2
User's Manual AC/DC 電流センサ CT1000、CT200、CT60 は横河計測株式会社の製品です。 各国や地域の当社営業拠点の連絡先は、つぎのシートに記載されています。 ドキュメント No. 内容 PIM 113-01Z2 国内海外の連絡先一覧 安全にご使用いただくために 電流センサの取り扱いにあたっては下記の注意事項を必ずお守りください。これらの注意に反したご 使用により生じた障害については、YOKOGAWA は責任と保証を負いかねます。なお、電流センサを ご使用になる前に、測定器本体の取扱説明書 ( ユーザーズマニュアル ) をお読みいただき、測定器本 体の仕様 / 取り扱いを十分ご理解のうえ、電流センサをご使用ください。 本機器には、次のようなシンボルマークを使用しています。 取扱注意 ( 人体および機器を保護するために、ユーザーズマニュアルやサービスマニュア ルを参照する必要がある場所に付いています。) 感電の危険 高温表面 感電事故など、使用者の生命や身体に危険が及んだり、機器損傷の恐れがあるため、次の注意事項 をお守りください。 警  告 感電の恐れがあります。 ケースに損傷がある場合は、測定をしないでください。 雨や湿気にさらされた状態、水滴が付着した状態や濡れた手での操作は避けてください。 急激な温度変化があると結露することがあります。このようなときは、周囲の温度に 1 時間以上慣らしてから、結露がない状態で使用してください。 本機器を分解しないでください。 当社のサービスマン以外は本機器を分解しないでください。 電源 供給電源の電圧が本機器の電源電圧に合っているか必ず確認したうえで、供給電源を入 力してください。 測定導体は絶縁されていない導体またはケーブルを使用しないでください。 導体またはケーブルには強化絶縁されたものを使用してください。 測定導体の表面温度は本機器の動作環境温度範囲内になるようにしてください。 本機器は十分な絶縁を確保していますが、1 次側導体に電圧が印加されているときは、本 機器および 2 次側出力ケーブルに触れないでください。 本機器に電源を入力する前に、必ず 2 次側信号出力を測定器に接続してください。 本機器に電源を入力した状態で 2 次側出力を開放しないでください。故障および感電する 恐れがあります。 本機器に電源を入力する前に 1 次側電流を流さないでください。故障および感電する恐れ があります。 過大入力は誤動作や故障の原因になります。 本機器を固定した後、振動を与えないでください。損傷する恐れがあります。 このマニュアルで使用している記号 本機器で使用しているシンボルマークで、人体および機器に危険があることを示す とともに、ユーザーズマニュアルを参照する必要があることを示します。ユーザー ズマニュアルでは、その参照ページに目印として使用しています。 警  告 取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険があるときに、その 危険を避けるための注意事項が記載されています。 注  意 取り扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、または物的損害のみが発生する 危険があるときに、それを避けるための注意事項が記載されています。 Note 本機器を取り扱ううえで重要な情報が記載されています。 1. 概要 本機器は、1500:1(CT1000)、または 1000:1(CT200)、または 600:1(CT60) の変流比で 1 次側の 電流を変流する電流出力型の電流センサです。本機器の性能と機能をご理解のうえ、YOKOGAWA 製の測定器とだけ組み合わせて本機器をご使用ください。 2. 構成 電流センサ本体と取扱説明書から構成されています。 標準構成品 1. 電流センサ本体 2. 取扱説明書 IM CT1000-01JA CT1000、CT200、CT60 AC/DC 電流センサ ユーザーズマニュアル 本書です。本機器の取り扱い上の注意や 基本的な使用方法と、仕様を記載してい ます。 IM CT1000-01EN CT1000, CT200, CT60 AC/DC Current Sensor User's Manual 上記の英語版です。 マニュアルNo の「JA」、「EN」は言語コードです。 各国や地域の当社営業拠点の連絡先は、次のシートに記載されています。 PIM 113-01Z2 お問い合わせ先 国内海外の連絡先一覧 このたびは、AC/DC 電流センサ CT1000、CT200、CT60 をお買い上げいただきましてありがとうござ います。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みいただき、正しくお使いください。 