8
【使用に関するお願い】 【保証書に関するお願い】 このカタログについてのお問い合わせは左記にご相談ください。 もし左記でお分かりにならない場合は下記のお客様お問い合わせ窓口におたずねください。 お客様お問い合わせ窓口 プロオーディオ・インフォメーションセンター (電話受付=祝祭日を除く月~金/11:00~19:00) TEL:03 57917678 FAX:03 54886663 ONLINE Support:http://proaudio.yamaha.co.jp ●実際に商品をご使用になる前に、取扱説明書に記載されている使 用上の注意及び危険防止に関する注意事項をよくお読みくださいます ようお願い申しあげます。 ●保証書が添付されている商品については、店名、ご購入期日の記載を確認の 上、大切に保存してください。システム一括購入の場合は、契約時に保証書の扱 いについて販売店と必ずご相談ください。 【その他付記事項】 ●価格、仕様および外観などは改良のため予告なく変 更する場合がありますのでご了承ください。 ※カタログに記載の会社名・製品名などは、各社の商標または登録商標です。 このカタログは 大豆インキで 印刷しております このカタログは 無塩素漂白(ECF)パルプ を使用しています DME Satellite Series DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES DME-N Series DME64N DME24N DIGITAL MIXING ENGINE

DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

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Page 1: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

     

 

 

【使用に関するお願い】 【保証書に関するお願い】

このカタログについてのお問い合わせは左記にご相談ください。もし左記でお分かりにならない場合は下記のお客様お問い合わせ窓口におたずねください。

お客様お問い合わせ窓口プロオーディオ・インフォメーションセンター(電話受付=祝祭日を除く月~金/11:00~19:00)■TEL:03(5791)7678 ■FAX:03(5488)6663 ■ONLINE Support:http://proaudio.yamaha.co.jp

●実際に商品をご使用になる前に、取扱説明書に記載されている使用上の注意及び危険防止に関する注意事項をよくお読みくださいますようお願い申しあげます。

●保証書が添付されている商品については、店名、ご購入期日の記載を確認の上、大切に保存してください。システム一括購入の場合は、契約時に保証書の扱いについて販売店と必ずご相談ください。

【その他付記事項】●価格、仕様および外観などは改良のため予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

※カタログに記載の会社名・製品名などは、各社の商標または登録商標です。

このカタログは大豆インキで印刷しております

このカタログは無塩素漂白(ECF)パルプを使用しています

DME Satellite Series

DME8i-C DME8i-ES

DME8o-C DME8o-ES

DME4io-C DME4io-ES

DME-N Series

DME64N

DME24N

DIGITAL MIXING ENGINE

Page 2: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

あらゆる空間の音響に最適解を。

ベストセラーのDMEシリーズはラインナップを拡張。さらに効率的で自由度の高いオーディオシステムを提供します。

会議室やホール、店舗やショッピングモール、そしてスタジアムまで。

あらゆる空間において快適な音声を提供する音響システムは、今や無くてはならない存在です。

ヤマハDMEシリーズは、あらゆる空間に最適な音響システムを効率的に提供するソリューション。

高い処理能力を誇る音声処理専用のカスタムDSPを搭載しており、PCアプリケーション上で用途や規模に応じた

サウンドシステムを自由に構築可能。あらゆる空間における設備音響のニーズに柔軟に、かつ効率的に対応します。

DMEシリーズは多くの施設で導入されているベストセラーのDME64N、DME24Nに加え、

大規模なサウンドシステムでの分散処理などに対応するDME Satelliteシリーズもラインナップ。

あらゆる空間において、スケーラブルで自由度の高いオーディオシステムソリューションを提供します。

DMEシリーズは、最大64入出力が可能なフラッグシップモデルのDME64N、最大24入力が行え本体に8つのアナログ入出力を標準搭載したDME24N、さらにCobraNetまたはEtherSoundに対応し、8アナログ入力、あるいは8アナログ出力、または4アナログ入力+4アナログ出力を標準搭載しDME Satelliteシリーズによって構成されます。

