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監
査
部
総
務
部
審
査
部
管
理
部
事
務
部
総合企画部
業務推進部
総 代 会
営 業 各 部 店
理 事 会
監 事 会
常 務 会
理 事 長
専 務 理 事
常 務 理 事
常 勤 理 事
皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。 この度、当組合の現状(平成28年度第46期)についてディスクロージャー誌を作成いたしました。本誌をご高覧いただき、皆さまの当組合に対するご理解をさらに深めていただければ幸いに存じます。 ご承知のとおり、平成28年度の国内経済は、海外経済の減速などによる円高や夏場の天候不順の影響があったものの、後半には、輸出の拡大や企業収益の増加などにより、景気は緩やかな回復基調が続いております。 この間、青森県の経済は、個人消費や生産活動に緩やかな持ち直しの動きがみられたほか、雇用
ごあいさつ 事業の組織 (平成29年6月30日現在)
平成28年度末平成27年度末区 分108,790109,409個 人4,6684,626法 人
113,458114,035合 計
組合員の推移 (単位:人)
理 事 長/中島 勝彦
専務理事/井垣 繁人
常務理事/若山 勝哉
常勤理事/川村 工
常勤理事/佐々木孝昌
常勤理事/池田 秀美
理 事/平山 誠敏
理 事/米谷 晴蔵
理 事/長尾 春夫
理 事/畠山 省三
理 事/竹内 勇三
理 事/加賀 誠
理 事/畑中 和紀
理 事/森 弘志
理 事/関 全彦
理 事/佐藤 富人
理 事/中村 憲一
常勤監事/井上 孝志
員外監事/西村 晴夫
監 事/一戸 久男
役員一覧(理事及び監事の氏名・役職名)(平成29年6月30日現在)
注)当組合は、職員出身者以外の理事11名の経営参画により、ガバナンスの向上や組合員の意見の多面的な反映に努めております。
青森県信用組合設立(県内6信用組合合併)■昭和46年7月/白鳥大八氏理事長就任黒石支店開設 9月/新城支店開設■昭和55年6月/預金オンライン稼動■昭和57年10月/為替オンライン稼動(全銀内国為替制度加盟)■昭和59年8月/キャラクターとして「プリン&モップ」を採用■昭和62年6月/融資オンライン稼動 7月/国債窓販取扱開始■昭和63年4月/全国の信用組合とのCD相互利用(SANCS)取扱開始■平成元年8月/全国の都銀、地銀とのCD相互利用(MICS)取扱開始■平成2年7月/むつ信用組合と合併■平成3年10月/中央支店開設(柳町支店、堤支店統合)■平成4年6月/関連会社「けんしんよう信用保証㈱」設立■平成5年4月/けんしんよう年金友の会「沙羅」発会■平成6年5月/SKC(しんくみ全国共同センター)加盟 10月/CDキャッシング代金代払業務開始■平成8年10月/インターネット上にホームページ開設■平成11年5月/デビットカードサービスの開始■平成12年3月/インターネットバンキング・モバイルバンキングを開始■平成13年6月/南部支店を三戸支店に統合し「三戸支店南部出張所」とする
■平成14年3月/
脇野沢支店を川内支店に統合し「川内支店脇野沢出張所」とする全国の加盟信用組合相互のATM利用手数料無料提携「しんくみお得ネット」の取扱開始
10月/
金木支店を五所川原支店に統合し「五所川原支店金木出張所」とする
10月/
戸来支店を三戸支店に統合し「三戸支店戸来出張所」とする決済用預金(無利息型普通預金)の取扱開始■平成17年1月/全国の第二地銀、信用金庫、労働金庫及び他信用組合との「ATM相互入金業務」の取扱開始
■平成18年2月/
でんさいネットサービスの開始■平成25年2月/中島勝彦氏理事長就任■平成26年6月/第6次オンラインシステム稼動■平成27年5月/三戸支店南部出張所の廃止 11月/弘前支店新築オープン■平成28年9月/
当組合のあゆみ(沿革)
情勢も改善傾向にありました。また住宅投資も持ち直しているほか、設備投資も活性化しつつあり、県内経済は、総じて緩やかな回復基調となりました。 このような情勢下、私ども青森県信用組合は、協同組織金融機関として、これまで以上に地域密着型金融への取組みを図り、地域経済の回復・発展に寄与しなければならないと考えており、今後も、より健全性の高い経営を目指すとともに、誠心誠意、組合員のニーズに的確に呼応し、「地域になくてはならない“けんしんよう”」として努力してまいります。 今後とも、より一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
