アイトピア

192 ボウ・グラス

193 メタリック・パッド

194 ハロー・パッド

195 スウィープ・パッド

196 アイス・レイン

197 サウンドトラック

198 クリスタル

199 シンセ・マレット

200 アトモスフィア

201 ブライトネス

202 ゴブリン

203 エコー・ドロップ

204 エコー・ベル

205 エコー・パン

206 スター・テーマ

207 シタール 1

208 シタール 2

209 バンジョー

210 三味線

211 琴

212 大正琴

213 カリンバ

214 バッグパイプ

215 フィドル

216 シャナイ

217 ティンクル・ベル

218 アゴゴ

219 スチール・ドラム

220 ウッドブロック

221 カスタネット

222 太鼓

223 大太鼓

224 メロディック・タム 1

225 メロディック・タム 2

226 シンセ・ドラム

227 TR-808 タム

228 E. パーカッション

229 リバース・シンバル

230 Gt フレット・ノイズ

231 Gt カット・ノイズ

232 Bs スラップ・ノイズ

233 ブレス・ノイズ

234 フルート・キー・クリック

235 波

236 雨

237 雷

238 風

239 せせらぎ

240 泡

241 鳥の声 1

242 犬の鳴き声

243 馬の疾走

244 鳥の声 2

245 電話のベル 1

246 電話のベル 2

247 ドアのきしみ

248 ドア

249 スクラッチ

250 ウィンド・チャイム

251 ヘリコプター

252 車のエンジン

253 車の急停止

254 車の通過音

255 車の衝突

256 サイレン

257 列車

258 ジェット機

259 宇宙船

260 バースト・ノイズ

261 拍手

262 笑い声

92

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音色一覧

※音色グループ「その他」で[-][+]ボタンを押し続けて音色を切り替えると、006 番と015 番の音で音色の切り替わりが止まります。次の音色を選ぶには、一度[-][+]ボタンから指を離して、再度押し直してください。

263 叫び声

264 パンチ

265 心臓の鼓動

266 足音

267 ピストル

268 マシンガン

269 レーザーガン

270 爆発音

93

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ドラム・セット一覧

ドラム・セット一覧fig.DrumSet1-j.eps

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※[EXC]:同じ番号の音を同時に鳴らすことはできません。

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High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Kick Drum 2 Kick Drum 1 Side Stick Snare Drum Hand Clap Electric Snare 3 Low Tom 2 Closed Hi-Hat 1 [EXC1]Low Tom 1 Pedal Hi-Hat 1 [EXC1]Mid Tom 2 Open Hi-Hat 1 [EXC1]Mid Tom 1 High Tom 2 Crash Cymbal 1 High Tom 1 Ride Cymbal 1 Chinese Cymbal 1Ride Bell 1Tambourine Splash Cymbal Cowbell Crash Cymbal 2 Vibraslap Ride Cymbal 2 High Bongo 1 Low Bongo 1 Mute High Conga 1 Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Room Kick 2 Room Kick 1 Side Stick Room Snare Hand Clap Electric Snare 4 Room Low Tom 2 Closed Hi-Hat 2 [EXC1]Room Low Tom 1 Pedal Hi-Hat 2 [EXC1]Room Mid Tom 2 Open Hi-Hat 2 [EXC1]Room Mid Tom 1 Room High Tom 2 Crash Cymbal 3 Room High Tom 1 Ride Cymbal 3 Chinese Cymbal 2Ride Bell 2Tambourine Splash Cymbal Cowbell Crash Cymbal 4 Vibraslap Ride Cymbal4 High Bongo 2 Low Bongo 2 Mute High Conga 2 Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Room Kick 1 Power Kick Side Stick Power Snare Hand Clap Electric Snare 5 Power Low Tom 2 Closed Hi-Hat 2 [EXC1]Power Low Tom 1 Pedal Hi-Hat 2 [EXC1]Power Mid Tom 2 Open Hi-Hat 2 [EXC1]Power Mid Tom 1 Power High Tom 2 Crash Cymbal 3 Power High Tom 1 Ride Cymbal 3 Chinese Cymbal 2Ride Bell 2Tambourine Splash Cymbal Cowbell Crash Cymbal 4 Vibraslap Ride Cymbal4 High Bongo 2 Low Bongo 2 Mute High Conga 2 Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Power Kick Electric Kick Side Stick Electric Snare 1 Hand Clap Electric Snare 2 Electric Low Tom 2 Closed Hi-Hat 2 [EXC1]Electric Low Tom 1 Pedal Hi-Hat 2 [EXC1]Electric Mid Tom 2 Open Hi-Hat 2 [EXC1]Electric Mid Tom 1 Electric High Tom 2 Crash Cymbal 3 Electric High Tom 1 Ride Cymbal 3 Reverse Cymbal Ride Bell 2Tambourine Splash Cymbal Cowbell Crash Cymbal 4 Vibraslap Ride Cymbal4 High Bongo 2 Low Bongo 2 Mute High Conga 2 Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