本機器の性能と機能をご理解のうえ、本機器をご使用ください。 お読みになったあとは大切に保存してください。 IM CT1000-01JA 1/2 別売アクセサリ 別売アクセサリとして、次のものがあります。本書で指定されているアクセサリを使用してくださ い。また、本機器のアクセサリは、これらをアクセサリとして指定している当社製品にだけ使用し てください。 出力コネクタ B8200JQ 負荷抵抗 B8200JR 3. 各部の名称 1 5 6 9 コネクタの ピン配置 ピンNo. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 信号名 出力リターン -(接続しないでください) -(接続しないでください) 電源0V入力 電源-15V入力 2次側信号出力 -(接続しないでください) -(接続しないでください) 電源+15V入力 2次側コネクタの信号の割り当て 図1 各部の名称とピン配置 正面 上面 導体ガイド 1次側導体貫通穴 2次側コネクタ CT60 CT200 固定用ねじ穴 (M5用 2カ所) 固定用ねじ穴 (M5用 2カ所) 正面 上面 1 5 6 9 コネクタの ピン配置 導体ガイド 1次側導体貫通穴 2次側コネクタ 固定用ねじ穴 (M6用 2カ所) 固定用ねじ穴 (M5用 4カ所) CT1000 固定用ねじ穴 (M4用 4カ所) 4. 使用方法 注  意 測定対象の導体に流れる電流は、測定範囲内にしてください。測定範囲を超える電流が流 れると本機器が発熱し損傷する場合があります。 1. 本機器の 2 次側コネクタと、測定器の電流入力端子、0V( コモン )、±15V 電源を接続します。 2. 測定器と電源を、本機器の仕様に合わせて設定します。 測定器と電源の取り扱いや接続方法については、それぞれの取扱説明書をよくお読みください。 電流センサの 2次側コネクタ 4 5 9 6 電源 0V(コモン) -15V +15V Rb 電流入力端子 測定器 Rb:負荷抵抗* 図2 接続例 * 測定器の内部抵抗+負荷抵抗(Rb)が負荷抵抗の仕様の範囲内になるようにしてください。 ± 1 3. 1 次側導体を本機器の 1 次側導体貫通穴に通します。電流が流れる方向と、本機器の矢印の方 向を同じにしてください。次の図は CT200、CT60 での例です。CT1000 も同様です。 正しい貫通例 1本の導体 1次側電流 正しくない貫通例 磁気シールドされて いる導体を貫通した例 平行導体を一括 して貫通した例 電流が両方向 に流れている 電流が流れる方向 図3 貫通例 4. 本機器に電源が供給されていることを確認後、1 次側電流を流します。 5. 測定値を読み取ります。 1 次側導体に流れている電流は、次のように換算して求められます。 例 本機器の 2 次側コネクタ ( ピン No.6) から出力される電流が 100mA のとき、 CT1000:100mA × 1500 = 150A CT200:100mA × 1000 = 100A CT60:100mA × 600 = 60A Note 本機器に電源が供給されているにもかかわらず、NORMAL OPERATION の LED が消灯している 場合は、保護機能が動作しいている場合があります。速やかに 1 次側電流の通電を停止して ください。 電流の流れが同一方向で、測定しようとする電流が流れている導体だけを 1 次側導体貫通穴 に通してください。磁気シールドされている導体を貫通したり、電流の流れが両方向に流れて いる平行導体を一括して貫通すると正しい測定ができません。 1 次側配線と 2 次側配線が干渉しないようにしてください。2 次側配線は微少電流のため 1 次 側電流の影響を受けることがあります。できるだけ短く、1 次側配線と距離を保ち、平行にな らないようにしてください。2 次側配線の線材は AWG24 以上を推奨します。インバータなど の測定においてはシールド線よりツイストペアが良いことがあります。 本機器は電流出力型です。電流入力を持つ測定器に接続してください。測定器の電圧入力に接 続する場合は、適切なシャント抵抗を介して、電圧入力端子に接続してください。 2 次側信号出力に接続される測定器側の負荷抵抗が仕様の範囲内になるようにしてください。 測定対象の 1 次側電流により生じる磁界以外の非常に強い外部磁界がある所、また強電界が ある所では、正確な測定ができない場合があります。 CT1000、CT200、CT60 AC/DC 電流センサ 9th Edition : November 2017 (YMI) All Rights Reserved, Copyright © 2010, Yokogawa Test & Measurement Corporation Printed in Japan IM CT1000-01JA 9版