青森県信用組合 理事長/中島 勝彦
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事業方針
■経営理念 「相互扶助の精神に基づき、組合員の繁栄と地域社会の発展に貢献する」を合言葉に、「けんしんよう」 は、地元に根ざした協同組織金融機関として、皆さまに愛され、皆さまとご一緒に歩んでまいります。
平成28年度 経営環境・事業概況
平成28年度の国内経済は、海外経済の減速などによる円高や夏場の天候不順の影響があったものの、後半には、輸出の拡大や企業収益の増加などにより、景気は緩やかな回復基調が続いております。今後、米国をはじめとする世界経済の緩やかな成長を背景に、アベノミクスによる三本の矢戦略の効果がしだいに表れ、日本経済の本格的回復への動きにつながっていくことが期待されます。 この間、青森県経済は、個人消費や生産活動に緩やかな持ち直しの動きがみられたほか、雇用情勢も改善傾向にありました。また住宅投資も持ち直しているほか、設備投資も活発化しつつあり、県内経済は、総じて緩やかな回復基調となりました。一次産業では、スルメイカやサバの不漁があったものの八戸港の水揚げ金額は前年を上回ったほか、県産リンゴは収穫量・販売額ともに前年を上回りました。また、昨年3月に開業した北海道新幹線は、誘客に大きな効果をもたらしました。 県内の金融動向は、日銀のマイナス金利政策の導入により市場金利がきわめて低い水準で推移していることから、貸出金利や余裕資金の運用利回りの低下など、金融機関にとっては利ざやの縮小を余儀なくされる金融環境が続いております。また、少子高齢化、小規模事業者数の減少など金融機関を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。現況、金融機関には「地方創生」への積極的な関与が求められており、私どもは、金融サービスの提供やコンサルティング機能の発揮を通じ、地域経済の活性化や生産性向上等に向け積極的に取組んでおります。 このような経営環境にあって、当組合は、地域に密着した経営方針のもと、地元中小企業の皆さま並びに住民の皆さまを中心に「ふれあいのけんしんよう」として多くの事業を展開してまいりました。その結果、当組合の業績は次のとおりとなりました。
預金積金残高 173,094百万円(対前年度末比 3,004百万円) 貸出金残高 88,140百万円(対前年度末比 3,701百万円) 業務純益 285百万円(対前年度末比 △694百万円) コア業務純益 283百万円(対前年度末比 △109百万円) 当期純利益 46百万円(対前年度末比 △20百万円)
預金は、事業性融資推進により預金取引が強化された結果、法人預金が増加したことから、期末残高で173,094百万円となり、対前年度末比3,004百万円の増加となりました。また、個人預金については、 懸賞金付定期預金「虎の子」や年金受給者の預金獲得を推進し、積極的な預金増強に努めたことから、対前年度末比 395百万円の増加となりました。 貸出金は、金融情勢に即した新商品を発売し、事業性融資推進チームと営業店が一体となった融資推進活動に取り組んだ結果、期末残高は対前年度末比3,701百万円増加の88,140百万円となりました。資金需要が低迷するなか、「地域密着型金融推進計画」の一環として小口事業性資金の積極的な供給や、個人ローンを積極的に販促し、組合員への円滑な資金供給に努めました。 利益面では、営業実績を示すコア業務純益は、283百万円となり、対前年度比109百万円の減益となりました。また、当期純利益は前年度比20百万円減益の46百万円となりましたが、市場金利の一段の低下など厳しい経営環境の中、16期連続の黒字決算となりました。 また、平成28年9月には、金融庁より金融仲介機能の発揮状況を客観的に評価する多様な指標として「金融仲介機能のベンチマーク」が公表され、これにより金融機関は、地域の事情や金融機関の経営方針に応じてベンチマークを適宜選択しつつ、地元にいかに貢献し協業していくかを検証することが問われるようになりました。 このような状況下、私ども信用組合は、「相互扶助」という不変の基本理念を持つ協同組織金融機関として、これまで以上に地域密着型金融への取組みを図り、地域経済の回復・発展に寄与しなければならないと考えております。今後も、より健全性の高い経営を目指すとともに、誠心誠意、組合員のニーズに的確に呼応し、「地域になくてはならない“けんしんよう”」として努力して参ります。