スタンダード・セット ルーム・セット エレクトロニック・セット パワー・セット

94

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ドラム・セット一覧

fig.DrumSet2-j.eps

※ -----:音が鳴りません。

※[EXC]:同じ番号の音を同時に鳴らすことはできません。

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High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell TR-808 Kick 2 TR-808 Kick 1 TR-808 Rim shot TR-808 Snare Hand Clap Electric Snare 6 TR-808 Low Tom 2 TR-808 Closed Hi-Hat 1 [EXC1]TR-808 Low Tom 1 TR-808 Closed Hi-Hat 2 [EXC1]TR-808 Mid Tom 2 TR-808 Open Hi-Hat [EXC1]TR-808 Mid Tom 1 TR-808 High Tom 2 TR-808 Crash Cymbal TR-808 High Tom 1 Ride Cymbal 3 Chinese Cymbal 2Ride Bell 2Tambourine Splash Cymbal TR-808 Cowbell Crash Cymbal 4 Vibraslap Ride Cymbal4 High Bongo 2 Low Bongo 2 TR-808 High Conga TR-808 Mid Conga TR-808 Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa TR-808 Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Room Kick 2 Jazz Kick Side Stick Jazz Snare Hand Clap Electric Snare 7 Jazz Low Tom Closed Hi-Hat 2 [EXC1]Low Tom 1 Pedal Hi-Hat 2 [EXC1]Mid Tom 2 Open Hi-Hat 2 [EXC1]Jazz Mid Tom Jazz High Tom 2 Crash Cymbal 3 Jazz High Tom 1 Ride Cymbal 3 Chinese Cymbal 2Ride Bell 2Tambourine Splash Cymbal Cowbell Crash Cymbal 4 Vibraslap Ride Cymbal4 High Bongo 2 Low Bongo 2 Mute High Conga 2Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

High-Q Slap Scratch Push [EXC7]Scratch Pull [EXC7]Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Room Kick 2 Jazz Kick Side Stick Brush Tap Brush Slap1 Brush Swirl Brush Low Tom 2 Brush Closed Hi-Hat [EXC1]Brush Low Tom 1 Brush Pedal Hi-Hat [EXC1]Brush Mid Tom 2 Brush Open Hi-Hat [EXC1]Brush Mid Tom 1 Brush High Tom 2 Jazz Crash Cymbal Brush High Tom 1 Jazz Ride Cymbal 1 Chinese Cymbal 2Jazz Ride Cymbal 2 Tambourine Splash Cymbal Cowbell Crash Cymbal 4 Vibraslap Ride Cymbal4 High Bongo 2 Low Bongo 2 Mute High Conga 2 Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]-----

