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資料2 法務省資料

法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

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Page 1: 法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

資料2

法務省資料

Page 2: 法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

矯正施設における⺠間ボランティアの活動

矯正施設等における広報・啓発活動

地域社会・⺠間協⼒者等との連携・広報啓発の推進幅広い層への効果的・積極的な広報・啓発

地方公共団体等による広報・啓発活動への積極的参画 等

■その他民間協力者による各種支援講話・講演の実施,各種指導への参画,余暇活動の援助等(例:職業・進路選択に関する講話・指導)

■教誨師本⼈の宗教上の希望に応じて,⺠間の篤志宗教家である教誨師が宗教教誨(宗教⾏事,礼拝,⾯接,講話等)を実施する。信教の⾃由を保障し,精神的安定を与えるとともに,改善更⽣・社会復帰に寄与するもの。

■篤志面接委員専⾨的知識や豊富な経験を持つ⺠間の篤志家による奉仕活動。相談・助⾔(家庭問題,職業相談,法律相談等),クラブ活動,レクリエーション等に関する指導,専⾨的な知⾒に基づく教育活動等を⾏う。

■施設参観

矯正⾏政や矯正施設運営に対する地域住⺠等の理解・協⼒を得るため,各矯正施設において,積極的に施設参観を実施。

■矯正展(刑務所作業製品展示即売会)

刑務所作業製品の展⽰・即売を通じ,矯正⾏政や刑務作業の意義・重要性を広報。全国矯正展のほか各矯正施設において実施。

■再犯防止シンポジウム(H27~)

(株)⼩学館集英社プロダクションと共同で企画・開催

<参観実施⼈員の推移>

■法務少年支援センター(少年鑑別所)

地域の⾮⾏・犯罪の防⽌や⻘少年の健全育成を⽀援。児童・⽣徒等への法教育授業,学校・福祉等の関係機関・団体への研修・講演(⾮⾏,⼦育ての問題等)等の啓発活動を実施。

H28法教育・講演・研修の実施件数:計1,195件(のべ48,494人)

法務少年⽀援センターのシンボルマークとキャッチフレーズ

全国矯正展

平成28年度再犯防⽌シンポジウム

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Page 3: 法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

更生

保護

サポ

ート

セン

ター

によ

る保

護司

活動

の推

○保護司・保護司会の地域における活動拠点。

○保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

○地域の関係機関・団体との連携推進や保護司の処遇活動に対する支援を実施。

○平成20年度から整備し,平成28年度末までに全国459か所に設置。本

年度新たに42か

所を増

設予定

(全

国合

計501か

所)。

サポートセンターの機能・効果

保護

司の

行う処

遇活

動へ

の支

地域

支援

ネットワークの

構築

地域

に根

ざした犯

罪・非

行予

防活

動の

推進

地域

への

更生

保護

活動の情報発信

・保

護観

察対

象者

やその

家族

との

面接

場所

の提

供・保護司の処遇活動に関する相談への対応

・保護司同

士の

処遇

協議

や情

報交

換等

・地域の様々な機関・団体との処遇協議等の連携

教育

委員会

・学

校,児

童相

談所

,福

祉事

務所・

社会福祉協議会,警察・少年センター,ハローワーク

・地域のニーズ等を踏まえた犯罪予防活動の企画・実施

・一

般住

民か

らの

非行

相談

の実

・更生保護や保護司会活動に関する情報の発信

・保護司適任者の確保

・保護司活動インターンシップの企画・実施

○自宅での面接に不安や恐怖心を抱えている保護司が,サ

ポセンで面

接ができるようになった

○新任保護司の「駆け込み寺」となり不

安の

軽減

につながった

○協力雇用主や地方公共団体との協議の場として活用され,連

携が

促進

された

○サポセンを拠点として活動することで,保護司・保護司会活動が活発になった

○地域の安全・安心のため,地域住民等から保護司・保護司会活動に求められる役割が大きくなっている

サ ポ セ ン の

効 果 ( 保 護 司 の 声 )

設置

により地

域での

支援

ネットワークが

拡大

05101520 ※平成25年度までに設置された90か所の1か所当たりの平均実施回数

保護司会における関係機関との協議会実施回数

1.3回

15.2回

サポートセンター

設置前

サポートセンター

設置後

設置

により保

護司

の活

動意欲

が向

上し,活

動が

活発

保護司会活動の活性化について

活性

化した

(92

.5%

変わ

らない

(7.0%)

その

他(0.5%)

※平成27年度までに設置された446地区に対する調査結果

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Page 4: 法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

更生保

護の

理解

(保

護司

候補

者)