●弘前支店を新築オープン 平成28年9月5日に旧店舗隣に弘前支店を新築オープンいたしました。室内は環境に配慮してLED照明を導入し、バリアフリーにも対応いたしました。 また、新築オープンを記念して弘前城と桜をデザインした専用の定期預金証書を作成し、定期預金・定期積金などの契約者に粗品を贈る記念キャンペーンを行いました。●「けんしんようエコ絵画コンクール」の実施 当組合では、平成22年度から、地球温暖化防止と環境保護活動の一環として「けんしんようエコ絵画コンクール」を実施しております。このコンクールは、子ども達に自然環境の美しさや自然環境保護の大切さを知ってほしいと願い実施しているものです。 昨年度は、第7回目の実施となりましたが、「青森県の美しい森林」、「青森県の自然と生物」というテーマで、県内の小学校・中学校・高等学校の児童・生徒の皆さんから作品を募集(募集期間:平成28年5月1日~8月31日)したところ、290点の応募をいただきました。 入賞した作品については、当組合の本支店においてロビー展を開催したほか、当組合の平成29年カレンダーにも使用いたしました。●けんしんよう年金友の会「沙羅」の旅行の実施 毎年恒例のけんしんよう年金友の会「沙羅」の旅行が、平成28年11月15日から16日に行われました。昨年度は、「前川清コンサート」の鑑賞を組み込んだ渡り温泉(花巻)への一泊旅行を企画したところ、177名の方が参加され、皆さまに大変喜んでいただきました。●新商品「金利選択型住宅ローンマイセレクト」の発売 平成28年5月より、固定金利、変動金利が選択できる新商品「金利選択型住宅ローンマイセレクト」の取扱いを開始いたしました。●新商品「ふるさと活性化特別融資制度」の発売 平成28年4月より、スコアリングモデルを活用した、これまでの商品より金利等を優遇した新商品「ふるさと活性化特別融資制度」の取扱いを開始いたしました。●「環境保護支援定期積金〝森の詩″」の寄付金贈呈 当組合では、青森県の森林資源の育成と二酸化炭素の削減に寄与することを目的として、平成22年と平成24に環境保護支援定期積金「森の詩」を発売いたしました。本商品は、定期積金の給付補填金の一部を寄付していただき、当組合の拠出とあわせて寄付金を贈呈するものです。 今般、平成24年に募集した分が満期を迎えたことから、平成28年7月に森林環境整備に役立ててもらうため公益社団法人青森県緑化推進委員会へ寄付金を贈呈いたしました。 当組合では、今後も引き続き森林環境整備活動を支援してまいります。●「しんくみピーターパンカード」の寄付金贈呈 「しんくみピーターパンカード」は、お客様に負担をかけることなく、カード利用代金の0.3%を、県内の障害や難病とたたかっている子供たちやその家族への支援活動団体や、子供たちの健全育成の支援活動団体等に寄付するほか、0.2%をロンドンの「グレート・オーモンド・ストリート病院こどもチャリティ」へ寄付するものです。 当組合では、この制度により平成28年12月に、養護施設へ寄付金を贈呈しており、今後も引き続きこうした取組みを継続してまいります。
トピックス
■経営方針1.健全経営 健全経営を堅持し、ふれあいを大切に、心のこもった質の高い金融サービスで、最も信頼される「信用組合」を目指しております。2.地域密着 最も親近感あふれる金融機関として、地域活動に積極的に支援・参加し、地域と共に歩み、地域経済の発展に貢献することを目指しております。3.職場活力 仕事を通じ、各職員が自己実現を図れるような、活力ある明るい職場づくりを目指しております。
■平成29年度業務基本方針経営基盤(体質)の強化を念頭に次の5点を基本方針としております。 1.中小企業金融円滑化に向けた積極的な金融仲介機能の発揮 2.コンプライアンスの徹底 3.適正収益の確保 4.人材の育成、強化 5.リスク管理の強化、徹底