CT1000、CT200、CT60 AC/DC 電流センサ ユーザーズ ...User's Manual AC/DC 電流センサCT1000、CT200、CT60は横河計測株式会社の製品です。各国や地域の当社営業拠点の連絡先は、つぎのシートに記載されています。ドキュメント

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User'sManual

AC/DC 電流センサ CT1000、CT200、CT60 は横河計測株式会社の製品です。各国や地域の当社営業拠点の連絡先は、つぎのシートに記載されています。ドキュメントNo. 内容PIM 113-01Z2 国内海外の連絡先一覧

安全にご使用いただくために電流センサの取り扱いにあたっては下記の注意事項を必ずお守りください。これらの注意に反したご使用により生じた障害については、YOKOGAWA は責任と保証を負いかねます。なお、電流センサをご使用になる前に、測定器本体の取扱説明書 ( ユーザーズマニュアル ) をお読みいただき、測定器本体の仕様 / 取り扱いを十分ご理解のうえ、電流センサをご使用ください。

本機器には、次のようなシンボルマークを使用しています。 “ 取扱注意 ”( 人体および機器を保護するために、ユーザーズマニュアルやサービスマニュア

ルを参照する必要がある場所に付いています。) 感電の危険 高温表面

感電事故など、使用者の生命や身体に危険が及んだり、機器損傷の恐れがあるため、次の注意事項をお守りください。

警  告・感電の恐れがあります。

・ ケースに損傷がある場合は、測定をしないでください。・ 雨や湿気にさらされた状態、水滴が付着した状態や濡れた手での操作は避けてください。・ 急激な温度変化があると結露することがあります。このようなときは、周囲の温度に 1

時間以上慣らしてから、結露がない状態で使用してください。・本機器を分解しないでください。 当社のサービスマン以外は本機器を分解しないでください。

・電源 供給電源の電圧が本機器の電源電圧に合っているか必ず確認したうえで、供給電源を入

力してください。・測定導体は絶縁されていない導体またはケーブルを使用しないでください。 導体またはケーブルには強化絶縁されたものを使用してください。

・測定導体の表面温度は本機器の動作環境温度範囲内になるようにしてください。・本機器は十分な絶縁を確保していますが、1次側導体に電圧が印加されているときは、本機器および 2次側出力ケーブルに触れないでください。

・本機器に電源を入力する前に、必ず 2次側信号出力を測定器に接続してください。・本機器に電源を入力した状態で 2次側出力を開放しないでください。故障および感電する恐れがあります。

・本機器に電源を入力する前に 1次側電流を流さないでください。故障および感電する恐れがあります。

・過大入力は誤動作や故障の原因になります。・本機器を固定した後、振動を与えないでください。損傷する恐れがあります。

このマニュアルで使用している記号 本機器で使用しているシンボルマークで、人体および機器に危険があることを示す

とともに、ユーザーズマニュアルを参照する必要があることを示します。ユーザーズマニュアルでは、その参照ページに目印として使用しています。

警  告 取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険があるときに、その危険を避けるための注意事項が記載されています。

注  意 取り扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、または物的損害のみが発生する危険があるときに、それを避けるための注意事項が記載されています。