Closed Hi-Hat 2 [EXC1]Pedal Hi-Hat 2 [EXC1]Open Hi-Hat 2 [EXC1]Ride Cymbal 3 Sticks Square Click Metronome Click Metronome Bell Concert Bass Drum 2 Concert Bass Drum 1 Side Stick Concert Snare Drum Castanets Concert Snare Drum Timpani F Timpani F# Timpani G Timpani G# Timpani A Timpani A# Timpani B Timpani C Timpani C# Timpani D Timpani D# Timpani E Timpani F Tambourine Splash Cymbal Cowbell Concert Cymbal 2 Vibraslap Concert Cymbal 1 High Bongo 2 Low Bongo 2 Mute High Conga 2 Open High Conga Low Conga High Timbale Low Timbale High Agogo Low Agogo Cabasa Maracas Short High Whistle [EXC2]Long Low Whistle [EXC2]Short Guiro [EXC3]Long Guiro [EXC3]Claves High Woodblock Low Woodblock Mute Cuica [EXC4]Open Cuica [EXC4]Mute Triangle [EXC5]Open Triangle [EXC5]Shaker Jingle Bell Bar Chimes Castanets Mute Surdo [EXC6]Open Surdo [EXC6]Applause

アナログ・セット ジャズ・セット オーケストラ・セット ブラシ・セット

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ドラム・セット一覧

fig.SFXset-j.eps

※ -----:音が鳴りません。

※[EXC]:同じ番号の音を同時に鳴らすことはできません。

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SFXセット

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内蔵曲一覧

1 亜麻色の髪の乙女

2 ラ・カンパネラ

3 トリオ・グランデ

4 スケルツオ第 2番

5 ソナタ 第 15番 第1楽章

6 愛の夢 第 3番

7 別れの曲

8 おまえが欲しい

9 小犬のワルツ

10 ゴリウォッグのケークウォーク

11 幻想即興曲

12 アラベスク 第 1番

13 美しく青きドナウ

14 歌の翼に

15 マズルカ 第 5番

16 ジムノペディ 第 1番

17 牧童(エオリアのハープ)

18 月の光

19 黒鍵のエチュード

20 グラドゥス -アド -パルナッスム博士

21 華麗なる大円舞曲

22 乙女の祈り

23 トロイカ

24 春に寄す

25 ワルツ 作品 64-2

26 ラデツキー行進曲

27 トロイメライ

28 楽興の時 第 3番

29 雨だれ前奏曲

30 調子のよい鍛冶屋

31 ハンガリア舞曲 第 5番

32 トルコ行進曲(ベートーベン)

33 ノクターン 第 2番

34 春の歌

35 前奏曲

36 狩の歌

37 古風なメヌエット

38 エリーゼのために

39 トルコ行進曲(モーツァルト)

40 セレナード

41 ユモレスク

42 花の歌

43 アルプスの鐘

44 メヌエット ト長調(ベートーベン)

45 ベニスの舟歌

46 アルプスの夕ばえ

47 さらばピアノよ

48 婚礼の合唱

49 ウォータールーの戦い

50 ウィンナ・マーチ

51 かっこう

52 メヌエット ト長調(バッハ)

53 紡ぎ歌

54 ガヴォット

55 のばら

56 ジプシーの踊り

57 金婚式

58 クシコス・ポスト

59 お人形の夢と目ざめ

60 すみれ

61 楽しい農夫

62 ソナチネ 作品36-1 第1 楽章

63 ソナチネ 作品20-1 第1 楽章

64 ソナチネ 第5番 第1楽章

65 フライ・フリー

※ これらの内蔵曲を個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。

※ 曲データの演奏データはMIDI OUT端子からは出力されません。

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メモリー・バックアップで記憶される項目

音質(オン/オフ、明るさ) 20ページ

キー・タッチ 28ページ

3Dサウンド・コントロール(オン/オフ、奥行き) 29ページ

ダイナミクス・サウンド・コントロール(オフ、種類) 30ページ

リバーブ(オン/オフ、深さ) 31ページ

デュアル・バランス 36ページ

スプリット・ポイント 38ページ

ツインピアノ・モード 34ページ

3Dモード 67ページ

ハンマー・レスポンス 68ページ

トランスポーズ・モード 68ページ

ダンパー・ペダル・パート 69ページ

チューニング 70ページ

調律法(種類、主音) 70ページ

ストレッチ・チューニング 71ページ

ダンパー・レゾナンス 72ページ

ストリング・レゾナンス 72ページ

キー・オフ・レゾナンス 72ページ

メトロノーム音色 73ページ

カウントダウン音色 73ページ

トラック・アサイン 79ページ

変更されるとすぐに記憶される設定項目(メモリー・バックアップの操作が不要)

