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1
病理学各論 眼科領域
2018.10.9
徳島県立中央病院病理診断科 工藤
ほぼ球形直径約24mm
前極は角膜の中心
後極は中心窩と視神経円盤の間にある
視軸は瞳孔の中心と中心窩を結ぶ線
2
網膜は10層
網膜剥離は桿体錐体層と網膜色素上皮層の間で起こる
3
ツァイス腺
眼瞼の解剖眼瞼の瞼板腺(マイボーム腺)の無菌性の肉芽腫性炎症が霰粒腫である。麦粒腫はツァイス腺、モール腺あるいは瞼板腺のブドウ球菌感染である。
角膜の構造
4
開放隅角緑内障
閉塞隅角緑内障
5
網膜芽細胞腫 網膜芽細胞腫 (両眼例)
白色瞳孔
網膜芽細胞腫
眼底
網膜芽細胞腫
網膜芽細胞腫網膜芽細胞腫
眼底
硝子体
6
網膜芽細胞腫
視神経断端浸潤
網膜芽細胞腫 分化型 (ロゼットがみられる)
・ロゼット(花冠 カカン)とは小さなバラの花のことであり,それに似て腫瘍細胞が花弁のように配列した構築を示すものをさす
・Flexner-Wintersteiner型は中心に明確に境された腔をもつ (真性ロゼットtrue rosette)
・Homer-Wright型は腔がなく中心点まで細胞質性の突起が伸びている (偽ロゼットpseudorosette)
ロゼット網膜芽細胞腫 分化型
網膜芽細胞腫 分化型 網膜芽細胞腫 未分化型
7
網膜芽細胞腫 分化型フルーレット
網膜芽細胞腫腫瘍細胞の壊死と石灰沈着
ぶどう膜悪性黒色腫 ぶどう膜悪性黒色腫
ぶどう膜悪性黒色腫
篩状板
8
A型紡錘細胞
B型紡錘細胞
類上皮型細胞
ぶどう膜悪性黒色腫 転移性脈絡膜腫瘍
癌の虹彩転移