Note 本機器を取り扱ううえで重要な情報が記載されています。

1.概要 本機器は、1500:1(CT1000)、または 1000:1(CT200)、または 600:1(CT60) の変流比で 1 次側の

電流を変流する電流出力型の電流センサです。本機器の性能と機能をご理解のうえ、YOKOGAWA製の測定器とだけ組み合わせて本機器をご使用ください。

2.構成 電流センサ本体と取扱説明書から構成されています。 標準構成品

1. 電流センサ本体2. 取扱説明書

IM CT1000-01JA CT1000、CT200、CT60AC/DC 電流センサユーザーズマニュアル

本書です。本機器の取り扱い上の注意や基本的な使用方法と、仕様を記載しています。

IM CT1000-01EN CT1000, CT200, CT60AC/DC Current SensorUser's Manual

上記の英語版です。

マニュアル No の「JA」、「EN」は言語コードです。

各国や地域の当社営業拠点の連絡先は、次のシートに記載されています。PIM 113-01Z2 お問い合わせ先 国内海外の連絡先一覧

このたびは、AC/DC 電流センサ CT1000、CT200、CT60 をお買い上げいただきましてありがとうございます。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みいただき、正しくお使いください。本機器の性能と機能をご理解のうえ、本機器をご使用ください。お読みになったあとは大切に保存してください。

IM CT1000-01JA 1/2

別売アクセサリ 別売アクセサリとして、次のものがあります。本書で指定されているアクセサリを使用してくださ

い。また、本機器のアクセサリは、これらをアクセサリとして指定している当社製品にだけ使用してください。出力コネクタ B8200JQ負荷抵抗 B8200JR

3.各部の名称

1 5

6 9

コネクタのピン配置

ピンNo.123456789

信号名出力リターン-(接続しないでください)-(接続しないでください)電源0V入力電源-15V入力2次側信号出力-(接続しないでください)-(接続しないでください)電源+15V入力

2次側コネクタの信号の割り当て

図1 各部の名称とピン配置

正面

上面

導体ガイド1次側導体貫通穴

2次側コネクタ

CT60CT200

固定用ねじ穴(M5用 2カ所)

固定用ねじ穴(M5用 2カ所)

正面

上面

1

5

6

9コネクタのピン配置

導体ガイド

1次側導体貫通穴

2次側コネクタ

固定用ねじ穴(M6用 2カ所)

固定用ねじ穴(M5用 4カ所)

CT1000

固定用ねじ穴(M4用 4カ所)

4.使用方法

注  意測定対象の導体に流れる電流は、測定範囲内にしてください。測定範囲を超える電流が流れると本機器が発熱し損傷する場合があります。

1. 本機器の 2 次側コネクタと、測定器の電流入力端子、0V( コモン )、±15V 電源を接続します。2. 測定器と電源を、本機器の仕様に合わせて設定します。 測定器と電源の取り扱いや接続方法については、それぞれの取扱説明書をよくお読みください。

電流センサの2次側コネクタ

459

6

電源0V(コモン)-15V+15V

Rb 電流入力端子

測定器

Rb:負荷抵抗*

図2 接続例

* 測定器の内部抵抗+負荷抵抗(Rb)が負荷抵抗の仕様の範囲内になるようにしてください。

±1

3. 1 次側導体を本機器の 1 次側導体貫通穴に通します。電流が流れる方向と、本機器の矢印の方向を同じにしてください。次の図は CT200、CT60 での例です。CT1000 も同様です。

正しい貫通例

1本の導体

1次側電流

正しくない貫通例磁気シールドされている導体を貫通した例

平行導体を一括して貫通した例

電流が両方向に流れている

電流が流れる方向

図3 貫通例

4. 本機器に電源が供給されていることを確認後、1 次側電流を流します。5. 測定値を読み取ります。 1 次側導体に流れている電流は、次のように換算して求められます。 例 本機器の 2 次側コネクタ ( ピン No.6) から出力される電流が 100mA のとき、 CT1000:100mA × 1500 = 150A CT200:100mA × 1000 = 100A CT60:100mA × 600 = 60A

Note・ 本機器に電源が供給されているにもかかわらず、NORMAL OPERATION の LED が消灯している

場合は、保護機能が動作しいている場合があります。速やかに 1 次側電流の通電を停止してください。

・ 電流の流れが同一方向で、測定しようとする電流が流れている導体だけを 1 次側導体貫通穴に通してください。磁気シールドされている導体を貫通したり、電流の流れが両方向に流れている平行導体を一括して貫通すると正しい測定ができません。

・ 1 次側配線と 2 次側配線が干渉しないようにしてください。2 次側配線は微少電流のため 1 次側電流の影響を受けることがあります。できるだけ短く、1 次側配線と距離を保ち、平行にならないようにしてください。2 次側配線の線材は AWG24 以上を推奨します。インバータなどの測定においてはシールド線よりツイストペアが良いことがあります。