DME8i-C DME8i-ESDME8o-C DME8o-ESDME4io-C DME4io-ES

DME64NDME24N

is …ヤマハデジタルミキシングエンジンDMEはデジタル信号処理に特化した自社開発のLSIを搭載し、圧倒的なプロセッシングパワーを

実現したDSPボックスです。さまざまな種類のミキサー、イコライザー、コンプレッサー、クロスオーバー、スピーカープロセッサー、エ

フェクター、フィードバックサプレッサー、WAVファイルプレイヤーなど多数のコンポーネントーネットをPCのソフトウェア上で直感的

に組み合わせることで、さまざまなコンフィグレーションを作成でき、複雑なオーディオ処理を1台で実行可能。あらゆる用途に対応し

ます。またプログラムの変更によりコンフィグレーションを自在に変更できるため、完成後でもシステムの変更や拡張が自在に行えます。

2 3

ProgrammabilityPCによる直感的なプログラム可能

Network I/OデジタルオーディオネットワークCobraNet、EtherSound

対応

Scalabilityコンパクトなシステムから大規模なシステムに対応

Economyケーブリングコストを劇的に軽減

Sound Qualityヤマハデジタルコンソールの

高音質を継承

Processing Power自社開発カスタムLSI搭載

DIGITAL MIXING ENGINE

DME-N SeriesDIGITAL MIXING ENGINE

DME Satellite Series

驚異的な省スペース・低コスト化従来までのシステムでは必要とする機能の数だけ機材を使用していました。

しかしDMEシリーズでは専用ソフトウェア「DME Designer」によって本体

に内蔵されたコンポーネントを自由に組み合わせることができ、必要な機能

が簡単に呼び出せます。またそれと合わせて機材選定や機器間のワイヤリン

グも不要となり、驚異的な省スペース、低コストを実現します。

メリット

1EQ

??CompCompCompDelay

Mixer

EQ

DelayEffector

圧倒的な柔軟性と使いやすさを実現専用PCアプリケーションソフト「DME Designer」はドラッグ&ドロップを主

体としたユーザーブレンドリーな操作性を実現しており、簡単に系統図やシス

テム図が作成できます。エンドユーザーが操作するパラメーターも自由に設定

でき、外部コントローラーに割り振ることができるので、ユーザーのレベルを

問わずに扱える、使い勝手に優れたシステムが構築できます。

メリット

2

仮想配線による断線予防と低ノイズ化DME内部のサウンドシステムはソフトウエア上での仮

想配線で構築されるため物理的な配線は不要。そのた

めサウンドシステムそのものがシンプルな構成となり、

機器間の配線も最小限に。経年変化による劣化や断線

の予防、ノイズの軽減を実現します。

メリット

3

Page 3: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

デジタルミキサーDM1000に匹敵する圧倒的なDSPパワーを実現DME64N・DME24Nは音声処理に特化した自社製カスタムLSI「DSP7」

の搭載により圧倒的なDSPパワーを実現。その処理能力は音楽制作や

SRシーンで高い支持を得ているヤマハデジタルプロダクションコンソール

「DM1000」と比較してDME64Nでほぼ同等、DME24Nでその約50%に

達します。この強力なプロセッシングパワーにより、従来であれば複数台

のDSPボックスを必要とする規模のシステム構築でも1台で処理が行える

ようになり、コストや設置・設計に関するコストを大幅に軽減、DSPリ

ソースの効率的でフレキシブルな使用が可能です。

卓越した入出力のフレキシビリティと先進のネットワーキング機能を装備DME64Nは4基のMini-YGDAIカードスロットを装備し、最大64チャンネ

ルの入出力に対応。DME24Nは8系統のアナログ入出力端子を標準装備

し、さらに1基のMini-YGDAIカードスロットを搭載。最大24チャンネルの

入出力に対応します。DME64N・

DME24Nはいずれもデジタルオー

ディオネットワークに対応してお

り、あらゆる空間における音響シ

ステムの構築にスケーラブルに対

応可能。Mini-YGDAIカードスロットにはCobraNetカードのMY16-CII、

EtherSoundカードのAuvit ran社製AVY16-ESなどが装着でき、

CobraNet、EtherSound、いずれのデジタルオーディオネットワークにも

対応します。

GPI、RS232C/RS422、USB、MIDIなど豊富なコントロールI/O端子を搭載DME64N・DME24Nは、さまざまな外部機器と連携するために豊富なコ

ントロールI/O端子を搭載し、多彩なアプリケーションに対応します。

DME64Nでは16入出力、DME24Nでは8入出力のGPI端子を搭載。さま

ざまなGPI機器との接続が可能です。またRS232C/RS422端子の搭載に

よりコンピュータやリモートコントロール用の機器との連携が可能。USB

ポートを介してPCとも簡単に接続できます。MIDI端子ではシーケンサー

や電子機器、また調光卓からのコントロールや同期が可能です。

視認性に優れた大型LCDディスプレイと直感的な操作を約束するコントローラーDME64N・DME24Nは視認性に優れた大型LCDディスプレイと直感的

な操作性を実現するコントローラーをフロントパネルに装備。本体のみ

で検聴が行えるヘッドフォン端子にはボリューム調整ノブが併装されてお

り卓越した利便性を提供します。アナログ8入力+アナログ8出力を装備

したDME24Nには8つの入出力の全てにSignalとPeakのLEDが搭載

され、本体のみで信号監視が可能。DME64N、DME24N、およびインテ

リジェントコントロールパネル「ICP1」では大型LCDにシーンネームや

ファンクションネームを表示。表示言語も日本語、英語、フランス語、ド

イツ語、スペイン語の5カ国に対応したマルチリンガル表示が行え、わか

りやすいディスプレイ表示により音響機器の扱いに不慣れなのユーザー

に対しても「使いやすさ」を提供します。

DME64N Rear Panel

DME24N Rear PanelDME24N

MY16-CII AVY16-ES

DME-N Series

DME64N & DME24NDME64N・DME24Nはあらゆる規模や用途のサウンドシステムが構築できるデジタルミキシングエンジンです。ヤマハならではの圧倒的な高音