外部メモリー・モード 78ページ

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使用できるミュージックデータ

○ミュージックデータとは?ミュージックデータは「どのくらいの音の高さの鍵盤を、どのくらいの長さ、強さで弾いたか」などの、音楽の演奏情報を記録したデータです。ミュージックデータを保存したUSBメモリーや CD-ROMから DP-990に演奏情報が送られて、そのとおりに曲が再生されます。音楽CD のように音そのものの情報ではないので、テンポ、キーも自由自在に変更でき、多彩な活用ができます。

○ミュージックデータの著作権についてDP-990 に内蔵または付属の曲データを、個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられています。権利者に無断でこれらのデータの複製を作ったり、二次的著作物で利用したりしてはいけません。

市販のSMF ミュージックデータなど、既存の著作物をもとにお客様が作成された作品は、個人でお楽しみになる以外は著作権を侵害する恐れがありますので、十分注意してください。作成された作品が第三者の著作権を侵害しても、当社は一切の責任を負いません。

使用できるミュージックデータ

VIMA TUNES 

VIMA TUNESとは画像と歌詞の情報を含んだミュージックデータのことで、歌詞付きの曲と映像が同時に楽しめるローランドの規格です。「VIMA TUNES」のマークのついたデータを、同じマークのついた機器で再生すると、接続した外部ディスプレイやテレビの画面に歌詞を表示してカラオケをしたり、スライドショーを楽しむことができます。

※DP-990 では、VIMA TUNESの映像を再生することはできません。

SMF ミュージックデータSMF(スタンダードMIDI ファイル)はミュージックデータの形式をメーカーを越えて標準化することを目的としてつくられたデータ形式です。SMFミュージックデータは、SMF形式のミュージックデータの曲集で、鑑賞用、楽器練習用、カラオケ用など幅広いジャンルにわたって発売されています。

GM 

GM(General MIDI)とは、音源のMIDI 機能の仕様を、メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定です。GMに合致した音源やミュージックデータには GMマークがついており、GMマークのついたミュージックデータは、GMマークつきの音源であればどれでもほぼ同じ演奏表現ができます。

GM2 

GM2は、より高度な演奏表現と互換性を実現させるために決められた、GMの上位互換の推奨規定です。従来の GMで規定されていなかった音色のエディットやエフェクトなどの動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。GM2に対応する音源は、GM、GM2 のどちらのマークのついたミュージックデータも正しく再生できます。

なお、GM2の追加規定を含まない従来のGMを「GM1」と呼んで、両者を区別することがあります。

GSフォーマット 

GS フォーマットは、ローランドの音源に関する共通仕様です。GMの仕様に加え、音色数の拡張だけでなく、音色のエディット、エフェクト(リバーブやコーラス)などの機能を細かく規定することにより、互換性を高めています。また将来のニーズにも柔軟に対応できるよう、新しい音色の追加や機能の拡張性についても十分考慮されています。GS フォーマットはGM の上位互換なので、GSミュージックデータ(GSフォーマットに基づいて作られたミュージックデータ)と同様に、GMスコアも正しく演奏することができます。

XG lite 

XG はGM1(General MIDI 1)を元に、音色の拡張方式やエディット方式、エフェクト構成やタイプ等を規定した、ヤマハ株式会社の音源フォーマットです。XGlite はXG の簡易(ライト)版で、XGのミュージックデータをXGlite マークの付いた音源を使って手軽に再生して楽しむことができます。XGlite ではコントロールできるパラメーターやエフェクトなどに一部制限がありますので、XG のミュージックデータが元のデータと異なって聞こえる場合があります。

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MIDI インプリメンテーション・チャート

ファンクション...