・ 本機器は電流出力型です。電流入力を持つ測定器に接続してください。測定器の電圧入力に接続する場合は、適切なシャント抵抗を介して、電圧入力端子に接続してください。

・ 2 次側信号出力に接続される測定器側の負荷抵抗が仕様の範囲内になるようにしてください。・ 測定対象の 1 次側電流により生じる磁界以外の非常に強い外部磁界がある所、また強電界が

ある所では、正確な測定ができない場合があります。

CT1000、CT200、CT60AC/DC電流センサ

9th Edition : November 2017 (YMI)All Rights Reserved, Copyright © 2010, Yokogawa Test & Measurement CorporationPrinted in Japan

IM CT1000-01JA9 版

Page 2: CT1000、CT200、CT60 AC/DC 電流センサ ユーザーズ ...User's Manual AC/DC 電流センサCT1000、CT200、CT60は横河計測株式会社の製品です。各国や地域の当社営業拠点の連絡先は、つぎのシートに記載されています。ドキュメント

5.仕様項目 製品形名

CT1000 CT200 CT60定格電流 直流:0 ~ 1000A 直流:0 ~ 200A 直流:0 ~ 60A

交流:1000Apeak 交流:200Apeak 交流:60Apeak出力電流 1 次側定格電流 1000A の

とき、666.6mA1 次側定格電流 200Aのとき、200.0mA

1 次側定格電流 60Aのとき、100.0mA

変流比 1500:1 1000:1 600:1電流方向 本体記載の矢印方向確度 DC:± (0.05% of reading+30μA)

50/60Hz:± (0.05% of reading+30μA) ただし正弦波基準条件 23 ± 5℃ 同相電圧 0V 導体位置 φ 25mm、長さ 300mm 以上の直線導体使用

確度保証期間 12 カ月導体位置の影響 上記確度に± 0.01% of reading を加算測定帯域 (-3dB) DC ~ 300kHz DC ~ 500kHz DC ~ 800kHz温度係数 10 ~ 18℃、28 ~ 50℃の範囲:0.01%/℃以下連続最大許容入力 1000Apeak 200Apeak 60Apeak

周波数に対する連続最大許容電流は図 4 を参照。瞬時最大許容入力(0.1 秒以下、参考値 )

4500Apeak 1000Apeak 300Apeak

最大定格電圧 1000Vrms CAT III負荷抵抗 2.5 ~ 5 Ω 0 ~ 30 Ω 0 ~ 20 Ω動作環境 温度範囲 10 ~ 50℃

湿度範囲 20 ~ 80%RH ただし結露しないこと高度 2000m 以下

保存環境 温度範囲 -20 ~ 60℃湿度範囲 20 ~ 80%RH ただし結露しないこと高度 3000m 以下

外形寸法約 約128(W)×106(H)×60(D) mm

約 93(W) × 77(H) × 38(D) mm

( ただし、コネクタ、導体ガイド、突起部を除く )1 次側電流穴径 φ 30mm φ 26mm2 次側コネクタ D-Sub 9 ピン質量 約 0.8kg 約 0.3kg電源電圧 ± (15V ± 5%)最大定格電力 30VA 11VA 7VA消費電流(各電源電圧にて)約 (150mA +出力電流 ) 約 (80mA +出力電流 )推奨固定ねじおよび締め付けトルク

・背面パネル取り付け時 M5 × 4 箇所 鉄ねじ 3.7Nm M4 × 4 箇所 鉄ねじ 2.8Nm・座面パネル取り付け時 M6 × 2 箇所 鉄ねじ 4.4Nm M5 × 2 箇所 鉄ねじ 3.7Nm安全規格 適合規格

 EN61010-1エミッション 適合規格

 EN61326-1 ClassB、EN55011 ClassB, Group1、 オーストラリア、ニュージーランドの EMC 規制 EN55011 ClassB, Group1

イミュニティ 適合規格 EN61326-1 Table2( 工業立地用 )