質と24bit/96kHzの高解像度を実現し、設備音響で、そしてライブSRで最良のサウンドを提供します。強力なDSPパワーに裏打ちされたデジタ

ルオーディオ処理能力により多数のコンポーネントが使用可能。内蔵された多彩な機能を用途に応じて自由に組み合わせることができます。ま

た卓越した拡張性とネットワーク機能も実現しており、大規模なシステム構築に対応。専用のアプリケーションソフトウェアによってPCベース

の直感的な操作性によりコンフィグレーションも簡単に作成できます。

Mini-YGDAIカードスロット(DME64N=4基、DME24N=1基)を備え、最大でDME64N=64入出力、DME24N=24入出力が可能。DME24N

は標準でアナログ8系統の入出力端子を装備しており、ハイエンドなヤマハミキサーに匹敵するハイグレードなヘッドアンプも搭載しました。

DME64N

4 5

64in/ 64out入出力

16in/ 16outG P I

8in/ 8outG P I

8in/ 8outアナログ入出力

24in/ 24out入出力

16in/ 16outフルアナログ時

Page 4: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

アナログ入出力とネットワークプロトコルに応じてチョイスできる6モデルをラインナップCobraNetに対応したDME-CシリーズとEtherSoundに対応した

DME-ESシリーズがラインナップ。各シリーズで、アナログ8入力を装備し

たDME8i、アナログ8出力を装備したDME8o、4入力4出力を装備した

DME4ioを用意。システムに最適な機器を選択できます。

高い処理能力を誇るカスタムDSP「DSP7」内蔵DME Satelliteシリーズは本体にDME64N・DME24Nと同じく自社開発カ

スタムLSI「DSP7」を搭載。DME24Nの約80%の処理能力を実現し、入

出力だけでなくDSPそのものを分散配置するシステムが構築できます。

CobraNet、EtherSoundインターフェースを標準装備DME Satellite Cシリーズは16イン16アウトのCobraNet、ESシリーズは

EtherSoundインターフェースを標準装備。先進のデジタルオーディオ

ネットワークが簡単に構築できます。DME8iとDME4ioはアナログ入力

機能を搭載しており、リモートコントロール可能なヘッドアンプを実装。ヤ

マハプロ用ミキサーに匹敵する卓越した音質でマイク入力が行えます。

小規模なシステムでは単体での使用も可能DME Satelliteはネットワークを必要としない小規模なシステムでもポテ

ンシャルを発揮。たとえば1台でマイク入力4系統と4系統の出力が行える

DME4ioを使用した最小規模のシステムや入力ユニットと出力ユニットを

組み合わせ8IN/8OUTのシステムもシンプルなセットアップで構築可能。

さらに専門性の高いエフェクト処理など、様々なシーンで活用できます。

豊富なコントロール端子を実装DME SatelliteシリーズはリアパネルにAMX社やCRESTRON社のタ

ッチパネルコントローラーをはじめ、様々な外部機器を接続できる

RS232C/422端子を装備。GPI端子は8in/4outをサポートしGPI機器と

の連携も対応。Ethernet端子ではインテリジェントコントロールパネル

ICP1やPCが接続可能。PCはUSB端子でも簡単に接続できます。

DME8i-C

DME8i-C Rear Panel

DME8i-ES Rear Panel

DME8i-ES

DME4io-CDME8o-C

DME4io-ESDME8o-ES

CobraNet対応DME SatelliteシリーズCobraNetは複雑で大規模なサウンドシステムに適したデジタルオーディオネットワークです。CobraNetでは1本のCAT5 Ethernetケーブルで最大64CHのオーディオデータを送受信可能。信号の二重化がシステム標準でサポートされており、高い信頼性を約束します。

EtherSound対応DME SatelliteシリーズEtherSoundは簡単にネットワークが構築できる卓越した接続性と極めて低いレイテンシーが特長。仮設音響、ライブなどで大きなアドバンテージを発揮します。EtherSoundは1本のCAT5 Ethernetケーブルで最大64CHのオーディオデータを送受信可能です。

CobraNet、EtherSoundに対応し、フレキシブルにシステムを拡張できる入力、出力、入出力各ユニットを用意。DME SatelliteシリーズDME Satelliteシリーズは、デジタルオーディオネットワークに標準対応したオーディオ

入出力ユニットです。本体に処理能力が高いDSPを搭載しており、DME64N・DME24N

と組み合わせることで信号処理の分散化、システム設計の自由度の向上、ケーブリング

コストの低廉化を実現。DME Satellite単体でのシステム構築も可能です。

◎音響調整室から各エリアに対して館内放送、BGMを提供しつつ、それぞれのエリアで個別に音声ソースを選択するようなケースをDMEサテライトに

よって実現。

◎音響調整室では、01V96(+MY16-CII)を使用。パッチ盤等から必要最低限のソースをアナログで取り込み、CobraNetで各エリアに配信。

◎各エリアへの音声配線は基本的にCAT-5ケーブル1本のみ。ノイズレスかつ圧倒的な配線の低コスト化を実現。(安全性確保のために二重化を行う場

合は2本となります)

◎エリア1/2のDME4io-Cでは、個別に入力されたソースと音響調整室からの館内放送を内部でミックスし、用途に合わせて出力。

ダイナミクス系コンポーネント「ダッキング」などを使用すれば、全館放送を自動割込みさせる、というような設定も可能。さらにGPIフェーダーで必要な

チャンネルのボリューム調整も実現。

◎エリア3では、必要な出力に合わせてDME8o-CをスイッチングHUBに増設可能。内部ではスピーカープロセッシングを行い、アンプへ出力。

MY16-CII

音響調整室

CAT-5

CAT-5

CAT-5

CAT-5

CAT-5

CAT-5

01V96 + MY16-CII

GPIフェーダー

Mic

アンプ、スピーカーへ

CDなど

エリア2DME4io-C

GPIフェーダー

アンプ、スピーカーへ

エリア3

DME8o-C

GPIフェーダー

アンプ、スピーカーへ

DME8o-C

GPIフェーダー

Mic

アンプ、スピーカーへ

各音源、館内放送、その他

CDなど

エリア1DME4io-C

パッチ盤

スイッチングHUB

スイッチングHUB

システム例

CobraNetとEtherSound CobraNetとEtherSoundはいずれもCAT-5ケーブルなどEthernetのインフラを使用することでケーブリングコストを抑えながら最大64チャンネルの高品位なデジタルオーディオの入出力が行える先進のデジタルオーディオネットワークプロトコルです。

CobraNetの特長は伝送システムの二重化に標準で対応

しており、高い信頼性を実現している点です。またVLAN

を活用することによりネットワークが構築可能、CobraNetではEthernetパケットと

Ethernetの汎用ネットワーク機器(コントローラー、スイッチ、ケーブル、メディアコン

バーターなど)などが使用でき、大規模で複雑なネットワーク

システムの構築に対応します。

EtherSoundは接続性に優れたセットアップの容易さが大きな特長で

す。さらに卓越した低レイテンシーも実現しており、SRなどでのアプ

リケーションで大きなアドバンテージを誇ります。転送時間はチャン

ネル数にかかわらず、わずか6サンプル(125usec @48kHz)です。

Ethersoundは双方向での通信や高いサンプリング周波数にも対

応。コントロール信号の送受信もサポートしています。

MY16-CII16 channel CobraNet™ I/O

AVY16-ESEtherSound Card

http://www.auvitran.com/

DME Satelliteによるシステム活用プラン

問い合わせ先

株式会社ラグナヒルズTEL.03-5909-1631 / FAX.03-5909-1639

DME Satellite Series

6 7

8in/ 4outG P I

8アナログ入力

16in/ 16outCobraNet

8 in/ 4outG P I

8アナログ入力

16in/ 16outEtherSound

16in/ 16outEtherSound 16in/ 16outEtherSound

8 in/ 4outG P I8アナログ出力16in/ 16outCobraNet 8 in/ 4outG P I4in/ 4outアナログ入出力16in/ 16outCobraNet