ベーシック チャンネル

モード

ノート ナンバー :

ベロシティ

アフター タッチ

ピッチ・ベンド

コントロール チェンジ

プログラム チェンジ

エクスクルーシブ

コモン

リアル タイム

その他

備考

送   信 受   信 備   考

電源ON時 設定可能

電源ON時 メッセージ 代用

音域

ノート・オン ノート・オフ

キー別 チャンネル別

0, 32 1 5

6, 38 7

10 11 64 65 66 67 84 91 93

98, 99 100, 101

: 設定可能範囲

: ソング・ポジション : ソング・セレクト : チューン

: クロック : コマンド

: オール・サウンド・オフ : リセット・オール・コントローラー : ローカル・コントロール : オール・ノート・オフ : アクティブ・センシング : リセット

1

モード 3 ×

○ ○

15 – 113

× ×

×

○ × × × × × ○ ○ × ○ ○ × ○ × × ×

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (Reverb) ○ (Chorus) ○ ○

*1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1 *1

0 – 127 **************

× × ×

○ ○

× × × × ○ ×

1 –161 –16

モード 3 モード 3, 4 (M=1)

○ ○

0 –127 0 –127

○ ○

○ 0 – 127

*1 *1

× × ×

× ×

○ (120, 126, 127) ○ ○ ○ (123 –125) ○ ×

バンク・セレクト モジュレーション ポルタメント・タイム データ・エントリー ボリューム パンポット エクスプレッション ホールド1 ポルタメント ソステヌート ソフト ポルタメント・コントロール 汎用エフェクト1 汎用エフェクト3 NRPN LSB, MSB RPN LSB, MSB

*1 システム・エクスクルーシブで○×切り換え可能 *2 M=1の場合もM=1として扱う

DIGITAL PIANOModel DP-990

Date : Sep. 1, 2007Version : 1.00

MIDIインプリメンテーション・チャート

**************

**************

モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ

○ : あり × : なし

モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ

プログラム・ナンバー 1–128

*2

1–16

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主な仕様

DP-990:デジタル・ピアノ

<鍵盤>

鍵盤 88鍵PHA II 鍵盤、エスケープメント付き

鍵盤タッチタッチ:5段階、固定

ハンマー・レスポンス:オフ、1~ 10

キーボード・モードフル・キーボード、デュアル(音量バランス設定可能)、スプリット(スプリット・ポイント設定可能)、ツインピアノ

<音源> 88鍵ステレオ・マルチサンプリング・ピアノ音源、GM2システム/GS フォーマット/XG Lite 対応

最大同時発音数 128 音

音色 306 音色(ドラム・セット8、効果音セット1含む)

音律 8種類、根音指定可

ストレッチ・チューニング オン、オフ

マスター・チューニング 415.3 ~466.2Hz(0.1Hz 単位)

トランスポーズキー・トランスポーズ:-6 ~+5(半音単位)プレイバック・トランスポーズ(オーディオ含む):-6 ~+5(半音単位)

エフェクト3D(4 段階)、ダイナミクス(3種類)、リバーブ(オフ、1~10)、キー・オフ・レゾナンス(ピアノのみ:オフ、1~ 10)、ストリング・レゾナンス(ピアノのみ:オフ、1~ 10)、ダンパー・レゾナンス(ピアノのみ:オフ、1~10)

<レコーダー>

トラック数 3トラック

記憶曲数レコーダー部:1曲内部メモリー:最大 99曲

記憶音数 約 30,000音

コントロール

曲選択、再生/停止、録音、曲の頭、巻戻し、早送り、トラック・ミュート、トラック・ミュート音量、テンポ、テンポ・ミュート、全曲再生、カウントイン、カウントダウン、曲音量

センター・キャンセル(オーディオのみ)

テンポ 4分音符= 10~500

分解能 120 ティック/4分音符

メトロノーム

拍子:2/2、0/4、2/4、3/4、4/4、5/4、6/4、7/4、3/8、6/8、9/8、12/8

音量調節:0~ 10

音色:8種類

<内部メモリー>

記憶曲数 最大 99曲

セーブ形式 SMF フォーマット(0)

<外部メモリー>

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主な仕様

*1 CDドライブの動作確認情報を、ローランドのホームページでご案内しています。ローランドのホームページ http://www.roland.co.jp/「製品情報」から辿ることができます。

※製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

記憶媒体USB メモリーフロッピー・ディスク(別売ドライブ接続時)