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総代会について
総代会(最高意思決定機関)
組 合 員
組合員の意見集約
組合経営の意思決定
青森県信用組合
出資・預金・融資など
総 代
総代選挙
出席 討議
選 出
立候補 推 薦
当選者の公告
候補者の届出●立候補 ●推薦
総代候補者の公告
当 選
投 票
候補者の数が定数を超える選挙区
無投票当選
候補者の数が定数以内の選挙区
公 告◆選挙区別の総代定数 ◆選挙人名簿の縦覧開始◆選挙期日 投票時間 ◆投票場所
総代数総代定数対象営業店対象地区選挙区
2731八戸支店、三戸支店、戸来出張所、田子支店、名川支店八戸市、三戸郡第1区
3841三沢支店、十和田支店、七戸支店、上北町支店、百石支店、六ヶ所支店三沢市、十和田市、上北郡第2区
5558本店営業部、中央支店、駅前支店、旭町支店、浪打支店、沖館支店、新城支店、小湊支店、三厩支店
青森市、東津軽郡第3区
2324弘前支店、黒石支店弘前市、黒石市、平川市、中津軽郡、南津軽郡第4区
1518五所川原支店、金木出張所、木造支店
五所川原市、つがる市、西津軽郡、北津軽郡第5区
3738むつ営業部、大湊支店、川内支店、脇野沢出張所、大畑支店、東通南支店
むつ市、下北郡第6区
■総代の選挙区・定数・総代数 (平成29年6月30日現在)
■総代会の決議事項等の議事概要 平成29年6月9日開催の第46回通常総代会において、次の決議事項が付議され、それぞれ原案のとおり承認可決されました。○報告事項 第46期事業報告○決議事項 第1号議案 第46期貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分(案)承認の件 第2号議案 第47期事業計画の設定並びに収支予算(案)承認の件 第3号議案 定款の一部変更の件 第4号議案 組合員除名に関する件
■総代会の仕組みと役割 信用組合は、出資者である組合員の相互扶助の精神を基本理念に、組合員一人ひとりの意見を尊重し、金融の円滑化と組合員の経済的地位の向上を図ることを目的とした協同組織の金融機関です。 また、信用組合には、組合員の総意により組合の意思を決定する機関である「総会」が設けられており、組合員は出資口数に関係なく、一人一票の議決権及び選挙権を持ち、総会を通じて当組合の経営に参加することができます。 しかし、当組合では組合員数が大変多く、総会の開催は事実上不可能なことから、組合員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて中小企業等協同組合法及び定款の定めるところにより「総代会」を設置しております。 総代会は、決算、取引業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する組合の最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会と同様に組合員一人ひとりの意見が当組合の経営に反映されるよう、組合員の中から適正な手続きにより選出された総代により運営されております。 総代会は、毎事業年度終了後の6月に通常総代会が開催され、また、必要に応じて臨時総代会が開催されます。
■総代の選出方法、任期、定数 総代は、総代会での意思決定が広く組合員の意思を反映し適切に行われるよう、組合員の幅広い層の中から、定款及び総代選挙規約に基づき、公正な手続きを経て選出されます。(1)総代の選出方法 総代は組合員であることが前提条件であり、総代選挙規約等に則り、各地区(選挙区)毎に自ら立候補 した方若しくは地区(選挙区)内の組合員から推薦された方の中から、その地区(選挙区)に属する組合員により、公平に選挙を行い選出されます。 なお、総代候補者(立候補者(推薦を含む。))の数が当該地区における総代定数を超えない場合は、その候補者(立候補者(推薦を含む。))を当選者として投票は行っておりません。
(2)総代の任期・定数 総代の任期は3年となっております。なお、当組合は地区(選挙区)を6つの区に分け、総代の選出を行っております。 総代の定数は、170人以上210人以内です。地区別の定数は、地区の組合員数と総組合員数の按分比により算出しております(平成29年6月30日現在の総代数195人、組合員数113,426人)。