8 in/ 4outG P I8アナログ出力 8in/ 4outG P I4in/ 4outアナログ入出力

システム概念図

4マイク/ライン イン

8マイク/ライン イン4マイク/ライン イン 4アナログ

アウト

4アナログアウト 8アナログアウト

ネットワーク I/O

ネットワーク内のオーディオのルーティングは自由に行えます。

DME4io

DME4io

DME8oDME8i

CobraNetまたはEtherSoundによるサウンドシステム(CAT-5接続)

Mini-YGDAI cards

DME64N

Page 5: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

Stage : 1 プランニングとレイアウト音響設備のプランニングは、まず使用機器とその接続を示すレイアウト図を作成することから始

まります。レイアウト図の作成には通常図面を作成するためにCADソフトが使われます。しかし

DMEシリーズでは、プランニングからDME内部の実際の詳細なパラメーター設定までが行える専

用ソフトウェア「DME Designer」(Windows XP/2000対応)によりエリア、ゾーン、コンフィグ

レーション、コンポーネントと各レベルでレイアウト図の作成が可能。プロジェクトのデザインや

レイアウトから実際の詳細なパラメーター設定ま

でが一元的に行えるため、プランニングから最終

的な調整とチューニングまでのプロセスをソフト

ウエア上でシームレスに作業できます。DME De-

signerを使って作成したレイアウト図(系統図)は

必要に応じて、CADソフトで読み込み可能なDXF

フォーマット形式のファイルで出力できます。

Stage : 2

グラフィカルなコンポーネントデザインサウンドシステムのデザインが決定すると、次のステップは実際に機

材を接続するワイヤリングのプロセスとなります。これらの機器の接

続は非常に複雑で煩雑であり、しかも一度結線したシステムを変更す

るには非常に時間と労力がかかります。しかしDME Designerであれ

ば、これらのプロセスはすべてソフトウェア上で実行可能。内蔵され

た多彩なコンポーネントから用途に応じた適切なコンポーネントを選

択し、グラフィカルな画面でシミュレーションを重ねながら最適なサ

ウンドデザインが行えます。もちろん急なシステム変更にも迅速に対

応可能。大規模で複雑なシステムにも対応します。

Stage : 3 ハードウェアの設置DME Designerによってサウンドシステムを細部まで設定した後、DMEをはじめとするハードウエア設置のプロセスとなります。DMEシリーズはコン

パクトなラックサイズであり設置はラックにマウントするだけで完了。またCobraNetやEtherSoundによるデジタルオーディオネットワークは汎用の

Ethernetのインフラを使用するため非常に廉価に敷設でき、従来のアナログマルチケーブルの引き回しによるケーブリングと比較して敷設の手間と

コストを大幅に削減できます。さまざまな用途に応える壁面埋め込みタイプのインテリジェントコントロールパネルICP1は、DME64N・DME24N本体

フロントパネルと同様の操作が可能。GPIを利用してフェーダーやスイッチ操作が行える、シンプルな操作性のコントロールパネルも用意しました。

Stage : 4 最終調整とチューニング機材の設置後は現場で最終的な音質調整を行います。DME Designerを立ち上げ、実際の音

場で測定やリスニングテスト行いながらイコライザーやコンプレッサー、スピーカープロセッ

サーのコンポーネントで、パラメーターを微調整します。DME Designerは直感的でわかりやす

いインターフェースを備えており、リモートコントロール機能を使えば遠隔のDMEのコントロー

ルも可能。検聴しながらスムーズに調整作業が行えます。

Stage : 5 オペレーションいかに複雑なサウンドシステムであっても、エンドユーザーにとってシンプルでわかりやすい操作性を提供できるのがDMEのアドバンテージです。

DME Designerでは実際にエンドユーザーが操作するパラメーターを自由に設定できる「ユーザーコントロールパネル」を用意。オプションのスイッチ

やフェーダーなどにより、専門知識がないエンドユーザーでも気軽に使いこなせます。DME本体のパネル面と同様の多彩な操作が行えるインテリジェ

ントコントロールパネル「ICP1」では本体と同等の操作が可能。本体の大型液晶パネルにわかりやすい日本語で表示でき、どなたにでも使いこなせ

る卓越した操作性を約束します。これらはいずれも壁面設置が可能。またAMX社のタッチパネルコントローラーなどにも対応しています。

PM5Dデジタルミキシングコンソールとの統合システムヤマハデジタルミキシングコンソールPM5DとDMEシリーズの組み合わせは、SRシーンでも大きなメリットを

もたらします。MATRIXミキサーをはじめ、グラフィックEQ、パラメトリックEQ、クロスオーバー、ディレイなど

DMEのパラメーターは、PM5D本体からダイレクトにコントロールでき、シームレスな操作環境を提供。用途に

応じて様々な機能を拡張できます。またDMEを遠隔設置した場

合でも、統合されたオペレーション環境を提供します。

システムのコンセプトからシステム設計、調整、設置まで。DMEはシームレスで効率的な導入を約束します。DMEシリーズは音響システムの構築に必要なあらゆる機能をコンポーネントとして搭載。コンポーネントはソフトウェア「DME Designer」により直感的なオ