保護

保護司候補者検討協議会

保護

司活

動インターンシップ

更生

保護

の理

解を深

める機

会の

提供

町内会関係者や教育関係者等地域の事情に通じてい

る者

から,保

護司

適任

者に関

する情

報を幅

広く得

る。

地域住民又は地域の関係機関・団体に所属す

る者等に更生保護活動を体験する機会を提供。

地域住民を対象に更生保護についての関心

を高

めるとともに,理

解を深

める機

会を提

供。

理解

意欲

関心

幅広

い層

に対

して,興

味・関

心を広

げるための

取組

を行

うとともに,「更

生保

護インターンシップ」等

による

体験

活動

等,個

々の

関心

・理

解の

度合

いに対

応した計

画的

なきめ細

かい取

組を通

じて,更

生保

護に対

する理

解者

を拡

大するとともに,更

生保

護ボランティアの

中長

期的

な確

保を図

る。

更生

保護

に対

する国

民の

理解

の拡

大・更

生保

護ボランティアの

中長

期的

確保

に向

けた取

組について

理解・協力の

深まり

⇒更生保護の理解者を拡大

⇒理

解・参

画意

欲を向

⇒保護司適任者の情報を幅広く確保

対策

更生

保護

に対

する国

民の

理解

が十

分得

られ

ていない。また,更

生保

護に関

心を示

す地

域住

民を更

生保

護ボランティアへ

とつなぐ仕

組み

がないため,更

生保

護ボランティアの

なり手

を確

保しづらい。

課題

認知

協力

雇用主

BBS

会員

更生保

護女性

会員

戦略

的な広

報・情

報発

⇒更生保護の認知拡大

“社会を明るくする運動”を始めとした更

生保護を身近に感じてもらえるような魅

力ある情報を幅広い層に発信。

地域

住民

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Page 5: 法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

更生

保護

ボラ

ンテ

ィア

(更

生保

護女

性会

,B

BS

会)

の活

動に

つい

更生保護女性会

BBS会

▲更

生保

護施

設の

入所

者が

退所後

に円

滑に自立生活を送れる

よう開

催している料

理教

▲少年院の入所者の情操を育むとともに,少年た

ちが退院後,自分たちで身支度ができるようにと縫

い物

教室

を開

▲子育てに悩む母親を招待し,親子の絆を

深めるための子

育て支援

活動を開

▲地元の子どもたちとともに,ものづくりや自然とのふれ

いあいを通

じて,情緒

を育んだり,仲

間との

協調

性を伸

ばす活動を実施

▲ともだち活動や学習支援を通じて,非行をし

た少年たちの相談を受け,勉強をサポート

▲子

どもたちの

「兄

」や

「姉」の目

線で,家

族や

友人

のことなど身

近な話

題について話し合

い。

犯罪や非行のない明るい地域社会の実現に寄与することを目的として,犯罪や非行を予防するための啓発活動や,

犯罪をした者等の立ち直りを支える活動を行うボランティア団体。(全国約16万5千人)。

非行

少年

の「兄

」や「姉」のような身

近な存

在として,非

行少

年と一

緒に悩

み,一

緒に学び,一

緒に楽

しむ青

年ボラン

ティア団体。(全国約4,500人)。

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Page 6: 法務省資料更生保護サポートセンターによる保護司活動の推進 保護司・保護司会の地域における活動拠点。 保護司会が市町村や公的機関の施設の一部を借用するなどし,経験豊富な「企画調整保護司」が常駐。

“社

会を明

るくする運

動”~

犯罪

や非

行を防

止し,立

ち直

りを支

える地

域の

チカラ~

“社会

を明

るくする運

動”とは

幸福

(しあわ

せ)の

黄色

い羽

根について

「幸

福の

黄色

い羽

根」の

はじまり

最近

の取

中央

推進

委員

会委

員長

:法

務大

臣■

地域が一体となって犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする法務省主唱の全国的な運動。

■昭和26年から続

く運

動で,毎

年,7月

を強調月間とし,平成29年で第67回。

■宣言「犯罪に戻らない・戻さない」に一層の推進が掲げられ,全国各地の活動(住民集会,学校との連携事業等)に

延べ

約283万

人(第

66回

)が

参加

■長崎地区保護司

会が

考案

。■

刑期を終え出所した男性をあたたかく迎える夫婦愛を

描いた映画『幸福

の黄

色いハ

ンカチ』(昭和52年・山田

洋次監督)にヒントを得たもの。

■本運動の正式な広報資材として,

全国的に活用。

■「あやまちを犯した人の立ち直りを

地域社会で支えよう」という,運動の

趣旨への賛同のあかし。

■「再

犯防

止推

進の

ための

国・地

方・民

間会

合」を,安

倍総

理出

席の

もと,総

理官

邸で開

催。

国民に立ち直り支援への協力を求める総理からのメッセージ。

■第65回強調月間の数日間等に安倍総理をはじめ閣僚が「幸福の黄色い羽根」を着用。

■第62回より映画

との

タイアップポスターを作成。

■再犯防止推進法に定める再犯防止啓発月間が7月とされていることに鑑み,その趣旨を踏

まえた活動を実施

特に若

年層

に向

けた取

■ツイッターによる情報発信。

■キャラクターや着

ぐるみ

を活

用した広

報展開。

■鉄拳氏による“社会を明るくする運動”パラパラマンガやCM動画の放映。

■「吉本興業」と連携したイベントの開催

更生保護のマスコットキャラクター

更生

ペンギンの

ホゴちゃんとサ

ラちゃん

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