付属品 取扱説明書:1 部アクセサリ ( 別売り ) ・ D-Sub 9 ピンコネクタ ( プラグ 1 個とネジ 2 個、部品番号 B8200JQ):1 個

・ 負荷抵抗 (10 Ω x 4 個、部品番号 B8200JR、抵抗値確度 ±0.1%、温度係数 25ppm/℃ ):1 組。 使用例:2.5 Ωの負荷抵抗として使用する場合、4 個の 10Ω を並列接続して使用。

1

10

100

1 10 100 1000 10000 100000周波数[Hz]

最大許容入力電流[Arms]

CT1000

100000

1000

1

10

100

1 10 100 1000 10000 100000周波数[Hz]

最大許容入力電流[Arms]

CT200

100000

1000

1

10

100

1 10 100 1000 10000 100000周波数[Hz]

最大許容入力電流[Arms]

CT60

100000

図4 周波数による1次側電流のディレーティング

IM CT1000-01JA 2/2

2-Ф5.5穴

8093

76.6

20.3

38

77.7

38.9

Ф26

10490

128

6030

109

85106

4 - Ф5.5 穴

67

54

2 - Ф6.5 穴

Ф30

47

3134

67 4-Ф4.5穴

指示なき寸法公差は、±3%(ただし10mm未満は±0.3mm)とする。図5 外形図

CT200、CT60

単位 : mmCT1000

6. アフターサービス本機器をご使用中、万一不具合が生じ正常な動作を示さず修理を要する場合には、お買い求め先までご連絡ください。

7. 保証について万一製造上の不備による故障あるいは輸送中の事故などによる故障の節は、お買い求め先までご連絡ください。

8. 付録 廃電気電子機器指令

( この指令は EU 圏内のみで有効です。) この製品は WEEE 指令マーキング要求に準拠します。このマークはこの電

気電子製品を一般家庭廃棄物として廃棄してはならないことを示します。 製品カテゴリー WEEE 指令に示される製品タイプに準拠して、この製品は “監視及び制御装

置” の製品として分類されます。 EU 圏内で製品を廃棄する場合は、お近くの横河ヨーロッパ・オフィスまで

ご連絡ください。家庭廃棄物では処分しないでください。

EEA 内の認定代理人 (AR) 横河ヨーロッパ・オフィスは EEA 内で本製品の当社認定代理人 (AR) を務めます。横河ヨーロッパ・

オフィスの住所については別紙のお問い合わせ先 (PIM 113-01Z2) をご覧ください。

韓国電波法への対応 本製品は,韓国電波法に適合しています。韓国では下記に注意して使用してください。 이기기는가정용 (B급 )전자파적합기기입니다

本製品は家庭用 (B 級 ) 電磁波適合機器です。 Registration No: KCC-REM-IMY-EEN314 Equipment Name: Current Sensor Trade Name: Yokogawa Test & Measurement Corporation Manufacturer: Yokogawa Test & Measurement Corporation Country of Origin: Bulgaria

产品中有毒有害物质或元素的名称及含量 この項目は、中華人民共和国国内でのみ有効です。

部件名称 有毒有害物质或元素

铅(Pb) 汞(Hg) 镉(Cd) 六价铬

(Cr(VI))

多溴联苯

(PBB)

多溴二苯醚

(PBDE)

框架(塑料) ○ ○ ○ ○ ○ ○

框架(金属) ○ ○ ○ ○ ○ ○

线路板 ASSY × ○ ○ ○ ○ ○

○: 表示该部件的所有均质材料中的有毒有害物质的含量均在 GB/T 26572 标准中所规定的限量以下。× : 表示该有毒有害物质至少在该部件的某一均质材料中的含量超出 GB/T 26572 标准规定的限量要求。

环保使用期限 この項目は、中華人民共和国国内でのみ有効です。

该标识适用于 SJ/T 11364 中所述 , 在中华人民共和国销售的电子电气产品的环保使用期限。只要您遵守该产品相关的安全及使用注意事项 , 在自制造日起算的年

限内 , 则不会因产品中有害物质泄漏或突发变异 , 而造成对环境的污染或对人体

及财产产生恶劣影响。 注)该年数为“环保使用期限”, 并非产品的质量保证期。零件更换的推荐周期 ,

请参照使用说明书。