ペレーションで自由度の高いプログラムの作成が可能。ハードウェアとソフトウェアが統合された効率的な作業環境で、大まかなプランニングからコンフィグ

レーション作成、実際の納入時のチューニングまでスムーズで効率的に行うことができ、サウンドシステム構築に要するコストや労力を大幅に削減できます。

From Concept to Completion the DME Way

Compatible with Windows XP/2000

提案書書式でのプリントアウト例

Zone Window

コンフィグレーションウィンドウ

ルーター用コンポーネントエディターAuto Mixer II用のコンポーネントエディター

スピーカープロセッサー用コンポーネントエディター

DMEシリーズプロセッサーはAMXデュエットパート

ナープログラム(Duet Partner Program)に参加して

おり、ダイナミックデバイスディスカバリー(Dynamic

Device Discovery)のフルサポートを提供しています。

多彩な機能を搭載したDMEシリーズはデュエットプログ

ラムと互換性をもち、他のデュエット機器とのスムーズ

なコントロール統合環境を提供します。

ICP1

DME64N

PM5D

CP4SF CP4SW CP1SF

Wall-Mount Remote

Control Panels

User Control Panel

8 9

Page 6: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

イコライザーイコライザーは音響システム構築で不可欠なデバイス。設定の精度と効き

の良さ、そして使用できる台数がサウンドシステムの設計における大きなポ

イントとなります。DMEではグラフィックEQとパラメトリックEQの2タイプ

のイコライザーを用意しており、リソースが許す限り使用できるEQの数に

制限はありません。内蔵したEQコンポーネントのタイプはグラフィックEQ

で、7band、15band、31bandのモノラルタイプとステレオタイプを内蔵。

パラメトリックEQでは4band、6band、8bandのモノラルタイプとステレオ

タイプを用意。用途に応じて多彩なEQのバリエーションから最適なコン

ポーネントが選択できます。

ダイナミクスサウンドシステムの設計では、ダイナミクス

系のプロセッサーに多様な機能が要求さ

れます。アナログ機器を使用した従来のシ

ステムでは使用できる機器のタイプや数量

に物理的な限度があり、そこがシステム設

計者の苦労する点でもありました。その点

DMEはコンパクトな筐体内に多種多様なダイナミクス系エフェクトを搭載し

ており、自由に選択が可能。物理的な制約に縛られることなく、最適なサウ

ンド設計が行えます。搭載したコンポーネントは、多彩なタイプのコンパン

ダー、コンプレッサー、ディエッサー、ダッカー、エクスパンダー、ゲート、リ

ミッター。いずれも多彩なパラメーターで緻密な設定が行えます。もちろん

これらのコンポーネントは単独でも、組み合わせても使用でき、リソースが

許す限り制限なく使用できます。

フィードバックサプレッサーDMEはスピーチや音楽イベントの際に発生しがちな不

快なフィードバックを効果的に除去できるフィードバック

サプレッサーを搭載しました。しかもDMEに搭載された

フィードバックサプレッサーは従来方式と比較して音

質・効果ともに卓越した新方式を採用。従来方式では

フィードバックが発生している周波数を検知し、ノッチ

フィルターでフィードバックポイントのレベルを下げる手法をとります。しか

しこの方式は鋭いノッチフィルターを使用するため位相や音質に悪影響が

ありました。DMEが採用したフィードバックサプレッサーは、フィードバック

した周波数ポイントのピッチをピッチシフトによってわずかにピッチを変更

しフィードバックループを絶つという新たな方式。音質を損なうことなく、し

かも極めて効果的にフィードバックが除去できます。

ルーター複数の入力を任意の出力へアサインできるルーターは、多彩な用途で活躍

するサウンドシステム構築の上で重要なコンポーネントです。入力された複

数の音声をミックスし複数のエリアやゾーニングされた場所へ出力するとい

う基本的な用途に加え、たとえばスピーカーでは、ユニット保護のための

HPFや音質を補正するEQ、あるいは距離補正用のディレイをインサートす

るといった用途でもルーターが使われます。さまざまな方法でルーターを活

用することで、ハードウェアや

システムのコンフィグレーショ

ンを大きく変更することなくシ

ステム全体の調

整が行えます。

SPXエフェクタープロ用エフェクターとしてSRシーンや音楽制作シーンで高い評価を得てい

るヤマハマルチエフェクトプロセッサー「SPX2000」などに搭載されている

エフェクトプログラムをコンポーネントとして搭載。トッププロが認める最上

のクオリティのエフェクトがコンポーネントとして自由に使用できます。

スピーカープロセッサーとソフトウェア「Y-S3」によるサポート機能スピーカープロセッサーは、音の出口であるスピーカーシステムの能力を最

大限に引き出し、その空間と用途にふさわしいサウンドと聴取エリアを確保

するという極めて重要な役割を果たします。DMEはスピーカーへの信号を

緻密にコントロールするために、様々な機能を搭載したスピーカープロセッ

サーを多数用意。搭載された機能は、位相を調整するAPF(All Pass Filter)

を含む様々なクロスオーバー、EQ、ディレイ、そしてスピーカー保護などで

使用するリミッターなど多彩。細密なパラメーターセッティングで各々のス

ピーカーに適した信号処理を行います。またスピーカーの選択や配置、ス

ピーカープロセッサーのパラメーターセッティングの最適値などを、空間や

用途に応じて自動生成し、さらにソフト上でサウンドのシミュレーションが

行えるヤマハ独自のソフトウェア「Y-S3」(http://proaudio.yamaha.co.jp/

downloads/firm_soft/index.htmlから無償ダウンロード可)も用意。設置

する空間の複雑な音響測定や解析のプロセスを合理化し、コストと労力を

最小化しながら、最良のサウンドシステム構築をサポートします。Y-S3

(Yamaha Sound System Simulator)では設定した空間における音圧

レベルや音圧分布、周波数特性を含むさまざまな音響特性を正確にシミュ

レーションでき、さらにY-S3で設定したスピーカープロセッサーのパラメー

ターは、そのままDME Designerが読み込めるファイル形式で出力可能。

機械的な作業を自動化することで、システム構築における最も重要で精度

を要するプロセスを強力にサポートします。

Category NEW Component DME64N DME24N DME Satellite Remote Controlled Internal HA — ○ ○ Delay Long, Short ○ ○ ○ Dynamics Gate, Ducking, Expander, Compander,