再生可能データ

SMF フォーマット(0/1)ローランドピアノ・デジタル対応フォーマット(i フォーマット)オーディオ・ファイル(WAV形式、44.1kHz、16 ビット・リニア)音楽 CD(CD-DA)(市販 *1ドライブ接続時)

<その他>

内蔵曲 65曲+音色デモ7 曲

定格出力 12W×2

スピーカー 12cm× 2

表示器 7セグメント 3桁LED、拍ランプ

コントロール 音量、音質(-10 ~10)

ペダルダンパー・ペダル(連続検出)、ソフト・ペダル(連続検出、機能切替可)、ソステヌート・ペダル(機能切替可)

その他の機能 パネル・ロック、V-LINK

接続端子

DC In 端子、Pedal端子、MIDI 端子(In、Out)、Phones 端子(ステレオ)×2、Input 端子(L/Mono、R)、Output 端子(L/Mono、R)、外部メモリー端子(USB)

電源 DC 12V

消費電力 48W

外形寸法(専用スタンド込み)

1,398(幅)×344(奥行)× 781(高さ)mm(フタを閉めた場合)1,398(幅)×339(奥行)× 974(高さ)mm(フタを開けた場合)

質量(専用スタンド込み) 47kg

付属品取扱説明書(本書)、ローランドユーザー登録カード、保証書、ACアダプター、電源コード(ACアダプター接続用)、ヘッドホン、ヘッドホン・フック

別売品オーディオ・ケーブル、MIDI ケーブル、USBメモリー、フロッピー・ディスク・ドライブ、CD ドライブ・ホルダー

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Page 103: DP-990 jDP-990には300種類以上の音が内蔵されています。色々な音で弾いてみましょう。鍵盤のタッチ感を変える 演奏する人の指の強さに合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。鍵盤の調律を変える

さくいん

数字3D モード ........................................................................... 673Dサウンド・コントロール ............................................. 29

CCD ........................................................................................ 23

GGM ....................................................................................... 99GM2 .................................................................................... 99GS ........................................................................................ 99

MMIDI 送信チャンネル ......................................................... 76MIDI(ミディ).................................................................... 84

PPhones(ヘッドホン)端子 ............................................ 21

SSMFミュージックデータ ................................................. 99

UUSBメモリー ........................................................... 22、60

VVIMA TUNES(ヴィーマ・チューンズ)....................... 99V-LINK ................................................................................. 77

XXG lite ................................................................................. 99

い移調(→トランスポーズ).................................................. 32

えエフェクト ........................................................................... 69エラー表示 ........................................................................... 89

おオーディオ機器 ................................................................... 82オーディオ・ファイル ........................................................ 44オクターブ・シフト ........................................................... 68おすすめ音色 ....................................................................... 79音の響き ............................................................................... 31音量 ...................................................................................... 20

オーディオ・ファイル ................................................. 47音楽CD ......................................................................... 47曲 .................................................................................... 47ヘッドホン ..................................................................... 20メトロノーム ................................................................. 41

[音量]つまみ ........................................................... 14、20音量バランス ....................................................................... 36

か外部スピーカー ................................................................... 82外部メモリー・モード ........................................................ 78カウントイン ....................................................................... 41カウントダウン ................................................................... 73カウントダウン・パート .................................................... 74

きキー・オフ・レゾナンス .................................................... 72キー・タッチ ....................................................................... 28キー・トランスポーズ ........................................................ 32基準ピッチ ........................................................................... 70曲

オーディオ・ファイル .................................................. 44全曲再生 ......................................................................... 45デモ曲 ............................................................................. 24フォルダー ..................................................................... 44録音した曲 ..................................................................... 62

曲のMIDI アウト ................................................................ 76

け鍵盤のタッチ感(→キー・タッチ).................................. 28

こ故障かな?と思ったら ........................................................ 86

しシステムの設定 ................................................................... 66初期化 ................................................................................... 60

すストリング・レゾナンス .................................................... 72スプリット演奏 ................................................................... 37スプリット・ポイント ............................................ 37 ~38

せ接続

CD ドライブ .................................................................. 23オーディオ機器 ............................................................. 82パソコン ......................................................................... 85ヘッドホン ..................................................................... 21MIDI 機器 ....................................................................... 84