○ ○ ○ Compressor, De-Esser, Limiter Filter BPF, HPF, LPF, Notch ○ ○ ○ EQ PEQ, GEQ ○ ○ ○ Fader ○ ○ ○ Pan LR, LCR, 3-1, 5.1, 6.1 ○ ○ ○ Meter ○ ○ ○Mixers V3 Simple Mixer ○ ○ ○ V3 Auto Mixer (II) ○ ○ ○ V3* Matrix Mixer ○ ○ ○ V3* Delay Matrix ○ ○ ○I/O functions Analog I/O — ○ ○ Cascade I/O ○ — — MY card I/O ○ ○ — V2 CobraNet I/O (16IN/16OUT) — — ○ V3 EtherSound I/O (16IN/16OUT) — — ○Source Oscillator ○ ○ ○ Wav File Player ○ ○ ○Routing functions Source Selector ○ ○ ○ V3* Router ○ ○ ○Crossover Crossover ○ ○ ○ Crossover processor (II) ○ ○ ○Speaker Processor Speaker processor ○ ○ ○Other functions V3 Room Combiner ○ ○ ○ V2 Feedback suppressor ○ ○ — V3 Ambient Noise Compensator ○ ○ ○ V3 Audio Detector ○ ○ ○ V3 Auto Gain Control ○ ○ ○ Event Scheduler ○ ○ ○ SPX ○ ○ —

Component List

V2 : Version 2で追加されたコンポーネント

V3 : Version 3で追加されたコンポーネント

V3* : Version 3でバリエーションが追加されたコンポーネント

あらゆるサウンドシステムの構築に対応する多彩なコンポーネントを内蔵さまざまな空間において最適なサウンドシステムを構築するには、緻密な音響設計に基づきミキサー、コンプレッサー、イコライ

ザーなど多数のデバイスを効果的に組み合わせる必要があります。しかしこれらの作業は機材の選定からレベルなど機器間の

マッチング、さらにアナログ回線による複雑なワイヤリングといった繁雑な作業が伴います。その点DMEによるサウンドシステム

は、本体に内蔵されたコンポーネントをPCで立ち上げたDME Designerの画面で設定するだけで簡単にワイヤリングが可能。多

彩なバリエーションのコンポーネントを使い、ドラッグ&ドロップの直感的なオペレーションでコンポーネントを組み合わせるだけ

で、さまざまなコンフィグレーションが作成可能です。ソフトウェアによるサウンドシステムのプログラムはシステム全体を一元的

に管理でき、ミスの少ない効率的なサウンド設計を実現。様々なニーズにフレキシブルに対応でき、設定後に変更も自在です。

DMEシリーズには、以下のコンポーネントが搭載されています。

A Component Approach to Versatile System Design

10 11

Version3

Version2

Page 7: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

レイテンシー表示による信号遅延の補正DME Designerは簡単な操作で、複雑で大規模なサウンドシステムが作成

できます。システムが複雑で大型になった場合に問題となるのが、複雑に分

岐した様々な経路とコンポーネントを経た複数の信号のレイテンシー、つま

り遅延です。しかしDME Designerは画面上で経路ごとにサンプル精度の

レイテンシーが表示でき、その表示値を参照することで出力ディレイによる

補正が簡単な操作で可能。全ての信号経路において正確にレイテンシー

の補正が行えます。

オーディオディテクターオーディオディテクターはオーディオ信号が入力されるとGPIのアウトプッ

トに信号を出力するインテリジェントな機能。オーディオディテクターを活

用することで、例えば会議中に発言者へ自動的にカメラをパンしたりライ

トをコントロールする、といった高度な作業が自動化できます。また逆に入

力されていたオーディオソースが遮断されたことを検知し、瞬時に外部デ

バイスでシーンを切り替える、などといった緊急時のページングにも利用

できます。

オートゲインコントロールゲインを自動的にコントロールすることで入力された音声のレベルを一定に

保つ機能です。会議やコンファレンスなどで、プレゼンターの声の大小を補

正し、音声レベルを一定に保つといったユースに最適です。

アンビエントノイズ補正機能ショッピングモールなどの商業施設では曜日や時間帯、集客状況などでア

ンビエントノイズ(環境騒音)が大きく変化します。そこで快適な音響環境

を実現するためには、アンビエントノイズのレベルに応じてBGMや案内放

送などの音量をきめ細やかに補正する必要があります。アンビエントノイズ

補正機能は空間のアンビエントノイズのレベルをマイクを使用して検出し、

ノイズレベルに応じて出力レベルを自動的に補正。いかなる状況でも常に

BGMやアナウンスを快適なレベルに保ちます。

Auto Mixer II複数のマイクを設置した場合のマイ

クのプライオリティ設定や出力レベ

ルの自動補正機能を備えた便利な

コンポーネントです。会議室やコン

ファレンスルームなどで、ミキシング

オペレーターが常駐しないシチュ

エーションに最適。音響システムを

自動化したインテリジェントなサウ

ンドシステムが構築できます。

シンプルミキサーシンプルで使い勝手に優れたステ

レオミキサーのコンポーネント。

16インプットと24インプットの2バ

リエーションが用意されており、

いずれも2系統のAUXを装備して

います。さまざまなアプリケー

ションに使用できるコンポーネン

トで、ミキサーの扱いに慣れたシ

ステム設計者の効率的なシステ

ムデザインをサポートします。

ルームコンバイナーホテルの宴会場のように部屋を分割・統合し

て使用するアプリケーションや、ショッピン

グセンター・テーマレストランなど間仕切り

のない空間をゾーニングするアプリケーショ

ンに最適なコンポーネントです。モノとステ

レオに対応し4、8、12、16までのゾーンの分

割・統合に対応。ゾーニングに応じて入力や

出力を簡単にスイッチング可能。様々な種類の規模や参加人数のイベント

に柔軟に対応し、一台のDMEで複数のエリアをコントロールできます。

イベントスケジューラー & WAVファイルプレイヤーDMEはWAVファイルを再生できるWAVファ

イルプレイヤー機能を搭載。あらかじめ設定

した時間に任意の機能を実行できるイベント

スケジューラーと組み合わせることで、ショッ

ピングモールの開店や閉店など、決められた時間に自動的に音声を再生す

るアプリケーションに対応します。もちろんイベントスケジューラーはWAV

ファイルの再生だけでなく、例えばスケジュールに合わせてGPIの信号を出

力し外部CDプレイヤーを再生するなど、外部機器のコントロールが可能。

タイマー設定を行うことで多彩な機能を自動化できます。スケジューラーは

簡単な操作で設定でき、壁面に設置したリモートコントローラーでも設定

可能。もちろん再生音量のコントロールやON/OFFなどの操作もリモートコ

ントローラーで操作できます。

Options

Wall-Mount Remote Control Panels

インテリジェントコントロールパネル

ICP1 ●本体のさまざまな機能のリモートコントロールが可能なインテリジェントコントロールパネル。●Ethernet接続により、データ送受信と電源供給が可能。●大型LCDはシーンネームや機能をわかりやすく表示。日本語、英語、フランス語、 ドイツ語、スペイン語の5カ国語表示に対応。●大型LCD画面の上下に6つのファンクションキーを装備。 マイクや音楽ソースのレベル調整などがダイレクトにコントロール可能。●6つの機能×4セットまでのパラメーターをアサイン可能。●汎用のコンセントボックスを使用して設置でき、高い設置性を実現。

コントロールパネル

CP4SF ●4つのLED付スイッチと4つのフェーダーを装備。●各フェーダーとスイッチには任意の機能をアサイン可能。●GPIに対応。汎用コンセントボックスによる設置が可能。

コントロールパネル

CP4SW ●4つのLED付スイッチを装備。●各スイッチには任意の機能 をアサイン可能。●GPIに対応。汎用コンセント ボックスによる設置が 可能。

コントロールパネル

CP1SF ●LED付スイッチとフェーダーを 各1つずつ装備。●フェーダーとスイッチには任意 の機能をアサイン可能。●GPIに対応。汎用コンセント ボックスによる設置が可能。

A Component Approach to Versatile System Design

■ICP1の最大接続可能数についてICP1とDMEは1つのゾーンで最大16台まで接続が可能。あるゾーンでDMEを1台使用している場合ICP1は15台まで、DMEを2台使用している場合は14台までICP1が接続できます。

※コントロールパネルCP4SF、CP4SW、CP1SFの接続可能な数については下記コラム「GPIについて」をご参照ください。

※設置には汎用コンセントボックス(USタイプ・スタンダードウォールボックス)を使用します。ICP1、CP4SFは奥行き44mmの

3ギャングサイズ、CP4SWとCP1SFは44mmの1ギャングサイズです。設置の際には同梱のフレームプレートを使用します。

Yamaha Mini-YGDAI cardsDME64Nには4基のMini-YGDAIスロットを、DME24Nには1基のMini-YGDAIスロットを搭載。1基につき最大16I/Oをサポートし、高品位なAD/DAによるアナログオーディオとAES/EBU、ADAT、TASCAMの各フォーマットのデジタルオーディオの入出力に対応します。

MY16-CII16-Channel Audio CobraNet format I/O and Control I/O

MY8-AEB8-Channel AES 3id-1995 format I/O

MY8-AE8-Channel AES/EBU format I/O

MY8-AT8-Channel ADAT format I/O

MY8-TD8-Channel TDIF format I/O

MY8-AD248-Channel Analog Input Card (24 bit)

MY4-AD4-Channel Analog Input Card (24 bit)

MY4-DA4-Channel Analog Output Card (20 bit)

MY8-ADDA968-Channel Analog Input/Output Card

MY8-AD968-Channel Analog Input Card

MY8-DA968-Channel Analog Output Card

MY8-AE968-Channel AES/EBU format I/O

MY8-AE96S8-Channel AES/EBU format I/O(with sample rate converter)

MY16-AT16-Channel ADAT format I/O

MY16-AE16-Channel AES/EBU format I/O

MY16-TD16-Channel TDIF format I/O

Digital I/O Series AD Series

ADDA Series

DA SeriesNetwork I/O Series

AVY16-ES16-Channel EtherSound format I/O

問い合わせ先

株式会社ラグナヒルズTEL.03-5909-1631FAX.03-5909-1639

http://www.auvitran.com/

■GPIとは何かGPIとはGeneral Purpose Interfaceの略称。デジタル機器の外部コントロールを行うインターフェースであり、シンプルで安価にシステム構築が行えます。DME64Nは16入出力のGPI端子(ユーロブロック)を、DME24Nは8入出力のGPI端子(ユーロブロック)を、DME Satelliteシリーズは、8入力、4出力のGPI端子(ユーロブロック)を装備しています。

■GPIの特長はシンプル&低コストGPIは直流5Vの電圧に対する抵抗によってコントロール行うため、複雑な部品はプログラムなどを考える必要が無く、シンプルで低コストな点が最大の特長です。5Vの電圧に対応した汎用のスイッチやフェーダーを用意するだけで、設備の規模に合わせたオリジナルのコントローラーが作成できます。

■任意のパラメーターをGPIで外部コントロールGPIではスイッチのON/OFFタイプのコントロールとフェーダータイプのコントロールが行えます。代表的なものとしては、スイッチタイプではON/OFFの切り換えやシーン

(プログラム)チェンジ、フェーダータイプでは音量等のコントロールが挙げられます。実際に操作したいパラメーターは、同梱ソフトウェア「DME Designer」上で、ユーザーが任意にアサイン可能。DMEシリーズの別売コントロールパネルCPシリーズや汎用のGPI機器で自由に外部コントロール可能です。

■DMEは最大16チャンネル分のGPI機器が接続可能DME64N・DME24Nはいずれも16入出力のGPI端子を、DME Satelliteシリーズは8入力、4出力のGPI端子(ユーロブロック)を装備。オプションのコントロールパネルは、それぞれのスイッチやフェーダーがGPI出力を行うため、DME64N・DME24Nそれぞれ1台につき、合計16のスイッチやフェーダーが接続可能です。

■最長200メートルまでの遠隔制御可能※

外来ノイズに強いシールド線を使った場合、最長200メートル程度まで引き延ばすことが可能だったとの報告もあり、設備用音響などで大きなアドバンテージを発揮します。(※ケーブルの質や環境の影響に左右されるため、常にこの距離を保証するものではありません)