全曲再生 ............................................................................... 45センタ-・キャンセル ........................................................ 50

そ送信チャンネル ................................................................... 76ソステヌート・ペダル ........................................................ 21ソフト・ペダル ................................................................... 21

たダイナミクス・サウンド・コントロール ......................... 30ダンパー・ペダル ............................................................... 21ダンパー・ペダル・パート ................................................ 69

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さくいん

ダンパー・レゾナンス ........................................................ 72

ちチューニング ....................................................................... 70

つツインピアノ ....................................................................... 33ツインピアノ・モード ........................................................ 34

てディスプレイ ....................................................................... 15デモ曲 ................................................................................... 24デュアル演奏 ....................................................................... 35電源スイッチ ....................................................................... 20テンポ

曲 .................................................................................... 48メトロノーム ................................................................. 39

とトラック ............................................................................... 47トラック・アサイン ........................................................... 79トラック・ボタン ............................................................... 54トランスポーズ ......................................................... 32、49トランスポーズ・モード .................................................... 68

な内蔵曲 ............................................................... 42、57、97内蔵曲一覧 ........................................................................... 97

はパート ......................................................................... 46、74パソコン ............................................................................... 85パネル・ロック ................................................................... 81伴奏トラック ....................................................................... 74ハンマー・レスポンス ........................................................ 68

ひ[左手]ボタン ..................................................................... 54

ふファクトリー・リセット .................................................... 80フォーマット ....................................................................... 60フォルダー ........................................................................... 44譜面台 ................................................................................... 19プレイバック・トランスポーズ ........................................ 49フロッピー・ディスク・ドライブ .................................... 22フロント・パネル ............................................................... 14

へペダル ................................................................................... 21ペダル機能 ........................................................................... 69ヘッドホン ........................................................................... 21

ほ保存 ....................................................................................... 62ボトム・パネル ....................................................... 16 ~17

まマスター・ゲイン ............................................................... 78

み[右手]ボタン ..................................................................... 54MIDI の設定 ......................................................................... 75ミュージックデータ ............................................................ 99ミュート ................................................................... 47 ~48

めメトロノーム ....................................................................... 39

音量 ................................................................................. 41テンポ ............................................................................. 39拍子 ................................................................................. 40

メモリー ............................................................................... 60メモリー・バックアップ .................................................... 80

りリバーブ ............................................................................... 31

ろローカル・オフ ................................................................... 75ローカル・オン ................................................................... 75ローカル・コントロール .................................................... 75録音

新しい曲 ......................................................................... 52曲に合わせて ................................................................. 57

[録音]ボタン ..................................................................... 52ロック ................................................................................... 81

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○出張修理を依頼される場合には、お手数ですが下記項目をご連絡ください。

・お客様のお名前、住所、電話番号(連絡先)

・機種名(製造番号シール、または保証書に記載されています)

・製造番号(製造番号シールに記載されています)

・お買い上げ日(保証書、または領収証をご確認ください)

・故障の状況(症状が確認された手順をなるべく具体的に)

* 製造番号シールは本体の背面に貼ってあります。

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色々な音で弾くDP-990には300種類以上の音が内蔵されています。色々な音で弾いてみましょう。

鍵盤のタッチ感を変える演奏する人の指の強さに合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。

鍵盤の調律を変える「キー・トランスポーズ機能」を使うと、鍵盤を移調して演奏することができます。また、調律方法を変えてバロックなどの古典音楽を当時の調律法で演奏することもできます。(70ページ)。

2人で演奏するまるで2台のピアノで演奏するように、鍵盤を左右に分けて演奏することができます。

メトロノームを使って演奏するメトロノームを鳴らしながら、演奏することができます。

27ページ

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音の明るさを変えるDP-990は簡単に音の明るさを変えることができます。

奥行きのある音にするグランド・ピアノを演奏しているときのような自然な音の響きや広がりにします。

音にメリハリをつける音の粒だちを良くして、メリハリをつけることができます。

音に響きを加えるホールで演奏しているような残響音(リバーブ)を加えることができます。

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