DMEシリーズとGPIについて

  GPI出力数

CP4SF 8

CP4SW 4

CP1SF 2

12 13

Version3

Version3 Version3

Version3

Version3

Page 8: DME8i-C DME8i-ES DME8o-C DME8o-ES DME4io-C DME4io-ES · dme8i-c dme8i-es dme8o-c dme8o-es dme4io-c dme4io-es dme64n dme24n is … ヤマハデジタルミキシングエンジンdmeはデジタル信号処理に特化した自社開発のlsiを搭載し、

DME64N DME24N DME Satellite (C ver.) DME Satellite (ES ver.)サンプリングレート Internal 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz 48kHz, 96kHz 48kHz, 96kHz

External 44.1kHz (-10%) ~ 48kHz (+6%) 48kHz, 96kHz 44.1kHz, 48kHz,

88.2kHz (-10%) ~ 96kHz (+6%) 88.2kHz, 96kHz

シグナルディレイ (Ch input to Ch output@96kHz) ≤ 0.5msec ≤ 0.85ms -

全高調波歪率 - ≤ 0.05

周波数特性 - 0, +0.5, -1.5dB

ダイナミックレンジ - 106dB

ハム&ノイズ - -128dBu (EIN), -82dBu (Residual output noise)

クロストーク - -80dB

電源電圧 100V-240V 50Hz/60Hz

消費電力 80W 75W 40W

寸法 (WxHxD; mm) 480 x 145 x 411.5, 3U 480 x 101 x 411.5, 2U 480 x 44 x 361, 1U

重量 9.5kg 8kg 4.4kg

ICP1

DME64N DME24N DME Satellite

CP4SF CP1SF CP4SW

When using the accompanyingEuroblock connector.

When using the accompanyingEuroblock connector.

When using the accompanyingEuroblock connector.

Control I/O specifications

Dimensions unit : mm

132

145

394

388

1112

.5

405

411.

5

480

88 101

394

388

1112

.5

405

411.

5

480

45.40

37.30

120

162

105

60

26.40

120

16244

26

120

7044

26

120

70 34

26

480

3 1

44

361

354

(4)

Rubber feetare included inthe package.

Terminal Format Level Connector

GPI IN - 0V-5V Euroblock

16IN/16OUT OUT - TTL Euroblock

+V - 5V Euroblock

ETHERNET IEEE802.3 - RJ45

USB USB1.1 0V-3.3V B type USB

REMOTE - RS232C/422 D-sub 9pin (male)

MIDI IN MIDI - DIN-5pin

OUT MIDI - DIN-5pin

THRU MIDI - DIN-5pin

WORD CLOCK IN - TTL/75Ω(ON/OFF) BNC

OUT - TTL/75Ω BNC

Digital audio I/O specificationsTerminal Format/Level IN/OUT Connector

CASCADE IN from PM5D RS422 32 IN D-sub half pitch

from DME64N RS422 32 IN / 32 OUT 68Pin (female)

CASCADE OUT from PM5D RS422 32 IN D-sub half pitch

from DME64N RS422 32 IN / 32 OUT 68Pin (female)

SLOT 1-4 Mini-YGDAI 16 IN / 16 OUT Mini-YGDAI

Control I/O specificationsTerminal Format Level Connector

GPI IN - 0V-5V Euroblock

8IN/8OUT OUT - TTL Euroblock

+V - 5V Euroblock

ETHERNET IEEE802.3 - RJ45

USB USB1.1 0V-3.3V B type USB

REMOTE - RS232C/422 D-sub 9pin (male)

MIDI IN MIDI - DIN-5pin

OUT MIDI - DIN-5pin

THRU MIDI - DIN-5pin

WORD CLOCK IN - TTL/75Ω(ON/OFF) BNC

OUT - TTL/75Ω BNC

Analog audio input specificationsInput terminal Actual load For use with Input level

Connector Gain impedance nominal Nominal Max. before clip

CH INPUT 1-8 -58dB

3kΩ 50-600ΩMics -58dBu -38dBu

Euroblock +10dB & 600ΩLines +10dBu +30dBu

Analog audio output specifications

Output terminal Actual source For use with Output level

Connector impedance nominal Nominal Max. before clip

OUTPUT 1-8 150Ω 600ΩLines +4dBu +24dBu

Euroblock -2dBu +18dB

PHONES 15Ω 8Ω 75mW 150mW Stereo

40Ω 65mW 150mW phone

Digital audio I/O specificationsTerminal Format/Level IN/OUT Connector

SLOT Mini-YGDAI 16 IN / 16 OUT Mini-YGDAI

Control I/O specificationsTerminal Format Level Connector

GPI IN - 0V-5V Euroblock

8IN/4OUT OUT - TTL Euroblock

+V - 5V Euroblock

ETHERNET IEEE802.3 - RJ45

USB USB1.1 0V-3.3V B type USB

REMOTE - RS232C/422 D-sub 9pin (male)

Analog input specificationsInput terminal Actual load For use with Input level

Connector Gain impedance nominal Nominal Max. before clip

CH INPUT -60dB

3kΩ 50-600ΩMics -60dBu -40dBu

Euroblock +10dB & 600ΩLines +10dBu +30dBu

Analog output specifications

Output terminal Actual source For use with Input level

Connector impedance nominal Nominal Max. before clip

OUTPUT 75Ω 600ΩLines +4dBu +24dBu Euroblock

Digital I/O specificationsTerminal Format/Level IN/OUT Connector

CobraNet (C version) CobraNet / 100base-TX 16 IN / 16 OUT RJ-45 x2 (Primary, Secondary)

EtherSound (ES version) EtherSound / 100base-TX 16 IN / 16 OUT RJ-45 x2 (In, Out)

General specifications

DME64N control and audio I/O specifications

DME24N control and audio I/O specifications

DME Satellite control and audio I/O specifications

Specifications

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